飼い主の母子を咬み殺した犬は殺処分された~犬による死亡咬傷事故が相次ぐドイツ






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(Zusammenfassung)
Mehrfacher Todesbissunfall von Hunden in Deutschland nacheinander.
Er tötete zwei Menschen "Chico" eingeschläfert: Verantwortliche nennen Gründe - Tierrechtler widersprechen
TRAGÖDIE IN HESSEN:HUND BEISST BABY IN DEN KOPF – TOT! Polizei ermittelt wegen fahrlässiger Tötung


 最近1ヶ月程の間ですが、ドイツでは犬による死亡咬傷事故が相次いでいます。また、犬の強制殺処分も実施されました。ドイツでは全州で、咬傷事故を起こした犬を州が押収して強制的に殺処分する州法の規定があり、州(行政)が行う犬の公的殺処分制度が厳然と存在します。また、その制度により強制殺処分される犬の数も相当数あります。それらの事件の具体例を取り挙げます。


 まずドイツで最近発生した、死亡事故を含む、犬の咬傷事故の具体例を挙げます。まず最初に、52歳の母親とその息子をかみ殺した、スタッフォードシャー・テリアの雑種犬についての事件を報じるニュースソースです。この犬は、事件発生から2週間後の4月16日に、州獣医局により、強制的に安楽死(殺処分)されました。
 Er tötete zwei Menschen "Chico" eingeschläfert: Verantwortliche nennen Gründe - Tierrechtler widersprechen 「二人を殺した犬 「チコ」の安楽死(殺処分):責任者に理由を聞く - 動物の権利活動家は反対しています」 2018年4月16日


Der Hund "Chico" ist zwei Wochen nach der tödlichen Attacke auf zwei Menschen in Hannover eingeschläfert worden.
Der Kampfhundmischling hatte eine 52 Jahre alte, im Rollstuhl sitzende Frau und deren 27 Jahre alten Sohn, den Halter des Tieres, totgebissen.
Warum "Chico" eingeschläfert wurde
Jetzt nennen die Verantwortlichen mehrere Gründe, warum sie sich nun doch zu dem drastischen Schritt entschlossen haben:
1. Gesundheitliche Probleme.
2. Kein Kontakt zu anderen Tieren.
3. Ausbruch von Gewalt.
Unter Einbeziehung von Sachverständigen haben die Verantwortlichen dann die Entscheidung getroffen, den Hund noch in der Narkose einzuschläfern.
Nach tödlichen Attacken ist es üblich, dass die Tiere eingeschläfert werden.

「チコ」という名の犬は、ハノーファー(ハノーバー)で、2人の致命的な攻撃の2週間後に、安楽死させられました。
闘犬の雑種(チコ)は、52歳の車椅子に乗った女性と、27歳の息子(動物の飼い主)を咬みました。
なぜ「チコ」を安楽死させたのですか。
現在担当者は、思い切った一歩を踏み出すことを決めた理由を、いくつか挙げています。
1、犬の健康上の問題。
2、犬が他の動物と接触していないこと(社会性の欠如)。
3、攻撃の発生。
専門家の助言を受けて、責任者は麻酔下で犬を安楽死させる決定を下しました(註 この犬は、4月16日に殺処分されました)。
致命的な攻撃の後は、動物(犬)は安楽死されるのが一般的です。


(なお、この事件は日本でも報道されています。ペットの犬が飼い主親子を殺害か、自宅に遺体 ドイツ 2018年4月4日)


 次はドイツ、ヘッセン州で、わずか月齢7ヶ月の赤ちゃんが犬に咬まれて死亡した事件です。上記の事件の、わずか6日後でした。この事件を伝える、ニュースソースから引用します。なお、以下の記事では、幼児や赤ちゃんが犬に噛み殺されるドイツの事件をほかにもいくつかとりあげています。特に衝撃的だったのは、小学校に入り込んだ2頭の放し飼いのピットブルが同級生や教諭の目前で6歳の少年をかみ殺して、その場で犬が警察官に射殺された事件です。
 TRAGÖDIE IN HESSEN:HUND BEISST BABY IN DEN KOPF – TOT! Polizei ermittelt wegen fahrlässiger Tötung 「ヘッセン州の悲劇:犬は赤ちゃんの頭を咬み、赤ちゃんは死にました 警察は過失殺人事件として捜査しています」 2018年4月10日


Tödlicher Zwischenfall in Bad König (Hessen) – wieder war ein Hund der Täter.
Das Tier tötete am Montag den sieben Monate alten Jannis in der Wohnung seiner Mutter – mit einen Biss in den Kopf.
Das tote Baby soll am Mittwoch obduziert werden.
Laut Staatsanwaltschaft und Polizei soll es sich – nach dem Äußeren des Hundes zu urteilen – um einen Staffordshire-Mix handeln.
Der Hund wird als sehr aggressiv beschrieben.
Wie die Staatsanwaltschaft mitteilte, war der Zustand des Kleinen zunächst stabil, verschlechterte sich dann aber rapide.
Am späten Abend verstarb der Säugling.

バート・ケーニッヒ(ヘッセン州)で致命的な事件がありました - 再び犬の犯行でした。
この犬は、月曜日に生後7ヶ月前のヤニスちゃんの頭をかんで、母親のアパートの部屋で殺しました。
死んだ赤ちゃんは、水曜日に剖検しなければなりません。
現在調査官は、まず(両親の)過失致死傷罪の疑いがあると考えています。
検察と警察によると、犬の外見で判断すると、この犬はスタッフォードシャーの雑種だろうとしています。
犬は非常に攻撃的だと言われています。
検察官によると、赤ちゃんは小康状態で当初は安定していましたが、その後急速に悪化しました。
そして夜遅くに赤ちゃんは死亡しまし た。



(動画 )

 Eine Tierärztin erklärt, wie „Chico“ sein Frauchen und deren Sohn totbeißen konnte 「獣医師は、咬傷犬『チコ』が、飼い主の女性とその息子をどのように咬むことが可能かを説明します」 2018/04/06 に公開

Nach der tödlichen Attacke auf seine Besitzerin Lezime K. (†52) und deren kleinwüchsigen Sohn Liridon K. (†27) in Hannover wurde der Staffordshire Terrier Chico ins Tierheim gebracht.
Chico wird zeitnah eingeschläfert.
Das gab Udo Möller, Sprecher des Landeshauptstadt Hannover, am Freitagnachmittag bekannt.

飼い主の、リツッイマ・K.(52歳)さんと、短命におわった息子リリドン・K.(27歳)さんを、ハノーバーで攻撃して死に至らしめた、スタッフォードシャー・テリア種の犬チコは、ティアハイムに収容されました。
チコはすぐに安楽死(殺処分)させられます。
これは金曜日の午後に、州都ハノーバー市の、広報官ウド・メラー氏が発表したものです。




(動画)

 Hannover: Chicos Schicksal ist besiegelt: "Der Hund wird definitiv zeitnah eingeschläfert" 「ハノーファー:咬傷犬チコの運命は閉ざされました:『犬は間違いなくすぐに安楽死されられます』」 2018/04/07 に公開
 飼い主の女性と、その息子の2人を咬み殺した犬の、上記と同じ事件を報じるTVニュース。




(動画)

 Hund beißt Baby tot: Jannis wurde nur sieben Monate alt 「犬は、赤ちゃんを咬んで殺しました:赤ちゃんのヤニスちゃんは、わずか生後7ヶ月でした」。2018/04/10 に公開
 上記の事件の、わずか6日後に発生した、7ヶ月齢の赤ちゃんを、飼い犬が咬み殺した事件を伝えるニュース。 




(参考資料)

Hundeverordnung Hessen 「ドイツ ヘッセン州 犬規則」

§ 11 Sicherstellung und Tötung von Hunden
(2) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines gefährlichen Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, daß von dem Hund eine Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Tötung ist an zuordnen, wenn der Hund einen Menschen getötet oder ernstlich verletzt hat.

11条 犬の押収と殺処分
(2)その犬が人間や動物の生命や健康に脅威をもたらすと信じるに足る理由がある場合は、権限のある(州の)当局は、危険な犬の殺処分を命ずることができます。
犬が人を殺した、もしくは重傷を負わせた場合は、その犬の殺処分を手配(Tötung ist an zuordnen)しなければなりません。
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「ドイツでは殺処分は法律で認められていない」という、株式会社シロップの狂気発言






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(Zusammenfassung)
Hundeverordnung Hessen
§ 11 Sicherstellung und Tötung von Hunden
(2) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines gefährlichen Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, daß von dem Hund eine Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Tötung ist anzuordnen, wenn der Hund einen Menschen getötet oder ernstlich verletzt hat.


 記事、
日本よりペットショップがはるかに多いイギリス(人口比で1.6倍)~株式会社シロップの狂気「イギリスには全くと言っていいほどペットショップがない」
株式会社シロップの狂気「イギリス、ドイツでは犬はノーリードで良い」
の続きです。
 これらの記事では、動物愛護に関する、特に海外情報においては私が確認した限り、全ての記事において嘘、誤り、偏向がある問題サイト、ペトことと、その運営会社、株式会社シロップに関する記事について書きました。今回は、記事、保護犬猫と里親を結ぶWebサービス「OMUSUBI」を立ち上げた理由、における社員の発言、「ドイツ:殺処分は法律で認められていない」が、真っ赤な嘘であることを書きます。



保護犬猫と里親を結ぶWebサービス「OMUSUBI」を立ち上げた理由、から問題の記述を引用します。


国立国会図書館 によれば、日本の約8万3000頭という殺処分数と比べて、イギリス・ドイツ・アメリカの各国の犬・猫を合わせた殺処分数は下記の通りである。
ドイツ:殺処分は法律で認められていない。
しかし、狩猟者による野良犬・猫の駆除が合法であるために処分されている犬猫が存在するが、公的な発表はない。



 結論から言えば、ドイツには公的な犬猫の殺処分が法律に基づき、制度として存在します。また相当数ありますし、公的統計もあります。上記で「ドイツでは殺処分は法律で認められていない」とする根拠として挙げられているソース、「国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況 ―イギリス、ドイツ、アメリカ― 」ですが、「ドイツでは殺処分は法律で認められていない」とは一言も書かれていません。ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)23条において、非占有の犬猫は通年狩猟が合法(というよりハンターの責務とされています)であることが定められており、推計で年間46万5,000頭の犬猫が狩猟駆除されているのは真実です。
 その他にも、ドイツには州政府や連邦政府の行政組織が行う犬猫の公的殺処分制度が厳然と存在し、相当数あります。また公的統計もあります。さらに、民間組織のティアハイム(いわゆるアニマル・シェルター)も、一定の条件を満たせば、殺処分が合法ですし、相当数行われています。私は、「殺処分」を次のように定義しています。
1、法律に基づき、
2、制度として定められて一定数あり、
3、便益(例えば研究目的や工業製品に用いるなど)を目的としない、公衆衛生や安全対策上の犬猫の殺害。
さらに、
4、上記を、行政組織が行うものを「公的殺処分」と私は定義しています。

 まず、ドイツにおける「公的殺処分」について述べます。ドイツにおける犬猫などの公的殺処分は次のようなものがあります。
1、全州に犬法(Hundegesetz)が定められており、本法に基づき飼育が禁止されている犬種の犬や、咬傷犬を州が押収して強制的に殺処分しなければならないと言う規定があります。(*1)
2、連邦狂犬病予防規則(Verordnung zum Schutz gegen die Tollwut (Tollwut-Verordnung))では、狂犬病の疑いが蓋然的にあるだけでも、その動物は押収~殺処分しなければならないとあります(例えば狂犬病感染動物と同じケージで輸送しただけでも、症状がなくても押収~殺処分しなければならないとあります。実際にそのようなケースで強制殺処分が行われています)。(*2)
3、ドイツ連邦通関法(Zollverwaltungsgesetz (ZollVG))において、検疫不備の犬猫は、通関事務所が押収して強制的に殺処分しなければならないとあります(日本にはそのような規定はない)。(*3)
4、各州の警察法(Polizeirecht)において、「市中の危険防止のために警察官は犬などの動物を射殺することは職務権限である」と定めています。相当数あり、2015年の犬などの射撃は11,901であり、制度としての「公的殺処分」と言っても差し支えないと思います。(*4)


 そのほか民間においても、「合理的な理由があり」、かつ「原則意識喪失状態(麻酔下)でされば殺害ができる」とし、さらに、「それが不可能な場合であっても他の法律の規定があれば、回避不能な苦痛の範囲内であれば意識下でも殺処分できる」と、動物保護法(Tierschutzgesetz)に規定があります。
 事実ドイツでは、民間の獣医診療所では多くの殺処分(麻酔下での安楽死)が行われています。また民間の動物保護施設であるティアハイムでも、相当数・率の殺処分が行われています。2014年に行われた、ハノーバー(ハノーファー)獣医大学の調査によれば、ティアハイムに収容された犬のうち、26.2%が合法的に殺処分されています。(*5)
 ドイツ動物保護協会では、ティアハイムの運営指針として、動物の安楽死(殺処分)について指針を出しています。それは、「1、末期の傷病動物は殺処分(安楽死)させなければならない」としています。そのほかに殺処分(安楽死)しても良いとしているケースは、「2、行動障害があり、それによりその動物が生存するうえで苦痛をもたらしている場合」と、「その動物が行動障害があり、周囲に危険を及ぼし緊急性がある場合」があります。(*6)

 上記の事柄は、既に私が何度も根拠を上げて記事にしてきました。対して、ドイツ連邦共和国の法令においては、「動物の殺処分を禁じる規定」はありません。ぜひ山本氏に、「ドイツ:殺処分は法律で認められていない」を定めている法律と、該当する条文を原文で示していただきたいです(ここでも「嘘つきは出典を上げない」という大原則通りです)。
 「続き」でそれらの記事のリンクを貼っておきます。各記事に、全て根拠となる出典(ドイツ連邦共和国が公表している法令原文、公的統計資料、大学の学術調査、マスメディアの記事など)を示しています。それと補足すべき点をいくつか挙げておきます。

 日本で、「ドイツには犬猫の狩猟駆除はあるが殺処分がない、殺処分ゼロである」、「ドイツでは犬猫の狩猟駆除はあるが、行政が行う公的殺処分はない」と主張している人たちが、唯一バカの一つ覚えとして根拠にしているのが、「国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況 ―イギリス、ドイツ、アメリカ― 」です。しかしこの文献には、「ドイツには行政が行う殺処分はない」とは一言も書かれていません。
 嘘には狭義の嘘と広義の嘘があります。狭義の嘘とは、ありもしないことを「ある」と言うことです。例えばこの連載で取り上げた、株式会社シロップの、「イギリス、ドイツにはほぼペットショップがない」、「イギリス、ドイツでは犬はノーリードでも良い」などです。対して広義な嘘とは、意図的に伝えるべき事を伝えないことです。「国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況 ―イギリス、ドイツ、アメリカ― 」では、ドイツの狩猟駆除について述べているにもかかわらず、そのほかの殺処分制度について一言も触れていなのは読者に「狩猟駆除以外ドイツには殺処分はない」と著しく誤解させます。その点では、広義の嘘と言えます。その他にも、この文書は問題点が多々あります。

 私が「ドイツには公的殺処分がある」ことを、Q&Aサイトなどで、ドイツの法令原文を引用して訳しても一切聞く耳持たない人が多かったです。「ドイツ語はわからない」から。「わからないのもは=存在しないということにしておこう」ということでしょうか。そして、「国立国会図書館 諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況 ―イギリス、ドイツ、アメリカ― 」を唯一あげて「ドイツには公的殺処分がない」と言い張ります。
 では、日本語しか読めない方にこの資料を引用します。在日本ドイツ連邦大使館・総領事館が、日本向けに日本語で情報提供しているサイトです。ドイツへの犬、猫などの持ち込みについてから引用します。


ドイツに直接入国し、ドイツ国内に留まる場合には、狂犬病予防接種の証明とマイクロチップの装着の証明が必要となります。
狂犬病の予防接種の証明書がないペット、もしくはマイクロチップを提示するこ とができないペットは、管轄官庁によりもと来た国へ送致されるか、健康検査が終わるまで検疫所に預けられます(費用は飼い主負担)。
非常手段として、飼い 主の費用負担なしに殺処分されることもあります。



 これは通関事務所(ドイツ連邦共和国の行政組織)が行うことですから、「公的殺処分」そのものです。「殺処分を禁止」どころか、「殺処分しなければならない」という規定です。
 しかし少し考えれば、ドイツ連邦共和国は人口が8,000万人を超える、先進国で大国です。また狂犬病清浄国ではありません。第二次世界大戦後の政治混乱期と、旧共産圏諸国の政情不安と東西ドイツ統一時、そして旧ユーゴスラビア内戦時には、ドイツに国境を接する東ヨーロッパでは狂犬病が多発しました。そのような状況で、ドイツという国が、公衆衛生政策が無為無策のわけがありません。市中で狂犬病に感染している恐れがある犬が見つかった場合、民間人ハンターが狩猟駆除してくれるまで待つのですか。また通関時に狂犬病に感染してると疑われる犬があった場合、街中に放して民間人ハンターに射殺させるのですか。株式会社シロップの社員や「ドイツには公的殺処分がない」と言い張ってる人の言うことが真実だとすればそうなります。実に馬鹿げたことです。またドイツは、人口比で日本の10倍も犬の咬傷事故が多いのです。今年の4月だけで、3名の方が犬に殺されました。では、ドイツでは、街中で大型犬が人を襲っている時に、民間人ハンターが射殺してくれるまで待つのでしょうか。
 冷静になって考えれば分かることです。私は「先進国では公衆衛生上と安全対策上、行政が犬などの殺処分を行わない国は皆無である」と断言します。


(動画)

 Nach tödlicher Attacke: "Listenhund Chico" wurde eingeschläfert 致命的な攻撃の後に: 「リストの犬(ドイツでは全州で飼育などが禁止されている犬種があり、特別な許可を得なければ犬は押収されて殺処分、飼い主は刑事罰を受けるとの法律があります。その禁止犬種にリストアップされた犬という意味)」を安楽死させました 2018/04/16 に公開
 ドイツでは、今年4月だけでも、3名の方が犬に咬まれて死亡しています。この報道は、それらの事件のうちの一つです。ドイツでは、無許可飼育の禁止犬種や、咬傷事故を起こした犬などを州が強制的に殺処分しなければならないという法律の規定があります。法律に則って、殺処分回避のデモも起きましたが、死亡咬傷事故を起こした犬は2週間を経ずに、速やかに殺処分されました。この事件と、他のドイツの咬傷死亡事故に関しては、改めて記事にします。日本語記事 ペットの犬が飼い主親子を殺害か、自宅に遺体 ドイツ 2018年4月4日


Kampfhund „Chico", der seine Halterin und dessen Sohn totgebissen hatte, wurde eingeschläfert.
Das meldet die Bild-Zeitung.

女性の飼い主とその息子を死傷させた闘犬種「チコ(犬の名前)」は、安楽死させられました。
Bild紙(ドイツ最大手新聞)が報道しています。 




(参考資料)

Hundeverordnung Hessen 「ドイツ ヘッセン州 犬規則」

§ 11 Sicherstellung und Tötung von Hunden
(2) Die zuständige Behörde kann die Tötung eines gefährlichen Hundes anordnen, wenn Tatsachen die Annahme rechtfertigen, daß von dem Hund eine Gefahr für Leben oder Gesundheit von Menschen oder Tieren ausgeht.
Die Tötung ist an zuordnen, wenn der Hund einen Menschen getötet oder ernstlich verletzt hat.

11条 犬の押収と殺処分
(2)その犬が人間や動物の生命や健康に脅威をもたらすと信じるに足る理由がある場合は、権限のある(州の)当局は、危険な犬の殺処分を命ずることができます。
犬が人を殺した、もしくは重傷を負わせた場合は、その犬の殺処分を手配(Tötung ist an zuordnen)しなければなりません。


 飼育が禁止されている犬や咬傷犬、特に重大咬傷事故を起こした犬は、ドイツ全州で「殺処分しなければならない」との法令の規定があります。対して日本では、仮に死亡咬傷事故を起こした犬であっても、強制的に行政が殺処分できる法律の規定はありません。
 まさに、「ドイツ:殺処分は法律で認められていない」の発言は、真逆(まぎゃく)も真逆、真実の正反対です。よくもまあ、こんな大嘘誤りを、公のメディアで垂れ流すことができるものだと感心します。株式会社シロップの代表者、大久保氏の発言も然り。


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高速道路で多重事故を引き起こした犬は警察官に射殺された~ドイツ、バーデン-ヴュルテンベルク州ヴァルドルフ






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(Zusammenfassung)
Hund verursacht Auffahrunfall mit sechs Fahrzeugen und wird erschossen


 ドイツ、ドイツ、バーデン-ヴュルテンベルク州で発生した事件ですが、高速道路上に侵入した犬が原因で、6台の自動車の多重衝突事故が起きました。子供が二人怪我をして、救急ヘリコプターで搬送されました。犬は、最終的に警察官に射殺されました。警察は犬の飼い主に対して、警察官の出動の費用などの損害賠償請求を行う予定です。何とも迷惑な犬ですが、飼い主の賠償しなければならない金額は高額になるに違いありません。


 サマリーで示した事件を伝える、ニュースソースから引用します。Hund verursacht Auffahrunfall mit sechs Fahrzeugen und wird erschossen 「犬は高速道路場で6台自動車の多重追突事故を引き起こし、警察官に射殺されました」。2018年2月24日


Walldorf.
Ein Hund hat auf der Autobahn A5 zwischen Walldorf und Sandhausen einen Auffahrunfall mit sechs Fahrzeugen verursacht.
Zwei Kinder wurden nach Auskunft der Polizei bei dem Vorfall am Samstag leicht verletzt.
Letztlich musste der Hund erschossen werden, weil es Polizei und Tierärztin sechs Stunden lang nicht gelungen war, das Tier mit einer Lebendfalle einzufangen.
Als der Hund wieder auf die Autobahn zu laufen drohte und Menschenleben in Gefahr waren,
wurde er erschossen, wie ein Polizeisprecher mitteilte.
Der Besitzer des Hundes ist mittlerweile bekannt.
Die Polizei prüft, ob und inwieweit man ihm den Einsatz in Rechnung stellen kann.
Die beiden verletzten Kinder wurden in Krankenhäuser gebracht.
Dabei kam auch ein Rettungshubschrauber zum Einsatz.
Die Autobahn A5 war für rund eine Stunde in Richtung Norden gesperrt, dabei entstand ein Stau von etwa 13 Kilometern Länge.

ヴァルドルフ
一頭の犬が、ヴァルドルフとザントハウゼンの間の、高速道路A5号線で、6台の自動車の衝突事故を引き起こしました。
警察によると、土曜日のこの事件では、2人の子供が軽傷を負いました。 
結局、警察官と獣医師がライブトラップで6時間かけても捕獲できなかったため、その犬を射殺しなければなりませんでした。
犬が高速道路本線に再び侵入して脅威となり、人間の命が危険にさらされるに至ったために、犬は射殺されたと警察の広報担当官は言いました。
犬の飼い主は分かっています。
警察は、警察官の出動した費用を犬の飼い主に請求できるか、またその金額はどの程度までかを確認しています。
負傷した2人の子供は病院に搬送されました。
救急ヘリコプターも使用されました。
A5高速道路は北方面が閉鎖され、それは約1時間続きました。
これにより、約13キロの渋滞が発生しました。



 ドイツに限らず、犬を遁走させてそれが原因で交通事故が発生した場合、犬の飼い主はその関連費用が請求されます。6台自動車の多重衝突事故が発生し、子供が救急ヘリで病院へ搬送、警察官や獣医師が出動して捕獲を試み、最後は警察官が犬を射殺しました。犬の飼い主に対する請求は、日本円で数千万円単位の金額になるかもしれません。
 法律上は、日本でももちろんこのようなケースは、犬の飼い主に対して民事上の賠償責任が生じます。このようなサイトもありますので、よろしければ参考になさってください。飼い犬が原因で交通事故が生じた場合の飼い主の責任

 なお、「ドイツでは犬はノーリード(は和製英語で通じません)で良い」、「ノーリードが常識」という、正反対の嘘情報が流布されています。しかし騙されないでください。
 ドイツは、日本では考えられないほど犬のリード義務が厳しく、例えばノルトライン-ヴェストファーレン州では、場所や時期にもよりますが、犬のリード義務違反に対する処罰は最高で日本円で300数十万円の罰金になります。その他にも、民間人ハンターや警察官がそのような犬を射殺することが合法であり、実際にあります。続続々・極めて厳しいドイツの犬のリード義務~最高2万5,000ユーロ(325万円)の罰金、犬の押収殺処分、ハンターや警察官による射殺


(画像)

 NHKの、2012年11月1日放送の、「地球イチバン 地球でイチバン ペットが幸せな街~ドイツ・ベルリン~」まさに狂気そのものの番組。本番組のHPから。
 なおドイツは、生体販売ペットショップの数は、人口比で日本よりはるかに多いです。生体販売ペットショップの生体の売上高も、人口比で日本よりはるかに大きいです。

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(動画)

 Katze wird aus fahrendem Auto geworfen! Cat is thrown out of a driving car! 「猫は運転中の自動車から投げ捨てられる!」。2016/09/15 に公開 ドイツ
 このようなことが原因で交通事故が起きれば、もちろん猫を投げ捨てたドライバーが損害賠償責任を負います。

Eine Überwachungskamera filmt, wie ein herzloser Mensch ein kleines Kätzchen aus seinem fahrenden Auto wirft.
A security camera films a driver who throws a little kitten out of his driving car.
防犯カメラは、運転中の自動車から、子猫を投げ捨てている非情な人物を撮影しています。

 

警察官は逃走した飼い猫を射殺した~ドイツ、バーデン・ヴュルテンブルク州







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(Zusammenfassung)
Empörung in Schwäbisch Gmünd Polizei erschießt Tigger
Die Polizei hat in Schwäbisch Gmünd einen 17-jährigen, entlaufenen Kater erschossen.
Nicht nur Katzenliebhaber fragen sich seit dem Vorfall an Silvester, wie es dazu kommen konnte.


 昨年の大晦日のことですが、ドイツ、ヴァーデン・ヴュルテンブルク州で17歳のオスの飼い猫が飼い主の家から脱走しました。警察官らが捕獲しましたが、警察官らはそのオス猫を森に運んで射殺しました。射殺されたオス猫には首輪がしてあり、首輪には飼い主の電話番号が書かれていました。、警察官らがその猫を射殺しなければ、おそらくそのオス猫は無事に家に帰ったに違いありません。日本で同様のことがあれば、おそらく猫愛護(誤)家による暴動が起きるに違いありません。


 サマリーで概要を記述した事件を報道する、ニュースソースから引用します。Empörung in Schwäbisch Gmünd Polizei erschießt Tigger 「シュヴァビッシュ・グミュントの怒り 警察官はティガー(飼い猫の名前)を射殺した」。2018年1月10日


Die Polizei hat in Schwäbisch Gmünd einen 17-jährigen, entlaufenen Kater erschossen.
Eine Passantin entdeckte am Silvestermorgen in Schwäbisch Gmünd eine Katze.
Weil das Tierheim geschlossen hatte, rief sie die Polizei.
Die beiden Beamten, die dann eintrafen, hätten das Tier mit einem Besenstiel in einen Karton getrieben, so schilderte die Fußgängerin den Vorfall später der Besitzerin.
Sie sei davon ausgegangen, die Polizei bringe den Kater zum Tierarzt.
Tatsächlich aber haben die Beamten nach Angaben der Polizei trotz mehrmaliger Versuche keinen Tierarzt erreicht.
Sie seien mit dem verletzten und blutenden Kater in einen Wald gefahren und hätten ihn erschossen, um ihn von seinem Leid zu erlösen.
Die Besitzerin erfuhr von dem Vorfall erst, als sie mit Fahndungszetteln nach ihrem entlaufenen, 17-jährigen Kater Tigger suchte.
Hätte es übrigens die Polizei oder jemand anderes geschafft, dem Kater das Halsband abzunehmen, dann hätte er seinen Ausflug vielleicht überlebt.
Denn auf der Innenseite des Halsbands stand nach Angaben der Besitzerin ihre Telefonnummer.

警察官は、バーデン・ビュルテンブルク州のシュヴァビッシュ・グミュントで、17歳の(飼い主の家から)逃げ出したオス猫を殺しました。
昨年の大晦日に、通行人はシュヴァビッシュ・グミュントでオス猫を発見しました。
ティアハイムがしまっていたので、その通行人の女性は警察に電話をかけました。
到着した2人の警察官はそのオス猫を箒で箱に追い込んで入れて捕獲しました。
歩行者の女性はその後、いきさつを飼い主に説明しました。
歩行者の女性は、警察官がオス猫を獣医に連れて行ったと思っていました。
しかし真実は、警察官によれば、警察官が繰り返し獣医師にオス猫を届けようとしましたができませんでした(註 大晦日だったので開いている獣医診療所がなかったと思われます)。
警察官たちは、怪我をして血を流しているオス猫を連れて、森林の中に走っていき、そのオス猫の苦しみを和らげるために射殺しました。
飼い主はいきさつについて知り、猫を発見した歩行者の女性とともに、逃げ出した17歳のオス猫ティガーを探していました。
ちなみに警察官か他の誰かがオス猫の首輪を外していたのならば、猫は彼の逃走から生還したかもしれません。
首輪の内側には、飼い主の電話番号が書かれていましたので。



(画像)

 これが、飼い主の家から脱走した挙句、警察官に射殺されてしまった17歳のオス猫、ティガー。

タイガー


 同様の事件を伝えるニュースソースは、複数あります。たとえば、次のようなニュースソースです。内容は、引用した上記のニュースソースとほぼ同じです。
Kater Tigger (17) von der Polizei getötet: Bringt jetzt eine Petiton Licht ins Dunkle? 「警察官に殺された17歳のオス猫、ティガー:今こそ署名活動は疑惑を解明することができるでしょうか?」2018年1月10日。

 ドイツでは、警察官が飼い犬飼い猫であるにもかかわらず、射殺することが頻繁にあります。飼い猫ではありませんが、ビニール袋に入れられ捨てられた猫を通行人が発見し警察に届けたところ、女性警察官が射殺した例(女性警察官の行為は全く合法とされました)、交通事故で怪我をした猫を、その場で警察官が射殺した例など、猫が警察官に射殺された事件も、しばしば報道されます。
 私は、かつて、警察官が猫を射殺した事件をいくつか記事にしています。いずれのケースも、警察官の行為は「正当な職務」とされ、問題にはなりませんでした。
交通事故で重傷を負った猫を射殺した警察官に飼い主は憤慨~ドイツの警察官が年間約1万2,000もの犬などを射殺する根拠
ドイツでは傷病猫を射殺するのは警察官の職務~日本では動物虐待になるのではないでしょうか

 私の私見ですが、ドイツとゲルマン系民族の国家は、先進国の中では犬猫の殺害に対して寛容だと感じます。例えば、狩猟免許があれば、ほぼ無制限に(例えば民家から一定以上の距離が離れていなければならない、デストラップや毒殺などの無差別殺傷の禁止などの規定はあります)、一年を通じて犬猫の狩猟駆除による殺害を国法で認めているのは、ドイツ(16州のうち、ノルトラインーヴェストファーレン州のみは猫だけ狩猟駆除を禁じています)とオーストリアです。スイスとオランダは、猫がそうです。また非占有であれば、犬猫は狩猟法が適用されます。さらにドイツでは、警察法で犬猫などの射殺を職務権限として定めています。
 ドイツと同程度に、私有地外での猫の狩猟駆除を認めているのは、アメリカ合衆国では数州にとどまります。イギリスでは完全に野生化している猫は狩猟が合法ですが、人に給餌などで依存している放し飼い猫の狩猟は禁じられています。その区別が困難なために、猫の狩猟はあまり行われていません(日本の鳥獣保護狩猟適正化法に近いです)。なぜこのような、犬猫の殺害に寛容な国であるドイツが、日本で「殺処分ゼロ」と言われているのか、私は理解できません。また、飼い犬飼い猫の殺害においても、ドイツの動物保護法違反での処罰は、それほど厳しいとは言えません。実際の判決で自由刑(懲役禁錮)の実刑は、私はまだ確認していません。多くが罰金刑で、その額も数百ユーロ~数千ユーロです。


(画像)

 猫伯爵というHNの方のツイッター。このような荒唐無稽なバカ話に騙されないでください。この方は、ほかの記述でも、ドイツに関する決定的な誤りが多数あります(その他日本の法律に関する事柄も、明白な誤りが多数あります)。口から出まかせの、嘘情報の拡散は社会にとって有害です。反省されたい。
 ドイツにおいては、非占有猫の殺害においては、懲役10年どころか、自由刑(懲役・禁錮刑)の判例はひとつもありません(私はドイツ法務省の判例データベースで確認済みです)。反論のある方は、ドイツ語原文で判例を具体的にお示しください。現在ももちろんコメントで受け付けております。人ごとながら、ちゃんと調べてからツィートすればいいのにと思います。スクリーンショットを取られたら、後後まで赤恥が残ります。相変わらずドイツの動物愛護がどうの現地の人と話をしたとか(ドイツ語が分かるならば、書いていることの根拠法の該当する条文と判例をあげられたい)、法律に関する無知がひどいです(猫伯爵)。一応、専門用語らしきモノを散りばめれば、騙される衆愚も日本には一定数いるようです。
 
 なお、ドイツの判例においては、「野良犬野良猫(無主物)」どころか、飼い犬飼い猫であっても、人の占有下になければ狩猟法が適用されます。例えば、首輪をして飼い主明示をした犬を射殺したハンターは狩猟法上合法とされ無罪になった判決、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードがしていなかったために刑事訴追を受けなかった例(*1)、近隣のハンターが飼い猫と知りつつ射殺したところ、刑事訴追を受けなかった例など多数あります。
 外国の法律制度は日本とは異なります。それが分からずに、日本の法律制度でもって外国のことを解釈しようとすること自体誤りです。むしろ特定の動物種を、無主物非占有にもかかわらず、飼い主がいて占有しているものと同等の保護を規定している日本の動物愛護管理法は国際的には例外です。あまりにも国際感覚がない、愚かとしか言いようがありません。

 もしこの記事を猫伯爵さんがご覧になっていたならば、件の弁護士の方のお名前や所属事務所を非公開コメントでお知らせくださいませんか。ドイツの事務所であっても、余りにもひどい誤りをメールでご指摘申し上げたいと思いますので。ところで、この弁護士の方は、弁護士資格は日本ですか、ドイツ連邦共和国ですか。
 ドイツ語対応の日本の弁護士事務所はほぼこちらの一箇所だけですので、こちらの事務所に抗議のメールを入れます。アーキス外国法共同事業法律事務所。荒唐無稽な嘘情報の拡散は極めて有害ですので、法曹家としてあるまじき行為です。結果は、のちほど記事にします。

猫伯爵

「すべての猫を殺す」というメモを残して、50発の弾丸で飼い猫を射殺しようとしている犯人を処罰することができず、止めさせることもできないできないドイツ







Please send me your comments.  dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Tierhasser durchlöchert Katze in Wittgert mit Schrotflinte - Wir sind dem grausamen Schützen auf der Spur
Am Tatort in Wittgert, einem kleinen Dorf zwischen Koblenz und Montabaur (Rheinland-Pfalz), hinterlässt der Tierhasser eine handgeschriebene Nachricht "Jede Katze wird jetzt vernichtet, also aufgepasst".


 昨年末のことですが、ドイツ、ラインラント-プファルツ州で、「すべての猫を殺す」という手書きのメモを犯行現場に残して、放し飼いの猫を散弾銃で射殺しようろした男(?)がいます。しかし警察は事件として扱っていません。ドイツにおいては、連邦狩猟法の規定により、非占有の犬猫を狩猟駆除することをハンターに求めているからです。ですから、この放し飼い猫を射殺しようとした男(?)の行為は全く合法です。処罰することも止めさせることもできません。


 サマリーの事件を報道するニュースソースから引用します。なおこのニュースソースのビデオですが、散弾銃で撃たれて重傷を負ったものの、獣医師の治療を受けて一命を取り留めた猫について取材しています。治療費は1,000ユーロ(1ユーロ=130円。13万円)以上かかりました。
 Tierhasser durchlöchert Katze in Wittgert mit Schrotflinte - Wir sind dem grausamen Schützen auf der Spur 「動物嫌いは散弾銃でヴィットゲルトの猫を撃ちます-私たちは残酷なシューティングゲームの競技場にいるのです」。2017年11月19日(ビデオ有り)。


"Jede Katze wird jetzt vernichtet, also aufgepasst"
Offenbar aus purem Hass schießt ein Unbekannter gezielt auf einen Kater.
Mit einer Schrotflinte durchlöchert er das arme Tier mit rund 50 Kugeln.
Am Tatort in Wittgert, einem kleinen Dorf zwischen Koblenz und Montabaur (Rheinland-Pfalz), hinterlässt der Tierhasser eine handgeschriebene Nachricht "Jede Katze wird jetzt vernichtet, also aufgepasst".
​Als unser Reporter Robert Keckeis von dem brutalen Katzen-Anschlag erfährt,
Sein Ziel: Den Schützen zu finden und ihn zur Rede zu stellen.

「すべての猫はいまから殺される。だから気をつけろ」。
明らかに純粋な憎しみから、未知の男は猫を撃ちます。
散弾銃で、その男は哀れな動物(猫)を50発の弾丸で撃ち抜きます。
コブレンツとモンタバウアー(ラインラント-プファルツ州)の間にある小さな村、ヴィットゲルト村の犯行現場には、動物嫌いが手書きメッセージを残しています。
「すべての猫をこれから殺害する。注意しろ」。
私たちの記者ロバート・ケッカース氏(この報道を行ったマスメディア、RTLの記者)は残酷な猫の攻撃を知り、FaceBookで助けを求めることにしました。
ケッカース氏の目的とは:猫を欝者を見つけて、彼と対決することです。



 この報道を読む限り、警察は全く動いていないようです。ドイツでは、ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)23条において、人の占有下にない犬猫は、野生生物保護のために、一年を通じて狩猟駆除が推奨されています。ですから、この事件の犯人がもし狩猟免許を持っていて、狩猟法(例えば民家から一定の距離をおいて猫を射殺するなど)に法っていれば、全く合法なのです。報道によれば約50発の弾丸で猫を射殺したようですが、仮に数百匹であろうが、ドイツでは狩猟法に法っとってさえいれば合法です。というより推奨されています。ですから警察は事件として扱えません。また止めさせることもできません。
 このような法律がある国で、猫を放し飼いする飼い主が多いのは驚きです。飼い主にも落ち度があるということでしょう。ドイツの猫の飼育は、それほど適正飼育が進んでいるとは思えません。

 なお、ドイツ連邦狩猟法ですが、例えば狩猟免許がないものが銃器などの法定料具を使用せずに非占有の犬猫を捕まえて殺害した場合は、最高で行政罰5,000ユーロ(65万円。1ユーロ=130円)が課されるだけです。しかしこれは法律上最高の罰則であり、狩猟法違反で非占有の犬猫を殺害した場合は、あまり事件化しません。私が知る限り、行政罰もせいぜい数万円の過料で済むケースが多いです。
 また犬猫などの狩猟鳥銃の殺害方法ですが、連邦狩猟法(各州の狩猟法においても)では、捕獲した狩猟鳥獣の特定の殺害方法においては、罰則規定はありません(例外として、無差別殺傷の、無傷で捉えることができないトラップや毒餌の使用などは禁じられています)。ですから、非占有の犬猫であれば、残酷な殺害方法であっても、ドイツの狩猟法においては刑事処罰することができません。


(参考条文)

ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz

§ 19 Sachliche Verbote 
19条 事実上の禁止事項

§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
23条 狩猟鳥獣保護の内容


(画像)

 猫伯爵というHNの方のツイッター。このような荒唐無稽なバカ話に騙されないでください。この方は、ほかの記述でも、ドイツに関する決定的な誤りが多数あります(その他日本の法律に関する事柄も、明白な誤りが多数あります)。口から出まかせの、嘘情報の拡散は社会にとって有害です。反省されたい。
 ドイツにおいては、非占有猫の殺害においては、懲役10年どころか、自由刑(懲役・禁錮刑)の判例はひとつもありません(私はドイツ法務省の判例データベースで確認済みです)。反論のある方は、ドイツ語原文で判例を具体的にお示しください。現在ももちろんコメントで受け付けております。人ごとながら、ちゃんと調べてからツィートすればいいのにと思います。スクリーンショットを取られたら、後後まで赤恥が残ります。相変わらずドイツの動物愛護がどうの現地の人と話をしたとか(ドイツ語が分かるならば、書いていることの根拠法の該当する条文と判例をあげられたい)、法律に関する無知がひどいです(猫伯爵)。一応、専門用語らしきモノを散りばめれば、騙される衆愚も日本には一定数いるようです。
 
 なお、ドイツの判例においては、「野良犬野良猫(無主物)」どころか、飼い犬飼い猫であっても、人の占有下になければ狩猟法が適用されます。例えば、首輪をして飼い主明示をした犬を射殺したハンターは狩猟法上合法とされ無罪になった判決、飼い主から3mしか離れていない犬を射殺したハンターは、その犬にリードがしていなかったために刑事訴追を受けなかった例(*1)、近隣のハンターが飼い猫と知りつつ射殺したところ、刑事訴追を受けなかった例など多数あります。
 外国の法律制度は日本とは異なります。それが分からずに、日本の法律制度でもって外国のことを解釈しようとすること自体誤りです。むしろ特定の動物種を、無主物非占有にもかかわらず、飼い主がいて占有しているものと同等の保護を規定している日本の動物愛護管理法は国際的には例外です。あまりにも国際感覚がない、愚かとしか言いようがありません。

猫伯爵


(画像)

 BESITZER KLAGT AN Ein Jäger hat meine Katze abgeknallt! 「飼い主はそれを止めろといいます ハンターが私の猫を殺しました!」。2014年6月6日記事。
 ドイツ、ニーダーザクセン州のエンジニアの飼い猫を、近所の顔見知りのハンターが飼い猫と知りつつ射殺しました。しかしハンターは、何の法的な責任を問われませんでした。ドイツ連邦狩猟法では、人の占有下にない犬猫は通年狩猟対象です。最寄りの民家からの距離などを守っていれば、それが飼い犬猫であっても、狩猟(射殺など)が全く合法だからです。この事件については、私は記事にしています。日本の犬猫の保健所引取りは、ドイツの制度より動物愛護に配慮していますー猫編

メインクーン 射殺1


(動画)

 【動物虐待】猫に熱湯、ガスバーナーで炙るなどの「猫虐待」した、元税理士、大矢誠被告に裁判にて懲役1年10月、執行猶予4年の判決…ネット『刑がかるすぎる』。2017/12/12 に公開
 「刑が軽すぎる」どころか、ドイツでは無主物どころか、飼い猫でも非占有であれば、狩猟法においては、殺害(デストラップの使用などを除き、殺害方法そのものに関する罰則規定はない)は完全合法ですし、無免許狩猟でも、最高で5,000ユーロまでの行政罰です。もちろん私は、このような猫の殺害や、インターネットでその動画を公開することは否定します。しかし無主物の猫の殺害でこれほどの騒ぎになる日本は異常という気もします。なぜこの方は、狂信的猫愛誤な日本でこのような事件を起こしたのでしょうか。大矢誠氏はこう思っているかもしれません。「俺はドイツに生まれればよかった・・・」。




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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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