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ドイツ、ニーダーザクセンオルデンブルクで逃げ出したピットブルが5人を咬んで負傷させ、警察官に射殺された






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(Zusammenfassung)
Mehrere kürzliche Erschießungen von Hunden und Katze durch die Polizei in Deutschland.


 ドイツでは警察官が犬などを射殺する数は、年間1万5,000頭を超えます。動物の内訳までは公表されていませんが、警察官の勤務地が都市部であり報道されるのはほとんどが犬です。まれにサーカスや動物園から逃げ出したシマウマなどが警察官に射殺されたという報道もありますが、多くが犬と思われます。各州の警察法では「市中の安全確保や、傷病の動物を苦痛から解放するという動物福祉の目的のために警察官は、その動物を殺害する権限がある」と明記されています。日本の様に極めてまれに緊急避難で警察官が犬を射殺するのとは異なり、法的根拠があり、継続して件数が多いドイツの警察官による犬猫の射殺は「公的殺処分」と言えるのではないでしょうか。日本の2021年度の犬猫殺処分数は14,457頭です。もちろんドイツにも、施設内での犬猫の公的殺処分もあります。


 サマリーで述べた通り、ドイツでは警察官が市中で犬などを射殺する数は、年間1万5,000頭を超えます。多くが犬と思われます。各州の警察法では「市中の安全確保や、傷病の動物を苦痛から解放するという動物福祉の目的のために警察官はその動物を殺害する権限がある」と明記されています。
 日本の様に極めてまれに緊急避難で警察官が犬を射殺するのとは異なり、法的根拠があり、継続して件数が多いドイツの警察官による犬猫の射殺は、「公的殺処分」と言えるのではないでしょうか。日本の2021年度の犬猫殺処分数は、14,457頭です。もちろんドイツにも、公的施設内での公的殺処分があります。ドイツでは日本にはない野良猫の行政による捕獲と殺処分、咬傷犬や危険と判断された犬、法律で飼育等が禁止された犬種の無許可飼育の犬、不適正飼育者の動物などを行政が没収し、強制的に殺処分する制度があります。また狂犬病規則に基づく狂犬病が疑われる犬猫の行政による没収と、検査殺処分の規定は、ドイツは日本より厳格です。ドイツは実数では、公的(行政が法律に基づいて制度として行う殺処分)に限っても、日本よりはるかに多いのです。

 なお警察官による犬等の射殺を、「狩猟法に基づく」としている日本の資料が多いですが誤りです。警察官が動物を射殺するのは、各州の警察法が根拠です。したがって警察官が射殺する犬等の数、年間1万5,000頭以上は、狩猟による犬猫駆除の数値には含まれません。以下に、最近の警察官による犬猫の射殺の具体例を挙げます。


6 VERLETZTE, DARUNTER EIN KIND (2) Polizei erschießt Pitbull nach Beiß-Attacke 「2歳の赤ちゃんを含む6人が負傷 ピットブルが咬みついて人と襲ったために警察官が射殺しました」 2023年6月1日

Oldenburg – Absoluter Albtraum für alle Eltern!
Ein aggressiver Pitbull dreht durch, beißt ein Kind (2) und dann noch fünf weitere Menschen.
Einsatzkräfte der Oldenburger Polizei erschossen das Tier am Abend!
Laut Ermittlern rannte der Pittbull-Terrier gegen 19.15 Uhr aus einer Wohnung in der Straße Stiller Weg.
Er lief auf einen Parkplatz und biss dort sofort einem zweijährigen Kind in den Arm.
Das Kind war zum Zeitpunkt der Attacke auf dem Arm seiner Oma (54), die von dem Tier im Gesicht gebissen wurde!

オルデンベルク - すべての親にとってはまさに悪夢です!
攻撃的なピットブルが凶暴になり、子供(2人)を咬んで、その後に他の5人を咬みました。
オルデンベルクの警察官らは夕方にその犬を射殺しました。
捜査関係者によると、そのピットブル・テリア種の犬は午後7時15分ごろに、スティラー・ウェグのアパートから逃げ出しました。
その犬はアパートの駐車場に逃げ込み、すぐに2歳の子供の腕を咬みました。
襲撃当時は、子供は祖母(54歳)の腕に抱かれていましたが、祖母も犬に顔を咬まれました。



(動画)

 Pitbull beißt sechs Menschen und wird erschossen 「ピットブルが6人に咬みついたため射殺された」 2023年6月1日

Nachdem ein Pitbull am Mittwochabend aus einer Wohnung in Oldenburg ausgebrochen war, griff er ein Kind sowie fünf Erwachsene an und wurde schließlich erschossen.

水曜日の夜に(ドイツ、ニーダーザクセン州)オルデンブルクのアパートの敷地にピットブルが侵入し、子供と大人の5人を襲ったために最終的に射殺されました。





(動画)

 Pitbull beißt in Oldenburg 6 Menschen und wird erschossen. 「オルテンブルクでピットブルが6人を咬み、射殺された」 2023年6月1日 上記の動画と同じ事件です。




(画像)

 「警察官による犬などの動物の射殺数」ですが、こちらに統計資料があります。出典はドイツ連邦警察統計です。Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2020年)です。
 以下の画像が、「2019年の動物及び器物に対する警察官の発砲」の掲載であり、15,475件です。なお、Sachen「器物」に対する発砲もこの数に含まれますが、これは例えば自動車に対する威嚇射撃など例外的です。大手新聞社はこの数値を「すべて動物に対する射撃」と報道しています(例 Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日)。また報道される事件がほとんど犬であり、また警察官が動物の射殺で出動するのは市街地や高速道路上であることを鑑みれば、動物の内訳の多くで犬が占めると思われます。

ドイツ 警察官による犬猫等の射殺 2021年


polizei hund erschossen 「警察 犬 射殺」でのドイツ語検索。1月に数回は報道されています。
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麻薬捜査中に税関職員に射殺された犬~警察官が犬などを射殺する数は年間1万5,000頭以上のドイツだが






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(Zusammenfassung)
Der Zoll hat bei einer Drogenfahndung den Hund eines Verdächtigen erschossen.


 記事、年間1万5,000頭以上の犬などを警察官が射殺するドイツ。これは公的殺処分と言ってもよいのでは?、の続きです。
 前回記事では、ドイツでは警察官が犬などを射殺する数は、年間15,475頭(2019年)ということを述べました。今回は麻薬犯罪の捜査中に、税関職員が被疑者の犬を射殺した例を取り上げます。年間15,475頭の犬の射殺は警察統計によるものですから、税関職員によるものはこの数に含まれないと思われます。日本の2021年度の犬猫殺処分数は14,457頭です。もちろんドイツにも、施設内での公的殺処分もあります。



 サマリーで述べた、「ドイツにおける犯罪捜査中で警察官などが被疑者の犬を射殺した」事件が最近も相次ぎました。このような事件はドイツではしばしば発生し、報道されます。今回取り上げるのは税関職員が麻薬犯罪捜査中に、被疑者の犬を射殺した事件です。ニュースソースから引用します。


Hund bei Razzia in Colditz erschossen? Das sagt der Zoll 「コルディッツ(ドイツ、ザクセン州)で攻撃してきた犬が射殺された? 税関職員はそう言っています」 2023年3月30日

Wie Zoll-Pressesprecher Frank Schröter auf Anfrage telefonisch bestätigte, wurde durch die Einsatzkräfte ein „Schäferhund-Mischling“ durch Schusswaffen der Einsatzkräfte tödlich verletzt.
Der Hund hätte sich demnach gegenüber den Einsatzkräften „aggressiv“ gezeigt.
Bei der Razzia wurden bei einer Dursuchung in mehreren Objekten in der Gemeinde Colditz 5,5 Kilogramm Crystal, 32.000 Euro Bargeld, fünf Kurz- und zwei Langwaffen sowie zwei hochwertige Fahrzeuge der Marken Lamborghini und Mercedes Benz G-Klasse AMG sichergestellt.
Darüber hinaus konnte eine professionelle Indoor-Cannabisplantage mit etwa 2.600 Pflanzen unterschiedlicher Wachstumsphasen aufgefunden werden.

税関の広報官である、フランク・シュレーター氏が電話での確認要請に応じて述べたことによれば、「(被疑者の)ジャーマンシェパードの雑種犬」は、税関の捜査官の銃器によって致命傷を負いました。
犬は、税関の捜査官に対して「攻撃的」な態度を示していたと思われます。
コルディッツでの強制捜査中に、5.5 キログラムの麻薬の結晶、32,000ユーロの現金、5丁の拳銃と 2丁の長銃、2台のランボルギーニとメルセデスベンツGクラス AMGの高級車など、いくつかの物品が捜査中に押収されました。
さらにさまざまな成長段階にある約2,600株の大麻がある、屋内の大麻栽培専門施設が見つかりました。



 前回記事では、ドイツ連邦警察による統計を取り上げ「ドイツでは警察官が犬などの動物を射殺する数が15,475頭(2019年)」であることを述べました。もちろん、この数は警察官によるものだけで、その他の公務員が行う犬などの射殺は含まれません。
 例として今回は最近あった、税関職員が麻薬捜査中に被疑者の飼犬を射殺した事件と取り上げました。日本でも麻薬捜査官が麻薬の取り締まりのために逮捕権が付与され、銃の使用が認められているのと同じです。

 その他ドイツでは、消防署が迷い犬や危険な犬の収容を担っている州が多くあります。それらの州の中には、危険な犬を射殺することが消防署員に職務権限で定められている州もあります。消防署員が犬を射殺した事件は合法も含めて、ドイツではかなり報道されています。
 法令の定めがなくても、慣行で消防署員がライフル銃を携行して犬などを射殺していた自治体もありました。その件では結局うやむやにされ、責任が不明のまま終わりました。私は過去に、ドイツの消防署員が犬などを法的根拠がない(法令で消防署員にも犬などへの銃撃を認めている州もあります)のに慣行的に行っていた例を記事にしています。

消防署が組織的に違法に犬などを射殺していたドイツ
続・消防署が組織的に違法に犬などを射殺していたドイツ

 先の述べた通り、「年間(2019年)の警察官による犬などの動物の射殺数は15,475頭」は当然ながら関税職員や消防署員などの他の公務員によるものは含まれません。しかしながら警察官以外でも統計が公表されていないだけで、その他の公務員が職務で犬などを射殺した数は、ドイツでは相当数あると思われます。
 以下の動画は、メクレンベルク‐フォアポンメルン州の事件で、先に上げた私の記事のリンクで取り上げた事件です。同州のロストック市では法的根拠がないまま消防署員が犬などの対応のためにライフルを携行し、射殺も行っていました。
 

(動画)

 Skandal: Feuerwehr erschießt Wolfshund | Crimespot Doku 「スキャンダル:消防署員はオオカミ犬を射殺しました」 2021年3月30日

 上記の事件を取り上げたTVドキュメンタリー。人に飼われていたオオカミ犬が遁走して、数時間後に消防署員に射殺されました。そのオオカミ犬(オオカミと犬の雑種)の飼主の嘆きを取り上げています。ドイツでは、消防署も犬猫の捕獲と公的動物収容所への収容業務を行っています。ドイツには全州で公的な動物収容所があり、殺処分も行われています。危険と判断すれば、消防署員が犬などを射殺することもあります。しかしこのビデオで射殺された犬の飼主はメクレンベルクフォアポンメルン州の方で、同州では消防署員には動物の射撃のための銃の携行は法令では認められていませんでした。しかし慣行として長年行われていました。ビデオで写っている消防署の車両に書かれた、Tier Notruf という記述は、「動物 緊急通報」という意味です。
 射殺されたブルーというオオカミ犬は飼主のもとから遁走後、目撃された住民により消防署に通報がありました。それにより消防署員がオオカミ犬を射殺しました。

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年間1万5,000頭以上の犬などを警察官が射殺するドイツ。これは公的殺処分と言ってもよいのでは?






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(Zusammenfassung)
Mehrere kürzliche Erschießungen von Hunden und Katze durch die Polizei in Deutschland.


 ドイツでは警察官が犬などを射殺する数は、年間1万5,000頭を超えます。動物の内訳までは公表されていませんが、警察官の勤務地が都市部であり報道されるのはほとんどが犬です。まれにサーカスや動物園から逃げ出したシマウマなどが警察官に射殺されたという報道もありますが、多くが犬と思われます。各州の警察法では「市中の安全確保や、傷病の動物を苦痛から解放するという動物福祉の目的のために警察官は、その動物を殺害する権限がある」と明記されています。日本の様に極めてまれに緊急避難で警察官が犬を射殺するのとは異なり、法的根拠があり、継続して件数が多いドイツの警察官による犬猫の射殺は「公的殺処分」と言えるのではないでしょうか。日本の2021年度の犬猫殺処分数は14,457頭です。もちろんドイツにも、施設内での公的殺処分もあります。


 サマリーで述べた通り、ドイツでは警察官が市中で犬などを射殺する数は、年間1万5,000頭を超えます。多くが犬と思われます。各州の警察法では「市中の安全確保や、傷病の動物を苦痛から解放するという動物福祉の目的のために警察官はその動物を殺害する権限がある」と明記されています。
 日本の様に極めてまれに緊急避難で警察官が犬を射殺するのとは異なり、法的根拠があり、継続して件数が多いドイツの警察官による犬猫の射殺は、「公的殺処分」と言えるのではないでしょうか。日本の2021年度の犬猫殺処分数は、14,457頭です。もちろんドイツにも、公的施設内での公的殺処分があります。ドイツでは日本にはない野良猫の行政による捕獲と殺処分、咬傷犬や危険と判断された犬、法律で飼育等が禁止された犬種の無許可飼育の犬、不適正飼育者の動物などを行政が没収し、強制的に殺処分する制度があります。また狂犬病規則に基づく狂犬病が疑われる犬猫の行政による没収と、検査殺処分の規定は、ドイツは日本より厳格です。

 なお警察官による犬等の射殺を、「狩猟法に基づく」としている日本の資料が多いですが誤りです。警察官が動物を射殺するのは、各州の警察法が根拠です。したがって警察官が射殺する犬等の数、年間1万5,000頭以上は、狩猟による犬猫駆除の数値には含まれません。以下に、最近の警察官による犬猫の射殺の具体例を挙げます。


Katze in Stephanskirchen in Schlagfalle gefangen – Polizei muss Tier erlösen 「ステファンスキルヒェンでトラバサミにかかった猫 –警察は猫を痛みから解放するために射殺しなければなりません」 2023年1月4日

Keine Rettung mehr hat es für eine Katze in Stephanskirchen bei Rosenheim gegeben.
Das Tier war in eine Schlagfalle geraten.
In der Nacht auf vergangenen Freitag rief ein 31-jähriger Mann aus Stephanskirchen den Polizeinotruf.
Auf einem Firmengelände fand er seine Katze in einer Schlagfalle, die mit einem Fleischköder präpariert war.
Das Tier lebte zwar noch, war aber schwer verletzt.
Zusammen mit den alarmierten Polizisten entschied der 31-Jährige, die Katze von ihrem Leiden zu erlösen.
Die Polizisten erschossen das Tier.

ローゼンハイム(ドイツ、バイエルン州)近くのシュテファンスキルヒェンでは、猫は救助されることはありませんでした。
猫はトラバサミにかかっていました。
先週の金曜日の夜に、シュテファンスキルヒェンの31歳の男性が、警察の緊急通報番号に電話をしました。
企業の敷地内で男性は、肉の餌を囮に使ったトラバサミにかかった自分の猫を見つけました。
猫はまだ生きていましたが、重傷を負っていました。
通報を受けた警察官に同意して31歳の猫の飼主は、猫を苦痛から解放することを決めました。
警察官はその猫を射殺しました。



Angriff in Berliner Park: Polizist erschießt Hund mit Maschinenpistole 「ベルリンの公園での犬攻撃: 警察官が自動小銃で犬を射殺」 2023年1月29日

Ein Polizist hat in einem Park in Berlin-Mitte einen Hund erschossen.
Nach Angaben der Polizei war der Schäferhund-Mischling am Samstagnachmittag in einer Grünanlage an der Invalidenstraße auf einen anderen Hund und seinen Besitzer losgegangen.
Das aggressive Tier konnte auch von der betrunkenen Halterin nicht beruhigt werden, woraufhin die beiden Hundehalter in Streit gerieren.
Dabei trat sie immer wieder auf ihn ein.
Der nicht angeleinte Vierbeiner wurde durch das Verhalten der Frau offenkundig immer aggressiver und biss nicht nur den anderen Hund, sondern auch dessen 34-jährigen Halter, der versuchte, die Hunde voneinander zu trennen.

ベルリン中心部の公園で、警官が犬を射殺しました。
警察によると、ジャーマン・シェパードの雑種は土曜日の午後に、インヴァリデン通りの緑地で別の犬とその飼主を襲いました。
酔っ払った女性のジャーマン・シェパードの雑種の飼主が攻撃的な犬を落ち着かせることができず、2人の犬の飼主で口論になりました。
ジャーマン・シェパードの雑種の女性飼主は、何度も何度も自分の犬を蹴りました。
リードにつないでいなかったジャーマン・シェパードは、女性飼主の行動により明らかに攻撃的になり、もう一方の犬だけはでなく、2頭の犬を引き離そうとした34歳の男性の飼主も咬んだのです。



Hundeattacke in Lotte: Frau gebissen, Hund getötet 「ロッテでの犬の攻撃: 女性が咬まれ、犬が警察官に殺されました」 2023年3月27日

Ein Rottweiler hat am Wochenende eine 58-jährige Frau in Lotte angegriffen und schwer verletzt.
Polizisten erschossen den Hund, damit die Frau behandelt werden konnte.
Die Frau hatte am Samstagnachmittag im eingezäunten Garten eines Mehrfamilienhauses in Lotte mit dem Rottweiler ihrer erwachsenen Tochter gespielt.
Nach Angaben der Polizei attackierte der Hund dann plötzlich und völlig unvermittelt die 58-Jährige.

先週末に、ロットワイラー種の犬がロッテ(ドイツ、NRW州の都市)で58歳の女性飼主を攻撃し、重傷を負わせました。
警察官は、女性が治療を受けることができるように犬を射殺しました。
女性飼主は土曜日の午後に、ロッテのアパートのフェンスで囲まれた庭で、成犬の雌のロットワイラー種の犬と遊んでいました。
警察によるとその犬は突然に、まったく予想外に58歳の飼主を襲いました。



Polizei erschießt aggressiven Hund in Mengen 「警察官は群衆の中で攻撃的な犬を射殺します」 2023年3月3日

Auf den Balkon ihrer Wohnung musste am Donnerstagnachmittag eine Hundehalterin flüchten, die zuvor von ihrem Schäferhund-Mischling angegriffen und zweimal gebissen wurde.
Während die Frau aufgrund ihrer Verletzung von der Feuerwehr vom Balkon gerettet und durch einen Rettungsdienst in ein Krankenhaus gebracht wurde, schafften es Kräfte der alarmierten Polizeihundeführerstaffel und der verständigte Hundetrainer des Tieres nicht, den in der Wohnung verbliebenen Hund zu bändigen.

(ドイツ、ヴァーデンーヴュルテンベルク州ジムマリンゲンで)木曜日の午後に、飼犬は自分の飼犬のジャーマン シェパードの雑種に襲われて2回咬まれた後に、アパートのバルコニーに逃げなければなりませんでした。
飼主の女性は負傷したために消防隊によってバルコニーから救出され、救急車によって病院に搬送されました。
しかし通報を受けた警察犬のハンドラー隊と犬訓練士は、アパートの部屋に残っていた犬を手なずけることができなかったのです(そのために警察官に射殺されました)。



(画像)

 サマリーで示した、「最も新しい警察官による犬などの動物の射殺数」ですが、こちらに統計資料があります。出典はドイツ連邦警察統計です。Statistiken zum polizeilichen Schusswaffengebrauch in Deutschland Stand 11. Juli 2020 「ドイツの警察官の銃の発射についての統計(ドイツ連邦政府 連邦警察統計)」(2020年)です。
 以下の画像が、「2019年の動物及び器物に対する警察官の発砲」の掲載であり、15,475件です。なお、Sachen「器物」に対する発砲もこの数に含まれますが、これは例えば自動車に対する威嚇射撃など例外的です。大手新聞社はこの数値を「すべて動物に対する射撃」と報道しています(例 Polizei schoss 2018 auf weniger Menschen als im Vorjahr 「警察官による対人射撃は2018年に前年よりも減少した」 2019年7月24日)。また報道される事件がほとんど犬であり、また警察官が動物の射殺で出動するのは市街地や高速道路上であることを鑑みれば、動物の内訳の多くで犬が占めると思われます。

ドイツ 警察官による犬猫等の射殺 2021年

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続・警察官が怪我を負った猫をパトカーで轢き殺すことが動物福祉にかなう国、ドイツ






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(Zusammenfassung)
Auf einer Landstraße im kleinen Barntrup (Kreis Lippe) haben Polizisten eine Katze überfahren und getötet.
Mit Absicht!


 記事、警察官が怪我を負った猫をパトカーで轢き殺すことが動物福祉にかなう国、ドイツ、の続きです。
 最近ドイツのノルトライン-ヴェストファーレン州の都市での事件です。おそらく交通事故に遭って怪我を負った猫を通行人が発見し、警察に連絡しました。駆け付けた警察官3名らは、パトカーでその猫の頭部を後輪でバックして轢き、殺しました。この猫の飼主は、警察官らの行為を動物保護法違反で告発しました。しかし検察の決定は「犯罪事実がなく不起訴とする」でした。警察官らが猫をパトカーで轢き殺した行為は、「猫が重傷を負っており、猫を早く楽にするための殺害で動物福祉にかなう」からです。



 前回記事では、「おそらく交通事故で怪我を負った猫を、警察官らが『猫を速やかに苦痛から解放するために』パトカーをバックさせてリヤタイヤで轢殺した」事件について取り上げました。この猫の飼主は、猫を轢き殺した警察官を動物保護法違反で告発しました。
 しかし早々と検察庁はこの事件に犯罪性はないとし、警察官らの不起訴を決定しました。「警察官は猫を速やかに苦痛から解放するために猫を即死させたのであり、動物福祉にかなっている」という理由です。この「警察官が猫をパトカーで轢き殺した事件が不起訴になった」件を報じる、ニュースソースから引用します。


Polizisten überfahren verletzte Katze: Ermittlungen eingestellt 「負傷した猫が警察官に轢き殺されました: 捜査は中止されました」 2022年10月7日

Im Fall der mit einem Streifenwagen überfahrenen Katze in Barntrup hat die Staatsanwaltschaft Detmold die Ermittlungen gegen zwei Polizeibeamte eingestellt.
Das Töten des schwerverletzten und nicht mehr zu rettenden Tieres sei keine Straftat nach dem Tierschutzgesetz.
Ende August hatte ein Autofahrer die schwerverletzte Katze am Fahrbahnrand entdeckt und die Polizei gerufen.

NRW州バーントロップでパトカーに轢かれた猫の事件ですが、デトモルト検察庁は(猫を轢き殺した)2人の警察官の捜査を中止しました。
救命できない重傷の動物を殺すことは、動物保護法上の犯罪とはなりません。
今年の8月末に、道路脇で重傷を負った猫をドライバーが発見して、警察に通報しました。



 上記のように、警察官にパトカーで飼猫を轢き殺された飼主はそれを実行した警察官を刑事告発したのですが、検察庁は「犯罪性なし」として不起訴としました。理由は「重傷で救えない動物を苦痛から速やかに開放する殺害は、動物福祉にかない、動物保護法違反にはならない」からです。しかし警察は猫の死体を放置したままで立ち去り、猫の死体の検視も行っていません。ですからその猫の怪我が「救えないほどの重傷」ではなかった可能性もあるのです。ドイツは動物の扱いに関しては、案外おおざっぱで雑です。
 「パトカーで轢き殺す」のではなく、救命できない重傷や傷病の犬猫を警察官が拳銃で射殺する事件はしばしばドイツでは報道されます。警察官の職務として「市民の安全確保のために危険な犬などの動物を射殺する」ことと、「交通事故等で救命ができない重傷を負った動物を苦痛から速やかに開放するため」では、拳銃を使用してその動物を殺害することが各州の警察法で定められているからです。いくつかの、警察官が「動物福祉上の理由から」猫を射殺した事件を例示します。


Baden-Württemberg Polizei erschießt verletzte Katze auf Campingplatz in Freiburg - Besitzer droht mit Anzeige 「バーデン ヴュルテンベルク州-フライブルクのキャンプ場で負傷した猫を警察が射殺した-飼主は告発すると脅している」 2022年3月1日

Freiburg - Auf einem Campingplatz in Freiburg haben Dauerbewohner eine schwer verletzte Katze gefunden.
Gebrochene Hinterläufe deuteten darauf hin, dass sie angefahren oder misshandelt wurde.
Da die Beamten das Tier nicht mitnehmen durften, verpassten sie ihm kurzerhand einen Gnadenschuss.
Auch Karl Mayer vom Verein der Straßenkatzen, der von dem Fall erfahren hat, meint: „Der Fangschuss war nicht gerechtfertigt.“
Gemeinsam mit dem Verein will der Katzenbesitzer jetzt die Polizei anzeigen.

フライブルク – 住民はフライブルクのキャンプ場で重傷を負った猫を発見しました。
後ろ足の骨折は猫がが殴られたか虐待されたことを示していました。
警察官は猫を連れて持ち帰るを許可されていなかったので、すぐに拳銃で射殺してとどめを刺しました。
この事件を知った、Verein der Straßenkatzen(野良猫協会 動物保護団体)のカール・メイヤー氏も、「射殺は正当化されなかった」と述べています。
現在、動物保護団体と一緒に猫の飼主は、犯罪を警察を告発したいと考えています。



 私は、ドイツで警察官が職務で猫を射殺した事件を、何度か記事にしています。なおドイツで警察官が職務で犬猫等を銃で射殺する数は、直近の統計では年間1万5,000頭を超えます。

警察署に届けられた猫を警察官が射殺~ドイツ、ヴッパータール
警察署に届けられた猫を射殺した女性警察官のその後~ドイツ、ヴッパタール
交通事故で重傷を負った猫を射殺した警察官に飼い主は憤慨~ドイツの警察官が年間約1万2,000もの犬などを射殺する根拠
ドイツでは警察官による動物の射殺が激増している


(動画)

 Polizei fährt Katze tot – mit voller Absicht 「警察官は猫を殺す-故意に」 2022年8月8日

 記事で取り上げたNRW州で警察官が怪我をした猫をパトカーで轢き殺した事件に関して、ドイツ人のユーチューバーが意見表明をしています。「殺された猫の飼主は『猫をパトカーのタイヤで轢き殺すことは必ずしも猫を即死したとは言えず、必ずしも苦痛から速やかに解放するための動物福祉にかなった殺害方法とは言えない』として、動物保護法違反で告発している。しかし豚のボルトガンでのと殺では、完全に成功して即死するのは2,3割程度とされる。猫に限り、動物保護法の規定を厳格に運用する根拠はない」と、猫の飼主を批判しています。しかしこの事件はさほど反響はありません。
 コメントにおいても「猫は美味しい」、「良かった、私は犬派だ」、「汚れた獣がいなくなった」とあり、飼主に対して相当辛らつです。日本では同等の事件があれば、警察官の批判非難のコメントが数万はあるでしょう。ドイツは日本人が思っているのとは裏腹に、ペット動物に対しては案外冷淡で、雑で大雑把です。

警察官が怪我を負った猫をパトカーで轢き殺すことが動物福祉にかなう国、ドイツ






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(Zusammenfassung)
Auf einer Landstraße im kleinen Barntrup (Kreis Lippe) haben Polizisten eine Katze überfahren und getötet.
Mit Absicht!


 最近ドイツのノルトライン-ヴェストファーレン州の都市での事件です。おそらく交通事故に遭って怪我を負った猫を通行人が発見し、警察に連絡しました。駆け付けた警察官3名らは、パトカーでその猫の頭部を後輪でバックして轢き、殺しました。この猫の飼主は、警察官らの行為を動物保護法違反で告発しました。しかし検察の決定は「犯罪事実がなく不起訴とする」でした。警察官らが猫をパトカーで轢き殺した行為は、「猫が重傷を負っており、猫を早く楽にするための殺害で動物福祉にかなう」からです。


 まずサマリーで述べた、「路上で発見された怪我をした猫を警察官らがパトカーの後輪でバックして轢き殺した」事件にについて、報道するニュースから引用します。


„WIR WOLLTEN SIE ERLÖSEN” Polizisten fuhren absichtlich verletzte Katze tot 「『私たちはあなた(猫)を飼主の元に帰したかった』 警察官が負傷した猫をわざと殺した」 2022年9月7日

„Als ich unter das Polizeiauto guckte, sah ich meine Katze. Sie war tot. Ihr Kopf lag noch unter dem Reifen.”
Auf einer Landstraße im kleinen Barntrup (Kreis Lippe) haben Polizisten eine Katze überfahren und getötet.
Mit Absicht!
Das Tier war zuvor offenbar von einem anderen Auto angefahren und schwer verletzt worden.
Ein Passant hatte das in Schmerzen sich windende Tier bemerkt und die Polizei alarmiert.
„Die Beamten wollten die schwer verletzte Katze möglichst schnell erlösen”, erklärt die Polizei.
„Die drei Polizisten erklärten, dass das Tier nicht mehr aufstehen konnte und fürchterlich gelitten habe. Weil sie auf die Schnelle keinen Tierarzt erreichen konnten, hätten sie beschlossen, die Katze rückwärts zu überfahren.”
Noch am selben Tag erstattete Patrick D. Anzeige wegen Verstoßes gegen das Tierschutzgesetz gegen die Beamten.
Normalerweise wird ein Jäger oder ein Veterinär gerufen, um nach Unfällen Tiere zu erlösen.
Wenn Polizisten diese Aufgabe übernehmen, sollen die Tiere möglichst neben der Straße per Gnadenschuss getötet werden.
Der „Deutsche Tierschutzbund” in Bonn: „Durch das Überfahren konnte nicht sichergestellt werden, dass das Tier unter Vermeidung von Schmerzen getötet wird. Diese ,Methode‘ führt nicht zu einem sicheren, schnellen Tod des Tieres.”

「パトカーの下を見ると、私の飼猫が見えました。猫は死んでいました。猫の頭はまだタイヤの下にありました」。
NRW州クライネ・バーントロップ (リッペ地区) の田舎道で、警察官が猫を轢き殺しました。
故意に!
この猫はそれ以前に別の車にはねられ、重傷を負っていました。
通行人が猫が苦しんで身もだえしているのを発見し、警察に通報しました。
警察は、「我々は重傷を負った猫をできるだけ早く楽にしたいと考えていたのです」。
「3人の警察官は猫はもう起き上がれず、ひどく苦しんでいたと説明しました。彼らはすぐに獣医に行くことができなかったので、パトカーをバックさせて、猫に向かって走らせることにしました」。
当日に猫の飼主のパトリック・ D氏は、動物保護法に違反したとして警察に対して告発を行いました。
通常では事故の後に動物を救助するためには、ハンターまたは獣医師が呼び出されます。
警察官がこの仕事(交通事故に遭った重傷の動物を速やかに苦痛から解放するために殺害すること)を引き受ける場合は、可能であれば動物は道路の隣で(拳銃で)とどめを刺して殺されるべきです。
ボンの「ドイツ動物保護協会」支部は:「自動車に轢かれた猫が痛みを伴わずに(轢き)殺されたという保証はありませんでした。この『方法』は、動物を確実に即死させることにはつながりません」。



 飼猫を警察官らにパトカーで轢き殺された飼主は先に述べた通り、警察官らを動物保護法違反で告発しました。しかし検察庁は、早々にこの警察官らのl行為を「犯罪性がない。したがって不起訴とする」という決定をしました。この報道については次回記事で取り上げます。
 しかし警察官がパトカーで怪我をして苦しんでいる猫を後輪で轢き殺すなど、日本ではありえないです。もしあれば暴動でも起きかねません。また罰金刑程度の処罰はあると思います。


(動画)

 Im Rückwärtsgang: Polizei fährt Katze absichtlich tot | Kamera Zwei 「リバースギア:警察官が故意に猫を轢き殺しました」 2022年9月8日 (閲覧注意)

„Ihr Kopf lag noch unter dem Reifen“ erinnert sich Landwirt Patrick an den Morgen, als seine Katze stirbt.
「私の猫の頭はまだパトカーのタイヤの下にありました」。農家のパトリック氏は、飼猫が殺された朝のことを覚えています。


 猫の飼主のパトリック氏は「パトカーのリヤタイヤの下に猫の丸い頭が見えた。眼球は飛び出していた。警察官は重傷を負った猫を速やかに楽にさせるために、拳銃でとどめを刺す代わりにパトカーをバックさせてリヤタイヤで猫を轢き殺したと言った。私はショックを受けた」と述べています。

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さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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