「地域猫を殺して頭の皮を剥いで持ってきてくれ」~地域猫(TNR猫)の殺害を推奨して報奨金を出すオーストラリアの自治体







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(summary)
Central Queensland council sticks by bounty on 'monster' feral cats
The local council to put a bounty on feral cats — $10 for adults and $5 for every kitten — for the first time in its history.
The local government announced a plan to pay a bounty for dead community cats.



 オーストラリアでは野良猫は「極めて有害な外来種」として、厳格に駆除されていることを、こちらでも何度か取り上げました。現在、オーストラリア連邦政府は、「5ヵ年野良猫200万匹殺害根絶事業」を実施中です。さらに地域コミュニティーに、野良猫の殺害のための補助金も支給しています。そのような状況下のオーストラリアでさえ、無許可で野良猫のTNRを強行している団体があります。オーストラリア、クイーンズランド州の自治体は、そのような地域猫(コミュニティ・キャッツ)を、一般市民に殺害することを推奨しています。それらの猫を殺害し、頭の皮を剥いで役所に届ければ、成猫では10オーストラリアドル、子猫では5オーストラリアドルの報奨金が支払われます。


 まずサマリーで示した事実を報道した、オーストラリアのニュースソースから引用します。Central Queensland council sticks by bounty on 'monster' feral cats 「クイーンズランドの中心部の自治体は、『怪物』である野良猫の殺害に対して報奨金を支給します」。2017年11月13日。


After dark in central Queensland paddocks, farmers with shotguns, rifles and homemade traps are on the lookout for an elusive feral pest.
Farmer Sib Torrisi shoots any feral cats he sees on his property in the Banana Shire, west of Rockhampton.
When Mr Torrisi moved to their property almost two decades ago, the landscape was teeming with tiny native birds and sand goannas.
He said that changed as feral cats moved in.
"They climb up trees — they choke the life out of the animals by grabbing them by the throat," he said.
Last month, researchers found feral cats living in Australia's largely natural landscapes killed 272 million birds every year.
That staggering statistic prompted Mr Torrisi's local council to put a bounty on feral cats — $10 for adults and $5 for every kitten — for the first time in its history.
Some believed the council was condoning cats being skinned alive, because it required residents to bring in the scalps of dead cats to collect their bounty.

オーストラリア、クイーンズランド州の中心地の牧場では、日没後には、厄介な野生の害獣に対処するための散弾銃やライフル銃、そして自家製の罠を持つ農民が見られます。
農家のシブ・トリーリ氏は、ロックハンプトンの西、バナナ・シャイアで彼の土地で野良猫を射殺します。
約20年前にトリーリ氏がこの地に入植したときは、その風景は小さな土地に鳥やサンドゴアンナ(註 オーストラリアの在来の大型トカゲ)で満ち溢れていました。
彼は、野良猫がこの地にやって来てからは、それが変わったと言いいました。
「野良猫たちは木々を登る - 彼らは口でそれらの小動物を咥えて捕らえることによって生息を圧迫している」と彼は言いました。
先月研究者らは、オーストラリアの広大な自然の中で生息する野良猫が、毎年2億7200万羽の鳥を殺していたことを発見しました。
その驚ろくべき統計により、トリーリ氏の住む地方自治体が、歴史上初めて、野良猫の殺害に対して報奨金を支給することを促すこととなりました(成猫10ドル、すべての子猫は5ドル)。
一部の人は、報奨金を獲得するためには、死んだ猫の頭皮を持って来ることを住民に要求したために、自治体は猫を生きたまま皮をはぐことを容認していると信じていました。



 「野良猫を殺害して頭の皮をはぎ、持ってくれば報奨金を支給する」、このようなクイーンズランド州、バナナ・シャイア市の状況下においても、非公認で猫のTNRを実施している勢力があります。彼らは、おそらく「行政により制度化され、それにより許可を受けたTNRマネジメント」とは異なるという意味で用いたと思いますが、自分たちが行っているTNR猫を「コミュニティー・キャッツ(Community · Cats)」と読んでいます(直訳すればまさに「地域猫」。いわば「勝手地域猫」です)。
 その、コミュニティー・キャッツ活動からは、バナナ・シャイア市の、「野良猫を殺害して頭の皮を剥いで持参すれば報奨金を支払う」施策に反対する署名活動を行いました。しかし残念ながら、この施策は既に実施されています。バナナ・シャイア市は、比較的都市近郊の野良猫駆除対策として、「コミュニティー・キャッツ(地域猫)潰し」を目論んだのかもしれません。その署名サイトから引用します。
 Demand an end to community cat bounty hunting in Australia 「オーストラリアでコミュニティー・キャッツ(地域猫)の報奨金狩りを終了させよう」。2017年


The local government announced a plan to pay a bounty for dead community cats.
The local government will pay private individuals $10 for the scalp of an adult cat and $5 for the scalp of a kitten.
Australia's environment minister, Greg Hunt, announced a plan in 2015 to kill 2 million community cats by 2020.
The government funding for this plan went towards baiting, shooting and poisoning the community cats.
Now Banana Shire is implementing their cruel bounty plan.
Trap-neuter-return is the only humane and effective solution to cat overpopulation.
We urge Banana Shire to reverse their destructive bounty and implement trap-neuter-return instead as a humane solution to the overpopulation of cats.
Tan, K., Rand, J. & Morton, J. (2017)
Trap-Neuter-Return Activities in Urban Stray Cat Colonies in Australia.

地方自治体はコミュニティー・キャッツ(註 直訳すれば「地域猫」w)の殺害に報奨金を支払う計画を発表しました。
地方自治体は、成猫の頭皮に10ドル、子猫の頭皮に5ドルを支払います。
オーストラリアの環境大臣であるグレッグ・ハントは、2015年に2020年までに200万匹のコミュニティキャッツを殺す計画を発表しました。
この計画のための政府の資金は、コミュニティキャッツを襲撃し、射殺し、毒殺することに向かいました。
バナナ・シャイア市は、残酷な(猫殺害)奨励金制度を導入しています。
トラップ - 不妊去勢‐リターンは、猫の過剰繁殖に対する唯一の、人道的で効果的な解決策です。
私たちは、バナナ・シャイアに猫殺害の報奨金制度を逆戻りさせ、猫の過剰繁殖に対する人道的な解決策として、代わりにトラップ‐不妊去勢‐リターンを実行するよう求めます。
Tan、K.、Rand、J.&Morton、J.(2017)
オーストラリアの都市部の、野良猫の群れにおけるトラップ‐不妊去勢‐リターン活動活動家



(動画)

 Bowhunting Australia - Feral Cat 「ボウハンティング オーストラリア‐野良猫」。2017/07/27 に公開。
 オーストラリアは、連邦や州、自治体の公的事業ではもちろん野良猫の駆除を行っています。もちろん一般市民にも野良猫の駆除を推奨しています。オーストラリアでの、レジャー・ハンティングの主な獲物は「猫」です。さらに、殺害して死体の一部を提示すれば、報奨金を支払う自治体もあります。




(動画)

 【動物虐待】猫に熱湯、ガスバーナーで炙るなどの「猫虐待」した、元税理士、大矢誠被告に裁判にて懲役1年10月、執行猶予4年の判決…ネット『刑がかるすぎる』 2017/12/12 に公開
 「刑が軽すぎる」どころか、彼がもしオーストラリアに住んでいたならば、野良猫駆除に貢献したとして尊敬されたに違いありません。また、クイーンズランド州バナナ・シャイア市だったならば、捕まえた野良猫の皮を剥いで市に持って行き、小遣い銭を稼いだことでしょう。成猫10匹で、今夜の飲み代とスーパーでの買い物代くらいになりますね(笑い)。

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野良猫はハイテク機器で駆除すべし~オーストラリアは「猫殺しロボット」を実戦配備した



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(Summary)
Australia uses high-tech for eradicating fferal cats.
Feral cats (Australian Government the Department of The Environment Feral cats)
High-tech poison bait
Australian Reserve Deploys Cat-Killing Robots To Protect Native Wildlife
Stop Australia's Sick Plans to Massacre Cats with Poison-Dropping Drones


 オーストラリア連邦政府は「オーストラリア全国土から野良猫が根絶することが望ましい」としています。現在オーストラリア連邦政府は「5ヵ年野良猫200万匹駆除計画」を実施中ですが、州や自治体の野良猫駆除の公的事業も積極的に行われています。また、民間人ハンターには、野良猫を狩猟駆除することを推奨しています。しかしオーストラリアは国土が広く、かつ人口密度が低いので、野良猫駆除のための人手が足りません。そのためにオーストラリアは、ハイテク機器を活用して野良猫の駆除をしています。日本は生態系保護において、先進国の事例をまなぶべきです。


 オーストラリアの野良猫駆除のハイテク活用ですが、例えば私はこのような記事を書いています。奄美群島は野生生物保護のために猫のTNRを廃止し、早急に捕獲排除へ方針転換せよ~諸外国の希少生物保護のためのノネコ・野良猫対策は駆除がスタンダードです。この記事では、オーストラリア連邦政府が野良猫駆除のために、「野良猫にのみ毒性があり、在来の動物には無害である」毒餌の開発に相当の予算をかけたことを取り上げています。
 本記事では、オーストラリア連邦政府のHPより、Feral cats (Australian Government the Department of The Environment Feral cats「オーストラリア連邦政府環境省 ノネコ・野良猫について」。2015年)、を引用しています。


The bait for feral cats is a long-term $4.1 million project to develop a humane .
The bait for feral cats comprises a small meat-based sausage containing a small hard plastic pellet encapsulating a humane toxin.
Cats do not have molar teeth and do not chew their food so they will reliably swallow portions .
Most of native animals nibble and chew their food so will reject the pellet.
The pellet is designed to dissolve in the cat’s stomach and deliver a rapid dose of the toxin.
No secondary poisoning of any other animals from consuming a carcass of a cat that ate a bait .

(オーストラリア連邦政府による)ノネコ・野良猫のための人道的な毒餌の開発は、長期的な410万ドルのプロジェクトでした。
ノネコ・野良猫のための毒餌は、人道的な毒素を封入する小さな硬質プラスチックペレットを含む、小さな肉ベースのソーセージに仕込まれます。
猫は臼歯を持っていないので、猫は食べ物を噛まず、確実に毒ペレットの部分を飲み込むでしょう。
野生動物のほとんどは、食べ物を食べる時に噛みますので、そのそのような毒入ペレットを拒否します。
ペレットは猫の胃内で溶解し、毒素の必要な用量が迅速に吸収されるように設計されています。
餌を食べた猫の死体を食べたとしても、他の動物の二次中毒はありません。



 その後も、オーストラリア連邦政府は、野良猫の駆除殺害のための研究開発を進めています。2016年には、「野良猫殺害ロボット」が実戦投入されました。この「野良猫殺害ロボット」の仕組みは、ロボットに近づいた動物のうち、猫だけに反応し、毒を噴射し、野良猫の体に付着させるというものです。猫は、体を舐める習性がありますので、それにより猫は被毒して死にます。毒は、オーストラリアの在来動物にはほとんど影響はありません。
 記事、Australian Reserve Deploys Cat-Killing Robots To Protect Native Wildlife 「オーストラリアの自然保護区は、在来の野生動物を保護するために猫を殺害するロボットを実戦配備しました」。2016年4月18日。


The "grooming" traps rely on cats' meticulous behavior in keeping themselves clean.
When a feral feline triggers the robots by breaking the lasers, the machine sprays the cat’s fur with a poison.
When the animal then goes away to groom itself, it invariably ingests the deadly substance and subsequently dies.
It’s a neat solution that uses the cats' own behavior against them, in a bid to try and control the felines' numbers in an incredibly important ecosystem that contains species balancing on the brink of extinction.
The traps have been in development for seven years, and contain a certain number of safeguards to try and stop any native fauna from being accidently targeted.

グルーミング・トラップ 「毛づくろいのわな」は、猫が自分自身を舐めてきれいに保つという、猫の几帳面な生態を利用しています。
野良猫がレーザーの射程内に入ることによって、ロボットが猫の体毛に毒を噴射することを促します。
野良猫がロボットから逃げた後に毛づくろいしたならば、必ず野良猫は致命的な物質を摂取し、そして死にます。
それは猫自身の行動を利用する、適切な解決策であり、絶滅の危機に瀕している種を含む、非常に重要な生態系の中で、猫の生息数を制御しようとする試みです。
このわな(猫殺害ロボット)は、7年かけて開発されており、あらゆる在来の動物が偶然に標的とされるのを防止するいくつかのセーフガード機能があります。



(動画)

 この、オーストラリアの「猫殺害ロボット」の、実戦配備を伝えるニュース。Australia Deploys Cat-Killing Robots1「オーストラリアは猫殺しロボットの配備を進めています」。2016/04/19 に公開。United News International.




 そのほかの、オースストラリアの野良猫駆除のためのハイテク機器では、ドローンの活用があります。「猫殺害ロボット」を設置したり、毒餌の散布で人が立ち入ることができない地勢条件でも、毒餌を散布するために、ドローンが実戦配備されています。
 こちらの記事は、オーストラリア政府の、ドローンによる野良猫駆除のための毒餌散布に反対するという内容の記事です。Stop Australia's Sick Plans to Massacre Cats with Poison-Dropping Drones 「毒餌散布のドローンで虐殺される猫のために、オーストラリアの病的な計画を止めさせよう」。2017年5月4日、から引用します。


Christmas Island is a small 52 square mile island off the northwest coast of Australia.
The Australian government estimates there are “hundreds of feral cats” on the island and has allotted nearly AU $2 million to inhumanely shoot, trap, and poison these cats - including dropping toxic cat bait from the sky!
The Australian government is enlisting the use of aerial drones to poison cats.
The Australian government has announced a plan to kill 2 MILLION feral cats by 2020.
This plan includes completely removing all cats (feral or friendly animal companions) from several islands, including Christmas Island.

クリスマス島は、オーストラリアの北西沿岸にある、小さな52平方マイルの島です。
オーストラリア政府は島に数百匹の野良猫がいると推定し、これらの猫を非人道的に射殺したり、罠にかけたり、毒殺するために、200万オーストラリアドルを配分しています- それには、空から毒を含んだ猫の餌を散布するこを含みます!
オーストラリア政府は、猫を毒殺するための、飛行ドローンの使用を始めています。
オーストラリア政府は、2020年までに200万匹の野良猫を殺す計画を発表しました。
この計画には、クリスマス島を含むいくつかの島々からすべての猫(野良猫または人になついた飼い猫も)を完全に除去することが含まれます。



(動画)

 KILLER CATS - Our problem. 「殺し屋の猫-我々の問題」。2017/03/29 に公開。オーストラリアでは、野良猫は根絶が望ましい悪性外来種であり、民間人にも狩猟駆除が推奨されています。

「殺処分した野犬の肉を輸出すればよい」と主張しているオーストラリアの研究者



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(Summary)
Researcher flags possibility of selling wild dog meat to Asia in new export industry.
Dr Benjamin Allen, a researcher who is no stranger to controversy has pondered whether exporting wild dog meat to South-East Asia is a sustainable way to manage the pest.
He said, "These things shouldn't be so taboo that we can't even talk about it, but I think anyone would be crazy to try and start a wild dog meat industry in Australia."


 記事、バリの犬食を批判するオーストラリア人の厚顔無恥、の続きです。前回記事では、インドネシアのバリ島での犬食に圧力をかけ、止めさせようとしているオーストラリアの動物愛護(誤)団体のことを書きました。一方オーストラリアでは、たいへん多くの野犬野良猫を殺害駆除しています。オーストラリアの著名な研究者の一人は、「オーストラリアでは野犬駆除に高額の公費を費やしている。しかし殺された野犬の死体は無駄に廃棄されるだけだ。野犬の肉を犬食習慣があるアジアの国に輸出すればよい」と主張しています。


 「オーストラリアでは野犬駆除に高額の公費を費やしている。しかし殺された野犬の死体は無駄に廃棄されるだけだ。野犬の肉を犬食習慣があるアジアの国に輸出すればよい」と主張している、オーストラリアの研究者のニュースを引用します。
 Researcher flags possibility of selling wild dog meat to Asia in new export industry. 「研究者は、野犬の肉をアジアに売る新しい輸出産業の可能性があると述べています」。2016年8月11日。


A researcher who is no stranger to controversy has pondered whether exporting wild dog meat to South-East Asia is a sustainable way to manage the pest.
Dr Benjamin Allen said the control of wild dogs on Australian pastoral land had become a major concern to local, state and federal governments.
We've got no idea how many wild dogs are in Australia, but there's something in the order of 10,000-15,000 scalps a year handed in to local governments for bounty payment.
The dog is often hung on a tree or hung on a fence, or left to rot on the ground.
Dr Allen has spent the major part of his career trying to curb the impact of feral animals on prime agricultural country.
In those areas, dogs are not a conservation focus, they are a pest to those industries.
Those enterprises are worth a lot to our economy.
I see a bunch of wild dogs hanging off a fence, I think 'What a waste.

知らない人がいない著名な研究者は、野犬の肉を東南アジアに輸出することが、有害動物(=野犬)の頭数管理において持続可能な方法であるかどうかについて思案しています。
ベンジャミン・アレン博士は、オーストラリアの放牧地における野犬の個体数管理は、地方、州および連邦政府にとって大きな関心事となっていると述べました。
私たちは、オーストラリアにおける多くの数の野犬に対しては何のアイデアもありませんが、1年間で10,000〜15,000頭の、野犬の駆除に対する報奨金が地方自治体から支払われるなどはされています。
犬はしばしば木にぶら下げられたり、フェンスに掛けられたり、地面で腐敗したりします。
アレン博士は、野生動物が重要な農業国に及ぼす影響を抑制する取り組みで、彼のキャリアの大部分を費やしました。
これらの地域(主要農業国)では、野犬は保護の対象ではなく、農業にとっては害獣です。
農業事業者は、私たちオーストラリアの経済にとって大変重要です。
私は野犬の死体がフェンスにぶら下がっているのを見て、何と無駄なことだと思います。



 ベンジャミン・アレン博士の、「オーストラリアで駆除した野犬の肉を東南アジアに輸出して、新しいオーストラリアの産業にするべきだ」という提言は、まだ実現していないようです。しかし、博士の提言は、全く理にかなってると思います。野犬はいずれにしても、害獣として殺害駆除されます。その死体を無駄にして、廃棄物として腐るがままにするよりは、肉として需要がある国に輸出すれば、いくつものメリットがあります。次のようなことが挙げられます。
・オーストラリアでの廃棄物(野犬の死体)対策になる。
・オーストラリアの新しい産業育成になる。
・資源の有効活用になる。そして屠殺される家畜が減り、動物福祉にも適う。

 バリでの犬食習慣では、主に食用とされるのは野良犬です。バリにおいても、野良犬を捕獲し、食用とすることは次のようなメリットがあります。
・野犬が減るために、野犬による咬傷事故や狂犬病の防止になる。
・バリの人の収入源、雇用に寄与する。
・資源の有効利用となる(食料不足解消に寄与する)。屠殺される家畜が減り、動物福祉にも適う。

 このようばなメリットは、オーストラリアの研究者の、「オーストラリアで野犬を駆除した際の肉を東南アジアに輸出すべき」という提言とほぼ同じです。オーストラリアの動物愛護団体が、バリ政府に対して、「犬肉の商業流通を禁止しろ」と圧力をかけるのはナンセンスです。厚顔無恥も甚だしいと思います。

 なお、オーストラリアでは、野良猫の駆除数は野犬よりもはるかに多いです。例えば、現在オーストラリア連邦政府は、「5ヵ年野良猫200万匹駆除事業」を実行中です。
 また、私はかつて、オーストラリアでの野良猫の駆除を推進するために、「オーストラリア人は積極的に野良猫を狩猟し、その肉を食べるべきだ」と主張している、オーストラリア女性を取り上げました。「オーストラリア国民は野良猫を狩って食べるべきだ」と主張しているオーストラリア人女性
 さらに、オーストラリアの先住民族であるアボリジニは、猫を狩猟して食用としています。CATS - FRIEND OR FOOD (3) WHERE AND WHY THEY ARE EATEN Copyright 1999-2013, Sarah Hartwell 「猫は人類の友か食料か」、から引用します。


In Australia, where the feral cats have become a severe problem, Aboriginal tribes now hunt and eat the feral cats.
They may have little choice because the cats have nearly wiped out their normal prey.

野良猫が深刻な問題になっているオーストラリアでは、アボリジニ(註 先住民族)の部族が、野良猫を狩り、食べるようになりました。
アボリジニの部族にとっては、猫が彼らの通常の狩りの獲物をほとんど一掃してしまったので、彼らにはほとんど選択肢(猫以外を狩って食べること)がないのかもしれません。


 
 オーストラリア人研究者の「駆除された野犬は食肉として有効活用すべき」や、女性ライターの、「猫の駆除を進めるために、狩った猫を食べるべきだ」は、まったく理にかなった主張だと思います。同様に、バリで野犬を捕獲して食用にすることそのこと自体は、ある意味大変理にかなった方策です。
 飼い犬を盗んだり、毒殺した犬の肉を人に提供したり、屠殺方法が残酷(いずれにしても動物を屠殺することは多かれ少なかれ残酷なことです。なぜ犬だけ問題になるのでしょうか?)だということは、犬食とは別の問題です。オーストラリア人が、バリの犬食を批判するのはおかしなことです。


(動画)

 Are Bali tourists eating dog meat? 「バリの観光客は犬肉を食べているのでしょうか?」。オーストラリアNTDTV。2017年7月10日に公開。
 こちらのニュースでは、犬食そのものへの批判が強いです。中国やベトナムの犬肉食まで批判しています。オーストラリア人は、他国の犬食習慣を批判する資格はないでしょう。犬が、killed brutally「残酷に殺された」とありますが、「残酷」ではない屠殺がありますか。




(画像)
 
 ニュースソース、Researcher flags possibility of selling wild dog meat to Asia in new export industry. 「研究者は、野犬の肉をアジアに売る新しい輸出産業の可能性があると述べています」から。
 オーストラリアでは、野犬を大量に殺害駆除し、その死体を廃棄しています。バリなどの犬食を批判する資格があるのでしょうか。むしろ有害獣を食べて、資源の有効活用をしているバリの方が、動物愛護の点でも優れているとさえ思えます。その分、屠殺される家畜が少なくなります。現に、バリはヒンズー教徒が主ですので、牛を食べる習慣はありません。

オーストラリア 野犬

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対馬のノネコ、野良猫対策は先進国、オーストラリアに学ぶべきだ



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(Summary)
Kangaroo Island feral cat eradication initiative


 在来の希少生物が野良猫の食害にあっている自然環境では、ノネコ、野良猫は駆除~根絶が国際的なスタンダードです。日本では、例えば絶滅危惧種のアマミノクロウサギの生息地である徳之島でTNR活動を行う民間団体がありました。アマミノクロウサギは、ノネコ、野良猫により深刻な食害を受けています。そのほかにも、ノネコ、野良猫との競合や感染症をうつされるなどで深刻な被害を受けているツシマヤマネコの生息地ですら、地域猫活動が行われています。日本は生態系保全の意識が極めて低い、環境後進国だと思います。在来種保護においては、日本は海外の先進事例に学ぶべきだと思います。


 私は、日本固有種のアマミノクロウサギの生息地、徳之島でのTNR活動を取り上げています。結局は徳之島は、ノネコ、野良猫によるアマミノクロウサギの食害は続き、島内のノネコ、野良猫を捕獲して島外排出の方針に転換しました(国際標準から外れた徳之島のTNR~島嶼での希少生物保護では、野良猫は駆除根絶すべき)。
 そのほかに私は、オオミズナギドリの日本有数の生息地、御蔵島でのTNR活動も取り上げています(御蔵島のTNRはいつまで過ちを繰り返すのか~オオミズナギドリ絶滅の危機)。御蔵島ではTNR活動を開始して以降に猫が激増し、オオミズナギドリは減りました。こちらでも猫は島外排出の方針に変わりました。
 これらの事例では、TNR活動が、緊急を要する、かつ絶滅が危惧されている在来希少種の保護が遅れました。幸いにも、徳之島のアマミノクロウサギと御蔵島のオオミズナギドリは絶滅には至っていません。しかし、その危険性は未だに大です。この2つの事例以外にも、ノネコ、野良猫から被害を受けている希少生物生息地でTNR(地域猫活動)が行われている地域が日本にいくつかあります。今回は、大変絶滅が危惧されている、ツシマヤマネコの生息地、対馬市の地域猫活動について述べます。

 まず、ツシマヤマネコについてです。「本亜種は日本では長崎県の対馬にのみ分布する。絶滅が危惧される希少動物である。近年は野猫の増加がツシマヤマネコの生存環境をますます圧迫している。1996年には、野猫ないし野良猫から感染したと思われるFIV感染症(いわゆるネコエイズ)のツシマヤマネコが初めて発見されている」とあります。ツシマヤマネコは、ノネコ、野良猫により、生存を圧迫されています。
 対馬市の、ツシマヤマネコの保護を目的とした対策では、TNR、地域猫活動が行われています。また、飼い猫の管理に対する条例もあります。対馬市の地域猫について、以下の資料を引用します。 のらねこ対馬に行く 。小池英梨子 立命館大学院応用人間科学研究科対人援助額領域 2015 年修了(2016年)。


1996年にツシマヤマネコに猫エイズ(FIV)が発見された。
環境省が飼い猫とノラ猫 50 頭の血液検査を実施したところ、11頭(22%)という非常に高い感染率であった。
ヤマネコの島のノラ猫事情。
奥には猫ハウスらしき、段ボールと発砲スチロールが。
ここの子たちは、誰かにお世話してもらっている。
車から、女性が降りてきて、猫たちのごはんを乗せた紙皿を置く。
対馬の猫問題は、大きく分けて3つある。
・ツシマヤマネコと生息域が被ることによる、感染症やケガ問題
問題に対する取り組みは大きく分けて2つある。
・飼い猫登録、適正飼育の普及啓発
・ノラ猫不妊化事業
「(不妊)手術をした猫に関しては、継続して餌を与えることを認めるかわりに、今後新しく手術していない猫がはいってきた場合は速やかに市に連絡してくださいという約束にしている」。
「対象地区でマイクロチップが入っていない場合は、すべてノラ猫として扱い、避妊去勢手術、マイクロチップ、耳先カットを実施する」。
環境省のヤマネコ保護増殖事業予算から、長崎県に一部委託され、県から市に「猫の適正飼養事業」として 250 万円が降りてきているそうだ。
課題解決志向の TNR をメインに実施している。



 上記の文献により、ツシマヤマネコの現状をまとめると次のようになります。
1、ツシマヤマネコは現在100匹ほどの生息数で、絶滅が危惧されている。
2、ツシマヤマネコは、ノネコ、野良猫、放し飼い猫(イエネコ種)による感染症や競合により、生存を脅かされている。
3、ノネコ、野良猫からツシマヤマネコを保護する対策としては、地域猫、TNR活動が採用されている。

 TNR活動については、環境省が「ツシマヤマネコ保護増殖予算」から助成されています。つまり環境省がTNRを、ツシマヤマネコの保護増殖のためにと認めているということです。しかし1990年代には、環境省は直接野生生物保護のために、北海道天売島でTNRを行い、結局はノネコ、野良猫の数を1,5倍にまで増やしてしまったという大失敗があります(天売島野良猫考~TNRは1990年代には既に失敗していたー1)。その経験を生かさず、極めて絶滅が危惧されるツシマヤマネコの保護で過去の過ちを繰り返すというのでしょうか。
 それと、飼い猫に対する飼養規制ですが、条例を見た限り努力義務ないし指導勧告にとどまり、猫の放し飼いや増殖を抑止する効果があるとは思えません(○対馬市ネコ適正飼養条例)。

 日本では、ノネコ、野良猫による在来希少生物の被害防止では、過去に何度も過ちを繰り返してきました。すなわち、「ノネコ、野良猫はTNRにより数を抑制する」です。まずTNRを行い、結局はノネコ、野良猫が逆に増殖し、TNRを始める前より希少生物のノネコ、野良猫による被害が増えた~その地域からノネコ、野良猫を排出する、という方針に転換する、です。北海道の天売島、御蔵島、徳之島然り。
 幸い、過去の事例では、保護の対象となる野生動物は絶滅していません(徳之島のアマミノクロウサギは危機的な状態ですが)。しかしツシマヤマネコは生息数の少なさからして、このまま無為無策に等しいTNR、地域猫活動を漫然と続け、飼い猫の飼育規制も有名無実ならば、絶滅は必至です。日本は愚かな環境保護後進国ですか。

 比較対象として、ノネコ、野良猫から在来生物を保護する、先進的な取り組みをしているオーストラリアの事例を紹介します。オーストラリアでは国の方針として、「全国土でノネコ、野良猫の根絶が望ましい」としています。5つの重点地域の一つである、カンガルー島のノネコ、野良猫を駆除(毒餌、わな、射殺など)し根絶。さらには飼い猫の飼育完全禁止、つまり島ではイエネコ種の存在を20130年までにゼロにする方針です。
 Kangaroo Island feral cat eradication initiative 「カンガルー島の野良猫根絶の先行施策」。サウス・オーストラリア州政府。2017年4月24日更新。


The goal of the Kangaroo Island feral cat eradication initiative is to eradicate feral cats from Kangaroo Island (KI) by 2030.
Kangaroo Island is nationally important for biodiversity conservation, primary production and tourism, with nearly 50% of the native vegetation remaining.
Kangaroo Island is already free from foxes and rabbits.
Kangaroo Island is set to become one of the world's largest inhabited islands free of feral cats under a community-driven, NRKI supported, Australian Government plan to make the island a safe haven for wildlife.
Kangaroo Island joins on the Australian Government's list of five priority islands (announced June 2016) aiming to become feral cat free.
Feral cat impacts.
Feral cats spread livestock diseases (sarcocystis and toxoplasmosis) that impact production and profitability, causing substantial economic cost to the Kangaroo Island sheep industry (approximately $2 million annually).
Feral cat predation is a major threat to the island's valuable and endemic fauna, with up to 50 native animal species at risk including .
Three stage initiative
Stage 1. 2015-2018
Trial feral cat control techniques, establish baseline monitoring programs and establish a process for gradual phasing out of all cats.
Stage 2. 2018 - 2021
Eradicate feral cats from the Dudley Peninsula, monitor success of control actions and initiate a gradual phasing out of all cat ownership.
Stage 3. 2021 - 2030
Eradicate feral cats from Kangaroo Island, monitor success of control and continue with the phasing out of all cat ownership.

率先となる、カンガルー島の野良猫根絶施策の目標は、2030年までにカンガルー島の野良猫を根絶することです。
カンガルー島は生物多様性保全にとっては、一次産業と観光という見地から国家的に重要であり、また原生植物のほぼ50%が残っています。
カンガルー島では、既にキツネとウサギがいません。
NRKI(環境保護団体)の支援を受けて、オーストラリア政府はカンガルー島を野生動物の安全な避難所にする計画であり、カンガルー島は、地域主導の、野良猫のいない、世界最大級の人が居住する島のひとつになる予定です。
カンガルー島は、野良猫がゼロになることを目指す、オーストラリア政府が発表した5つの重点島(2016年6月に発表)のリストに加わりました。
野良猫は、産業の生産と収益性に影響を与え、カンガルー島のヒツジ畜産業に多額の経済的損失(年間約2百万ドル)の原因となる畜産病(胞子虫症およびトキソプラズマ症)を広げます。
野良猫による捕食は、島の貴重で在来の動物相にとっては大きな脅威であり、50種に及ぶ在来の動物種を含めてリスクとなります。
3段階取り組み
第1段階 2015年~2018年
予備的な野良猫の制御技術、つまり基礎となる野良猫の監視プログラムを確立し、すべての猫を徐々に段階的に排除する段階的に廃止するプロセスを策定します。
第2段階 2018年〜2021年
ダドリー半島で野良猫を根絶し、野良猫の管理活動の成功を監視し、さらにすべての猫の飼い主から徐々に段階的に猫を除去します(猫飼育の禁止)。
第3段階 2021 年~2030
カンガルー島の野良猫を根絶し、その成功の監視を監視し、すべての猫の所有を段階的に廃止し(猫飼育の禁止)、それを継続します。



 なお、オーストラリアの野良猫根絶事業においては厳格で、主に毒餌が用いられます。そのほかはトラップや銃による駆除です。オーストラリアでは、在来生物の保護を目的とした野良猫対策では、TNRマネジメントは一切行われていません。さらにカンガルー島では、一般の猫飼育を段階的に禁止して、ゼロにするという徹底ぶりです。
 対して日本の希少生物をノネコ、野良猫から保護する対策としては、幾度も効果がない、むしろ野良猫を増やし、より希少生物への被害を増大させる、TNR、地域猫活動が行われてきました。野良猫偏愛者の政治的圧力が背後にあるのでしょうか。また日本の場合は、期間による目標を定めることもしていませんでした。準備も熟考もなしで、無計画かつ衝動的にノネコ、野良猫のTNRをしてきただけで、効果検証も十分に行われていたのか疑問です。まさに、日本は環境保護後進国として世界に恥ずべき国だと思います。対馬のツシマヤマネコの絶滅も、現状のままでは時間の問題だと思います。


(追記)

 私が「対馬市の希少生物をノネコ、野良猫から保護する対策が、オーストラリアのカンガルー島を例示して不十分だ」とSNSでコメントしたことがあります。そのコメントに「対馬は島の面積が広く、野良猫の根絶は海外の事例と比べて困難だ」と意見されました。
 しかし、クリスマス島の面積は4,405 km²で、対馬はわずか708.7 km²です。つまりカンガルー島は、対馬の6倍以上の面積です。カンガルー島


(画像)

 オーストラリアでの猫ケージ。オーストラリアでは大変積極的に、ノネコ、野良猫の駆除をしています。飼い猫を放せば撃たれたり毒餌で駆除されてしまう可能性大だからです。

オーストラリア 猫用ベランダ


(動画)

 Dogabait and Foxecute - Additional tools for pest predator management in Australia. 「Dogabait and Foxecute - オーストラリアの有害肉食獣理のための追加の道具(毒餌)。2017年1月20日。オーストラリアでは、外来の捕食性肉食獣駆除のために毒餌が多用されます。ターゲットはキツネ、犬、猫などです。

安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~オーストラリアは年間1万7,000頭のレースドッグを殺処分している。その数だけで日本の犬殺処分数より多い



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(Summary)
Animals Australia The voice for animals
Greyhound racing begins as a gamble and for most dogs ends in tragedy.
But not every dog is suited to racing.
The industry itself has admitted to killing up to 17,000 healthy dogs each year — 7,000 pups and young dogs never even make it to the track, and thousands of dogs 'retired' from racing will die — simply because they are too slow to win.


 記事、
安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~オーストラリアでのアニマルシェルターにおける犬猫殺処分数は人口比で日本の18倍
安井美沙子元参議院議員の「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」との狂気発言~オーストラリア連邦政府の200万野良猫駆除事業などは?
の続きです。これらの記事では、オーストラリアではアニマルシェルターに収容された犬猫は、年間約25万頭が殺処分されており、この数は日本の殺処分数の約18倍であること。またオーストラリアでは公的事業として野良猫野犬の駆除(例えば現在連邦政府による野良猫200万匹駆除5ヵ年計画が実行中です)と民間人による野良猫野犬の狩猟などによる駆除が積極的に行われていることを書きました。その上で、オーストラリアの実質的な犬猫殺処分数は、人口比で日本の数十倍であることを述べました。さらにオーストラリアではドッグレースが盛んで、レースドッグが年間1万7,000頭も殺処分されます。また、レースドッグの訓練のために、子猫も生き餌として用いられます。



 サマリーで説明したとおり、オーストラリアではアニマルシェルターに収容したペット25万頭のほか、公的事業と民間人による野良猫野犬の数は相当数あり、それらを合算すれば、オーストラリアは人口比で日本の数十倍の数の犬猫を殺処分していることになります。
 さらにオーストラリアでは、ドッグレースが盛んに行われています。オーストラリアのドッグレース業界では、引退したなどのレースドッグのグレイハウンド種の犬を年間1万7,000頭殺処分しているとされています。そのほか、レースドッグとしての能力が低いと思われる子犬は、レースドッグとして訓練される前に毎年7,000頭が殺処分されます。また、レース中に死ぬレースドッグは毎週5頭とされています。一方、レースドッグの訓練で用いられる生き餌では、ミニブタ、ポッサム、ウサギ、仔猫です。ドッグレース業界では、レースドッグのグレイハンド種の犬のみならず、「生き餌」として、猫も相当数が殺されていることになります(リンクの、Animals Australia The voice for animals、のHPに掲載されたビデオに、レースドッグの訓練で、レースドッグに噛み殺される仔猫が写っています)。


(画像)

 オーストラリアの動物愛護団体、Animals Australia The voice for animals のHPから、Greyhound racing「グレイハウンド・レーシング」に掲載されたものです。

オーストラリア ドッグレース


 「オーストラリアでは、年間1万7,000頭のレースドッグが殺処分されている」ことを裏付けるマスメディアのニュースも多数あります。Greyhound industry kills up to 17,000 young dogs, warned about being shut down, inquiry hears 「グレイハウンド(ドッグレース)業界は17,000頭の若い犬を殺すので、閉鎖を警告され、苦情を受けています」。2015年9月29日。オーストラリアabcニュースから引用します。


The Australian greyhound racing industry is responsible for the deaths of as many as 17,000 young dogs a year,.
The RSPCA received a mere 410 greyhounds and managed to re-home just 154 of them over a six-year period.
And conversely, would an industry which kills thousands of young greyhounds every year without really batting an eyelid, care one jot about using live baits to train their dogs, be they rabbits, possums, piglets, kittens or chickens?
intentionally inducing fear and pain in animals by using them as live bait was unacceptable to society.

オーストラリアのグレイハウンドのドッググレース業界は、一年間で17,000匹もの若い犬が死ぬ原因となっています。
RSPCA(動物保護団体)は、6年以上の期間に、たったの410頭のグレイハウンドを引取り、わずか154頭のグレイハウンドを新しい飼い主に譲渡したに過ぎません。
逆に、毎年数千もの若いグレイハウンドを毎年平然と殺害する産業の彼らは、彼らの犬を訓練するために生きている餌、それらはウサギ、ポッサム、ミニブタ、子猫または鶏ですが、それを利用することに対してわずかでも気にするでしょうか?
動物を生き餌として、恐怖や痛みを意図的に誘発することは、社会には受け入れられません。



 オーストラリアの現状を鑑みれば、安井美沙子元参議委員議員の発言、「日本の犬猫の殺処分数は諸外国と比較して格段に多い」(「犬猫殺処分ゼロ」実現への高いハードル 超党派の議員連盟が発足、今後の課題とは?)は真実とは正反対の大嘘です。
 まさに狂気発言であり、無責任と通り越してこの方の精神状態を疑います。せめて安井美沙子氏が国会議員に再選されなかったことは、かろうじて日本にも良識のかけらが残っていたということでしょうか。


(動画)

 Gone Are The Dogs - Greyhound Rally - Greyhound Racing Kills - This will make you Dry!!. 2013/12/30 に公開。ほとんどのレースドッグは不運で殺処分されるとあります。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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