FC2ブログ

続・アニマルホーダーの動物を押収して強制的に殺処分する規定があるドイツ動物保護法~環境省のデタラメ訳㉒







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Krefelder Tierheim soll Tiere aus Kostengründen getötet haben.


 記事、アニマルホーダーの動物を押収して強制的に殺処分する規定があるドイツ動物保護法~環境省のデタラメ資料㉑、の続きです。
 環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)、があります。本資料は全編にわたり嘘、誤りがびっしりと詰め込まれた、まさに見るに耐え難い資料です。
 本資料ではドイツ動物保護法(Tierschutzgesetz)に関する記述で、「アニマルホーダーの動物は行政が押収できるが飼い主の所有権は失われない」とあります。しかしそれは誤りで、「不適正飼育者の動物は行政が売却もしくは殺処分する権限がある(つまり飼い主の所有権をはく奪できる)」と明記されています。



 サマリーで示した、環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)の、問題記述を引用します。


飼い主がアニマルホールディングになっていて、死亡したりすると一度に 100 頭とかの動物がティアハイムに収容されてきて対処できなくなる。
動物を虐待したり、ネグレクトしたりしている人には、まず行政の勧告が行われ、勧告が履行されないと、押収して動物を保護する。
その際に要する飼育コストは、飼い主に請求される。
このことは動物保護法に規定がある。
動物保護法には、苦痛を与えてはいけない、虐待してはいけないなどと法律に大枠が書いてあるので、行政が動物を押収できる根拠となっている。
ただし、押収というのは所有権がなくなるわけではなく、態度が改善されれば、その動物は飼い主に返還されることもある。
基本法(1、)において、動物は物ではないと規定されているので、単なる物のようには扱われない(2、)。(16~17ページ)



 上記の環境省の本資料の記述、「基本法において、動物は物ではないと規定されているので、単なる物のようには扱われない」ですが、根拠法も解釈も間違っています。まず、「1、基本法において、動物は物ではないと規定されている」ですが、「動物は物ではない」とドイツで規定しているのは基本法(Grundgesetz für die Bundesrepublik Deutschland 「憲法」とも訳される)ではなく、民法(Bürgerliches Gesetzbuch)90条aです。
 ドイツ基本法では、動物(Tier)に関する記述は20条aにあるだけです。その記述は、Der Staat schützt auch in Verantwortung für die künftigen Generationen die natürlichen Lebensgrundlagen und die Tiere im Rahmen der verfassungsmäßigen Ordnung durch die Gesetzgebung und nach Maßgabe von Gesetz und Recht durch die vollziehende Gewalt und die Rechtsprechung.「国家はまた次世代に対する責任において、天然資源と動物を憲法秩序の枠組みの中で立法を通じて、法律および行政権と司法により保護する(拙訳。ドイツ憲法は複数の日本語訳があります)」です。
 「動物は物ではない」と規定しているのは民法90条aです。Tiere sind keine Sachen. 「動物は物(Sachen 法律文書で用いれば、「財物、所有権が及ぶ有体物」の意味になります)ではない」と規定されています。また、「2、動物は物ではないと規定されているので、単なる物のようには扱われない」の解釈も誤りです。ドイツ民法90条aの規定は、「特別法の定めがあれば飼い主の動物の所有権を制限できる」ということです。
 それが意味するところは、前回記事で述べたとおり、動物保護法 Tierschutzgesetz 16条aの規定にあるような、「アニマルホーダーの犬猫などを行政が押収して第三者に売却する、殺処分を行う」根拠になっています。またドイツでは各州に犬法があり、咬傷犬や法律で禁止している犬を行政が押収して強制的に殺処分する権限の根拠ともなっています。これらの犬猫などに飼い主の所有権があくまでも及べば、行政が押収して殺処分することができません。なお日本では動物の所有権を制限する法的根拠がありませんのでドイツと異なり、咬傷犬を行政が押収して強制的に殺処分する権限はありません。

 ドイツ民法90条aが、「動物の所有権の制限」の根拠となる判例を示します。Anwalt - Tierrecht - Rechtsanwalt für Tierrecht - Tierrecht Urteile gefährlicher Hund Urteile / 「弁護士のサイトー動物の権利ー動物の権利のための弁護士ー動物の権利に関する判例 危険な犬に対する判決(最高裁判決)」から引用します。


Einschläfern eines gefährlichen Hundes
Ein von der Behörde sichergestellter, durch stark gravierende Beißvorfälle aufgefallener Hund darf eingeschläfert werden, wenn er weder an seinen bisherigen Halter zurückgegeben werden kann noch an einen neuen Halter vermittelbar ist.
Eine Rückgabe an den Hundehalter scheidet insbesondere dann aus, wenn dieser Hundehalter trotz gravierender Beißvorfälle den behördlichen Auflagen zur Hundehaltung missachtet und sich dadurch als unzuverlässig gezeigt hat.
Oberverwaltungsgericht Münster Az.: 5 B 833/00

危険な犬の安楽死
非常に深刻な咬傷事故が発生した場合においては、その犬は前の所有者に返還すること、または新たな飼い主に譲渡することのいずれも行うことなく、その犬を行政が押収(没収)し、犬を強制的に安楽死させても良い。
これらの犬の飼い主が深刻な咬傷事故にもかかわらず、犬を所有するための規制要件を無視し、それゆえに犬の飼い主が信頼できないと示された場合は、その後に犬を飼い主のもとに返還することは却下される。
行政最高裁判所 事件番号:5 B833/00



 それにしてもヒヤリングを行った対象が、ドイツ連邦政府機関(連邦食料・農業庁 セクション 321 Bundesministerium für Ernährung und Landwirtschaft (BMEL) Referat 321)ということですが。所管する省庁が、民法の規定を基本法の規定と回答するわけがないのです。「通訳と有識者を同行した」とありますが、あきれ果てます。まったく言語が通じていなかったと思われます。また、「動物は物ではない(Tiere sind keine Sachen.)」の、ドイツ民法90条aの規定はドイツではもちろんのこと、日本でも動物愛護関係者の間では周知されています(解釈はともかく)。また、私法(民法)の規定と公法(基本法)の規定が区別できていれば、この記述がおかしいと気づくはずです。このような噴飯報告書をノーチェックで公開してしまう、環境省の上部職員も基本的な法律すら学んでいないのでしょうか。
 それにしても環境省の本報告書のデタラメはあまりにひどいです。まさにバ環狂症。率先してデマ情報を拡散させて、情報分野の公害垂れ流しをして環境汚染を先頭に立って拡大させています。呆れた税金泥棒、国賊省そのものです。


(画像)

 ドイツの新聞、Thüringen und Deutschland 「チューリンゲンとドイツ」の2013年11月26日記事。この記事からは、次の事柄がわかります。

「アニマルホーダーから行政が押収した動物は、強制的に殺処分(安楽死)を行う」。すなわち動物保護法16条aの規定においては、行政はアニマルホーダーから犬猫などを押収して(飼い主の所有権のはく奪)、殺処分を行う権限がある」です。

Berlin, 26.11.2013.
Am vergangenen Freitag, den 22.11.2013, wurde Marietta P. vor dem Amtsgericht Eisenach wegen Tierquälerei in der ehemaligen Kaserne von Vitzeroda zu einer Freiheitsstrafe von 1 Jahr verurteilt.
Die Strafe wurde zur Bewährung ausgesetzt, die Bewährungsdauer beträgt 3 Jahre.
Außerdem muss die 50-jährige Animal Hoarderin 200 Stunden gemeinnützige Tätigkeit ableisten.
Zusätzlich wurde ihr ein generelles Tierhalteverbot für 5 Jahre auferlegt.
Gegenstand des Strafverfahrens war die Tatsache, dass Marietta P. in dem maroden Kasernengebäude bei der behördlichen Räumung am 10.11.2011 etwa 125 Hunde, 6 Katzen und 1 Stachelschwein unter katastrophalen Bedingungen gehalten hat.
Viele Hunde mussten eingeschläfert werden, 4 Hunde sind bis heute nicht vermittelbar.
Schon etliche Male hat die erwerbslose Marietta P. in den vergangenen 20 Jahren an unterschiedlichen Standorten immer wieder unverhältnismäßig viele Tiere unter teilweise katastrophalen Bedingungen gehalten.

ベルリン、2013年11月26日
先週の金曜日、2013年11月22日に、マリエッタ・Pはヴィッツローダの旧兵舎の廃屋で動物虐待を行ったとして、アイゼナハ地方裁判所で1年間の懲役の判決が言い渡されました。
判決文では執行猶予を明らかにし、保護観察期間を3年としています。
また50歳(マリエッタ・P)のアニマルホーダーには、200時間の社会奉仕活動が科されました。
その上彼女には、5年間の動物の飼育が禁じられました。
刑事訴追の原因は、マリエッタ・Pが、2011年10月11日に公的機関から退去を命じられているにもかかわらず、元兵舎の廃虚と言う劣悪で致命的な条件下で、125頭の犬、6匹の猫、及び1匹のヤマアラシを飼育していたことです。
ほとんどの犬は殺処分(安楽死)させなければなりませんでした、そのうちの4頭の犬の情報は得られていませんが。
過去20年間の間に、無職のマリエッタ・Pはすでに何度も何度も別の場所で、時には致命的な条件下で異常に多くの動物を飼育していました。


マリエッタ


(参考資料)

OLG Bay Az.: 3ObOW 53/98 「バイエルン高等裁判所判決 事件番号3ObOW 53/98」

 「動物保護法16条における飼い主から行政が動物を没収(Behörde eingezogen 行政による没収。所有権のはく奪)は、飼い主に改善が見られた場合は必ずしも必要がない」という判断。つまり動物保護法16条aにおいては、「飼い主からの動物の没収(所有権をはく奪する)」を認めていることが前提となる判断です。


  なお環境省の本資料の誤りを指摘する記事は、「続き」にまとめてあります。


続きを読む

スポンサーサイト



アニマルホーダーの動物を押収して強制的に殺処分する規定があるドイツ動物保護法~環境省のデタラメ資料㉑







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Krefelder Tierheim soll Tiere aus Kostengründen getötet haben.


 環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)、があります。本資料は全編にわたり嘘、誤りがびっしりと詰め込まれた、まさに見るに耐え難い資料です。
 本資料ではドイツ動物保護法(Tierschutzgesetz)に関する記述で、「アニマルホーダーの動物は行政が押収できるが飼い主の所有権は失われない」とあります。しかしそれは誤りで、「不適正飼育者の動物は行政が売却もしくは殺処分する権限がある(つまり飼い主の所有権をはく奪できる)」と明記されています。



 サマリーで示した、環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)の、問題記述を引用します。


飼い主がアニマルホールディングになっていて、死亡したりすると一度に 100 頭とかの動物がティアハイムに収容されてきて対処できなくなる。
動物を虐待したり、ネグレクトしたりしている人には、まず行政の勧告が行われ、勧告が履行されないと、押収して動物を保護する。
その際に要する飼育コストは、飼い主に請求される。
このことは動物保護法に規定がある。
動物保護法には、苦痛を与えてはいけない、虐待してはいけないなどと法律に大枠が書いてあるので、行政が動物を押収できる根拠となっている。
ただし、押収というのは所有権がなくなるわけではなく、態度が改善されれば、その動物は飼い主に返還されることもある。
基本法において、動物は物ではないと規定されているので、単なる物のようには扱われない。(16~17ページ)



 アニマルホーダー(Animal hoarder)を、「アニマルホールディング」と記載するのはお笑いですが。環境省のこの記述は、誤りです。アニマルホーディングに代表される不適正飼育者から行政が動物を押収して処分(売却や殺処分。すなわち行政にその動物の所有権が移行しなければ権限を行使できない)する権限は、動物保護法(Tierschutzgesetz)16条aに規定があります。環境省の本資料の記述では、「飼い主の動物の所有権がなくなるわけではない」とあります。しかし動物保護法の規定では、「押収時点での飼い主の所有権の喪失」と学説でも解釈されています。
 また動物保護法16条aでは、不適正飼育者から動物を押収した後に行政が、その動物を強制的に殺処分する権限も定め
ています。環境省の本資料では、「元の飼い主の所有権が喪失しないために後に返還請求できる」とありますが、第三者に売却したり殺処分したりしたのちは返還できません。また殺処分に関する記述がないために、「いかなる場合でも不適正飼育者の動物であってもドイツでは殺処分しない」と読者を誤認させます。ドイツでは、アニマルホーダーの飼育動物は多くは殺処分一択であり、多くのティアハイムもそのような方針を示しています。でたらめもいい加減にしていただきたい。
 ドイツ、動物保護法(Tierschutzgesetz)から、該当する条文を引用します。


Zehnter Abschnitt
Durchführung des Gesetzes
16a
(1) Die zuständige Behörde trifft die zur Beseitigung festgestellter Verstöße und die zur Verhütung künftiger Verstöße notwendigen Anordnungen.
2 Die Behörde kann das Tier auf Kosten des Halters unter Vermeidung von Schmerzen töten lassen, wenn die Veräußerung des Tieres aus rechtlichen oder tatsächlichen Gründen nicht möglich ist oder das Tier nach dem Urteil des beamteten Tierarztes nur unter nicht behebbaren erheblichen Schmerzen, Leiden oder Schäden weiterleben kann.                    

第10章
法の権限
16条a
1項 所管官庁は以下の違反を是正し、将来の違反を防止するために必要な措置を講じなければならない。
2号 行政当局は、動物の売却が法的に、または事実上の理由で不可能である場合、または行政獣医師が動物の痛み、苦しむこと、または傷病の回復が見込めない状態でしかその動物が生存できないと判断した場合は、飼い主の費用で動物を殺害して動物の苦痛を回避させることができる。 


(註 この条文はアニマルホーダーなどの不適正飼育者から動物を押収して強制的に殺処分することを想定しています。日本では飼い主の意思に反して強制的に殺処分する規定は動物愛護管理法他では定めていません)


 上記の動物保護法(Tierschutzgesetz)16条aに関する学説(論文)のサイトがあります。Zur Rechtmäßigkeit und Transparenz von Einziehungsanordnungen nach §16a Tierschutzgesetz  「動物保護法16条aに基づく動物の押収の合法性と透明性について」 2014年2月14日


In der Praxis und nach der Systematik des §16a Tierschutzgesetz können bei besonders schwerwiegenden Tierschutzfällen eine vorläufige Fortnahme von Tieren, eine Haltungsuntersagung und schließlich auch ein Eigentumsentzug gegenüber dem jeweiligen Halter und Eigentümer erforderlich werden.

実際には、動物保護法16条aの規定に基づく特に深刻なケースでの動物の保護に関しては、動物を暫定的に飼い主から除去することと、それぞれの飼い主に対する動物の所有の禁止と、最終的には飼い主の動物から動物を取り上げる(所有権のはく奪)も必要になる場合があります。



 さらに環境省の本資料における、「基本法において、動物は物ではないと規定されているので、単なる物のようには扱われない」という記述ですが、これも誤りです。ドイツ基本法(Grundgesetz für die Bundesrepublik Deutschland 「憲法」とも訳される)では、そのような規定は一切ありません。おそらくドイツ民法(Bürgerliches Gesetzbuch)90条aの規定を本報告書作成者は誤認していると思われます。さらに解釈にも誤りがあります。それが次回記事で述べます。


(動画)

 Tierschutzliga - Animal hoarding - Frau hatte über 300 Hunde. 「Tierschutzliga-「アニマルホーダーの女性は300頭以上の犬を飼っていました」 2019/12/06(ドイツ)




(参考資料)

Tier- und Artenschutzinfos Tierheimpforzheim  「ティアハイム・プフォルツハイムHP」

Tiersammler: Die Krankheit und das Verbrechen
Die durch physische und psychologische Vernachlässigung ausgelösten Verhaltensstörungen, vernichten die Chancen auf Rehabilitierung und Neu adoption vollständig.
Für viele dieser Tiere ist die Euthanasie die einzig humane Option.

アニマルホーダー:それは疾患であり犯罪です
身体的、精神的なネグレクトによって引き起こされるアニマルホーダーが飼育している動物の行動障害は、リハビリと新しい飼い主への譲渡の可能性を完全に破壊します。
これらの動物の多くにとっては、安楽死は人道的な唯一の選択肢です。



 なお環境省の本資料の誤りを指摘する記事は、「続き」にまとめてあります。


続きを読む

続・わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資料⑳







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Krefelder Tierheim soll Tiere aus Kostengründen getötet haben.


 記事、わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資料⑲、の続きです。
 環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)、があります。本資料は全編にわたり嘘、誤りがびっしりと詰め込まれた、まさに見るに耐え難い資料です。本資料ではドイツ狩猟法での犬猫の狩猟に関しての奇妙奇天烈な日本語訳の解説があります。「野生動物を怒らせていない限り犬猫を狩猟駆除してはならない」です。そのような規定は一切ありません。いくつかの州法では「わなで捕らえられた飼犬飼猫でも殺害してよい」と規定しています。このような犬猫は、野生動物を怒らせているかどうか確認できません。



 サマリーで示した、環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)の、問題記述を引用します。


狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良い(*1)ことになっている。
国による大枠は決まってはいるが、州ごとに規制は異なっており、ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定(*2)になっている。(※その後法改正されている) (23ページ)



 引用した環境省の本資料の記述、(*1)、(*2)は、いずれも誤りです。その点については前回記事、わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資料⑲、で、具体的にドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)および、ノルトライン―ヴェストファーレン州狩猟法の犬猫狩猟駆除に関する条文を示して説明しました。
 (ドイツの犬猫狩猟駆除においては)「狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている (23ページ)との環境省の本資料の記述ですが、連邦狩猟法、各州の狩猟法令においても一切そのような規定はありません。そもそも「狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態」とは何でしょうか。ドイツ狩猟法における犬猫の狩猟駆除をハンターの責務としている規定は、犬猫による野生動物の捕食被害を防止することを目的としています。その捕食対象の野生動物が怒って危険(とは犬猫が危険なのか???)な状態ならば、野生動物を怒らせた犬猫を射殺してよいという規定はずいぶんと奇妙です。
 ドイツでは特に猫による小型の野鳥類の食害が深刻です。だからこそ犬猫の狩猟駆除が法律で推奨されているのです。例えば小型の野鳥類は猫や犬に対して怒って、犬や猫に危険な状態を生じさせることはあり得ません。この記述は、「ドイツの関係機関にヒヤリングを行った」とあります。つまり全く言語が通じていなかったということです。

 真実は、「犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良い」どころか、罠で捕らえた犬猫は飼犬猫であっても殺害してよいと、複数の州が法令で明文化しています。わなで捕らえられた状態では、「犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる」ことはあり得ません。つまり環境省の本資料のこの記述は、完全な妄想作文、デタラメです。以下に、複数のドイツの州狩猟法から、犬猫の狩猟駆除に関する条文を引用します。


Thüringer Jagdgesetz (ThJG) 「チューリンゲン州狩猟法」

§ 42 Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten
(1) Die zur Ausübung des Jagdschutzes berechtigten Personen sind befugt:
2. wildernde Hunde und streunende Katzen zu erlegen, wenn sie im Jagdbezirk in einer Entfernung von mehr als 200 Meter vom nächsten bewohnten Gebäude angetroffen werden; es sei denn, dass sich der Hund nach erkennbaren Umständen nur vorübergehend der Einwirkung seines Herrn entzogen hat.
Diese Befugnis erstreckt sich auch auf solche Hunde und Katzen, die sich in Fallen gefangen haben.

第42条 狩猟を許可された者(免許を受けたハンター)の義務と権限
(1)狩猟鳥獣の保護を行使する権限を与えられた者は、以下の権限を与えられています。
2. 狩猟鳥獣を捕食する犬や野良猫が、最も近くの居住用建物から200メートル以上離れた狩猟地区で発見された場合、それらの犬猫が飼い主の管理下から一時的に離れていることが確認できる状況でない限り、それらを殺す義務と権限があります。
この効力は、そのようなわなで捕獲された犬や猫にも及びます。



Art. 42 Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten バイエルン州狩猟法

Art. 42
Aufgaben und Befugnisse der Jagdschutzberechtigten
(1) Die zur Ausübung des Jagdschutzes berechtigten Personen sind befugt,
2.
wildernde Hunde und Katzen zu töten.
Hunde gelten als wildernd, wenn sie im Jagdrevier erkennbar dem Wild nachstellen und dieses gefährden können.
Katzen gelten als wildernd, wenn sie im Jagdrevier in einer Entfernung von mehr als 300 Meter vom nächsten bewohnten Gebäude angetroffen werden.
Diese Befugnis erstreckt sich auch auf solche Katzen, die sich in Fallen gefangen haben, die in einer Entfernung von mehr als 300 Meter vom nächsten bewohnten Gebäude aufgestellt worden sind.

第42条
ハンターの義務と権限
(1)狩猟動物の保護を行う権利が有る者は、
第2
狩猟動物を襲う犬や猫を殺すこと。
犬が狩猟区域で狩猟鳥獣を探しそれを危険にさらす可能性があれば、犬は狩猟鳥獣を襲っていると見なされます。
猫が隣の住居から300メートル以上離れた狩猟区域で見つかった場合は、その猫は狩猟鳥獣を襲っていると見なされます。
この許可は、最寄りの居住用建物から300メートル以上の距離に設置されたわなに捕獲された猫にも適用されます。



 なおバイエルン州狩猟法においては、ライブトラップで捕獲した後の猫が明らかに飼い猫であることが判明しても、殺害することが合法です。またその猫の飼い主が分かっていてもハンターは飼い主に、飼い猫が狩猟駆除により殺害されたことを通知しなくてもよいとされています。
 それを裏付ける資料から引用します。Jäger dürfen Hauskatzen abschießen 「ハンターは飼い猫を射殺しても良いのです」 2018年5月30日


Die Grünen fordern, dass Katzenbesitzer zumindest über den Tod ihrer Hauskatze informiert werden müssen – doch das Umweltministerium lehnt ab In Bayern dürfen im Rahmen des sogenannten Jagdschutzes Hauskatzen von Jägern getötet werden.
„Maßgebend dafür ist ein Abstand von mehr als 300 Metern zum nächsten bewohnten Gebäude“, erklärt Markus Ganserer (Grüne).
Er hakte bei der Staatsregierung nach, warum das der Fall ist, ob es eine Meldepflicht für getötete Katzen gibt und ob Katzenbesitzer Anspruch darauf haben, zu erfahren, wenn ihr Haustier getötet wurde.
Eine Meldepflicht, wie sie die Grünen bereits in einem Gesetzentwurf von 2008 gefordert haben, besteht laut Ministerium nicht.
Auch die Katzenbesitzer müssen nicht benachrichtigt werden.

緑の党(Die Grünen fordern 註 環境重視派の政党)は、ハンターは少なくとも飼い猫の殺害について猫の飼い主に知らせる必要があると要求しています - しかしバイエルン州環境省はそれを拒否しました。
バイエルン州ではでいわゆる狩猟鳥獣保護の一環として、飼い猫が殺される可能性があります。
マルクス・ガンゼラー氏(緑の党党員)は、「飼い猫の射殺が合法かどうかを決めるのは、最寄りの居住用建物からの距離が300メートル以上の距離があるかということです」と、説明しています。
マルクス・ガンゼラー氏は、ハンターが飼い猫を射殺しても飼い主に通知する必要がないのはなぜそうなのか、殺害された猫の報告義務があるかどうか、そして猫の飼い主に、自分のペットの猫が殺されたかどうかを知る権利があるかどうかを州政府に問い合わせました。
バイエルン州環境省によると、緑の党がかつて2008年に法案を提出して要求したような、ハンターの飼い猫の射殺を報告する義務はありません。
また、猫の飼い主に通知する必要もありません。



 く入り返しますが、環境省の本資料の記述、「(ドイツの犬猫狩猟駆除においては)「狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている 」は、まったくの事実無根です。このような法律の条文はありませんし、正反対の規定が複数の州狩猟法であります。
 環境省の本資料のこの記述はドイツの機関にヒヤリングしたとありますが、言語が全く通じていない、もしくは資料作成者が捏造したことには間違いないです。通訳、環境省職員ともに言語が全く通じておらず、断片的な日本で流布されているデマ情報を元に妄想作文をしたのでしょうか。環境省の担当者がいわゆるカルト愛誤思想に染まって、なにが何でも愛誤嘘プロパガンダを広める意図があったのでしょうか。いずれにしてもバ環狂症の本資料の内容はあまりにもひどすぎます。正常な知能があればおかしいと気が付くはずです。それにもかかわらずこの噴飯極まりない資料を公開したバ環狂症の上部職員も、知能精神状態は正常ではないでしょう。


(動画)

 Katze Lilly wird angeschossen 「猫のリリーが撃たれる」 2018/09/10公開

In Kirchheim/Teck scheint ein Katzenhasser unterwegs zu sein.
Die Angst geht um bei allen, die eine Katze haben.
Mit einem Luftgewehr ist vor kurzem auf eine Katze geschossen worden - mitten in einem beschaulichen Wohngebiet.

キルヒハイム/テックの街路に猫嫌いがいるようです。
猫を飼っているすべての人が恐怖をいただいています。
最近静かな住宅地の真ん中で、猫がエアライフルで撃たれました





続きを読む

わなで捕らえたのちに飼犬飼猫を殺害することが合法なドイツ~環境省のデタラメ資料⑲







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Krefelder Tierheim soll Tiere aus Kostengründen getötet haben.


 環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)、があります。本資料は全編にわたり嘘、誤りがびっしりと詰め込まれた、まさに見るに耐え難い資料です。本資料ではドイツ狩猟法での犬猫の狩猟に関しての奇妙奇天烈な日本語訳の解説があります。「野生動物を怒らせていない限り犬猫を狩猟駆除してはならない」です。そのような規定は一切ありません。いくつかの州法では「わなで捕らえられた飼犬飼猫でも殺害してよい」と規定しています。このような犬猫は、野生動物を怒らせているかどうか確認できません。


 サマリーで示した、環境省が2017年に公表した、ドイツに関する資料、平成 29 年度 訪独調査結果 平成 29 年 5 月 30 日 特定非営利活動法人アナイス (以下、「本資料」と記述する)の、問題記述を引用します。


狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良い(*1)ことになっている。
国による大枠は決まってはいるが、州ごとに規制は異なっており、ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定(*2)になっている。(※その後法改正されている) (23ページ)



 引用した環境省の本資料の記述、(*1)、(*2)は、いずれも誤りです。まず(*1)について述べます。
 ドイツ連邦共和国での狩猟に関する規定は、基本的な事柄を連邦狩猟法(Bundesjagdgesetzが定め、16ある各州が州法令で詳細を定めています。環境省の本資料の記述、「狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている」ですが、連邦法はもとより、16州のすべての法令でもこのような規定は一切ありません
 まず、ドイツ連邦狩猟法(Bundesjagdgesetz)の、犬猫の狩猟に関する該当する条文(23条全文)から引用します。


VI. Abschnitt Jagdschutz
§ 23 Inhalt des Jagdschutzes
Der Jagdschutz umfaßt nach näherer Bestimmung durch die Länder den Schutz des Wildes insbesondere vor Wilderern, Futternot, Wildseuchen, vor wildernden Hunden und Katzen sowie die Sorge für die Einhaltung der zum Schutz des Wildes und der Jagd erlassenen Vorschriften.

第6章
23条 狩猟鳥獣保護の内容
連邦国家における狩猟鳥獣保護では、特に密猟者、野生動物の食料不足、野生動物の病気、犬と猫から狩猟鳥獣を保護すること、そして狩猟鳥獣保護と狩猟に関する規制を遵守することが含まれます。


 つまり、ドイツ連邦狩猟法での「野生動物保護のための犬猫の狩猟」に関しては単に「犬や猫から狩猟鳥獣を守らなければならない」としか規定していません。私は下位法の16州の狩猟に関する法令を全て調べましたが、「狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている」との記述がある条文は一切確認していません。環境省は、この記述が正しいというのならば、具体的な法律名と該当する条文が何条で、原文でその記述を必ず回答されたい。
 なお州法での犬猫狩猟駆除に関する規定は、複数の州で「ライブトラップで無傷で捕獲した後の犬猫(飼犬飼い猫ということが明らかであっても)を、捕獲したのちに殺害してもよい」と規定しています(これらの条文原文は、次回記事で取り上げて解説します)。「ライブトラップで捕獲したのちの犬猫」は、「狩猟の対象動物を怒らせるなどの危険な状態を生じさせる」ことはできません。はい、環境省のこの記述がデタラメであることがばれました(大笑い)。

 次に、(*2)の、「ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定になっている」ですが、これも明らかに「誤訳」と断言します。むしろノルトラインーヴェストファーレン州狩猟法では、「犬は射殺すべきで捕獲することは推奨できない」と、厳格な射殺による殺害駆除を求めています。以下に、ノルトラインーヴェストファーレン州の、犬の狩猟に関して規定している条文を引用します。
 Bekanntmachung der Neufassung des Landesjagdgesetzes Nordrhein-Westfalen (LJG-NRW) 「ノルトラインーヴェストファーレン州狩猟法(LJG-NRW) 改正法」


§25 Inhalt des Jagdschutzes (Zu §§ 23, 28 Abs. 5 BJG)
(4) Die zur Ausübung des Jagdschutzes berechtigten Personen sind befugt,
2. Hunde außerhalb der Einwirkung ihrer Führerin oder ihres Führers abzuschießen, wenn
a) diese Wild töten oder erkennbar hetzen und in der Lage sind, das Wild zu beißen oder zu reißen,
b) es sich um keine Blinden-, Behindertenbegleit-, Hirten-, Herdenschutz-, Jagd-, Polizei- oder Rettungshunde handelt, soweit sie als solche kenntlich sind und solange
c) andere mildere und zumutbare Maßnahmen des Wildtierschutzes, insbesondere das Einfangen des Hundes, nicht erfolgversprechend sind.

25条 狩猟鳥獣保護の内容(連邦狩猟法BJGの23条、28条に関して)
(4)狩猟鳥獣保護を行使する権限を与えられた者(免許を受けたハンター)は、
2. 次の場合の、飼い主の管理が及んでいない範囲の犬を射殺すること。
a) これらの犬で狩猟鳥獣を殺すか、狩猟鳥獣に咬みついて引き裂く可能性があり、狩りたてていることが認識できるもの。
b) 盲導犬、介助犬、牧羊犬で羊の群れを守っている犬、狩猟犬、警察犬、救助犬で、そのように認識できる行動をしている犬は除外する。
c) 野生動物保護のための、他のより穏やかで穏当な犬を捕獲する手段は期待されていません。



 「ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定になっている」ですが、25条4項2号a)の、「野生動物を殺すもしくは咬みついて引き裂く可能性がある状態が確認できる」のことを指しているのでしょうか。しかし考えようによっては、人の管理下になければ、犬猫は野生動物を殺害する、咬んで傷つける可能性は常にあります。しかしこの規定は、ドイツ16州の中でも犬の狩猟の条件が厳格であるという批判があります。
 一方で、「犬をわなで無傷で捕獲することは推奨しない。銃で射殺すべきである」との25条4項2号c)の規定は、大変厳しく、かつ積極的な非占有犬の狩猟駆除の殺害を求めていると、私は感じます。判断は読者様にお任せします。

 いずれにしても環境省の本資料で行ったヒヤリング調査では、通訳の言語が全く通じていません。「犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている」の記述では、思わず飲んでいたコーヒーをブッッ!とPCの画面に吹き出しそうになりました。サマリーで述べたとおり、犬猫の狩猟駆除に関して規定している連邦狩猟法及び各州の狩猟法令では、このような規定は一切ありません。
 想像するには、ノルトラインーヴェストファーレン州狩猟法の条文で、hetzenという単語が出てきます。この語は、「興奮してせかせる」といった意味があり、主語がHunde(犬)なのです。対象動物(狩猟鳥獣)ではありません。「ヒヤリング調査を行った」とのことですが、その方は単語が断片的に拾えるぐらいの語学力で、ほとんど意味が通じておらず、通訳と環境省の本資料作成者が日本で流布されているデマ情報とともに、妄想で肉付けした作文に間違いないです。ノルトライン―ヴェストファーレン州狩猟法やドイツ連邦狩猟法の原文を確かめれば、こんな漫才のような誤訳ドイツ法の解説をしなくてすんだのに、それすらしないズボラだということでしょう。まさに噴飯、漫才誤訳で楽しませていただきましたが。

 環境省の本資料の作成者らはいわゆる愛誤思想に毒されていて、本資料の作成では正確であることより、日本でのいわゆる愛誤プロパガンダ情報の流布を意図したことも、このような漫才誤訳の要因かと思います。「ドイツでは犬猫の狩猟駆除は認められているが、極めて厳格でほとんどできない」という、嘘プロパガンダを日本で流布したいという意思もあったのだと推測します。
 狩猟法での犬猫の有害駆除については、犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良いことになっている。ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定になっている。 (23ページ)という厳格さが求められるのならば、ドイツではほとんど犬猫の狩猟駆除はないはずです。しかし高位推計では、年間の狩猟駆除数は猫~50万(Jagd auf Katzen: Schießen, schaufeln, schweigen)、犬6万5000という推計があります。合計56万5000頭という大変な数です。環境省の本資料の誤訳と嘘プロパガンダがお分かりいただけると思います。
 なおドイツでは複数の州では、罠で無傷で捕獲した犬猫が明らかに飼犬飼い猫ということが明らかであっても、捕獲後に殺害することが合法であると明記されています。それは次回記事で取り上げます。


(動画)
 
 Katzenmörder in Süddeutschland unterwegs...「南部ドイツのストリートキャットキラー」 2019/10/17

 ドイツで1年間に狩猟で射殺される猫の数は高位推計で50万匹、犬は6万5000頭です。「犬や猫が狩猟の対象動物を怒らせるなど危険な状態を生じさせる場合は、撃っても良い(意味不明な奇妙奇天烈な誤訳。このような法律の規定はドイツには一切ありません)ことになっている。ノルトライン=ヴェストファーレン州では、非常事態でない限り撃ってはいけないという厳しい規定になっている」という厳しい規定があれば、これほどまでの多数の犬猫は狩猟駆除されません。

Unglaublich schrecklich und für jeden Tierliebhaber in keinster Weise nachzuvollziehen.
Im Südosten Deutschlands macht seit Wochen ein unbekannter Schütze Jagd auf Katzen und er hat In den vergangenen Wochen gab es mehrfach Angriffe auf auf Katzen auf die geschossen wurde.

動物を愛する者にとっては信じられないほどひどく、そして絶対理解できません。
ドイツ南東部では見知らぬハンターが猫を狩り、過去数週間に複数の猫が撃たれて攻撃されました。





続きを読む

「絞殺、射殺」ティアハイムの殺処分はどこまでが合法なのか







Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Wie weit ist Tierheim Tötung von Tieren legal?


 記事、ティアハイムでの犬の感電殺(家畜の屠殺方法)による殺処分が合法なドイツ、の続きです。
 ティアハイムの殺処分の方法に関していくつかの報道があります。例えばハンブルク・ティアハイムでは犬をロープで絞殺し、動物保護法違反で代表者が起訴されています。その他には「職員を咬んで怪我をさせた犬の殺害のために警察官を呼び射殺が行われた」、「ティアハイム自ら犬を銃殺し元職員が告発を行った」などがあります。ティアハイムの殺処分の方法は、どこまでが合法なのでしょうか。なお日本で流布されている、「ドイツでは犬猫の殺処分は麻酔薬での安楽死でなければならない」はデマです。



 サマリーで示した、「ティアハイムの殺処分の方法に関する報道」ですが、次のようなものがあります。

Tierquälerei im Tierheim Süderstraße 「ティアハイム・シェーダーシュトラーセでの動物虐待」 2005年

 ティアハイムの所長の指示により、ロープにより犬を殺害していたケース。本件ではティアハイムの所長が起訴され、有罪が確定しています。しかしティアハイムの所長の起訴事実は、主な罪状はティアハイムの資金を横領した経済犯罪です。

Der Trick des Tierheimchefs, dem beispielsweise auch die Hündin "Sugar" ausgesetzt wurde, um die ein monatelanger Rechtsstreit geführt wurde, besteht ganz einfach darin, den Hund von zwei PflegerInnen mit zwei Leinen in entgegengesetzte Richtung ziehen zu lassen.
Dadurch wird der Hund immer stärker am Hals gewürgt.

例えば、1ヶ月間の裁判で明らかにされた、雌犬「シュガー」でのティアハイムの所長の方法ですが、単に犬を2人の男性飼育員が2本のロープで反対方向に引っ張る(首を絞めて殺す)ことでした。
その結果、犬はきつく首を絞められて殺されます。



Tierheim: Hund erschossen 「ティアハイム 犬の射殺」 2014年6月27日

 このケースは、ティアハイムに収容していた犬がティアハイムの職員を咬み怪我をさせたため、ティアハイムは警察官を呼び、犬の射殺を依頼したという事件です。当然警察官が犬を射殺を実行したことは職務権限内で法的責任は問われていません。

Dreieich - Die Polizei hat im Tierheim Dreieich einen Hund erschießen müssen, nachdem dieser zwei Mitarbeiterinnen gebissen hatte.
Der Vorfall ereignete sich bereits am Dienstag, wie Polizeisprecher Ingbert Zacharias gestern auf Anfrage bestätigte. Nach seinen Worten handelte es sich um einen sogenannten Listenhund. Die durch Bisse verursachten Verletzungen der beiden Frauen wurden im Krankenhaus behandelt.

ドライアイヒー警察は、ティアハイム・ドライアイヒで2人の従業員が犬に咬まれた後に、犬を射殺していました。
昨日、警察の広報官である、イングベルト・ザカリアス氏に確認を求めたところ、事件は、火曜日に発生したとのことです。
ザカリアス氏によれば、射殺された犬は、いわゆる法律で飼育禁止が禁止されているリストの犬(ドイツ連邦法とドイツ全州における州法においては、特定の闘犬品種とその雑種の飼育を原則禁止しています。大変厳しい飼育基準を満たさなければ、犬は押収されて殺処分されます)でした。
2人の女性の、問題の咬傷の傷害ですが、女性たちは病院で治療を受けました。



Tierheim tötet Hunde 「ティアハイムは犬を殺す」 

 これはドイツの動物関係のフォーラムです。ティアハイムの元従業員が、勤務先のティアハイムが「譲渡が難しい犬種」であることを理由に射殺していたことが暴露されています。この件について元従業員は、「刑事告発を行う」と述べています。ティアハイムの実名が公開されていますので、信ぴょう性は高いと思われます。
 また、Wer weiß in wie vielen.「誰もがこのようなことが多く起きていることを知っている」とありますので、ドイツのティアハイムで犬などを射殺することは珍しいことではないと読み取れます。しかし今のところ、ティアハイムが収容動物を射殺したことにより起訴された、有罪になった例は確認できていません。 

Angeblich zahlt das Amt für Fundtiere 4 Wochen Unterhalt an die private Pension .
Da dort nicht vermittelbare Hunde einfach erschossen und auf dem angrenzenden Acker verscharrt wurden!
Desweiteren werden wir Strafanzeige wegen groben Verstoßes gegen das Tierschutzgesetz stellen.
Wer weiß in wie vielen.

犬の飼育費用の4週間分が、野良犬迷い犬を管理する行政機関から支払われているとされています(註 行政が収用を委託した動物に対しては、飼育費がティアハイムに一定期間公費で支給されます)。
譲渡できない犬は、単に射殺されて隣接する空き地に埋められました!
私たちは(このティアハイムの行為が)、ドイツ連邦動物保護法にすべてが違反するとして、刑事告発を行います。
誰もが、このようなことが多く起きていることを知っています。



 これらの事件からうかがえることは次の通りです。「1、ドイツのティアハイムにおいては絞殺による殺処分は違法である」。「2、ドイツのティアハイムにおいては、銃殺での殺処分有罪になった事件は確認できていないが、実際は行われている。銃殺は必ずしも違法とは言えないと思われる」です。
 「2、」の銃殺ですが、イギリスでは保護施設が収容した犬猫などを殺処分する方法として、かなり一般的に行われています。例えばイギリスの権威ある動物保護団体、RSPCAのアニマルシェルターでは、健康上問題のない犬猫を数千頭単位で、主に家畜用と殺銃で殺処分していました。私はこの件について記事にしています。ペットを大量銃殺していた、最も権威あるイギリスの動物愛護団体

 では、ティアハイムの殺処分の方法では、何をもって合法違法が線引きされるのでしょうか。これは前回記事でも述べましたが、ドイツ動物保護法4条1項において、「殺害前に原則として意識喪失状態であること」か否かです。「絞殺」の場合は、死に至るまで意識があり、時間が長くかかり苦しむということで、本条文の規定に反するということでしょう。
 一方銃殺では、頭部の射撃で脳組織を破壊すれば一瞬で意識喪失状態に至ります(イギリスでは死を確実にするためにはその後にピッシング(脊髄切断)を行って速やかに死に至らしめることが必要とされています)。頭部への銃撃による殺害は、ドイツでは牛の一般的なと殺方法です。そのために銃殺は、ティアハイムでも合法と判断されているのだと私は推測します。以下に、再びドイツ動物保護法(Tierschutzgesetz)の、該当する条文を引用します。


Dritter Abschnitt
Töten von Tieren
§ 4
(1) Ein Wirbeltier darf nur unter wirksamer Schmerzausschaltung (Betäubung) (*1)in einem Zustand der Wahrnehmungs- und Empfindungslosigkeit oder sonst, soweit nach den gegebenen Umständen zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen getötet werden.

第3章
動物の殺害
§4
(1)脊椎動物は効果的な疼痛除去(意識喪失、気絶)の状態の感覚および無感覚状態か、あるいはそうでなければ所与の条件下で合理的な範囲内で苦痛を回避する方法でしか殺すことができない。


(*1)この条文の、Betäubungを「麻酔」と訳している文献が散見されますが誤訳です。Betäubungは麻酔という意味も含みますが、「意識がない状態」、「気絶した状態」を広く含む、広義の「意識喪失」を意味します。麻酔に限定して用いるのならば、Anästhesie、麻酔が効いている状態は、Anästhesiezustand、またはAnesthesia Zustandです。


 しかしドイツ動物保護法の殺害に関して規定している条文、4条1項は、日本で著しく誤った解釈で流布されています。「ドイツでは犬猫の殺処分(註 家畜のと殺でも麻酔薬による安楽死でなければならないとする資料も散見されます)は、必ず麻酔薬による注射の安楽死でなければならない」です。しかし先の述べた通り、ドイツ動物保護法4条1項における、「脊椎動物の殺害」の規定は、「殺害前に原則として意識を喪失させているか無感覚状態であること(それが不可能ならば状況に応じて合理的な範囲で苦痛除去に配慮した方法であること)」です。
 「ドイツでは犬猫の殺処分は麻酔薬による安楽死でなければならない(家畜の屠殺も含める)」というデマが日本で定着している原因は、ドイツ獣医師を詐称している、京子アルシャー氏のドイツ動物保護法の誤訳がその1つだと私は推測しています。京子アルシャー氏は、第10回 ドイツ 殺処分ゼロの理由(損保会社が運営していたサイト。現在は削除されている)で次のように述べています。


現在ドイツの動物保護法では動物の殺行為について以下のように明確に定められている。

§4(1)Ein Wirbeltier darf nur unter Betäubung oder sonst, soweit nach den gegebenen Umständen zumutbar, nur unter Vermeidung von Schmerzen getötet werden.
(脊椎動物は麻酔下においてのみあるいは状況により痛みを回避することでのみやむを得ず殺されることとする)(*1)

この法律に則り、犬や猫を殺すにはまず獣医学的所見という正当な理由が必要である。
現実的な例を挙げると、ティアハイムに収容された犬や猫を一人の獣医師が不治の病と診断のうえ安楽死を決定したとすると、安楽死させられた犬や猫の死体は大学の病理検査に送られ、そこで安楽死を決定した獣医師と同じ病理結果を得られなければ正統な理由なく動物を殺したということで起訴の対象となる(註 今からでも京子アルシャー氏に、そのような裁判例を1例でも挙げていただきたい。ドイツ連邦司法省の判例データベースでは1つも確認できていません)。(*2)
また例え不治の病だとしても酷い痛みを伴わず投薬など治療を継続することで生活に支障がないとされる動物は安楽死の対象にはならない。
それでも、やむを得ず動物を殺す際はかならず安楽死でなくてはならない。
現在ドイツの動物保護法から読み取ると安楽死とは「痛みと苦しみを伴わない死」のことであり、家畜の堵殺のみならず犬の場合も麻酔薬を用い痛みと苦しみを回避することでのみ殺すことが許される。(*3)


(*1)この記述ですと、「ドイツでは脊椎動物(魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の殺害は、すべて回復不能の傷病の苦痛を取り除く目的でしか殺害できず、かつ安楽死でなければならない」という意味になります。ドイツで食されているニシンは、すべて末期の傷病で麻酔薬で安楽死されたものか自然死したものなのでしょうか。中毒死したドイツ人がいないことが不思議です。正しい訳は、「脊椎動物は意識喪失下または(それが不可能な場合は)、所与の状況下で合理的な範囲で苦痛を回避した方法でのみ殺害ができる(拙訳)」です。つまり「脊椎動物を殺す場合は麻酔などであらかじめ意識を喪失させているか、それができない場合は状況に応じて合理的な範囲で苦痛を回避する方法でしか殺害できない」ということです。
(*2)ティアハイムの統括団体である、ドイツ動物保護連盟(Tierschutzbund)はティアハイム運営指針(Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes)を出しており、「傷病を理由とする動物の安楽死は獣医師1人の判断でできる」としています。
(*3)動物の安楽死用の麻酔薬、ペントバルビタールは毒性が強く、本薬により安楽死された家畜の肉を食べれば、かなりの割合で人が死にます。それ以前にEU(EUに限らずほぼすべての国で)では、医薬品成分が残留した食肉の流通を禁じています。


 この京子アルシャー氏の、「ドイツでは犬など(家畜のと殺においても)の殺害では、麻酔薬による安楽死でなければならない」ですが、日本の動物誤活動家らの、「注射による犬猫殺処分」の執着をもたらしました。「二酸化炭素死による殺処分の反対」です。「注射による薬剤投与による殺処分」を、テロまがいで要求した動物愛護家らもいます。串田誠一衆議院議員は昨年の国会質問で、「欧米では二酸化炭素による殺処分を禁じており、注射による安楽死しか行われていない」と嘘発言しています(この発言の根拠は、杉本彩氏が講師を務めた「殺処分ゼロ議員連」での勉強会のようですが)。
 二酸化炭素による犬猫殺処分を法律で禁止しているのは、アメリカの州の一部です。アメリカ、アカナダでは現在も多くの州で行われています。またイギリス、ドイツは二酸化炭素死を法律では禁じていません。行われていないだけです。イギリスやドイツでは犬猫の銃による殺処分や、ドイツでは犬の感電殺(電気スタニング)が違法ではないと検察庁が判断しました。必ずしも欧米先進国が、犬猫殺処分で麻酔薬の注射による安楽死を行っているわけではありません。

 現在日本では、動物の安楽死に用いられるペントバルビタールの供給がストップしています。しかし日本の動物愛護活動家らが注射による薬剤投与での殺処分方法に固執するあまり、実は全く安楽死とは言えない筋弛緩剤の注射での単独投与による犬猫の殺処分が、日本の公的機関で行われています。
 注射による薬剤投与が必ずしも安楽死ではありません。その薬剤の薬理作用によります。筋弛緩剤は筋肉の動きを止めるだけで、意識を喪失させることはありません。したがって意識下での大変苦しい窒息死です。現に、多くの国で準拠されている、「全米獣医師会 動物の安楽死ガイドライン2020年版」(AVMA Guidelines for the Euthanasia of Animals: 2020 Edition*)では、二酸化炭素、感電殺、銃殺は安楽死として認めています。しかし、筋弛緩剤の単独投与は「動物の安楽死方法として認められない」と明記されています。ニセ獣医師京子アルシャー氏の、ドイツ動物保護法の誤訳は、本当に有害と言わざるを得ません。


(動画)

 Rind wird betäubt 「牛は気絶する」 2011/02/27公開(閲覧注意)
 betäubtは、「意識を喪失した状態」です。Betäubungは左の名詞形で「意識を喪失した状態、気絶した状態(広くは麻酔が効いているとの意味も含みますが)」です。ドイツの法定の牛のと殺方法は、家畜用と殺銃でまず脳組織を破壊し、その後に放血させて失血死させます。ドイツ動物保護法4条1項ではこの単語が出てきますが、京子アルシャー氏の「家畜のと殺は麻酔薬を用いた安楽死でなければならない」が誤訳であることがお分かりいただけると思います。
 イギリスでは、この家畜用と殺銃で、動物保護施設が多くの犬猫を殺処分しており合法です。ドイツでも「ティアハイムが犬を銃殺した」という報道がありますが、ティアハイムが収容動物を銃殺したことで刑事訴追を受けた報道及び判例は確認できていません。
 

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
TOEICボキャドリル

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR