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偽ドイツ獣医師によるドイツでの犬の安楽死のデマ記事






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(Zusammenfassung)
In Deutschland, der größte Teil der Hunde und Katzen wird irgendwann vom Tierarzt eingeschläfert.
Hunden müssen über 90 Prozent beim Tierarzt eingeschläfert werden.


 記事、
イギリスの犬の死因の8割は安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味
続・イギリスの犬の死因の8割は安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味
日本では飼主が犬の安楽死を獣医師に依頼することはほぼない根拠~「殺処分数」の国際比較は無意味
アメリカの犬の死因の71%は安楽死であり、アニマルシェルターでの殺処分数は人口比で日本の46倍
ドイツの犬の死因の90%が安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味
の続きです。
 「日本は犬猫の殺処分数が多い動物愛護後進国だ」と主張する方が大変多いです。しかしそのような方に限って「殺処分」の定義を明確にしていません。殺処分の定義が不明確なまま感覚的に、さらに原典も調べずに「日本は犬猫の殺処分数が多い」と非難する人が多いのです。しかしアニマルシェルター(公営私営含めて)での犬猫の殺処分数に限っても、ヨーロッパでは人口比で日本の数十倍の国がいくつかあり、北米ではアメリカは約18倍、カナダの犬の殺処分数は約380倍です。アニマルシェルターでの殺処分数がありながら、公開を行っていない国(ドイツなど)があります。また民間人ハンターや警察官による合法的な駆除、統計に表れない飼い主が獣医師に依頼する安楽死を殺処分数に含めれば、殺処分数の正確な数の国際比較はほぼ不可能です。例えばドイツの犬の死因の90%が獣医師による安楽死です。またドイツは行政が行う禁止犬種や咬傷犬、野良犬猫の公的動物収容所での殺処分がありますが、非公開です。



 連載記事では、公表された「公的なアニマルシェルター(日本ではいわゆる「動物愛護センター」などという名称の公的な犬猫の動物収容所)内での犬猫殺処分数」だけで国別の殺処分数を比較することは無意味である理由を述べました。国により犬猫の殺処分の法律制度が大きく異なるからです。例えば、公的なアニマルシェルターでの公的殺処分がありながら非公開で公的な統計がないドイツがあります。野良犬猫は公的なアニマルシェルターに収容しますが、飼主からの引き受けを行わず、民間シェルターで引き受ける国(ドイツ、イギリス)では、民間での殺処分は相当数行っています。しかしその数値は「寄付金集め」のために低く公表されることが多く、信頼性が低いのです。また非公開の施設も多いです。
 アニマルシェルターという施設内の殺処分のみならず、警察官が市中の犬などを「制度として」駆除するドイツは、年間犬などの動物を1万3,000頭以上を射殺しています。これも殺処分に含めるべきです。さらに犬猫の狩猟を法律で合法として、多くの犬猫が狩猟駆除されているドイツやオーストリアがあります。また飼主が獣医師に依頼して犬猫の安楽死を依頼するのも殺処分に含めるのが妥当と思います。
 今回記事では前回記事に続いて、ドイツの犬の安楽死について述べます。「ドイツの犬の死因は安楽死が90%である」という資料が複数あります。しかし日本では「ドイツでは犬などの安楽死は厳格でほぼ行われていない」と誤認させる悪質なデマ資料があります。以下のその資料から引用します(なおこの資料はオリジナルは削除されているためキャッシュコピーです)。


ドイツ 殺処分ゼロの理由 京子アルシャー 2010年4月13日


現在ドイツの動物保護法では動物の殺行為について以下のように明確に定められている。

§4(1)Ein Wirbeltier darf nur unter Betäubung oder sonst, soweit nach den gegebenen Umständen zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen getötet werden.

(脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする)


この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。
現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる。
それでも、やむを得ず動物を殺す際はかならず安楽死でなくてはならない。
現在ドイツの動物保護法から読み取ると安楽死とは「痛みと苦しみを伴わない死」のことであり、家畜の堵殺のみならず犬の場合も麻酔薬を用い痛みと苦しみを回避することでのみ殺すことが許される。



 上記をまとめると次のようになります。
1、ドイツでは、脊椎動物は傷病の苦痛を回避する目的でのみ致死処分が許される。
2、その場合は家畜のと殺も含めて、麻酔薬による安楽死でなければならない。
3、ティアハイムに収容された犬猫は1人の獣医師が決定して行えば、必ず病理検査に送られ、安楽死が正当な理由なしとpなれば刑事起訴される(つまりティアハイムの犬猫などの殺処分は1人の獣医師で決定できない)。

 上記は少し考えれば荒唐無稽な大嘘であることがすぐにわかります。まず「脊椎動物は傷病の苦痛を取り除く目的のみで殺行為が許可され」ですが、「脊椎動物」とは哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類のすべてです。法律は例外規定がなければすべてが適用となりますので、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類のすべてが「治療不可能な傷病の苦痛を取り除く目的のみで殺行為が許可される」ということになります。となれば、ドイツでよく食されているニシンも含みます。
 次に、「2、その場合は必ず麻酔薬による安楽死でなければならない」です。動物の安楽死にはドイツでは一般にペントバルビタールが使用されますが、これは経口摂取でも強い毒性があります。 
 つまりドイツでよく食されているニシンは「自然死したか、末期の傷病で毒性の強い麻酔薬で1匹づつ安楽死したもの」しかないということです。ドイツを含めEUでは、食肉の残留医薬品についてはおそらく世界で最も厳しい基準があります。毒性のペントバルビタールが残留した食肉の流通ができるわけがなく、またそのような肉を食べれば高確率で人は死にます。

 ドイツ連邦動物保護法(Tierschutzgesetz)の条文は、改正後は若干変わっていますが、意味するところは同じです。以下に私の訳文を挙げておきます。正しい意味は、「脊椎動物は麻酔などで(麻酔に限らない)意識喪失にした状態か、それができない場合は状況に応じて合理的な範囲で苦痛を避ける方法で殺さなければならない」です。
 ドイツ動物保護法のこの条文については、私は何度か記事にしています。ティアハイムでの犬の感電殺(家畜の屠殺方法)による殺処分が合法なドイツ などです。


Dritter Abschnitt
Töten von Tieren
§ 4
(1) Ein Wirbeltier darf nur unter wirksamer Schmerzausschaltung (Betäubung) in einem Zustand der Wahrnehmungs- und Empfindungslosigkeit oder sonst, soweit nach den gegebenen Umständen zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen getötet werden.

第3章
動物の殺害
§4
(1)脊椎動物は効果的な疼痛除去(意識喪失、気絶)の状態の感覚および無感覚状態か、あるいはそうでなければ所与の条件下で合理的な範囲内で苦痛を回避する方法でしか殺すことができない。



 ドイツ 殺処分ゼロの理由 京子アルシャー の執筆者である京子アルシャー氏は「ベルリン自由大学獣医学部卒のドイツ獣医師」を自称していますが、ベルリン州の獣医師名簿にはお名前の記載がありません。またベルリン自由大学の獣医学部卒業の事実もありません。つまり偽ドイツ獣医師です。
 このような荒唐無稽な噴飯誤訳の記事をありがたがって引用する日本の愛誤の知能レベルの低さもさることながら、この方はマスコミにしゃしゃり出ていました。このような怪しげな人物が「ドイツ動物愛護の専門家」としてもてはやされていたことこそが、日本が動物愛護後進国の証左です。なおこの方は「ティアハイム・ベルリンで経営にかかわってきた」とも豪語していますが、役員、外部委員共一切ありません。

 前置きが長くなりました。「3、ティアハイムに収容された犬猫は1人の獣医師が決定して行えば、必ず病理検査に送られ、安楽死が正当な理由なしとなれば刑事起訴される(つまりティアハイムの犬猫などの殺処分は1人の獣医師で決定できない)」も真っ赤な嘘です。この件での刑事訴追も有罪例も一切ドイツ司法省の判例データベース等にはありません。それほど厳格に犬猫の安楽死を行っていれば、ドイツの「安楽死率90%」という数字はあり得ません。
 ドイツのティアハイムの統括団体はドイツ動物保護連盟(Der Deutsche Tierschutzbund e.V. )です。この団体は、ティアハイムの行う殺処分について指針を出しています。
 その中では「1、末期の傷病」、「2、問題行動があるもの」、「3、緊急を要する場合」(「2、」「3、」の殺処分が認められているということは法律でも「治療不能な傷病しか殺行為が認められていない」という京子アルシャー氏の解説が大嘘ということです)に関しては、「ティアハイムはこれらの動物を殺処分しなければならない」としています。さらに「1、傷病」を理由とする場合は獣医師1人の判断でよいとされています。「2、問題行動」、「3、その他緊急を要する場合」は、獣医師、経営管理者、飼育員からなる委員会での決議が望ましいとしています。以下に、「ドイツ動物保護連盟による「ティアハイム運営指針」Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes から引用します。


VII. Einschläfern von Tieren
1. Grundsatz
b) Die Einschläferung (Euthanasie) unheilbar kranker Tiere, die nur unter Schmerzen, Leiden oder
Schäden weiterleben könnten, ist ein selbstverständliches Gebot des Tierschutzes.
Die schmerzlose Einschläferung ist nur vom Tierarzt(註 単数形「1人の獣医師」 複数形だと Tierärzteになる) entscheiden und durchzuführen.
2. Ausnahmen
In folgenden Ausnahmefällen ist, nach Ausschöpfung aller anderen Möglichkeiten, in Übereinstimmung mit
den Bestimmungen des Tierschutzgesetzes die Einschläferung unumgänglich:
a) Bei Tieren, die starke, nicht behebbare, konstante Verhaltensstörungen zeigen, und deren Weiterleben mit schweren Leiden verbunden wäre, oder
b) bei Tieren, die infolge abnormer und nicht behebbarer Verhaltensstörungen eine akute Gefahr für sich oder ihre Umwelt darstellen.

動物の安楽死
第一原理
b)苦痛や症状が継続する可能性がある、苦しんでいるだけの終末期の動物の安楽死は、動物福祉上必要なのは明らかです。
苦痛回避の安楽死は、獣医師(1人の決定でよい)のみにより決定され実行されます。
2.例外
次のような例外的なケースでは、他のすべての可能性を実行したのちであれば、動物保護法の規定により安楽死は不可避です。
a)重度の回復不能な、一定の行動障害を示す動物において、それがその動物にとって生きる上で深刻な苦しみをもたらすと思われる動物において、または、
b)異常かつ回復不能な行動障害の結果として、その動物自身、またはその環境にたいして緊急な危険ををもたらす動物。



 偽ドイツ獣医師の京子アルシャー氏ですが、ドイツの法規などの荒唐無稽な珍訳誤訳や解説を、今回引用した記事以外でも数多くあります。それを衆愚愛誤がありがたがって引用し、拡散しました。そのために日本ではいまだに「ドイツでは犬などの安楽死は大変厳格な基準があり、極めてまれにしか行われない」という誤った認識が一部であります(現在では「ドイツでは犬猫等のペットの安楽死はかなり広く行われている」という情報は広まってきてはいますが)。
 「犬の死因の安楽死が90%」で、「出張安楽死承ります」という獣医師の広告が数多くある事実は、ドイツでは極めて広く犬猫等のペットの安楽死が行われているということです。事実に反する嘘プロパガンダにより、日本では海外の動物愛護事情は大きくゆがめられています。


(画像)

 Würdevoller letzter Weg in heimischer Umgebung 「自宅での犬猫の安楽死」 ペットの出張安楽死を行っている獣医師クリニックの広告から。

 出張犬猫安楽死サービスの、ドイツ、ベルリンの獣医クリニックの広告。「ペットの出張安楽死承ります」の広告はドイツでは大変多い。「ドイツの犬の死因は90%が安楽死」という情報には驚きましたが。

ドイツ 出張安楽死

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ドイツの犬の死因の90%が安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味






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(Zusammenfassung)
In Deutschland, der größte Teil der Hunde und Katzen wird irgendwann vom Tierarzt eingeschläfert.
Hunden müssen über 90 Prozent beim Tierarzt eingeschläfert werden.


 記事、
イギリスの犬の死因の8割は安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味
続・イギリスの犬の死因の8割は安楽死~「殺処分数」の国際比較は無意味
日本では飼主が犬の安楽死を獣医師に依頼することはほぼない根拠~「殺処分数」の国際比較は無意味
アメリカの犬の死因の71%は安楽死であり、アニマルシェルターでの殺処分数は人口比で日本の46倍
の続きです。
 「日本は犬猫の殺処分数が多い動物愛護後進国だ」と主張する方が大変多いです。しかしそのような方に限って「殺処分」の定義を明確にしていません。殺処分の定義が不明確なまま感覚的に、さらに原典も調べずに「日本は犬猫の殺処分数が多い」と非難する人が多いのです。しかしアニマルシェルター(公営私営含めて)での犬猫の殺処分数に限っても、ヨーロッパでは人口比で日本の数十倍の国がいくつかあり、北米ではアメリカは約18倍、カナダの犬の殺処分数は約380倍です。アニマルシェルターでの殺処分数がありながら、公開を行っていない国(ドイツなど)があります。また民間人ハンターや警察官による合法的な駆除、統計に表れない飼い主が獣医師に依頼する安楽死を殺処分数に含めれば、殺処分数の正確な数の国際比較はほぼ不可能です。例えばドイツの犬の死因の90%が獣医師による安楽死です。またドイツは行政が行う禁止犬種や咬傷犬、野良犬猫の公的動物収容所での殺処分がありますが、非公開です。



 連載記事では、公表された「公的なアニマルシェルター(日本ではいわゆる「動物愛護センター」などという名称の公的な犬猫の動物収容所)内での犬猫殺処分数」だけで国別の殺処分数を比較することは無意味である理由を述べました。国により犬猫の殺処分の法律制度が大きく異なるからです。例えば、公的なアニマルシェルターでの公的殺処分がありながら非公開で公的な統計がないドイツがあります。野良犬猫は公的なアニマルシェルターに収容しても、飼主からの引き受けを行わず、民間シェルターで引き受ける国(ドイツ、イギリス)では、民間での殺処分は相当数行っていますが、その数値は「寄付金集め」のために低く公表されることが多く、信頼性が低いのです。また非公開の施設も多いです。
 アニマルシェルターという施設内の殺処分のみならず、警察官が市中の犬などを「制度として」駆除するドイツは、年間犬などの動物を1万3,000頭以上を射殺しています。これも殺処分に含めるべきです。さらに犬猫の狩猟を法律で合法として、多くの犬猫が狩猟駆除されているドイツやオーストリアがあります。また飼主が獣医師に依頼して犬猫の安楽死を依頼するのも殺処分に含めるのが妥当と思います。
 今回記事では、ドイツの犬の安楽死について述べます。「ドイツの犬の死因は安楽死が90%である」という資料が複数あります。大学の調査でも「ドイツの犬の死因はほとんどが安楽死である」とあります。以下に、それらの資料を引用します。


Heimtierstudie „Wirtschaftsfaktor Heimtierhaltung“ Zur wirtschaftlichen Bedeutung der Heimtierhaltung in Deutschland Prof. Dr. Renate Ohr, UniversitätGöttingenNovember 2014「ペット研究 ペットの所有における『経済的要因』 ドイツのペットの所有の経済的重要性」レナーテOHR教授、ゲッティンゲン大学 2014年9月 ゲッティンゲン大学によるドイツの犬の飼育に関する広範囲な学術調査。これは一般飼主の調査です。

Schnittlichen Lebenserwartung von 11 – 12 Jahren. (page 12)
Der größte Teil der Hunde und Katzen wird irgendwann vom Tierarzt eingeschläfert.
Oft werden die Tiere dann auch vom Tierarzt „entsorgt“.
Für die Tierkörperbeseitigung in Tier-körperbeseitigungsanlagen kann man 10 – 30 €uro pro Tier (je nach Größe/Gewicht) rech-nen.
Geschieht dies über den Tierarzt, so ist dies in unseren Umsatzzahlen der Tierärzte mit enthalten.(Page 18)

ドイツの犬の平均寿命は11歳から12歳の間です。(12ページ)
(ドイツでは)犬や猫のほとんどは、ある時点で(註 つまり天命に達しない時点で)獣医師によって安楽死させられます。
多くの場合、獣医師に安楽死させられた動物は後に獣医師により、「処分」されます。
安楽死動物のレンダリング施設における、動物の処分(レンダリング)費用の計算ですがーその動物1個体あたり、(サイズ/重量に応じて)、10~30ユーロかかります。
ペットの安楽死が獣医師を介して行われている場合は、レンダリング費用は、獣医師の安楽死の請求額に含められています。(18ページ)



Was tun, wenn Ihr Haustier stirbt? 「あなたのペットが死んだとき、あなたは何をするべきか?」

Von den 9.000 bis 10.000 Hunden, die pro Jahr im Großraum Stuttgart sterben, müssen über 90 Prozent beim Tierarzt eingeschläfert werden.
Das Tier zu Hause, in seiner gewohnten Umgebung zu erlösen, um ihm die Kälte des Behandlungstisches zu ersparen, bieten bereits einige Tierärzte an.
Und so verwundert es nicht, dass über 90 Prozent aller in Tierarztpraxen eingeschläferten Hunde und Katzen in Plastiksäcken verpackt in der Tierkörperbeseitigungsanlage entsorgt werden.

シュトゥットガルト地方(註 ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州の都市)では、毎年死亡する9,000〜10,000頭の犬のうち、90%以上が獣医が安楽死させているのは間違いないです(註 これは一般飼主の犬の数値と思われる)。
一部の獣医師は診察台の冷たさを軽減するために、慣れ親しんだ環境の自宅で動物を苦痛から解放(註 安楽死させること)することをすでに提案しています。
したがって獣医の診療で安楽死させたすべての犬と猫の90%以上は、ビニール袋に詰められ、動物の死体処分施設で処分されることは驚くべきことではありません。



Irgendwann heißt es Abschied nehmen ... 「ある時点でペットにさよならを言う時が来ました」(ティアハイムによる有料動物葬祭の提案記事)

Leider ist es eine seltene Ausnahme, wenn Hund oder Katze eines Tages friedlich der Altersschwäche erliegen.
Von den 300 bis 400 Hunden, die pro Jahr in Würzburg sterben, müssen über 90 Prozent beim Tierarzt eingeschläfert werden.
Und so verwundert es nicht, dass über 90 Prozent aller in Tierarztpraxen eingeschläferten Hunde und Katzen in Plastiksäcken verpackt in der Tierkörperbeseitigungsanlage entsorgt werden.

残念ながらある日に、犬や猫が安らかに天寿を全うするのはまれで例外です。
ヴュルツブルク(註 ドイツ、バイエルン州の都市)で毎年死亡する300〜400頭の犬のうち、90%以上が獣医により安楽死させられている(註 これは一般飼主の犬と思われる)に違いありません。
したがって獣医師により安楽死させたすべての犬と猫の90%以上がビニール袋に詰められ、動物の死体処分施設で処分されることは驚くべきことではありません。



 「ドイツでは犬猫の90%以上が獣医師による安楽死で最期を迎える」。これは大変な高率で、私も驚きました。と言うことは、ドイツでは犬猫のほぼすべて(90%以上)が、人為的な致死処分(=殺処分)で最期を迎えることになります。
 現在ドイツでは犬の飼育数が900万頭を超えています。ドイツの犬の平均寿命は11歳台ですので、大雑貨な計算ではドイツでは年間800万頭以上の犬が死んでいることになります。その90%以上が獣医師による安楽死(=殺処分)ですので、それだけでドイツでは70万頭以上の犬が1年で殺処分されていることになります。自然死で、天寿を全うした犬はほぼないという驚くべき数字です。この「獣医師による安楽死」だけでも、少なく見積もって70万頭とすれば、ドイツの人口は日本の約65%ですのでこの数だけでも、ドイツは日本の人口比では日本の公的な犬の殺処分数の約190倍にもなります。

 さらにドイツでは公的動物収容所での公的殺処分が相当数あります。禁止犬種法があり、法律で禁止されているというだけで無許可の犬を行政が飼い主から没収して強制的に殺処分する権限が行政にあります。また全州の犬法では、咬傷犬や行動から危険と判断された犬を、行政は強制的に殺処分しなければならないと定めています。野良犬野良猫の捕獲と公的動物収容所に収容して公的殺処分も行っていますし、狂犬病規則での病理検査での強制的な行政による殺処分は日本より厳格です。しかしドイツはこのような公的殺処分は非公開ですし、連邦の統一した集計での統計もありません。
 ドイツの禁止犬種法での殺処分は、例えばヘッセン州では住民の開示請求でその数が公表されました。その殺処分数だけでも日本の自治体の公的殺処分数と比較すれば、それよりも人口比で少ない自治体は多数あります。この点についても後程記事にします。いずれにしても、表に現れた「公的殺処分数」だけで国別の殺処分数の比較をすることは全く無意味です。


(画像)

 Tierarzt in Berlin - Mobile Tierärztliche Ambulanz 「ベルリンの獣医 - 移動獣医診療所 獣医学博士 ヴィルヘルム·ハース - 実用的な獣医師」のweb広告 から。

 自分自身を「実用的なモバイル獣医師」と名乗り、軽いノリの獣医師「ペットの主張安楽死承ります」という広告。このような広告はドイツでは多数あります。ドイツでは、犬猫等の安楽死を飼主が獣医師に依頼することがごく普通に行われていることがうかがえます。

Friedliche Sterbehilfe zu Hause.
Ich biete daher an, das Tier(Hund, Katze, Kaninchen oder Meerschweinchen) zu Hause einzuschläfern.
Dies hat seine Gründe.
in Besuch beim Tierarzt ist für jedes Tier stressig.
Ihr Haustier ist in gewohnter Umgebung .
Es gibt also viele gute Gründe die friedliche Sterbehilfe für Ihr Tier zu Hause durchzuführen.
Auch die letzten Momente eines Lebens sollten stress- und schmerzfrei sein. Sollten wir unserem Freund also nicht ermöglichen in gewohnter Umgebung friedlich einzuschlafen?

ペットを穏やかに自宅で安楽死させます。
私は、自宅でのペット(イヌ、ネコ、ウサギやモルモット)の安楽死を行います。
それには理由があります。
獣医への訪問は、ペットたちにとってストレスです。
あなたのペットは、なじんだ環境の中にいるのです。
自宅であなたのペットを穏やかに安楽死させるのは、多くの良い理由があります。
生涯最後の瞬間は、ストレスや痛みがあってはなりません。
私たちの友人であるペットは、慣れ親しんだ環境の中で安らかに眠らせるべきでしょう?


モバイル獣医

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ドイツ警察の装備品「動物安楽死用消音ピストル」






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(Zusammenfassung)
Über Veterinär Pistole
Why Police And Assassins Both Love The B&T VP9 Gun The VP9 provides a quiet alternative that’s less likely to disturb citizens.


 記事、警察官らは民家のテラスで複数の猫を射殺したが全く合法的な行為である~ドイツ、の続きです。
 前回記事では、昨年の12月に民家のテラスで、7匹の猫がおそらく毒物の摂取で苦しんでもがいている猫を複数警察官が射殺したドイツの事件を取り上げました。これは警察官の正当な職務行為であり、ドイツ警察法の解釈では「警察官は傷病動物を市中で発見した場合、苦痛を早く終わらせるためにその動物を射殺しなければならない」とされています。今回記事ではドイツ警察の装備品である、市中での動物の射殺に特化した、「動物安楽死用ピストル」を取り上げます。



 前回記事で取り上げた、「ドイツの警察官が民家で複数の猫を射殺した」事件を報じるニュースソースはこちらです。POLIZISTEN ERSCHIESSEN MEHRERE KATZEN AUF TERRASSE! 「警察官らがテラスで数匹の猫を射殺する!」 2020年12月14日
 この事件の概要は次の通りです。「家のテラスに7匹の猫が集まり、おそらく毒物中毒でもがき苦しんでいました。午後9時頃に通報を受けた警察官らは、その猫たちを苦しみから解放するために、その多くを射殺しました」。

 前回記事で述べた通り、ドイツ警察法では、次のように解釈されています。「市中で傷病で苦しんでいる動物を警察官が苦しみからその動物を解放するために射殺することが警察官の職務であり、合法的な行為である。もしくは危険な動物を市民の安全を確保するために射殺するのも警察官の職務であり、合法的な行為である」。
 そのためにドイツでは警察官が市中で動物を射殺する数は極めて多く、2018年のドイツ連邦警察統計では1万3,711件でした。報道されるのはほぼすべてが犬ですので、この1万3,711件の、ドイツ警察が市中で動物を射殺する動物の内訳は、多くが犬と思われます。とはいえ今回示した猫や、動物園から逃げ出したシマウマなどの動物を射殺した事件も少ないとはいえあります。この「ドイツ警察が動物を射殺する数」については、ドイツの大手新聞が報道しています。Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日 から引用します。


Schusswaffengebrauch vor allem gegen Tiere
Wenn sich Polizisten gezwungen sehen, zur Waffen zu greifen, dann schießen sie meistens übrigens nicht auf Menschen, sondern um gefährliche, kranke oder verletzte Tiere zu töten.
Für 2018 weist die Statistik 13.711 solcher Fälle auf.
Im Jahr 2017 waren es 13.400.

警察官の武器(拳銃等)の死闘においては、通常では人を撃つことはありません。
しかし危険な、または病気や負傷した動物(*1)をやむを得ないと感じたときはその動物を殺害するために武器を使用します。
2018年の統計では、このようなケースが13,711件ありました。
2017年には13,400件でした。



 次は、サマリーで述べた、「動物安楽死用ピストル」についての説明です。Why Police And Assassins Both Love The B&T VP9 Gun The VP9 provides a quiet alternative that’s less likely to disturb citizens. 「なぜ警察と暗殺者の両方がB&TVP9銃(消音ピストル)を愛用するのでしょうか VP9銃(消音ピストル)は市民の迷惑になりにくい静かな代替手段を提供するからです」 2020年7月17日 から引用します(英文記事)。これだけドイツ警察による動物の射殺が多いのですから、それに特化した武器が開発され、装備されていて当然でしょう。


B&T’s Veterinärpistole 9 (VP9) is one of the most niche products made by Swiss firearms manufacturer B&T AG.
So why is the VP9 a true “veterinary” pistol?
Part of it is the target market.
Police in Germany are often called out to perform mercy kills on wounded animals, an action called a “Gnadenschuss” (directly translated, a mercy shot).
These are usually carried out with hunting rifles or Bundeswehr surplus G3s.
However, these usually end up bothering citizens due to the loud noise of a rifle shot.
The VP9 provides a quiet alternative that’s less likely to disturb citizens.
It ships with a manual that shows the various positions to aim to quickly kill most animals.

B&TのVeterinärpistole9(VP9)(独:Veterinärpistole 獣医療用ピストル) は、スイスの銃器メーカーであるB&TAGが製造した最も特殊な用途の製品の1つです。
では、なぜVP9は真の「獣医療用」ピストルなのですか?
それはごく限られた用途の市場をターゲットとしています。
ドイツの警察官は、負傷した動物を慈悲で殺すためにしばしば呼び出されます。これは「Gnadenschuss グナーンデンショス」(直訳すれば慈悲の射撃)と呼ばれる行為です。
これらは通常では狩猟用ライフルまたはドイツ連邦軍の余剰のG3銃を使用して実行されます。
しかしこれらのライフル銃などは通常、大きな射撃音のために市民を悩ませることになります。
VP9銃は、市民の迷惑になりくい静かな代替手段を提供します。
この銃は、ほとんどの動物を速やかに殺害することを目的とした、さまざまな使用方法を示すマニュアルが添付されています。



(画像)

 Why Police And Assassins Both Love The B&T VP9 Gun The VP9 provides a quiet alternative that’s less likely to disturb citizens. から。ドイツの警察の装備品である、「動物の安楽死用消音ピストル」の写真。

動物 安楽死銃


(動画)

 Rottweiler Pascha am Hauptbahnhof München von Polizei erschoßen 「ロットワイラー種の犬、パシャを警察官はミュンヘン駅で射殺した」 2018/06/11公開
 緊急の場合は、ドイツの警察官は通常の携行拳銃を使用して犬などを射殺することも多いようです。「26歳の女性飼い主」とありますので、この動画で大声で警察官を阻止している女性がそうでしょう(Rottweiler verletzt fünf Menschen und wird erschossen: Anzeige gegen Halterin - Erschreckende Details)。お気の毒ですが、自分が制御できない大型犬を繁華街に連れてくるのもどうかと思います。

Die Polizei erschießt einen Hund und tötet ihn in München
警察官は一頭の犬をミュンヘンで撃ち殺した。


警察官による犬の射殺が相次ぐドイツ







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(Zusammenfassung)
Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020
Art des Schusswaffengebrauchs insgesamt Tier und Sachen davon 13,711(2018)



 私はこのブログ記事で、しばしばドイツの警察官が犬などの動物を射殺する数が年間1万件を超え、極めて多いことを取り上げています。ドイツの警察法のガイドラインでは「警察官は傷病で苦しんでいる動物を発見した場合、動物福祉の観点から動物の苦しみを終わらせるためにその動物を射殺しなけれrばならない」としています(例えばノルトラインーヴェストファーレン州 警察法など)。ドイツの大手新聞、ツァイト(Zeit)紙のオンライン版では、「ドイツの警察官による対人射撃は減少傾向にあるが、動物に対する射撃は高水準であり、増加傾向である」と述べています。


 サマリーで述べた、「ドイツの警察官による対人射撃は減少傾向であるか、動物に対する射撃は高水準であり、増加傾向である」という内容の記事から引用します。
 Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日


Schusswaffengebrauch vor allem gegen Tiere
Wenn sich Polizisten gezwungen sehen, zur Waffen zu greifen, dann schießen sie meistens übrigens nicht auf Menschen, sondern um gefährliche, kranke oder verletzte Tiere zu töten.
Für 2018 weist die Statistik 13.711 solcher Fälle auf.
Im Jahr 2017 waren es 13.400.

警察官の武器(拳銃等)の死闘においては、通常では人を撃つことはありません。
しかし危険な、または病気や負傷した動物(*1)をやむを得ないと感じたときはその動物を殺害するために武器を使用します。
2018年の統計では、このようなケースが13,711件ありました。
2017年には13,400件でした。

(*1)
警察官が動物を射殺したとのニュースでは、ほぼすべてが犬です。したがって警察官が射殺した動物の多くは犬と思われます。


 最近も、ドイツでは警察官が犬を射殺する事件の報道が相次いでいます。そのいくつかを取り上げます。


Duisburg: Polizei erschießt Schäferhund 「デュイスブルク:警察がシェパード犬を撃つ」 2021年1月25日

Ein Schäferhund hatte am Sonntagnachmittag sein Frauchen in Duisburg am Rhein angegriffen.
Das aggressive Tier wurde von der Polizei erschossen.
Bei einem Spaziergang am Rheinufer in Duisburg war das Tier nach der Begegnung mit einem anderen Hund aggressiv geworden und hatte seine Besitzerin angefallen.
Erst einem Passanten gelang es, den Hund von der 53-jährigen Frau zu trennen und ihn an einen Pfahl anzuleinen.
Da der aggressive Schäferhund drohte sich loszureißen, sah die Polizei keine andere Möglichkeit, als das Tier zu erschießen.

1頭のジャーマンシェパードは、日曜日の午後、デュイスブルクのライン川像沿いで、飼い主を攻撃しました。
攻撃的な犬は、警察官に撃たれました。
デュイスブルクのライン川のほとりを散歩している間、その犬は別の犬に会い、飼い主を攻撃的になり、飼主を襲いました。1た11人の通行人の男性が、53歳の女性の飼主から犬を引き離し、柱に犬を繋ぎ止めました。
攻撃的なジャーマンシェパードが解き放たれると危険であるために、警察は犬を射殺する以外に選択肢はありませんでした。



Polizei erschießt bissigen Hund in Echte 「警察はまさに悪質な犬を撃ちます」 2021年1月17日

Nach einer Beiß-Attacke gegen drei Menschen hat die Polizei in Echte (Landkreis Northeim) einen Schäferhund-Mischling erschossen.

3人に咬みついて攻撃したシェパードの雑種犬を、後にエクテ(ノルトハイム地区)警察は射殺しました。



Arnstadt: Hund greift Polizisten an und wird erschossen 「アルンシュタット:犬が警察官を攻撃したので射殺されました」 2021年1月5日

In Arnstadt hat ein Polizist im Einsatz einen Hund erschossen.
Die Polizisten waren am Samstagabend per Notruf alarmiert worden, ein Kind sei in einem Gebäude in einer Notlage, hieß es.
Als sie am Einsatzort ankamen, stürmte der Hund aus dem Haus und stürzte sich direkt auf einen der Polizisten.
Dieser wehrte sich mit einem Schuss.
Das Tier wurde in eine Klinik gebracht, starb aber kurz darauf.

アルンシュタットでは、警察官が捜査中に犬を射殺しました。
警察は土曜日の夕方に、子供が建物の中で虐待を受けているとの電話での緊急通報を受けていたと公表しました。
警察官らが現場に着くと、犬が家から飛び出して、警察官の一人に襲い掛かかりました。
警察官は、この犬に一発の射撃で反撃しました。
動物は獣医診療所に運ばれましたが、その後まもなく死亡しました。



 なお2021年1月だけでも、上記に挙げた以外にも、警察官が犬を射殺した事件は複数報道されています。また警察官が犬を射殺した事件でも、すべてが報道されるわけではありません。


(画像)

 年間のドイツにおける、警察官の犬などの射殺件数の推移です。出典は、Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2020年)です。
 直近では2018年の統計が出ています。Art des Schusswaffengebrauchs insgesamt Tier und Sachen davon 「銃器の使用の種別 概要 動物と財物」とあり、その数は1万3,711件です。「財物(Sachen)」ですが、容疑者の強制捜査で容疑者が室内に閉じこもったような場合に、銃を用いてキーシリンダーを破壊するなどが考えられます。人が乗った自動車に対する威嚇射撃は、Auf Personen insgesamt davon Warnschüsse davon gegen Sachen davon Personen direkt 「対人射撃の概要 威嚇射撃 財物に対する射撃 人に対する直接の射撃」という統計区分に含まれます。ですから、Tier und Sachen 「動物と財物に対する射撃」は内訳は示されていませんが、その大部分が動物で、警察官の勤務場所が市街地が主であることから、その多くを「犬」が占めていると私は分析します。

ドイツ 警察官による犬などの射殺統計 2020

ライブトラップで捕獲した飼い猫の殺害が合法なドイツ






Please send me your comments.  dreieckeier@yahoo.de
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メールはこちらへお寄せください。  dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Vermutlich kurz vor Weihnachten 2020 filmte sich eine Jägergruppe in einem Waldgebiet westlich von Augsburg dabei, wie sie eine gefangene Katze auf brutale Weise quälten und töteten.


 記事、女性ハンターがライブトラップにかかった猫を拳銃で射殺した動画が公開されたが?~ドイツ、バイエルン州、の続きです。
 前回記事では、今年ドイツ、バイエルン州で女性ハンターがライブトラップで捕獲された猫に複数回拳銃を撃ち、殺害した動画が公開されたニュースを取り上げました。この女性ハンターの行為は合法です。ドイツではバイエルン州など複数の州では、州狩猟法で「ライブトラップで捕獲したのちの猫を殺害することも合法である」と明記しているからです。なおこの規定は、明らかに飼い猫とわかる猫(目立つ首輪をしているなど)にも適用されると解釈されています。さらに猫の飼い主が判明しても、猫を殺害したハンターは飼い主にその事実を伝える義務すらありません。



 前回記事で取り上げた、「ドイツ、バイエルン州で女性ハンターがライブトラップで捕獲された猫に複数回拳銃を撃ち、殺害した動画が公開された」ニュースですが、くだんの動画はこちらです。


(動画)

 Diese Jägerin schießt Katze mehrmals in den Kopf 「この女性ハンターは猫の頭に数回銃弾を撃ち込みました」 2021年1月7日公開




 この動画の公開を受けて複数の動物愛護団体は警察に報告をしましたが、全く無意味になることは間違いないです。なぜならばこの事件があったバイエルン州では、わざわざ州狩猟法で「狩猟法に則って、ライブトラップで捕獲したのちの猫を殺害することが合法である」と明記しているからです。なおバイエルン州以外にもチューリンゲン州など複数の州で、「狩猟法に則り、ライブトラップで捕獲したのちの猫等も殺害が合法である」ことを法令で明記しています。しかしその記述が法令にない州であっても、ライブトラップで捕獲したのちの猫等も殺害が合法であると解釈できます。
 Art. 42 Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten「バイエルン州狩猟法」42条から、該当する条文を引用します。


Art. 42
Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten
(1) Die zur Ausübung des Jagdschutzes berechtigten Personen sind befugt,
2.
wildernde Hunde und Katzen zu töten.
Hunde gelten als wildernd, wenn sie im Jagdrevier erkennbar dem Wild nachstellen und dieses gefährden können.
Katzen gelten als wildernd, wenn sie im Jagdrevier in einer Entfernung von mehr als 300 Meter vom nächsten bewohnten Gebäude angetroffen werden.
Diese Befugnis erstreckt sich auch auf solche Katzen, die sich in Fallen gefangen haben, die in einer Entfernung von mehr als 300 Meter vom nächsten bewohnten Gebäude aufgestellt worden sind.

第42条
ハンターの義務と権限
(1)狩猟動物の保護を行う権利が有る者は、
第2
狩猟動物を襲う犬や猫を殺すこと。
犬が狩猟区域で狩猟鳥獣を探しそれを危険にさらす可能性があれば、犬は狩猟鳥獣を襲っていると見なされます。
猫が隣の住居から300メートル以上離れた狩猟区域で見つかった場合は、その猫は狩猟鳥獣を襲っていると見なされます。
この許可は、最寄りの居住用建物から300メートル以上の距離に設置されたわなに捕獲された猫にも適用されます。



 なおバイエルン州では、緑の党(ドイツの政党 Grüne Partei)が、「ハンターが殺害した猫が飼い猫で飼い主明示があった場合はハンターに飼い主に猫の殺害を通知することを義務付ける」法案を州議会に提出したことがあります。しかしバイエルン州議会では、その法案は否決されました。その件について、私は過去に記事にしています(ドイツでは非占有の飼い猫を殺しても合法。また殺した事実を飼い主に通知しなくても良い)。
 またドイツ動物保護法(Tierschutzgesetz 連邦法)4条1項においては、脊椎動物の殺害の、「殺害前の意識喪失もしくはそれができない場合はそれ以外の合理的な範囲で苦痛回避を行わなければならない」という苦痛軽減義務すら免除されています。本法4条1項から引用します。


(1) Ein Wirbeltier darf nur unter wirksamer Schmerzausschaltung (Betäubung) in einem Zustand der Wahrnehmungs- und Empfindungslosigkeit oder sonst, soweit nach den gegebenen Umständen zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen getötet werden.
Ist die Tötung eines Wirbeltieres ohne Betäubung im Rahmen weidgerechter Ausübung der Jagd oder auf Grund anderer Rechtsvorschriften zulässig oder erfolgt sie im Rahmen zulässiger Schädlingsbekämpfungsmaßnahmen, so darf die Tötung nur vorgenommen werden, wenn hierbei nicht mehr als unvermeidbare Schmerzen entstehen.

1項 脊椎動物は、痛みが効果的に解消された場合(麻酔)で意識喪失や無感覚の場合か、所与の状況下で合理的な範囲で苦痛を回避する場合に限り殺害することができる。
脊椎動物の殺害が狩猟の慣習により正当なものであること、または他の法令の規定に基づき許可されている場合、もしくは害獣駆除の範囲内で実行される場合は、不可避である苦痛を超えなければ殺害してもよい。


(*)
なおこの条文前段を「ドイツでは脊椎動物は末期の傷病の苦痛を取り除くという正当な理由でのみ殺すことができ、かつ麻酔下でなければならない」という吹き出しそうな、偽ドイツ獣医師の京子アルシャー氏の誤訳がいまだに少なからず引用されています。元の記事は、キャッシュコピーまで削除されていますが。脊椎動物とは「魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類」です。ドイツで食されているニシンは自然死したものか、末期の傷病で麻酔薬で安楽死したものだけですか(笑)。それが真実ならばドイツ人は相当数が中毒死しているはずです。正しくは「脊椎動物の殺害は麻酔などで(麻酔に限らない)意識喪失状態か、それができなければ合理的な範囲内で苦痛軽減に配慮した方法でのみ殺すことができる」です。


 狩猟の慣習として、ライブトラップで捕獲した犬猫を銃殺するのはもちろんのこと、罠猟でのとどめさしでは撲殺、刺殺なども古くからおこなわれており合法と考えられます。また小型の家畜のと殺に用いる電気ショッカーでの犬猫殺害も当然のことながら合法と考えられます。ドイツでは、「脊椎動物の殺害方法」においては、犬猫の特別の規定はありませんので。
 ドイツでの犬猫の狩猟駆除は推計値に大きな幅がありますが、2015年の推計では高位推計では年間猫で~50万、犬6万という数値があります(*2)。動画が公開されたというだけで、実際には動画と同様のことがドイツではこのように最大で50万匹の猫が殺害されているということです。

(*1)
例えば衆議院議員の」串田誠一氏や環境省の外部委員の渋谷寛弁護士などは「ドイツでは犬猫(に限る?ペット動物全般?)は獣医師による注射での安楽死のみ許可されている」と国会(串田誠一議員)等で述べているが、そのような法令の規定はドイツにはない。再三再度両名には根拠法(法令名と該当する条文を原文で)を求めているが一切回答がない。妄想を公の場で垂れ流すのはきわめて有害。

(*2)
Jagd auf Katzen: Schießen, schaufeln, schweigen


(画像)

 私は5年近く「ドイツで無主物の猫の殺害で懲役10年以上になった」判例(係属裁判所と事件番号が明示された判決文原文の資料に限る)を提示した方がいればこのブログを閉鎖しますと何度も公言しています。しかし一人もいません。判決文がなかったとしても、その根拠となる法律や、学説すら示した人も一人もいません。口から出まかせ、伝聞系のデマは何とでもいえます。情報を公開する方は、その情報に責任を持っていただきたい。
 なおこの猫伯爵というHNの方は「司法関係者」、「専門職」、「Dr. 」と名乗っていますが、投稿内容を読めば法律に関してド素人丸出しです。刑事被告人を司法関係者は絶対に「被告」とは言いません(根拠法:刑事訴訟法 民事訴訟法)。「被告」は民事訴訟で訴えられた側です。また刑事事件で「被害者側が控訴」などとは司法関係者は絶対言いません。控訴するのは被害者ではなく国(検察)だからです。一見専門用語をちりばめてはいますが、このようなデマに騙される日本の愛誤の知能は底辺です。

猫伯爵

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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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