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連日の警察官による犬の射殺~ドイツの末期症状






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(Zusammenfassung)
Polizeibeamte erschießen Hunde, in Deutschland.


 久しぶりにドイツの動物愛護に関する事件を検索したら、すごいことになっていました。連日のように警察官が犬を市中で射殺しています。そして重大な、犬による咬傷事故が多発しています。まさに「末期症状」というべき事態です。これが「素晴らしい動物愛護先進国」と言えるでしょうか。


 ごく最近発生した、ドイツ国内の警察官が犬を射殺した事件をいくつか挙げます。


Aalen Polizei erschießt Rottweiler von verunglück­tem Rollstuhl­fah­rer 「アーレン(バーデンーヴュルテンブルク州) 警察官は車椅子を使っている飼い主のロットワイラー種の犬を射殺しました」 2019年9月13日

Die Polizei hat am Freitag in Wasseralfingen bei Aalen einen Rottweiler erschossen.
Gegen 12.15 Uhr führte der Besitzer, offenbar ein querschnittsgelähmter Rollstuhlfahrer, den Hund zusammen mit einem zweiten Hund, einem Labrador, aus.
Dabei riss sich der Rottweiler laut Polizeibericht los, wahrscheinlich um Kühe auf einer angrenzenden Weide zu jagen.
Dabei verlor der 24-jährige Besitzer das Gleichgewicht und fiel aus seinem Rollstuhl.
Bis zum Eintreffen der Polizei war es ihm zwar wieder gelungen, den Hund festzumachen - der Mann sagte aber, dass der Hund ihm zu groß und zu stark sei, um ihm wieder Herr zu werden.
Der Rottweiler griff den 24-Jährigen dann an und biss ihm ins Gesicht.

警察官は金曜日に、アーレン近くのワッセラルフィンゲンでロットワイラー種の犬を射殺しました。
午後12時15分ごろに、明らかに四肢麻痺の車椅子を使っている犬の飼い主が、もう1頭のラブラドールとこのロットワイラー種の犬を一緒に連れていました。
警察の報告書によれば、ロットワイラーは、おそらくすぐ近くの草地で牛を追いかけようとしたためにおかしくなったとしています。
24歳の飼い主は、バランスを失って車椅子から転落しました。
警察が到着するまで、飼い主は再び犬を繋ぐことができましたが、飼い主は犬が大きく、強すぎてコントロールを取り戻すことができないと言いました。
その後に、ロットワイラーは24歳の飼い主の青年を攻撃し、顔を咬みました。



Verletzungen: Hund von Polizist in Balgstädt erschossen 「人身事故 バルグシュタット(ザクセンーアンハルト州)で、犬が警察官に射殺されました」 2019年9月12日

Ein Schäferhund hat im Burgenlandkreis mehrere Menschen gebissen und zum Teil schwer verletzt.
Die Polizei musste eingreifen.
Balgstädt (dpa) l Die Polizei hat in Balgstädt (Burgenlandkreis) einen aggressiven Schäferhund erschossen.
Das Tier habe zuvor drei Menschen angegriffen und teilweise schwer verletzt, sagte ein Beamter am Donnerstagmorgen.

シェパード犬がブルゲンラントクライスで数人を咬み、幾人かは重傷を負いました。
警察が介入しなければなりませんでした。
バルグシュタット警察は、バルグシュタット(ブルゲントクライス)で、攻撃的なシェパード犬を射殺しました。
この犬は以前に3人を攻撃し、そのうちには重傷を負った人がいたと、木曜日の朝に警察は言いました。



Nach Beiß-Attacken Polizei erschießt Hund, während Herrchen in Klinik liegt 「飼い主が病院にいる間に、犬は人を咬んだので警察はその犬を射殺しました」 2019年9月12日

Die Polizei hat bei einem Einsatz in Größnitz (Sachsen-Anhalt) am Mittwoch einen Hund erschossen, dessen Herrchen im Krankenhaus lag.
Demnach habe das Tier zuvor eine Frau, einen Mitarbeiter des Ordnungsamtes und einen Polizisten gebissen.
Die Rasse des Hundes ist bislang nicht bekannt.

警察官は水曜日に、グロスニッツ(ザクセンーアンハルト州)から配備されて、飼い主が入院中に犬を射殺しました。
その犬は、以前に女性、公務員、警察官を咬んでいました。
犬の品種はまだ公表されていません。



(動画)

 Darf die Polizei Hunde erschiessen? Expertenmeinung mit Rechtsanwalt Andreas Ackenheil 「警察官は犬を射殺することが可能なのでしょうか? 専門家、弁護士アンドレアス・アケンハイルによる意見」 2019/07/30 に公開
 2019年5月25日に起きた、警察官による犬の射殺に関しての弁護士の見解。犬が、路上で猫を咬み殺しました。飼い主が犬を取り押さえてリードにつなぎました。駆け付けた警察官は即時、飼い主が拒否しているにもかかわらずその場で犬を射殺しました。この警察官の行為は、合法的であったかどうかが議論されました。警察と検察の見解では法律上問題がないとしています。
 アンドレアス・アケンハイル弁護士は、いわゆる愛護(誤)弁護士でかなり動物愛護に偏向した方です。しかし日本の屁っと呆塾や屁っと呆学会のようにあからさまな嘘はつきません。調べ物をすると、よくこの方のサイトにヒットします。Anwalt Rechtsanwalt Mainz Ackenheil Anwaltskanzlei




(動画)

  Polizei erschießt Hund bei Razzia in Rocker-Vereinsheim | Köln 27.05.2019 「警察官はロッカーーフェラインズハイムの強制捜査で犬を射殺します ケルン 2019年5月27日 」 2019/05/29 に公開
 テロ組織がクラブハウス内で大量破壊兵器を隠し持っているとの疑いで、警察が強制捜査をしました。その際に、居合わせた犬を警察官は射殺しました。しかし、兵器は見つかりませんでした。それにしても、ドイツの警察官は犬を射殺しすぎよ。

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奄美群島の猫対策はドイツを見倣え~EUとドイツの州による島の猫射殺駆除プロジェクト






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(Zusammenfassung)
Borkums Katzentötungsprojekt 2013


 ドイツには、希少な在来種の海鳥などの生息地であるボルクム島があります。この島は、2009年に世界遺産にユネスコに登録されました。しかし外来種の猫が本島に住み着いており、希少な在来種の動物に被害を与えていました。そのためにEUと、ボルクム島が属するドイツ、ニーダーザクセン州政府が2013年に、ボルクム島の猫の射殺駆除プロジェクトを行うこととしました。それに反対する、ドイツ動物保護連盟(Deutscher Tierschutzbund e.V)は、島内でのTNRを提案しました。しかしニーダーザクセン州政府がこれを拒否しました。やむを得ず一部の動物愛護団体は島で猫を捕獲し、本土に運び、不妊去勢を行い、一般譲渡を試みました。しかし引取希望者が少なかったために、一部の猫をドイツ本土にリリースしました。


 ドイツ動物保護連盟ですが、この団体が猫のTNRに関わったのは、歴史上ボルクム島に関してだけです。サマリーで述べた通り、EUとドイツ、ニーダーザクセン州政府は、ボルクム島の猫を射殺駆除するプロジェクトを立ち上げました。動物保護連盟はそれに反対し、ニーダーザクセン州政府に、島の猫のTNRを提案しました。しかしニーダーザクセン州政府はそれを受け入れず、島内でのTNRを認めませんでした。やむを得ず、一部のドイツの動物愛護団体が島内の猫を捕獲し、島内からドイツに運びました。不妊去勢を行ったのちに、その猫の飼い主を募集しましたが、多くの猫の引き取りては現れませんでした。そのためにそれらの猫は、ドイツ本土でリリースされました。
 このイ気圧についての記事から引用します。Naturschutz Behördenaufruf zur Jagd auf Katzen erntet Kritik 「自然保護 ニーダーザクセン州などの当局が猫の狩猟駆除を求めていることに対して批判が巻き起こっています」 2013年10月2日


Zum Schutz gefährdeter Wiesenvögel auf Borkum und Langeoog müssten die Beutegreifer aber reduziert werden – neben Ratten und Igeln eben Katzen.
So sehe es das vom Land Niedersachsen und der EU initiierte Projekt Life vor.
Es sei auch sonst gängige Praxis, wildernde Katzen im Rahmen des Jagdschutzes zu erlegen.
Jäger dürfen laut Bundesjagdgesetz Hunde und Katzen töten, wenn es dem Schutz des Wildes dient.
In Niedersachsen dürften Katzen erschossen werden, wenn sie sich weiter als 300 Meter vom nächsten Wohngebäude entfernt haben.
Auch wildernde Hunde könnten getötet werden, wenn sie nicht unter Kontrolle einer für sie verantwortlichen Person stünden und nicht etwa als Diensthunde wie Blinden- oder Polizeihund zu erkennen eien.
Der Deutsche Tierschutzbund und dessen Landesverband Niedersachsen sprachen sich am Mittwoch gegen die Tötung freilebender Katzen aus.
Die Verantwortlichen sollten die Tiere stattdessen lebend fangen und dann kastrieren, damit sie sich nicht vermehren.

ボルクム島とランゲオーク島で、絶滅の危機に瀕している草原の鳥を保護するために、捕食者を減らす必要があります - ネズミやハリネズミと猫に限ったことですが。
それがニーダーザクセン州とEUが始めたプロジェクト・ライフ(註 猫の射殺をはじめとする狩猟駆除計画)の推測です。
野生動物保護のために猫を殺害駆除することは、法律の条文にある通り、一般的な方法です。
ドイツ連邦狩猟法によれば、ハンターは野生動物を保護するのに役立つならば、犬や猫を殺害することが許されています。
ニーダーザクセン州では、猫が最寄りの住居から300メートルを超えて離れた場合は、射殺される可能性があります。
介助犬、盲導犬や警察犬ですら、責任を負う者の管理下になくそれが認識できなければ、野生動物に被害を与えている犬として殺害することができるのです。
ドイツ動物保護連盟と、ニーダーザクセン州自然保護協会が、水曜日にボルクム島の野生化した猫について話し合いました。
州の責任者は殺害する代わりに、生きたまま猫を捕まえてから、それらが繁殖しないように去勢するべきです(註 しかしニーダーザクセン州政府などはドイツ動物保護連盟の島内TNRの提案を拒否しました。やむを得ず一部の動物保護団体がボルクム島の猫を捕獲し、本土に運び、不妊去勢して譲渡活動を行いましたが、多くは飼い主が見つかりませんでした。そのため、ドイツ本土に引き取り手のない猫はリリースされました)。



 繰り返しますが、このように、ドイツ動物保護連盟はボルクム島での猫の射殺等の狩猟駆除に反対し、TNRを提案したのですが、ニーダーザクセン州政府関係者は拒否しました。ドイツ動物保護連盟がTNRに関わったは、今までこの件だけです。しかも実際には活動していませんし、他の動物保護団体がボルクム島で猫を捕獲して本土に運び、不妊去勢手術をするための資金援助を行っただけです。本土に運ばれた猫は譲渡先を探しましたが、飼い主が見つからない猫は本土でリリースされました。この点については、前回記事、ドイツでは動物保護連盟がTNRを実施しているという大嘘~三菱UFJリサーチ&コンサルティングの大嘘、で述べました。
 しかしこの事実を驚くほど換骨奪胎し、都合よくねつ造して日本に紹介している資料があります。私がその誤りを連載で指摘している、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング、です。この中では「ドイツ動物保護連盟では、野良猫のTNRの実証実験等を実施し、効果があることを実証し、TNRを奨励している」と述べられています。本報告書はほかの記述でも、びっしりと誤り、嘘ねつ造、偏向があり(正確な記述はほぼない)、きわめて有害です。

 ところで日本では、奄美群島でのノネコ野良猫対策が議論になっています(奄美 猫)。奄美群島は世界自然遺産の登録を目指しており、その点でもドイツのボルクム島に似ています。また、ノネコ野良猫が在来の希少種である、アマミノクロウサギなどを食害しています。当初、TNR団体が徳之島でTNRを行いました。徳之島の自治体はそれを許可し、資金援助も行いました。しかしノネコ野良猫の数の減少は見られず、環境省は、奄美群島のノネコ野良猫を生きたまま捕獲し、譲渡先を探す方針に転換しました。譲渡先が見つからなければ、それらの猫は殺処分されます。
 私は、ノネコ野良猫の島外排出方針がTNRという愚策により遅れ、希少生物に少なからず被害が及んだことを残念に思います。日本の当局はドイツに見倣い、希少生物の生息地域でのTNRは最初から拒絶すべきでした。またノネコの駆除においても、ライブトラップのみならず、猟友会の協力を得て、銃なども複数の手段を用いるべきでしょう。ライブトラップだけですと、取りこぼしもありますので。


(参考資料)

Borkum 「ボルクム島」

Borkum ist die westlichste und mit knapp 31 Quadratkilometern größte der sieben bewohnten Ostfriesischen Inseln.
Borkum weist aufgrund seiner Größe und der damit einhergehenden landschaftlichen Vielfalt von allen ostfriesischen Inseln den größten Artenreichtum auf.
Auch bei der Fauna liegt Borkum mit rund 5000 nachgewiesenen Tierarten an der Spitze der Inselkette.
Borkum liegt im Nationalpark Niedersächsisches Wattenmeer, der seit dem 26. Juni 2009 mit zum UNESCO-Welterbe gehört.

ボルクム島は、7つの島からなる東フリージア列島の西端に位置する、31平方キロメートルの広さの最大の島です。
その大きさとそれに伴う変化に富む地勢条件により、ボルクム島は東フリージア列島すべての島の中では、最も大きな生物多様性を持っています。
列島の末端のまたボルクム島では、約5000種の動物相が確認されています。
ボルクム島はニーダーザクセン州ワッデン海国立公園内にあり、2009年6月26日にはユネスコの世界遺産に登録されています。



(動画)

 5 Gründe, warum wir Borkum lieben| WDR Reisen 「ボルクム島を愛する5つの理由 WDRトラベル」 2018/04/27 に公開

ドイツのティアハイムは基本的に殺処分を行わないというデタラメ~三菱UFJリサーチ&コンサルティング






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(Zusammenfassung)
Euthanasiar rate von Hunden in Tiereheim
Deutschland


 記事、
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(アメリカ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(イギリス編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(ドイツ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
続・「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(ドイツ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
イギリスでは飼い主から行政が不要犬猫の引取をしているというデタラメ~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
ドイツ、イギリスでは行政が野良猫の捕獲を行っているというデタラメ~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
アメリカ合衆国では連邦がブリーダーのライセンス付与の法整備を行っているというデタラメ~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
の続きです。 
 広島県が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託して作成した、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏 以下、「本報告書」と記述する)、ですが、これはドイツ、イギリス、アメリカ合衆国の動物愛護管理に関する調査報告書です。この報告書はすべてにわたり、嘘誤り偏向がびっしりと記述され、正確な記述はほぼないという、目を覆いたくなるほどひどい内容です。すでにドイツ、イギリス、アメリカに関しては記事にしました(「続き」をご覧ください。過去記事をすべてリンクしてあります)。今回記事からは、本報告書の「まとめ」(50ページ)における誤りを指摘していきます。


 動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、「本報告書」と記述する)の、「まとめ」(50ページ~)の、誤り、もしくは誤解を招く問題となる記述には、次のようなものがあります。順を追って指摘します。


調査項目


・犬猫の飼育状況 
飼えなくなった犬猫の処遇は次の通り。動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである。(1、)
① 行政による引取(ドイツにはない)(2、)

・野良犬・野良猫の実態と対応状況
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)野良犬・野良猫は行政による捕獲の他、民間レスキュー団体によっても捕獲される。(3、)
ドイツ連邦狩猟法では、野良犬野良猫は合法に殺傷や捕獲を行うことができる。(4、)

・行政と民間の役割分担
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)ブリーダーの認証、登録等は行政が実施している。(5、)

・保護施設(シェルター)の運営状況
ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない。(6、)

・登録制度・マイクロチップ装着の状況
ドイツでは犬税を導入している自治体が多く、犬についてはこれが実質的な「登録」となっている。(7、)




6、保護施設(シェルター)の運営状況
ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない。(6、)

 上記の記述では著しく「ドイツのティアハイムは殺処分は行われない」、「もしくは極めてまれである」と誤認させる内容です。しかしドイツのティアハイムの統括団体であるドイツ動物保護連盟は「ティアハイム運営指針」において、むしろ一定のケースにおいてはティアハイムは殺処分を行わなければならない」としています。また殺処分率は、犬は日本の公的殺処分率よりむしろ高いのです。したがって、「ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない」との記述は問題があります。日本の動物愛護管理法においても「みだりな愛護動物の殺傷」を禁じています。ニュアンスとしては、その程度と理解すべきでしょう。
 まずドイツ動物保護連盟による「ティアハイム運営指針」から引用します。Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes (1995年 現在まで改正はありません)


VII. Einschläfern von Tieren
1. Grundsatz
b) Die Einschläferung (Euthanasie) unheilbar kranker Tiere, die nur unter Schmerzen, Leiden oder
Schäden weiterleben könnten, ist ein selbstverständliches Gebot des Tierschutzes.
Die schmerzlose Einschläferung ist nur vom Tierarzt zu entscheiden und durchzuführen.
2. Ausnahmen
In folgenden Ausnahmefällen ist, nach Ausschöpfung aller anderen Möglichkeiten, in Übereinstimmung mit
den Bestimmungen des Tierschutzgesetzes die Einschläferung unumgänglich:
a) Bei Tieren, die starke, nicht behebbare, konstante Verhaltensstörungen zeigen, und deren Weiterleben mit schweren Leiden verbunden wäre, oder
b) bei Tieren, die infolge abnormer und nicht behebbarer Verhaltensstörungen eine akute Gefahr für sich oder ihre Umwelt darstellen.

動物の安楽死
第一原理
b)苦痛や症状が継続する可能性がある、苦しんでいるだけの終末期の動物の安楽死は、動物福祉上必要なのは明らかです。
苦痛回避の安楽死は、獣医師のみにより決定され実行されます。
2.例外
次のような例外的なケースでは、他のすべての可能性を実行したのちであれば、動物保護法の規定により安楽死は不可避です。
a)重度の回復不能な、一定の行動障害を示す動物において、それがその動物にとって生きる上で深刻な苦しみをもたらすと思われる動物において、または、
b)異常かつ回復不能な行動障害の結果として、その動物自身、またはその環境にたいして緊急な危険ををもたらす動物。


 このように、ティアハイムの統括団体である、ドイツ動物保護連盟(Tierschutzbundes)は、むしろ一定のケースでは安楽死(殺処分)は不可避=しなければならないとしています。この「ティアハイム運営指針」(Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes)を受けて、ドイツ最大手のティアハイムである、ティアハイム・ベルリンも自らHPで、「傷病、問題行動がある動物、問題行動により緊急性(註 危険回避と思われる)を要する場合」については、「当施設は殺処分を行います」と明記しています。
 むしろ日本の公的な犬猫収容施設(いわゆる愛護センター)は近年、「殺処分ゼロ」方針を前面に打ち出しています。実際に「殺処分ゼロを達成した」と公言する施設もあります。狂犬病法に係る殺処分を除外すれば、一定のケースにおいて「殺処分は不可避である」と明言している日本の公的施設を私は知りません。
 施設の自主規制以前に、日本ではドイツと異なり、特定の犬種を禁止し、または咬傷犬を行政が強制的に殺処分する法的根拠はありません。ですから日本は、たとえ死亡咬傷事故を起こした犬であっても、行政が強制的に殺処分することはできません。対してドイツでは、「禁止犬種、咬傷犬、行動などにより危険と判断される犬」は、行政が押収して強制的に殺処分する権限があります。日本よりドイツのほうが、犬の殺処分に関しては厳格に行っているといえます。


(画像)

Tierschutz in Berlin seit 1841 「ベルリン動物保護協会 ティアハイムベルリン ホームページ」 の、service をクリック、さらに、Häufig gestellte Fragen 「よくある質問」をクリックすると、次の画面が現れます。
Häufig gestellte Fragen 「よくある質問」
 さらに、Werden Tiere eingeschläfert? 「ティアハイム・ベルリンは安楽死(殺処分)していますか?」をクリックすれば、以下の画面が現れます。

FAQティアハイムベルリン 

Werden Tiere eingeschläfert?
・Ein Tier ist so sterbenskrank, dass es nicht mehr zu retten ist und von seinen Leiden erlöst werden muss.
Sämtliche Einschläferungen von Tieren bedürfen de Einwilligung mehrerer Veterinäre sowie der Zustimmung des TVB.
Jeder Fall wird in einem Euthanasiebuch dokumentiert.
Einschläferungen erfolgen grundsätzlich nach Ausschöpfung aller Behandlungsmöglichkeiten; medizinisch-technische Voraussetzungen stehen in bester Ausstattung zur Verfügung, die finanziellen Aufwendungen für den Komplex medizinische Versorgung steigen stetig.
・Ein Tier zeigt gemäß der Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes so starke, nicht behebbare und konstante Verhaltensstörungen, dass ein Weiterleben entweder nur mit schweren Leiden verbunden wäre oder eine akute Gefährdung der Umwelt vorhanden ist.
Über solche Ausnahmefälle entscheidet dann eine sachkundige Kommission.

ティアハイムベルリンは動物を安楽死(殺処分)しますか
その動物が死に直面し治療不可能で、その苦しみから解放しなければならない場合。
すべての動物の安楽死は、数人の獣医師の同意とベルリン動物保護協会(註 ティアハイム・ベルリンの上部団体)の同意を必要とします。
安楽死の各症例は、記録簿に記載されています。
基本的には、すべての治療法の選択肢が尽きた後に行っています。
医療上および技術上の要求は可能な限り最も高度な設備で行うことが可能でありますが、複雑な医療のための財政的負担は年々増加しています。
ドイツ動物保護連盟のティアハイム運営指針によれば、動物が強度の回復不可能なかつ恒常的な行動障害を示していて、それが継続的な生きるうえで動物に深刻な苦痛の原因となる場合、もしくは周辺環境に深刻な危険を及ぼす場合。
そのような例外的なケースの安楽死は、知見のある委員会によって決定されます。



 さらに大学の学術調査においても、ティハイムの犬の殺処分率は日本より高いのです。ドイツのティアハイムの殺処分率ですが、ハノーファー獣医科大学が2014年に、ドイツ、ノルトラインーヴェストファーレン州の、ティアハイムの犬に関する学術調査を行っています。その資料の中で、「ティアハイムにおける犬の安楽死率(殺処分率)は26.2%」としています。
 Tierärztliche Hochschule Hannover Bedeutung der Pflege- und Haltungsbedingungen für Gesundheit und Wohlbefinden von Hunden als Fund- und Abgabetierein Tierheimen des Landes Nordrhein-Westfalen 「ハノーファー獣医科大学 ドイツ、ノルトラインーヴェストファーレン州のティアハイムにおける犬の健康と福祉に関する広範囲な調査」 2014年 から引用します。


Die vom DEUTSCHEN TIERSCHUTZBUND E. V. (1995) erstellte Tierheimordnung hat klare Kriterien für das Töten von Tieren in Tierheimen festgelegt.
dies ist nur in Ausnah- mefällen zulässig.
Wie im Falle einer massiven Überbelegung,verur- sacht durch Langzeitinsassen, verfahren werden soll.
RUPPERT stellte , dass 26,20% aller aufgenommenen Tiere in Tierheimen euthanasiert wurden.
In 32% dieser Fälle er-folgte die Euthanasie auf Grund unheilbarer Krankheiten, in 68% lag „ein anderer vernünftiger Grund“ wie Bissigkeit, hohes Alter, Ängstlichkeit, langer Aufenthalt oder Platzmangel vor .

ドイツ動物保護連盟E. V.によるティアハイム規則(1995年)は、ティアハイムにおける動物の殺処分のための明確な基準を定めています。
殺処分は、例外的な場合にのみ許可されています。
しかし著しい過剰収容の場合と同様に、動物の長期の収容によってもその基準は徐々に緩和されます。
ルパートは、記録されたすべての動物(犬)のうち、26.20%がティアハイム内で安楽死させられたことを発見しました(註 この数値は施設内の自然死は含みません。日本の公的殺処分統計では、多くの自治体が施設内の自然死を含めます。ティアハイムにおいて、施設内の自然死を含めれば、殺処分率はさらに高くなります)。
これらの例の32%では、難病が原因で安楽死に処せられました。
別の安楽死の原因の68%は、非人道的な「別の合理的な原因」であり、犬が高齢であること、行動上の問題に不安があること(攻撃性か)、長期の収容期間や収容スペースの不足などが続きます。



 一方、日本の犬の公的殺処分率ですが、犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況 平成30年12月28日 (平成29年度)(環境省資料)から数値を引用します。


・犬の収容数     38,511頭
・犬の殺処分数     8362頭
・犬の殺処分率     21.7%



 つまりドイツのティアハイムの犬の殺処分率(26.2%)は、日本の公的殺処分率(21.7%)よりはるかに高いのです。したがって、、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの記述、「保護施設(シェルター)の運営状況 ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない」は、「ほぼ殺処分がない、ほぼゼロである」、さらに「日本と比較して極めて低い」と著しく誤解を招く表現です。公的機関から受託した調査報告書においては、問題があるといわざるを得ません。


(参考資料)

平成29年度第2回広島県動物愛護管理推進協議会 (資料)

 この資料においては、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(まとめ)を引用しています。この「まとめ」ですが、少ない字数でぎっしりと誤り、嘘などの問題記述が詰め込まれており、目もあてられないほどです。今回指摘した事柄以外は、おって記事にします。


続きを読む

続・「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(ドイツ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング






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(Zusammenfassung)
Euthanasie durch Tierärzte von Hunden und Katzen in Deutschland
In einem Grundsatzurteil (VI ZR 281/79) entschied der Bundesgerichtshof zumindest für den Fall eines Privatbesitzers, dass neben ethischen Abwägungen auch die finanziellen Interessen des Besitzers bei der Entscheidung über eine Euthanasie zu berücksichtigen sind.


 記事、
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(アメリカ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(イギリス編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(ドイツ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
の続きです。 
 広島県が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託して作成した、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏 以下、「本報告書」と記述する)、ですが、これはドイツ、イギリス、アメリカ合衆国の動物愛護管理に関する調査報告書です。この報告書はすべてにわたり、嘘誤り偏向がびっしりと記述され、正確な記述はほぼないという、目を覆いたくなるほどひどい内容です。すでにドイツ、イギリス、アメリカに関しては記事にしました(「続き」をご覧ください。過去記事をすべてリンクしてあります)。今回記事からは、本報告書の「まとめ」(50ページ)における誤りを指摘していきます。


 動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、「本報告書」と記述する)の、「まとめ」(50ページ~)の、誤り、もしくは誤解を招く問題となる記述には、次のようなものがあります。順を追って指摘します。


調査項目


・犬猫の飼育状況 
飼えなくなった犬猫の処遇は次の通り。動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである。(1、)
① 行政による引取(ドイツにはない)(2、)

・野良犬・野良猫の実態と対応状況
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)野良犬・野良猫は行政による捕獲の他、民間レスキュー団体によっても捕獲される。(3、)
ドイツ連邦狩猟法では、野良犬野良猫は合法に殺傷や捕獲を行うことができる。(4、)

・行政と民間の役割分担
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)ブリーダーの認証、登録等は行政が実施している。(5、)

・保護施設(シェルター)の運営状況
ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない。(6、)

・登録制度・マイクロチップ装着の状況
ドイツでは犬税を導入している自治体が多く、犬についてはこれが実質的な「登録」となっている。(7、)




1、ドイツ、イギリス、アメリカでは、動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである(1、)

 「ドイツ、イギリス、アメリカでは、動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである」との記述は曖昧です。「等特別な場合」の範疇はどうなのでしょうか。「そのペットに飽きた」、「飼育費が惜しくなった」、「子供が大きくなったので家が狭くなった」のも特別な場合でしょうか。またそれが法令により強制力がある規定があるのか、判例に基づくのか、獣医師団体の自主規制なのか、それも不明です。公的機関から受託した報告書では、使いもにならない欠陥文書です。
 しかし文面からは法令、判例等により強制力があり、かつ「特別な場合とは病気、危険犬種もしくはその動物が危険である場合」と解釈できます。となれば、その記述は、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国何れにおいても真っ赤な嘘です。

 今回記事では、前回に続いてドイツを取り上げます。ドイツでは、1982年にドイツ連邦最高裁判所で、「獣医師が飼い主の経済的利益のために動物を安楽死するのは『正当な理由』である。飼い主が望めば、高額な治療費の支払いを回避するために安楽死を行わなければならない」との判決が確定しています(事件番号 VI ZR 281/79 Bundesgerichtshof)。
 このドイツ連邦最高裁判所判決についての、解説を引用します。Geld oder Leben 「金銭か命か」 2011年3月5日


Wollen Tierbesitzer ihr Tier lieber einschläfern lassen, statt die Kosten einer Behandlung zu tragen, steht der Tierarzt vor einer schweren Entscheidung.
Darf er diesem Verlangen nachkommen?
Die juristischen Hürden, die die Tötung eines Wirbeltiers eingrenzen, liegen im Vergleich zu anderen Ländern in Deutschland sehr hoch.
Spielen natürlich auch wirtschaftliche Interessen des Tierbesitzers eine Rolle.
Der Ermessensspielraum, den das Tierschutzgesetz dem Tierarzt bei der Entscheidung zur Euthanasie lässt, ist relativ groß.
Was ist ein vernünftiger Grund?
Wer in Deutschland ein Tier (schmerzlos und stressfrei) tötet, bleibt also nur straffrei, sofern er dafür einen „vernünftigen Grund“ hat.
Was als vernünftiger Grund gelten kann, ist allerdings im TSchG nicht eindeutig definiert.
Doch was ist, wenn die Schmerzen oder Leiden des Tieres durchaus behebbar wären, die Behandlung dem Tierhalter aber zu teuer ist?
Dder ethischen Abwägung, ob man das Tier auf Wunsch des Besitzers einschläfert, spielen auch dessen finanzielle Interessen eine Rolle.
Dass der Tierarzt diese sogar berücksichtigen sollte, hat der Bundesgerichtshof bereits in einem Grundsatzurteil von 1982 (VI ZR 281/79) festgestellt.
Dass der Tierarzt die finanziellen Interessen des Tierhalters berücksichtigen muss bedeutet, dass er entscheiden muss, welche Kosten im konkreten Fall als verhältnismäßig anzusehen sind.

ペットの飼い主が治療費を負担するのではなく、ペットを安楽死させることを望む場合は、獣医師は難しい決断に直面します。
獣医師は、飼い主のこの要求に応じることができますか?
脊椎動物の殺害を制限する法的なハードルは、ドイツの他の国々と比較すれば大変高いです。
当然のことながら、ペットの飼い主の経済的利益も重要です。
ドイツ連邦動物保護法においては、獣医師が動物の安楽死させる決定を下すという裁量は比較的大きいのです。
ドイツでは、動物の殺害(動物の痛みやストレスがない場合)は、「合理的な理由」がある限りは、誰もが処罰されることがありません。
しかし合理的な理由と見なされるものは、ドイツ連邦動物保護法では、明確に定義されていません。
動物の痛みや苦痛を治療することができたとしても、その治療費がペットの飼い主にとってあまりにも高価だとしたらどうでしょうか。
飼い主の要求に応じて動物を安楽死させるかどうかの倫理的な配慮も、飼い主の金銭的な利益が重要な役割を果たします。
獣医師もこのこと(註 飼い主の金銭的利益)を配慮しなければならないとドイツ連邦最高裁判所は、すでに1982年の画期的な判決(VI ZR 281/79)で述べています。
獣医師がペットの飼い主の経済的利益に配慮しなければならないという事実は、獣医師自身が具体的なケースで、どの程度の治療費が安楽死に値すると考えられるかを、決定しなければならないことを意味します。


 
 上記より、本ドイツ連邦最高裁判所判決の要旨は以下の通りになります。
1、ドイツ連邦動物保護法では、脊椎動物の殺害においては正当な理由が必要とされるが、解釈の幅は大きい。
2、「1、」においては、獣医師による犬猫などの安楽死においても同様である。
3、獣医師は、飼い主の経済的利益にも配慮しなければならなない。

 実際問題、ドイツの獣医診療所では、ドイツ連邦動物保護法の「脊椎動物の殺害は正当な理由がなければならない」は非常に広く解釈され、犬猫などの安楽死が一般的に行われています。飼い主の経済的利益のみならず、前回記事で書いた通り、「ドイツでの犬の安楽死の原因で最も多いのは高齢」なのです。高齢になれば、何らかの身体機能が低下します。それを不可逆的な疾病と拡大解釈もできますし、「食欲がなくなった」、「粗相をするようになった」も、正当な安楽死の理由となりえます。
 「ドイツの犬の死因の大多数は獣医師による安楽死である」という、大学の学術調査もあります。Heimtierstudie „Wirtschaftsfaktor Heimtierhaltung“ Zur wirtschaftlichen Bedeutung der Heimtierhaltung in Deutschland Prof. Dr. Renate Ohr, UniversitätGöttingenNovember 2014「ペット研究 ペットの所有における『経済的要因』 ドイツのペットの所有の経済的重要性」レナーテOHR教授、ゲッティンゲン大学 2014年9月 なお、「ドイツの犬の死因はほとんどが獣医師による安楽死である」との記述は、本論文以外にも多数あります。


Der größte Teil der Hunde und Katzen wird irgendwann vom Tierarzt eingeschläfert.
Oft werden die Tiere dann auch vom Tierarzt „entsorgt“.
Für die Tierkörperbeseitigung in Tier-körperbeseitigungsanlagen kann man 10 – 30 €uro pro Tier (je nach Größe/Gewicht) rech-nen.
Geschieht dies über den Tierarzt, so ist dies in unseren Umsatzzahlen der Tierärzte mit enthalten.(Page 18)

(ドイツでは)犬や猫のほとんどは、最終的には獣医師によって安楽死させられます。
多くの場合、獣医師に安楽死させられた動物は後に獣医師により、「処分」されます。
安楽死動物のレンダリング施設における、動物の処分(レンダリング)費用の計算ですがーその動物1個体あたり、(サイズ/重量に応じて)、10から30ユーロかかります。
ペットの安楽死が獣医師を介して行われている場合は、レンダリング費用は、獣医師の安楽死の請求額に含められています。(18ページ)

 

 つまり、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティングにおける記述、「ドイツでは、動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである」との記述は誤りです。獣医師による安楽死が、「特別な場合」のみであれば、「ドイツの犬や猫の死因はほとんどが安楽死」にはならないからです。
 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの本報告書は、嘘デタラメの羅列で、実に有害な文書ですが、本報告書以前から、ドイツにおける犬猫などの安楽死に対する嘘情報が流布されています。前回記事で引用した、経歴詐称の自称ドイツ連邦獣医師、京子アルシャー氏の記事などです(すでにインターネット上から削除されたサイトですが、ドイツ 殺処分ゼロの理由です。丸ごとコピーしている個人ブログがありますので、こちらもリンクしておきます。ドイツ 殺処分ゼロの理由)。本記事の記述、「犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる。また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は安楽死の対象にはならない」は、ドイツ連邦最高裁判所の判決(事件番号 VI ZR 281/79)からすればありえません。妄想での作文はいい加減にしてほしい。

 京子アルシャー氏の影響と思われますが、環境省が動物愛誤団体に委託して作成した報告書にも、誤った記述があります(平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年度 ドイツにおける動物保護の 取組みに係る調査業務 報告書 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス)。この資料の23ページには、「猫が事故にあった手術費が 1,500 €(18 万円)かかる場合であっても安楽殺してはならないという裁判結果があった。治療が可能である限り、治療が前提となる」とあります。しかし1982年のドイツ連邦最高裁判所の確定判決に基づけば、この裁判結果はあり得ません。出典が明示されていませんが、環境省は係属裁判所と事件番号がわかる出典を明示すべきです。
 環境省が委託した本報告書も、作成者が原典を調べずに、日本で流布されている誤った情報をもとに、妄想で作文した代物です。環境省が委託した本報告書は、他にも全編において嘘誤りがびっしりとてんこ盛りにされ、正しい記述がほぼないという、目を覆いたくなるような惨状です。経歴詐称の京子アルシャー獣医師をはじめ、日本に海外の動物愛護管理に関する嘘デタラメ情報を流布させた者の罪は深いと言えます。日本は動物愛護後進国どころか、県や環境省まで驚くべき嘘資料を作成している(外部委託していたとしても)のですから、まさに暗黒国家です。


(動画)

 Euthanasie bei Hund, Katze und Kleintier 「犬、猫、小動物の安楽死」 2012/12/31 に公開
 ペットの安楽死の実際について、対談形式で獣医師が解説するビデオ。ドイツには、ペットの安楽死に関するビデオがかなり公開されています。それだけ一般的だということでしょう。




(参考資料)

平成29年度第2回広島県動物愛護管理推進協議会 (資料)

 この資料においては、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(まとめ)を引用しています。この「まとめ」ですが、少ない字数でぎっしりと誤り、嘘などの問題記述が詰め込まれており、目もあてられないほどです。今回指摘した事柄以外は、おって記事にします。


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「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(ドイツ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング






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(Zusammenfassung)
Euthanasie durch Tierärzte von Hunden und Katzen in Deutschland
In einem Grundsatzurteil (VI ZR 281/79) entschied der Bundesgerichtshof zumindest für den Fall eines Privatbesitzers, dass neben ethischen Abwägungen auch die finanziellen Interessen des Besitzers bei der Entscheidung über eine Euthanasie zu berücksichtigen sind.


 記事、
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(アメリカ編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみ」というデタラメ(イギリス編)~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
の続きです。 
 広島県が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託して作成した、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏 以下、「本報告書」と記述する)、ですが、これはドイツ、イギリス、アメリカ合衆国の動物愛護管理に関する調査報告書です。この報告書はすべてにわたり、嘘誤り偏向がびっしりと記述され、正確な記述はほぼないという、目を覆いたくなるほどひどい内容です。すでにドイツ、イギリス、アメリカに関しては記事にしました(「続き」をご覧ください。過去記事をすべてリンクしてあります)。今回記事からは、本報告書の「まとめ」(50ページ)における誤りを指摘していきます。



 動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(以下、「本報告書」と記述する)の、「まとめ」(50ページ~)の、誤り、もしくは誤解を招く問題となる記述には、次のようなものがあります。順を追って指摘します。


調査項目


・犬猫の飼育状況 
飼えなくなった犬猫の処遇は次の通り。動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである。(1、)

・野良犬・野良猫の実態と対応状況
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)野良犬・野良猫は行政による捕獲の他、民間レスキュー団体によっても捕獲される。(2、)
ドイツ連邦狩猟法では、野良犬野良猫は合法に殺傷や捕獲を行うことができる。(3、)

・行政と民間の役割分担
(ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国では)ブリーダーの認証、登録等は行政が実施している。(4、)

・保護施設(シェルター)の運営状況
ドイツのティアハイムは基本的に殺処分は行わない。(5、)

・登録制度・マイクロチップ装着の状況
ドイツでは犬税を導入している自治体が多く、犬についてはこれが実質的な「登録」となっている。(6、)




1、ドイツ、イギリス、アメリカでは、動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである(1、)

 「ドイツ、イギリス、アメリカでは、動物病院での安楽死は、病気、危険犬種等特別な場合のみである」との記述は曖昧です。「等特別な場合」の範疇はどうなのでしょうか。「そのペットに飽きた」、「飼育費が惜しくなった」、「子供が大きくなったので家が狭くなった」のも特別な場合でしょうか。またそれが法令により強制力がある規定があるのか、判例に基づくのか、獣医師団体の自主規制なのか、それも不明です。公的機関から受託した報告書では、使いもにならない欠陥文書です。
 しかし文面からは法令、判例等により強制力があり、かつ「特別な場合とは病気、危険犬種もしくはその動物が危険である場合」と解釈できます。となれば、その記述は、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国何れにおいても真っ赤な嘘です。

 前回、前々回記事では、アメリカ合衆国とイギリスについて述べました。今回記事ではドイツを取り上げます。ドイツでは、イギリス(UK)などとは異なり、脊椎動物の殺害においては、殺害方法とともに、殺害の目的に正当な理由があることも要件としています。これは連邦動物保護法(Tierschutzgesetz)17条により規定されています(§ 17 Mit Freiheitsstrafe bis zu drei Jahren oder mit Geldstrafe wird bestraft, wer  1.ein Wirbeltier ohne vernünftigen Grund tötet oder 「17条 以下の者は3年までの禁固刑または罰金を科される 1.正当な理由がないのに脊椎動物を殺す」。なお「ドイツ連邦動物保護法4条で、正当な理由のない脊椎動物の殺害を禁じる」との日本語訳が流布されていますが、誤訳です。4条は「合理的に意識喪失もしくは合理的な疼痛管理の下でなければ脊椎動物を殺害できない」との、殺害の手段に関する規定です)。
 しかしながらこの、「正当な理由(vernünftigen Grund )」は幅広く解釈されています。1982年には、ドイツ連邦最高裁判所で「獣医師が飼い主の経済的利益のために動物を安楽死するのは『正当な理由』である。飼い主が望めば、高額な治療費の支払いを回避するために安楽死を行わなければならない」との判決が確定しています(Bachelorarbeit „Seniorentiere im Tierheim“ Thema der Bachelorarbeit: Wie kann der Tierschutzverein für Berlin dem erhöhten Anteil an älteren Haushunden und Hauskatzen im Tierheim Berlin begegnen? In einem Grundsatzurteil (VI ZR 281/79) entschied der Bundesgerichtshof zumindest für den Fall eines Privatbesitzers, dass neben ethischen Abwägungen auch die finanziellen Interessen des Besitzers bei der Entscheidung über eine Euthanasie zu berücksichtigen sind (Vetline, 2011). 「画期的な判決(事件番号 VI ZR 281/79)においてドイツ連邦最高裁判所は、少なくとも個人所有者の場合は、動物の安楽死を決定する際には倫理的な考慮に加えて、飼い主の経済的利益も考慮に入れるべきであるとしました(Vetline 2011)」)。

 現に、ドイツの獣医診療所では犬猫の安楽死が広く行われています。ドイツの複数の文献で「ドイツで犬の安楽死を行う最も多い理由は、犬が高齢になったことである」との記述があります。さらに複数の文献で、「ドイツの犬の死因で最も多いのは獣医師による安楽死である」ともあります。
 犬が高齢になり、「足腰が立たなくなって世話が焼けるようになった」、「粗相をするようになった」、「食欲がなくなった」なども、犬を安楽死させる正当な理由です。また犬の老化が進んで、Quality of life の低下をきたしてまでも生かし続けるより、安楽死させた方が動物福祉に適うというのが、ドイツの考え方であると、私は思います。それを裏付ける記事から引用します。Bei der Einschläferung: Besitzer sollten ihr Tier nicht im Stich lassen 「安楽死の時:飼い主は動物を見捨ててはいけません」 2018年9月25日


Wann ist eine Einschläferung sinnvoll?
Was ist der häufigste Grund, dass Haustiere eingeschläfert werden müssen?
Dr. Barbara Juara Guzman: Das fortgeschrittene Alter der Tiere.
Ja, zum Beispiel, wenn das Tier Schmerzen hat und ohne oder sogar mit Schmerzmitteln nicht mehr schmerzfrei leben kann.
Und wenn zudem klar ist, dass sich dieser Zustand auch nicht mehr verbessern wird – zum Beispiel bei einer Arthrose oder einer Tumorerkrankung – sollte über eine Einschläferung nachgedacht werden.
Oder auch, wenn das Tier nicht mehr richtig Laufen kann oder inkontinent wird.
Dadurch sinkt die Lebensqualität für das Tier enorm.
Wenn ein Besitzer unsicher ist, sollte er mit seinem Tierarzt über das Thema sprechen, so können dem Tier eventuell unnötige Leiden erspart werden.
Wenn ich ein Tier sehe, zum Beispiel einen alten oder kranken Hund und ich erkenne, dass er leidet, weil er beispielsweise nicht mehr aufstehen kann oder nicht mehr richtig frisst, dann macht mir das nichts aus dieses Tier einzuschläfern.
Ich denke in dem Moment daran, dass es jetzt das Beste für das Tier ist. Es muss nicht bis zum bitteren Ende kämpfen, bis es von alleine soweit ist, sondern ich kann ihm helfen und es von seinen Qualen befreien.

安楽死はどのようなときに役に立ちますか?
ペットを安楽死させなければならない最も一般的な理由は何ですか?
バーバラ・ユアラ・グスマン博士:動物が高齢になった時です。
例えば動物が痛みを感じており、鎮痛剤なしでは生きることができない場合もあります。
そしてそれがこれ以上改善しないことも明らかであるならば - 例えば、変形性関節症または腫瘍性疾患の場合 - 安楽死について考えるべきです。
あるいは動物がもはや正常に歩くことができなくなった、または粗相をするようになったとしてもです。
その結果、動物の生活の質は非常に低下するからです。
私は、老犬や病気の犬のような動物を見たときに、例えばその犬が起きあがれなかったり、きちんと食べられなかったりして、それにより苦しんでいることに気付きました。
今のところ、私はそれ(註 高齢でQOLが低下したことにより安楽死を行うこと)は、動物に最も良い選択だと思います。
犬は死を迎える最期まで、苦痛に耐える必要はなく、私(獣医師)は犬を助けて、犬を苦痛から解放することができるのです。



 しかし日本では、ドイツにおける犬(猫)の獣医師による安楽死について、とんでもない嘘情報がまん延しています。すでにインターネット上から削除されたサイトですが、経歴詐称の自称ドイツ連邦獣医師、京子アルシャー氏の記事があります(ドイツ 殺処分ゼロの理由)。丸ごとコピーしている個人ブログがありますので、こちらから問題の記述を引用します(ドイツ 殺処分ゼロの理由)。


この法律(註 ドイツ連邦動物保護法)に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。
現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる。
また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は安楽死の対象にはならないため仲介に出される。
やむを得ず動物を殺す際はかならず安楽死でなくてはならない。
現在ドイツの動物保護法から読み取ると安楽死とは「痛みと苦しみを伴わない死」のことであり、家畜の堵殺のみならず犬の場合も麻酔薬を用い痛みと苦しみを回避することでのみ殺すことが許される。
そしてドイツでは犬猫を安楽死させるには獣医学的所見を中心とした第三者に証明できる正当な理由が必要であるということと同時に、安楽死を決定する獣医師には動物保護に則ったそれなりの知識と経験が求められる。



 上記の経歴詐称獣医師による記事は、実に日本の動物愛誤界での引用が多かったです(現在も少なからず引用されています)。しかしながらドイツ連邦動物保護法4条の、長くもない条文の訳文と解釈は、まさに漫才レベルです。すでに私は何度か記事にしましたが、「家畜のと殺においては麻酔薬による安楽死でなけれなならない」ですが、このような仰天するような誤訳をする方がドイツ獣医師を詐称するのはお笑いです。
 動物の安楽死に用いるペントバルビタールは毒性が強く、少量の経口摂取でも死亡する可能性が高いのです。アメリカなどでは、安楽死された犬猫の死体をレンダリングしてペットフードの原料にしていますが、麻酔薬成分のペントバルビタールが混入してしばしばそれを食べた犬が死ぬという事件が発生しています。ましてや人が食用とする精肉はペットフードと異なり、高温処理としませんので、薬剤がより分解せずに残ります。ドイツに限らず、麻酔薬成分などの有害物質が含まれた食肉を流通させれば、ほとんどの国では刑事罰の対象になります。それよりも、麻酔薬でと殺した食肉しかドイツで入手できなければ、今まで多くのドイツ国民がペントバルビタール中毒で死んでいるはずです。この点については、私は何度か記事にしています(例えば、続・経歴詐称の自称ドイツ連邦獣医師とピースワンコ~「殺処分ゼロバブル」の退廃)。

 さらに、「法律(註 ドイツ連邦動物保護法)に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる」ですが、妄想もはなはだしい。犬猫の安楽死で、複数の獣医師の所見が必要などという規定は、ドイツの法令では皆無ですし、獣医師会の自主規制でもありません。起訴有罪となった判例を、一例でも挙げていただきたいものです。
 先に述べた通り、ドイツ連邦最高裁判所では1982年に、「動物を、飼い主の経済的利益のために安楽死するのは合法である。治療費が高額になる場合、飼い主の利益のために飼い主がより安価な安楽死を選択した場合は獣医師は行わなければならない」という判決が確定しています。この判決は、京子アルシャー自称ドイツ獣医師による記事の記述とは、真っ向から反します。次回記事においては、ドイツ連邦最高裁版所の判例を取り上げます。いずれにしても、この経歴詐称の京子アルシャー獣医師の噴飯記事を喜んで引用する、日本の動物愛誤家の知的レベルってどうなっているのでしょうね?


(画像)

 「ペットの出張安楽死承ります」という、軽いノリの、ドイツの獣医師さんのインターネットでの広告。自称ドイツ獣医師の京子アルシャー氏の記事とは、ずいぶん事情が異なるようです。
 Tierarzt in Berlin - Mobile Tierärztliche Ambulanz 「ベルリンの獣医 - 移動獣医診療所(モバイル獣医師)獣医学博士 ヴィルヘルム·ハース - 実用的な獣医」のweb広告 以下は、その引用です。

Friedliche Sterbehilfe zu Hause.
Ich biete daher an, das Tier(Hund, Katze, Kaninchen oder Meerschweinchen) zu Hause einzuschläfern.
Dies hat seine Gründe.
in Besuch beim Tierarzt ist für jedes Tier stressig.
Ihr Haustier ist in gewohnter Umgebung .
Es gibt also viele gute Gründe die friedliche Sterbehilfe für Ihr Tier zu Hause durchzuführen.

ペットを穏やかに自宅で安楽死させます。
私は、自宅でのペット(のイヌ、ネコ、ウサギやモルモット)の安楽死を行います。
それには理由があります。
獣医への訪問は、ペットたちにとってストレスです。
あなたのペットは、なじんだ環境の中にいるのです。
自宅であなたのペットを穏やかに安楽死させるのは、多くの良い理由があります。
生涯最後の瞬間は、ストレスや痛みがあってはなりません。


モバイル獣医


(参考資料)

平成29年度第2回広島県動物愛護管理推進協議会 (資料)

 この資料においては、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(まとめ)を引用しています。この「まとめ」ですが、少ない字数でぎっしりと誤り、嘘などの問題記述が詰め込まれており、目もあてられないほどです。今回指摘した事柄以外は、おって記事にします。


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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
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よろしくお願いします。

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