野良猫が激増して人口の5分の1以上になったドイツ、デュイスブルク市は事実上、野良猫の給餌を禁じた

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(Zusammenfassung)
In Duisburg ist die Zahl der Streunerkatzen dramatisch gestiegen, auf schätzungsweise 100.000 Katzen (ein Fünftel der Stadtbevölkerung).
Die Stadt hat die Kastration und den Mikrochip von Katzen zur Pflicht gemacht und damit das Füttern streunender Katzen faktisch verboten.
ドイツ、ノルトライン‐ヴェストファーレン州の人口約50万人の中堅都市、デュイスブルク市は野良猫の激増に頭を悩ませています。野良猫の数は10万匹を超えたとされ、同市の人口の5分の1をを占めます。そのために同市は事実上の「野良猫への給餌を禁止する条例」を、2019年に制定しました。なお東京都が調査による野良猫の推計値(放飼いの首輪をしている猫=飼猫である可能性が高いも含めた数)は、21万匹とされています。この数は東京都の人口の67分の1です。つまりデュセルドルフ市の猫の数は、人口比で東京都よりも13倍以上も多いことになります。
ドイツ、ノルトライン‐ヴェストファーレン州のデュイスブルク市は、都市化が進んで人口密度が高く、比較的所得が高いという特徴があります。都市の規模は異なりますが、東京都と似ていなくもないです。そのデュイスブルク市ですが野良猫の数が人口の5分の1(10万匹)にまで激増して問題になっています。そのため2019年に事実上、野良猫の給餌を禁止する条例を制定しました。
ちなみに東京都の野良猫数(首輪をしている外猫=飼猫の可能性が高いも含めて)は21万匹という、平成18年に東京都が行った調査があります。(*)人口当たりの野良猫数は、デュイスブルク市は東京都の13倍以上も多いのです。それを裏付けるソースをいくつか示します。
(*)
・東京都における猫の飼育実態調査の概要 (平成 18 年度)
・Kastrations- und Kennzeichnungspflicht für Katzen 「デュイスブルク市における飼猫の不妊去勢と個体識別義務」 2018年10月6日
Kastrationspflicht für Hauskatzen gilt in Duisburg ab 2019
Die Anzahl wild lebender Katzen in Duisburg und Umgebung nimmt zu.
Um die unkontrollierte Vermehrung einzudämmen, hat die Stadt eine Kastrations- und Kennzeichnungspflicht von Hauskatzen beschlossen.
Duisburg, Katzenhalter müssen ab dem Frühjahr 2019 ihre Katzen kastrieren und registrieren lassen.
Für die Kosten sollen sie selber aufkommen.
Ein entsprechender Antrag der Fraktion Bündnis 90/Die Grünen zur Kastrations- und Kennzeichnungspflicht wurde Anfang der Woche im Rat genehmigt.
Die Überpopulation von Katzen ist ein ernsthaftes Problem für den Tier- und Artenschutz.
Die Anzahl wilder Katzen in Duisburg hat in den vergangenen Jahren deutlich zugenommen.
Für Duisburg kursieren Zahlen im sechsstelligen Bereich.
Wilde Hauskatzen können zu einem echten Problem werden, wenn sie sich unkontrolliert vermehren.
Tiere, die keine reinen Stubentiger sind, sondern Freigang haben, müssen ab Frühjahr 2019 kastriert und registriert werden.
デュイスブルク市では、2019年から飼猫の去勢不妊義務が適用されます。
デュイスブルク市とその周辺地域では、野生化した猫の数が増加しています。
市は無秩序な猫の繁殖を抑制するため、飼猫の去勢不妊と個体識別を義務付けることを決定しました。
デュイスブルク市では、猫の飼主は2019年春から飼猫の去勢不妊手術と登録が義務付けられます。
その費用は飼い主自身が負担しなければなりません。
飼猫の強制な去勢不妊手術と識別に関しては、同盟90/緑の党(註 政党名)から提出された条例案が週初に市議会で可決されました。
猫の過剰な数は、動物と生態系の保護にとって深刻な問題です。
デュイスブルク市の野生化した猫(野良猫)の数は、近年大幅に増加しています。
デュイスブルク市に関しては、6桁台(10万単位)の数の野良猫が徘徊しています。
野良猫が制御不能に繁殖すると、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
飼猫に限らず、自由に歩き徘徊できる猫は、2019年春から去勢手術と登録が義務付けられます。
デュイスブルク市の人口は約50万人で野良猫数は10万匹以上。デュイスブルク市では人口の約5分の1の野良猫がいます。対して東京都の人口は14,000万人余りです。東京都の人口は1,400万人で野良猫数は1万匹。東京都には人口の68分の1の野良猫がいます。つまりデュイスブルクには、人口比で13倍以上の野良猫がいることになります。いかにデュイスブルク市には野良猫が多いかと言うことがわかります。
そのような事情から同市では2019年以降は条例により、飼猫の去勢不妊手術、マイクロチップ等による飼猫の個体識別と登録が条例により義務付けられるようになりました。この条例ではまた、「給餌をしていればその猫を飼猫とみなす」と明文化されています。これは事実上野良猫への給餌を禁止することになります。実際問題、給餌は不特定多数の野良猫に行われます。給餌をしている多数の野良猫の全てに去勢不妊し、マイクロチップを入れて登録するのは手間とコスト的に難しいからです。
給餌をしている現場に、多数の野良猫が集まってくれば、選別して去勢不妊、マイクロチップで登録した猫だけに給餌ができるでしょうか。実際には無理です。集まってきた野良猫に1匹でも去勢不妊無し、個体識別登録なしの野良猫が混ざっていれば違反になるのです。もちろん置き餌はできません。罰金額は1,000ユーロです。罰金が繰り返されれば、その負担に給餌者は耐えられないでしょう。以下に、条例原文を引用します。
・Ordnungsbehördlichen Verordnung zur Aufrechterhaltung der öffentlichen Sicherheit und Ordnung im Stadtgebiet Duisburg (Sicherheits- und Ordnungsverordnung) vom 25.09.2012 「公共の安全と秩序を維持するための条例 デュイスブルク市 (治安秩序条例) 2012年9月 25日施行」
§ 11 Tierhaltung
(3) Katzenhalter*innen, die ihrer Katze Zugang ins Freie gewähren, haben diese zuvor von einem Tierarzt oder einer Tierärztin kastrieren und mittels Tätowierung oder Mikrochip kennzeichnen zu lassen.
Als Katzenhalter*in im vorstehenden Sinne gilt auch, wer freilaufenden Katzen regelmäßig Futter zur Verfügung stellt.
§ 16 Geldbußen
Vorsätzliche oder fahrlässige Zuwiderhandlungen gegen diese Verordnung stellen eine Ordnungswidrigkeit dar und können mit einer Geldbuße bis zu 1.000,00 EUR geahndet werden.
§ 11 動物の飼育
(3) 猫を屋外に出す飼い主は最初に獣医師によって猫の去勢不妊手術を受け、イレズミによる個体識別番号を入れるか、マイクロチップを装着しなければなりません。
上記が意味する猫の飼主とは、自由に徘徊する猫に定期的に餌を与える人もその猫の飼主とみなされます。
§ 16 罰金
この規則の故意または過失による違反は行政犯罪となり、最高1,000ユーロ(日本円で15万6,000円。1ユーロ=156円)の罰金が科せられる場合があります。
(動画)
STUDIO 47 .live | DANIEL MAY, TIERHEIM DUISBURG, ÜBER DIE KOMMENDE KASTRATIONSPFLICHT FÜR KATZEN 「スタジオ47.live (マスコミ)| デュイスブルク・ティアハイムのダニエル・メイ氏は、同市の今後の猫の去勢義務化について語ります」 2019年2月20日
概要:繁殖制限されていない猫のペアは、7年間で37万匹にまで増えます。増えすぎた猫は、感染症を野生動物や人にすら感染させる危険があります。真菌性の感染症は、人にももたらされます。ディスブルク市では、約10万匹の野生化した猫が住んでいると推定されています。
同市議会は猫の去勢不妊等を義務付ける条例を可決しました。この法律はどの様な影響をもたらすでしょうか?ティアハイムに持ち込まれた猫のうち、飼主が判明して返還されるのはわずか3~5%しかありません。それはティアハイムの経営を圧迫します。野良猫の去勢不妊のコストを負担して、新しい飼主を見つけるのは困難だからです。新しい条例は、野良猫の増加の抑制になるでしょう。
このようにドイツの主要都市では、野良猫の増加が社会問題化しているところが多いです。ドイツ連邦全土では、野良猫の数が200万~300万いると推定されています。しかし驚く妄言を根拠もなく。機関銃のように連射している方がいます。小野塚知二東京大学狂授です。以下が、その一例です。
ドイツではかなり野良猫の数が多く、それが生態系保全上や公衆衛生、社会問題になっていることは、簡単なドイツ語ワードで検索すればすぐに分かります。この方の知能は大丈夫なのかと心配になります。
(画像)
『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』 2019年1月21日 から。
イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。

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