ビーチに犬を連れて入ると罰金10,000ユーロ(約130万円)~ドイツ、シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州





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(Zusammenfassung)
Schleswig-Holstein
Das Reiten und das Mitführen von Hunden ist auf Strandabschnitten mit regem Badebetrieb in der Zeit vom 1. April bis zum 31. Oktober verboten.
Die Ordnungswidrigkeit kann in den Fällen mit einer Geldbuße bis zu 10.000 Euro geahndet werden.


 日本で流布されている情報ですが、「ドイツでは社会が犬に寛容で、どこにでも連れていける」があります。しかしそれは「嘘」といって差し支えないと思います。例えば、おそらくドイツ全土では児童公園は完全に犬禁止です。フェンスで囲っており、入り口には大きく「犬禁止」の看板が立てられています。日本で「全域でノーリード(これは和製英語で通じません)の広大な公園」と喧伝されているのベルリン州のグリューネヴァルトは、犬のリードが不要なエリアは全体の面積の4%です。そのほか墓地などの宗教施設で犬を禁じている自治体もあります。日本では海や湖の遊泳場で犬を全面禁止にしているところは少ないでしょう。しかし、シーズン中の公共の遊泳場は、ドイツではほぼすべてで犬全面禁止です。シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州では、シーズン中のビーチに犬を連れて入れば、最高罰金10,000ユーロ(日本円で約130万円)が科せられます。


 ドイツの海に面した、シュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州ですが、昨年にビーチの犬禁止を強化する法改正を行いました。愛犬家は困惑しています。
 Hunde am Strand: Neues Gesetz schafft Verwirrung 「ビーチでの犬:新しい法律が混乱を招いています」 2017年9月19日 から引用します。


Das im vergangenen Jahr novellierte Landesnaturschutzgesetz sieht vor, dass Hundehalter mit ihren Tieren erst ab 1. November an den Strand dürfen, einen Monat später als bisher.
Lübeck/Kiel
Aus Naturschutzgründen sei es völlig egal, ob Hunde ab Oktober oder ab November an den Strand gelassen werden.
Es geht um touristische Belange.
Wo es keine Strandsatzung gibt, greift das Verbot automatisch.
Strandkorbvermieter hatten das neue Gesetz begrüßt.

昨年の州自然保護法(Landesnaturschutzgesetz )の改正により犬の飼い主は、11月1日までにビーチに行くことができないと規定されています。
リューベック/キール
自然保護が理由で、犬禁止を10月から11月にするかが問われているのではありません。
それは観光客の問題です。
そのビーチに独自の法令がないばあいは、自動的に犬が禁止となります。
ビーチチェアのレンタル業者は、新しい法律を歓迎しました。



 Landesvorschriften und Landesrechtsprechung (Landesnaturschutzgesetz - LNatSchG) 「州の規制と州の管轄 州自然保護法」(シュレースヴィッヒーホルシュタイン州政府広報) から引用します。


§ 32 Gemeingebrauch am Meeresstrand
(2) Das Reiten und das Mitführen von Hunden ist auf Strandabschnitten mit regem Badebetrieb in der Zeit vom 1. April bis zum 31. Oktober verboten, wenn nicht die Gemeinde im Rahmen einer zugelassenen Sondernutzung etwas anderes bestimmt. Das Verbot gilt nicht für Diensthunde von Behörden, Hunde des Such- und Rettungsdienstes sowie des Katastrophenschutzes, Blindenführhunde sowie Behindertenbegleithunde im Rahmen ihres bestimmungsgemäßen Einsatzes und ihrer Ausbildung.
§ 57 Ordnungswidrigkeiten
(5) Die Ordnungswidrigkeit kann in den Fällen mit einer Geldbuße bis zu 10.000 Euro geahndet werden.

32条 公共の海のビーチでの利用
(2)特別に許可された法律の条文において、市町村が別段の定めをしない限り、4月1日から10月31日の遊泳シーズンの期間中には、乗馬および犬の入場を海水浴場(ビーチ)で禁止する。
この禁止は、行政機関の使役犬、捜索救助犬、災害救助犬、盲導犬、障害者介助の目的に応じた犬の使用と、訓練には適用されません。
57条 行政犯罪による処罰
(5)行政犯罪により、10,000ユーロ(日本円で約130万)以下の過料(罰金)で罰せられることがあります。



 (このシュレースヴィッヒ・ホルシュタイン州の、犬をビーチに連れて行っただけで、最高で約130万円の)過料(罰金)が課せられる規定は、日本では考えられない厳しさです。そのほかでは、日本では「全域で犬のノーリード(これは和製英語で通じません)でよい広大な公園」と紹介されている、ベルリン州のグリューネヴァルトの湖の遊泳区域では、2015年から遊泳シーズン中は犬が全面禁止となりました。違反者はベルリン州法により、罰金が科されます。なお、グリューネヴァルトは、犬がリードなしでよい区域は全体の4%の面積で、ほとんどが「犬リード義務区域」と、「犬完全禁止区域」からなります。
 なお、グリューネヴァルトの犬完全禁止については、私は過去に記事にしています。「全域で犬はノーリードでOK」と日本で紹介されているドイツの公園は、ノーリードで良い面積は全体の4%~加隈良枝帝京科学大学准教授の無知蒙昧

 日本で喧伝されている、「ドイツはどこにでも犬を連れていける。社会が犬に寛容」というのは、誇張を通り越して「嘘」の範疇でしょう。例えばドイツにおいてもすべてのレストランで犬の入店を認めているわけではありません。体感的に半数あるかないか。また、ファブリック(布、衣類)の店は、大概犬は入店お断りです。
 ドイツでは電車に犬を乗車させることはできますが、ベルリン州では完全にケージに密封している状態でなければ口輪とリードの両方が必要です。たとえチワワのような小型犬でもです。違反者は罰金が科せられます。ドイツの公共機関が犬にことさら寛容というわけではく、自転車も持ち込み乗車が可能です。単に、日本のように混雑していないことが理由と思われます。


(画像)

 ベルリン市内の公園。入り口に大きな「犬禁止」の看板が掲げられています。「全面的に犬禁止」、さらに違反者には罰金を科す公園は、日本ではないのではないでしょうか。

ベルリン 犬禁止


(画像)

 日本で「全域が犬のノーリードが許可されている広大な公園」と喧伝されている、グリューネヴァルトの立て看板。赤字で示されたところが「犬完全禁止エリア」、黄色が「犬にはリードが必要なエリア」、緑が「犬のリードが不要なエリア」です。この看板の地図は一部だけの表示です。
 日本では誤解されていますが、グリューネヴァルトとは公園の名称ではなく、ベルリン州の美観地区一帯を指します。その中にいくつかの公園や博物館などが点在しています。犬のリードフリー(リード不要)エリアは、全体の面積の4%にすぎません。

1グリューネヴァルト 地図
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ドイツは2010年まで犬猫の食用屠殺が合法だった







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(Zusammenfassung)
Hundefleisch(Deutschland)
Das Verbot, Hundefleisch zu gewinnen und anzubieten, ergibt sich für Deutschland seit Mai 2010 aus § 22 Abs. 1a der Tierische Lebensmittel-Hygieneverordnung (Tier-LMHV).


 意外なことですが、ドイツで犬猫を食用のために屠殺することは、私的に行うことは2010年まで合法でした。さらに犬肉の工業生産と商業流通は1986年まで合法でした。ミュンヘンなどの大都市では犬肉屋がありました。犬は人の食用のために屠殺され、食肉検査を受け、一般に販売されていました。犬の屠殺数も公的統計に記録されています。


 私は、「ドイツの犬肉の工業生産と商業流通が1986年まで合法だった」ことを、過去に取り上げています。こちらの記事です。びっくり!世界の犬事情~ドイツには1986年まで犬肉屋があった
 しかしその後も、私的に犬猫を食用として屠殺し、その肉を食べることは合法でした。犬猫の食用屠殺の禁止を定める法律が成立したのは2010年まで待たねばなりませんでした。ドイツ版、ウィキペディア、Hundefleisch 「犬肉」から引用します。


Im 20. Jahrhundert wurden beispielsweise in den Jahren 1904 bis 1924 in den Städten Chemnitz, Breslau und München zusammen etwa 42.400 Hunde zum Verzehr geschlachtet.
In dieser Zeit unterlag die Schlachtung von Hunden in Deutschland der gesetzlichen Fleischbeschau.
Eine Änderung, die mit dem Verbot von Hundeschlachtung zur Fleischgewinnung einherging, erfuhr das Gesetz erst 1986.
Offiziellen Angaben zufolge wurden in den Jahren um 1900 in Chemnitz durchschnittlich 226, in Dresden 136 und in Zwickau 58 Hunde jährlich geschlachtet.
Die extremen Unterschiede in der Bewertung von Hundefleisch lassen sich mit der US-amerikanischen Kontroverse um den Export von Pferdefleisch vergleichen.
Rechtliches
Das Verbot, Hundefleisch zu gewinnen und anzubieten, ergibt sich
・für Deutschland seit Mai 2010 aus § 22 Abs. 1a der Tierische Lebensmittel-Hygieneverordnung (Tier-LMHV).
Experten halten zumindest die Strafbewehrung dieses Verbots aber aus verfassungsrechtlichen Gründen für bedenklich.

例えば、ドイツの都市、ケムニッツ、ブレスラウ、ミュンヘンでは併せて20世紀の1904年から1924年にかけて、約42,400頭の犬を屠殺して食用として消費しました。
この期間においては、ドイツでは犬の食用屠殺は合法的であり、肉は食肉検査の対象でした。
営利食肉生産のための犬の屠殺を禁止する法律の改正案は、1986にやっと成立しました。
公的統計によると、1900年頃にはケムニッツで226頭、ドレスデンで136頭、ツヴィッカウで58頭の犬が屠殺されました。
犬肉の評価の極端な違い(犬を食用に屠殺することの忌避感)は、馬肉の輸出をめぐるアメリカの論争と比較することができます。
法律
犬の肉を禁止することの要求は、実現を勝ち取りました。
・動物性食品衛生規則(Tier-LMHV)の22条1aにより2010年5月以降は、ドイツでは犬の食用屠殺が禁止されています。
しかし専門家は、少なくともこの禁止事項の懲罰的強化は、憲法上の理由から、疑わしいとしています。



 次に、2010年に改正成立した、ドイツにおける「犬猫の食用屠殺を禁じる」根拠法と、該当する条文を挙げます。この法改正によりドイツでは、商業生産販売のみならず、私的に犬と猫を食用として屠殺することが禁じられました。ただこの法律での犬猫肉の禁止は、衛生上の被害を防止することを趣旨としています。私的な屠殺は、食肉の衛生検査を受けないからです。動物愛護が目的ではありません。
 Verordnung über Anforderungen an die Hygiene beim Herstellen, Behandeln und Inverkehrbringen von bestimmten Lebensmitteln tierischen Ursprungs (Tierische Lebensmittel-Hygieneverordnung - Tier-LMHV) 「動物に由来する特定の食料品の製造、処理および市場に出すための衛生要件に関する規則(動物性食品衛生規則 - Tier LMHV)」(本条文2.1aの改正は2010年)。


§ 22 Verbote und Beschränkungen
(1) Es ist verboten,
2.(1a) Es ist verboten, Fleisch von Hunden, Katzen, anderen hundeartigen und katzenartigen Tieren (Caniden und Feliden) sowie von Affen zum Zwecke des menschlichen Verzehrs zu gewinnen oder in den Verkehr zu bringen.

22条 禁止および制限
(1)禁止されている事項
2.(1a)いわゆる犬 Hunden、猫 Katzen 、その他の犬 hundeartigen と猫 katzenartigen (犬Caniden とネコ科動物 Feliden)および人が食用とする目的とした猿から肉を製造すること及び販売することは禁じられている。



(画像)

 上記の「犬の食用屠殺の禁止」の法改正に反対する、ドイツの反犬サイト、(gegenhund.org)が作成した「犬肉屋」のジョーク画像。このインターネットサイトは何かとドイツで物議を醸しますが。HUND-LECKER & GESUND 「犬肉は美味しくて健康的」と書かれています。私は、彼らは犬を他の飼育動物に優越して保護することに反対しているのであり、犬肉が食べたいわけではないと思います。

犬肉屋

まとめ・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺



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(Zusammenfassung)
Leinenpflicht in Deutschland
・Wird dagegen oder gegen den Leinenzwang in der genannten Zeit verstoßen, können Geldbußen bis zu 25.000 € drohen.
・Jäger dürfen Hunde dann abschießen, wenn sie sich nicht innerhalb der Einwirkung ihrer Halter befinden.
・Wer seinen Hund entgegen dieser Vorgabe(eine generelle Leinenpflicht)an den genannten Orten frei laufen lässt, riskiert nicht nur eine Geldbuße, sondern muss sogar mit der Einziehung des Hundes rechnen.
・Darüber hinaus können freilaufende hunde von Polizisten erschossen werden.


 記事、
極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続々・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続続々・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
の続きです。
 これらの記事では、近年ドイツ共和国においては犬のリード義務に関する処罰規定が極めて厳しくなったことを取り上げました。例えば、次の事柄です。ドイツ全16州では犬のリード義務規定が有り、違反に対する罰金の最高額はノルトライン=ヴェストファーレン州などでは2万5,000ユーロ(日本円で約325万円)です。ノーリード(*1)の犬は、行政が押収する(殺処分される可能性がある)ことを定めているヘッセン州などがあります。ノーリードの犬は、ドイツ全州でハンターが合法的に射殺できます。さらに、警察法運用指針では、ノーリードの犬は警察官は射殺すべきであると定めています。・ザクセン州、・ザクセンーアンハルト州、・シュレースヴィッヒ-ホルシュタイン州、・チューリンゲン州、を取り上げます。


(*1)「ノーリード」は、和製英語で通じません。私がこのワードを用いるのは、あまりにも日本で定着しており、このワードで検索する方が多いからです。


 ドイツ連邦共和国の犬のリード義務に関して、まとめたサイトがあります。ドイツ全16州においては、各州により犬のリード義務を定めていますが、罰金額などにおいては違いがあります。以下のサイトでは、ドイツ全16州に付いて、犬のリードに関する規則をまとめています。今回記事では、以下の州を取り上げます。 Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツ連邦共和国における犬のリード義務」。2016年2月11日。
・ザクセン州
・ザクセン-アンハルト州
・シュレースヴィッヒ-ホルシュタイン州
・チューリンゲン州


・Sachsen
Eine generelle Leinenpflicht besteht in sächsischen Wäldern nicht.
In den Jagdbezirken dürfen Hunde jedoch nicht ohne Aufsicht frei laufen gelassen werden, ansonsten kann ein Bußgeld bis zu 5000 € verhängt werden.

・Sachsen- Anhalt
In der Zeit zwischen dem 1. März und dem 15. Juli müssen Hunde in Sachsen-Anhalt stets angeleint werden.
Es gilt außerdem ganzjährig ein generelles Verbot, seinen Hund in Feld oder Wald einschließlich angrenzender öffentlicher Straßen unbeaufsichtigt laufen zu lassen.
Wird dagegen oder gegen den Leinen zwang in der genannten Zeit verstoßen, können Geldbußen bis zu 25.000 € drohen.
Jäger in Sachsen-Anhalt dürfen Hunde dann abschießen, wenn sie sich nicht innerhalb der Einwirkung ihrer Halter befinden.

・Schleswig- Holstein
In Schleswig- Holstein sind Hunde in folgenden Bereichen an einer Leine zu führen.
Verstöße gegen diese Leinenpflicht können mit Geldbußen bis zu 10.000 € sanktioniert werden.
Gänzlich verboten ist es in Schleswig- Holstein, Hunde mitzunehmen in Kirchen, Kindergärten, Schulen und Krankenhäuser, in Theater, Lichtspielhäuser, Konzert-, Vortrags- und Versammlungsräume sowie in Badeanstalten, auf Kinderspielplätze und Liegewiesen.
In den Wäldern Schleswig- Holsteins gilt ein genereller Leinenzwang.
In den Jagdbezirken dürfen wildernde Hunde getötet werden.
Wer seinen Hund unbeaufsichtigt in einem Jagdbezirk laufen lässt, riskiert außerdem eine Geldbuße bis zu 5000 €.

・Thüringen
In Thüringens Wäldern gilt das ganze Jahr über ein genereller Leinenzwang.
Jäger dürfen aufsichtslose, wildernde Hunde abschießen.
Auch in Thüringen gilt die höchst bedenkliche Regelung, dass sogar Hunde, die sich in Fallen gefangen haben, getötet werden dürfen.

・ザクセン州
ザクセン州の森林地帯全体では、犬のリード義務ははありません。
しかし狩猟地区では、犬は管理することなく自由に走り回れるようにすることはできず、もしそれに違反すれば5,000ユーロ(日本円で約65万円)までの罰金が科せられる可能性があります。

・ザクセン-アンハルト州
3月1日から7月15日までの期間は、ザクセン・アンハルト州では犬は常にリードにつながれていなければなりません。
さらに年間を通じての全般的な禁止があり、近隣の道路を含め、犬を森林や農地に放す事は禁止されています。
一方、当該期間中に犬のリードの強制に違反した場合は、2万5,000ユーロ(日本円で約325万円)までの罰金を科される危険性がります。
ザクセン-アンハルト州のハンターは、犬が飼い主の管理下になければ射殺することができます(註 ハンターが、その犬が飼い犬と認識していても射殺して良いという解釈になります)。

・シュレースヴィヒ-ホルシュタイン州
シュレースヴィヒ=ホルシュタインでは、次の場所では犬をリードでつなぐ義務があります(註 例外的に認められた犬のリードフリーエリア以外の市街地のほぼ全てと考えて良い)。
この義務の違反は、最高で10,000ユーロ(日本円で約130万円)の罰金の対象となる可能性があります。
シュレースヴィヒ-ホルシュタイン州では、教会、幼稚園、学校、病院、劇場、映画館、コンサート、講義室、会議室、水泳場、子供の遊び場、芝生では、犬は完全に禁止されています。
シュレースヴィヒ-ホルシュタイン州の森林では、全域で犬にはリードが義務です。
狩猟区域では、犬が殺害される可能性があります。
狩猟地区に犬を放した人は5,000ユーロ(日本円で約65万円)までの罰金が課されます。

・チューリンゲン州
チューリンゲン州の森林地帯では、1年を通じて犬にはリードが必要です。
ハンターは、管理下にない、狩猟鳥獣に被害を与える犬を射殺することができます。
チューリンゲン州で最も心配な規則は、ライブトラップに捕らえられた犬でさえも、殺される(ことが合法)ということです。



 「人の占有下にない犬は野生動物を食害して有害であるため、積極的に駆除すべきである」というのが、ドイツ連邦共和国の方針であり、連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)23条で明文化されています。それを受けて、各州の狩猟法でも踏襲しています。
 広義の野生動物の保護ですが、生態系の保全、という意味で、州政府が「犬とオオカミの雑種」を殺害駆除することも行われます。最近、ドイツ、チューリンゲン州では、犬とオオカミの雑種の仔が見つかり、州は狩猟駆除し、殺害する方針です。これも一種の「犬(?)の狩猟駆除」でしょう。しかも州が自ら行うものとして。Seltene Paarung mit einem Hund Sechs Wolf-Mischlinge auf der Abschussliste 「犬とのまれな交配 6頭のオオカミと犬との雑種の殺害駆除がリストアップされました」。2017年10月23日。


In Thüringen lassen sechs junge Wolf-Mischlinge die Emotionen hochkochen.
Die Tiere seien ein Problem für den Artenschutz, heißt es, und für den Menschen.
Womöglich werden sie erschossen. Der Grund: Ihr Vater ist ein Hund.
Sechs junge Vierbeiner - halb Wolf, halb Hund - sorgen für Streit.
Sie sind gerade einmal fünf Monate alt. Trotzdem wird schon über ihren Tod diskutiert.

ドイツ、チューリンゲン州では、6頭の若いオオカミと犬との雑種で感情的になっています。
その雑種は種の保存にとっては問題であり、人間の都合だと言われています。
多分、その雑種たちは射殺されるでしょう。
理由は、父親が犬だからです。
半分がオオカミ、半分が犬の雑種の6頭の若い四本足の友人(犬)が紛争を起こします。
雑種たちは、わずか5ヶ月齢です。
それにもかかわらず、彼らの殺害が議論されています。



(画像)

 maimaiさんのその他の発言も、抱腹絶倒で面白く、大変楽しませていただきました。
 「(ドイツでは)森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています。誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません」。とツイートしているmaimaiさんですが、もし犬をお飼いならば、ぜひ私がリンクした資料を参考にしてください。ドイツではほぼ全州で、森の中でも犬のリードを義務付ける州法令があります。森の中で犬をリードせずに自由にしていると、極めて高額な罰金が課せられる可能性がありますし、ハンターに射殺される危険性があります。警察官が射殺することもあります。不幸を避けるために。しかし意味ないですね、maimaiさんはドイツ語が全くわからないようですから。
 画像は、ツイッター、のスクリーンショット。精神病院の閉鎖病棟の患者さんたちの会話といったレベル。
 ところで、私が野良猫を殺害した被告人の温情判決署名の発起人ということが拡散されていますが、私とは別人です。この発起人の方の主張に同意できるところがありましたので署名はしました。
 私でしたら、必ず諸外国との法制度を取り上げます。日本の動物愛護管理法では、特定の動物は非占有、さらには無主物であっても、占有物と同位の保護を受けますが、それは国際的に例外です。ドイツなどでは、非占有の犬猫は動物保護法(独 Tierschutzgesetz)の保護を受けません。ドイツにおいては、非占有犬猫の殺害そのものの刑事処罰はありません。またアメリカと異なり、ことさら残虐な殺害を重く罰する、動物虐待条項(Animal Culuty)もありません。


Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ(註 その根拠となる法令と該当する条文を原語で挙げてください。さらにその法令に基づく判例、制度の具体例を挙げてください)。
動物虐待の弁護材料にドイツを持ち出すのはお門違いです。
騙されないで下さい。

じゅにぺこ‏ @happy_junie Sep 13
外出時、ドイツではペットを首輪などで繋いでいないと警察が銃で殺処分してしまうと他者(動物虐待愛好家)に聞きました(註 首輪をして飼い主明示をしていても、人の占有下にない犬は徘徊している状態では、警察官に射殺されます。また首輪をしていてもリードから放れて人の管理下にない犬猫は、狩猟法に則れば射殺しても合法です。現に目立つ首輪をした犬を民間人ハンターが射殺して、無罪になった判例もあります(*1))。
また、別サイトでも野良の動物は法律により銃殺処分だとありましたが本当なのでしょうか(註 先に述べましたとおり、飼い主がいると判別できる犬猫であっても、人が占有していなければ、ドイツでは狩猟駆除が推奨されています。そのような規定がある「野良の動物」は、犬猫だけです。ドイツでの犬猫の狩猟駆除数は、高位推計で50万頭近くです。人口比で日本の公的殺処分の10倍よりはるかに多いです。ただし行うのは多くは民間人ハンター。それとは別に、行政が咬傷犬や禁止犬種を押収して強制的に殺処分する州法がドイツ全州にあり、行政が行う犬の殺処分も相当あります。その場合は、麻酔薬を用いた安楽死が採用されます(*2))。

Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
こっちの犬って躾が行き届いているんです(註 ドイツの犬の咬傷事故は人口比で日本の10倍です(*3)。躾が行き届いているとは、人を咬まないことが最も重要だと思いますが?)。
森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています(註 リードをしていなかった為に、飼い主から3mの距離で射殺された犬がいましたが、ハンターの行為は合法とされ刑事訴追されませんでした(*4))。
誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません(註 あまりにもひどい嘘情報で呆れます。情報を不特定多数に対して発信するのであれば、責任を持つべきです。例えばノルトライン=ヴェストファーレン洲では、森林で犬にリードをしなければ、最高で罰金2万5,000ユーロ=325万円です。その他の州でも、ドイツには全州で、州法で犬のリード義務を定めています。行政が犬のリードを強制しています。リードをしていなければ行政が犬を押収して、殺処分する権限があるヘッセン州もあります(*5)。民間人ハンターが犬猫を射殺しても合法ですしその数は高位推計で50万頭近くです。ドイツの警察官が犬などを射殺する数は年間1万頭以上です。都市部より、自然保護区の森の方が、犬のノーリードに対しては厳しい措置が取られます。あなたは現実のドイツには住めません。脳内の妄想ドイツの住民です。有害な嘘情報を公にせずに、精神科に診てもらうことをお勧めします)。


maimai.jpg


(*1)
Gerichtsurteil Hund wurde zu Recht erschossen 「判決 犬は合法的に射殺されました」。2015年10月28日。
ドイツで、首輪をした犬を射殺して、飼い主に無断で犬の死体を廃棄して無罪になったケース。

(*2)
Lesefassung des Hundegesetzes von Berlin 「ベルリン州 犬に関する法律」

「禁止犬種、危険な犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある。殺処分の費用と死体処理費用は飼い主が負担しなければならない」とされています。

§ 30 Anordnungsbefugnisse
(9) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass
auch in Zukunft von dem Hund eine konkrete Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Kosten der Tötung und der Tierkörperbeseitigung hat die Halterin oder der Halter des Hundes zu tragen,bei herrenlosen Hunden die letzte Halterin oder der letzte Halter.

30条 行政の強制力
(9)権限のある当局は、その事実が正しいと仮定される場合は、犬の殺害を命ずることができる。
将来的にその犬が人または動物の生命や健康へまさに危険をもたらす可能性がある場合。
犬の殺処分と死体処理のコストは、飼い主か管理者、徘徊犬(野良犬、捨てられた犬)は、最後の飼い主または管理者が負担しなければならない。


(*3)
Keine Frage der Rasse Verhalten von "Kampfhunden" oft anerzogen 「犬の品種特性は疑いの余地がありません 闘犬としての行動はしばしば教え込まれています」。2016年5月23日。
ドイツにおける、犬の咬傷事故件数は年間約35,000件で、人口比で日本の10倍。

(*4)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen 「ハンターは、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺した」。2015年2月。
飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードをしていなかったために刑事訴追を受けなかった例。

(*5)
Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツの犬のリード義務」。2016年。

(*6)
Rodorf.de Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis 「ノルトライン=ヴェストファーレン州 警察法指針」こちらはノルトライン=ヴェストファーレン州警察法指針ですが、全州に同様の警察法があります)。
「公共の場で飼い主の管理下にない犬は、警察官が射殺して安全を確保するのは職務である。その場合は、ドイツ連邦民法90条aの規定により、警察は民事上の損害賠償責任を負わない」とする、警察法の運用指針。

(*7)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)。
「ドイツ連邦共和国内における、「動物と財物」に対する発泡件数は、2015年では11,901件。その多くは犬と考えられる」。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)

(その他)
日本語しか読めない、maimaiさんやじゅにぺこさんなどの小学生のために。
先進国って何? (七)  ドイツ篇 その一 合法的に駆除される飼い犬・飼い猫 ードイツ連邦狩猟法 青島 啓子 
国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況  
(註 上記2件の資料においても、ドイツの犬猫狩猟駆除に関して述べられている。しかしこれらの資料は、ドイツにおける、犬の公的殺処分について触れられていない。読者に「ドイツには犬猫の狩猟駆除はあるが、公的殺処分はない」と誤解させる点では劣る資料である)。


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続続々・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺



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(Zusammenfassung)
Leinenpflicht in Deutschland
・Wird dagegen oder gegen den Leinenzwang in der genannten Zeit verstoßen, können Geldbußen bis zu 25.000 € drohen.
・Jäger dürfen Hunde dann abschießen, wenn sie sich nicht innerhalb der Einwirkung ihrer Halter befinden.
・Wer seinen Hund entgegen dieser Vorgabe(eine generelle Leinenpflicht)an den genannten Orten frei laufen lässt, riskiert nicht nur eine Geldbuße, sondern muss sogar mit der Einziehung des Hundes rechnen.
・Darüber hinaus können freilaufende hunde von Polizisten erschossen werden.


 記事、
極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続々・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
の続きです。
 これらの記事では、近年ドイツ共和国においては犬のリード義務に関する処罰規定が極めて厳しくなったことを取り上げました。例えば、次の事柄です。ドイツ全16州では犬のリード義務規定が有り、違反に対する罰金の最高額はノルトライン=ヴェストファーレン州などで2万5,000ユーロ(日本円で約325万円)です。・ノーリード(*1)の犬は、行政が押収する(殺処分される可能性がある)ことを定めているヘッセン州などがあります。・ノーリードの犬は、ドイツ全州でハンターが合法的に射殺できます。さらに、・警察法運用指針では、ノーリードの犬は警察官は射殺すべきであると定めています。今回は、・ニーダーザクセン州、・ノルトライン-ヴェストファーレン州、・ラインラント-プファルツ州、・ザールラント州、を取り上げます。


(*1)「ノーリード」は、和製英語で通じません。私がこのワードを用いるのは、あまりにも日本で定着しており、このワードで検索する方が多いからです。


 ドイツ連邦共和国の犬のリード義務に関して、まとめたサイトがあります。ドイツ全16州においては、各州により犬のリード義務を定めていますが、罰金額などにおいては違いがあります。以下のサイトでは、ドイツ全16州に付いて、犬のリードに関する規則をまとめています。今回記事では、以下の州を取り上げます。 Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツ連邦共和国における犬のリード義務」。2016年2月11日。
・ニーダーザクセン州
・ノルトライン-ヴェストファーレン州
・ラインラント-プファルツ州
・ザールラント州


・Niedersachsen
In Niedersachsen besteht in der Zeit vom 1. April bis zum 15. Juli eine generelle Leinenpflicht.
Diese besteht vor allem aus den Flächen des Waldes,
umfasst sind aber auch die im usammenhang
bebauten Ortsteile sowie die zugehörigen Wege und die Gewässer.
Denn wer in Niedersachsen die Leinenpflicht missachtet, muss mit einer Geldbuße rechnen.
Niedersächsische Jägerdürfen wie ihre Kollegen aus den anderen Bundesländern einen wildernden Hund töten, wenn dieser sich nicht innerhalb der Einwirkung einer verantwortlichen Person befindet.

・Nordrhein-Westfalen
In Nordrhein-Westfalen sind Hunde in bestimmten Bereichen an einer „zur Vermeidung von Gefahren geeigneten Leine“ zu führen.
Diese Bereiche umfassen Fußgängerzonen, Haupteinkaufsbereiche und andere innerörtliche Bereiche sowie Straßen und Plätze mit vergleichbarem Publikumsverkehr.
Vom Leinenzwang umfasst sind außerdem der Allgemeinheit zugängliche, umfriedete Park-, Garten- und Grünanlagen einschließlich der Kinderspielplätze.
Auch müssen die Vierbeiner bei öffentlichen Versammlungen, Aufzügen, Volksfesten und sonstigen Veranstaltungen mit Menschenansammlungen sowie in öffentlichen Gebäuden, Schulen und Kindergärten an der Leine geführt werden.
Um von Verstößen gegen diese Anleinpflichten von vornherein wirksam abzuschrecken, droht der nordrhein-westfälische Gesetzgeber mit einer Geldbuße bis zu 100.000 € und einer Einziehung des Hundes.
In den Wäldern gilt in Nordrhein-Westfalen außerhalb der Wege eine generelle Leinenpflicht; bei Verstößen kann ein Bußgeld bis zu 25.000 € verhängt werden.
Hält sich ein Hund in einem Jagdgebiet außerhalb der Einwirkung seines Halter auf, so darf der Jäger ihn abschießen.

・Rheinland-Pfalz
In Rheinland-Pfalz besteht selbst in den Wäldern keine generelle Leinenpflicht.
insbesondere für die Naturschutzgebiete können aber gesonderte Regelungen gelten.
Jäger sind in ihren Jagdbezirken befugt, wildernde Hunde zu töten.
Wer seinen Hund dennoch unbeaufsichtigt in einem Jagdrevier laufen lässt, riskiert ein Bußgeld bis zu 5000 €.

・Saarland
Im Saarland sind Hunde bei öffentlichen Versammlungen, Aufzügen, Volksfesten und sonstigen Veranstaltungen mit Menschenansammlungen, in Gaststättenbetrieben, in Einkaufszentren, in Fußgängerzonen und in Haupteinkaufsbereichen sowie in öffentlichen Verkehrsmitteln an der Leine zu führen.
Wildschutzgebieten kann jedoch eine Leinenpflicht für alle Hunde bestehen.
denn bei Verstößen droht eine Geldbuße bis zu 5000 €.
Wird ein Hund wiederholt beim Wildern „erwischt“, darf er ggf. auch erschossen werden.

・ニーダーザクセン州
4月1日から7月15日の期間は、ニーダーザクセン州においては、全般的な犬のリード義務があります。
これは主に森林についてですが、それらは建物が建った地区と、それに関連する道路と水路も含まれます。
ニーダーザクセン州では、リード義務に違反する者は、罰金が科せられる可能性があります。
ニーダーザクセン州のハンターは他の州のハンターと同様に、その犬が管理者である飼い主の管理下にない場合は、狩猟鳥獣に被害を及ぼしている犬を殺害することができます。

・ノルトライン-ヴェストファーレン州
ノルトライン・ヴェストファーレン州では、犬は特定の地域では「危険防止のために適切なリード」により導かなければなりません。
これらの地域には、歩道、主要な商業地域、その他の都心部、同様に公共交通機関を備えた道路や広場などがあります。
リードの使用は、公園、緑地、子供の遊び場などの緑豊かな地域でも義務です。
4足の友人(犬)は、公共の人が集まるところ、エレベーター、フェスティバルなどの人々の集まりや公共の建物、学校、幼稚園などでもつながれていなければなりません。
これらの義務違反を効果的に防止するために、ノルトライン-ヴェストファーレン州議会は、最大1万ユーロ(日本円で約130万円)の罰金と犬の押収で警告しています。
ノルライン・ヴェストファーレン州の森林においては一般的な犬のリード義務以外が適用されます。
違反の場合は2万5,000ユーロ(日本円で325万円)までの罰金を科すことができます。
犬が飼い主の管理下に無い状態で狩猟区域にいる場合は、ハンターはその犬を撃つことが許可されています。

・ラインラント-プファルツ州
ラインランド・プファルツ州では森林では、犬のリード義務はありません。
しかし、特に自然保護区においては、個別の規則を適用することがあります。
ハンターは、狩猟区の狩猟鳥獣に被害を与える犬を殺す権利を持っています。
犬を狩猟区域に放した者は、5,000ユーロ(日本円で65万円)の罰金を科されます。

・ザールラント州
ザールラント州では、犬は公に人が集まるところ、エレベーター、フェスティバルやその他のイベント、レストラン、ショッピングモール、歩行者区域、主要なショッピングエリア、公共交通機関ではリードにつなぐ義務ががあります。
野生動物保護区では、すべての犬に対してのリードが義務付けられているかもしれません。
違反は5,000ユーロ(日本円で約65万円)となる危険性があります。
犬が繰り返し狩猟鳥獣を「捕食」しているような場合は、射殺される可能性があります。



 その他にも上記の州においても、警察官が市中で犬を射殺した事件は多数あります。今年になっても、これらの州で相次いでいます。交通事故で怪我を負った飼い主に寄り添っていた犬を、救助隊員が救助の邪魔になるとして射殺した事件がありました。大変気の毒な犬です。同様の事件がベルリン州でも最近有り、こちらでも取り上げましたが、それとは別の事件です。
 Verkehrsunfall in Niedersachsen Mann wird überfahren - sein Hund muss erschossen werden 「ニーダーザクセン州の交通事故 クルマに轢かれた男-彼の犬を射殺しなければならなかった」。2017年9月9日。


Am Samstag wurde im Kreis Wolfenbüttel ein auf der Straße liegender Mann überrollt.
Die Rettungskräfte mussten seinen Hund erschießen, weil er niemanden an das Unfallopfer heranlassen wollte.
Der Mann starb an der Unfallstelle auf der Kreisstraße 13 bei Klein Dahlum.
Der Hund des Getöteten - ein Rhodesian-Ridgeback-Mischling - musste von den Beamten erschossen werden, weil das Tier die Rettungskräfte nicht an das Unfallopfer heranlassen wollte.

土曜日のことですが、ヴォルフェンビュッテルで道路上に横たわっている男性をクルマが轢きました。
その男性の犬は、被害者(クルマに轢かれた男性)に誰も触れさせようとしなかったので、救助隊員はその犬を射殺する必要がありました。
その男性は、ニーダーザクセン州クレイン・ダラムの郡道路、13号線の事故現場で死亡しました。
被害者の犬-ローデシアン・リッジバックの雑種-は、救助隊員が被害者(クルマに轢かれた飼い主)を連れて行くのを拒んだために、警察官に撃たれなければなりませんでした。



(動画)

 若干古い動画ですが。Ein Film an alle Jäger! 「この映像をすべてのハンターに!」。2007年12月11日 に公開。「犬は野生動物に害を与えない」という趣旨ですが、あまり説得力はありませんね。リードなしで自由にさせている犬が、ウサギに興味を示さなかったというもの。

Wie die Zeitschrift „Partner Hund" berichtete, sollen allein in NRW im Jahr 2002/2003 über 200 Hunde von Jägern angeschossen oder erschossen worden sein.
Es gibt offensichtlich immer noch Jäger, die behaupten, jeder Hund würde wildern und müsse darum ‚vorsorglich' erschossen werden.

犬の雑誌、「犬はパートナー(Partner Hund)」によって報道されたことですが、2002年と2003年に、200頭以上の犬(註 おそらく飼い犬だけの数字だと思われる)がドイツ、ノルトライン-ヴェストファーレン州で、ハンターによって射殺されました。
すべての犬が狩猟鳥獣を食害しており、それを防止するために犬は撃たれなければならないと主張するハンターがいるのは明らかです。





(画像)

 画像は、ツイッター、のスクリーンショット。次から次へと、知ったかぶりのドイツ通(痛)、脳内妄想ドイツ在住者が限なく出てくるのも、日本の動物愛誤の特殊性(後進性)でしょう。
 ところで、私が野良猫を殺害した被告人の温情判決署名の発起人ということが拡散されていますが、私とは別人です。この発起人の方の主張に同意できるところがありましたので署名はしました。
 私でしたら、必ず諸外国との法制度を取り上げます。日本の動物愛護管理法では、特定の動物は非占有、さらには無主物であっても、占有物と同位の保護を受けますが、それは国際的に例外です。ドイツなどでは、非占有の犬猫は動物保護法(独 Tierschutzgesetz)の保護を受けません。ドイツにおいては、非占有犬猫の殺害そのものの刑事処罰はありません。またアメリカと異なり、ことさら残虐な殺害を重く罰する、動物虐待条項(Animal Culuty)もありません。


Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ(註 その根拠となる法令と該当する条文を原語で挙げてください。さらにその法令に基づく判例、制度の具体例を挙げてください)。
動物虐待の弁護材料にドイツを持ち出すのはお門違いです。
騙されないで下さい。

じゅにぺこ‏ @happy_junie Sep 13
外出時、ドイツではペットを首輪などで繋いでいないと警察が銃で殺処分してしまうと他者(動物虐待愛好家)に聞きました(註 首輪をして飼い主明示をしていても、人の占有下にない犬は徘徊している状態では、警察官に射殺されます。また首輪をしていてもリードから放れて人の管理下にない犬猫は、狩猟法に則れば射殺しても合法です。現に目立つ首輪をした犬を民間人ハンターが射殺して、無罪になった判例もあります(*1))。
また、別サイトでも野良の動物は法律により銃殺処分だとありましたが本当なのでしょうか(註 先に述べましたとおり、飼い主がいると判別できる犬猫であっても、人が占有していなければ、ドイツでは狩猟駆除が推奨されています。そのような規定がある「野良の動物」は、犬猫だけです。ドイツでの犬猫の狩猟駆除数は、高位推計で50万頭近くです。人口比で日本の公的殺処分の10倍よりはるかに多いです。ただし行うのは多くは民間人ハンター。それとは別に、行政が咬傷犬や禁止犬種を押収して強制的に殺処分する州法がドイツ全州にあり、行政が行う犬の殺処分も相当あります。その場合は、麻酔薬を用いた安楽死が採用されます(*2))。

Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
こっちの犬って躾が行き届いているんです(註 ドイツの犬の咬傷事故は人口比で日本の10倍です(*3)。躾が行き届いているとは、人を咬まないことが最も重要だと思いますが?)。
森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています(註 リードをしていなかった為に、飼い主から3mの距離で射殺された犬がいましたが、ハンターの行為は合法とされ刑事訴追されませんでした(*4))。
誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません(註 あまりにもひどい嘘情報で呆れます。情報を不特定多数に対して発信するのであれば、責任を持つべきです。例えばノルトライン=ヴェストファーレン洲では、森林で犬にリードをしなければ、最高で罰金2万5,000ユーロ=325万円です。その他の州でも、ドイツには全州で、州法で犬のリード義務を定めています。行政が犬のリードを強制しています。リードをしていなければ行政が犬を押収して、殺処分する権限があるヘッセン州もあります(*5)。民間人ハンターが犬猫を射殺しても合法ですしその数は高位推計で50万頭近くです。ドイツの警察官が犬などを射殺する数は年間1万頭以上です。都市部より、自然保護区の森の方が、犬のノーリードに対しては厳しい措置が取られます。あなたは現実のドイツには住めません。脳内の妄想ドイツの住民です。有害な嘘情報を公にせずに、精神科に診てもらうことをお勧めします)。


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(*1)
Gerichtsurteil Hund wurde zu Recht erschossen 「判決 犬は合法的に射殺されました」。2015年10月28日。
ドイツで、首輪をした犬を射殺して、飼い主に無断で犬の死体を廃棄して無罪になったケース。

(*2)
Lesefassung des Hundegesetzes von Berlin 「ベルリン州 犬に関する法律」

「禁止犬種、危険な犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある。殺処分の費用と死体処理費用は飼い主が負担しなければならない」とされています。

§ 30 Anordnungsbefugnisse
(9) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass
auch in Zukunft von dem Hund eine konkrete Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Kosten der Tötung und der Tierkörperbeseitigung hat die Halterin oder der Halter des Hundes zu tragen,bei herrenlosen Hunden die letzte Halterin oder der letzte Halter.

30条 行政の強制力
(9)権限のある当局は、その事実が正しいと仮定される場合は、犬の殺害を命ずることができる。
将来的にその犬が人または動物の生命や健康へまさに危険をもたらす可能性がある場合。
犬の殺処分と死体処理のコストは、飼い主か管理者、徘徊犬(野良犬、捨てられた犬)は、最後の飼い主または管理者が負担しなければならない。


(*3)
Keine Frage der Rasse Verhalten von "Kampfhunden" oft anerzogen 「犬の品種特性は疑いの余地がありません 闘犬としての行動はしばしば教え込まれています」。2016年5月23日。
ドイツにおける、犬の咬傷事故件数は年間約35,000件で、人口比で日本の10倍。

(*4)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen 「ハンターは、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺した」。2015年2月。
飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードをしていなかったために刑事訴追を受けなかった例。

(*5)
Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツの犬のリード義務」。2016年。

(*6)
Rodorf.de Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis 「ノルトライン=ヴェストファーレン州 警察法指針」こちらはノルトライン=ヴェストファーレン州警察法指針ですが、全州に同様の警察法があります)。
「公共の場で飼い主の管理下にない犬は、警察官が射殺して安全を確保するのは職務である。その場合は、ドイツ連邦民法90条aの規定により、警察は民事上の損害賠償責任を負わない」とする、警察法の運用指針。

(*7)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)。
「ドイツ連邦共和国内における、「動物と財物」に対する発泡件数は、2015年では11,901件。その多くは犬と考えられる」。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)

(その他)
日本語しか読めない、maimaiさんやじゅにぺこさんなどの小学生のために。
先進国って何? (七)  ドイツ篇 その一 合法的に駆除される飼い犬・飼い猫 ードイツ連邦狩猟法 青島 啓子 
国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況  
(註 上記2件の資料においても、ドイツの犬猫狩猟駆除に関して述べられている。しかしこれらの資料は、ドイツにおける、犬の公的殺処分について触れられていない。読者に「ドイツには犬猫の狩猟駆除はあるが、公的殺処分はない」と誤解させる点では劣る資料である)。


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(Zusammenfassung)
Leinenpflicht in Deutschland
・Wird dagegen oder gegen den Leinenzwang in der genannten Zeit verstoßen, können Geldbußen bis zu 25.000 € drohen.
・Jäger dürfen Hunde dann abschießen, wenn sie sich nicht innerhalb der Einwirkung ihrer Halter befinden.
・Wer seinen Hund entgegen dieser Vorgabe(eine generelle Leinenpflicht)an den genannten Orten frei laufen lässt, riskiert nicht nur eine Geldbuße, sondern muss sogar mit der Einziehung des Hundes rechnen.
・Darüber hinaus können freilaufende hunde von Polizisten erschossen werden.


 記事、
極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
続・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺
の続きです。
 これらの記事では、近年ドイツ共和国においては犬のリード義務に関する処罰規定が極めて厳しくなったことを取り上げました。例えば、次の事柄です。ドイツ全16州では犬のリード義務規定が有り、違反に対する罰金の最高額はノルトライン=ヴェストファーレン州などでは2万5,000ユーロ(日本円で約325万円)です。・ノーリード(*1)の犬は、行政が押収する(殺処分される可能性がある)ことを定めているヘッセン州などがあります。・ノーリードの犬は、ドイツ全州でハンターが合法的に射殺できます。さらに、・警察法運用指針では、ノーリードの犬は警察官は射殺すべきであると定めています。今回は、・ブレーメン州、・ハンブルク州、・ヘッセン州、・メクレンブルクーフォアポンメルン州を取り上げます。


(*1)「ノーリード」は、和製英語で通じません。私がこのワードを用いるのは、あまりにも日本で定着しており、このワードで検索する方が多いからです。


 ドイツ連邦共和国の犬のリード義務に関して、まとめたサイトがあります。ドイツ全16州においては、各州により犬のリード義務を定めていますが、罰金額などにおいては違いがあります。以下のサイトでは、ドイツ全16州に付いて、犬のリードに関する規則をまとめています。今回記事では、以下の州を取り上げます。 Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツ連邦共和国における犬のリード義務」。2016年2月11日。
・ブレーメン州
・ハンブルク州
・ヘッセン州
・メクレンブルクーフォアポンメルン州


・Bremen
Jedoch sind läufige Hündinnen sowie Hunde, die in öffentlichen Verkehrsmitteln, Geschäften, Einkaufszentren und bei Veranstaltungen mit Menschenansammlungen mitgeführt werden, an der Leine zu führen, ansonsten droht ein Bußgeld bis zu 5000 €.
Auch in Bremen sind Jäger befugt, im Rahmen des Jagdschutzes freilaufende Hunde zu töten, wenn sich diese außerhalb der Einwirkung ihres Halters befinden.

・Hamburg
Außerhalb des eigenen eingefriedeten Besitztums, in Mehrfamilienhäusern außerhalb der eigenen Wohnung, sind Hunde an einer reißfesten Leine zu führen.
Sie müssen an einer reißfesten Leine geführt werden, welche nicht länger als 2 m sein darf.
müssen Hunde in den Wäldern Hamburgs und auch in den meisten Nationalparks an der kurzen Leine geführt werden.
Ebenfalls besteht ein generelles Verbot, im Naturschutzgebiet Auenlandschaft Norderelbe einen Hund mitzuführen.
Auch in Hamburg dürfen Jäger einen wildernden Hund töten.
Nach dem Hamburgischen Jagdgesetz erstreckt sich das Tötungsrecht des Jägers sogar ausdrücklich auch auf Tiere, die sich in Fallen gefangen haben.

・Hessen
Eine generelle Leinenpflicht besteht in Hessen insbesondere bei öffentlichen Versammlungen, Aufzügen, Volksfesten, Märkten, Messen und sonstigen Veranstaltungen mit Menschenansammlungen sowie in Gaststätten und in öffentlichen Verkehrsmitteln.
Wer seinen Hund entgegen dieser Vorgabe an den genannten Orten frei laufen lässt, riskiert nicht nur eine Geldbuße, sondern muss sogar mit der Einziehung des Hundes rechnen.
Ebenfalls eine Geldbuße bis zu 5000 € droht demjenigen Hundehalter, der seinen Vierbeiner in Hessen außerhalb seines eigenen eingefriedeten Besitztums laufen lässt, ohne ihn zu beaufsichtigen.
In den Wäldern Hessens,denn auch hier dürfen Jäger in ihrem Jagdbezirk Hunde abschießen.

・Mecklenburg- Vorpommern
Einen Leinenzwang gibt es bei Versammlungen, Umzügen, Volksfesten, sonstigen öffentlichen Veranstaltungen sowie an Orte mit großen Menschenansammlungen und in öffentliche Verkehrsmittel, Verkaufsstätten oder Tiergärten.
Wer gegen diese Vorgaben verstößt, muss mit einem Bußgeld bis zu 5000 € rechnen.
auch droht die Einziehung des Hundes durch die Ordnungsbehörden.
In den Wäldern Mecklenburg- Vorpommerns gilt eine generelle Anleinpflicht.
bei Verstößen droht ein Bußgeld bis zu 7500 € sowie die Einziehung des Hundes.
Auch hier dürfen Hunde, die Wild aufsuchen oder verfolgen und die sich außerhalb der Einwirkung ihres Halters befinden,
von Jägern getötet werden.

・ブレーメン州
ただし雌犬であっても雄犬であっても、公共交通機関内、商店、ショッピングモール、人が集まるイベントではリードにつながなければならず、さもなければ5,000ユーロ(日本円で約65万円。1ユーロ130円)までの罰金が科される危険があります。
ブレーメン州においては、ハンターは飼い主の管理外にある場合は、狩猟鳥獣保護の一環として、自由に徘徊している犬を殺す権限も与えられています。

・ハンブルク州
塀で囲われた私有地以外、集合住宅においては自分の部屋の外では、犬は切れない丈夫なリードをしなければなりません。
犬は、切れない丈夫なリードで保持されなければならず、リードの長さは2 mを超えてはなりません。
犬はハンブルクの森林や、ほとんどの国立公園は、リードでつながれていなければなりません。
自然保護区の、Auenlandschaft Norderelbe においては、犬を連れて行くことが全般に禁止されています。
またハンブルク州では、ハンターは狩猟鳥獣に被害を与える犬を殺すことが許可されています。
ハンブルク州狩猟法によれば、ハンターの犬を殺害する権利は、捕獲された後の動物(ライブトラップで捕獲した後に殺害すること)にも及ぶとさえ明示されています。

・ヘッセン州
ヘッセン州では、特に公共の場で人が集まるところ、エレベーター、フェスティバル、市場、見本市、レストラン、公共交通機関では、全般的な犬のリード義務がありあす。
上記の場所で自分の犬を自由にさせる人は、この要件に反することとなり、罰金を科すだけでなく、犬が押収される可能性もあります。
犬を管理でずに、塀で囲われた私有地の外に4本足(犬)を出した場合は、犬の飼い主は5,000ユーロの罰金が科される危険があります。
ヘッセン州の森では、ここでもハンターは、狩猟区で犬を撃つことが許可されています。

・メクレンブルク-フォアポンメルン州
人が集まるところでは犬のリード義務があり、パレード、フェスティバル、その他の公的行事、大勢の人が集まる公共交通機関や商店や動物園などです。
これらの要件に違反する人は5,000ユーロまでの罰金が科せられ、規制当局が犬を押収する危険性もあります。
メクレンブルク-フォアポンメルンの森林では、犬の全般的なリード義務があります。
違反した場合には、7,500ユーロ(97万5,000円)の罰金と犬が押収される危険があります。
さらに、狩猟鳥獣を追いかけたり、飼い主の管理下にない犬は、ハンターによって殺害されます。



 その他にも上記の4州においても、警察官が犬を射殺する事件が頻繁に報道されます。今年、ヘッセン州で起きた事件ですが、強姦容疑者宅を捜索した際に、警察官は、容疑者の飼い犬を射殺しました。その犬は、警察官が踏み込んだ時は、容疑者の傍らでおとなしく横たわっていただけでした。
 Kampfhund neben Herrchen getötet 「飼い主の傍らで警察官から殺害された闘犬種の犬」。2017年3月12日、から引用します。


Prostituierte hatte Mann (42) wegen Vergewaltigung angezeigt.
Kampfhund „Šaro“ starb neben seinem Herrchen, wurde von SEK-Beamten erschossen.
Beim Einsatz gegen einen mutmaßlichen Vergewaltiger erschoss das SEK im vornehmen Taunus-Kurort Bad Soden den Kampfhund des Verdächtigen.

売春婦は、42歳の男に強姦されたと通報しました。
闘犬種の「ザーロ」は飼い主(強姦容疑者)の隣で警察官に撃たれて死にました。
強姦の疑いのある人物に対抗して、警察官は(ヘッセン州)タウヌス・クロート・バース・ソーデンで容疑者の闘犬種の犬を射殺しました。



(画像)

 ハンブルク州の地方紙、Winsener Stadtkurierの記事より。2012年12月19日。逃げ出して町を徘徊していた飼い犬を警察官が射殺した事件。

“Unsere Beamten wurden von einem Kampfhund angegriffen, der daraufhin erschossen wurde”, heißt es in der Pressemitteilung der Polizei.
“Fast wäre noch ein zweiter Hund erschossen worden, ein 15 Wochen alter Welpe. Die Beamten hatten schon angelegt, als sich das Frauchen dazwischen warf.”

「当警察署の警察官は、その後射殺された闘犬カテゴリーの犬から攻撃を受けていたのです」。
そのように警察はプレスリリースで述べています。
「さらに次の犬が射殺されることは間違いないでしょう、15週齡の仔犬(今回射殺されたディッガ)が射殺されたあとには。警察当局の、飼い主に落ち度があるというシナリオは最初から作られていたのです」。


警察 犬 射殺


(動画)

 ヘッセン州リュッセルスハイムで、一般市民が撮影した動画。逃げ出した2頭の飼い犬を警察官らが射殺しています。2014年9月23日公開。この犬は首輪も飼い主明示もしていました。




(画像)

 画像は、ツイッター、のスクリーンショット。次から次へと、知ったかぶりのドイツ通(痛)、脳内妄想ドイツ在住者が限なく出てくるのも、日本の動物愛誤の特殊性(後進性)でしょう。
 ところで、私が野良猫を殺害した被告人の温情判決署名の発起人ということが拡散されていますが、私とは別人です。この発起人の方の主張に同意できるところがありましたので署名はしました。
 私でしたら、必ず諸外国との法制度を取り上げます。日本の動物愛護管理法では、特定の動物は非占有、さらには無主物であっても、占有物と同位の保護を受けますが、それは国際的に例外です。ドイツなどでは、非占有の犬猫は動物保護法(独 Tierschutzgesetz)の保護を受けません。ドイツにおいては、非占有犬猫の殺害そのものの刑事処罰はありません。またアメリカと異なり、ことさら残虐な殺害を重く罰する、動物虐待条項(Animal Culuty)もありません。


Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
(ドイツは)人権よりペット権が尊重される国ですよ(註 その根拠となる法令と該当する条文を原語で挙げてください。さらにその法令に基づく判例、制度の具体例を挙げてください)。
動物虐待の弁護材料にドイツを持ち出すのはお門違いです。
騙されないで下さい。

じゅにぺこ‏ @happy_junie Sep 13
外出時、ドイツではペットを首輪などで繋いでいないと警察が銃で殺処分してしまうと他者(動物虐待愛好家)に聞きました(註 首輪をして飼い主明示をしていても、人の占有下にない犬は徘徊している状態では、警察官に射殺されます。また首輪をしていてもリードから放れて人の管理下にない犬猫は、狩猟法に則れば射殺しても合法です。現に目立つ首輪をした犬を民間人ハンターが射殺して、無罪になった判例もあります(*1))。
また、別サイトでも野良の動物は法律により銃殺処分だとありましたが本当なのでしょうか(註 先に述べましたとおり、飼い主がいると判別できる犬猫であっても、人が占有していなければ、ドイツでは狩猟駆除が推奨されています。そのような規定がある「野良の動物」は、犬猫だけです。ドイツでの犬猫の狩猟駆除数は、高位推計で50万頭近くです。人口比で日本の公的殺処分の10倍よりはるかに多いです。ただし行うのは多くは民間人ハンター。それとは別に、行政が咬傷犬や禁止犬種を押収して強制的に殺処分する州法がドイツ全州にあり、行政が行う犬の殺処分も相当あります。その場合は、麻酔薬を用いた安楽死が採用されます(*2))。

Maimai‏ @MaimaiMaiful Sep 13
こっちの犬って躾が行き届いているんです(註 ドイツの犬の咬傷事故は人口比で日本の10倍です(*3)。躾が行き届いているとは、人を咬まないことが最も重要だと思いますが?)。
森を散歩してると、繋がれていない犬が幸せそうに歩いたり、飼い主と遊んだりしています(註 リードをしていなかった為に、飼い主から3mの距離で射殺された犬がいましたが、ハンターの行為は合法とされ刑事訴追されませんでした(*4))。
誰にも迷惑かけていませんし、阻む権利は誰にもありません(註 あまりにもひどい嘘情報で呆れます。情報を不特定多数に対して発信するのであれば、責任を持つべきです。例えばノルトライン=ヴェストファーレン洲では、森林で犬にリードをしなければ、最高で罰金2万5,000ユーロ=325万円です。その他の州でも、ドイツには全州で、州法で犬のリード義務を定めています。行政が犬のリードを強制しています。リードをしていなければ行政が犬を押収して、殺処分する権限があるヘッセン州もあります(*5)。民間人ハンターが犬猫を射殺しても合法ですしその数は高位推計で50万頭近くです。ドイツの警察官が犬などを射殺する数は年間1万頭以上です。都市部より、自然保護区の森の方が、犬のノーリードに対しては厳しい措置が取られます。あなたは現実のドイツには住めません。脳内の妄想ドイツの住民です。有害な嘘情報を公にせずに、精神科に診てもらうことをお勧めします)。


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(*1)
Gerichtsurteil Hund wurde zu Recht erschossen 「判決 犬は合法的に射殺されました」。2015年10月28日。
ドイツで、首輪をした犬を射殺して、飼い主に無断で犬の死体を廃棄して無罪になったケース。

(*2)
Lesefassung des Hundegesetzes von Berlin 「ベルリン州 犬に関する法律」

「禁止犬種、危険な犬は行政が押収して強制的に殺処分する権限がある。殺処分の費用と死体処理費用は飼い主が負担しなければならない」とされています。

§ 30 Anordnungsbefugnisse
(9) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, dass
auch in Zukunft von dem Hund eine konkrete Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Kosten der Tötung und der Tierkörperbeseitigung hat die Halterin oder der Halter des Hundes zu tragen,bei herrenlosen Hunden die letzte Halterin oder der letzte Halter.

30条 行政の強制力
(9)権限のある当局は、その事実が正しいと仮定される場合は、犬の殺害を命ずることができる。
将来的にその犬が人または動物の生命や健康へまさに危険をもたらす可能性がある場合。
犬の殺処分と死体処理のコストは、飼い主か管理者、徘徊犬(野良犬、捨てられた犬)は、最後の飼い主または管理者が負担しなければならない。


(*3)
Keine Frage der Rasse Verhalten von "Kampfhunden" oft anerzogen 「犬の品種特性は疑いの余地がありません 闘犬としての行動はしばしば教え込まれています」。2016年5月23日。
ドイツにおける、犬の咬傷事故件数は年間約35,000件で、人口比で日本の10倍。

(*4)
Hund 3 Meter neben seinem Halter erschossen 「ハンターは、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺した」。2015年2月。
飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードをしていなかったために刑事訴追を受けなかった例。

(*5)
Leinenpflicht in Deutschland 「ドイツの犬のリード義務」。2016年。

(*6)
Rodorf.de Polizeiliches Grundlagenwissen für Studium und Praxis 「ノルトライン=ヴェストファーレン州 警察法指針」こちらはノルトライン=ヴェストファーレン州警察法指針ですが、全州に同様の警察法があります)。
「公共の場で飼い主の管理下にない犬は、警察官が射殺して安全を確保するのは職務である。その場合は、ドイツ連邦民法90条aの規定により、警察は民事上の損害賠償責任を負わない」とする、警察法の運用指針。

(*7)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計」(2016年)。
「ドイツ連邦共和国内における、「動物と財物」に対する発泡件数は、2015年では11,901件。その多くは犬と考えられる」。

ドイツ 警察官による犬などの射殺数 (640x258)

(その他)
日本語しか読めない、maimaiさんやじゅにぺこさんなどの小学生のために。
先進国って何? (七)  ドイツ篇 その一 合法的に駆除される飼い犬・飼い猫 ードイツ連邦狩猟法 青島 啓子 
国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況  
(註 上記2件の資料においても、ドイツの犬猫狩猟駆除に関して述べられている。しかしこれらの資料は、ドイツにおける、犬の公的殺処分について触れられていない。読者に「ドイツには犬猫の狩猟駆除はあるが、公的殺処分はない」と誤解させる点では劣る資料である)。


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プロフィール

さんかくたまご

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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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