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ドイツで87歳の女性が犬にかまれて死亡し、犬は強制的に殺処分された






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(Zusammenfassung)
Die alte Dame war demnach zu Besuch bei Angehörigen, als deren Hund sie im Garten mehrfach biss.
Der zweieinhalb Jahre alte Hund verletzte die Seniorin so schwer, dass sie infolge des Angriffs starb!


 最近のことですが、ドイツ、ラインラント・プファルツ州で87歳の高齢女性が犬に襲われて死亡しました。その犬は行政により没収され、強制的に殺処分される決定がされました。ドイツでは狂犬病の疑いがある犬のほか、法律で飼育等が禁止されている犬種の犬の無許可飼育、不適正飼育者の動物、咬傷事故を起こした犬、行動などから危険と判定された犬などを行政が没収して、強制的に殺処分する権限があります。なおこのような制度は日本にはありません。人をかみ殺した犬であっても、飼い主が拒否すれば行政が強制的に殺処分する法的根拠はありません。なおドイツでは犬猫とも、野良徘徊動物は行政が捕獲して殺処分もします。「ドイツでは公的な殺処分がない。そのための施設もない」と日本で流布されていますが、荒唐無稽なデマです。


 今年の1月に、ドイツ、ラインラント・プファルツ州で高齢女性が犬にかまれ死亡しました。なおその犬は、死亡した女性の親戚の飼犬です。それを伝えるニュースソースから引用しま。。


AMERICAN BULLY FÄLLT ÜBER SENIORIN HER 87-Jährige stirbt nach Hundebissen Tier beschlagnahmt, Gutachter entscheidet über Einschläferung 「アメリカン・ブリー・ドッグが高齢者を攻撃 犬に噛まれた87歳の女性が死亡 犬は行政に没収され、専門家(行政獣医師)は犬の安楽死を決定した」 2023年1月11日

Neuhofen – Horror-Attacke in Rheinland-Pfalz: Dort griff ein American Bully eine 87-Jährige an.
Der zweieinhalb Jahre alte Hund verletzte die Seniorin so schwer, dass sie infolge des Angriffs starb!
Laut Polizei geschah die Tragödie am Mittwoch gegen 14 Uhr in Neuhofen in der Verbandsgemeinde Rheinauen (Rhein-Pfalz-Kreis).
Eine Polizeisprecherin: „An der Verstorbenen konnten erhebliche Verletzungen festgestellt werden, die von den Bissen stammen dürften. Der Hund wurde vom Ordnungsamt in Verwahrung genommen. Die Kriminalpolizei hat die Ermittlungen zu den Umständen des Todes aufgenommen.“
Ein Gutachter entscheidet, ob der Vierbeiner eingeschläfert wird.

ノイホーフェン – ラインラント・プファルツ州での、怖ろしい犬による攻撃: アメリカン・ブリー・ドッグが87歳の高齢者を攻撃しました。
2歳半の犬が高齢の女性をひどく傷つけたので、その攻撃により女性は死亡しました!
警察によると悲劇は水曜日の午後2時ごろに、ノイホーヘンのライナウエン自治区(ラインラント・プファルツ州)で発生しました。
警察の女性広報官によれば、「亡くなった高齢女性は、犬による咬傷によるものと思われる重傷を負っていることが判明しました。 その犬は警察署によって収容されました。 警察の刑事課は、その女性の死亡の状況の捜査を開始しました」としています。
専門家は、4 本足の友人(犬のこと)を安楽死させるかどうかを決定します。



 ドイツ、ラインラント・プファルツ州では、行政による犬の強制殺処分の権限について、州法で明文化しています。同様の法律の規定は、ドイツの全ての州にあります。それを示します。


Landesgesetz über gefährliche Hunde (LHundG) Vom 22. Dezember 2004 (GVBl S. 576) 「ラインラント・プファルツ州 危険な犬に関する州法」


§7
Anordnungsbefugnisse
(2) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines gefährlichen Hundes anordnen, wenn
1. Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass durch die Haltung des Hundes eine erhebliche Gefährdung für Menschen oder Tiere ausgeht und
2. die amtliche Tierä'rztin oder der amtliche Tierarzt der Tötung zustimmt.

7条
行政が命令を出す権限
(2) 管轄する当局は、次の場合、危険な犬の殺害を命じることができます。
1号 その事実により、犬を飼い続けることことが人間や動物に重大な危険を及ぼすという仮定が正しいとされ、
2.号 行政獣医師が殺害に同意した場合。



(動画)

 Nach tödlicher Attacke: "Listenhund Chico" wurde eingeschläfert 「致死的な咬傷事故の後に『禁止犬種の』チコは安楽死させられました」 2018年4月17日

Kampfhund „Chico", der seine Halterin und dessen Sohn totgebissen hatte, wurde eingeschläfert.
Das meldet die Bild-Zeitung.
Ein Experten-Team hat entschieden, das Tier zu töten, nachdem es zuvor untersucht worden war.

飼い主と息子をかみ殺した闘犬種の「チコ」をは安楽死させられました。
Bild紙(新聞)が報じました。
行政の専門家チームは、犬をを調べた後に殺すこととしました。


 ドイツでは概ね人口比で、日本の4倍以上の犬の咬傷事故があります。この動画は今回取り上げた犬による死亡咬傷事件とは別です。今回取り上げたラインラント・プファルツ州の犬の死亡咬傷事故は、動画ではありませんでした。重大な犬の咬傷事故は、ドイツでは日本ほど珍しいものではありません。

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わずか1日で32頭の犬が毒餌で殺傷された~ドイツ、フランクフルト市






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(Zusammenfassung)
In Deutschland werden Hunde sehr oft durch Gift getötet.
In Frankfurt wurden an nur einem Tag 32 Hunde vergiftet und verletzt.


 私は何度も「ドイツでは犬の毒殺事件の発生が極めて多い。年間で発見される犬の毒餌は数千例もある。ベルリンやミュンヘンなどの大都市では、殺傷される犬は1都市だけでも年間数十頭ある」ことを記事にしています。今年9月にもヘッセン州フランクフルト市では、公営の犬のドッグラン等に犬を狙った毒餌がおかれ、わずか1日で32頭の犬が殺傷されました。昨年もフランクフルト市では同様の事件が起きています。合計6,000ユーロ(85万円余り。1ユーロ=142円)という高額の犯人に関する情報提供への報奨金が提供されるとしていますが、未だに犯人は逮捕されていません。


 サマリーで示した、ドイツ、ヘッセン州における犬の大量毒餌殺傷事件を報じるニュースソースから引用します。


ZWÖLF TIERE MIT HEROIN VERGIFTET 6000 Euro Belohnung für Hinweise auf Hunde-Hasser 「ヘロインで毒殺された12頭の犬 犬嫌(犬を毒殺した犯人)に関する情報提供に対して6,000ユーロの報奨金が提供される」 2022年9月26日

Frankfurt – Beim Giftköder-Anschlag im Bonifatiuspark im Frankfurter Stadtteil Riedberg kamen 12 Hunde ums Leben.
Nach BILD-Informationen mussten 20 weitere Hunde mit Vergiftungssymptomen zum Tierarzt.
Jetzt haben die Hunde-Besitzer und Tierfreunde des Vereins Tier Schutz Engel Rhein Main eine Spenden-Initiative gestartet: Wer den Täter überführt, oder einen entscheidenden Hinweis liefert, bekommt das Geld!
Freitag, 16. September 2022: Bei der ersten Gassi-Runde gegen 8 Uhr im Bonifatiuspark fressen 30 Hunde von den dort verteilten Gift-Ködern.
Der oder die Täter hatten Gift, vermutlich Heroin, in Hackfleisch gemischt und die Köder unter Bänken, an Ecken und hinter Grünpflanzen versteckt.
Bereits am Montag, 19. September, hatte die T ierschutzorganisation Peta 1000 Euro Belohnung für denjenigen ausgeschrieben, der den entscheidenden Hinweis auf den oder die Täter liefert.
Die Ermittler zogen wenige Tage später nach, setzten ebenfalls 1000 Euro Belohnung aus.
Nun sammeln die Besitzer der toten Hunde und die Tierfreunde der TierSchutz Engel Rhein Main ebenfalls!
Aktuell sind bei ihnen 4121 Euro im Topf.
Macht insgesamt 6121 Euro!

フランクフルト市 – フランクフルト市のリートベルク地区にあるボニファティウス公園での毒餌攻撃で、12頭の犬が死にました。
BILD(=マスコミ)が得た情報によると、中毒症状のある他の20頭の犬が獣医で治療を受けなければなりませんでした。
現在、犬の友人であるティア・シュッツ・エンジェル・ライン・マイン(Tier Schutz Engel Rhein Main)協会(=動物保護団体)と犬の飼主は、(犯人の情報提供者への報奨金のための)寄付の取り組みを始めました。
2022年9月16日金曜日に: ボニファティウス公園で、午前8時頃散歩中に、最初に30頭の犬がそこに置かれた毒餌を食べました。
犯人はおそらくヘロインと思われる毒をひき肉に混ぜ、餌をベンチの下や隅に、または植栽の陰に隠していました。
9月19日月曜日に動物保護団体PETAは、犯人の決定的な手がかりを提供した人に1,000 ユーロの報奨金を提供することとしました。
警察は数日後にそれに続き、1,000ユーロの報酬をさらに提供することにしました。
現在、死んだ犬の飼主と、犬の友人であるティア・シュッツ・エンジェル・ライン・マイン(Tier Schutz Engel Rhein Main)協会(=動物保護団体)も、(提供する報奨金のための)寄付を集めています!
犬の飼主らは現在、4,121ユーロをあ集めました。
合計で提供できる報奨金は、6,121ユーロ(85万円余り)になります。



(動画)

 Hundehasser vergiftet in Frankfurt mindestens elf Hunde | maintower 「犬嫌いがフランクフルトで少なくとも11匹の犬に毒を盛る」 2022年9月20日 今回取り上げた、フランクフルト市内での犬毒餌殺傷事件。




 今のところ、毒餌で犬を殺傷した犯人は逮捕されていません。残念ながら、ドイツでは犬の毒餌攻撃は非常に頻繁に起きますが、犯人逮捕に至った例は極めてまれです。 フランクフルト市では昨年も犬が殺傷される毒餌事件がありました。しかし犯人逮捕には至っていません。


(動画)

 Giftköder in Frankfurt | maintower 「フランクフルト市での毒餌」 2021年 今回取り上げた今年9月16日に発生した事件とは別の、同じくフランクフルト市で1年前に起きた犬の毒餌による同様の殺傷事件。ドイツでは頻繁に犬を狙った毒餌事件が起きます。




(動画)

 Giftköderattacken, mehrere Hunde tot | maintower 「毒餌攻撃、数匹の犬が死亡」 2022年9月24日

 今回取り上げたフランクフルト市とはまた別の、同時期に起きた犬の毒餌による殺傷事件。同じくヘッセン州ですが、フランクフルト市ではなくランゲン市です。毒餌は一部は公共の場ではなく、個人の庭にも置かれました。ドイツでは、犬を狙った毒餌攻撃が異常なほど多い国です。

カドミウム、有害な消毒薬、サルモネラ菌で汚染されリコールされるドイツのペットフード〜「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務」というデマ記事






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(Zusammenfassung)
In Deutschland wird Hundefutter oft zurückgerufen.
Die Ursache ist ein zu hoher Gehalt an schädlichen Desinfektionsmitteln, Cadmium, Salmonellen und Vitamin D.


 記事、
頻繁に犬猫殺処分薬がペットフードに混入しリコールされるアメリカ〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事
続・頻繁に犬猫殺処分薬がペットフードに混入しリコールされるアメリカ〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事
イギリス製のキャットフードで500匹以上の猫が死傷した〜日本のドッグフードは遅れているというデマ記事
カビ毒や病原菌で頻繁に汚染されるカナダのペットフード〜日本のペットフードは遅れているというデマ記事
家畜の糞便をペットフード原料に含めて良いドイツ〜「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務」というデマ記事
の続きです。
 日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリス、カナダと比べれば著しく遅れている」という情報があります。しかしこれは偏向です。連載記事ではアメリカではペットの安楽死に用いる麻酔薬がペットフードに混入し、リコールが頻繁に発動されていることを書きました。食べた犬が死ぬ事件も起きています。今回は「ドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています」が真っ赤な嘘であることを述べます。ドイツは他の多くの国と同じく、ペットフードと人の食品の品質基準の根拠となる法律が異なります。ドイツでもペットフードのリコールは頻繁に起き、有毒な消毒薬や高濃度のカドミウムが混入した例も最近あります。



 サマリーで述べた、「日本のペットフードの品質は動物愛護先進国のアメリカ、ドイツ、イギリスなどの動物愛護先進国に比べて劣る」というソースから引用します。


ペット先進諸国アメリカと日本のドッグフードの違い ~安全基準、医療、法律など

ペット先進国と言われるのは、アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツなどの欧米諸国です。
これらの国では動物愛護、動物に関する法律、ドッグフードの品質管理、医療面でも進んでいます。
日本と、海外の犬を取り巻く事情を比較していくと、やはり日本はまだまだ遅れているように感じます。
ドッグフードの面でも大きな違いがあります。
特にドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています。



 上記の特にドイツでは人間でも食べることが出来る品質の原料の使用が義務づけられています」という記述が真っ赤な嘘であることは前回記事で述べました。ドイツでは人の食品の品質基準とペットフードとは根拠となる法律が異なります。ドイツの法律によるペットフードの品質基準では、ペットフードの原料に家畜などの糞便を含めても良いのです。
 今回は、ドイツにおいても頻繁にペットフードのリコールが発動されていることを述べます。驚くことに有害な消毒液や重金属であるカドミウムの混入も珍しいことではありません。以下にいくつかの実例を上げます。


(動画)

 Warnung: Rückruf von Aniforte Barf-Zusatz wegen Ethylenoxid im Moringa-Pulver / Nature Trails 「ネイチャートレイル社のモリンガパウダー(ドッグフード)に有害な消毒薬エチレンオキシドが含有されていたためにリコールされた」 2021年7月24日

Uns wurde weitergeleitet, dass sich leider Ethylenoxid im Moringa-Pulver befindet.
Ethylenoxid ist giftig für euren Hund!
Besonders, wenn ihr dies über einen längeren Zeitraum gebt!

残念ながら、モリンガパウダー(ドッグフードの添加物)にはエチレンオキシド(有害なな消毒薬の成分)が含まれているとのことです。
エチレンオキシドはあなたの犬にとって有毒です!
特にこれをより長期間与えると!





Auf keinen Fall verfüttern Achtung: Bundesweiter Rückruf von Hundefutter 「いかなる状況でもこれらの餌を与えないでくださいと警告します:ドッグフードのドイツ全土のリコール」 2021年2月23日

Rückruf in Deutschland: Bei zwei beliebten Hundefuttermarken gibt es einen aktuellen Rückruf.
Das Futter kann gesundheitsschädlich für die Tiere sein.
Trockenfutter könnte gefährlich für Hunde sein und Nieren schädigen.
Betroffen sind die Marken Pedigree und Chappi.
Wird es über einen längeren Zeitraum in sehr hohen Mengen konsumiert, kann es sogar zu äußerst ernsten gesundheitlichen Einschränkungen bei Hunden führen, einschließlich Nierenfunktionsstörungen.
Grund ist erneut ein überhöhter Vitamin-D-Gehalt.

ドイツでの製品リコール:現在、2つの人気のドッグフードのブランドのリコールがあります。
フードは犬の健康に害を及ぼす可能性があります。
これらのドライフードは犬にとって危険であり、腎臓に傷害を与える可能性があります。
ペディグリーとチャッピーのブランドがリコールされています。
実際に長期間にわたって非常に大量にこれらのドッグフードを摂取すると、腎臓の機能障害など犬に非常に深刻な健康上の問題を引き起こす可能性があります。
その理由は過剰なビタミンDの含有量です。



Fressnapf ruft Produkte wegen Salmonellen und zu hohem Cadmium-Gehalt zurück 「フレスナプフ(Fressnapf)社(ドイツ最大手の生体販売ペットショップチェーン)はサルモネラ菌とカドミウム含有量が高濃度で含まれているために製品(ドッグフード)をリコールします」 2019年7月

Achtung, Produktrückruf! In mehreren Futterprodukten wurden bei der Zoofachhandlungskette Fressnapf gesundheitsschädliche mikrobielle Belastungen mit Salmonellen und zu ein hoher Cadmium-Gehalt festgestellt.
Kunden, die diese Produkte gekauft haben, sollten diese auf keinen Fall ihren Hunden füttern.

注意、製品のリコール! ペットショップチェーンのフレスナプフ(Fressnapf)社のいくつかのペットフード製品で、サルモネラ菌による有害な微生物汚染と高いカドミウム含有量が見つかりました。
これらの製品を購入した顧客は、いかなる状況でも犬にそれらを与えてはなりません。



(動画)

 Fressnapf-Rückruf: Hundefutter könnte Cadmium und Salmonellen enthalten 「フレスナプフ(Fressnapf)社のリコール:ドッグフードにはカドミウムとサルモネラ菌が含まれている可能性があります」 2019年7月30日
 家畜の糞便がペットフードの原料に含まれても合法な国(ドイツ)ですからね。それにしても消毒薬や極めて有害な重金属のカドミウムがどうしてペットフードに混入するのか、そのほうが不思議。

妊娠中の犬に銃を撃ち瀕死の重傷を負わせ生き埋めにしたブリーダー〜ドイツ






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(Zusammenfassung)
Schwerwiegende Tierquälerei durch Hundezüchter


 現在ドイツでは、ほとんど犬の生産は行われていません。正規の犬ブリーダーが、VDH(全ドイツケネルクラブ)に血統書申請を行った子犬の数は2017年には7万頭台にまで激減しています。対して合法非合法問わず、ドイツが輸入する犬の数は年間50万頭とされています。法律を順守してVDHの基準を満すとなれば、ドイツでは犬ブリーダーは利益が出る業種ではなくなっているのかもしれません。そのような背景もあり、ドイツでは無認可犬ブリーダーの犬虐待や、認可を付けているブリーダーでも詐欺などの違法行為が多く発生します。


 サマリーで述べたとおり、ドイツでは無認可犬ブリーダーの犬虐待事件や、認可を受けたブリーダーでも輸入子犬を自社生産と偽って高額で販売する詐欺などの犯罪が多く発生しています。すでに「まとも」にやれば、ドイツでは犬ブリーダーは利益が出る事業ではないのかもしれません。
 良質な犬ブリーダーに代わり、無認可の動物虐待犬ブリーダーや、認可を受けているブリーダーでも安く外国から子犬を輸入して自社生産品として高額で売る詐欺を働いたりという事件が絶えません。以下に具体例を取り上げます。


Hund erschossen, “weil sie schwanger war” –Gefängnis ohne Bewährung 「『その犬が妊娠していたので』銃で撃たれたー執行猶予なしの実刑判決」 2021年3月2日

Dem Angeklagten Erwin S. konnte mit Hilfe pathologischer Untersuchungen nachgewiesen werden, dass er seine acht Jahre alte Zuchthündin “Nena” mit 2 Schüssen grausam getötet hatte.
Dazu hatte er sie zunächst mit einer 9 mm Patrone zwischen die Augen in den Kopf geschossen.
Der Schuss war zu tief angesetzt und die Kugel traf nicht das Gehirn, sondern zerstörte “nur” durch die Nasenbeine, den Gaumen und die Zunge und verletzte die Hündin schwer.
Danach verließ der Schütze seine am Boden leidende, mit 11 Welpen trächtige Hündin im Todeskampf.
Geraume Zeit danach schoss er die Hündin in den Brustkorb, traf aber auch nicht direkt das Herz, sondern zu weit vorne, so dass der Todeskampf der Hündin noch einen Moment länger andauerte.
Der Richter nannte es “eine barbarische Hinrichtung“.
Anschließend vergrub Herr Erwin S. die Hündin auf seinem Grundstück, wo sie später von der Polizei wieder ausgegraben wurde.
Das Veterinäramt war spätestens seit 2017 über die tierschutzwidrige Hunde-Haltung und den Verdacht auf untergeschobene Welpen informiert.
Bis heute gibt es keine §11er Erlaubnis nach Tierschutzgesetz zum Verkauf der Hunde.
Bis heute gibt es nicht einmal ein Tierhalteverbot.
Am Ende verurteilte der Richter Erwin S. zu einer Gesamtstrafe von 2 Jahren und 3 Monaten Haft und das, auch auf Grund seiner Sozialprognose und eines Vorstrafenregisters mit 6 Eintragungen, ohne Bewährung!

アーウィン・S被告人が8歳の繁殖雌犬「ネナ」を2発の銃弾で残酷に殺したことを、病理学的検査の助けを借りて証明することができました。
被告人は最初に雌犬の目と目の間に、9mmのカートリッジピストルで雌犬の頭を撃ちました。
銃撃の角度が深すぎて弾丸が脳に達することはありませんでしたが、鼻骨、口蓋、舌を通して「単に」組織が破壊され雌犬に重傷を負わせました。
被告人は地面に倒れて苦しんでいる、11匹の子犬を妊娠していた雌犬の苦痛を長引かせました。
大分たってから被告人は雌犬の胸を撃ちましたが、あまりにも心臓から遠くで直接当たることはなく、雌犬の苦痛はさらに長く続きました。
裁判官はそれを「野蛮な処刑」と言いました。
それからアーウィン・S被告人は犬を自分の所有地に埋め、雌犬は後に警察によって再び掘り起こされました。
獣医局(動物取扱業者の所管行政組織)は遅くとも2017年以来、被告人の動物保護法違反と子犬の繁殖の疑いについて通報を受けていました。
被告人は今日まで、動物保護法11条による犬の販売に関する認可を受けていません。
現在まで被告人は動物の飼育は禁止されていません。
結局裁判官はアーウィン・S被告人に懲役2年3か月の刑を言い渡しましたが、その根拠は被告人を執行猶予としても改善が期待できないことと、執行猶予なしの6件の実刑判決の前科があることです。


(動画)

 Illegaler Welpenhandel: Mieses Geschäft mit Hunde-Babys | Markt | NDR 「違法な子犬の取引:お粗末な子犬のビジネス| マーケット」 2020年10月20日公開

 本文でも書きましたが、現在ドイツで全ドイツケネルクラブで血統書が発行される犬(合法的に、ドイツの厳しい飼養基準を満たして繁殖された子犬)は、わずか年間7万頭台です。ドイツでは、犬ブリーダーはほぼ壊滅した業種です。50万頭が違法合法含めて東欧などから輸入され、インターネットで販売されます。
 ドイツの犬の飼養基準はたしかに厳しいのですが、それを順守して利益を出すことはほぼ不可能になっています。残るのは無認可の違法ブリーダーか、東欧などで劣悪飼育された密輸も含む安価な子犬です。

Die todkranken Welpen stammen oft aus Ost-Europa und werden über eBay-Kleinanzeigen angeboten.
末期の病気の子犬はしばしば東ヨーロッパから輸入されて、eBay(ヨーロッパの大手インターネット販売ポータル)の広告で販売されます。


犬の毒殺事件が頻発するドイツ






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(Zusammenfassung)
In Deutschland werden Hunde sehr oft durch Gift getötet.


 私は何度も「ドイツでは犬の毒殺事件の発生が極めて多い。ベルリンやミュンヘンでは犬の殺傷を狙った毒餌が数千も見つかる。殺傷される犬は1都市だけでも数十頭ある」ことを記事にしています。ドイツでは、犬の毒餌情報の共有アプリ(犬の飼主が毒餌を見つけた位置を登録してユーザーでその情報を共有する)が普及しています。それほど犬の毒餌攻撃が身近だということです。最近も多くの犬の毒餌による死傷事件が報道されています。


 サマリーで述べた「ドイツでは犬の殺傷を狙った毒餌事件が極めて多い」ことを取り上げた私の記事では、主に以下のようなものがあります。

毎日のように犬が毒餌被害に遭うか未遂事件が起きるミュンヘン~犬への毒餌攻撃のドイツでの拡散
ドイツ、ミュンヘン市とその周辺では毎日のように犬が毒餌の被害に遭うか未遂がある
ドイツでは2015年だけで2500箇所以上で犬の毒餌が見つかり、116頭の犬が毒餌により殺害され、150頭以上が負傷した

 現在においても、ドイツにおいては犬の殺傷を狙った毒餌事件が頻繁に発生しています。最近も多数の事件が報道されています。具体例をいくつか例示します。


Achtung! Verdacht auf Giftköder für Hunde! 「警告! 犬の毒餌が撒かれている疑いがあります」 2021年8月18日 ベルリン州広報

Es besteht der begründete Verdacht, dass im Bereich Säntisstraße / Daimlerstraße, 12277 Berlin, Giftköder ausgelegt wurden.
Schon nach Aufnahme kleiner Mengen des beinhalteten Giftstoffes besteht eine akute Lebensgefahr für Hunde!

犬の毒餌がベルリンの12277地区ゼンティスシュトラーセからダイムラーシュトラーセにかけて犬の毒餌が置かれた、十分に証拠のある疑いがあります。
含まれている毒物を少量摂取しただけでも、犬の生命に深刻な危険を及ぼします!



Giftkoeder alarm in koenigsbrunn:Drei Hunde tot! 「犬の毒餌警告:ケーニヒスブルン:3頭の犬が死ぬ!」 2021年9月2日

In Königsbrunn sind nach RT1-Informationen drei Hunde durch Giftköder gestorben.
Die Hunde haben die Giftköder vermutlich vor ein paar Tagen im Nordosten von Königsbrunn gefressen und danach eindeutige Vergiftungserscheinungen gezeigt.

RT1(マスメディア)の情報によると、ケーニヒスブルンでは3頭の犬が毒餌で死にました。
犬はおそらく数日前にケーニッヒスブルンの北東で毒餌を食べ、その後明らかな中毒症状を示しました。



Hund frisst Giftköder in Esslingen 「エスリンゲンで犬が毒餌を食べました」 2021年9月6日

Ein Hund hat am Sonntagvormittag im Esslinger Stadtteil Sirnau vermutlich einen Giftköder gefressen.
Das Tier musste in eine Klinik gebracht werden.
Kurzhaardackel wohl im Esslinger Stadtteil Sirnau Hackfleisch gefressen hatte, in dem sich vermutlich Rattengift befand.

その犬はおそらく、エスリンゲンのジルナウ地区で、日曜日の朝に毒餌を食べました。
犬は獣医診療所に連れて行かなければなりませんでした。
ショートヘアードダックスフントはエスリンゲンのジルナウ地区でミンチ肉を食べたと思われ、これにネズミ殺鼠剤の毒が含まれていると考えられます。



12 tote Schlittenhunde in Dobel: Polizei ermittelt 「ドーベルで12頭の橇犬が死ぬ:警察が捜査中」 2021年9月7日

Dobel im Landkreis Calw sollen einem Bericht der "Bild"-Zeitung zufolge zwölf Schlittenhunde getötet worden sein - nun ermittelt die Polizei wegen des Verdachts auf Tierquälerei.
Laut dem Facebook-Post hatte eine Schlittenhunde-Besitzerin die Tiere gemeinsam mit weiteren Hunden nach Dobel gebracht, dort vorschriftsmäßig versorgt, auf dem Gelände herumlaufen lassen und für die Nacht wie immer in Boxen untergebracht. Am nächsten Morgen habe sie zwölf der insgesamt 26 Hunde tot vorgefunden.

「ビルト」紙の報道によるとカルヴ地区のドーベルで、12頭のそり犬が殺さたとされています−警察は現在、動物虐待の疑いで捜査しています。
Facebookの投稿によると、そり犬の飼い主は他の犬とともに犬たちをドーベルに連れて行き、その場所で訓練をしてちゃんと世話をし、いつものように夜になる前にケージに犬を入れました。
翌朝飼主らは合計26頭の犬のうち、12頭が死んで亡いるのを発見しました。


(動画)

 Wurden Hunde vergiftet in Waiblingen-Hegnach? 「犬はワイブリンゲン-ヘグナッハで毒殺されたのでしょうか?」 2020年7月1日
 ドイツではこの動画にあるように、しばしば多数の犬が殺傷される毒餌事件が発生します。しかし犯人が捕まることはほぼありません。

Zehn Hunde hatten in dem kleinen Waiblinger Teilort Hegnach Vergiftungserscheinungen.
Zwei sind gestorben.
Hat jemand Rattengift ausgelegt?

ヘグナッハの小さな町、ワイブリンゲンで10頭の犬が毒物による症状を示しました。
2頭が死にました。
何者かが殺鼠剤を仕掛けたのでしょうか?


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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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