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ベルギー、ブリュッセルの殺処分数は人口比で日本の約5倍~牧原秀樹議員の「日本は殺処分が多い野蛮な国」という大嘘






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Belgium/Belgien

 記事、
「日本は欧州に比べて殺処分数が多い野蛮な国」という、殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
フランスの犬猫殺処分数は年間50万頭~牧原秀樹衆議院議員の無知蒙昧
フランスの犬の殺処分率は80%、日本は17%~フランスは殺処分数もさることながら殺処分率も著しく高い
スペインの犬猫殺処分数は年間30万頭~殺処分ゼロ議員連の牧原秀樹議員の無知蒙昧
猟犬の虐殺が横行しているスペイン~「日本は欧州より殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の無知蒙昧
日本の犬猫殺処分数はヨーロッパ諸国と比べて多いとは言えない~「日本は欧州と比べて殺処分が多い野蛮な国」という牧原秀樹議員の大嘘
1頭1500円で廃レースドッグを1万頭銃殺していた男は不起訴になった(イギリス)~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
引退軍用犬1,200頭殺処分していたイギリス陸軍~欧州は動物に対して厳格という牧原秀樹議員の大嘘
の続きです。
 超党派の国会議員の任意団体、「殺処分ゼロ議員連」(犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 があります。この団体に所属する国会議員のデマによる国会答弁や、前・元議員による海外の動物愛護に関するデマ情報の拡散は目に余るものがあります。また昨年は、動物取扱業者に対する数値基準を法制化する環境省の方針に応じて「要望書」を作成しましたが、「出典とした法令にはそのような規定はない」、「そのような法令、行政指導等が存在しない」、「誤訳」などの満載で、見るに堪えない内容です。まさに動物愛護に関する嘘プロパガンダ拡散団体で、日本の動物福祉の後退に大いに貢献しました。殺処分ゼロ議員連の創立当時から重要なメンバーである牧原秀樹衆議院議員も驚くべきデマ情報を拡散しています。今回は牧原秀樹議員の「欧州は動物に対して厳格」という発言が大嘘である根拠として、ベルギーのブリュッセルの殺処分数が人口比で日本の約5倍であることを述べます。



 牧原秀樹議員は、新年あいさつ - サンフロント 21懇話会 2015年1月25日(静岡新聞社が開催した懇談会と思われる)で、「日本は欧州諸国と比べて犬猫殺処分数が多く、欧州各国から野蛮な国と非難されている」という趣旨の発言を行っています。以下に引用します。


牧原:動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら「なんて野蛮な国だ」と思うに違いありません。(19ページ)


 牧原秀樹議員の、「動物に関しては特に欧州が厳格で、日本の殺処分数を聞いたら『なんて野蛮な国だ』と思うに違いありません」との発言ですが、「日本はヨーロッパ諸国に比べて著しく犬猫の殺処分数が多い」という意味になります。
 主語が「欧州」などと大きくなるのは大概嘘つきか、無知のどちらかですが、牧原秀樹議員のこの発言も例外ではありません。牧原秀樹議員がこの発言を行ったのは2015年(平成27年)ですが、同時期ではフランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭、スペインでは30万頭であることを連載記事では書きました。平成27年度の日本の犬猫殺処分数は約8万3,000頭です。 
 スペインの推計値では、「年間の犬の殺処分数は20万頭」、「年間の犬の殺処分数は10万頭、猫は20万匹」です。この殺処分数は犬は人口比で日本の17倍~34倍、また犬猫の合計の殺処分数では人口比で10倍になります。
 フランスでの年間50万頭の犬猫殺処分数は、同時期(2015年)の日本の殺処分8万3,000頭の人口比で約10倍です。フランス、スペインとも著しく犬猫の殺処分数は日本より多いのです。
またそれ以外の西ヨーロッパの国でも、民間保護団体が行う犬猫の殺処分数が過少に公開されていて、さらに私的に行う犬の殺処分が合法で数値は非公開というイギリスもあります。殺処分の実数は、イギリスは日本よりはるかに多いと判断せざるを得ません。

 今回はベルギーの首都、ブリュッセルの殺処分数について書きます。ベルギーは国全体の殺処分数の統計はありませんが、ブリュッセルの詳細なアニマルシェルターの殺処分数等の統計が公表されています。牧原秀樹氏の問題発言があった2015年の資料は見つかりませんでしたが、2019年のブリュッセルの統計資料があります。同時期(2019年度)の日本の公的殺処分数とブリュッセルの殺処分数を比較すれば、ブリュッセルの殺処分数は日本の殺処分数の4.8倍も多いのです。
 ブリュッセルのアニマルシェルターの統計資料はこちらです。STATISTIEKEN BETREFFENDE DE ASIELDIEREN IN HET BRUSSELS HOOFDSTEDELIJK GEWEST IN 2019 「ブリュッセルの動物収容所における動物の統計-首都」 2019年(オランダ語) から引用します。


6. Adoptie en euthanasie in 2019
Gedetailleerd onderzoek van het totaal aantal geëuthanaseerde dieren (1453 dieren, 20% van de uitgaande dieren), laat ons toe de belangrijkste oorzaken van euthanasie in de asielen te onderscheiden. De voornaamste reden voor euthanasie was ziekte (65% van de geëuthanaseerde dieren).
Geëuthanaseerd wegens plaatsgebrek 11%
Geëuthanaseerd wegens niet adopteerbaar door gedragsproblemen 6%
Geëuthanaseerd wegens andere redenen 18%

6 2019年の収容動物と安楽死(殺処分)
安楽死させた動物の総数(1453頭、収容後動物の20%)を詳細に調査することで、アニマルシェルターでの安楽死の主な原因を特定することができます。
安楽死の主な理由は疾病でした(安楽死させた動物の65%)
収容施設のスペース不足による安楽死11%
問題行動により譲渡できず安楽死された数 6%
他の理由で安楽死させた数 18%



(画像)

 STATISTIEKEN BETREFFENDE DE ASIELDIEREN IN HET BRUSSELS HOOFDSTEDELIJK GEWEST IN 2019 「ブリュッセルの動物収容所における動物の統計-首都」 2019年 から。
 この一覧に、2019年のブリュッセルの動物収容所での安楽死(殺処分)1,453頭の、安楽死(殺処分)の内訳と数が示されています。

ベルギー ブリュッセル 安楽死統計 2019


 ブリュッセルの人口は、約116万人です。同時期の2019年度の日本の犬猫殺処分数は32,743頭ですので、ブリュッセルの殺処分数は日本の約4.8倍です。先に述べた通り、ベルギーには国全体のアニマルシェルターでの殺処分等の統計はありません。しかしヨーロッパの他の国(例えばフランス)では、都市部のパリでは殺処分数が相対的に少なく、地方都市では多い傾向があります。
 ブリュッセルはベルギーの首都です。ベルギー全土での殺処分は、人口比では地方都市の方が多く、ベルギー全土での殺処分は、人口比では日本の4.8倍より多い可能性があります。それとブリュッセルでは、今回取り上げた2019年の殺処分数は、昨年の2018年統計より増えているのです。日本が一貫して殺処分数を減らしているのとは対照的です。

 私はこの連載で、すでにフランスとスペインのアニマルシェルターでの殺処分数が人口比で2015年当時の同時期で10倍以上であることを述べました。アニマルシェルターの施設外での殺処分が極めて多い国があります。例えば、イギリスのレースドッグや軍用犬の殺処分の合計は、公的な動物収容所での公的殺処分数より多いのです。ドイツにおける警察官や民間人ハンターによる射殺駆除もあります。ドイツはこの両者を合わせれば、日本の公的殺処分数の数十倍になります。とはいえ、ドイツには公的な動物収容所があり、日本と異なり犬猫とも行政が捕獲し公的動物収容所での殺処分も相当数行われています。また日本と異なり、禁止犬種や咬傷犬を行政が強制的に殺処分することが法律で明記され一定数あります。
 それら合わせて鑑みれば、牧原秀樹議員の「日本は欧州に比べて殺処分が多くて野蛮な国だ」という発言は全くのデタラメといえます。公の場で公人としての立場で、根拠のないデマをべらべらしゃべりまくる。このような方は国会議員にふさわしいとは言えません。
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ベルギーのパピーミルと犬の産地偽装~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘






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(Zusammenfassung)
Tierhilfe Belgien 
Hunde kommerziellen Züchter (Welpen Bauernhof).


 記事、
「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
続・イギリスの巨大パピーファームとインターネットによる犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
ビニール袋に病気の子犬を詰め込んで殺害した犬ブリーダー~イギリス
ドイツにおける東ヨーロッパの犬密輸とインターネット犬販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
続・ドイツにおける東ヨーロッパの犬密輸と犬のインターネット販売問題~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
ドイツのパピーミルが東ヨーロッパから輸入した子犬を自社生産品(ドイツ産)と偽って販売
ドイツでの違法な子犬販売はヤクザのシノギ~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
東ヨーロッパ産の子犬をオランダ産に偽装して暴利を得る「子犬ヤクザ」~「ヨーロッパでは犬の繁殖を商売にしている人はいない」と言う、太田光明教授の大嘘
の続きです。
 これらの記事では、イギリスにおけるパピーファーム(パピーミルと同義)の犬の営利大量生産と劣悪な飼育とインターネットによる子犬販売、ドイツにおける東ヨーロッパのパピーファーム生産の子犬の違法輸入とインターネット販売、そして東ヨーロッパ産の子犬を、オランダ産と偽装して暴利を得る、子犬ヤクザの手口を取り上げました。今回は、ベルギーのペットショップなどの犬の販売において、東ヨーロッパ産の子犬をベルギー産に偽装していることを取り上げます。



(動画)

 WDR TSEZ 2015 Tierhilfe Belgien 「ベルギーにおける動物の救助」 2016/03/26 に公開(ドイツ語)
 こちらでは、ベルギーのいわゆるパピーミル(営利大量生産の劣悪飼育犬ブリーダー)について取材しています。また、ベルギーにおいても、東ヨーロッパから、いわゆるパピーミル(営利大量生産の劣悪飼育の犬ブリーダー)が生産した子犬が大量に輸入されていることが述べられています。子犬たちの健康状態は非常に悪く、多くが病気です。この動画のベルギーのパピーミルの子犬は、さらに幼い終齢で東ヨーロッパから輸入されたものである可能性があります。仮に東ヨーロッパ産の子犬であったとしても、ベルギーのパピーミルが生産したものとして産地を偽装して販売されます。




 上記の動画に、ドイツ人のフリージャーナリスト、兼動物保護活動家である、Kati Kolbe (カティ・コルベ)氏がコメントを寄稿しています。このコメントは、ベルギーの犬生産と販売、そしてティアハイムなどの状況が記述されています。東ヨーロッパ産の子犬が産地偽装されてベルギー国内やほかの西ヨーロッパ諸国に再輸出されていることも書かれています。また、ドイツにも。パピーミルが存在することが書かれています。以下に引用します(ドイツ語)。


In Deutschlands Nachbarland Belgien werden Welpen vertrieben, wie Waren – und auch genauso produziert.
Kati Kolbe ist Journalistin und Tierschützerin.
Sie sich den belgischen Welpenmarkt angesehen und war schockiert.
Ein Tierheim in der Nähe von Brüssel.
Hier werden, wie in fast allen belgischen Tierheimen, nicht vermittelbare Tiere getötet.
Und zwar ausnahmslos.
Vermeintlich aggressive, verängstigte oder alte Tiere haben von vornherein keine Chance.
Und das ist legal.
Denn in Belgien dürfen heimatlose Tiere laut Gesetz nach neun Tagen getötet werden.
Die wenigen Tiere dort waren ausnahmslos junge, hübsche Rassetiere.
Also töten sie regelmäßig alle Tiere, denen sie von vorneherein keine Vermittlungschancen einräumen.
Welpen als Ware
Manche der Zuchtstätten sahen von außen aus wie ganz normale Zoofachgeschäfte, andere erinnerten mich an riesige Massentierhaltungsfarmen in Deutschland.
Doch am Ende waren sie alle gleich.
Sie verkaufen alle erdenklichen Hunderassen, bevorzugt die kleinen Modehunde, zu günstigen Preisen.
Zwischen 300 und 800 Euro kostet dort ein Welpe.
Ältere Welpen sind preiswerter!
Die Tiere waren in Mini-Zwingern oder kleinen Plastikboxen eingepfercht.
Einige von ihnen waren krank, bewegten sich kaum oder hatten Durchfall.
Einem belgischen Zoofachfachgeschäft in Brüssel.
Die Katzenwelpen waren hinter Glas ausgestellt.
Die Hundewelpen waren in Zwingern untergebracht.
Selbst mitten in der Woche war der Laden voll.
Welpen aller Rassen, in allen Altersstufen drängten sich an die Gitter und heischten um Aufmerksamkeit.
In Belgien existiert ein absurder Kreislauf.
In den Tierheimen werden viele Tiere getötet, weil es zu viele sind und gleichzeitig werden massenweise wieder neue Welpen gezüchtet, um die Nachfrage nach jungen Rassetieren anzukurbeln.
Wenn die Halter ihre Hunde nicht mehr wollen, werden sie ins Tierheim abgeschoben – nur um dort wieder getötet zu werden.
Ich eine Liste aller belgischen Tierhändler bekommen.
Es sind Hunderte!
Ich weiter recherchiert und herausgefunden, dass nur ein Teil der Welpen in Belgien selbst gezüchtet wird.
Schätzungen zufolge kommen 80 Prozent aus Osteuropa – Ungarn, Tschechien, Slowakei oder Polen.
Die Muttertiere oftmals unter schrecklichen Bedingungen gehalten.
Sie werfen mehrmals im Jahr, bekommen keine tierärztliche Versorgung oder genügend Futter, haben keine Sozialkontakte und wenn sie nicht mehr werfen, werden sie getötet.
Die Welpen werden den Müttern viel zu früh entrissen und oft mit nicht mal sechs Wochen in Kartons gestopft und in Kleinlastern nach Belgien transportiert.
Dort werden sie dann an die Einzelhändler verkauft.
Oder sie werden von hier aus nach ganz Europa vertrieben – nach Großbritannien, Frankreich, aber auch Deutschland.
Belgien ist neben Holland der größte Welpen Umschlagplatz Europas.
Dass in Belgien der Hundehandel weitgehend ohne Kontrollen stattfindet.
Die Polizei, die Regierung oder die Veterinärämter mischen sich nicht ein.
Zu millionenschwer ist das Geschäft.
Autorin: Kati Kolbe

子犬は、ドイツの隣国ベルギーで商品として販売されており、同様に生産もされています。
カティ・コルベ(Kati Kolbe)氏はジャーナリストであり、動物保護活動家でもあります。
彼女は、ベルギーの子犬の市場を見てショックを受けました。
ブリュッセル近郊のティアハイムにおいて。
ほとんどすべてのベルギーのティアハイムと同様に、ここでは譲渡不可能な動物が殺されています。
そして例外はありません。
まさに攻撃的で危険な、または歳をとった動物は最初から譲渡のチャンスがありません。
それらの動物の殺害は合法です。
ベルギーでは野良犬猫は、9日後に殺害することが法律により許可されています。
ティアハイムに収容されている動物は少なくて、すべてが若く、可愛らしい品種でした。
ティアハイムは定期的にすべての動物を殺害し、最初からその動物に譲渡の機会を与えていません。
商品としての犬
ベルギーのケネル(犬ブリーダー)の一部は、外見では普通のペットショップのように見え、他はドイツの巨大なパピーミルを連想させました。
しかし結局は、それらは全て同じです。
ベルギーの犬ブリーダーたちは、人気のある、流行の小型犬のすべての品種を安い価格で販売しています。
子犬の価格は、300から800ユーロの間です。
大きくなった子犬は安いです!
子犬たちは小さな犬小屋、または小さなプラスチック製の箱に入れられました。
それらのうちの何頭かは病気で、かろうじて動いている状態、または下痢を患っていました。
ベルギーのブリュッセルにあるペットショップ。
子猫はガラスケース内で展示されていました。
子犬は、犬舎に収容されていました。
平日なのに、店はお客でいっぱいでした。
あらゆる週齡の、すべての品種の子犬たちが犬舎の柵の前に集まり、注目を集めていました。
ベルギーには不合理なサイクルがあります。
ティアハイムでは、あまりにも多くの収容動物がいるために、多くの動物が殺されています。
と同時に、需要に応じて幼い子犬を増やすために、新しく子犬が何度も大量に繁殖させられています。
飼い主がもう犬を必要としなくなったならば、犬たちはティアハイムに捨てられて、繰り返しそこで殺されるだけです。
私は、すべてのベルギーの生体販売ペットショップのリストを入手しました。
ベルギーには、生体販売ペットショップが数百はあります(ベルギーの人口は1,100万人あまり。1億2,700万人あまりの日本でのペットショップの数は5,000あまり)。
私はさらに調査し、(ベルギーで販売されている)子犬は、一部のみがべルギーで生産されたものであることを知りました。
推定によると、(ベルギーで販売されている子犬の)80%は、ハンガリー、チェコ共和国、スロバキアまたはポーランドといった東ヨーロッパ諸国から輸入されたものです。
母犬は多くの場合、ひどい状況に置かれています。
母犬たちは年に数回出産し、獣医の治療や十分な餌を与えられず、社会的接触もなく、出産ができなくなると殺されます。
子犬は母犬からすぐに引き離されて、6週間以内に箱に詰め込まれ、小さなトラックでベルギーに運ばれます。
そうして子犬たちは、ベルギーの小売業者(ペットショップ)に売却されるでしょう。
または子犬たちは、ベルギーからさらに、ヨーロッパ全土、イギリス、フランス、そしてドイツに販売されます。
ベルギーは、ヨーロッパ最大の子犬のハブ(集積地)のオランダの隣です。
ベルギーでは犬の貿易は、ほとんど管理されていません。
ベルギーの警察、政府、または行政機関である獣医局は関与していません。
子犬の違法貿易ビジネスは、数百万ドル規模です。
著者:カティ・コルベ



(参考資料)

Kati Kolbe カティ・コルベ氏(ドイツのフリー・テレビジャーナリスト)のFaceBook


 しかし、このような荒唐無稽な嘘発言を堂々とする方がいます。獣医師界の重鎮である、太田光明東京農業大学教授の発言から引用します。ベルギーの犬の販売事情は、太田光明教授が言われていることとは随分異なるようですが(大笑い)。
 「ペットブームは嘘」減少たどる犬の飼育頭数、ペット産業が抱える“悪循環”のウラ側 2016年8月28日 


ヨーロッパでは、日本のように繁殖を商売にしている人なんていません。
ボランティアのようなお年寄りが1~2頭飼っていて、繁殖しています。
子犬が生まれたら、えさ代くらいの経費をもらって人に譲渡するんです。
そこで稼ごうなどと考えてもいないでしょう。
生き物を扱うモラルが浸透しているんです。
それに比べて日本はモラルのカケラもないですね。



(画像)

 ベルギーのペットショップ。Ware Hund – Komm, wir fahr`n nach Lüttich (Belgien)! 「商品としての犬 - さあ、ルーティヒ(ベルギー)に行きましょう!」 ティアハイム・クローナッハによる記事
 ベルギーのペットショップで売られる犬のうち、80%が東ヨーロッパ産と推定されています。しかし多くの場合は、「ベルギー産」と偽って売られています。

ショーケース 犬 販売 ベルギー

ベルギー ペットショップ2

ベルギー ペットショップ3

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TBSの番組、「いっぷく」での狂気の嘘発言~「欧米ではショーケースでペットは売られていない」(ベルギー編)






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(Zusammenfassung)
Das stumme Leid: Süße Welpen zu verkaufen…
Ware Hund – Komm, wir fahr`n nach Lüttich (Belgien)! von Tierheim-Kronach.


 「いっぷく」という、TBS系の情報番組があります。11月26日に放送された「相次ぐ犬の遺棄事件・悪徳ブリーダーの実態」では、TBS解説室長・杉尾秀哉氏が「欧米ではショーケースでペットは売られてない」という、驚愕発言をしています。欧米では、ペット全般が普通にショーケースで売られています。犬はペットの中でも特別な存在とも言えますが、犬でも欧米ではショーケースで普通に展示販売されています。犬の展示販売を禁じているのは私が知る限り欧米では、アメリカの一部の自治体(条例)と、既に2008年に撤廃された、犬に限り禁じる連邦法があるオーストリアだけです。


 日本で喧伝されている誤った情報、「欧米ではペット(この場合は犬もしくは犬猫を指すのでしょうね)をショーケースに入れて展示販売するのは極めてまれ、もしくはない」があります。
 インターネットで情報検索すれば、「ドイツでは、ペットの展示生体販売は法律で禁じられているので(書き手が勝手に、ペット=犬もしくは犬猫のみ、と脳内変換しているのでしょうが)、そのようなペットショップは皆無である」、「イギリスではペット(この場合も犬猫に限ってのことなのでしょう)の、展示生体販売は法律で禁じられているので皆無である」という情報が多数ヒットします。最近も、NHKが、「スイスでは憲法80条で犬の展示生体販売を禁じているので、そのようなペットショップは無い」と報じましたが、大嘘です。

 TBSの番組、「いっぷく」の解説室長、・杉尾秀哉氏の「欧米ではショーケースでペットは売られてない」という発言は大嘘です。その根拠を、順を追って、欧米のペットショップ事情を紹介します。
 今回はベルギーのペットショップが、極めて狭い、劣悪なショーケースで犬の展示販売を行っていることを紹介します。リンクの記事は、ドイツの愛護団体(ティアハイム クローナッハを運営)によるものです。Ware Hund – Komm, wir fahr`n nach Lüttich (Belgien)! 「犬を商品として売っているーさあ、今こそ私たちはルーティヒ(ベルギーの地名。リエージュのドイツ名称)の現状を見に行く」。2007年7月。
 なおこの記事は、2007年のものでやや古いですが、その後もベルギーの、ペットショップに対する法規制は変わりありません。現在も同様に、犬や猫などが、ベルギーではショーケースでの展示販売がされています。


(画像) Ware Hund im Schaukasten 「ショーケースでの犬の販売」。

ショーケース 犬 販売 ベルギー

Heute machen wir uns auf und wollen in Lüttich den bekannten Markt „La Batte“ besuchen.
Plötzlich bleibt unser Blick an einem roten Ladenschild hängen „Chiens“ – Hunde!
Neugierig betreten wir einen kleinen, engen und viel zu dunklen Laden.
Menschenschlangen drängen sich hinein und wieder hinaus – manche mit kleinen Hunden und einen sonderbar verzückten Blick… uns schlägt an der Tür ein penetranter Geruch von Hund und Mensch entgegen, die Luft ist stickig.
Der kleine Laden ist voll mit kleinen Gitterboxen, in welchem Welpen aller Rassen auf Fliesen liegen.

今日は私たちは、ルーティヒ(ベルギーの都市、リエージュのドイツ語名)でよく知られた市場、「ラ・バッテ」を訪れました。
突然、私たちの視線は、シエンスという店の赤い看板のー犬!という文字に釘付けになりました。
好奇心の強い私たちは、小さくて狭い、そして暗すぎる店を覗き込みました。
ひしめく人の行列とー小型犬と奇妙で熱狂した何人かの表情・・・ムッとした空気と犬と人間の刺激臭で、私たちはドキドキしました。
狭い店舗には、小さなメッシュのケージがたくさんあり、すべての品種の仔犬の、ケージの中の床はタイルでした。


(画像 2) verhaltensgestörte Welpen 「子犬に対する問題行動」。

Gerade wird ein Käfig mit einem Golden Retriever Welpen geöffnet.
Eine deutsche Familie steht davor und diskutiert.
der Welpe ist noch viel zu jung, um von der Mutter weggenommen zu werden.

ちょうど、ゴールデンレトリバーの子犬のケージが開かれました。
(購入予定者の)ドイツ人の家族が、話し合っていました。
この仔犬、は母親から引き離されるにはあまりにも幼齢です。


ベルギー ペットショップ2


(画像 3) krank, einsam, nicht sozialisiert 「病気、孤立、社会化しない仔犬」。

ベルギー ペットショップ3


(画像 4) Am Wühltisch – Welpen zum Aussuchen! 「お客さんに選ばせるために取り出される仔犬」。

ベルギー ペットショップ4


(画像 5) Tagein – Tagaus in diesen Kisten bis zum Verkauf 「売れるまで、仔犬はこのような箱で、日々保管されます」。

ベルギー ペットショップ5


(画像 6) Teils leblose Welpen im Hundeshop 「犬の生体販売ショップで、一部の仔犬は死にます」。


ベルギー ペットショップ6


 次回以降の記事では、ドイツにおけるペットショップでの犬猫の生体販売を取り上げます。私はこのブログで、何度か世界最大の展示生体販売ペットショップ、Zoo Zajacを取り上げました。
 この私の記事などを受けて、「ドイツでは、犬なども展示生体販売を行うペットショップは、Zoo Zajac一軒だけだ。だから例外で、ドイツでは犬などの展示生体販売を行うペットショップはないというのは正しい」と、驚くような詭弁をされる方が、プロのジャーナリストでさえいます。私がNHKの番組、「地球イチバン」で、「ドイツではペットショップにはペットは売っていない」との誤りを指摘した時に、NHKからいただいた回答でも同じでした。嘘を嘘で糊塗するのは、いい加減お止めになったほうが良いと思います。恥をかくのはご本人ですから。

 次回以降では、Zoo Zajac以外の、ドイツの小規模ペットショップを取り上げます。ドイツでは、犬または猫の展示生体販売を行うペットショップは、以前からいくつもあります。ドイツでは、法律でペットショップで犬猫などの生体を展示販売することを禁じていません。
 私が今まで取り上げてきた、世界最大の犬猫も含めて展示生体販売を行うZoo Zajac は、販売環境は良いのです。今回取り上げた、ベルギーの犬の展示生体販売を行っているペットショップのような、かなり劣悪な環境での犬猫などの販売も、ドイツでは行われています。

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びっくり!世界の猫事情~猫を高い塔から投げ落とすベルギーの祭り





 ベルギーでは、高い塔から猫を投げ落とす祭りがあります。魔除けという儀式の意味もありますが、ベルギーでは野良猫が多く、その被害と駆除に悩まされ続けてきた歴史的背景もあるのでしょう。


 英国大手メディア、ガーディアンの記事の引用です。この記事では、ベルギーで猫飼育者に対して不妊去勢手術とマイクロチップによる飼主登録の義務化を法制化したことを報じたものです。しかし、ベルギーでの猫に対する慣習についても述べられており、興味深いものでしたのでご紹介します。
 以下は記事、Belgium plans to neuter most cats as feline population explodes 「ベルギーでは、猫の数が爆発的に増えたため、ほぼ全ての猫を去勢する計画である」からの引用です。2010年。


Cat culls have a long history in Belgium.
They've been hurling the animals from the belfry for hundreds of years in an annual ritual to ward offthe devil.
The massacre continues, now every three years.
The cat cull is considered a tourist attraction, an excuse for a fancy-dress party.

猫の駆除は、ベルギーでは長い歴史を持っています。
彼らは悪魔を追い払うために、何百年も続く毎年行われる儀式で、鐘楼から動物(猫)を投げ落としてきました。
虐殺は、3年ごとに、今も続けられています。
猫の駆除は仮装ドレスパーティーのための言い訳でもあり、観光客目当てのアトラクションと見なされています。



 このような祭りが続けられてきた背景には、ベルギーは野良猫が大変多く、その駆除に悩まされ続けてきたことがあると思います。例えばご紹介したガーディアンの記事では、以下のような記述もあります。


The feline population in Belgium, a country of 11 million people, has increased to an estimated 1.7 million, and the culling of cats has become a daily routine.
According to the health ministry, more than 13,000 were killed in animal refuges last year, more than one in three of the country's 37,000 strays.

ベルギーは人口1,100万人の国ですが、猫の推定数は170万匹に増加しており、猫の殺処分が日課となっています。
保健省によると昨年は、国内で37,000匹の野良猫のうち、3分の1以上の13,000匹が動物避難所で殺されました。



 人口1万人あたりの猫殺処分数で日本、ベルギーを比較しますと共に約12匹で変わりありません。しかしベルギーはドイツと同様に、野良猫を狩猟対象としています。野良猫に限り、ベルギーでは全地域でかつ一年を通じて狩猟が許可されています。
 Jagen in Belgien「ベルギーにおける狩猟」  p7を参照。

 他の狩猟対象の野生動物が狩猟期間を定めているのと対照的です。対して日本では、野良猫を狩猟の対象とする習慣がありません。
 以上よりベルギーでは、狩猟による野良猫駆除数は相当数あると思われます。それらを動物避難所で殺処分された数と合算すれば、野良猫の殺処分の実数では、ベルギーは日本よりはるかに多いと推測します。

 ところで、ベルギーの、猫を高い塔から投げ落とす祭りでは、近年は猫はぬいぐるみで代用しています。引用したガーディアンの記事ではこのように報道されています。 But nowadays the cats are fluffy, velveteen toys.「しかし、最近の猫は、ふわふわしたベルベット製のぬいぐるみで代用しています」。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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