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スイスで再導入された在来野生動物のヨーロッパヤマネコは、野良猫との交雑で絶滅の可能性がある






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(Zusammenfassung)
Die in der Schweiz lebende Europäische Wildkatze ist durch Kreuzung mit Hauskatzen (Streunerkatzen) vom Aussterben bedroht.


  記事、
在来種のヨーロッパヤマネコが野良猫との交雑により絶滅の危機に瀕している
野良猫の被害を受けている野生動物の生息地でTNRの愚策を行うイギリス、スコットランド
在来野生動物のヨーロッパヤマネコが野良猫の交雑により絶滅の危機にあるドイツ、バーデンビュルテンベルク州
の続きです。
 小野塚知二東京大学教授らが、科研から補助金を受けている研究があります。「世界は野良猫のいる社会と野良猫のいない社会とに二分できる(笑)ことに着想を得て、野良猫の有無とその消滅過程(笑)」云々という研究です。その上で小野塚狂授は「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市など」としています。
 ヨーロッパの一部の国では在来野生動物のヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris)が、野良猫(イエネコ、いわゆる猫 Felis silvestris catus)との交雑で絶滅に瀕しています。今回は小野塚知二狂授が「野良猫がいない」としているスイスを取り上げます。



 連載記事で述べた通り、ヨーロッパの一部の国では在来野生動物のヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris)が野良猫(イエネコ。いわゆる猫  Felis silvestris catus)との交雑により絶滅が危惧されています。連載記事ではイギリスとドイツの一部の州では、在来野生動物のヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris)と野良猫(イエネコ。いわゆる猫Felis silvestris catus)が交雑し、ヨーロッパヤマネコが絶滅の危機にあることを述べました。
 今回はスイスの事例を取り上げます。スイスでは1960年ごろ(20世紀中葉)に在来野生動物にヨーロッパヤマネコが絶滅したと考えられています。そのため生態系の回復のために、50年ほど前にフランスからヨーロッパヤマネコがスイスのジュラ山系に再移入されました。しかし再移入されたヨーロッパヤマネコは、野良猫(イエネコ。いわゆる猫)との交雑で再び絶滅の危機に瀕しています。それを報じるニュースソースから引用します。


スイスのヤマネコ、セクシーすぎて絶滅の危機。イエネコのメスがメロメロになり交配が進む(スイス研究) 2020年10月13日

スイスに生息するヨーロッパヤマネコが絶滅の危機に瀕しているという。
ヨーロッパに生息する野生種、「ヨーロッパヤマネコ」は、スイス西部のジュラ山脈からほとんどいなくなってしまっていたが、50年前に行われた再導入計画により、再び繁殖し始めた。
本来なら喜ばしいことなのだが、思わぬ事態が起きた。
ジュネーブ大学の生物学者と、チューリッヒ大学とオックスフォード大学の共同研究チームが、このヤマネコとイエネコの交配状況を調べた結果、新たな脅威が浮上していたのだ。
異種間の交配によって不可逆的な遺伝子置換が起こるだろうことがわかった。
近いうちにヤマネコとイエネコの区別ができなくなるということを警告している。
学術誌「Evolutionary Applications」によると、現在、ヤマネコとイエネコははっきりふたつに分かれた別々の亜種だと考えられているが、これらの交配が続くと、繁殖力の強い混合種の子猫が増える。
現在の交配率と個体数がこのまま変わらないなら、100年以内にヤマネコとイエネコの間の遺伝子的差異が失われてしまうという。



Die Wildkatze: Das unsichtbare «Büsi» im Wald
2023年2月19日

Die Wildkatze: Das unsichtbare «Büsi» im Wald
Sie sehen zwar aus wie unsere Stubentiger, doch Europäische Wildkatzen sind anders als Hauskatzen.
Rund 1.8 Millionen Hauskatzen leben in der Schweiz.
Viele der «Büsis» geniessen Freigang und erkunden ihre Ortschaft.
Zusätzlich sind etliche verwilderte Katzen unterwegs.
Die Europäische Wildkatze oder auch Waldkatze genannt, lebt vor allem in den Wäldern im Juragebirge.
Wie viele andere Tiere auch wurde die Wildkatze als vermeintlicher Schädling verfolgt und gejagt.
Die Art galt um 1960 in der Schweiz praktisch als ausgestorben.
Eine Wiederbesiedlung im Jura mit Tieren aus Frankreich sorgte für eine deutliche Stärkung der Population.
Besonders weil sie sich mit Hauskatzen vermischen, also sich hybridisieren, ist die Art gefährdet.
Hauskatzen und Wildkatzen können sich paaren und fortpflanzungsfähige Junge gebären.

ヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ Felis silvestris): 森の中にいて目撃されることはない「猫」
私たちの飼い猫に似ているかもしれませんが、ヨーロッパヤマネコは飼い猫とは異なります。
スイスには約180万頭の飼い猫が住んでいます。
「イエネコ(いわゆる猫 Felis silvestris catus)」の多くは自由を満喫し、村を探検しています。
さらに、その途中には野良猫(イエネコ)もたくさんいます。(*)
森の猫としても知られるヨーロッパの野生の猫(ヨーロッパヤマネコ)は、主にジュラ山脈の森に住んでいます。
他の多くの動物と同様に、野生のネコ科動物(ヨーロッパヤマネコ)も害獣として追われ、狩猟されました。
この種(ヨーロッパヤマネコ)は、1960年頃にスイスでは事実上絶滅したと考えられていました。
フランスからヨーロッパヤマネコを連れてきて、ジュラ地方に再移入したことで、ヨーロッパヤマネコの個体数は大幅に増加しました。
この種は特にイエネコ(いわゆる猫 Felis silvestris catus)と交雑する、つまり雑種が生まれるために絶滅の危機に瀕しています。
イエネコ(いわゆる猫 Felis silvestris catus)と、ヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris)は交尾して、繁殖力のある子孫を産むことができるのです。


(*)
 小野塚知二狂授は「スイスには野良猫がいない」としていますが、スイスには約30万匹の野良猫がいるとされています。人口比では狂授が「野良猫がいる」としている日本の東京の2倍以上です。


 サマリーで述べた通り、小野塚知二東京大学狂授は「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市など」としています。それに基づいて、科研から補助金を受給して研究を進めています。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日 から。

イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


小野塚 キチガイ


 ヨーロッパヤマネコと野良猫(イエネコ。いわゆる猫)の交雑が深刻となっているのは、小野塚知二狂授が野良猫がいないとしている、イギリス、スイス、ドイツ、北フランスです。野良猫がこれらの国にいなければ、ヨーロッパヤマネコとの交雑は起きようがありませんが?今回取り上げたスイスでは、ヨーロッパヤマネコと野良猫との交雑により、ヨーロッパヤマネコが絶滅の危機に瀕しているとあります。ヨーロッパヤマネコとイエネコの雑種猫が多数存在していることが遺伝子解析により判明しています。
 なお小野塚知二狂授は「飼主があったとしても無去勢で屋外を自由に行動している猫は野良猫に含める」と野良猫を定義しています。野良猫がいなければ、スイスにはヨーロッパヤマネコと野良猫(イエネコ)との雑種が存在することはあり得ません。まさに小野塚知二狂授の研究は愚行です。


(動画)

 Wildkatzen keine Kuscheltiere 「野生の猫(ヨーロッパヤマネコ)はぬいぐるみではありません」 2014年3月30日

概要:スイスチューリッヒ州で、ヨーロッパヤマネコを研究用の柵で囲って研究している生物学者のマリオン・ハルトマン氏は言います。
ほぼ絶滅したとされるスイスのジュラ山脈に再移入されたヨーロッパヤマネコの生息数は900匹程度と思われ、スイスでは絶滅危惧種のレッドリストに入れられています。
ジュラ州では野良猫(いわゆる猫。イエネコで飼主がないもの)が多数、自由に徘徊しています。
既にヨーロッパヤマネコとイエネコとの雑種化が進んでいます。
猫の誘引剤を吹き付けた板でネコ科動物の体毛を採集して遺伝子分析をして調べたところ、一部の野良猫からはヨーロッパヤマネコの遺伝子が確認されました。
ヨーロッパヤマネコとイエネコとの交雑は数世代にわたつて進んでいて、このままではスイスでは純粋なヨーロッパヤマネコが絶滅してしまうでしょう。

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スイスには30万匹の野良猫がおり毎年10万匹が狩猟で殺される~「スイスには野良猫がいない」という東大教授の無知







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(Zusammenfassung)
In Österreich gibt es rund 250.000 herrenlose Streunerkatzen, und 40.000 werden gejagt.


 記事、
野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在し家畜がトキソプラズマ感染している~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
スイスは30万匹の野良猫がいて増加が問題になっている~「スイスには野良猫がいない」という東大教授のバカッぷり(笑)
の続きです。
 小野塚知二東大教授が科研から補助金を受けている、「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できると」との研究があります。小野塚知二教授は野良猫がいない国として、「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としています。しかしスイスは~30万匹の野良猫がいるとされ、毎年10万匹が狩猟等で殺害されています。



 サマリーで示した、小野塚知二東京大学教授の「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としている資料から引用します。小野塚知二狂授らは「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できる。その社会的背景」という研究で科研から補助金を受けて研究を進めています。
 小野塚教授は「世界は野良猫がいる社会といない社会に二分でき、いない国はイギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイス」としています。以下に引用します。小野塚狂授の記述と、スイス国内の動物保護団体の推計やマスメディアの報道とはかけ離れていますが?小野塚狂授、頭は大丈夫ですか、ちゃんとお薬飲んでいますか(笑)。


『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日

イギリス、北フランス(*)、ドイツ、オーストリア(*1)、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市(*2)などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


(*)
What's happening in your country? France 2020年9月20日

 フランス全土では高位推計で1,400万の野良猫がいるとされています。正直言ってフランス北部の首都パリは、野良猫が個人的な体験でも異常に多いです。フランスの野良猫生息数は中学レベルの英語検索で即、「~1,400万匹もおり異常な多さ」という資料が山ほどヒットします。

(*1)
Schon 12.500 Streunerkatzen in OÖ eingefangen

 オーストリアでは~25万匹の野良猫がいると推計されています。オーストリアの人口は日本の0.071倍ですので、日本の野良猫数191万匹よりも1.8倍も多いのです。小野塚教授は日本には野良猫はいるがオーストリアにはいない」としていますが(笑)。

(*2)
How to Clear 500000 Feral Cats From New York's Streets 「ニューヨークの路上から50万匹の野良猫を排除する方法」 2023年6月9日

 アメリカ最大のニューヨーク市は人口800万人ですが、野良猫数は50万匹いるとされています。人口1300万人の東京都は21万匹(放飼い飼猫含む)です。第2位のロサンゼルスや第3位にシカゴでも野良猫の増加は社会問題になっています。小野塚狂授は「アメリカの非大都市には野良猫がいる=大都市にはいない」としていますが(笑)。マンハッタンの東アジア系の住民の住民が多い街区は野良猫だらけです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  から。

小野塚 キチガイ

 イギリスには900万匹の野良猫と150万匹のノネコがおり、ドイツには~300万匹の野良猫がいます。その点については連載記事で詳述しました。
 今回記事では、「スイスには高位推計で30万匹に野良猫がおり、毎年10万匹の野良猫等が狩猟等により殺害されている」ことを取り上げます。この数は人口比で日本の猫の公的殺処分数の123倍です。スイスでは野良猫が去勢の遅れから制御不能に増加し、生態系への悪影響などが大きな問題となっており、狩猟駆除が現実的な野良猫の数の抑制策とされています。それを報じるスイスのマスメディアの記事から引用します。


Mindestens 100‘000 Katzen werden pro Jahr in der Schweiz getötet! 「スイスでは毎年少なくとも10万匹の猫が殺されています」 2014年10月9日

Mindestens 100‘000 Katzen1 werden pro Jahr in der Schweiz getötet!
Mangels genauen statistischen Zahlenmaterials mussten Schätzungen und Annahmen getroffen werden.
Dabei wurden die Zahlen sehr konservativ geschätzt und vorsichtige Annahmen getroffen.

スイスでは毎年少なくとも 100,000 匹の猫が殺されています。
正確な統計数値が存在しないため、推定と仮定を行う必要がありました。
数値は非常に控えめに推定され、慎重な仮定が行われました。



Tierschützer schlagen Alarm: Tausende Katzen verenden in der Schweiz qualvoll 「動物保護活動家らが警鐘を鳴らしています:スイスで数万匹の猫が苦しみながら死んでいます」 2020年2月18日

Bis zu 300'000 Büsi streunen durch die Schweiz.
Die Tiere verenden teils qualvoll.
Jedes Jahr sterben in der Schweiz 100'000 Kätzchen jämmerlich dahin, weil die Leute zu gleichgültig oder geizig sind, um zu kastrieren.
Laut Schätzungen der Tierverbände – offizielle Zahlen gibt es keine – leben in der Schweiz zwischen 100'000 und 300'000 Katzen, die offiziell niemandem gehören.
Katzen vermehren sich rasant, werfen mehrmals im Jahr Junge.
Tierschutzverbände kastrieren mit Spendengeldern von mehreren hunderttausend Franken Tausende Katzen im Jahr – aber schaffen es dennoch nicht, die Überpopulation zu reduzieren.Ein Teil der unerwünschten Katzen, gemäss Hochrechnungen von Netap sind es 100'000, werden zudem jedes Jahr erschlagen, ertränkt, erschossen oder eingeschläfert.
Neben der Tatsache, dass diese Katzen physisch leiden und teilweise qualvoll verenden, schaden die vielen Katzen auch der Flora und Fauna in der Schweiz.
Sie paaren sich mit der geschützten Wildkatze und verändern deren Genpool, jagen Vögel und andere Kleintiere, die sie nicht sollten.


最大30万匹の(野良)猫がスイス中を徘徊しています。
猫たちは苦しみながら死ぬこともあります。
スイスでは毎年10万匹の子猫が、人々が無関心あるいはお金を惜しむために去勢手術をせず、悲惨な死を遂げています。
動物保護団体の推計によれば(正式な数字ではありませんが)、スイスには公には誰にも所有されていない(野良)猫が30万匹いるといわれています。
猫は1年に数回子を産んで繁殖し、急増します。
動物保護協会は数十万スイスフランの寄付で年間数千匹の猫を去勢していますが、それでも過剰な野良猫の数を減らすことはできていません。
ネットタップ(スイスの猫保護団体)の推計によれば、望まれない猫の一部の10万匹は毎年撲殺されたり、溺死させられたり、射殺されたり、安楽死させられたりしています。
これらの猫たちは肉体的に苦しんでおり、時には苦しみながら命を落とすという事実に加えて、多数の猫がスイスの動植物にも被害をおよぼしています。
野良猫たちは保護されている種の野生のヨーロッパヤマネコと交尾し、その遺伝子資源をかく乱させ、捕食してはならない鳥や他の小動物を捕食します。


(動画)

 Katzenliebe in der Schweiz | Katzen und ihre Menschen | Doku | SRF Dok 「スイスの猫への愛 | スイスの猫への愛 猫とその人々 | ドキュメンタリー | SRF(スイス公共放送 ドキュメント」 2018年3月26日公開

Weil die Vierbeiner auch Raubtiere sind und bedrohte Arten töten, befürworten Umweltschützer gar das Schiessen von Samtpfoten.
Laut der Tierschutzorganisation NetAP gibt es in der Schweiz rund 300’000 verwilderte Katzen.
Weil Katzen in freier Natur auch bedrohte Tierarten wie Libellen, Frösche und Echsen töten, befürwortet der Umweltschützer radikale Massnahmen: Ein sauberer Schuss aus dem Gewehr eines Jägers sei besser, als eine verwilderte Katze einzufangen und einzuschläfern.

この四本足の仲間(野良猫のこと)は捕食者でもあり、絶滅危惧種を殺すために環境保護活動家はベルベットの足(野良猫のこと)を射殺することすら主張しています。
動物愛護団体のNetAPによると、スイスには約30万匹の野良猫がいると言います。
野生化した猫はトンボ、カエル、トカゲなどの絶滅危惧種も殺すため、環境保護活動家は野良猫を捕まえて安楽死させるよりも、ハンターのライフル銃ですっきりと射殺する方が良いと過激な対策を提唱しています。


スイスは30万匹の野良猫がいて増加が問題になっている~「スイスには野良猫がいない」という東大教授のバカッぷり(笑)







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(Zusammenfassung)
In der Schweiz streunen bis zu 300'000 Katzen umher.
Sie sind unkastriert – und vermehren sich unkontrolliert weiter.


 記事、
野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在し家畜がトキソプラズマ感染している~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
スウェーデンの野良猫数は人口比で日本の1.3倍~「イギリスやドイツなどは高緯度で寒いので野良猫はいない」という環境省のバカッぷり(笑)
の続きです。
 小野塚知二東大教授が科研から補助金を受けている「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できると」との研究があります。小野塚知二教授は野良猫がいない国として、「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としています。しかしスイスは~30万匹の野良猫がいるとされ、制御不能に増えて問題が生じています。



 サマリーで示した、小野塚知二東京大学教授の「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としている資料から引用します。小野塚知二狂授らは「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できる。その社会的背景」という研究で科研から補助金を受けて研究を進めています。小野塚教授は「世界は野良猫がいる社会といない社会に二分でき、いない国はイギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイス」としています。以下に引用します。小野塚狂授、頭は大丈夫ですか、ちゃんとお薬飲んでいますか(笑)。


『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日

イギリス、北フランス(*)、ドイツ、オーストリア(*1)、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市(*2)などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


(*)
What's happening in your country? France 2020年9月20日

 フランス全土では高位推計で1,400万の野良猫がいるとされています。正直言ってフランス北部のパリは、野良猫が個人的な体験でも異常に多いです。フランスの野良猫生息数は中学レベルの英語検索で即、「~1,400万匹もおり異常な多さ」という資料が山ほどヒットします。

(*1)
Schon 12.500 Streunerkatzen in OÖ eingefangen

 オーストリアでは~25万匹の野良猫がいると推計されています。オーストリアの人口は日本の0.071倍ですので、日本の野良猫数191万匹よりも1.8倍も多いのです。小野塚教授は日本には野良猫はいるがオーストリアにはいない」としていますが(笑)。

(*2)
How to Clear 500000 Feral Cats From New York's Streets 「ニューヨークの路上から50万匹の野良猫を排除する方法」 2023年6月9日

 アメリカ最大のニューヨーク市は人口800万人ですが、野良猫数は50万匹いるとされています。人口1300万人の東京都は21万匹(放飼い飼猫含む)です。第2位のロサンゼルスや第3位にシカゴでも野良猫の増加は社会問題になっています。小野塚狂授は「アメリカの非大都市には野良猫がいる=大都市にはいない」としていますが(笑)。マンハッタンの東アジア系の住民が多い街区は野良猫だらけです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  から。

小野塚 キチガイ


 イギリスは高位推計で900万匹の野良猫と150万匹のノネコが生息しています。ドイツは高位推計で300万匹の野良猫がいます。その点については、連載記事で詳しく典拠を挙げて述べた通りです。
 今回の記事では、「スイスには高位推計で300万匹に野良猫がいる」ことを取り上げます。この数は東京都が調査した都内の野良猫数調査による21万匹から推定した、日本の野良猫数191万匹の約2.2倍という多さです。スイスでは野良猫が去勢の遅れから制御不能に増加し、生態系への悪影響などが大きな問題となっています。それを報じるスイスのマスメディアの記事から引用します。


300'000 streunende Tiere Kommt in der Schweiz jetzt die Kastrationspflicht für Katzen? 「30万匹の野良動物(猫) スイスでも猫の去勢手術が行われるようになるのでしょうか? 2020年8月8日

In der Schweiz streunen bis zu 300'000 Katzen umher.
Sie sind unkastriert – und vermehren sich unkontrolliert weiter.
Herumstreunende Katzen, unkontrollierter Nachwuchs und Problemfälle, die durch Erschiessen beseitigt werden müssen: In der Schweiz herrscht ein Katzenelend.
Die Zahl der Tiere steige weiter an.
Herrenlose Tiere, vielfach Jungkatzen, haben Glück, wenn sie in Tierheimen versorgt werden.
Allzu oft werden Katzen und ihre Jungen heute noch qualvoll getötet.
Zudem gefährde ein allzu hoher Bestand an domestizierten Freigängerkatzen oder wilden Katzenpopulationen andere Tiere wie etwa seltene Vogel- oder Reptilienarten.
Bisher würden Kantone, Gemeinden und Tierschutzorganisationen gezielte Kastrationsprogramme für streunende Katzen umsetzen.
Dies reicht aber nicht aus, um die Streunerpopulationen in Griff zu bekommen.

スイスでは最大30万匹の(野良)猫が自由に徘徊しています。
それらの猫は去勢されておらず、制御不能に増殖し続けます。
野良猫、野良猫から無制限に生まれる子猫、銃によって野良猫を駆除しなければならない問題:スイスでは猫の悲惨さが蔓延しています。
野良猫の数は増え続けています。
飼主がない場合は若い猫は、動物保護施設で世話をされれば幸運です。
猫とその子猫が今でも苦しみながら殺されることがスイスではあまりにも多いのです。
さらに放飼いにされる飼猫や野生化した猫の数が多すぎると、希少な鳥や爬虫類などの他の動物が危険にさらされます。
これまでのところスイスでは、州、地方自治体、動物保護団体は野良猫を対象とした去勢手術プログラムを実施しています。
しかし、これだけでは野良猫の数を制御するには十分ではありません。



Bis zu 300'000 streunende Büsis Die Schweiz hat eine Katzenplage  「スイスには最大30万匹の野良猫がいます スイスでは猫の疫病が発生(「野良猫に感染症が流行している」という意味ではありません。野良猫が制御不能に増え、まるで疫病が広がっているような状態だという比喩)しています」 2022年2月18日

Mehrere hunderttausend Katzen in der Schweiz haben kein Zuhause.
Jedes Jahr sterben in der Schweiz 100'000 Kätzchen jämmerlich, weil die Leute zu gleichgültig oder geizig sind, um sie kastrieren zu lassen.
Die Tierschutzverbände würden zwar mit Hilfe von Spendengeldern kastrieren, doch die Überpopulation könne so nicht gestoppt werden.

スイスでは数十万匹の猫が家がありません(=数十万の野良猫がいます)
スイスでは毎年10万匹の子猫が、人々が無関心かお金を惜しんで去勢手術を受けられないために悲惨な死を遂げています。
動物保護協会は寄付金を集めて去勢手術を行う予定でしたが、この方法では野良猫の数の過剰な増加を止めることはできませんでした。



 このようにスイスでは、猫の去勢に対する意識の低さから、野良猫が制御不能に増加して~30万匹もいるという危機感を、動物保護団体が持っています。スイスでの野良猫の数の制御は、主に狩猟駆除によります。スイスでは国内に生息する野良猫30万匹に対して、毎年10万匹の猫が狩猟等により殺害されています。
 スイスの野良猫の年間の狩猟数10万匹は、ドイツの猫狩猟数の人口比で2.4倍(このドイツの猫狩猟数は、2014年のドイツPETAの40万匹という推計値に基づく。2015年には高位推計で50万匹という資料もある)も多いのです。次回は、スイスの猫の狩猟等による殺害について述べます。


(動画)

 Verwilderte Katzen in der Schweiz brauchen Hilfe! Helfen auch Sie! 「スイスの野良猫は助けを必要としています。 あなたも助けることができます!」 2018年6月20日

 この動画では「スイスには10万~30万匹の野良猫が生息しており、悲惨な状況だ」と言うことが述べられています。

「ペットを買う前に講習を受けなければならない国」はヨーロッパ、北米にはない(全犬ではドイツとスイスの一部の州にある)






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(Zusammenfassung)
Hundehalter sollen keine Kurse mehr besuchen müssen.
Das hat das Parlament beschlossen. 19.09.2016


 記事、
「カナダとアメリカの複数の州ではペットの生体販売が禁止。フランスは2024年から禁止」という坂上忍氏の狂った発言
「カナダでは生体販売が禁止されている」という、坂上忍氏の狂気の発言。カナダの生体販売ペットショップ数は人口比で日本の2.1倍
アメリカには日本の7倍の生体販売ペットショップがあり半数の州では犬ブリーダーの法的規制がない~アメリカでは生体販売が禁止されている州があるという坂上忍氏の狂気発言
「2024年からフランスでは生体販売禁止になる」という坂上忍氏の狂った妄想発言
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?
フランスの動物収容所が引取る犬猫の数は年間75万~100万頭(日本の32倍)。捨てられる犬猫は20万頭
フランスの年間犬猫殺処分数は50万頭で人口比で日本の65倍。殺処分率も異常に高い。フランスをベタ褒めする坂上忍氏は殺処分がよほど好きらしい
公務員が野良犬野良猫を毒殺、銃殺するフランス~そのようなフランスにあこがれる坂上忍氏は犬猫殺害願望があるらしい
の続きです。
 ABEMAニュースの動画で坂上忍氏は「先進国で一番恥ずかしい国(当然動物愛護に関して)」と発言しています。そのうえで「ヨーロッパは意識が高い。(ペットを)買う側も講習を受けなければだめ」と発言しています。」しかしこの動画が公開された時点では、ヨーロッパと北米ではペットの購入前に講習を受けなければならない国は1国も確認できません(ドイツで犬に限り全犬種で講習を義務付けているのは1州のみある。スイスでは2016年に連邦でその制度が撤廃され、2州のみ犬に限り全犬種である)。



 まずサマリーで述べた、坂上忍氏の「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、発言が収録された動画はこちらです。


(動画)

 【動物愛護】「先進国で一番恥ずかしい国」動物保護"後進国"?日本の現状 坂上忍×橋下徹|NewsBAR橋下 2023年2月19日




  上記の動画で、坂上忍氏は7:24~で次にように述べています。


(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います。
本当はヨーロッパは意識が高いですけれども、そもそも近年で言ったら、フランスはもう2024年からペット生体販売禁止になるし、買うこと自体出来ないです。
あとアメリカも州によっては禁止にしているし、カナダもそうだし。
国によって違いはあるのですけれどブリーダーをライセンス制にして買う側も講習を受けなければだめにするとか、いろんなやり方を模索しながらやっているんですけれど、世の流れとしてはいつまでも生き物で売買をしているんだよってのが世の流れなので。
それを考えるとに日本は、ただ根っこはね、もうかるからそれはズブズブになっている政治家もいるし。
マクロンがやっぱ大統領がもう生体販売やめるからって言うのって、やっぱカルチャーショックなのね。
カナダはまあ世論なんだけど、バンクーバーの主張がまずもうやめようって言ってから、カナダ全体に広がっていくとか。



 「ヨーロッパは意識が高い。アメリカもカナダも。(ペットを)買う側も講習を受けなければだめ」との坂上忍氏の発言ですが、結論から言えば嘘です。問題の動画が公開された時点では、アメリカ、カナダ、ヨーロッパにおいてはペットの購入前に講習を義務付けている国、つまり全土に効力が及ぶ法律、連邦法では1国も確認できませんでした。
 スイスは犬に限り、全犬種で購入者に座学と実技の講習を受け犬飼育の免許を取得することを義務付けていましたが、2016年9月9日に連邦国民議会でその制度の撤廃が可決されました。現在は26州中2州で犬に限り、全犬種で入手前に講習を義務付けています(一定の大きさ以上の犬種に限り、または初めて犬を買う人に限り講習を義務付けている州が一部であります)。しかし多くの州は、犬の飼育免許の取得のための講習を義務付けていません。それを裏付けるニュースソースから引用します。

Obligatorische Hundekurse werden abgeschafft 「スイスでは犬の飼育のための講習受講義務が廃止されます」 206年9月19日

Hundehalter sollen keine Kurse mehr besuchen müssen.
Das hat das Parlament beschlossen.
Das Ziel des so genannten obligatorischen Sachkundenachweises für Hundehalter, der 2008 eingeführt wurde, ist es, Herrchen und Frauchen den richtigen Umgang mit ihren Hunden beizubringen.
Konnte die Evaluation keine Erkenntnisse liefern, ob durch den Kurs die Hundeattacken zurückgegangen sind.
Zudem sei es auch nicht zu weniger Zwischenfällen mit Toten oder Verletzten gekommen – im Gegenteil gebe es in den Kantonen Zürich, Bern und Fribourg mehr Bissmeldungen als vor dem Kurs-Obligatorium.

スイスでは犬の飼い主は、犬の飼育講習を受ける義務はなくなります。
スイス連邦国民議会がそう判断しました。
2008年に導入された犬の飼主のためのいわゆる義務的な能力証明書の目的は、男性でも女性でも、犬を正しく扱う方法を教えることでした。
犬の飼育講習の受講義務は結果として、犬による攻撃が減少したかどうかについての情報を提供できなかったとの評価でした。
加えて、犬の咬傷による死傷者の数は減りませんでした。
逆にチューリッヒ、ベルン、フリブールの各州では、犬飼育講習の受講が義務化される前よりも、多くの犬の咬傷の報告がありました。



 スイスでは、連邦で犬飼育者に対する講習義務が廃止された後には、一部の州では独自に制度を策定しました。しかしそられの州の中には講習を義務付けるのは多くは、一定以上の大きさや、初めて犬を飼う人に限られます(Obligatorische Kurse sollen Hundebisse verhindern)。
 犬の飼主に講習を義務付けているスイスの州は次の通りです。多くの州では、犬入手前の講習の制度はありません。スイスには、26の州があります。
・フライブルク、チューリヒ州~全犬種での講習を義務化。入手前に5時間の座学が必要。
・ノイエンブルク、ヴァリス州~初めて犬を入手する人に限り、講習を義務づける。
・トゥールガウ州~体重が15キロ以上の犬を入手する場合は義務。

 なおスイスでは、2008年に連邦で全犬で犬の購入前に飼い主に講習を義務付けましたが、坂上忍氏が言うように「動物愛護、福祉」という、犬の保護が目的ではありません。犬の愛護ではなく、スイスでは凄惨な犬による人身死亡傷害事故が多発し、それを防止することが目的で犬の講習制度が制定されました。
 直接のこの制度の制定のきっかけとなった事件は、幼稚園男児が登園時に多くの同級生の目前で、3頭のピットブルに殺害された事件です。しかし犬の講習を義務付けたのちもスイスでは咬傷事故は減らなかったので、その制度は廃止されました。スイスの犬の咬傷人身事故の発生数は、人口比で日本の10倍以上という資料があります(懲りない赤恥大嘘番組「ワンだランド」~日本の10倍以上咬傷事故が発生しているスイスは犬のしつけが素晴らしいのか?)。
 日本は国際的にきわめて犬による咬傷事故が少ない国です。ですからわざわざ犬の飼主に講習を義務付けなくてもよいということになると思います。「犬の飼主に講習を義務付けても咬傷事故は減らずむしろ増えた」というスイスより、「特段の対策を講じなくても国際比較で犬の咬傷事故がきわめて少ない」日本の方が、よほど恥ずかしくないと、私は思います。


(動画)

 犬を飼うのに免許が必要?海外の免許制度事情【犬を飼うと言う事】 2022年7月31日

 7年も前に廃止されたスイスの制度をドヤッ!と上から目線で誤った情報を拡散するとは。この動画は他にも多くのの誤りがあります。いまだにスイスの犬飼育講習について述べている資料が多いので呆れます。なお2016年放送のテレビ朝日の番組「ワンだランド」のスイス特集ですが、その内容はほぼすべてが嘘偏向でした。スイスの犬の飼主の講習受講義務についても、廃止後にあるとして報じていました。




 その他のヨーロッパでは、ドイツは16州のうち、犬に限り全犬種で購入者に座学の講習と実技を義務付けている州は、ニーダーザクセン州1州のみです。危険な行動を示した犬など一部の犬に限り、行政が飼い主に講習を命じる、もしくは犬税の軽減等の優遇措置を受けるために任意の犬の飼主の講習制度を設けている州は、ベルリン州など5州があるのみです。(*)ドイツのこの制度の目的も「動物愛護」ではなく、人の安全です。なおドイツも犬の咬傷事故が社会問題となっており、発生数は日本の人口比で約5倍です。
 フランスでは2022年10月1日より、犬、猫、ウサギ、フェレットの購入者に限り、書面での飼育の能力証明の提出を義務付けることとなりました。しかしそれは一種の「宣誓書」に近い文書です。講習の受講義務はありません。(*1)
 スペインでは動物福祉法(La Ley de Bienestar Animal)が改正され、2023年9月から施行予定です。改正法では全犬種の飼主に対して、犬飼育に関する講習の受講を義務付けました。しかし問題の坂上氏の発言がある動画が公開された時点では、スペイン動物福祉法の本改正案はまだ可決していませんでした(¿Qué dice la nueva ley sobre los perros de raza peligrosa?)。犬以外のペットに関しては、ヨーロッパでは飼い主に購入前に講習を義務付けている国は皆無です。

 アメリカでは犬を飼育する際には「犬の免許(dog license)」の取得を義務付けている一部の州や自治体があります。カリフォルニア州とメリーランド州では、「猫の飼育免許(cat license)」が必要です。しかしライセンス(license)とはいうものの、座学や実技の講習を受けることを義務付けていません。(*2)
 アメリカの犬飼育免許や猫飼育免許は、犬猫の登録と手数料を支払うのみで、書類で申し込みます。郵送やオンラインでの申請も可能です。実際は犬の登録義務と犬税に近いものです。またカナダでも、アメリカと同様の制度が一部の自治体であります。州では確認できませんでした。ですから坂上忍氏の「ペットを購入する前には講習を受ける義務がある」は、アメリカとカナダでは該当しません。(*3)

 以上より結論は、坂上忍氏の発言「ヨーロッパは意識が高い。アメリカもカナダも。(ペットを)買う側も講習を受けなければだめ」があった2023年2月19日時点では、犬に限ってもヨーロッパ各国でもアメリカ、カナダでも、「飼い主に講習を義務付ける」国(国全体で効力が及ぶ規定)はありません。全犬種に関してはスイス(26州中2州)、ドイツの一部の州(16州中1州)に限りあります。犬以外のペットでは欧米では、購入前に講習を義務付けている国は1国も確認できませんでした。
 つまり坂上忍氏のこの発言は、大嘘ということになります。それにしても根拠もなく、嘘、出まかせを偉そうに上から目線で発言できてしまうとは、何らかの疾患レベルの作話症かもしれません。坂上忍氏と問題のビデオのアンカーの橋本徹氏には、「ヨーロッパもしくは北米でペットの購入前に講習を義務付けている国」の具体名と、根拠法と該当する条文を原文で挙げていただきたいものです。


(出典)

(*)
Hundeführerschein

(*1)
Certificat d'engagement et de connaissance(フランス政府公文書)

(*2)
Dog licence
Online Dog Licensing

(*3)
canada dog license

ペットの医療過誤死で慰謝料が認容されるのはおそらく日本だけ~スイスの猫の医療過誤死裁判を考察する





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(Zusammenfassung)
Urteil des Verwaltungsgerichts Kein Schmerzensgeld für die tote Katze.
Bern, Schweiz


 今年の5月1日に、医療過誤で死んだ犬に係る慰謝料等の請求裁判で、大阪高裁は慰謝料を含めた66万円の支払いを被告獣医師らに命じました。原告飼主は、犬の物的損害と医療過誤で犬が死んだことによる慰謝料の合計593万円を請求していました。原告弁護士は渋谷寛氏ですが、この方は「欧米ではペットの法的地位は人と同等であり、日本と比べて極めて高額な慰謝料が認められている」と繰り返し述べています。しかしそれは真っ赤な嘘です。英語圏ドイツ語圏の国では、医療過誤でペットが死んで、慰謝料が認められた判決は一つも確認できていません。さらに交通事故や故意による射殺であっても、ドイツ、オーストリア、アメリカの最高裁では犬の死による慰謝料はすべて棄却しています。これらの国では医療過誤でのペットの死での慰謝料請求は、下級審で全額が棄却した判決しか確認できていません。


 まず大阪高裁での、医療過誤で死んだ犬の、慰謝料を含めた損害賠償66万円が認容された判決を報じるニュースから引用します。
 

「ペットは家族」増える医療訴訟 死んだ飼い犬巡り「適切な治療怠った」 動物病院に賠償命令 2022年5月1日

飼い犬に対して適切な診断と治療が行われず死期が早まったとして、兵庫県明石市の女性らが同県加古川の動物病院を運営する会社と獣医師に慰謝料など約593万円の賠償を求めた訴訟で、大阪高裁が66万円の支払いを命じた。
14日、判決が確定した。代理人の弁護士は「20年前に比べて確実に訴訟件数は増えている」と話す。
原告側の渋谷寛弁護士は「判決では、適切な医療が行われるべきは、人間と動物の医療とで違いはないとも言っており、いい判決だった」と話した。


 上記の事件の原告代理人弁護士の渋谷寛氏ですが、繰り返し「欧米では動物の法的地位は人と同等。日本は法的な感性は欧米に比べてそうとう遅れていて、ペットを何らかの事情により殺された場合の飼い主の慰謝料については裁判上も認められていますが、認容額は極めて低い」と述べています。しかしそれは真実といは正反対の真っ赤な嘘、デマです。
 私は英語圏、ドイツ語圏の動物の医療過誤による死も含めて交通事故死などによるペットの過失死、故意による射殺などでの慰謝料請求裁判の判決を調べました。結果は、医療過誤によるペットの死で慰謝料が認められた判決は下級審で(終審判決はない)全て棄却されています。交通事故死や故意による射殺で、飼主が犬を殺害した被告に慰謝料を請求した事件はドイツ、オーストリア、アメリカで終審判決がありますが、いずれも慰謝料はすべて棄却されています。また物損の評価でも、これらの国の終審判決では「ペットはあくまでも財物の毀損として評価すべきであり、時価を損害額とする」としています。そのために、物損の評価でも著しく低い金額しかみとめられていません。私は渋谷寛弁護士の、この悪質なデマ発言に対しての批判記事を書いています。

判決に見る「犬はあくまでも物のドイツ」、「犬を人並に扱う日本」
猫をエアライフルで撃った男を器物損壊罪で軽い処罰としたドイツの地裁判決〜ドイツの司法判断は動物は物扱い?
犬の過失致死での損害賠償額はドイツは日本より著しく低い〜猟犬の射殺での損害賠償額は16万円台
犬の交通事故死で飼主は加害者に慰謝料を請求したが最高裁は棄却した〜オーストリア
アメリカのほとんどの州ではペットの死傷での慰謝料を認めていない
アメリカで過失で犬を死なせたことにより慰謝料が認められた例外的な判決
アライグマのわなで死んだ犬の損害賠償額は5万円余で慰謝料請求は棄却された〜インディアナ州控訴審判決
アメリカの州最高裁判決ではペットの死の慰謝料を否定、また物損額の認定は著しく低い
アメリカ州最高裁判決「故意で犬を射殺された飼主への賠償額は155$(1万7,000円台)だった」
ペットの殺害での損害賠償額は欧米は驚くほど低い〜アメリカ
ドイツ連邦裁判所(終審)では犬の交通事故死での慰謝料を「論外」として棄却した
「物の毀損とペットの死」は近親者の死亡とは厳格に区別され慰謝料はありえない〜ドイツ高裁判決
ペットの殺害での損害賠償額は欧米は驚くほど低い〜ヨーロッパ
「警察官が捜査中に犬を射殺するのは合法で憲法の財産権の侵害には当たらない」とのアメリカ合衆国連邦裁判所判決
市の職員が庭から無断で飼犬を持ち去り殺処分することが合法なドイツ
続・市の職員が庭から無断で飼犬を持ち去り殺処分することが合法なドイツ
渋谷寛愛誤弁誤士の精神疾患が疑われるドイツ民法の解釈(笑)
ドイツ連邦裁判所は民法の規定により犬の死による慰謝料請求を棄却した〜「ドイツでは民法によりペットの死での高額の慰謝料が認められる」という渋谷寛弁誤士の真逆の解説
「ドイツ民法90条a『動物は物ではない』は動物に法的な利益をもたらさない」とし、改正を求める署名
ペットの死で慰謝料が認容される特異な日本〜他国では見られない民法710条の規定
欧米ではありえない慰謝料請求で近親者よりペットを優遇する日本
まとめ〜慰謝料請求裁判の判決に見る「ペットはあくまでも物の欧米」、「ペットを人以上に扱う日本」、


(画像)

 明治大学法曹界 会報(平成14年5月30日発行)に掲載 ペット法学会に参加して 弁護士 渋 谷  寛

 これほどの荒唐無稽な噴飯大嘘を平気で公にできるとは、「ペット呆学会」のメンバーは、全員何らかの疾患でもあるのでは。動物の死での慰謝料は、少なくともアメリカ、ドイツ、オーストリアの終審で棄却されています。該当する欧米の判決を示すよう十数回求めてメールしていますが、一度も回答はありません。

ペット呆学会


 例えばアメリカでは故意に射殺された犬の損害賠償では、慰謝料は棄却、犬の物損の評価は155ドル(日本円で2万円程度)でした(バージニア州最高裁判決)。
 ドイツで交通事故で死んだ犬の損害賠償請求では、慰謝料は棄却、物損は388ユーロ(日本円で5万円程度)でした(ドイツ連邦裁判所判決。日本の最高裁に相当)。オーストリアで交通事故で死んだ犬に係る損害賠償請求裁判では、最高裁は慰謝料を棄却しました。これらの州審判決では、交通事故死と故意による射殺ですが、医療過誤での裁判で慰謝料請求が認容された判決は、下級審でも確認できていません。

 その他の英語圏、ドイツ語圏の国では、ペットの死による慰謝料を請求した訴訟での終審判決は確認できていません。スイスの下級審の裁判では、猫の飼主が獣医診療所に対して医療過誤があったとし、物的損害と慰謝料を請求した判決があります。この裁判では、原告の猫の飼主の請求を慰謝料も含めてすべて棄却しました。以下にニュースソ-スを引用します(判決文が公開されていないため)。


Urteil des Verwaltungsgerichts Kein Schmerzensgeld für die tote Katze 「行政裁判所の判決 死んだ猫に対する補償はありません」 2020年10月4日

Weil ihre 18-jährige Katze starb, forderte ein Ehepaar von der Tierklinik der Universität Bern mehrere Tausend Franken.
Die Katzenbesitzer versuchten, die Kleintierklinik der Universität Bern für den Tod verantwortlich zu machen und forderten Schadenersatz.
Als das Ehepaar Micina am 22. Juli 2016 in die Kleintierklinik nach Bern brachte, war die 18-jährige Katze bereits in äusserst kritischem Zustand.
Gemäss Krankengeschichte und Gutachten befand sich das Tier in einem Schockzustand, es konnte nicht stehen und nur noch auf der Seite liegen.
Micina war stark unterkühlt und litt an Atemnot.
Die medizinischen Abklärungen ergaben: Ein schweres Herz- und Nierenleiden führte zu Wasseransammlungen in den Lungen, der Brust- und der Bauchhöhle sowie zu einer inneren Vergiftung.
Dort starb Micina in der Nacht auf den 23. Juli.
Medizinisches Tun oder Nichtstun hätten ihren Tod deshalb mit grosser Wahrscheinlichkeit nicht mehr abwenden können.
Micinas Besitzer sahen das anders.
Sie machten in ihrem Staatshaftungsbegehren vom Februar 2018 Behandlungsfehler geltend.
Das Ehepaar forderte Schadenersatz in der Höhe von 847.80 Franken.
Weiter sei ihnen ein Affektionswert in der Höhe von 9000 Franken auszurichten.
Als Affektionswert wird der Wert bezeichnet, den der Halter oder seine Angehörigen einem Tier aus rein emotionalen Motiven beimessen.
Auch das Verwaltungsgericht kommt nun in seinem Urteil zum Schluss, dass die Tierärzte nicht widerrechtlich gehandelt haben und keine Sorgfaltspflichtverletzung vorliegt.

18歳の猫が死んだため、ベルン大学の獣医診療所に数千フランを請求した夫婦がいました。
猫の飼主はベルン大学の小動物診療所での、飼猫の死の責任を追及しようとし、損害賠償を請求しました。
夫婦が2016年7月22日にベルンの小動物診療所に飼猫のミチーナを連れてきたときには、18歳の猫のミチーナはすでに非常に危険な状態にありました。
病理学の専門家の意見によると猫は動物は昏睡状態状態にあり、立つことができず横になることしかできませんでした。
ミチーナはひどい低体温で、息切れに苦しんでいました。
医学的調査により、次のことが明らかになりました:重度の心疾をと腎臓の病気により肺、胸部、腹腔内に水分が蓄積し、尿毒症が発症していました。
ミチーナは7月23日の夜にベルン大学獣医診療所で死にました。
獣医学の医療を行ったとしても、または何もしなかったとしても、猫の死を回避することができた可能性は非常に低いです。
ミチーナの飼主はそれは異なるとの見解でした。
2018年2月に州(べルン大学は州立なので)に対する責任を求める損害賠償請求で、夫婦は獣医療の過誤を主張しました。
夫婦は、847.80フランの猫の物的損害に対する損害賠償を請求しました。
夫婦はまた、9,000スイスフランの猫に対する愛情の価値(=慰謝料)を支払われるべきと主張しました。
感情的な価値とは、飼主またはその近親者純粋に感情的な理由で、動物に付ける価値(=慰謝料)です。
行政裁判所は、獣医師の行動には不法行為はなく、注意義務違反もなかったとの判決を下しました。


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Kein Schmerzensgeld für die tote Katze
Weil ihre 18-jährige Katze starb, forderte ein Ehepaar von der Tierklinik der Universität Bern mehrere Tausend Franken.

Die Tierklinik der Uni Bern kämpfte vergeblich um das Leben der 18-jährigen Micina.
Im Kampf vor Gericht aber hatte sie Erfolg: Sie muss den Besitzern der Katze keinen Schadenersatz zahlen.
Die Tierklinik der Uni Bern kämpfte vergeblich um das Leben der 18-jährigen Micina. Im Kampf vor Gericht aber hatte sie Erfolg: Sie muss den Besitzern der Katze keinen Schadenersatz zahlen.
Foto: Lukas Lehmann (Keystone)
Der Tod eines geliebten Haustieres kann schmerzhaft sein. Für ein Ehepaar aus dem Wallis war das Ableben ihrer Katze Micina nicht nur traurig, sondern unrechtmässig. Die Katzenbesitzer versuchten, die Kleintierklinik der Universität Bern für den Tod verantwortlich zu machen und forderten Schadenersatz.
Als das Ehepaar Micina am 22. Juli 2016 in die Kleintierklinik nach Bern brachte, war die 18-jährige Katze bereits in äusserst kritischem Zustand. Gemäss Krankengeschichte und Gutachten befand sich das Tier in einem Schockzustand, es konnte nicht stehen und nur noch auf der Seite liegen. Micina war stark unterkühlt und litt an Atemnot. Die medizinischen Abklärungen ergaben: Ein schweres Herz- und Nierenleiden führte zu Wasseransammlungen in den Lungen, der Brust- und der Bauchhöhle sowie zu einer inneren Vergiftung. Die Tierärztinnen empfahlen den Besitzern, die Katze einzuschläfern. Diese lehnten ab.
Am Ende des Lebens
Stattdessen einigte sich das Ehepaar mit den Medizinern auf eine konservative Therapie und liess die Katze in Obhut der Tierklinik. Dort starb Micina in der Nacht auf den 23. Juli. Für die Fachleute stand ausser Frage, dass Micina «austherapiert» war und sich am Ende ihres Lebens befand. Medizinisches Tun oder Nichtstun hätten ihren Tod deshalb mit grosser Wahrscheinlichkeit nicht mehr abwenden können.
Micinas Besitzer sahen das anders. Sie machten in ihrem Staatshaftungsbegehren vom Februar 2018 Behandlungsfehler geltend. Für ärztliche Handlungen, welche zwar als notwendig erachtet werden könnten, sei keine ausdrückliche Einwilligung erteilt worden. Auch seien an Micina aus wissenschaftlichem Interesse unnötige Untersuchungen durchgeführt worden. Das Ehepaar forderte Schadenersatz in der Höhe von 847.80 Franken. Weiter sei ihnen ein Affektionswert in der Höhe von 9000 Franken auszurichten. Als Affektionswert wird der Wert bezeichnet, den der Halter oder seine Angehörigen einem Tier aus rein emotionalen Motiven beimessen.
Druck auf Tierklinik
Die Universitätsleitung wies das Staatshaftungsbegehren ab. Daraufhin erhoben die Katzenbesitzer eine Verwaltungsgerichtsbeschwerde. Im weiteren Verlauf des Rechtsstreits wurde eine externe Gutachterin beigezogen: Die Tierärztin kam zum Schluss, dass angesichts des lebensbedrohlichen Zustands des Tieres alle durchgeführten Untersuchungen notwendig waren. Auch die verabreichten Medikamente seien korrekt angewendet worden.
Micina wurde wegen ihres Herz- und Nierenleidens bereits seit 2014 medikamentös behandelt. Dass das regelmässig verabreichte Medikament Taurin während der Notfallbehandlung abgesetzt worden sei, habe sicher keinen Einfluss auf die Herzleistung gehabt, steht im Gutachten weiter. Und: Da die Katze nicht eingeschläfert werden sollte, habe für die Angestellten der Tierklinik ein Handlungszwang bestanden, um die Katze vor einem qualvollen Tod durch Ersticken zu bewahren.
Auch das Verwaltungsgericht kommt nun in seinem Urteil zum Schluss, dass die Tierärzte nicht widerrechtlich gehandelt haben und keine Sorgfaltspflichtverletzung vorliegt. Die Mediziner haben die Katzenbesitzer über die Schritte ausreichend informiert. Sie verabreichten dem Tier die richtigen Medikamente. Sie behandelten das kranke Tier so, wie es in einem Notfall angemessen ist. Und sie wissen, dass jedes Leben irgendwann zu Ende geht.
Simone Lippuner ist seit 2010 Redaktorin im Ressort Region Bern. Ihr Fokus liegt auf der Berichterstattung aus dem Seeland. Weiter schreibt sie als Kolumnistin regelmässig über ihre Heimatstadt Biel.


 渋谷弁護士が所属している「ペット法学会」ですが、繰り返し海外の動物愛護情報に関する荒唐無稽な、とんでもないデマを繰り返し拡散しています。渋谷寛弁護士の発言、「欧米では動物の法的地位が人と同等で、慰謝料でも日本よりはるかに高額が認容されている」は、真実とは真逆も真逆、正反対の真っ赤な嘘、デマですが、これはペット法学会が組織的に広めています。たとえば海外の判例などを一切見ない裁判官が、このようなデマ情報に接して、心証が影響を受けることがあるかもしれません。それを狙った悪質な言論テロなのでしょうか。
 ペット法学会のデマ情報の拡散はそれ以外にも多数あります。またメンバーの弁護士が明らかに違法行為に加担しているケースもあります。次回以降の記事では、それらを振り返りたいと思います。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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