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なぜ犬猫安楽死薬が入手できなくなったのか~二酸化炭素の殺処分反対は反動物福祉となった






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Domestic/inländisch

 記事、
二酸化炭素死は安楽死である~二酸化炭素の殺処分反対は反動物福祉となった
「注射は安楽死」という無知蒙昧~二酸化炭素の殺処分反対は反動物福祉となった
の続きです。
 「二酸化炭素死は安楽死ではないから反対」という、犬猫愛護(誤)活動が数年来先鋭化していました。そのために多くの動物愛護センターは二酸化炭素殺処分の設備を廃棄したりして、「動物愛護の先進度」をアピールしていました。現に、二酸化炭素による殺処分を廃止したとする自治体が多数あります。しかし実はむしろ二酸化炭素による殺処分を廃止したことにより、より苦痛な殺処分方法が採用され、動物福祉の後退を招いています。それは安楽死に用いる麻酔薬、ペントバルビタールの入手が困難になり、代わりに筋弛緩剤の単独投与で殺処分を行う愛護センターが出てきているからです。筋弛緩剤の単独投与による致死処分は安楽死ではありません。苦痛を伴う死です。



 前回、前々回の記事では、犬猫の殺処分で用いられる安楽死薬のペントバルビタールが日本では入手ができなくなっている事を書きました。それ以前から動物愛護活動家らが二酸化炭素による殺処分に強硬に反対していました。そして「注射による安楽死」を求めてきました。そのために公的機関(愛護センター)は二酸化炭素による殺処分を廃止し、二酸化炭素の殺処分設備を廃棄したところもあります。そして動物愛護(誤)活動家らに、「動物愛護の先進性」をアピールしています。
 犬猫の安楽死に非常に良く用いられているペントバルビタールは、日本はほぼEU、特にドイツから全量を輸入しています。しかしEUは、事実上ペントバルビタールの輸出禁止しました。そのために一部の公的機関(愛護センター)は、筋弛緩剤の注射により犬猫の殺処分を行っています。しかし筋弛緩剤による殺処分は、安楽死ではありません。意識がある状態での窒息死だからです。

 多くに国で準拠されている、「全米医師会 動物の安楽死におけるガイドライン 2020年版(「以下、全米獣医師会安楽死ガイドライン」と記述する)」AVMA Guidelines for the Euthanasia of Animals: 2020 Edition*)においても、筋弛緩剤による殺処分は安楽死ではなく、許容できないとしています。なぜならば筋弛緩剤は麻酔効果はなく、意識下での大変苦しい窒息死だからです。対して二酸化炭素死は麻酔効果があり、推奨する安楽死方法としています。 
 つまり動物愛護(誤)活動家らの、「二酸化炭素による殺処分をやめよ」という運動は、著しい動物福祉の後退をまねいているのです。今回記事では、なぜ日本で犬猫の安楽死薬、ペントバルビタールの入手が困難になったのか、説明したいと思います。なおペントバルビタールの入手困難は、今後も続くと思われます。

 すでに前回、前々回記事で述べたことですが、EUは死刑制度を全廃し、他国にも死刑の廃止を求めています。対して例えばアメリカ合衆国は複数の州で死刑制度が存続しており、死刑執行においてペントバルビタールを使用することが一般的です。死刑に反対するEUは、死刑に用いられるペントバルビタールの輸出を2011年に禁止しました。動物の安楽死用には極めて厳しい輸出の承認が必要となりました。
 しかし死刑用ペントバルビタールの輸出禁止以降に、動物の安楽死用として違法に承認を得るなどして輸出する企業がドイツありました。日本はほぼドイツから輸入しています。そのためにドイツにおいては、動物の安楽死用のペントバルビタールの輸出においても、極めて厳しい要件が課されるようになりました。そのために事実上、日本はドイツからペントバルビタールの輸入ができなくなっています。

 以下に説明となる資料を引用します。まず最初に、ペントバルビタールがアメリカ合衆国で死刑に用いられていることと、そのために2011年にEUがペントバルビタールの輸出を禁止した経緯の説明です。日本は死刑制度がありますが絞首刑です。日本への輸出は、第3国への迂回輸出の可能性を排除することが目的と思われます。
 製薬会社による、日本へのペントバルビタールの違法輸出により製薬会社幹部が昨年刑事訴追されました。そのために今後はますます日本向けのペントバルビタールの輸出が困難になると思われます。


Lethal injection 「致死注射」(英語版ウィキペディア)

Lethal injection is the practice of injecting one or more drugs into a person (typically a barbiturate, paralytic, and potassium solution) for the express purpose of causing rapid death.
The main application for this procedure is capital punishment.
The drugs cause the person to become unconscious, stops their breathing, and causes a heart arrhythmia, in that order.
It is now the most common form of legal execution in the United States.
The export of drugs to be used for lethal injection was banned by the European Union (EU) in 2011, together with other items under the EU Torture Regulation.
Since then, pentobarbital followed thiopental in the European Union's ban.

致死注射とは、速やかに死に至らしめるという明確な目的のために、1つまたは複数の薬物(通常バルビツール酸、麻痺薬、およびカリウム溶液)を注射する行為です。
この手法の主な用途は死刑です。
薬物は人の意識を喪失せしめ、呼吸を止め、不整脈を発生させる(註 心停止)という順序で作用させます。
現在、それは米国で最も一般的な、法律で規定された死刑執行の方法です。
致死注射に使用される薬物の輸出は、EU拷問禁止規則に基づく他の品目とともに、2011年に欧州連合(EU)によって禁止されました。
それ以来欧州連合の輸出禁止命令で、ペントバルビタールはチオペンタールに続き輸出が禁止されました。



Exportverbot Pentobarbital: Anklage gegen MSD-Manager 「ペントバルビタールの輸出禁止:MSD(製薬会社)の管理職に対する刑事訴追」 2019年12月6日

Illegale Exporte?
Gegen drei Mitarbeiter der MSD-Tochter Vet Pharma Friesoythe wird wegen Ausfuhr von Pentobarbital Anklage erhoben.
Berlin - Wegen illegaler Exporte von Tierarzneimitteln hat die Oldenburger Staatsanwaltschaft Anklage gegen einen Geschäftsführer und zwei Mitarbeiter der Firma Vet Pharma Friesoythe im Kreis Cloppenburg erhoben.
Das Unternehmen habe von November 2017 bis Februar 2018 in fünf Fällen Tierarzneimittel ohne Genehmigung nach Japan und in die USA ausgeführt, sagte ein Sprecher der Staatsanwaltschaft am Freitag.
Die Arzneimittel enthielten den Wirkstoff Pentobarbital-Natrium und dürften nur nach einer speziellen Freigabe exportiert werden.
Für Verstöße gegen das Außenwirtschaftsgesetz sind Geld- oder Freiheitsstrafen bis zu fünf Jahren möglich.
Nach Recherchen des NDR und der Süddeutschen Zeitung geht es um mehrere Tonnen der Injektionslösung „Beuthanasia-D“ zum Einschläfern von Tieren.
Der enthaltene Wirkstoff, Pentobarbital, wird in US-Gefängnissen immer wieder dazu benutzt, Menschen hinzurichten, und fällt unter die EU-Folterrichtlinie.

違法輸出?
MSD子会社の、ヴェット・ファーマ・フリーザイト(Vet Pharma Friesoythe)社の3人の従業員は、(動物の安楽死薬)ペントバルビタールの輸出を担当しています。
ベルリン-オルテンブルク検察庁は、獣医用医薬品の違法な輸出に対して、クロッペンブルク地区の、ヴェット・ファーマ・フリーザイト(Vet Pharma Friesoythe)社の管理者と2人の従業員を起訴しました。
同社は2017年11月から2018年2月までに計5回、動物用医薬品(ペントバルビタール)を日本と米国に輸出した、と検察庁の広報官は金曜日に述べました。
医薬品には、有効成分のペントバルビタールナトリウムが含まれており、特別な承認を得てから輸出する必要があります。
外国貿易法違反の場合は最高で5年間の懲役刑か、または罰金が科せられます。
NDR(註 マスメディア名)と南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)の調査によると、数トンの「バイタナジアD」(Beuthanasia-D)注射液が動物を安楽死させるために使用されています。
有効成分であるペントバルビタールは、米国の刑務所で人々を死刑にするために繰り返し使用されており、EU拷問禁止命令の対象となります。



(動画)

 日本国内の犬と猫の生体販売と殺処分について【どうぶつ愛護週間】長野駅前 2019年9月23日(祝)撮影 2019/09/25
 「ガラスケースに入れての犬猫のペットショップでの販売は、日本や中国でしか行っていない。海外ではほとんど禁止されている」。日本ではこのような無知蒙昧な動物愛護団体がほとんどです。彼らに、ペントバルビタールと筋弛緩剤の薬理作用の違いを説明したとこで理解できる知能はないでしょう。ほぼ聴衆がゼロなのがせめての救いです。
 今日本が直面している犬猫の殺処分の、優先順位が高い問題が何か、彼らには理解する知能知識がないのです。残念ながらこれが日本の動物愛護の現状で、動物福祉の向上は望むすべがないです。




(参考資料)

動物の殺処分、ガス室と静脈注射の特徴
筋弛緩剤の投与による動物の殺処分は安楽死にあたるのでしょうか。
「FAQ:筋弛緩剤の投与による動物の殺処分は安楽死にあたるのでしょうか。」と「FAQ:動物の殺処分、ガス室と静脈注射の特徴」に米国獣医学会の研究会報告を紹介する日本獣医師会のページを追記しました。

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ドイツ「死の実験室」~違法な実験による動物虐待が発覚したドイツ






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(Zusammenfassung)
Tierversuche in Deutschland


 昨年末に、ドイツにある動物実験の施設が、多くの動物虐待に当たる実験を行ったとして、アニマルライツ活動家らが告発しています。結果、この施設は動物虐待の違法性が明らかになり、実験施設は閉鎖となりました。実験施設で飼育されていた動物は一部が直接新しい飼い主などに譲渡されました。しかし一部のビーグル犬は2020年1月に、ハンブルク・ティアハイムなどの複数のティアハイムに収容されました。ハンブルクティアハイムは、この実験施設から救出したビーグル犬約90頭が2月末までに新しい譲渡先が見つからないばあいは殺処分するとの情報がながれています。


 サマリーで示した、ドイツの動物実験施設による違法な動物虐待実験について、時系列でこちらで取り上げようと思います。「1、違法な動物実験の告発」、「2、施設の閉鎖から収容されていた実験動物の救出」、さらには「3、実験動物を引き受けたティアハイムがそれらの実験動物(ビーグル犬)を違法に殺処分するとの疑惑」という顛末までです。
 まず「1、」の、動物実験施設での実験が動物虐待に当たり、違法であるとのアニマルライツ活動家らの告発と、その動物実験の内容についてとりあげます。それらを報道する記事から引用します。この記事では、ドイツが実験動物の取扱ではEU規則に違反し、実験動物の福祉については後進的な国であることも述べられています。
 Tierversuche in Deutschland FAKT-Recherche zeigt: Tiere leiden, weil die Politik schläft 「ドイツにおける動物実験 FAKT(動物保護団体)の研究は、政治が怠慢であるために動物が苦しんでいることを示しています」 2019年10月11日(残酷な画像映像あり。閲覧注意)


Seit 2012 Jahren gelten in der EU einheitliche Regeln im Umgang mit Tierversuchen.
Gegen Deutschland läuft ein Verfahren wegen Nichteinhaltung.
2,8 Millionen Tiere sind nach Angaben der Bundesregierung 2017 bei Tierversuchen eingesetzt worden.
"FAKT" und der "Süddeutschen Zeitung" liegen Bilder vor, die aus dem Labor "LPT" (Laboratory Pharmacology and Toxicology) in Niedersachsen stammen sollen.
Die Bilder zeigen, wie Hunde bei Tierversuchen für die Wissenschaft stark bluten.
Affen wehren sich gegen die sie fixierenden Fesseln.
Katzen wird mit Gewalt Blut abgenommen.
Die Tierschützer haben einen Mann in das Versuchslabor in Mienenbüttel eingeschleust.
Monatelang hat dieser dort gearbeitet und die Zustände heimlich dokumentiert.
Das Veterinäramt führte daraufhin eine Kontrolle vor Ort vor.
Das bedeutet, dass wir es hier mit einem Rechtsverstoß zu tun haben.
Das Veterinäramt hat ein Verfahren gegen "LPT" eingeleitet.
Aber nicht nur die Situation der Tiere bei den Versuchen stehe im Fokus der Tierschützer, sondern auch, dass ausländische Unternehmen Versuche in deutschen Laboren durchführen lassen würden.
Das führt dann zu so absurden Situationen, dass ein Pharmakonzern aus Südkorea Affen in Niedersachsen quälen lässt, oder Hunde aus den USA nach Mienenbüttel in Niedersachsen gebracht werden, um dort an schweren Blutungen und Vergaben von Medikamenten einen grausamen Tod zu erleiden.
Die Bundesregierung ist unter Druck.
Seit Sommer 2018 läuft ein sogenanntes Vertragsverletzungsverfahren gegen Deutschland.
Deutschland müsse bei der Verankerung des Tierschutzes im Gesetz nachbessern, so der Vorwurf aus Brüssel.
20 Punkte stehen auf der Mängelliste.
Beanstandet wird unter anderem, dass die Fachkenntnis der an Tierversuchen teilnehmenden Forscher nicht nachgewiesen muss.
Tierärzte müssen bei den Versuchen nicht dabei sein.
Kritik an der Nichtumsetzung der EU-Vorgaben bei der Durchführung von Tierversuchen in Deutschland kam vor wenigen Wochen auch vom Deutschen Tierschutzbund.

EUでは動物実験に対する、統一した規則が2012年から施行されています。
ドイツのケースでは、それに対する違反が行われています。
ドイツ連邦政府によると、ドイツでは2017年の動物実験で280万匹の動物が使用されました。
「FAKT(註 動物保護団体)」と「SüddeutscheZeitung(南ドイツ新聞)」には、ニーダーザクセン州の実験室「LPT」(実験薬理学および毒性学)から来たと言われている写真があります。
写真は、犬が科学のための物実験で、どのように大量出血するかが写っています。
サルは、固定された束縛に抵抗しています。
猫は血を強制的に吸引されます。
アニマルライツ活動家は、1人の男をミエンブッテルの実験室にひそかに送り込みました。
彼はそこで数ヶ月働いて、密かに状況を証拠にしました。
その後、獣医局は実験施設の立入検査を実施しました。
つまり、実験施設の法律違反に対処しているということです。
獣医局は「LPT〈註 問題の実験施設)」に刑事告発を準備しました。
しかしアニマルライツ活動家は、動物実験中の動物の状況だけでなく、外国企業がドイツの研究所で動物実験を実施することにも焦点を当てています。
これは韓国の製薬会社がニーダーザクセン州でサルを虐待したり、アメリカから犬がニーダーザクセン州のミーネンビュッテルに連れてこられ、激しい出血と投薬で残酷な死を被るという不条理な状況につながります。
ドイツ連邦政府は圧力を受けています。
2018年夏から、ドイツに対する合意不履行訴訟がEUにより行われています(註 EU規則による実験動物福祉がドイツでは順守されていないことに対する訴訟)。 
ドイツは動物保護に関する法律を、ブリュッセル(註 ベルギーの首都 EU本部の所在地)からの訴訟の提起により改善しなければなりません。
ドイツにおける実験動物の法的不備は、20箇所あります。
特記すべき項目は、動物実験を行う研究者の専門知識を証明する必要がないことです。
獣医師を実験に参加させる義務はありません。
数週間前にドイツ動物保護連盟も、ドイツで動物実験を実施する際には、EUの要件が満たされていないを批判しました。



 引用した記事によれば、ドイツはEUの実験動物の取扱にに関する規則を遵守しておらず、EUから改善を求められているとあります。この情報は、日本ではドイツは、動物福祉では世界で最も先進的としばしば報道されており、そのイメージを大きく覆すものといえます。また薬理学などの分野では、ドイツは国際的に競争力のある分野であり、外国からの動物実験の研究委託なども広く行われているようです。したがって、動物福祉に配慮した動物実験から逸脱する素地はあるのかもしれません。
 結局は、この違法な動物実験を行っていた施設は認可取り消し、閉鎖となることが決定しました。収容されていた実験動物の扱いですが、その後の顛末も含めて、以降の記事で取り上げます。実験動物のビーグル犬は複数のティアハイムが引きとりました。その1つのハンブルク・ティアハイムは、90頭のビーグル犬を違法に殺処分するとの疑惑がもたれています。


(動画)

 Tierversuche: Skandal in Horror-Labor aufgedeckt 「動物実験:恐怖の研究室で発見された醜聞」 2019/10/15公開
 本記事で取り上げたドイツの動物実験施設、「LPT」の暴露ビデオ。 

In kaum einem anderen europäischen Land werden so viele #Tierversuche gemacht, wie bei uns in Deutschland – und dabei halten sich viele Labore und deren Mitarbeiter nicht an die Regeln.

他のヨーロッパの国々では、ドイツで行っているほど多くの動物実験を行うことはほとんどありません。そして多くの実験室とその従業員は、規則を順守していません。


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サイクリストを襲った大型犬は警察官に射殺された~ドイツ、メクレンブルク・フォア・ポンメルン州






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(Zusammenfassung)
Hund attackiert Frau und Polizisten – Tier erschossen
Mecklenburg-Vorpommern


 最近も、ドイツ、メクレンブルク・フォアポンメルン州で放し飼いの飼い犬が人を襲い、警察官に射殺されました。ドイツでの犬の咬傷事故は大変多く、多くの場合は、駆け付けた警察官が犬を射殺します。そのような事件は頻繁に報道されています。同様の事件はドイツでは、毎月のように(ローカルニュースまで含めたら毎週のようにあるかもしれません)インターネット上で見つけることができます。


 サマリーで示した事件のニュースソースはこちらです。Hund attackiert Frau und Polizisten – Tier erschossen 「犬は女性と女性警察官を襲いましたー犬は射殺されました」 2019年5月11日


In Mecklenburg-Vorpommern ist eine Radfahrerin gestürzt, nachdem ein Hund sie angegriffen hat.
Auch ein Polizist bekam es mit dem Tier zu tun – und griff zur Waffe.
Ein ausgebrochener Hund hat in Klein Rogahn in Mecklenburg-Vorpommern eine Radfahrerin und einen Polizisten attackiert und verletzt.
Um den Angriff abzuwehren habe der Polizist den Kaukasischen Schäferhund schließlich mit seiner Dienstwaffe erschossen, teilte die Polizei mit.
Demnach hatte das Tier am Samstag zunächst die Radfahrerin angesprungen, die 67-Jährige stürzte und verletzte sich – unter anderem am Kopf.
Einer der hinzugerufenen Polizisten wurde wenig später ebenfalls angegriffen, der Hund biss ihn in Bauch und Bein.
Der Beamte tötete das Tier mit mehreren Schüssen.
Die beiden Angegriffenen wurden im Krankenhaus behandelt.
Der Hund war gemeinsam mit einem zweiten Tier zuvor vom Grundstück einer Firma ausgebrochen.
Gegen den Eigentümer des Kaukasischen Schäferhundes wurde Anzeige erstattet.

メクレンブルク・フォアポンメルン州では、女性サイクリストが犬に襲われて押し倒されました。
警察官が、その犬に対応せざるを得ませんでした - そして警察官は銃を取りました。
興奮した犬がメクレンブルク・フォアポンメルン州のクライン・ローガンで、サイクリストと女性警察官を攻撃し、負傷させました。
犬の攻撃を防ぐために、警察官は最終的に、コーカシアン・シェパード・ドッグ(註 犬の品種名)を拳銃で射殺したと、警察署は公表しました。
犬は、土曜日に最初に67歳の女性サイクリストに飛びかかり、その女性サイクリストは自転車から落ちて頭部などを含めて負傷をしました。
そのしばらく後に警察官の一人が攻撃され、犬は警察官の足と腹部を咬みました。
警察官は、拳銃数発でその犬を射殺しました。
2名が入院しました。
コーカシアン・シェパード・ドッグの飼い主に対しては、告訴状が提出されました。



 この咬傷犬の飼い主は、犬の遁走させた、もしくは放し飼いをしたということです。ドイツ、メクレンブルク・フォアポンメルン州の、犬のリード義務について調べてみました。
 Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツにおける、犬のリード義務」 2016年2月11日


・Mecklenburg- Vorpommern
Einen Leinenzwang gibt es bei Versammlungen, Umzügen, Volksfesten, sonstigen öffentlichen Veranstaltungen sowie an Orte mit großen Menschenansammlungen und in öffentliche Verkehrsmittel, Verkaufsstätten oder Tiergärten.
Wer gegen diese Vorgaben verstößt, muss mit einem Bußgeld bis zu 5000 € rechnen.
auch droht die Einziehung des Hundes durch die Ordnungsbehörden.
In den Wäldern Mecklenburg- Vorpommerns gilt eine generelle Anleinpflicht.
bei Verstößen droht ein Bußgeld bis zu 7500 € sowie die Einziehung des Hundes.
Auch hier dürfen Hunde, die Wild aufsuchen oder verfolgen und die sich außerhalb der Einwirkung ihres Halters befinden,
von Jägern getötet werden.

・メクレンブルク-フォアポンメルン州
人が集まるところでは犬のリード義務があり、パレード、フェスティバル、その他の公的行事、大勢の人が集まる公共交通機関や商店や動物園などです。
これらの要件に違反する人は5,000ユーロまでの罰金が科せられ、規制当局が犬を押収する危険性もあります。
メクレンブルク-フォアポンメルンの森林では、犬の全般的なリード義務があります。
違反した場合には、7,500ユーロ(90万円以上)の罰金と犬が押収される危険があります。
さらに、狩猟鳥獣を追いかけたり、飼い主の管理下にない犬は、ハンターによって殺害されます。



 メクレンブルク・フォアポンメルン州は、これでもドイツ連邦共和国の州の中では、犬のリード義務に関しては厳しい処罰規定がある州ではありません。例えば、ノルトラインーヴェストファーレン州など複数の州では、犬にリードをしない、放し飼いにした場合は最高で2万5000ユーロ(日本円で300万円以上)の罰金が科せられます。警察官やハンターに犬が射殺されることもありますし、犬が押収されることもあります。
 しかし日本では、真逆の嘘情報が流布されています。つまり「ドイツでは犬にリードをしなくてよい」、はなはだしきは「犬にリードをすることが禁じられている」などです。確かにこれほど厳しい犬のリード義務の法律があるにも関わらず、ドイツの犬の飼い主は守らない人が覆うのですが。嘘情報を日本に拡散させる在独日本人は実に有害です。しかしね、なぜドイツの法令の事ならばドイツ大使館に問い合わせしないのでしょうか。怪しげなツイッターに聞くこと自体、いかに愛誤の知能が低いかという表れです。


(画像)

 画像は、ツイッター、のスクリーンショット。次から次へと、知ったかぶりのドイツ通(痛)、脳内妄想ドイツ在住者が限なく出てくるのも、日本の動物愛誤の特殊性(後進性)でしょう。精神病院の閉鎖病棟の患者さんたちの会話といったレベル。


Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ(註 本気でお思いならば、即精神科を受診された方が良いでしょう。もしくはその根拠となる法令と該当する条文を原語で挙げてください。さらにその法令に基づく判例、制度の具体例を挙げてください)。
動物虐待の弁護材料にドイツを持ち出すのはお門違いです。
騙されないで下さい。

じゅにぺこ‏ @happy_junie Sep 13
外出時、ドイツではペットを首輪などで繋いでいないと警察が銃で殺処分してしまうと他者(動物虐待愛好家)に聞きました(註 首輪をして飼い主明示をしていても、人の占有下にない犬は徘徊している状態では、警察官に射殺されます。また首輪をしていてもリードから放れて人の管理下にない犬猫は、狩猟法に則れば射殺しても合法です。現に目立つ首輪をした犬を民間人ハンターが射殺して、無罪になった判例もあります(*1))。
また、別サイトでも野良の動物は法律により銃殺処分だとありましたが本当なのでしょうか(註 先に述べましたとおり、飼い主がいると判別できる犬猫であっても、人が占有していなければ、ドイツでは狩猟駆除が推奨されています。ドイツでの犬猫の狩猟駆除数は、高位推計で50万頭近くです。人口比で日本の公的殺処分の10倍よりはるかに多いです。ただし行うのは多くは民間人ハンター。それとは別に、行政が咬傷犬や禁止犬種を押収して強制的に殺処分する州法がドイツ全州にあり、行政が行う犬の殺処分も相当あります。その場合は、麻酔薬を用いた安楽死が採用されます(*2))。

Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
こっちの犬って躾が行き届いているんです(註 ドイツの犬の咬傷事故は人口比で日本の10倍です(*3)。躾が行き届いているとは、人を咬まないことが最も重要だと思いますが?)。
森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています(註 リードをしていなかった為に、飼い主から3mの距離で射殺された犬がいましたが、ハンターの行為は合法とされ刑事訴追されませんでした(*4))。
誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません(註 あまりにもひどい嘘情報で呆れます。情報を不特定多数に対して発信するのであれば、責任を持つべきです。例えばノルトライン=ヴェストファーレン洲では、森林で犬にリードをしなければ、最高で罰金2万5,000ユーロ(300万円以上)です。その他の州でも、ドイツには全州で、州法で犬のリード義務を定めています。行政が犬のリードを強制しています。リードをしていなければ行政が犬を押収して、殺処分する権限があるヘッセン州もあります(*5)。民間人ハンターが犬猫を射殺しても合法ですしその数は高位推計で50万頭近くです。ドイツの警察官が犬などを射殺する数は年間1万頭以上です。都市部より、自然保護区の森の方が、犬のノーリードに対しては厳しい措置が取られます。あなたは現実のドイツには住めません。脳内の妄想ドイツの住民です。有害な嘘情報を公にせずに、精神科に診てもらうことをお勧めします)。


maimai.jpg


(*1)
Gerichtsurteil Hund wurde zu Recht erschossen 「判決 犬は合法的に射殺されました」。2015年10月28日。
ドイツで、首輪をした犬を射殺して、飼い主に無断で犬の死体を廃棄して無罪になったケース。

(*2)
Lesefassung des Hundegesetzes von Berlin 「ベルリン州 犬に関する法律」

「禁止犬種、危険な犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある。殺処分の費用と死体処理費用は飼い主が負担しなければならない」とされています。

§ 30 Anordnungsbefugnisse
(9) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass
auch in Zukunft von dem Hund eine konkrete Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Kosten der Tötung und der Tierkörperbeseitigung hat die Halterin oder der Halter des Hundes zu tragen,bei herrenlosen Hunden die letzte Halterin oder der letzte Halter.

30条 行政の強制力
(9)権限のある当局は、その事実が正しいと仮定される場合は、犬の殺害を命ずることができる。
将来的にその犬が人または動物の生命や健康へまさに危険をもたらす可能性がある場合。
犬の殺処分と死体処理のコストは、飼い主か管理者、徘徊犬(野良犬、捨てられた犬)は、最後の飼い主または管理者が負担しなければならない。


(*3)
Keine Frage der Rasse Verhalten von "Kampfhunden" oft anerzogen 「犬の品種特性は疑いの余地がありません 闘犬としての行動はしばしば教え込まれています」。2016年5月23日。
ドイツにおける、犬の咬傷事故件数は年間約35,000件で、人口比で日本の10倍。

(*4)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen 「ハンターは、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺した」。2015年2月。
飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードをしていなかったために刑事訴追を受けなかった例。

(*5)
Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツの犬のリード義務」。2016年。

警察署内で猫を切り裂いて殺した女~ドイツ、ハンブルク






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(Zusammenfassung)
Drama in Hamburg: Frau schlitzt Katze auf Polizeiwache den Hals


 ドイツ、ハンブルク警察署で最近発生した事件です。一人の女性が猫をキャリーケースに入れて持ち込み、複数の警察官が見ている前でその猫を切り裂きました。猫は警察官により、獣医診療所に運ばれて緊急手術を受けましたが、死亡しました。女性の動機は、「刑事事件を起こしたかったから」です。女性は、精神疾患を患っていました。


 サマリーで示した、「精神疾患がある女性が警察署に猫を持ち込み、切り裂いて殺害した」事件を報じるニュースソースから引用します。Drama in Hamburg: Frau schlitzt Katze auf Polizeiwache den Hals 「ハンブルクでのドラマ:一人の女性が警察署で猫の首を切った」 2019年3月21日


Auf dem Polizeikommissariat 11 im Hamburger Stadtteil St. Georg schnitt eine vermutlich psychisch erkrankte Frau einer Katze vor den Augen der Beamten den Hals auf.
Demnach erschien am 17. März eine Frau im Polizeikommissariat, um eine Strafanzeige zu erstatten.
Mit dabei: eine Katze in einem Transportkäfig.
Als der Beamte kurz telefonierte, holte die Frau die Katze aus der Box und hielt das verängstigte Tier in die Luft.
Mit einer Rasierklinge schlitzte sie ihr den Hals auf.
Ein Polizeibeamter fuhr die Katze umgehend in eine Tierklinik.
Dort wurde sie notoperiert.
leider ist die Katze mittlerweile gestorben.
Gegen die Frau wird wegen Verstoß gegen das Tierschutzgesetz vermittelt.

ハンブルクのザント・ゲオルク地区にある、第11警察署において、一人の精神疾患があると思われる女性が、警察官の前で猫の首を切りました。
2019年3月17日に、女性は刑事事件を起こすために警察署に現れました。
キャリーケージに入れた猫を伴って。
警察官が電話をかけているときに、女性はケージから猫を取り出して連れて行き、おびえた猫を掲げました。
そしてその女性は、剃刀の刃で猫ののどを切りました。
一人の警察官が、すぐに猫を動物病院に運びました。
そこで猫は、緊急手術手術を受ました。
残念ながら、その間に猫は死にました。
女性のその行為は、動物保護法に反する違法行為です。



 私は上記の事件以外でも、今までに多くのドイツで発生した動物虐待事件を取り上げています。例えば猫では、「猫の死体の頭部を切断したのちに縫い合わせて墓地に放置した」、「猫の焼死体を政治団体の建物前に放置して嫌がらせ」、「飼い猫の耳を切断」など数多くあります。犬に関しては、「路上で生きたまま子犬が燃やされた」、「足と口をガムテープでぐるぐる巻きにされて池に投げ込まれて溺死した犬」、「おそらく生きたまま皮を剥がされた、性器などが抉り出されたメス犬の死体が放置されていた」など数多くあります。
 検索すれば定期的に、ドイツでの猟奇的度物虐待事件が見つかります。しかしそのような事件が日本で再配信されることはまずありません。対して中国や韓国で警察官に犬が射殺されたなどの事件は、多くの日本のメディアが再配信します。そしてそのニュースには、「中国や韓国は動物愛護後進国」という読者のコメントが溢れます。しかしドイツでは警察官による犬の射殺は大変多く、ローカルニュースまで含めれば、毎週のように報道されていることもあります。また猫も、警察官から射殺されることがしばしば報道されます。

 私は海外ニュースの再配信の際のスクリーニングも、一種の言論統制だと感じています。その国の動物愛護に関するネガティヴなニュースだけを選んで日本で再配信すれば、その国は「動物虐待国家だ」という世論に誘導することになります。対してポジティヴなニュースだけをある国に関して行えば、その国は「素晴らしい動物愛護に先進的な国」と世論を誘導することになります。
 ましてや、ドイツやイギリス、アメリカ合衆国などの欧米諸国の動物愛護に関する報道は、事実をねつ造までして、ポジティヴな面を強調しています。日本のマスコミの報道の在り方は、大変危険だと言わざるを得ません。


(画像)

 ハンブルク州警察の、FaceBookのタイムラインから。ドイツの警察は、大概、FaceBookのアカウントを持っています。投稿の内容は、マスメディアの記事とほぼ同じです。
 Polizei Hamburg から

ハンブルク警察 猫

続・誤認捜査で警察官に射殺されるドイツの犬たち






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(Zusammenfassung)
Verfahren gegen Mannheimer Polizisten eingestellt Schüsse auf Schäferhund waren gerechtfertigt


 記事、誤認捜査で警察官に射殺されるドイツの犬たち、の続きです。前回記事では、ドイツ、マンハイムの飲料販売店で誤認犯罪捜査の際に居合わせた犬が警察官に射殺された事件を取り上げました。その飲料販売店の飼い犬です。飲料販売店オーナーは、飼い犬を射殺されたことに対して、警察官らの行為を違法として告訴しました。しかしマンハイム検察庁は、警察官の行為は犯罪性がないとし、不起訴としました。


 昨年発生した事件を取り上げます。ドイツ、マンハイムの飲料販売店の倉庫の警報装置の誤報により、警察官が出動しました。倉庫には倉庫所有者の飼い犬のシェパード種の犬がいました。出動した警察官らは、その犬を射殺しました。ドイツのメディアの記事、Polizeieinsatz in Mannheim Wurde Schäferhund Karabas grundlos erschossen? 「マンハイムでの警察の捜査 シェパード犬カラバスは、何の理由もないのに射殺されたのでしょうか?」 2017年5月19日 は、前回記事で取り上げましした。
 今回は、その事件の後の報道について取り上げます。飲料販売店のオーナー(射殺された犬の飼い主)は、犬を射殺した警察官らを刑事告訴しました。しかしマンハイム検察庁は、「警察官らの違法性なし」とし、不起訴を決定しました。
 Verfahren gegen Mannheimer Polizisten eingestellt Schüsse auf Schäferhund waren gerechtfertigt 「マンハイム警察官に対する告訴は不起訴となりました ジャーマン・シェパードの射殺が正当とされました」 2018年3月28日 から引用します。


Polizeieinsatz in Mannheim: Wurde Schäferhund Karabas grundlos erschossen?
Fast elf Monate nach einem Nachteinsatz der Polizei hat die Staatsanwaltschaft Mannheim ein Ermittlungsverfahren gegen Beamte wegen des Verdachts der Körperverletzung eingestellt.
Die Entscheidung fiel mangels hinreichenden Tatverdachts, wie die Anklagebehörde am Mittwoch mitteilte.
Die Schussabgabe auf den Hund sei gerechtfertigt gewesen, da der Hund zwei Beamte durch Bisse verletzt habe.

マンハイムでの警察捜査:シェパード犬カラバス(射殺された犬の名前)は、何の理由もなく射殺されたのですか?
夜間の警察の捜査(註 誤捜査で犬が射殺された事件)の11ヵ月後、マンハイム検察庁は、警察官らに対する暴力容疑での予備捜査を打ち切りました(註 不起訴処分となった)。
検察庁が水曜日に発表したとおり、十分な嫌疑がないとされ、この決定が下されました。
犬が2人の警察官を負傷させたため、犬の射殺は正当とされました。


 なお、日本で同様のケースがあった場合、警察官が犬を射殺し、それが正当とされるのは、「緊急避難」が認められた場合だけです」。緊急避難の場合は、行為者(この場合は誤捜査で犬を射殺した警察官ら)が、緊急避難の成立を証明しなければなりません。しかしドイツでは、警察法で「危険防止のために犬などの動物を射殺することと警察法で明記しており、警察官の職務とされています。警察官の行為の違法性を立証するのは困難です。
 ドイツでは、犬の飼い主が犬を射殺されたことを根拠に、警察に対して民事上の損害賠償を求めるとなれば、ドイツ民法(Bürgerliches Gesetzbuch)90条aの規定、Tiere sind keine sachen.「動物は物(財物。所有権が及ぶもの)ではない」の規定も、障害となります。民法90条aのこの規定は、「特別法の規定があれば、動物は物(財物。所有権がおよぶもの)ではない」のであって、特別法(警察官が警察法に基づいて犬を射殺した)の規定があれば、動物の飼い主の、動物に対する所有権を制限できるとしているからです。日本では、このドイツ民法90条aが大変誤解されています。


(動画)

 SEK versagt: Falsches Haus gestürmt & unschuldigen Hund erschossen! | SAT.1 Frühstücksfernsehen | TV 「武装警官隊が誤りをしました。間違った無実の家が捜索され、罪のない犬が射殺されました」 2018/07/04 に公開(注 犬の射殺死体あり) その事件の再現ビデオ
 上記の事件とは異なります。今回取り上げた事件とともに、警察の行き過ぎた捜査がドイツではしばしば発生し、問題視されています。この事件はTVニュースで報じられましたが、他のメディアでは取り上げられていません。この動画が、FaceBook でいくつかシェアされているだけです。私は、大きく報道されてもおかしくない事件と思いますが、ドイツではそれほど関心を集めなかったようです。過去にも、ドイツの犯罪捜査の現場で、無実の容疑者などの飼い犬が、警察官にその場で射殺された事件がいくつも報道されています。このような事件が頻発するドイツは、到底「犬の権利を保障した国」とは思えません。犬の権利以前に人権侵害です。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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