野良猫愛誤家の野良猫の死に対するダブルスタンダード



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 最近相次いで、野良猫の「死」に関するニュースが報じられました。ひとつは愛媛県松山市の、毒餌により野良猫や放し飼い猫が殺害されたというニュースです。もう一つは、沖縄県の路上死猫の数が、沖縄県の殺処分数に匹敵するというニュースです。どちらも猫が苦しんで死ぬことには変わりがありません。しかしいわゆる「野良猫愛誤家」の反応の差には大きな違いがあります。


 まず最初に、2016年4月5日に報じられた、愛媛県松山市で発生した、猫の毒殺事件を報じたニュースから引用します。猫の不審死相次ぐ 毒エサか?青いチクワ見つかる 愛媛県。(ハザードラボ)。


愛媛県松山市内で猫の不審死が相次いでおり、猫の保護活動を行うNPO法人「えひめイヌ・ネコの会」は、毒餌を食べて殺されたおそれもあるとして注意を呼びかけている。
三番町では今年に入ってから5匹、松末地区では昨年5月以降12匹の猫の死骸が確認されており、市の清掃課でも「特定の地域でこれだけ多くの死骸が相次いで発見されるのは不自然」だと見ている。
死骸が見つかった地域では、毒物と見られる青い薬剤が混じったチクワなどが発見されている。

 
(動画)

 南海放送ニュース「毒入りのエサ? ネコの不審死相次ぐ」。2016年4月5日公開。




 上記の事件は、yahoo! ニュースでも配信されました。残念ながらこのyahoo! ニュースは既にリンク切れです。yahoo! ニュースは一般読者からのコメントが投稿できますが、過剰と言える反応でした。つまりコメントの数の多さと、毒餌をおいた犯人に対する非難、攻撃の凄さです。このニュースの情報を頂いた方のコメントにより、その過剰とも言える反応がわかると思います。
 これがコメントです。続・日本ほど野良猫の餌やりに寛容な先進国はない~日本の動物愛護を貶める狂気の言論テロリスト、THEペット法塾、吉田眞澄氏(アメリカ編)、から引用します。


16/04/05 サンジュ様
>“青いチクワ”食べ? ネコが連続死 農薬入りか
まあ路上に毒物まくのは良くないですけどね。
でも「涙が止まりません」とか言ってるバカ、年間何十万と自然死してるのはなんでスルーしてるんでしょうね。
野良猫がいる限り涙がいくらあっても足りないでしょうにw
こういう事件が起こっても根本原因を考えずにすべての問題を毒餌撒いた奴だけに背負わすから不幸な猫が減らないんだっていつになったら気づくんでしょうね。
毒餌撒こうが撒くまいが猫なんて外に居ればこういう最期って決まってるのにね。
猫を殺したのは毒餌撒いた奴じゃなくて無責任に猫と関わって繁殖させた餌やりだっての。
野良猫は繁殖した時点で悲惨な死はほぼ確定してるんだよ。
この発狂してるバカどもの怒りの矛先が餌やりに向かわない限り野良猫の不幸は終わりません。


 上記の、サンジュ様のコメントには全く同意します。同じくサンジュ様から、数日後に野良猫の死に関わるニュースの情報提供を受けました。これは、沖縄県での年間の路上死猫の数が、沖縄県の行政殺処分される猫の数とほぼ同数というニュースです。あずそのニュースを引用します。
 yahoo! ニュース沖縄では1日7匹の猫が車にひかれ死んでいる。沖縄タイムス 4月12日(火)16時19分配信。(このニュース全文を「続き」にコピーしてます)。


沖縄本島の国道と県道で、車にひかれるなどして死んだ猫が回収された件数は2015年度、2684件に上った。
1日約7匹がれき死している計算で、14年度の県内の猫の殺処分数2679匹に並ぶ多さだ。
原因の一つは、飼い猫を家の外に出したり、野良猫に餌をあげたりする「あいまいな飼い方」だと専門家は指摘する。
専門家は「自分の猫だという認識と責任を持って飼ってほしい」と呼び掛けている。
職員によると、犬より猫の死がいが圧倒的に多く、1日に3、4件回収することもあるという。
猫の死がいの回収件数は、国道で1334件(北部420件、南部914件)、県道で1350件(北部248件、中部538件、南部564件)。
*1、離島や本島の市町村道の回収件数を加えると、実際はさらに多いとみられる。
「飼っているのか、いないのか分からないようなあいまいな飼い方が多い」ことが原因。
飼い猫が自由に外に出られるようにしたり、野良猫に餌をあげたりするなど「あいまいな飼い方」が多くなる。
「まずは首輪、避妊・去勢手術とワクチン、そして室内飼育など、『事故死』のリスクを減らす対策を飼い主がしっかり取る必要がある。室内飼育が当たり前という意識になれば、ひかれて死ぬ猫も減っていくはずだ」。


*1、つまり離島や本当の市町村道の回収件数を加えれば、沖縄県の年間殺処分数を上回ることになります。さらに路上死猫が全て回収されて公的な統計数に反映されるわけではありません。私的に処分した、山間部の道路ではねられて、そのまま回収されずに放置されたものも相当数あると思われます。それらをすべて合算すれば、沖縄県の公的殺処分をはるかに上回る数の猫が路上死しているのは間違いないでしょう。


 このニュースの情報提供されたサンジュさんはこのようにコメントされています。コメントのあった記事、世論に従い、日本は野良猫への餌やり禁止の厳罰化に踏み切るべきである、から引用します。


16/04/12 サンジュ様
>>沖縄では1日7匹の猫が車にひかれ死んでいる
なかなか興味深い記事ですがいつも人為的っぽい死に方する野良猫や殺処分、一部の極端な「悪い業者」に対する記事には狂ったように多くの頓珍漢コメントが集まるお馴染みのヤフコメが水を打ったように静かですw
ホント自称愛猫家って猫の命自体には興味ないんですね。


 上記のコメントにも、私は同意します。私は常常奇異に思うことがあります。それは、例えば近年では、東京大田区で起きた連続猫殺害事件や、本記事で紹介した松山市の猫毒殺事件に対してはいわゆる猫愛誤はコメントの数の多さも然ることながら、過剰との言える反応~つまり犯人に対する批判や攻撃があります。しかし、本記事で紹介した沖縄県の年間の路上死猫数などの意図的な殺害以外の、猫の死に対してはコメント数も極端に少なく、冷淡で反応を示さないことです。
 猫にとっては、クルマに轢かれて路上死するのも、意図的に毒餌で殺害されるのも同じく「死」であり、それらの死は、どちらも苦痛を伴う死であるに違いありません。それにもかかわらず、なぜ意図的な猫殺害だけに過剰に反応するのでしょうか。次回記事ではそれに対する分析を行いたいと思います。
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世論に従い、日本は野良猫への餌やり禁止の厳罰化に踏み切るべきである



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 2016年3月23日に、フジテレビの番組で、「野良猫に対する餌やりを禁止する条例に賛成か」を問う世論調査の結果が発表されました。「フジテレビ バイキング」。結果は、「野良猫えさやりを禁止する条例に賛成」が77%であり、対して「反対」は23%でした。民主主義に則れば、日本は今後はより厳しい罰則規定のある「野良猫餌やり禁止条例」の制定をすすめるべきです。さらには法律でも給餌禁止を視野に入れるべきだと思います。


(画像)

 2016年3月23日放送の番組、フジテレビ「バイキング」の映像です。フジテレビが独自に「野良猫餌やり禁止条例に対する賛否」の世論調査を行いました。回答数は900以上です。

餌やり禁止条例 バイキング


 民主主義に則れば、日本はこれから「野良猫に対する給餌行為を厳しく罰する条例の制定が望まれます。さらには国レベルで、野良猫などに給餌を行うことに対して禁止をし、さらにより厳しい罰則規定を設けることが理想と言えるでしょう。
 昨年は、京都市で野良猫などに対する、迷惑とねるような給餌を禁止する条例が、日本で初めて政令市レベルで成立施行されました。 京都市動物との共生に向けたマナー等に関する条例。本年では和歌山県で、県条例としては日本発の同様の条例が可決成立しました。「野良猫などの給餌を禁じるべき」という、圧倒的多数の世論を背景とすれば、これらの条例制定は当然であり、むしろ法制化は遅すぎたという感ががあります。

 京都市での、 京都市動物との共生に向けたマナー等に関する条例「以下、京都市餌やり禁止条例、と記述する」の昨年の条例制定の動きがあった際には、強硬に本条例の草案を非難し、成立を阻止しようとした団体があります。
 THEペット法塾は、それらの団体の一つです。同団体の弁護士、吉田眞澄氏(元帯広畜産大学副学長)は、このように述べています。


京都緊急集会のご報告 平成27年2月7日京都緊急集会「京都市・野良猫餌やり禁止条例と野良猫保護」―今みんなで考える問題・猫餌やり禁止 殺処分の新たな形―

1 吉田眞澄(弁護士/元帯広畜産大学理事・副学長)講演
犬や猫を家に閉じ込め、社会的門戸を閉じようとする傾向が極めて強く 「共生」とは逆行するものである。
地域猫活動をこれまで以上に積極的に推進するが必要であり、餌やり活動をする人の協力が必要不可欠。
犬や猫を事実上締め出す社会、つまりペットに対し閉鎖的な社会は、ペットに対する無知・無理解、偏見の横行する街になりがちである。
欧米人の感覚からすると、動物に対する無理解・偏見の横行する未文化都市、倫理の成熟度の低い思いやりに欠ける街と映ることは間違いない。



吉田眞澄氏の主張をまとめると、以下の通りになります。
①「周辺の環境に悪影響を及ぼす不適正な給餌」であっても無条件に認めるべき。
②欧米の感覚では、野良猫が社会に存在することに対して寛容である。
③欧米の感覚では、野良猫に給餌することは文化的であり、倫理の成熟度が高い。
 

 しかし吉田眞澄氏の主張は真実とは正反対の大嘘です。先進国においては、日本ほど野良猫の給餌に対して寛容な国はおそらくないでしょう。アメリカ合衆国においては、野良猫への給餌は最高刑を懲役90日と定めている自治体は数多くあります。また各州では州法で、野良猫などの野生動物への給餌を禁じています。
 ドイツでは野良猫の餌やりは懲役こそないものの、それでも罰金を5,000ユーロと定めている自治体があります。そしてほとんどの自治体では野良猫への給餌を禁じています。そのほか、イタリアでもハトと野良猫に対する給餌を、日本円で約10万円程度の罰金で禁じている自治体は多くありますし、スペインのマドリード州では、2008年に野良犬と野良猫に対する給餌は刑事罰対象となりました。さらにこれらの給餌禁止規定は、京都市のように「迷惑となる給餌」のみを罰するのではなく、「給餌行為」そのものを罰します。京都市の条例は、欧米の給餌禁止条例に比べてはるかに規定が甘く、実効性に疑問が残ります。

 *1、吉田眞澄氏のような、学識経験者による嘘プロパガンダや、*2、大手メディアによる「欧米は野良猫の給餌に対して寛容」という嘘プロパガンダのTV番組がまん延しているにもかかわらず、日本では約8割の世論が、野良猫に対する給餌に反対しているのです。
 これらの「欧米は野良猫の給餌に対して寛容」という嘘プロパガンダがなければ、さらに日本の世論は、「野良猫への給餌を禁止し、違反者を厳しく罰するべき」という世論の比率が高まるかもしれません。立法関係者はこの事実を重く受け止めるべきでしょう。また学識経験者やメディアに対しては、正確な情報提供を求めます。


*1、
現在連載中。
「ドイツ編」、「その他ヨーロッパ編」も執筆予定。
日本ほど野良猫の餌やりに寛容な先進国はない~日本の動物愛護を貶める狂気の言論テロリスト、THE ペット法塾、吉田眞澄氏(アメリカ編)
続・日本ほど野良猫の餌やりに寛容な先進国はない~日本の動物愛護を貶める狂気の言論テロリスト、THEペット法塾、吉田眞澄氏(アメリカ編)
続々・日本ほど野良猫の餌やりに寛容な先進国はない~日本の動物愛護を貶める狂気の言論テロリスト、THE ペット法塾、吉田眞澄氏(アメリカ編)

*2、
例えば、NHKbSの、岩合光昭の世界ネコ歩き - NHK - はその最たるもの。
私はしばしばコメントで「日本以外の先進国では野良猫の餌やりに寛容だ」と絡まれます。
そのコメントをした方の根拠が本番組です。
しかし例えばフロリダ州、スペイン、竹富島、イタリアでは、それぞれ野良猫に対する給餌を禁じる条例などの規定があります。
最近はベルギーの野良猫の母仔を取り上げていますが、ベルギーでは国を挙げて厳しい法律によって野良猫の削減及び猫の繁殖制限を行っています。
本番組は、「野良猫の餌やりは良いこと、海外では野良猫の餌やりは日本よりずっと寛容だ」という、いわばステルスマーケティング的に、嘘プロパガンダ「日本でほど野良猫の餌やりに狭量な国はない。もっと海外を見習って日本も野良猫の餌やりに対しておおらかであるべきだ」を広める番組です。
吉田眞澄氏のように、直接嘘を述べ立てるより、ある面では悪質かもしれません。

続・太田匡彦氏の記事、「猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな」はバカの証明



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 前回記事、太田匡彦氏の記事、「猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな」はバカの証明、に対して、太田匡彦氏の信奉者は、私に対して反論を行うでしょう。その、予測される反論、「太田匡彦氏が示した懸念は殺処分増加ではなくペットの生産販売による虐待的扱いである」、に対する反論を今回記事で述べます。


(画像)

 ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイミュールにおける、ペットショップでの猫の生体販売。ゆったりとした広いスペースで、キャットタワーやおもちゃなども備え付けられています。そして完全空調です。
 なおドイツは、小売業は午後8時閉店ですので、深夜まで展示が及ぶことはありません。野良猫の生息環境とどちらが過酷でしょうか。

ドイツ 猫 生体販売 (500x333)


 再び問題の記事を要約、引用します。第13回 猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな。2016年2月26日。なお同じ記事を、Yahooニュースでも配信しています。猫ブームに危うい側面も ペット店での購入増加、無理な繁殖の恐れも。2016年3月6日。


「猫ブーム」がきている。
犬の生体販売ビジネスで起きたことと同様の問題が、猫でも起きるかもしれない。
猫の手方法は現在、「野良猫を拾った」が42.2%を占めており、「ペット専門店」は14.7%にとどまる。
1、かつては犬も、野良犬を拾ってきたり、近所で生まれた子犬をもらってきたり、が主流だった。
猫も当たり前のようにペットショップで買う日が来ないとは限らない。
猫にも大量生産、大量消費のビジネスモデルが浸透していく可能性は低くない。
2、猫の雌が、一定の日照時間を得ることで繁殖が可能になる。
照明を当て続けると年3回以上の繁殖も可能になる。



 上記のように太田匡彦氏は、「1、大量生産、大量消費により営利業者から買うより、野良を拾ったり、近所で(望まれなく)生まれたものをもらってきたりが主流であった」としています。大量生産・大量消費による営利業者から購入するより、「野良を拾う」、「(望まれない繁殖で)生まれた仔犬猫をもらってくる」ほうが望ましいと主張しています。
 必ずしも営利生産・販売の過程において、過酷な環境に置かれるとは限りません。猫を入手する方法として「野良猫を拾う」という選択肢を残そうとすれば、野良猫を温存しなければなりません。しかし野良猫の生活環境は極めて過酷です。また「近所で(望まない繁殖で)産まれた仔猫をもらう」選択肢を残すとすれば、猫の不適正飼育者を温存しなければならなくなります。不妊手術を行わず、放し飼いをしているということです。放し飼いは、事故や感染症のリスクがあり、動物愛護上よくありません。また不妊手術もせずに望まない繁殖が無節操に起きるということは、メス猫の母体によくありませんし、産まれた仔猫が全て好ましい飼い主に譲渡される可能性は低くなります。

 また、「2、猫の雌が、一定の日照時間を得ることで繁殖が可能になる」ですが、飼育下で人工照明によらなくても、繁華街に生息する野良猫は、街頭などの人工照明で常に長時間照明にさらされています。そのような野良猫は、年4回の繁殖も可能であるとされています。野良猫でしたら、発情すればほぼ100%交尾し、出産します。飼育下であれば、人為的に繁殖を休ませることが可能です。
 また野良猫は、100%過酷な環境に置かれますが、商業生産販売業者の飼育環境が100%過酷な環境になるわけではありません。一定割合で過酷な環境下での繁殖~飼育~販売が行われる可能性は否定できませんが、野良状態が100%過酷な環境に置かれることを思えば確率的に「マシ」であることは間違いありません。以上より、太田匡彦氏の「猫の商業販売化は、猫を過酷な環境に置くことになる。野良猫を温存する方が良い」は正反対の大嘘です。


(追記)

 室内飼いの猫と、放し飼いや野良猫の平均寿命の差についての調査があります。

平成27年(2015年)全国犬猫飼育実態調査 全国犬猫飼育実態調査 結果 一般社団法人 ペットフード協会。2016年1月29日。

(平成27年調査)
猫の場合、「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.40歳、「家の外に出る」猫の平均寿命は14.22歳と寿命に大きな差ありました。

Hauskatze「ドイツ版ウィキペディア 飼い猫」

In freilaufenden Katzenpopulationen ohne menschliche Zuwendung und medizinische Betreuung liegt die Lebenserwartung einer Katze zwischen 1,4 und 3,2 Jahren (männliche Tiere) bzw. 3,3 und 4,2 Jahren (weibliche Tiere).
人に世話をされていない、医療を受けていない猫では平均寿命は、オス1.4~3.2歳、メス3.3~4.2歳である。

(それにしても野良猫=外猫?、の平均寿命の短さには驚かされます。ドイツの場合は、ハンターに射殺されることが多いという特殊要因もあるからでしょうか)。

 いかに野良状態で屋外に放置することが虐待かがわかりますね。太田匡彦氏の自論、「猫の商業的生産化は、野良猫や放し飼いなどの不適正飼育を温存して望まない繁殖を温存するより、猫にとっては過酷な環境となる」は真実とは全く正反対の「大嘘」であることがわかります。
 常常私は思うのですが、本当にこの方(太田匡彦氏)は、バカのような気がしてなりません。過去のSippoの記事でも取り上げました。「東京都動物愛護センターをドイツのティアハイム的な施設に転換する」などの主張もそうです。その点については再び取り上げるつもりです。

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太田匡彦氏の記事、「猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな」はバカの証明



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(本記事のアクセス数は、7426ブログ中15位を獲得しました)

 朝日新聞社のペット情報サイトに、「sippo」があります。2016年1月26日に、太田匡彦氏が「猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな」というタイトルの記事を書います。本記事では「(猫ブームは)猫の場合、大量生産が始まった時には犬以上に過酷な環境に置かれる可能性がある」と述べています。しかしそれは事実とは正反対です。つまり本記事は、太田匡彦氏の「バカ」の証明です。


 問題の記事を要約、引用します。第13回 猫ブームの危うい側面 犬の二の舞いを踏むな。2016年2月26日。なお同じ記事を、Yahooニュースでも配信しています。猫ブームに危うい側面も ペット店での購入増加、無理な繁殖の恐れも。2016年3月6日。「yahooニュース」についたコメントのバカッぷりも、大いに楽しませてもらえますが(笑い)。

「猫ブーム」がきている。
だがこのブームには危うい側面がある。犬の生体販売ビジネスで起きたことと同様の問題が、猫でも起きるかもしれない。
猫の入手方法は現在、「野良猫を拾った」が42.2%を占めており、「ペット専門店」は14.7%にとどまる(2014年、ペットフード協会調べ)。
46.5%がペット専門店からの犬とは、現状が異なることは確かだ。
しかしかつては犬も、野良犬を拾ってきたり、近所で生まれた子犬をもらってきたり、が主流だった。
大規模な生体の流通・小売業者が登場し、ペットオークション(競り市)というビジネスが成立したのは、この20、30年のこと。
猫も当たり前のようにペットショップで買う日が来ないとは限らない。
猫の場合、大量生産が始まった時には犬以上に過酷な環境に置かれる可能性がある。
猫をめぐる環境が近い将来、「犬の二の舞い」を踏むことがないように。


 大田匡彦氏は、
*1「ドイツ殺処分ゼロ」、
*2「ティアハイムは非営利団体」、
*3「日本は先進国の中では犬猫などのペットの大量生産大量販売を行っている特殊な国~それが大量殺処分の原因である」、
などという、事実とは正反対の、嘘プロパガンダ拡散の旗艦とも言える人物です(「続き」で解説します)。
 日本における「犬猫殺処分ゼロ」を強硬に唱えている人物であり、根拠もなく、「殺処分をゼロにするためには犬猫の大量生産大量販売の商業主義をやめるべきである」と主張しています。そしてしばしば犬猫の過酷な状況として、殺処分を批判しています。

 問題の記事では、「犬の大規模な生体の流通・小売業者が登場し、ペットオークション(競り市)というビジネスが成立したのは、この20、30年のこと」であり、それが「犬の過酷な環境を招いた(=つまり氏の今までの主張に照らせば、犬の殺処分の原因」としています。
 しかし犬の殺処分数は、統計をとり始めた昭和49年には、年間112万頭が殺処分されていました。しかし年々減少して、現在はの21,593頭(平成26年。犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況)であり、昭和49年の112万頭(全国の犬・猫の殺処分数の推移)にくらべて52分の1にまで激減しています。特に減少率が著しいのは、平成元年~平成6年にかけてです。その時期は、大田匡彦氏が「犬の商業生産化が定着して、ペットショップなどの営利業者から購入するのが一般化した」時期とまさに一致します。

 つまり犬の入手方法が、「野良犬が生んだ仔犬を拾ってきた」「知人の犬が予期せず仔犬を生んで処分に困っていたのでタダでもらった」「保健所から譲渡を受けた」という、商業的生産販売外からが主流であったころから、「ペットショップで購入する」「ブリーダーから購入する」という、営利業者から有償で入手するように移行するとともに、殺処分数は減っています。それは当然でしょう。  「たまたま友人宅に遊びに行ったところ、友人の犬が産んだ仔犬を押し付けられた」「野良犬の仔犬を子供が拾ってきたが、大きくなって飼いきれなくなった」。そのようなケースでは、飼い始めたきっかけは偶然や衝動です。さらに入手にかかったコストがゼロであれば、捨てるのは惜しくないでしょう。 
 対して金を払って犬を買うのであれば、熟慮してから購入します。また高価な犬であれば、安易に捨てませんし、大事にします。盗まれたりしないように、放し飼いは当然しませんし、発情期に遁走しないように不妊去勢手術もします。そうなれば、捨て犬や不測の繁殖は減り、それに伴い野良犬が減り、さらに野犬の自然繁殖は減り、ますます野良犬は減ります。それが殺処分の減少につながっているのです。それらの事実は、明確客観的な数値として統計に現れています。

 当然猫においても、「猫ブーム」により、ペットショップやブリーダーなどの営利事業者から購入するのが主流になることが望ましいと言えます。その前に、野良猫の捕獲駆除などを行い、野良猫数を減少させることが必要です。猫は特定の飼い主が責任をもって適正飼育することを進めます。適正飼育とは、猫も犬と同様に畜犬登録のような登録義務と狂犬病予防注射の接種義務、室内飼い、屋外に出る可能性のある猫は不妊去勢を推進させることです。
 特定の飼い主がいない、責任者が不明な、野良猫への餌やりや、地域猫は廃止、罰則規定を設けて禁じるべきです。そうすれば猫は野犬がほぼ撲滅したのと同様に、野良猫は激減し、タダで入手することが難しくなります。猫が欲しい人は、高いお金を払って購入する以外の方法がなくなれば、猫の価値は上がり、捨てる人は激減します。また盗まれないように放し飼いをしなくなり、不測の繁殖もへります。そしてますます野良猫は減り、猫の殺処分の減少につながります。
 「猫ブーム」が、「猫をペットショップなどから購入すること」への意識転換につながれば、猫にとっては大変動物愛護にも適う、大変好ましいことなのです。


(画像)

 ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイミュールにおける、ペットショップでの猫の生体販売。

ドイツ 猫 生体販売 (500x333)



(追記)

 蛇足ですが、大田匡彦氏の「二の舞を踏む」は正しい日本語ではありません。「二の舞を踏む」は「二の足を踏む・二の舞を演ずる」の混同
 大田匡彦氏のバカッぷりにはもう驚きません。「外国語の文献をお読み下さい」との高度なことはとても申し上げられません。一応プロのジャーナリストらしいですから、せいぜい日本語は正しくお使いくださいね。義務教育は一応終了されているようですので夜間中学にはいけませんね。公文の小学生向け国語教室に行かれてはいかがでしょうか。

「二の足を踏む」という言い方はある。踏み出すことをためらったり、尻込みしたりするの意味である。
これと「二の舞を演ずる」とを混同したものである。
「二の舞」とは舞楽で、案摩の舞の次に舞う滑稽な舞いを言う。そのため「二の舞を演ずる」とは、人の後に出て、その真似をすることや、前の人の失敗を繰り返すなどを意味するようになった表現である。
あまりにも平気で混同している人が多い表現だが、明らかな間違いなので注意したい。



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猫が好きで好きでたまらない。だからこそ私は猫を虐殺しました






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 記事、告白「私はかつて猫を高所から落として殺しました。そしてガソリンをかけて火をつけたこともあります」、では、私は高名な作家、井上ひさし氏の猫虐殺体験を取り上げました。この記事では、いくつかの大変興味深いコメントをいただきました。要旨は「猟奇的な猫虐殺は、むしろ猫好きが高じた結果である」です。それは心理学・精神医学などでも定着した学説があり、根拠があるといえるでしょう。


 しばしば報道される猫の虐待事件ですが、それらの事件の犯人は、私は概ね2つに分類できると思います。
 まず、①野良猫、放し飼い猫により、恒常的に被害を受けている犯人のケースです。被害に対する反発や、それを原因とする猫に対して憎悪が高じて(嫌いにあったとも言えますが。つまり猫嫌い)猫を殺害します。そして、その原因を作った餌やりを行なっている者に対して見せしめのために残酷に殺した猫の死体を見せしめのために晒したりします。
 それともうひとつのケースは、②猫に対する異常な執着心、つまり猫好きが高じた結果、猫を虐待することにより、快感を覚える犯人によるものです。①と②は、根本的に異なります。


①野良猫、放し飼い猫により、恒常的に被害を受けている犯人のケース。広義の猫嫌い。

 このケースでは、猫による被害という原因がなければ、犯人は猫に対して興味がありません。元々猫嫌いであれば、自ら積極的に猫に関わることはありません。ですから、猫による被害を取り除けば、それ以上犯行に及ぶことはないと考えられます。例えば子供嫌いの老人は、家の前で子供が騒いで遊んでいれば子供を怒鳴りつけたりします。しかし元来子供嫌いであれば、積極的に自ら子供に関わろうとはしません。子供による被害がなければ、たとえ子供を怒鳴りつけたことがあったとしても、それを持ってその老人が子供に対する犯行を増長させることは考えにくいです。
 それと同様に、猫被害により猫に対して憎悪の念を抱くようになった、もしくは元々猫が嫌いであったという人は、猫が被害を及ぼさなければ猫に関わることはありません。仮に被害に耐え兼ねて猫を殺害したとしても、犯行が増長する事はないと言えます。被害を除去すれば、犯行は起きることはないです。

②猫に対する異常な執着心、つまり猫好きが高じた結果、猫を虐待することにより、快感を覚える犯人によるもの。

 例えば、幼女を殺害して遺体をバラバラにするなどの猟奇的犯罪があります。かつての宮崎勤事件は有名ですが、近年も神戸市長田区でも同様の事件が起きています(神戸市の小1女児殺害事件)。これらの事件の犯人は、幼女に対しての異常なほどの執着、偏愛、好きが高じて犯行に及びました。①の、子供嫌いの老人が子供に対して怒鳴ったことと、根本的に異なります。
 これらの幼女殺人事件は、サディズム「相手(動物も含む)を身体的に虐待したり精神的に苦痛を与えたりすることによって性的快感を味わう。また、そのような行為を想像したりして性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプ」、もしくはフェティシズム「心理学では性的倒錯の一つのあり方で、物品や生き物、人体の一部などに性的に引き寄せられ、性的魅惑を感じるもの」といった、性的倒錯が強く疑われます。
 性的倒錯者の場合が猫を猟奇的に殺害する場合は、原因が快楽の追求であるため、増長する危険性があります。①が、原因となる猫被害を除去すれば、犯行には至らない、増長することは考えにくいのとは対照的です。例えば、神戸連続児童殺傷事件犯人の自称、酒鬼薔薇聖斗などは典型です。佐世保女子高生殺害事件も、同様と考えられます。
 自称、酒鬼薔薇聖斗は、猫を殺害した時も児童を殺害した時も、性的興奮を覚えたとのことです。人への犯行にいたらない猫の虐殺事件では、福岡猫虐待事件や猫の保護活動を行っている団体から猫を詐取して殺害した事件などがこれに該当するでしょう。


 いわゆる野良猫愛誤は、①と②を混同しています。しばしば餌やりが過激に行われている地域(地域猫活動地域も含みます)では、猫が殺害される事件が頻発します。その多くは、①であると考えられます。先に述べた通り、①(も好ましいことではありませんが)と②は根本的に異なります。犯行の動機が、真逆です。
 しかし野良猫愛誤家は、猫の殺害を、すべて「猫嫌いによる犯行。そのような猫嫌いはいずれは殺人を犯す」と論理が飛躍します。繰り返しますが、猫による被害により猫が嫌いになった人は、猫被害という原因を除去すれば、犯行は増長しません。さらに元々猫が嫌いな人は、何もなければ自ら積極的に猫に関わることはありません。むしろ避けます。

 猫愛誤は、「猫嫌い(餌やりや地域猫に反対する人、さらには適法に保健所に所有者不明猫と届ける人、保健所での殺処分を容認する人にまでその範疇を広げます)」はそのうち殺人を犯す」と飛躍した論理を繰り広げます。その上で「野良猫の餌やりに反対し、保険所での殺処分を容認するものは犯罪予備軍。だから保健所での殺処分を廃止し、餌やりは無条件で認められなければならない」と極論します。
 しかしそれは論理の飛躍とすり替え、欺瞞で、まさに噴飯モノです。猫を猟奇的に殺害し、人の殺害にまで増長する危険性が高いのは猫愛誤の同類の、猫が好きで好きでたまらない猫編愛者なのです。

 例えばこのような事件が最近ありました。。毎日新聞インターネット版 2015年5月1日。この事件では、野良猫に餌をやって手懐けた83歳の男性が、些細なことで逆上し、猫を猟奇的な方法で殺害しました。
 猟奇的殺害により快感を覚えるという性的倒錯とは異なるかもしれませんが、この老人は猫好きであることは間違いないでしょう。以下に引用します。


飼い猫を車で約4キロ引きずり回して殺したなどとして、茨城県警稲敷署は1日、同県稲敷市の無職の男(83)を動物愛護法違反(愛護動物の殺傷)と廃棄物処理法違反(不法投棄)の両容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。
飼い猫をビニールひもで乗用車の後部に結びつけ、市道を約4キロ引きずって窒息死させた上、死体を市内の空き地に捨てたとしている。
死んだ猫は元々野良猫で、男は1月ごろから餌を与えるなどして面倒を見ていたという。



 さらに私は記事、告白「私はかつて猫を高所から落として殺しました。そしてガソリンをかけて火をつけたこともあります」、で、作家の井上ひさし氏の猫虐待体験を取り上げました。井上ひさし氏は、猫虐待者でもあると同時に、無類の猫好きでもありました。このことも、猫好き≒猫虐待者であるケースは多い事の裏付けとなるともいます。
 以下に、「文芸春秋 昭和五十六年三月三十日 第一刷 『巷談辞典』 92『動物愛護』」と、ウィキペディアの記述を引用します。

井上ひさし

井上ひさし2

動物を可愛がっておいでの皆さんからは叱られるかもしれないが、子どもの時分からずいぶん犬や猫を苛めてきた。
小学五年のとき、近所の猫を煮干し用雑魚(じゃこ)でおびきよせ、とっ捕えてやつの鼻の穴にわさびの塊を押し込んだことがある。
例(くだん)の猫はぎゃっ!と名状すべからざる悲鳴をあげて三十糎もとびあがり、次の瞬間、 時速百キロは優にあろうかと思われる速度で走り出し、そのまま行方不明になってしまった。
小学六年のとき、やはり近所の猫を雑魚でおびきよせて捕え、火の見櫓の天辺から落したのだ。
猫はにゃんともいわずに即死した。
高校時代、日向ぼっこをしていた猫にガソリンをかけ、マッチで火をつけたことがある。
猫はあっという間に火の玉と 燃えあがり、ひかり号なみの速度で西に向って走り出し、これまた行方不明となった。

井上ひさし
残忍や猟奇的な物事を特に好み、動物への虐待や後述する家庭内暴力などに耽った。
『巷談辞典』(文春文庫、1984年)では、自身の少年時代に行った、猫にガソリンをかけて火をつける、猫を30メートルは優にある火の見櫓の天辺から落として殺すなどの、猟奇的な動物虐待の数々を、動物愛護団体への批判に絡めて告白している。
一方、元妻の西舘好子によると、「異常なほどの猫好き」でもあったという。



 私が頂いたコメントには、このようなものがあります。正鵠を得ているとは思いませんか。


>サカキバラセイト 同級生解体女子高生 小動物虐待  殺戮常習犯
これらの人間とメンタリティが近いのは野良猫被害者じゃなくて餌やりの方ですわな。

自分もサカキバラセイトとアニマルライツ論者、愛誤は精神的には実は同じであると考えています。

わざわざ猫を捕まえて虐待しようなんてのは、ある意味、猫好きですね。
猫が嫌いなら触りたいとすら思わないでしょうし。
バカの一つ覚えで反愛誤を無理やり猟奇犯罪者扱いしたところで、ブーメランも良いところですねw



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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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