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人の占有下にない犬猫は、狩猟駆除が推奨されているオーストリア~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか





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(Zusammenfassung)
Österreich
Nach dem Österreichisches Jagdgesetz dürfen Katzen erschossen werden, wenn sie weiter als 300 Meter vom nächsten Haus entfernt sind.


記事、
日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか~杉本彩氏の動物虐待の厳罰化主張に対する疑問
アメリカ、カリフォルニア州では私有地内に侵入する犬猫の毒餌による駆除は合法~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
アメリカ、カリフォルニア州では動物虐待の法定刑は懲役1年以下または2万ドル以下の罰金もしくはその併科~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
イギリスの動物虐待罪の法定刑は、357日以下の懲役または2万ポンド以下の罰金、もしくは併科~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
イギリスと日本の動物虐待に対する処罰の比較~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
動物福祉に先進的なオーストリアの動物虐待の法定刑は懲役2年以下~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
の続きです。
 これらの記事では、杉本彩氏らが「日本は外国と比べて動物虐待に対する処罰が甘い。動物愛護管理法における動物虐待罪の法定刑の上限引を、懲役5年以下、罰金500万円以下に引き上げるべきである」と主張していることを書きました。
 オーストリアは、国際的にも動物保護に先進的な国という評価を受けています。オーストリアの動物虐待に対する処罰は、軽微な虐待については動物保護法(Tierschutzgesetz)で罰金が最高2万ユーロと定められています。重度の動物虐待に関しては、連邦刑法(Strafgesetzbuch)222条により、法定刑が懲役2年以下と定められています。しかしオーストリアは狩猟法により、非占有の犬猫は通年狩猟駆除が推奨され殺害が合法です。



 オーストリア連邦全土ではドイツと同じく、狩猟鳥獣保護のために、狩猟法で人の占有下を離れた犬猫の狩猟駆除を、1年を通じてハンターに推奨しています。ですから、「人の占有下にない、放し飼い犬猫、遁走犬猫」はもとより、無主物である野良犬猫にまで保護が及ぶ日本の動物愛護管理法の方が、動物虐待に対して厳しいと言えます。狩猟駆除される犬猫の数は、人口比でドイツと同程度あります。その根拠となる法律から引用します。
 ニーダーオーストリア狩猟法 Landesrecht konsolidiert Niederösterreich: Gesamte Rechtsvorschrift für NÖ Jagdgesetz 1974, Fassung vom 02.09.2018


§ 64 Jagdschutz
(1) Unter Raubzeug sind sonstige dem gehegten Wild schädliche Tiere, insbesondere revierende oder wildernde Hunde und umherstreifende Katzen zu verstehen.
2. wildernde Hunde, sowie Hunde, die sich erkennbar der Einwirkung ihres Halters entzogen haben und außerhalb ihrer Rufweite im Jagdgebiet abseits öffentlicher Anlagen umherstreunen und Katzen, welche in einer Entfernung von mehr als 300 m von Wohn- und Wirtschaftsgebäuden umherstreifen, zu töten.
Das Recht zur Tötung von Hunden besteht nicht gegenüber den Jagd-, Blinden-, Behinderten-, Lawinen-, Katastrophensuch- und Hirtenhunden.
Den Eigentümern der nach Maßgabe der vorstehenden Vorschriften getöteten Hunde und Katzen gebührt kein Schadenersatz.

64条 狩猟鳥獣の保護
(1)「狩猟鳥獣の捕食獣」という用語は、狩猟鳥獣にとって有害な他の動物、特に野生化した犬による狩猟鳥獣の攻撃や、自由に徘徊する猫を意味すると理解される。
2. 飼い主の管理下から明らかに逃れ、狩猟鳥獣を捕食する犬と、狩猟地域で、公共の場所から管理を離れて自由に徘徊する、住宅や商業ビルから300メートル以上離れている猫を殺すことができる。
犬を殺す権利は、猟犬、盲導犬、障害者介助犬、雪崩救助犬、災害調査犬、牧羊犬は除外される。
上記規定に従って殺された犬および猫の飼い主に対しては、損害賠償は支払われない。



 オーストリアでは飼い犬、飼い猫であっても、しばしばハンターに射殺されて問題になります。しかし狩猟法を遵守する限り、ハンターの行為は全く合法です。最近も飼い猫がハンターに射殺され、飼い主は警察に告訴しました。しかし、最寄りの民家から366m離れていたので警察はハンターの行為を合法とし、猫の飼い主の告訴を受理しませんでした。
 Kater "Fritzi" von Jäger erschossen 「ハンターに射殺された、オス猫のフレッツイ」2018年5月14日


Nach dem OÖ Jagdgesetz dürfen Katzen erschossen werden, wenn sie weiter als 300 Meter vom nächsten Haus entfernt sind.
Am Donnerstag, 10. Mai, wurde der Kater "Fritzi" auf einem Feld in Rottenbach erschossen.
Der Jäger gestand auch, den Kater wegen "Wilderei" erschossen zu haben.
Das Paar erstattete Anzeige bei der Polizei.
Kein Verstoß gegen das Jagdgesetz.
Das OÖ Jagdegesetz erlaubt es Jägern, Hunde und Katzen unter bestimmten Umständen zu erschießen.
366 Meter war Fritzi vom Haus entfernt, als ihn die Kugel Traf.
Die Katze ist ein Raubtier, das liegt in ihrer Natur und gerade in der Vogelwelt werden einige bereits bedrohte Arten.
Ein Jäger überlegt es sich gut, eine Katze zu erschießen.

オーバー・オーストリア狩猟法によれば、猫は最寄りの家から300メートル以上離れていれば、射殺される可能性があります。
5月10日(木)に、ロッテンバッハの野原で、オス猫の「フリッツイ」が射殺されました。
ハンターは、「猫が狩猟鳥獣を捕食するから」、猫を射殺したと言いました。
その夫婦は警察に告訴状を提出しました。
狩猟法違反はありません。
オーバー・オーストリア狩猟法では、特定の状況下でハンターが犬や猫を撃つことができます。
フリッツィは弾丸が命中したときは、家から366メートル離れていました。
猫は捕食者でありその性質により、特に鳥類の世界においては、すでに絶滅危惧種がいくつかあります。
ハンターは猫を射殺することが良いことだと思っています。



 その他にも、私はかつて、住宅地付近で「約50匹の」飼い猫を含む猫を射殺したり、わなで捕獲した後に残酷に殺害していたオーストリアのハンターの記事をこちらで取り上げたことがあります。この件でも、ハンターは狩猟法を順守していたため、ハンターの行為を、誰も止めることはできませんでした。
 記事はこちらです。住宅地で猫を50匹射殺した男を処罰できないオーストリアの法律


(動画)

 Abgeschossene Katzen in Oberösterreich ORF heute konkret. 「アッパー・オーストリアでは、実際に猫は撃たれています」。2016年8月9日。オーストリアのTVニュース。

In jedem dritten österreichischen Haushalt lebt eine Katze.
90 Prozent der Vierbeiner halten sich draußen auf und sind so Gefahren ausgesetzt.
Jedes Jahr werden in unserem Land tausende Katzen einfach getötet und das meist ganz legal. Denn die Tiere dürfen in freier Wildbahn von Jägern erschossen werden.

すべてのオーストリアのペットの猫の生活。
オーストリアにいるがために、4本足の友人(猫)の90%が危険にさらされています。
毎年私たちの国では、数千匹の猫を、ほとんど合法的に殺害しています。
猫が野生化しているとみなされれば、ハンターによって射殺することができるからです。





 間違いなく、飼い猫を住宅の近くで射殺すれば、日本では動物愛護管理法違反に問われると思います。その猫が放し飼いで、飼い主の管理下から完全に離れていたとしてもです。日本でも鳥獣保護狩猟適正化法では「ノネコ」は狩猟対象ですが、要件は厳格で、猟期しか狩猟できません。
 国際的に「動物福祉に先進的な国」とされているオーストリアは、動物虐待罪の法定刑は日本と同じく懲役2年以下です。しかし実際の判決では実刑はほぼありません。また、非占有犬猫は狩猟法が適用され、通年殺害が合法です。したがって、杉本彩氏が主張する、「日本は外国と比べて動物虐待の処罰が軽すぎる」は疑問です。杉本氏が厳罰署名を行った、「このような事件を防止するためにも、日本は海外にならって、動物虐待に対する厳罰化が必要」とした猫殺害事件は、猫は野良猫(無主物。当然非占有)でした。オーストリアでは、私が調べた限り、野良猫(無主物)の猫の殺害で起訴され有罪となった事件を知りません。野良猫(無主物)の殺害は違反があったとしても、狩猟法違反の行政罰にとどまっていると思います。杉本彩氏の無知蒙昧(もしくは嘘での世論誘導、言論テロ?)ぶりは滑稽です。
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動物福祉に先進的なオーストリアの動物虐待の法定刑は懲役2年以下~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか





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(Zusammenfassung)
Österreich
§ 222 des Strafgesetzbuches beinhaltet die Tierquälerei.
Demnach kann es mit bis zu zwei Jahren Haft bestraft werden, ein Tier etwa roh zu misshandeln oder ihm unnötige Qualen zuzufügen.


記事、
日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか~杉本彩氏の動物虐待の厳罰化主張に対する疑問
アメリカ、カリフォルニア州では私有地内に侵入する犬猫の毒餌による駆除は合法~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
アメリカ、カリフォルニア州では動物虐待の法定刑は懲役1年以下または2万ドル以下の罰金もしくはその併科~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
イギリスの動物虐待罪の法定刑は、357日以下の懲役または2万ポンド以下の罰金、もしくは併科~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
イギリスと日本の動物虐待に対する処罰の比較~日本は動物虐待に対する処罰が甘いのか
の続きです。
 これらの記事では、杉本彩氏らが「日本は外国と比べて動物虐待に対する処罰が甘い。動物愛護管理法における動物虐待罪の法定刑の上限引を、懲役5年以下、罰金500万円以下に引き上げるべきである」と主張していることを書きました。
 オーストリアは、国際的にも動物保護に先進的な国という評価を受けています。オーストリアの動物虐待に対する処罰は、軽微な虐待については動物保護法(Tierschutzgesetz)で罰金が最2万ユーロと定められています。重度の動物虐待に関しては、連邦刑法(Strafgesetzbuch)222条により、法定刑が懲役2年以下と定められています。実際の処罰はどうなのでしょうか。



 オーストリアの動物虐待に対する処罰は、軽微な虐待については動物保護法(Tierschutzgesetz)で罰金が最高2万ユーロ(約260万円 1ユーロ=130円)以下と定められています。重度の動物虐待に関しては、連邦刑法(Strafgesetzbuch)222条により、法定刑が懲役2年以下と定められています。  懲役2年以下は、日本の動物愛護管理法44条1項の、「みだりな愛護動物の殺傷」に対する法定刑と同じです。オーストリアの、動物虐待に対する実際の処罰はどうなのでしょうか。


 まず、オーストリアの連邦刑法(Bundesrecht konsolidiert: Gesamte Rechtsvorschrift für Strafgesetzbuch, Fassung vom 01.09.2018)から、動物虐待に対する処罰規定を定め他条文を引用します。


Elfter Abschnitt
Tierquälerei
§ 222. (1) Wer ein Tier
1.roh misshandelt oder ihm unnötige Qualen zufügt,
2.aussetzt, obwohl es in der Freiheit zu leben unfähig ist, oder
3.mit dem Vorsatz, dass ein Tier Qualen erleide, auf ein anderes Tier hetzt,
ist mit Freiheitsstrafe bis zu zwei Jahre zu bestrafen.
(2) Ebenso ist zu bestrafen, wer, wenn auch nur fahrlässig, im Zusammenhang mit der Beförderung mehrerer Tiere diese dadurch, dass er Fütterung oder Tränke unterlässt, oder auf andere Weise längere Zeit hindurch einem qualvollen Zustand aussetzt.
(3) Ebenso ist zu bestrafen, wer ein Wirbeltier mutwillig tötet.

第11節
動物虐待
第222条(1)何人においても、動物に対して、
1. 虐待したり、不必要な苦しみを与えたりすること、
2. 自由を著しく奪うこと、
3. 動物をほかの動物に攻撃させて苦しみを与えること、
これらは、2年以下の懲役で処罰する。
(2)過失のみであっても、給餌や給水を制限すること、あるいは他の方法で長期間にわたり、複数の動物の輸送に関わる、苦しい状況に動物を晒すさらす者は、処罰される。
(3)同様に、脊椎動物を悪ふざけで殺す者は処罰される。


 上記の動物虐待に対するオーストリアの「懲役2年以下」の法定刑ですが、2015年に1年から2年に引き上げられたばかりです。オーストリアの動物愛護団体で、動物虐待罪がオーストリアでどの程度の処罰が判決で言い渡されたかを調べたところがあります。その動物愛護団体の記事から引用します。
 Wien, am 29.08.2016 Ins Gefängnis wegen Tierquälerei – Kommt das überhaupt vor? 「2016年8月29日 ウィーンにて 動物虐待行為による刑務所での実刑 - それは起こりうるのでしょうか?」


Ins Gefängnis wegen Tierquälerei – Kommt das überhaupt vor?
§ 222 des Strafgesetzbuches beinhaltet die Tierquälerei.
Demnach kann es mit bis zu zwei Jahren Haft bestraft werden, ein Tier etwa roh zu misshandeln oder ihm unnötige Qualen zuzufügen.
Doch wie sieht es in der Praxis aus?
Im Großteil der Fälle enden die Prozesse
mit bedingten Haftstrafen, also mit Bewährungsstrafen.
Das höchste jemals verhängte Strafmaß ist stammt aus dem Jahr 2015 und wurde gegen einen amtsbekannten steirischen Rottweilerzüchter verhängt, welcher in erster Instanz zu neun Monaten unbedingter Haft verurteilt wurde.
Zuvor hatte er zumindest vier seiner Hunde über Wochen hinweg nicht mit Wasser und Futter versorgt und somit verhungern bzw. verdursten lassen.
Der letzte Fall einer unbedingten Haftstrafe, welche unter anderem auch wegen Tierquälerei verhängt wurde, ereignete sich erst kürzlich.
Er Kühen Harnstoffdünger ins Futter mischte und sie somit vergiftete.
Sieben Tiere verendeten zudem qualvoll.
Nun wurde er erstinstanzlich zu zehn Monaten Haft verurteilt, ein Monat davon unbedingt.
Das Urteil ist jedoch noch nicht rechtskräftig.

動物の虐待行為により、刑務所での処罰(実刑) - それは起りうるのでしょうか?
オーストリア連邦刑法222条では、動物虐待行為についての規定があります。
すなわち、生きている動物を虐待したり、不必要な苦痛を与えるならば、最大で2年の懲役刑で処罰されることがありえます。
しかし、実際にはどうなのでしょうか?
ほぼ全てで、条件付きの懲役刑で、つまり執行猶予付き判決で裁判は終了します。
今までに科せられた最も重い判決は、2015年にまでさかのぼりますが、有名なシュタイアーマルク州のロットワイラーのブリーダーに科された、執行猶予がつかない懲役9ヶ月が最初の(執行猶予がつかない)判決例です。
少なくとも4頭の犬に水と食物を数週間与えなかったために、犬たちは飢えて死んでしまったのです。
動物の虐待行為による、執行猶予なしの懲役刑の最も新しい事件は、最近ありました。
被告人は、牛の飼料に尿素肥料を混ぜて、牛たちを中毒死させました。
7頭の牛たちは、苦しんで死にました。
現在被告人は、(史上最も重い)10ヶ月の懲役を実刑判決で言い渡された最初の例となりました。
しかし、判決はまだ(控訴しているので)確定していません。



 つまり、「世界でも最も動物福祉に先進的な国」の一つとされているオーストリアにおいても、極めて動物虐待に対する処罰は、実刑が少ないということです。確定した判決では、「懲役9ヶ月」の、「複数の犬を餓死させた犬ブリーダー」の事件が最も重い処罰ということになります。また、自由刑の法定刑においても、日本の動物愛護管理法44条1項と同じ2年以下です。杉本彩氏らが主張している、「日本は(ほかの国と比べて)動物虐待の処罰が軽すぎる」は、はなはだ疑問です。
 さらに、オーストリアはドイツと同じく、人に占有されていない犬猫は狩猟法の規定により、一年を通じて狩猟駆除が推奨されています。人口比では、ドイツと同程度の犬猫を狩猟駆除しています。オーストリアでもドイツと同じく、飼い猫や飼い犬がハンターに「合法的に」射殺されることがしばしば問題になっています。オーストリアでは、住宅地近くで、50匹以上の飼い猫を含む猫を狩猟(射殺、わなで捕獲した後に残虐に殺害した)ハンターがいます。その行為は全く合法とされています。次回は、オーストリアの狩猟法と、合法的な犬猫の殺害について述べます。


(動画)
 
 Hundezüchter wegen Tierquälerei zu unbedingter Haft verurteilt 「犬ブリーダーは、執行猶予なしの、懲役9ヶ月の判決が言い渡されました」 2015/06/25 に公開
 今回の記事で取り上げた判例の事件を伝えるTVニュース。この事件は、オーストリア史上初の、動物虐待罪での確定した実刑判決となりました。




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飼い犬をトイレに閉じ込めて餓死させた女は無罪になった~オーストリア



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(Zusammenfassung)
Einschläfern zu teuer Österreicherin lässt ihren Hund einfach verhungern!
In Österreich ließ eine Seniorin ihren Hund verhungern.
Einschläfern sei zu teuer gewesen.
In Wien stand eine 66-Jährige vor Gericht, sie hatte den Hund ihrer Enkelin verhungern lassen.
Vor Gericht wies die Seniorin demnach alle Schuld von sich.


 今年の10月のことですが、オーストリアのウィーンで高齢女性がアパートの自室で飼い犬を閉じ込めて餓死させました。理由は「犬を安楽死させる費用が高くて払えなかったから」です。その高齢女性は動物虐待の罪で起訴されましたが、無罪となりました。日本では、犬猫を餓死させた、もしくは食餌を十分に与えずに栄養失調にさせただけでも有罪になっています。海外先進国が日本と比べて著しく動物虐待に対しての処罰が重いとは言えません。


 サマリーで示した、「オーストリアで高齢女性が、飼い犬をトイレに閉じ込めて餓死させた」事件で起訴され、無罪となりました。その事件を報じるニュースソースから引用します。
 Einschläfern zu teuer Österreicherin lässt ihren Hund einfach verhungern! 「犬を安楽死させる費用があまりにも高いのでオーストリアでは、自分の犬を餓死させることが合法です!」。2017年10月25日。


In Wien stand eine 66-Jährige vor Gericht, sie hatte den Hund ihrer Enkelin verhungern lassen.
Vor Gericht wies die Seniorin demnach alle Schuld von sich.
Ein Tierarzt habe ihr gesagt, dass der Hund krank sei und eingeschläfert werden müsse.
”Aber das kostet alles! So viel Geld hab ich nicht.”
Also brachte sie das leidende Tier ins Badezimmer ihrer Wohnung, und ließ den Hund dort verhungern.
Vor Gericht blieb die Frau uneinsichtig.
Der alte Hund war früher das Haustier der Enkelin, die ihn jedoch an die Oma abgab, als sie für ihn keine Zeit mehr hatte.
Vor Gericht nahm die junge Frau ihre Großmutter in Schutz.
Wir hatten kein Geld, mit ihm mehrmals zum Tierarzt zu gehen.

オーストリア、ウィーンでは、66歳の女性が孫娘の犬を餓死させたとして、裁判所に出廷しました。
裁判では、高齢女性のすべての罪を無罪としました。
獣医師は、その犬は病気で安楽死させる必要があると、高齢女性に話していました。
「しかし、それはすべて費用が問題です! 私にはそんなお金はないのです」。
高齢女性は苦しんでいる犬を自分のアパートのトイレに閉じ込めて、犬を餓死させました。
裁判では、高齢女性は反省していませんでした。
高齢の犬はかつて孫娘のペットでしたが、孫娘には犬の世話をする時間がなかったので、祖母に預けました。
裁判では、孫娘は祖母を擁護しました。
私たちは何回も、その犬を獣医に連れて行くお金はなかったのです。



 上記の事件からは、次のことが伺えます。・オーストリアでは獣医療費が大変高価である。・オーストリアでは犬などのペットは、高齢、病気になった場合は、安楽死させることが一般的である。・オーストリアでは動物虐待に対しては、司法はそれほど厳格とは言えない。
 一方日本では、愛護動物のネグレクトで餓死させた、動物愛護管理法違反事件がいくつかあります。行政書士 良子行政法律事務所 ■□ ペット動物法務支援事務所 □■、から引用します。


ケース1
犬に餌や水を与えずに、3頭を死亡5頭を衰弱させたとして、愛犬美容学校の職員が神奈川県警小田原署に逮捕された事件。
県の動物保護センターから飼育の改善指導、動物愛護団体から虐待の告発が出ていた(小田原簡裁 H15年11月25日)。
判決・・・裁判所は動物愛護管理法違反で、学校講師に30万円の罰金(略式命令)を命じた。

ケース2
猫を譲り受けた男性が、猫に餌を与えていないとして、元の所有者(女性)が警察に告発した。
獣医師の診断により、猫は栄養失調と判断されていた。
その後、猫は女性のもとに返された(宇都宮簡裁 H15年11月末)。
判決・・・裁判所は、「動物愛護管理法」違反で、10万円の罰金(略式命令)を命じた。



 ケース1、では餓死させた犬の数はオーストリアの事件よりも多いものの、似たケースと言えます。またケース2、も近似の事件と言えますが、ネグレクトされた猫は栄養失調にはなったものの、死んではいません。いずれも(ケース2、は略式命令ですが)有罪となっています。オーストリアは文化、社会制度はドイツと非常に近い国です。ドイツ、オーストリア、スイスを含めたドイツ文化圏では、動物虐待の処罰は日本と比べて重いとは言えません。今回記事で取り上げた事件のように、無罪になることもかなりの頻度であります。
 動物虐待事件が起きるたびに、「日本の動物虐待事件に対する処罰は軽すぎる。ドイツのように厳罰化すべきだ」という署名活動等が盛んに行われます。しかし署名発起人も賛同者も無知と言わざるを得ません。特に野良猫(無主物。もしくはそうみなされる非占有猫)の殺害そのものに対しては、ドイツ、オーストリア、スイスでは、刑事処罰の規定すらありません。苦言を申し上げれば、広く社会に意見表明するのであれば、情報提供の正確性に責任を持つべきでしょう。


(画像)

 「ドイツでは野良猫の殺害が懲役10年以上になる」という、抱腹絶倒な情報を拡散しているツイッター。ドイツでは、野良猫(無主物)の殺害が「懲役10年以上になる」どころか、野良猫(無主物)の殺害そのものを刑事処罰する法的根拠がありません。唯一、ノルトライン=ヴェストファーレン州のみが非占有猫(野良猫)の殺害を州狩猟法で禁じていますが、罰則は最高で5,000ユーロ(日本円で約65万円)の行政罰(過料)です。

Tierschutzgesetz 「ドイツ連邦動物保護法」

ドイツでは、仮にその猫が飼い猫だと認定されたとしても、保護動物の殺害の最高刑は懲役3年までです。
したがって「懲役10年以上」はありえませんし、判例も皆無です。
刑事罰は法定刑が上限だということはどこの国でも普遍的な法理であり、一般常識だと思っていましたが、このツイッターには大変驚きました。

Strafe

Straffestsetzung und Strafmaß
Das Strafmaß(Deutschland: Strafzumessung, Österreich: Strafbemessung) .
Die im Einzelfall schuldangemessene Strafe stellt die absolute Höchstgrenze dar.
Eine Nichtbeachtung der gesetzlichen Vorschriften bei der Strafzumessung kann Revisionsgrund sein.
判決と刑
犯罪と処罰(ドイツおよびオーストリア)。
判決においての処罰可能な刑の上限は、法定刑(=法律で定められた刑)が絶対的な限度です。
刑の判決において、法定が法の要件に違反した場合(=法定刑を超える場合)は、控訴することが可能です。


Bundesjagdgesetz 「ドイツ連邦狩猟法」

23条で、犬猫(非占有)の通年の狩猟駆除を推奨しています。
犬猫の殺害そのものに対する刑事罰は規定されていません。
狩猟免許無資格での犬猫の狩猟(殺害)は、最高で行政罰(過料)5,000ユーロ(日本円で約65万円)。

 猫吐爵さん、分かりましたか。お友達のドイツ人弁護士は、あまりにもドイツの法律に無知のようですので、このリンクを教えてあげてくださいね。それにしても根拠のないガセネタ情報を鬼の首を取ったように拡散する愛誤な人たちもどうかと思います。それこそが、日本の動物愛護が世界で最も遅れている証拠でしょう。

猫伯爵


(動画)

 Jäger erschießt Hund ORF Kärnten heute 「オーストリア公共放送ORFケルンテン州の今日のニュース ハンターは犬を撃つ」。2017年9月4日公開。よほど住宅密集地か、都市部でもない限り、オーストリアの法律ではこの犬を撃ったハンターを処罰できないでしょう。

Ein 37 Jahre alter Jäger hat in Grafenstein in der Dämmerung auf einen zehn Jahre alten Schäfer-Labrador-Mischling geschossen.
Das Tier musste eingeschläfert werden.
Der Hund hat sich nach dem Schuss noch zu seinem Herrchen zurück geschleppt.

夕方に、ラブラドル種とシェパード種との10歳の雑種犬を、グラフェンシュタインで37歳のハンターが撃ちました。
犬は安楽死させなければなりませんでした。
犬は撃たれた後に、自分の飼い主の元に帰りました。


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野良猫の狩猟駆除を推奨しているオーストリア~海外は動物虐待の処罰は重いのか



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(Zusammenfassung)
Haustierabschuss in Österreich – Die Jagd auf Hunde und Katzen
Laut Schätzungen werden pro Jahr 30.000 Hunde und Katzen von JägerInnen erschossen!
Der Abschuss von Hunden und Katzen ist in Österreich unter bestimmten Voraussetzungen nach wie vor erlaubt.


 野良猫の殺害などの事件が起きるたびに、「日本は海外国に比べて動物虐待の罪が軽すぎる」という情報が拡散されます。しかしその情報を発信している人たちは、根拠となる法律と該当する条文や判例を具体的に挙げている人は、私が知る限りいません。事実は、例えばドイツ文化圏やオセアニアでは、野良猫(無主物とみなされる非占有猫)の殺害そのものに対する刑事罰の規定はありません。また、動物保護保護法(独語 Tierschutzgesetz)が適用される飼い犬猫の殺害に対しても、ドイツ文化圏では概して処罰は軽いと思います。また無罪になるケースもかなりあります。


 今回取り上げるのはオーストリアのケースですが、オーストリアは文化的にドイツに極めて近く、法制度も共通したところが多いです。オーストリアはドイツと同じく、連邦狩猟法(Landesrecht konsolidiert Vorarlberg: Gesamte Rechtsvorschrift für Jagdgesetz, Fassung vom 17.11.2017)で、犬猫は通年狩猟駆除が推奨されています。
 人口約880万人のオーストリアでは、狩猟駆除される犬猫は年間3万頭と推定されています。この数は人口比で、平成28年度の日本の公的犬猫殺処分数の約7.6倍です(犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(動物愛護管理行政事務提要より作成)環境省)。それでも大分減ったのです。数年前の推計値では、オーストリアで狩猟駆除される犬猫の数は約4万頭とされていました。
 オーストリアの、犬猫狩猟駆除に関する記事から引用します。Haustierabschuss in Österreich – Die Jagd auf Hunde und Katzen。 「オーストリアのペットの狩猟での射殺」。2017年6月12日。


Laut Schätzungen werden pro Jahr 30.000 Hunde und Katzen von JägerInnen erschossen!
Der Abschuss von Hunden und Katzen ist in Österreich unter bestimmten Voraussetzungen nach wie vor erlaubt.
Unter gewissen Voraussetzungen und in gewissen Bundesländern ist ein Abschuss sogar dann erlaubt, wenn sich die Tiere auf dem eigenen Grundstück befinden.
Katzen dürfen üblicherweise dann erschossen werden, wenn sie innerhalb einer gewissen Entfernung zum nächsten Wohnhaus aufgefunden werden.
dort sind die Jäger nicht nur zum Abschuss ermächtigt, sondern sogar verpflichtet!
Bei jedem dieser 30.000 Einzelschicksale handelt es sich um ein geliebtes Familienmitglied, dessen Fehlen Wut und Trauer hinterlässt.
Zu Gerichtsverfahren kommt es selbst in den Fällen, in denen der Abschuss der Tiere illegal ist, so gut wie nie.

推定によれば、毎年3万頭の犬と猫がハンターにより撃たれています!
オーストリアでは、一定の条件下では、犬や猫の射殺が許可されています。
一定の特定の条件下や、あるオーストリア州では、動物(犬猫)が自己所有地にいる場合でも射撃が可能です。
猫は一般的に、最寄りの民家から一定の距離で発見された場合は射殺されます。
ハンターは猫を射殺する権利があるだけでなく、義務とさえされています!
これら運命の3万頭の犬猫は、それぞれが愛する家族同様であり、その喪失は怒りと悲しみを残します。
仮に犬猫の射撃が違法に行われていても、裁判が行われることはほとんどありません。



 上記の情報を裏付けるソースを、私はほかの記事で引用しています。オーストリアの住宅地で、50匹以上の飼い猫を含む猫を射殺したり、わなで捕獲して残酷に殺害した男がいました。しかしオーストリアの法律では、この男性を処罰する根拠はありません。ドイツも同様で、私はドイツでの飼い猫と知りながら射殺したハンターが刑事訴追されなかった事件などを取り上げています。ドイツでは、人の占有下にない猫は狩猟法が適用され、狩猟法に則る限り、飼い猫であっても殺害はまったく合法です。
 オーストリアで、合法的に住宅地で50匹以上の猫を殺害した男に関する、私の記事はこちらです。住宅地で猫を50匹射殺した男を処罰できないオーストリアの法律
 この記事で引用した、オーストリアのニュースソースから再び引用します。Jäger soll vom Auto aus 50 Katzen erschossen haben 「アッパー・オーストリアのニュース ハンターは、車中から50匹の猫を射殺しました」。2015年8月31日。


Riesen aufregung um einen schießwütigen Jäger in Ampflwang im oberösterreichischen Hausruckwald.
Der Weidmann soll mehr als 50 Katzen – zumeist im Wohngebiet – erschossen haben.
Dutzende Bewohner wehren sich mit einer Protestliste gegen den Pensionisten.
Nun wurde er vom Tierschutzverein bei der BH Vöcklabruck angezeigt.
"Das ist ein Wahnsinn. Der Mann schießt seit langem einfach unsere Haustiere ab, gefährdet Menschen, und niemand unternimmt etwas dagegen", ist eine Betroffene empört.
Allein in den vergangenen Jahren sollen 40 bis 50 Katzen verschwunden oder erschossen worden sein.
Obwohl die Zwischenfälle seit langem bekannt sind, wurde dem Mann die Jagdkarte nie entzogen.

アッパー・オーストリア地方のハウズルックヴァルトの、アンプフルヴァンクでは、猫を楽しんで射殺するハンターのことで大騒ぎになっています。
ハンターは50匹以上の猫をー主に住宅街でー射殺しました。
住民数十人が、抗議の署名で、年金受給者のハンターに対して反撃しています。
現在ハンターは、動物保護団体の、BH・Vöcklabruck から通告を受けています。
「これは狂気です。ハンターは長いあいだ私たちのペットを射殺して、全滅の危険があるというのに、誰もそれについては何もしていません」と、関係者は激怒しています。
過去数年の間だけで、40匹から50匹の猫が姿を消したり、殺されています。
この事件が以前から知られていますが、ハンターは、自分の狩猟免許が取り上げられることはありませんでした。



 日本では、動物虐待事件があるたびに、「日本は動物虐待に対する処罰が甘い」という署名活動が行われます。しかし、根拠となる海外の法律と、該当する条文、そしてそれを裏付ける判例を原文で挙げている発起人を、私は未だかつて見たことがありません。そのような根拠のない署名活動でも、十数万人が賛同します。しかし賛同者のコメントを見ても同様に、根拠となる法律と該当する条文、そして判例を挙げている人は一人も見ていません。例えば野良猫の虐待事件の犯人の厳罰を求める署名では「ドイツのように人に対する虐待と同様に処罰するべき」という、驚くべきコメントも散見されました(この方は正直言って精神科に診てもらったほうが良いレベル)。広く社会に対して意見表明するのであれば、根拠を示す、そしてそれが正確であることの責任が伴うと私は思います。
 私は何度も繰り返していますが、人の占有下にある動物と、非占有(野良犬猫)を法律上同意に扱っている日本の動物愛護管理法は国際的に例外です。例えばドイツやオーストリアでは、人の占有下にない犬猫の殺害そのものは、刑事処罰の対象にはなりません。例外として、ドイツ、ノルトライン=ヴェストフェーレン州では、非占有であっても猫の殺害を州法で禁じています。しかし最高刑で5,000ユーロ(日本円で約65万円)の過料という行政罰にとどまります。


(動画)

 Abgeschossene Katzen in Oberösterreich ORF heute konkret. 「アッパー・オーストリアでは、実際に猫は撃たれています」。2016年8月9日。オーストリアのTVニュース。

In jedem dritten österreichischen Haushalt lebt eine Katze.
90 Prozent der Vierbeiner halten sich draußen auf und sind so Gefahren ausgesetzt.
Jedes Jahr werden in unserem Land tausende Katzen einfach getötet und das meist ganz legal. Denn die Tiere dürfen in freier Wildbahn von Jägern erschossen werden.

すべてのオーストリアのペットの猫の生活。
オーストリアにいるがために、4本足の友人(猫)の90%が危険にさらされています。
毎年私たちの国では、数千匹の猫を、ほとんど合法的に殺害しています。
猫が野生化しているとみなされれば、ハンターによって射殺することができるからです。





(画像)

 「ドイツでは野良猫の殺害が懲役10年以上になる」という、抱腹絶倒な情報を拡散しているツイッター。ドイツでは、野良猫(無主物)の殺害が「懲役10年以上になる」どころか、野良猫(無主物)の殺害そのものを刑事処罰する法的根拠がありません。唯一、ノルトライン=ヴェストファーレン州のみが非占有猫(野良猫)の殺害を州狩猟法で禁じていますが、罰則は最高で5,000ユーロ(日本円で約65万円)の行政罰(過料)です。

Bundesjagdgesetz 「ドイツ連邦狩猟法」

ドイツでは、仮にその猫が飼い猫だと認定されたとしても、保護動物の殺害の最高刑は懲役3年までです。
したがって「懲役10年以上」はありえませんし、判例も皆無です。
刑事罰は法定刑が上限だということはどこの国でも普遍的な法理であり、一般常識だと思っていましたが、このツイッターには大変驚きました。

Strafe

Straffestsetzung und Strafmaß
Das Strafmaß(Deutschland: Strafzumessung, Österreich: Strafbemessung) .
Die im Einzelfall schuldangemessene Strafe stellt die absolute Höchstgrenze dar.
Eine Nichtbeachtung der gesetzlichen Vorschriften bei der Strafzumessung kann Revisionsgrund sein.
判決と刑
犯罪と処罰(ドイツおよびオーストリア)。
判決においての処罰可能な刑の上限は、法定刑(=法律で定められた刑)が絶対的な限度です。
刑の判決において、法定が法の要件に違反した場合(=法定刑を超える場合)は、控訴することが可能です。


Bundesjagdgesetz 「ドイツ連邦狩猟法」

23条で、犬猫(非占有)の通年の狩猟駆除を推奨しています。
犬猫の殺害そのものに対する刑事罰は規定されていません。
狩猟免許無資格での犬猫の狩猟(殺害)は、最高で行政罰(過料)5,000ユーロ(日本円で約65万円)。

 猫吐爵さん、分かりましたか。お友達のドイツ人弁護士に、このリンクを教えてあげてくださいね。それにしても根拠のないガセネタ情報を鬼の首を取ったように拡散する愛誤な人たちもどうかと思います。それこそが、日本の動物愛護が世界で最も遅れている証拠でしょう。

猫伯爵
 

住宅地で猫を50匹射殺した男を処罰できないオーストリアの法律



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(Zusammenfassung)
Anzeige in OÖ Jäger soll vom Auto aus 50 Katzen erschossen haben
Obwohl die Zwischenfälle seit langem bekannt sind,wurde dem Mann die Jagdkarte nie entzogen.


 2015年のことですが、オーストリアの住宅地で、年金生活者の男性が、猫を約50匹射殺しました。しかしオーストリアの法律では、この男性を刑事事件として処罰することはできません。オーストリア連邦狩猟法では犬猫は狩猟駆除が推奨されており、民家から一定の距離を保つなどしていれば、飼い猫飼い犬であっても人の占有下になければ、狩猟駆除(射殺)が合法だからです。この男性は、狩猟免許の停止、取り消しなどの行政処分もいっさいありませんでした。


 サマリーで挙げた事件のニュースソースを引用します。Anzeige in OÖ Jäger soll vom Auto aus 50 Katzen erschossen haben 「アッパー・オーストリアのニュース ハンターは、車中から50匹の猫を射殺しました」。2015年8月31日。


Riesen aufregung um einen schießwütigen Jäger in Ampflwang im oberösterreichischen Hausruckwald.
Der Weidmann soll mehr als 50 Katzen – zumeist im Wohngebiet – erschossen haben.
Dutzende Bewohner wehren sich mit einer Protestliste gegen den Pensionisten.
Nun wurde er vom Tierschutzverein bei der BH Vöcklabruck angezeigt.
"Das ist ein Wahnsinn. Der Mann schießt seit langem einfach unsere Haustiere ab, gefährdet Menschen, und niemand unternimmt etwas dagegen", ist eine Betroffene empört.
Allein in den vergangenen Jahren sollen 40 bis 50 Katzen verschwunden oder erschossen worden sein.
Obwohl die Zwischenfälle seit langem bekannt sind, wurde dem Mann die Jagdkarte nie entzogen.

アッパー・オーストリア地方のハウズルックヴァルトの、アンプフルヴァンクでは、猫を楽しんで射殺するハンターのことで大騒ぎになっています。
ハンターは50匹以上の猫をー主に住宅街でー射殺しました。
住民数十人が、抗議の署名で、年金受給者のハンターに対して反撃しています。
現在ハンターは、動物保護団体の、BH・Vöcklabruck から通告を受けています。
「これは狂気です。ハンターは長いあいだ私たちのペットを射殺して、全滅の危険があるというのに、誰もそれについては何もしていません」と、関係者は激怒しています。
過去数年の間だけで、40匹から50匹の猫が姿を消したり、殺されています。
この事件が以前から知られていますが、ハンターは、自分の狩猟免許が取り上げられることはありませんでした。



 オーストリアの住宅地で、年金生活者のハンターが、数年にわたり飼い猫などの猫を50匹近く射殺した事件です。しかしオーストリアの連邦狩猟法(Jagdgesetz OOE(JagdGOOE))では、このハンターの行為は合法的で、処罰の対象となりません。ですから「狩猟免許の取り消し」すらありません。オーストリアの法律では、野良犬猫(人の占有下いなければ、飼い主があったとしても「野生化」したとみなされ、野良犬野良猫の扱いになります)は、ハンターに対して、狩猟駆除を推奨する規定があるからです。この規定は、ドイツの連邦狩猟法(Jagdgesetz)でも同じです。
 Landesrecht konsolidiert Vorarlberg: Gesamte Rechtsvorschrift für Jagdgesetz, Fassung vom 21.07.2017 「フォアアールベルク州法の統合:狩猟法に関わる全ての立法 2017年7月21日改正」、より州法の具体的な規定の条文を引用します。


§ 34 Hunde und Katzen im Jagdgebiet
(1) Der Jagdnutzungsberechtigte und sein Jagdschutzorgan sind berechtigt, zu töten:
c) Katzen, die sie in einer Entfernung von mehr als 500 m vom nächsten bewohnten Gebäude wildernd antreffen.
(2)
a besteht nicht hinsichtlich Assistenzhunden, Polizeihunden, Jagd- und Hirtenhunden sowie Lawinensuchhunden,

34条 狩猟区域内の犬と猫に関して
(1)狩猟受益者(ハンター)とハンターの狩猟保護の機能(ハンターによる狩猟ゲームの保護の役割)は、犬と猫を殺す権利を有します。
c) 猫は、人が占有している最も近い建物から500メートルの距離で遭遇した、野生生物を食害している猫は殺害して良い(註 他のオーストリアの州法では、最小の民家からの距離を300mとしているところもあるようです)。
(2)補助犬、警察犬、狩猟犬と牧羊犬と雪崩捜索犬に関しては、除外します。



 私はイギリスやフランスの野良猫、放し飼い猫の大量殺害事件を記事にしました。(44匹の猫が不凍液で毒殺されたイギリス、200匹以上の猫が毒殺されたフランス~事件の背景なぜイギリスは猫の大量虐殺事件が多いのか)。
 後ほどの記事で書きますが、イギリスやフランスでは、野良猫と放し飼い猫の狩猟を法律で禁じています。対してオーストリア、ドイツ、スイスでは、狩猟法により、人の占有下を離れた犬猫(スイスは猫のみ。犬は自然保護レンジャーが駆除します)は、通年、当たり前に銃などで合法的に狩猟駆除されています。つまり、「合法的なこと」、「普通に行われていること」は、わざわざ報道する価値もないということでしょう。たまたまオーストリアの猫大量射殺事件が報道されただけです。それが、ドイツ、オーストリア、スイスでは、猫大量虐殺事件のニュースが少ない理由です。報道されないだけで、ドイツなどでは(高位推計で年間50万近くの犬猫が狩猟駆除されています)、水面下で、イギリスなどよりはるかに多い野良猫、外猫が殺害駆除されているのは間違いありません。

 そもそも狩猟駆除が合法であれば、より効果的な銃やわなを使用するでしょう。不凍液(自動車のラジエーター液)などによる毒殺や、刃物による切断は狩猟法で定められた猟法ではありません。逆に違法となる可能性があります。
 ですから、イギリスにおける野良猫、放し飼い猫の大量虐殺のニュースが多いことが、イギリスでの猫大量虐殺が多いということにはならないのです。また、不凍液(自動車のラジエーター液)での毒殺や、刃物で切断して殺害するのは、イギリスでは銃が使用できないからです。猫の狩猟駆除が法律で違法とされており、銃の使用は音などですぐに発覚するからです。次回は、イギリスにおける、野良猫(野良猫とみなされる放し飼い猫も含む)の扱いに関する法規や制度について述べます(続く)。


(動画)

 Abgeschossene Katzen in Oberösterreich ORF heute konkret. 「アッパー・オーストリアでは、実際に猫は撃たれています」。2016年8月9日。オーストリアのTVニュース。

In jedem dritten österreichischen Haushalt lebt eine Katze.
90 Prozent der Vierbeiner halten sich draußen auf und sind so Gefahren ausgesetzt.
Jedes Jahr werden in unserem Land tausende Katzen einfach getötet und das meist ganz legal. Denn die Tiere dürfen in freier Wildbahn von Jägern erschossen werden.

すべてのオーストリアのペットの猫の生活。
オーストリアにいるがために、4本足の友人(猫)の90%が危険にさらされています。
毎年私たちの国では、数千匹の猫を、ほとんど合法的に殺害しています。
猫が野生化しているとみなされれば、ハンターによって射殺することができるからです。


プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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