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野良犬猫を保護することは犯罪で殺害に報奨金が支給されるオーストラリアを「犬猫殺処分が少ない先進国」としたデマ記事







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(summary)
in Austraia, the feral cat and dig must not be moved, fed, given away, sold, or released into the environment.


 記事、
私有地に侵入した犬猫は土地所有者は射殺することが合法なデンマーク
世界一厳しい禁止犬種法があるデンマーク~日本より殺処分が少なく動物の権利が認められた国という大嘘
オーストラリアの犬の施設内の犬の殺処分数は年間4万頭で人口比で日本の88倍~日本は殺処分が多くオーストラリアでは少ないという狂ったサイト
オーストラリアは狩猟毒殺だけで猫を人口比で日本の1,000倍以上を殺処分している~「日本は殺処分が多い後進国。オーストラリアは少ない先進国」というピースワンコ・ジャパンの発狂資料
の続きです。
 ピースワンコ・ジャパンという、民営動物保護施設を運営する特定非営利活動法人があります。派手な広告により寄付金を集めていますが、保護施設内のネグレクトによる虐待飼育や、収容している犬に狂犬病予防注射を受けさせていない狂犬病予防法違反で捜査を受けたりと、問題が多い団体です。さらに当団体は特に海外の動物愛護での嘘プロパガンダ活動があまりにもあからさまです。「ドイツ殺処分ゼロ」等の嘘デマ情報を効果的に用い、情弱者を騙して「殺処分ゼロ」をうたい巨額の寄付金を集めています。最近も酷いデマ記事を公開しています。その中の「オーストラリアは動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています」の大嘘を取り上げます。オーストラリアでは野良犬猫の保護は犯罪であり、殺害が推奨されています。



 「日本は動物愛護後進国で、先進国と比較して犬猫の殺処分が多い」という趣旨の記事を、サマリーで示したピースワンコ・ジャパンが公開しています。その記事から引用します。


殺処分が多い国ランキングとは?日本の現状や犬を救う方法を解説! 2023年11月19日

日本にも動物愛護法が定められていますが、動物保護先進国と言われる国と比較すると日本は遅れているのが現状です。
殺処分が少ない国として、以下の7か国をご紹介します。
ドイツ
イギリス
オーストラリア
スウェーデン
デンマーク
ニュージーランド
スイス
これらの国は動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています。



 真実は以下の通り。
・ドイツ~施設内での公的殺処分数だけでも人口比で日本より多い州がある。民間保護施設のティアハイムの犬の殺処分率は26.2%で日本の11%の2倍を超え、殺処分数は2万頭余りで人口比で11倍。その他警察官による犬猫等の射殺や、民間人にも許可されている犬猫の狩猟駆除数を含めれば、ドイツの犬猫殺処分の実数は日本の数十倍。
・イギリス~施設内で行う犬の公的殺処分数だけでも7,000頭前後あり、人口比で日本の5倍以上。民間シェルターでの殺処分数を合わせれば推計年間8万頭で人口比で日本の50倍以上。
・オーストラリア~施設内で行われる犬の殺処分数は年間4万頭で、人口比で日本の公的犬の殺処分数の約88倍。猫はさらに多いと推測されている。またノネコ野良猫の狩猟駆除は官民合わせて高位推計は年間200万匹で、それらをすべて合わせればオーストラリアの犬猫殺処分の実数は日本の数百倍から1,000倍超になる。
・ニュージーランド~国全体の殺処分数は公表されていないが、公表している自治体では人口比で日本の90倍の犬を公的施設で銃殺しているところがある。野良猫ノネコは狩猟駆除の対象。
・スイス~年間の野良猫の狩猟駆除数は10万匹で、人口比で日本の公的猫殺処分数の約123倍。ティアハイムでの犬の殺処分数率は日本の公的犬殺処分率より高い。


 今回はオーストラリアでは、野良犬野良猫の保護活動が禁止され、殺害が一択であることを述べます。概ね同様の法律が全州でありますが、野良犬野良猫の給餌の禁止、生きたままの捕獲、飼育、譲渡、販売、リリースは禁止されています。野良犬野良猫の殺害に報奨金を支給する州、自治体もあります。
 まさに「野良犬野良猫は完全に排除する方針」です。「オーストラリアは動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています」の真逆です。以下に資料から引用します。


Wild dog control and the law 「野生化した犬の制御と法律」 オーストラリア クィーンズランド州政府文書

Wild dog legislation
The wild dog is a restricted invasive animal under the Biosecurity Act 2014.
Under the Biosecurity Act 2014, landholders have a legal responsibility to control wild dogs (including dingoes) on their land.
Wild dogs cannot be moved, kept, (if a dingo), fed, given away, sold, or released into the environment without a permit.

野犬に関する法律
野犬は、バイオセキュリティ法2014 に基づいて制限される外来動物です。
バイオセキュリティ法2014 に基づき、土地所有者は自分の土地で野犬 (ディンゴを含む) を管理する法的責任(=つまり殺害して排除しなければならない)を負っています。
許可なく野犬を移動させたり、飼育したり(ディンゴの場合)、餌を与えたり、譲渡したり、販売したり、自然環境に放したりすることはできません。



Wild dog bounty scheme 「野犬の殺害における報奨金」 オーストラリア サウスオーストラリア州政文書

The bounty scheme offers financial support as part of the drought relief package.
This drought relief measure will provide landholders located inside the Dog Fence with the opportunity to claim $120 per wild dog killed humanely on their land.
In order to claim, eligible landholders need to submit evidence of each wild dog killed.

野犬殺害における報奨金制度は野犬から被害を受けた農業畜産業の包括的な救済策の一環として、財政的支援を提供します。
この農業畜産業の野犬被害救済措置では、野犬の侵入防止柵の内側の土地所有者は、その土地で人道的に殺された野犬1頭につき120ドルを請求する機会が与えられます。
報奨金を請求するには、資格のある土地所有者が殺された各野生犬の証拠を提出する必要があります。



Feral cat Felis catus オーストラリア、クィーンズランド州政府文書

Legal requirements
The feral cat is a category 3, 4 and 6 restricted invasive animal under the Biosecurity Act 2014.
This is a cat that is not owned.
The feral cat must not be moved, fed, given away, sold, or released into the environment.
The Act requires everyone to take all reasonable and practical measures to minimise the biosecurity risks associated with invasive animals under their control.

野良猫に対する法的な要件
野良猫は、バイオセキュリティ法 2014 に基づくカテゴリー 3、4、6 で規制される外来動物に指定されています。
野良猫とは人に飼われていない猫です。
野良猫を(生きたまま。つまりその場で殺さなければならない)移動させたり、餌を与えたり、譲渡したり、販売したり、自然環境に放したりしてはなりません。
この法はすべての人が外来動物を管理下に置き、その動物による生態系保護に対する危険性をを最小限に抑えるために、あらゆる合理的かつ実践的な措置を講じることを義務付けています。



Queensland council stands by $10 bounty for adult feral cat scalps 「オーストラリアのクィーンズランドの自治体は野良の成猫1匹の頭皮につき10ドルの報奨金を支払うことを支持します」 2017年11月13日

Banana shire also offers $5 for feral kitten scalps, $30 for dingoes or wild dogs and $10 for foxes, despite claims of animal cruelty.
Banana shire introduced the bounty last month, which offers $10 for the scalp of an adult feral cat, and $5 for a kitten.
Feral cats are estimated to kill 750,000 birds a day in Australia, and council staff said the bounty came in response to “an exploding population” of feral cats hunting native wildlife.

オーストラリア、クィーンズランド州バナナ・シャイア市は動物虐待だという批判があるにもかかわらず、野良の子猫の頭皮に5ドルを、ディンゴまたは野良犬には30ドル、キツネには10ドルの報奨金の支払いを提示しています。
バナナ・シャイア市は先月、成猫の頭皮に10ドル、子猫には5ドルの報奨金を支給する制度を導入しました。
オーストラリアでは野良猫によって1日当たり75万羽の鳥が殺されていると推定されており、市議会議員らはこの報奨金は、在来野生生物を狩る野良猫の「急増」に対応して支給されることになったと述べました。



(動画)

 Most Wild Dogs Shot In One Night!! Shooting Feral Cats. 「一晩でほとんどの野犬が射殺された!!それと野良猫の射殺」 2023年11月18日

 この方はニューサウス・ウェールズ州から委託を受けて害獣駆除をしています。害獣駆除ボランティアでは、寄付金も受け付けています。このような凄腕ハンターがオーストラリアには多くいるのに野良猫野良犬が根絶しないとは恐ろしい繁殖力です。




(動画)

 Hunting Problem Wild Dogs and Cats Part 1 「野犬と野良猫の狩猟に関する問題パート1」 2023年12月3日

Had a call to see if I wanted to try and shoot a few dogs that had been giving the property owners some trouble.
Didn't find any dogs but always good to shoot a cat or three!

土地所有者の迷惑な野犬を射殺してほしいが依頼を受けてくれるかという、確認の電話がありました。
犬は見つかりませんでしたが、猫を1 匹か3 匹射殺したのでよしとしましょう。





(動画)

 Australian government declares ‘war’ on feral cats | 9 News Australia 「オーストラリア政府は野良猫に対して宣戦布告しました」 2023年9月7日

 オーストラリア政府は、野良猫は根絶することが理想であり目標としています。ピースワンコ・ジャパンの「オーストラリアは動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています」の記述はまさに狂気です。よくここまで真逆のデタラメを堂々と書けるものだと感心します。悪性外来種の野良猫であっても殺さず、生態系に負荷をかけながらでも野良猫愛誤の圧力に負けて、希少な在来種の生息地ですらTNRを認めている日本は、世界でも異常なほど「野良猫と人との共存」をポリシーにしています。

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オーストラリアは狩猟毒殺だけで猫を人口比で日本の1,000倍以上を殺処分している~「日本は殺処分が多い後進国。オーストラリアは少ない先進国」というピースワンコ・ジャパンの発狂資料







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(summary)
In Australia, the public and private sectors kill 2 million feral cats each year.
Approximately 80% of this is contributed by civilian hunters.


 記事、
私有地に侵入した犬猫は土地所有者は射殺することが合法なデンマーク
世界一厳しい禁止犬種法があるデンマーク~日本より殺処分が少なく動物の権利が認められた国という大嘘
オーストラリアの犬の施設内の犬の殺処分数は年間4万頭で人口比で日本の88倍~日本は殺処分が多くオーストラリアでは少ないという狂ったサイト
の続きです。
 ピースワンコ・ジャパンという、民営動物保護施設を運営する特定非営利活動法人があります。派手な広告により寄付金を集めていますが、保護施設内のネグレクトによる虐待飼育や、収容している犬に狂犬病予防注射を受けさせていない狂犬病予防法違反で捜査を受けたりと、問題が多い団体です。さらに当団体は特に海外の動物愛護での嘘プロパガンダ活動があまりにもあからさまです。「ドイツ殺処分ゼロ」等の嘘デマ情報を効果的に用い、情弱者を騙して「殺処分ゼロ」をうたい巨額の寄付金を集めています。最近も酷いデマ記事を公開しています。その中の「日本は殺処分が多い。対してオーストラリアでは殺処分が少ない」という真逆の大嘘を取り上げます。



 「日本は動物愛護後進国で、先進国と比較して犬猫の殺処分が多い」という趣旨の記事を、サマリーで示したピースワンコ・ジャパンが公開しています。その記事から引用します。


殺処分が多い国ランキングとは?日本の現状や犬を救う方法を解説! 2023年11月19日

日本にも動物愛護法が定められていますが、動物保護先進国と言われる国と比較すると日本は遅れているのが現状です。
殺処分が少ない国として、以下の7か国をご紹介します。
ドイツ
イギリス
オーストラリア
スウェーデン
デンマーク
ニュージーランド
スイス
これらの国は動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています。



 真実は以下の通り。
・ドイツ~施設内での公的殺処分数だけでも人口比で日本より多い州がある。民間保護施設のティアハイムの犬の殺処分率は26.2%で日本の11%の2倍を超え、殺処分数は2万頭余りで人口比で11倍。その他警察官による犬猫等の射殺や、民間人にも許可されている犬猫の狩猟駆除数を含めれば、ドイツの犬猫殺処分の実数は日本の数十倍。
・イギリス~施設内で行う犬の公的殺処分数だけでも7,000頭前後あり、人口比で日本の5倍以上。民間シェルターでの殺処分数を合わせれば推計年間8万頭で人口比で日本の50倍以上。
・オーストラリア~施設内で行われる犬の殺処分数は年間4万頭で、人口比で日本の公的犬の殺処分数の約88倍。猫はさらに多いと推測されている。またノネコ野良猫の狩猟駆除は官民合わせて高位推計は年間200万匹で、それらをすべて合わせればオーストラリアの犬猫殺処分の実数は日本の数百倍から1,000倍超になる。
・ニュージーランド~国全体の殺処分数は公表されていないが、公表している自治体では人口比で日本の90倍の犬を公的施設で銃殺しているところがある。野良猫ノネコは狩猟駆除の対象。
・スイス~年間の野良猫の狩猟駆除数は10万匹で、人口比で日本の公的猫殺処分数の約123倍。ティアハイムでの犬の殺処分数率は日本の公的犬殺処分率より高い。


 今回はオーストラリアの猫の狩猟駆除について取り上げます。結論から言えばオーストラリアでの猫の狩猟駆除数は公的民間合わせて年間200万匹を超えるという推計があり、この数は人口比(オーストラリアの人口は日本の約6分の1)で日本の1,000倍超という恐るべき多さです。さらに猫に関しては施設内の殺処分の統計はありませんが、年間の犬4万頭よりもさらに多く、悲惨な状況だとされています。
 となれば、施設内の殺処分と狩猟による広義の殺処分を合わせれば、オーストラリアの猫の殺処分数は狭義広義併せて人口比で日本の数百倍~1,000倍超になります。空前絶後の多さです。ピースワンコ・ジャパンの記事の「日本は犬猫殺処分が多い後進国。オーストラリアは少ない先進国」記述は、まさに狂った記事です。以下に、それを裏付ける資料方引用します。


An assessment of the national effort towards feral cat control A report for the Australian Government Department of the Environment and Energy January 2017 「野良猫対策に対する国の取り組みの評価
オーストラリア政府環境エネルギー省のレポート 2017年1月」 オーストラリア政府文書

Shooting (or trapping and then shooting) is by far the most common method of feral cat control, accounting for 83% of the feral cats killed by respondents to our survey.
Our survey results indicate that the contribution of private individuals to feral cat control is extremely significant, and that the vast majority (in excess of 80%) of feral control may currently be unreported through official channels.

銃で撃つこと(または罠で捕らえて銃で撃つこと)は、野良猫の駆除方法としては格段に多く最も一般的であり、調査回答者が殺した野良猫の83%を占めています。
我々の調査結果では野良猫の駆除に対する私人の貢献が非常に大きく、野良猫の駆除の大部分(80%以上)が現在公的には報告されていない可能性があることを示しています。



Australia plans to kill millions of feral cats by airdropping sausages laced with poison 「オーストラリア政府は毒を混ぜたソーセージを空中からばらまいて数百万匹もの野良猫を殺すことを計画しています」 2019年4月29日

The Australian government is airdropping poisonous sausages across thousands of hectares of land in an effort to kill millions of feral cats.
It is just one of the tactics used by the government as part its plan to kill two million feral cats by 2020 in order to protect native species.
The Australian government first announced its cat culling target in 2015.
Despite the more creative methods employed in the government’s cat cull, individual shooters are responsible for the 83 per cent of the cats killed so far, according to The Royal Melbourne Institute.

オーストラリア政府は数百万匹の野良猫を殺そうと、数千ヘクタールの土地に毒餌ソーセージを空中からばらまいています。
これはオーストラリアの在来種を保護するために、2020年までに200万匹の野良猫を殺処分する計画の一環として政府が採用した戦術の1つにすぎません。
オーストラリア政府は、2015年に初めて猫の殺処分目標を発表しました(5年で200万匹の野良猫を毒餌により殺処分する)。
ロイヤル・メルボルン研究所によると、政府の猫の殺処分ではより先進的な方法(毒餌の空中からの散布)が採用されているにもかかわらず、これまでに殺された猫の83%は個人による射殺によるものです。



 オーストラリア政府による「5ヵ年200万匹毒餌による殺処分計画」ですが、日本でも大きく報道され、日本も動物愛護(誤)家らも衝撃を受けました。1年に換算すれば40万匹です。
 対してオーストラリア政府文書やロイヤル・メルボルン研究所(ロイヤル・メルボルン大学付属研究機関)によれば「オーストラリアにおける野良猫の殺処分はほぼ民間人によるもので、方法は射殺が圧倒的に多い」とあります。そして民間人による野良猫の殺処分の貢献はほぼ銃殺で約80%とされています。つまりオーストラリア連邦政府による「野良猫の毒殺での殺処分」は1年間で40万匹ですが、全体に占める率は20パーセントにすぎません。その5倍もの野良猫が民間人に射殺されているということです。つまり連邦政府と民間人併せて、オーストラリアは年間200万匹の野良猫を広義の殺処分を行っているということです。さらにオーストラリアの公的な野良猫の施設外の殺処分(毒殺等)は、連邦政府以外にも州政府や自治体などが独自に公的事業を行っています。これらも含めれば、オーストラリアの公費の野良猫殺処分数は、年間200万匹よりさらに多くなります。この数は人口比で、日本の公的殺処分数の1,000倍超です。(*)

(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(動物愛護管理行政事務提要より作成)   対象期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日(2021年4月1日~2022年3月31日)

 先に引用したピースワンコ・ジャパンの記事では「日本は犬猫の殺処分が多い動物愛護後進国。オーストラリアは犬猫殺処分が少ない先進国」とあります。まさに狂気のデマ記事です。ライターは、何らあの精神疾患、病的作話症か妄想性疾患でもあるのではないかと疑います。
 またオーストラリアでは、州や自治体が野良犬野良猫の殺害を推奨しており、殺害に対して報奨金を支給するところもあります。次回はその点について述べます。かつてに日本でもネズミ駆除に対して報奨金を支給したことがありました。オーストラリアでは野良犬野良猫はまさにドブネズミやクマネズミと同じ扱いです。ピースワンコ・ジャパンの記事の「オーストラリアでは動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています」には、笑いを通り越してライターの疾患を真面目に心配します。


(動画)

 Australia's plan to kill 2 million cats to combat 'extinction crisis' 「オーストラリア政府は「在来生物の絶滅の危機」に対抗するために200万匹の猫を殺処分する計画」 2019年4月29日

Australia's federal government is once again in the spotlight for a years-old plan to cull 2 million feral cats by 2020, this time after details emerged about the reported use of poison-laced sausages to reduce the island's wild cat population.

オーストラリア連邦政府の2020年までに200万匹の野良猫を殺処分するという数年前からの計画に再び注目を集めていますが、今回は島嶼の野良猫の数を減らすために毒入りソーセージが使用されていると報じられてその詳細が明らかになったためです。


 2015年にオーストラリア連邦政府が「5ヵ年野良猫200万匹毒殺計画」を公表した時には、「海外先進国は犬猫を殺さない。殺処分する日本は後進国」と日本を非難していた愛誤が相当焦りました。反愛誤もこのニュースをこぞって引用しました。しかしその4倍以上の猫が毎年、民間人ハンターに射殺駆除されているのです。






(動画)

 Australia Deals with Millions of Feral Cats Invading City This Way | Australian Agriculture 「オーストラリア 都市に侵入する数百万匹の野良猫にこの方法で対処 | オーストラリア オーストラリアの農業」 2023年12月3日(閲覧注意)

 概要:オーストラリアの野良猫殺処分について、その方法が紹介されています。連邦政府の「5ヵ年野良猫毒殺計画」では、5ヵ年ごとに更新しています。現在の「5ヵ年野良猫毒殺計画」では前回の2倍の予算の461ドルを投じています。その他では民間人ハンターの射撃による駆除では、暗視スコープは非常に威力を発揮します。それと同時に飼猫の外出禁止の立法により、野良猫の増加を防ぐ効果があります。

「例外なく野良猫はその場で殺さなければならない」オーストラリアの州







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(summary)
Queensland Biosecurity Act 2014
The feral cat must not be moved, fed, given away, sold, or released into the environment.


 日本でも在来生物に深刻な害を及ぼしている野良猫ですが、野良猫をアライグマ等と同じく「特定外来生物に指定すべき」という意見もあります。特定外来生物とは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に定められた種です。特定外来生物は、販売・頒布目的での飼養、不正な飼養、許可のない輸入や販売、野外へ放つなどの行為に対しては厳しい罰則規定があります。野良猫に対しては、日本の特定外来生物と同等かそれ以上に厳しい法規制があるオーストリアの州があります。ですから日本で野良猫を特定外来生物に指定するのは極論とは言えません。


 まず「特定外来生物」ついての規制です。特定外来生物とは、「日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする、あるいはそうするおそれのある外来生物」です。そのために法律により、「被害を防止するために、それらを『特定外来生物』等として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うことを定め」ています。これらの項目に違反した場合、最高で個人の場合3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科されます。
 かつては特定外来生物は「生きたままの移動」すら禁止され、それに対しても厳しい罰則が科されていました。しかしその場で必ずしも殺処分できるとは限らず、その条文(6条)は削除されました。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

 その特定外来生物に野良猫も指定すべきという意見があります。私はそれを極論とは思いません。例えば特定外来生物に指定されているアライグマは、もともとは愛玩目的で輸入されていました。それが野生化して特定外来生物に指定されるまで増え、被害をもたらしました。ですから猫が愛玩動物であることは、特定外来生物の指定を妨げる根拠にはなりません。
 また「猫はネズミ防除に役立っているから野良猫は温存すべき」も妄論です。猫によるネズミ駆除効果は限定的で、多くの学術研究で否定されています。かつてはフイリマングースは奄美群島等でハブの防除のために輸入され、放たれました。しかしフイリマングースのハブ駆除効果はほとんどなく、ハブ以外の希少なアマミノクロウサギなどの在来生物を捕食しその被害が深刻なために特定外来生物に指定されました。野良猫も奄美群島等で、在来の野生生物に深刻な被害を及ぼしています。ですから野良猫もフイリマングースと同様に、特定外来生物にすることに何ら問題はないはずです。

 特定外来生物であるアライグマは、大変厳しいとはいえ許可を受ければ飼育できます。野良猫を特定外来生物に指定したとしても、猫の飼育のハードルはアライグマ等より下げて認めればよいだけです。
 例えば猫の飼育に、「マイクロチップでの個体識別と登録、商業ブリーダーの所有猫以外は不妊去勢の義務と無資格の猫繁殖に対する厳罰、完全室内飼い義務と遁走猫の駆除の合法化と狩猟免許がない者でも野良猫の殺害駆除を認める」などの立法です。そのようにすれば問題はありません。

 このように日本で野良猫を特定外来生物に指定することは、論理的にも倫理的にも全くも問題はありません。現にオーストラリアのクィーンズランド州では、日本の現行の外来生物法以上に厳しく野良猫を規制しています。同州では、野良猫の生きたままの移動、給餌、飼育、譲渡、販売が刑事罰をもって禁止されています。日本では特定外来生物の「生きたままの移動の禁止」の条文は削除されましたし、給餌までは禁止していません。例えば奄美群島などで行われているTNRや、捕獲して飼猫として譲渡するなどの活動では、同じことをすればオーストラリア、クィーンズランド州では犯罪行為です。
 以下に、オーストラリア、クィーンランド州の政府文書等から引用します。なおオーストラリアの他の州でも、同様の法律の規定があります。オーストラリアの法律を鑑みれば、日本での外来生物の管理をすること、それに伴う駆除に「猫」だけ異常なまでに感情だけで反対するのは合理的な理由は一切ありません


Feral cat Felis catus オーストラリア、クィーンズランド州政府文書

Legal requirements
The feral cat is a category 3, 4 and 6 restricted invasive animal under the Biosecurity Act 2014.
This is a cat that is not owned.
The feral cat must not be moved, fed, given away, sold, or released into the environment.
The Act requires everyone to take all reasonable and practical measures to minimise the biosecurity risks associated with invasive animals under their control.

野良猫に対する法的な要件
野良猫は、バイオセキュリティ法 2914 に基づくカテゴリー 3、4、6 で規制される外来動物に指定されています。
野良猫とは人に飼われていない猫です。
野良猫を(生きたまま。つまりその場で殺さなければならない)移動させたり、餌を与えたり、譲渡したり、販売したり、自然環境に放したりしてはなりません。
この法はすべての人が外来動物を管理下に置き、その動物による生態系保護に対する危険性をを最小限に抑えるために、あらゆる合理的かつ実践的な措置を講じることを義務付けています。



Biosecurity Act 2014


(動画)

 Shooting More Feral Cats and a Fox 「さらに多くの野良猫とキツネを射殺する」 2022年12月3日

 この方はクィーンズランド州ではなく、ニューサウスウェールズ州から委託を受けて、有害な外来生物の野良猫等の駆除を行っています。一般からの寄付も募っています。




(動画)

 Shooting Native Wildlife Killers #Feral Cats 「在来野生動物の殺し屋の猫の射殺」 2022年10月1日 

 上記のオーストラリア、NSW州の男性の野良猫駆除活動のビデオ。

捕食だけではなくトキソプラズマ感染でも野生動物を殺す猫~オーストラリアのアシカ







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(summary)
Toxoplasma gondii is an emerging pathogen in marine mammals, with substantial worldwide seroprevalence in pinniped (seal and sea lion), cetacean (dolphin and whale) and mustelid (sea otter) species, and documented mortalities in critically endangered populations.


 記事、
捕食だけではなくトキソプラズマ感染でも野生動物を殺す猫~ハワイモンクアザラシ
捕食だけではなくトキソプラズマ感染でも野生動物を殺す猫~カリフォルニア州のラッコ
の続きです。
 猫(ネコFelis silvestris catus)は国際自然保護連合(IUCN)においても、日本生体学会においても「侵略的外来種ワースト100」に選ばれています。猫の直接的な影響により絶滅した脊椎動物は63種とされています。猫は捕食により、特に鳥類や小型哺乳類に脅威を与えているのは周知されています。それ以外にも、猫はトキソプラズマ感染症により大型の希少な海洋性哺乳類を殺しています。希少種のアザラシ、ラッコ、アシカ、イルカ等が猫が終宿主のトキソプラズマ感染によって死亡していることが明らかになっています。今回は希少種のオーストラリアアシカについて述べます。



 オーストラリアアシカとは、オーストラリアに生息する固有種のアシカであり、絶滅危惧種に指定されています。オーストラリア政府は保護に力を入れていますが、残念なことにオーストラリアでもネコ科動物が終宿主の取りきプラズマ感染症により、このオーストラリアアシカが死んでいます。トキソプラズマ感染症は、オーストラリアアシカの保全にも、難問を突き付けています。
 オーストラリアアシカのトキソプラズマ感染率に関して、アデレード大学の研究者らが昨年論文を公表しています。以下に引用します。


Toxoplasma gondii seroprevalence in the endangered Australian sea lion (Neophoca cinerea) 「絶滅危惧種のオーストラリアアシカ (Neophoca cinerea) におけるトキソプラズマ・ゴンディの血清感染率」 2022年9月5日

Toxoplasma gondii is a ubiquitous parasite increasingly detected in marine mammals and suspected to contribute to limited recovery of endangered populations.
This study reports on the exposure of the Australian sea lion (Neophoca cinerea) to this protozoon using archived adult and pup sera from three island colonies in South Australia.
Modified agglutination testing (MAT) detected a seroprevalence of 30.4% and high antibody titers in adult females (median age 9.5 y, range 5.5-14.5 y) at Dangerous Reef, a felid-free island.
Findings have implications for parasitic disease risk in wildlife inhabiting Australia’s islands and for the feral cat control program on Kangaroo Island.
Toxoplasma gondii is an emerging pathogen in marine mammals, with substantial worldwide seroprevalence in pinniped (seal and sea lion), cetacean (dolphin and whale) and mustelid (sea otter) species, and documented mortalities in critically endangered populations.
Understanding of the parasite’s potential to modulate marine mammal population size and geographical range comes from surveys of European and North American cetaceans and marine mustelids.
In the threatened southern sea otter (Enhydra lutris nereis), for instance, T. gondii-associated encephalitis was considered a primary or contributing cause of more than a quarter of deaths, predominantly in adults.
For the endangered Australian sea lion (Neophoca cinerea), toxoplasmosis is listed as a potential threat to the species’ recovery, based on observations in other marine mammals and documented disease susceptibility.
Consequently, disease-induced mortality outbreaks pose the greatest risk to the species’ resilience based on modelling of future population decline.
Domestic (Felis catus) and wild (including feral) felids are the only definitive hosts of T. gondii.
Across these species, the mammals and birds, parasite transmission is related either to foraging or to transplacental transmission from recently infected mother to offspring.
Transplacental transmission, placental inflammation and disseminated congenital fetal infection, resulting in early or late-term abortion or stillbirth have also been documented in multiple species.
The infection of marine mammals indicates contamination of coastal and marine environments with oocysts shed in cat feces, by terrestrial water run-off or from ocean sewage discharge.
For species frequenting coastal habitats, such as pinnipeds, infection could also result from direct contamination of haul out sites by cat feces.

トキソプラズマ・ゴンディは、海洋哺乳類で検出されることが増加している広く蔓延している寄生虫であり、それは絶滅の危機に瀕した海洋哺乳類の個体群の個体数回復の妨げになっていると疑われています。
この研究は南オーストラリア州の3つ島の一群から採取された成体および幼体の保存血清を使用して、オーストラリアのアシカ (Neophoca cinerea) のこの原虫(トキソプラズマ・ゴンディ)への曝露について報告しています。
修正凝集検査(MAT)によって、ネコ科動物のいない島であるデンジャラスリーフの雌の成獣のオーストラリアアシカ(年齢中央値9.5歳、範囲5.5~14.5歳)における、トキソプラズマの血清有病率は30.4%であり、高い抗体価が検出されました。
この調査結果は、オーストラリアの島々に生息する野生動物の寄生虫症のリスクと、カンガルー島の野良猫駆除プログラムに影響を与えるとしています(=さらに野良猫の駆除が強化されるべきという意味)。
トキソプラズマ・ゴンディは海洋哺乳類では新たな病原体であり、鰭脚類(ひれ足類。アザラシとアシカ)、鯨類(イルカとクジラ)、イタチ科(ラッコ)の種では、世界的にかなりの血清における感染の蔓延があり、絶滅の危機に瀕している種の個体群の死亡例が記録されています。
このトキソプラズマ・ゴンディは、海洋哺乳類の個体数と地理的範囲を変化させる可能性(=個体数を減少させ、生息域を縮小させる)があることは、ヨーロッパおよび北米のクジラ目と海洋性イタチ科の調査から得られています。
たとえば絶滅の危機に瀕しているミナミラッコ(Enhydra lutris nereis)では、トキソプラズマ・ゴンディの感染に関連した脳症が、主に成獣の死亡の4分の1以上であり、主な死亡の原因または寄与原因であると考えられています。
絶滅危惧種のオーストラリアアシカ (Neophoca cinerea) に関しては、他の海洋哺乳類での観察と病気に対する感受性の記録に基づいて、トキソプラズマ症がこの種の回復に対する潜在的な脅威として挙げられています。
その結果、将来のオーストラリアアシカの個体数減少のモデルに基づくと、トキソプラズマ感染症による死亡率は、種の個体数回復力にとって最大のリスクとなります。
イエネコ (いわゆる「猫」 Felis catus) および野生の猫 (ノネコを含む) ネコ科動物は、トキソプラズマ・ゴンディの唯一の最終宿主です。
哺乳類と鳥類の種全てで寄生虫の感染は感染した餌を食べることと、または感染したばかりの母親から仔への胎盤を経た感染のいずれかです。
トキソプラズマの胎盤経由感染、胎盤炎症、播種性先天性胎児感染症により、初期または後期の流産や死産が引き起こされることも複数の種で報告されています。
海洋哺乳類のトキソプラズマ感染は、陸の水の流入または海洋への下水の排出によって、猫の糞便中に排出されるオーシスト(トキソプラズマの卵状のもの)による沿岸および海洋環境の汚染を示します。
鰭脚類(ひれ足類 アシカやアザラシ等)などの、海岸の陸の生息地に頻繁に出入りする種の場合は、猫が糞便をした汚染場所から直接感染が生じる可能性もあります。



(動画)

 Meet Taronga's New Australian Sea Lion Pup! 「タロンガ動物園で生まれた新しいオーストラリアンアシカの仔をご紹介します!」 2020年9月24日公開

 We are seal-iously thrilled to announce the recent birth of an endangered Australian sea-lion pup who has just made her first splash in her new home at Taronga's Seal Bay! と、絶滅危惧種のオーストラリアアシカが新たに動物園で誕生して、喜ぶ関係者。本来ならば感染症のリスクにおびえずに、自然環境での個体数回復が望ましいです。トキソプラズマが在来生物を脅かしている現状からすれば、さらにオーストラリアの野良猫ノネコ駆除を厳格に進めなければなりません。なおオーストラリアでは、猫のTNRは全土で禁止です。

続・オーストラリアは2022年に国土の全てでTNRが違法となった






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(summary)
Australia has passed a law in 2022 that will require all cats to be kept indoors, in ACT.
Australia has now banned TNR control of cats nationwide.


 記事、オーストラリアは2022年に国土の全てでTNRが違法となった、の続きです。
 オーストラリアでは猫のTNRはすべての州と準州で禁止されています。今までは唯一、首都キャンベラ特別区(ACT)のごく限られた、狭い範囲の都市部でのみ例外的に認められていました。しかし新しいACTの「猫の室内飼い義務法」により、TNRは違法となりました。つまりこれでオーストラリアは全土でTNRが違法となる国になりました。この法律は2022年7月1日に施行されましたが、その前にTNR団体らがTNRに限り例外を認めるように求めていました。しかしTNRを免除する特例は認められませんでした。ただし法律施行前から飼育されていた猫は免除されます。ACTで行われているTNR活動も、法施行前の猫はTNR管理が認められますが、新規の猫をTNRすることは違法となります。



 サマリーで示した通り、オーストラリアでは全ての州準州で猫のTNRが禁止されていますが、2022年まで首都キャンベラ特別区(ACT)の都市部でのみで例外的に許可されていました。しかし首都キャンベラ特別区(ACT。以下、「ACT」と記述する)でも、飼い猫の室内飼いを義務付ける法律が2022年7月1日に施行しTNR猫の飼い猫と解釈され、法律施行後はTNRは違法となります。それのよりオーストラリアは全土でTNRが違法となりました。
 ACTでTNR活動をしていた団体は、ACT政府に「TNRに限り特例を認めて活動を継続できるようにしてほしい」との要望を行いました。しかしACT政府は予定通り、「飼猫の室内飼い義務法」を7月1日に施行することにしました。ただしこの法律の施行前から飼育していた猫は除外するとしました。つまりACTで行われているTNR活動は現在TNR管理されている猫は引き続きTNR団体が屋外で管理することを継続できますが、新規の猫でのTNRは認めないということです。妥当な判断だと私は思います。以下に、それを伝えるニュースソースから引用します。


All Canberra suburbs to contain new cats from July 1, 2022 「2022年7月1日から、キャンベラの近郊で新規で飼育するすべての猫は室内に閉じ込めること」 2022年5月28日

Currently, all cats in new Canberra suburbs have to be kept indoors or in cat runs at all times.
Under the ACT government's plan, announced today, all new cats obtained by owners after July 1, 2022 will have to be contained, regardless of which suburb they live in.
ACT Minister for Transport and City Services Chris Steel explained that "grandfathering arrangements" would apply for cats owned before July 1 2022, which means that already-owned cats do not need to be contained.
The maximum penalty for breaching the laws is $1,600.
Among these strategies is a compulsory requirement for new cat owners to register their cats.
From July 1 2022, new cat owners will have to pay a once-off fee when they first register their cat, and then update their details annually.

現在は、キャンベラ近郊では新しく取得した猫はすべて、常に屋内またはキャットラン(屋外のネットや柵で囲って猫が遁走できないようにした設備)内で飼育する義務があります。
7月1日以降に新しく飼主が取得したすべての猫は、住んでいる場所に関係なく屋内に収容しなければなりません。
ACT政府のクリス・スティール運輸・都市サービス局長官は、次のように説明しました。
2022年7月1日より前に飼われていた猫には、「祖父条項(grandfathering arrangements)」(*)が適用されます。
つまり、すでに飼われている猫を室内に閉じ込めて飼う義務はありません。
法律違反に対しては、最高で1,600ドルの罰金が科されます。
これらの戦略の中には、新しい猫の所有者が猫を登録するための義務要件があります。
2022年7月1日から新しい猫の所有者は、最初に猫を登録するときに1回限り猫の登録手数料を支払わなければならず、その後は毎年登録内容の詳細を更新する必要があります。


(*)
Grandfather clause 「祖父条項」
 旧法下で行われたことは旧法による規定が法改正後も引き続き適用されますが、新しい法律が段階的に将来のすべてのケースに適用されていくとする条項です。


(参考資料)

ACT Cat Plan 2021-31 「ACT(首都キャンベラ当別区)における猫計画 2021年-31年」 ACT政府公文書

 この文書では、ACT政府は2031年までに、以下を達成すると書かれています。TNRによる猫の管理については記述がありません。つまり「猫の室内飼い義務」での、TNRの免除の特例はありません。
1、飼猫の不妊去勢率を上げる。
2、飼猫の全てをマイクロチップによる登録を義務化する。
3、半所有、非所有猫の削減。
4、猫の収容施設(アニマルシェルター)を増やす。
5、猫の室内飼いと、屋外でのリードとハーネスの完全義務化。
6、野良猫の駆除を行い、野生動物を保護する。
7、農村地域でも猫の室内飼いを広める。
8、猫による人感染症リスクに関する人々への啓もう。



 オーストラリアの首都キャンベラ特別区での「猫の室内飼い義務化」の法律は、TNR活動団体がTNRに関する例外措置を設け、容認することを求めていましたが、それは却下されました。しかし新法の施行の2022年7月1日の本法施行以前に飼われていた猫は適用外とされましたので、TNR管理されている猫も同様の扱いとなります。つまりすでにTNR管理されている猫は今まで通りの屋外での認められますが、新規のTNRは許可しないということです。
 ACTは半所有、所有者のない猫は根絶し、野良猫は積極的に駆除する方針です。早晩ACTにおいてもTNR活動はなくなるでしょう。オーストラリアは全ての州準州でTNRが禁止されています。唯一許可されていたACTも違法となり、これでオーストラリアは全土でTNRが禁止された国となりました。


(動画)

 Trap, neuter and return program for Canberra's cats last of its kind in Australia | ABC News 「トラップ、中性化、リターン、それはオーストラリアではキャンベラで最後に残された手法です」 2022年1月21日

  オーストラリアでは、すべての州準州でTNRが禁止されています。このニュースが報じられて時点では、首都キャンベラ特別区のみの狭い範囲での都市部のみでTNRが例外的に許可されていました。しかしニュースでは首都キャンベラ特別区においても猫の室内飼い義務法が可決成立し、TNRも違法となると述べています。この動画の概要は次の通りです。

 猫は屋内では家族の一員ですが、屋外では多大な悪影響を野生動物に及ぼす可能性があります。オーストラリアでは他の全ての地域でTNRは禁止されていますが、まだ首都キャンベラ特別区では非合法ではありません。しかし専門家はTNRは猫を減らす効果はなく、またトキソプラズマ感染等による人に対する公衆衛生上の脅威となると述べています。
 キャンベラ首都特別区では2022年7月1日から新しい猫の室内飼い義務法が施行され、すべての猫は室内で飼うか、リードにつなぐことが義務付けられます。ACT政府は、この法律に基づく新しい猫管理計画で「TNRで猫が再び路上に戻されることを阻止する」と述べています(つまり新しい「猫室内飼い義務法」でのTNRでの屋外飼育を特例としては認めないとACT政府は公言したと言うことです)。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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