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愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー2





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(Zusammenfassung)
Große Lüge Artikel von 朝日新聞(=Asahi Shimbun,Japans größte Zeitung).
"Die Zahl der Hunde und Katzen in Griechenland getötet Null ist."
Aber griechische Medien berichtet,"Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat".
Weiter, die Tierschutzorganisationen in Deutschland berichtet, " Griechenland ist Tier quälerei Nation ".


 前回記事、愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー1、の続きです。今回はヨーロッパの大手動物愛護団体による、ギリシャの動物愛護の現状のレポートを紹介します。これを読めば、あまりにも朝日新聞が報じた内容と異なることに驚愕します。


 問題のレポートです。ハンガリーに本部を置く、ヨーロッパ大手の動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ」HPより、記事、Griechenland Tierquälerei ohne Folgen「ギリシャでの動物虐待廃止を支持してください(ドイツ語)」(2009年~)を引用します。


Griechenland und sein Tierschutzgesetz,Soweit die Theorie - und die Realität?
Das gravierendste in Bezug auf die Situation in Griechenland ist das bestehende Überangebot an Tieren.
Aus Profitgier werden vollkommen unkontrolliert vor allem Hunde verpaart und veräußert.
Entsprechend werden sie behandelt.
Ein anderes Problem sind die unzähligen Streuner – Hunde und Katzen!
Die Zahl der streunenden Hunde wird auf 300.000 geschätzt.
Die Tiere gnadenlos verfolgt und ermordet.
Dass Tiere zuhauf aufs Meer gefahren und dort einfach über Bord geworfen werden.
Es gibt zahllose Vergiftungsaktionen, Hunde und Katzen werden erschossen, in Schnappfallen verstümmelt und dergleichen mehr.
Es gibt zahllose Vergiftungsaktionen, Hunde und Katzen werden erschossen, in Schnappfallen verstümmelt und dergleichen mehr.
Auch Hunde, die mit Dutzenden von Schrotkugeln im Körper aufgegriffen werden, sind keine Seltenheit:
Aufgefundene Tierkadaver mit Zeichen brutalster menschlicher Grausamkeiten, die qualvoll verendet sind.
・Verhungerte, erstickte, erwürgte, erschossene oder vergiftete Tiere,
・Erhängte Hunde.
・Abgeschnittene Gliedmaßen.
・Mit Säure übergossene Körper.
・Regelrecht zerstückelte Tiere.
・Leichen mit zahlreichen Frakturen und schlimmsten Verletzungen aller Art,
・Welpen-, jämmerlich verhungern und verdursten.
Das geltende Tierschutzgesetz wird einfach nicht praktisch umgesetzt.

ギリシャと動物保護法?理論ではそうですが、では、現実は?
ギリシャの動物愛護の状況において最も深刻な点は、既に動物が供給過剰であるということです。
特に犬は営利目的で繁殖させられて、繁殖は完全にコントロールされずに販売されています。
したがって余剰な犬たちは殺処分されます。
犬や猫のもうひとつの問題は、迷子(野良犬猫)たちです。
ギリシャの野良犬の数は、30万頭と推測されます。
動物たち(犬猫)は、迫害され容赦なく殺害されます。
動物たちが大量に、単に船から海に投げ捨てられているという事実。
犬や猫たちは数え切れないほど毒殺され、銃で射殺され、罠で捉えられて殺されます。
体内で、散弾銃の弾が数十個も採取される犬は、珍しいことではありません。
(ギリシャでは)残酷な人間の残虐行為の痕が見られる、苦痛の末に死んだ動物の死体を発見します。
・飢餓、毒殺、射殺、または首を絞めたことによる窒息死の動物の死体。
・絞首殺された犬。
・切り捨てられた手足。
・強酸を体にかけられたもの。
・バラバラにされた動物。
・多くの骨折や、あらゆる種類の最悪の傷跡が体にあるもの。
・子犬は無残に飢えと渇きで死にます。
動物保護法の効力は、単に、実際には機能していません。



 ギリシャの動物愛護事情は、前回記事、で引用した、朝日新聞の「ギリシャは犬猫殺処分ゼロで、野良であっても殺していい命など一つもない」と言う報道の「ギリシャは犬猫パラダダイス」とは随分事情が異なるようです。朝日新聞の件の記事は、前回記事で魚拓を取ってあります。
 ところで、私は、英語、ドイツ語、ロシア語(私はロシア語も少しわかります。なお、ギリシャとスラブ系東ヨーロッパからロシアにかけての国々は文化が近く、源語も共通のキリル語であり似ています。ギリシャ金融危機の際に、旧ソ連や旧共産圏の東ヨーロッパの新興富裕層達が、多額の預金をギリシャの銀行にしていたことが明らかになりました。ギリシャの情報は、案外ロシア語でも収集できるのです)で、「ギリシャ殺処分ゼロ」「ギリシャでは犬猫を一匹も殺していない」との関連ワードで検索しました。しかし、それを裏付ける情報はゼロでした。「ギリシャ殺処分ゼロ」の情報は、朝日新聞関係と、日本の愛誤のブログだけです。

 対して、「ギリシャは動物虐待国家である」「ギリシャは経済危機以降、捨て犬が増えて咬傷事故が増加している。そのためにギリシャ政府は犬の殺処分を強化しつつある」と言った情報は多数見つかりました。
 今回引用した、ヨーロッパの大手動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ」のレポートは、寄付金や署名集めのために、多少の誇張はあるかもしれません。しかし朝日新聞の「ギリシャは犬猫殺処分ゼロである」と言う報道は、明らかに「誤り」「嘘」です。
 今回引用したレポートでは、ギリシャの私的な犬猫の殺処分について主に述べられています。その他にもギリシャでは犬の公的殺処分は行われていますし、一定数があります。他の西ヨーロッパ諸国などと同様に飼育を禁止する犬種が法律で定められており、それらの犬や危険な犬を強制的に殺処分することも行われています。その根拠となる法律も整備されています。


(画像)

 画像は、リンクの記事に掲載されているものです。「グロ画像を貼るな」というお叱りを受けましたが、文章の方が残虐じゃないですか?そういう事実があるということは仕方がないことです。

・絞首殺された犬。クレタ島。

sitia_2009_01.jpg


・私的殺処分(?)されて、ゴミとして捨てられた犬。

chania_2009.jpg
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愛誤の嘘プロパガンダの生成・拡散・定着のメカニズム~朝日新聞の大嘘「ギリシャは殺処分ゼロ」ー1





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(Zusammenfassung)
Große Lüge Artikel von 朝日新聞(=Asahi Shimbun,Japans größte Zeitung).
"Die Zahl der Hunde und Katzen in Griechenland getötet Null ist."
Aber griechische Medien berichtet,"Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat".
Weiter, die Tierschutzorganisationen in Deutschland berichtet, " Griechenland ist Tier quälerei Nation ".


 「ギリシャは殺処分ゼロである」と朝日新聞デジタルが報道しています。しかしそれは大嘘です。ギリシャは以前から公的殺処分制度があります。昨年は、公的殺処分の要件緩和案が国会に上程されました。また、ギリシャは西ヨーロッパ諸国から「犬猫虐待国家」としばしば名指しされています。民間における犬猫の私的殺処分や虐待などは、周辺国でしばしば報道されます。

 問題の朝日新聞デジタルの記事を引用します。ただし元記事は既に削除されていますので、その記事の全文をコピーした個人ブログから引用します。ギリシャ財政危機でも【殺処分せず】 ギリシャ 捨て犬猫が急増 財政危機でも 「殺処分せず」 ギリシャに比べ豊かな日本は 年間20万頭が「殺処分」!!。2013年10月24日。


ギリシャ、捨て犬猫が急増 財政危機でも「殺処分せず」。
経済危機に見舞われているギリシャで、捨て犬や捨て猫が急増している。
アテネでは動物保護に使われる市の予算も半減
それでも市は「一頭も殺処分しない」との方針を守り続けている
アテネでは、野良犬・猫はシェルターで保護する。
2週間かけて予防注射や去勢、避妊手術を施し、首にマイクロチップを埋める。
飼い主の希望者が現れれば引き渡す。
いなければ再び路上に放つ。
「地域 犬」「地域猫」となる。
ギリシャ政府は昨年、2年以内に全国の自治体でアテネ方式を導入するよう指示したという。
環境省の統計によると、日本では減少傾向にあるものの、2011年に約17万5千頭の犬・猫が殺処分された。
2013年06月25日03時32分(朝日新聞デジタル)



 一方ギリシャで活動しているドイツの動物愛護団体のHPでは、ギリシャの犬猫動物愛護事情をこのように報じています。なおこのHPでは、ギリシャのマスメディアの記事をドイツ語訳して引用しています。
 Tierschützer befürchten Pogrom gegen streunende Tiere in Griechenland「動物愛護活動家らはギリシャの野良犬猫に対する大虐殺を恐れています」。2013年2月23日。


Tierschutzorganisationen in Griechenland protestieren gegen die geplante Lockerung der gesetzlichen Bestimmungen über die Tötung streunender Tiere.
Mit einem Gesetzesvorschlag sollen in Griechenland die Kriterien elastischer werden, um ein streunendes Tier (wobei es meistens um Hunde geht) der Euthanasie zuzuführen, was wiederum heftige Reaktionen der Tierschutzorganisation hervorgerufen hat.
Die “ohne provoziert zu werden ein intensives aggressives Verhalten gegenüber dem Menschen oder den anderen Tieren” äußern, während mit der vorgeschlagenen Änderung die Tiere von der Tötung bedroht sind.
(ソースは、ギリシャ、マスメディアが報じた記事、Αντιδρούν οι φιλοζωικές οργανώσεις Φόβους για «πογκρόμ» στα αδέσποτα γεννά ο νέος νόμος για την ευθανασία。2013年2月22日です)。

ギリシャの動物愛護団体は、野良犬猫の殺処分に関する法律の規定を緩和させる計画に抗議しています。
ギリシャの、迷子になった所有者のない浮遊動物(通常は犬を対象にしますが)、の殺処分の基準を緩和する法案が国会に提出され、現在動物愛護団体は強く反対しています。
改正案では、「人または他の動物に向けて激しい攻撃的な行動を示さなくても」、そのような動物(犬)は殺処分される危険にさらされることになります。



 引用したドイツの記事によれば、2013年2月時点でのギリシャの法律では「人や他の動物に対しての攻撃性が認められる動物(主に犬)は、殺処分が許可されるといういうことです。つまり、引用した朝日新聞デジタルの記事の記述、「ギリシャ、捨て犬猫が急増 財政危機でも『殺処分せず』」は嘘ということになります。
 さらにドイツの記事(これはギリシャのマスメディアの報道を根拠にしています)、「迷子になった所有者のない浮遊動物(通常は犬を対象にしますが)、の殺処分の基準を緩和する法案が国会に提出」によれば、朝日新聞デジタルの記事のこの記述、「ギリシャ政府は昨年、2年以内に全国の自治体でアテネ方式を導入するよう指示したという」の信頼性は相当疑わしいと言わざるを得ません。

 さらにヨーロッパの大手動物愛護団体、Pfotenhilfe-Europa「=肉球を助けるーヨーロッパ。本部はハンガリー」、のギリシャの動物愛護の遅れを批判し、改善署名を求める記事があります(ドイツ語)。Griechenland Tierquälerei ohne Folgenギリシャでの動物虐待の廃止を支持してください」。なお、本記事の公開日は記述されていませんが、ギリシャでの2009年の資料を用いていますのでそれ以降と思われます)。

 本記事を要約すれば、以下のようになります。次回以降に、本記事を訳して紹介します。
・ギリシャには、内容が優れた動物保護法は存在しますが、機能していません。
・ギリシャでの、犬猫の飼育環境は劣悪です。
・野良犬の数は大変多く、私的に殺害駆除される数も多く、殺害方法は残虐です。
・飼い犬猫であっても、残虐な私的殺処分が横行しています。
・犬猫の不妊去勢実施率は低く、仔犬猫が無駄に生まれて、それが犬猫虐待につながっています。
・その他。



(画像)

 ギリシャで私的に殺処分された犬たち。

sitia_2009_01.jpg

dog_2008.jpg

chania_2009.jpg


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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
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