住宅地で猫を50匹射殺した男を処罰できないオーストリアの法律



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Anzeige in OÖ Jäger soll vom Auto aus 50 Katzen erschossen haben
Obwohl die Zwischenfälle seit langem bekannt sind,wurde dem Mann die Jagdkarte nie entzogen.


 2015年のことですが、オーストリアの住宅地で、年金生活者の男性が、猫を約50匹射殺しました。しかしオーストリアの法律では、この男性を刑事事件として処罰することはできません。オーストリア連邦狩猟法では犬猫は狩猟駆除が推奨されており、民家から一定の距離を保つなどしていれば、飼い猫飼い犬であっても人の占有下になければ、狩猟駆除(射殺)が合法だからです。この男性は、狩猟免許の停止、取り消しなどの行政処分もいっさいありませんでした。


 サマリーで挙げた事件のニュースソースを引用します。Anzeige in OÖ Jäger soll vom Auto aus 50 Katzen erschossen haben 「アッパー・オーストリアのニュース ハンターは、車中から50匹の猫を射殺しました」。2015年8月31日。


Riesen aufregung um einen schießwütigen Jäger in Ampflwang im oberösterreichischen Hausruckwald.
Der Weidmann soll mehr als 50 Katzen – zumeist im Wohngebiet – erschossen haben.
Dutzende Bewohner wehren sich mit einer Protestliste gegen den Pensionisten.
Nun wurde er vom Tierschutzverein bei der BH Vöcklabruck angezeigt.
"Das ist ein Wahnsinn. Der Mann schießt seit langem einfach unsere Haustiere ab, gefährdet Menschen, und niemand unternimmt etwas dagegen", ist eine Betroffene empört.
Allein in den vergangenen Jahren sollen 40 bis 50 Katzen verschwunden oder erschossen worden sein.
Obwohl die Zwischenfälle seit langem bekannt sind, wurde dem Mann die Jagdkarte nie entzogen.

アッパー・オーストリア地方のハウズルックヴァルトの、アンプフルヴァンクでは、猫を楽しんで射殺するハンターのことで大騒ぎになっています。
ハンターは50匹以上の猫をー主に住宅街でー射殺しました。
住民数十人が、抗議の署名で、年金受給者のハンターに対して反撃しています。
現在ハンターは、動物保護団体の、BH・Vöcklabruck から通告を受けています。
「これは狂気です。ハンターは長いあいだ私たちのペットを射殺して、全滅の危険があるというのに、誰もそれについては何もしていません」と、関係者は激怒しています。
過去数年の間だけで、40匹から50匹の猫が姿を消したり、殺されています。
この事件が以前から知られていますが、ハンターは、自分の狩猟免許が取り上げられることはありませんでした。



 オーストリアの住宅地で、年金生活者のハンターが、数年にわたり飼い猫などの猫を50匹近く射殺した事件です。しかしオーストリアの連邦狩猟法(Jagdgesetz OOE(JagdGOOE))では、このハンターの行為は合法的で、処罰の対象となりません。ですから「狩猟免許の取り消し」すらありません。オーストリアの法律では、野良犬猫(人の占有下いなければ、飼い主があったとしても「野生化」したとみなされ、野良犬野良猫の扱いになります)は、ハンターに対して、狩猟駆除を推奨する規定があるからです。この規定は、ドイツの連邦狩猟法(Jagdgesetz)でも同じです。
 Landesrecht konsolidiert Vorarlberg: Gesamte Rechtsvorschrift für Jagdgesetz, Fassung vom 21.07.2017 「フォアアールベルク州法の統合:狩猟法に関わる全ての立法 2017年7月21日改正」、より州法の具体的な規定の条文を引用します。


§ 34 Hunde und Katzen im Jagdgebiet
(1) Der Jagdnutzungsberechtigte und sein Jagdschutzorgan sind berechtigt, zu töten:
c) Katzen, die sie in einer Entfernung von mehr als 500 m vom nächsten bewohnten Gebäude wildernd antreffen.
(2)
a besteht nicht hinsichtlich Assistenzhunden, Polizeihunden, Jagd- und Hirtenhunden sowie Lawinensuchhunden,

34条 狩猟区域内の犬と猫に関して
(1)狩猟受益者(ハンター)とハンターの狩猟保護の機能(ハンターによる狩猟ゲームの保護の役割)は、犬と猫を殺す権利を有します。
c) 猫は、人が占有している最も近い建物から500メートルの距離で遭遇した、野生生物を食害している猫は殺害して良い(註 他のオーストリアの州法では、最小の民家からの距離を300mとしているところもあるようです)。
(2)補助犬、警察犬、狩猟犬と牧羊犬と雪崩捜索犬に関しては、除外します。



 私はイギリスやフランスの野良猫、放し飼い猫の大量殺害事件を記事にしました。(44匹の猫が不凍液で毒殺されたイギリス、200匹以上の猫が毒殺されたフランス~事件の背景なぜイギリスは猫の大量虐殺事件が多いのか)。
 後ほどの記事で書きますが、イギリスやフランスでは、野良猫と放し飼い猫の狩猟を法律で禁じています。対してオーストリア、ドイツ、スイスでは、狩猟法により、人の占有下を離れた犬猫(スイスは猫のみ。犬は自然保護レンジャーが駆除します)は、通年、当たり前に銃などで合法的に狩猟駆除されています。つまり、「合法的なこと」、「普通に行われていること」は、わざわざ報道する価値もないということでしょう。たまたまオーストリアの猫大量射殺事件が報道されただけです。それが、ドイツ、オーストリア、スイスでは、猫大量虐殺事件のニュースが少ない理由です。報道されないだけで、ドイツなどでは(高位推計で年間50万近くの犬猫が狩猟駆除されています)、水面下で、イギリスなどよりはるかに多い野良猫、外猫が殺害駆除されているのは間違いありません。

 そもそも狩猟駆除が合法であれば、より効果的な銃やわなを使用するでしょう。不凍液(自動車のラジエーター液)などによる毒殺や、刃物による切断は狩猟法で定められた猟法ではありません。逆に違法となる可能性があります。
 ですから、イギリスにおける野良猫、放し飼い猫の大量虐殺のニュースが多いことが、イギリスでの猫大量虐殺が多いということにはならないのです。また、不凍液(自動車のラジエーター液)での毒殺や、刃物で切断して殺害するのは、イギリスでは銃が使用できないからです。猫の狩猟駆除が法律で違法とされており、銃の使用は音などですぐに発覚するからです。次回は、イギリスにおける、野良猫(野良猫とみなされる放し飼い猫も含む)の扱いに関する法規や制度について述べます(続く)。


(動画)

 Abgeschossene Katzen in Oberösterreich ORF heute konkret. 「アッパー・オーストリアでは、実際に猫は撃たれています」。2016年8月9日。オーストリアのTVニュース。

In jedem dritten österreichischen Haushalt lebt eine Katze.
90 Prozent der Vierbeiner halten sich draußen auf und sind so Gefahren ausgesetzt.
Jedes Jahr werden in unserem Land tausende Katzen einfach getötet und das meist ganz legal. Denn die Tiere dürfen in freier Wildbahn von Jägern erschossen werden.

すべてのオーストリアのペットの猫の生活。
オーストリアにいるがために、4本足の友人(猫)の90%が危険にさらされています。
毎年私たちの国では、数千匹の猫を、ほとんど合法的に殺害しています。
猫が野生化しているとみなされれば、ハンターによって射殺することができるからです。


スポンサーサイト

対馬のノネコ、野良猫対策は先進国、オーストラリアに学ぶべきだ



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Summary)
Kangaroo Island feral cat eradication initiative


 在来の希少生物が野良猫の食害にあっている自然環境では、ノネコ、野良猫は駆除~根絶が国際的なスタンダードです。日本では、例えば絶滅危惧種のアマミノクロウサギの生息地である徳之島でTNR活動を行う民間団体がありました。アマミノクロウサギは、ノネコ、野良猫により深刻な食害を受けています。そのほかにも、ノネコ、野良猫との競合や感染症をうつされるなどで深刻な被害を受けているツシマヤマネコの生息地ですら、地域猫活動が行われています。日本は生態系保全の意識が極めて低い、環境後進国だと思います。在来種保護においては、日本は海外の先進事例に学ぶべきだと思います。


 私は、日本固有種のアマミノクロウサギの生息地、徳之島でのTNR活動を取り上げています。結局は徳之島は、ノネコ、野良猫によるアマミノクロウサギの食害は続き、島内のノネコ、野良猫を捕獲して島外排出の方針に転換しました(国際標準から外れた徳之島のTNR~島嶼での希少生物保護では、野良猫は駆除根絶すべき)。
 そのほかに私は、オオミズナギドリの日本有数の生息地、御蔵島でのTNR活動も取り上げています(御蔵島のTNRはいつまで過ちを繰り返すのか~オオミズナギドリ絶滅の危機)。御蔵島ではTNR活動を開始して以降に猫が激増し、オオミズナギドリは減りました。こちらでも猫は島外排出の方針に変わりました。
 これらの事例では、TNR活動が、緊急を要する、かつ絶滅が危惧されている在来希少種の保護が遅れました。幸いにも、徳之島のアマミノクロウサギと御蔵島のオオミズナギドリは絶滅には至っていません。しかし、その危険性は未だに大です。この2つの事例以外にも、ノネコ、野良猫から被害を受けている希少生物生息地でTNR(地域猫活動)が行われている地域が日本にいくつかあります。今回は、大変絶滅が危惧されている、ツシマヤマネコの生息地、対馬市の地域猫活動について述べます。

 まず、ツシマヤマネコについてです。「本亜種は日本では長崎県の対馬にのみ分布する。絶滅が危惧される希少動物である。近年は野猫の増加がツシマヤマネコの生存環境をますます圧迫している。1996年には、野猫ないし野良猫から感染したと思われるFIV感染症(いわゆるネコエイズ)のツシマヤマネコが初めて発見されている」とあります。ツシマヤマネコは、ノネコ、野良猫により、生存を圧迫されています。
 対馬市の、ツシマヤマネコの保護を目的とした対策では、TNR、地域猫活動が行われています。また、飼い猫の管理に対する条例もあります。対馬市の地域猫について、以下の資料を引用します。 のらねこ対馬に行く 。小池英梨子 立命館大学院応用人間科学研究科対人援助額領域 2015 年修了(2016年)。


1996年にツシマヤマネコに猫エイズ(FIV)が発見された。
環境省が飼い猫とノラ猫 50 頭の血液検査を実施したところ、11頭(22%)という非常に高い感染率であった。
ヤマネコの島のノラ猫事情。
奥には猫ハウスらしき、段ボールと発砲スチロールが。
ここの子たちは、誰かにお世話してもらっている。
車から、女性が降りてきて、猫たちのごはんを乗せた紙皿を置く。
対馬の猫問題は、大きく分けて3つある。
・ツシマヤマネコと生息域が被ることによる、感染症やケガ問題
問題に対する取り組みは大きく分けて2つある。
・飼い猫登録、適正飼育の普及啓発
・ノラ猫不妊化事業
「(不妊)手術をした猫に関しては、継続して餌を与えることを認めるかわりに、今後新しく手術していない猫がはいってきた場合は速やかに市に連絡してくださいという約束にしている」。
「対象地区でマイクロチップが入っていない場合は、すべてノラ猫として扱い、避妊去勢手術、マイクロチップ、耳先カットを実施する」。
環境省のヤマネコ保護増殖事業予算から、長崎県に一部委託され、県から市に「猫の適正飼養事業」として 250 万円が降りてきているそうだ。
課題解決志向の TNR をメインに実施している。



 上記の文献により、ツシマヤマネコの現状をまとめると次のようになります。
1、ツシマヤマネコは現在100匹ほどの生息数で、絶滅が危惧されている。
2、ツシマヤマネコは、ノネコ、野良猫、放し飼い猫(イエネコ種)による感染症や競合により、生存を脅かされている。
3、ノネコ、野良猫からツシマヤマネコを保護する対策としては、地域猫、TNR活動が採用されている。

 TNR活動については、環境省が「ツシマヤマネコ保護増殖予算」から助成されています。つまり環境省がTNRを、ツシマヤマネコの保護増殖のためにと認めているということです。しかし1990年代には、環境省は直接野生生物保護のために、北海道天売島でTNRを行い、結局はノネコ、野良猫の数を1,5倍にまで増やしてしまったという大失敗があります(天売島野良猫考~TNRは1990年代には既に失敗していたー1)。その経験を生かさず、極めて絶滅が危惧されるツシマヤマネコの保護で過去の過ちを繰り返すというのでしょうか。
 それと、飼い猫に対する飼養規制ですが、条例を見た限り努力義務ないし指導勧告にとどまり、猫の放し飼いや増殖を抑止する効果があるとは思えません(○対馬市ネコ適正飼養条例)。

 日本では、ノネコ、野良猫による在来希少生物の被害防止では、過去に何度も過ちを繰り返してきました。すなわち、「ノネコ、野良猫はTNRにより数を抑制する」です。まずTNRを行い、結局はノネコ、野良猫が逆に増殖し、TNRを始める前より希少生物のノネコ、野良猫による被害が増えた~その地域からノネコ、野良猫を排出する、という方針に転換する、です。北海道の天売島、御蔵島、徳之島然り。
 幸い、過去の事例では、保護の対象となる野生動物は絶滅していません(徳之島のアマミノクロウサギは危機的な状態ですが)。しかしツシマヤマネコは生息数の少なさからして、このまま無為無策に等しいTNR、地域猫活動を漫然と続け、飼い猫の飼育規制も有名無実ならば、絶滅は必至です。日本は愚かな環境保護後進国ですか。

 比較対象として、ノネコ、野良猫から在来生物を保護する、先進的な取り組みをしているオーストラリアの事例を紹介します。オーストラリアでは国の方針として、「全国土でノネコ、野良猫の根絶が望ましい」としています。5つの重点地域の一つである、カンガルー島のノネコ、野良猫を駆除(毒餌、わな、射殺など)し根絶。さらには飼い猫の飼育完全禁止、つまり島ではイエネコ種の存在を20130年までにゼロにする方針です。
 Kangaroo Island feral cat eradication initiative 「カンガルー島の野良猫根絶の先行施策」。サウス・オーストラリア州政府。2017年4月24日更新。


The goal of the Kangaroo Island feral cat eradication initiative is to eradicate feral cats from Kangaroo Island (KI) by 2030.
Kangaroo Island is nationally important for biodiversity conservation, primary production and tourism, with nearly 50% of the native vegetation remaining.
Kangaroo Island is already free from foxes and rabbits.
Kangaroo Island is set to become one of the world's largest inhabited islands free of feral cats under a community-driven, NRKI supported, Australian Government plan to make the island a safe haven for wildlife.
Kangaroo Island joins on the Australian Government's list of five priority islands (announced June 2016) aiming to become feral cat free.
Feral cat impacts.
Feral cats spread livestock diseases (sarcocystis and toxoplasmosis) that impact production and profitability, causing substantial economic cost to the Kangaroo Island sheep industry (approximately $2 million annually).
Feral cat predation is a major threat to the island's valuable and endemic fauna, with up to 50 native animal species at risk including .
Three stage initiative
Stage 1. 2015-2018
Trial feral cat control techniques, establish baseline monitoring programs and establish a process for gradual phasing out of all cats.
Stage 2. 2018 - 2021
Eradicate feral cats from the Dudley Peninsula, monitor success of control actions and initiate a gradual phasing out of all cat ownership.
Stage 3. 2021 - 2030
Eradicate feral cats from Kangaroo Island, monitor success of control and continue with the phasing out of all cat ownership.

率先となる、カンガルー島の野良猫根絶施策の目標は、2030年までにカンガルー島の野良猫を根絶することです。
カンガルー島は生物多様性保全にとっては、一次産業と観光という見地から国家的に重要であり、また原生植物のほぼ50%が残っています。
カンガルー島では、既にキツネとウサギがいません。
NRKI(環境保護団体)の支援を受けて、オーストラリア政府はカンガルー島を野生動物の安全な避難所にする計画であり、カンガルー島は、地域主導の、野良猫のいない、世界最大級の人が居住する島のひとつになる予定です。
カンガルー島は、野良猫がゼロになることを目指す、オーストラリア政府が発表した5つの重点島(2016年6月に発表)のリストに加わりました。
野良猫は、産業の生産と収益性に影響を与え、カンガルー島のヒツジ畜産業に多額の経済的損失(年間約2百万ドル)の原因となる畜産病(胞子虫症およびトキソプラズマ症)を広げます。
野良猫による捕食は、島の貴重で在来の動物相にとっては大きな脅威であり、50種に及ぶ在来の動物種を含めてリスクとなります。
3段階取り組み
第1段階 2015年~2018年
予備的な野良猫の制御技術、つまり基礎となる野良猫の監視プログラムを確立し、すべての猫を徐々に段階的に排除する段階的に廃止するプロセスを策定します。
第2段階 2018年〜2021年
ダドリー半島で野良猫を根絶し、野良猫の管理活動の成功を監視し、さらにすべての猫の飼い主から徐々に段階的に猫を除去します(猫飼育の禁止)。
第3段階 2021 年~2030
カンガルー島の野良猫を根絶し、その成功の監視を監視し、すべての猫の所有を段階的に廃止し(猫飼育の禁止)、それを継続します。



 なお、オーストラリアの野良猫根絶事業においては厳格で、主に毒餌が用いられます。そのほかはトラップや銃による駆除です。オーストラリアでは、在来生物の保護を目的とした野良猫対策では、TNRマネジメントは一切行われていません。さらにカンガルー島では、一般の猫飼育を段階的に禁止して、ゼロにするという徹底ぶりです。
 対して日本の希少生物をノネコ、野良猫から保護する対策としては、幾度も効果がない、むしろ野良猫を増やし、より希少生物への被害を増大させる、TNR、地域猫活動が行われてきました。野良猫偏愛者の政治的圧力が背後にあるのでしょうか。また日本の場合は、期間による目標を定めることもしていませんでした。準備も熟考もなしで、無計画かつ衝動的にノネコ、野良猫のTNRをしてきただけで、効果検証も十分に行われていたのか疑問です。まさに、日本は環境保護後進国として世界に恥ずべき国だと思います。対馬のツシマヤマネコの絶滅も、現状のままでは時間の問題だと思います。


(追記)

 私が「対馬市の希少生物をノネコ、野良猫から保護する対策が、オーストラリアのカンガルー島を例示して不十分だ」とSNSでコメントしたことがあります。そのコメントに「対馬は島の面積が広く、野良猫の根絶は海外の事例と比べて困難だ」と意見されました。
 しかし、クリスマス島の面積は4,405 km²で、対馬はわずか708.7 km²です。つまりカンガルー島は、対馬の6倍以上の面積です。カンガルー島


(画像)

 オーストラリアでの猫ケージ。オーストラリアでは大変積極的に、ノネコ、野良猫の駆除をしています。飼い猫を放せば撃たれたり毒餌で駆除されてしまう可能性大だからです。

オーストラリア 猫用ベランダ


(動画)

 Dogabait and Foxecute - Additional tools for pest predator management in Australia. 「Dogabait and Foxecute - オーストラリアの有害肉食獣理のための追加の道具(毒餌)。2017年1月20日。オーストラリアでは、外来の捕食性肉食獣駆除のために毒餌が多用されます。ターゲットはキツネ、犬、猫などです。

4頭の犬猫を4階から投げ落として殺害した女~オーストリア



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Unfassbarer Fall in Meidling Nächste Tierquälerei: Frau wirft 3 Katzen und Hund aus Fenster
Nur einen Tag nach der schrecklichen Tierquälerei, bei der ein Besitzer seinen Golden Retriever aus dem Fenster im 4. Stock in Meidling geworfen hat, kommt nun die nächste Schockmeldung: Eine Frau hat drei Katzen und einen Hund aus dem Fenster ihrer Dachgeschosswohnung geschmissen haben.
Die Tiere überlebten nicht.


 今年の2月に、48歳の女性がオーストリアのウィーンで、4階から1頭の犬と3匹の猫を投げ落として殺害しました。オーストリアの、動物保護団体のオンブズマン幹部は、「このような動物虐待の根本的な原因は、オーストリアではインターネットやペットショップなどペットの販売が許可されており、だれでも簡単に動物を購入することができるからだ」と述べています。えっ!、日本在住のオーストリア出身の動物愛護家、マルコ・ブルーノさんは「EUでは生体を売っているペットショップがない」と言っていますが?


 今年の2月に、48歳の女性が4階の自室から1頭の犬と3匹の猫を投げ落として殺害した事件のニュースから引用します。Unfassbarer Fall in Meidling Nächste Tierquälerei: Frau wirft 3 Katzen und Hund aus Fenster 「マイディンクでの信じられないようなケース 次の動物虐待:女性が窓から3匹の猫と犬を投げ落としました」。2017年2月19日。


Nur einen Tag nach der schrecklichen Tierquälerei, bei der ein Besitzer seinen Golden Retriever aus dem Fenster im 4. Stock in Meidling geworfen hat, kommt nun die nächste Schockmeldung.
Eine Frau hat drei Katzen und einen Hund aus dem Fenster ihrer Dachgeschosswohnung geschmissen haben.
Die Tiere überlebten nicht.
Der schreckliche Vorfall geschah bereits am 5. Februar in der Wienerbergstraße.
Laut den Informationen von "Heute" soll die Frau (48) psychisch krank sein.
In der Wohnung der Besitzerin konnte die Polizei zudem vier weitere Katze vorfinden, die unverletzt waren.
Auch 15 Fische in einem Aquarium wurden sichergestellt.
Die Frau wurde vorübergehend in eine psychiatrische Klinik eingewiesen.
"Der Zustand dort ist katastrophal. Alles ist verdreckt, und es stinkt fürchterlich."
"Die Wurzel des Übels ist oft, dass Käufer viel zu leicht an Tiere herankommen, etwa über das Internet oder im Zoo-Fachhandel, wo der Verkauf von Hunden und Katzen erlaubt ist", kritisiert die Wiener Tierschutz-Ombudsfrau, Eva Persy.

動物への恐ろしい残虐行為の後の日にそれだけではなく、マイディンクの飼い主は、さらに4階の窓の外に、飼い犬のゴールデンレトリバーを投げ落としたとの、ショッキングなメッセージが来ました。
アパートのロフトの自分の部屋から、3匹の猫と1頭の犬を投げ落とした女性。
動物たちは助かりませんでした。
恐ろしい事件がウィナーベルクシュトラーセで、2月5日に発生しました。
「今日」伝えられた情報によると、女性(48)は精神障害者でした。
飼い主(猫犬を投げ落とした女性)のアパートの部屋で、警察官はさらに、怪我をしてない他の4匹の猫を見つけることができました。
また、水槽の15匹の魚が押収されました。
女性は、一時的に精神科病院に入院させられました。
「(その女性の部屋は)死ぬほどひどい状態です。すべてが汚れていて、ひどい悪臭がします」。
このような問題の根本的な原因は多くありますが、インターネットやペットの小売業者(ペットショップ)で犬や猫の販売が許可されており、買い手が簡単に購入することです」と、ウィーン動物保護オンブズマン、エヴァ・パーシー氏は批判しました。



 ところで、オーストリア出身の日本在住の有名動物愛護(誤)活動家、マルコ・ブルーノ氏という方がおられます。この方はしばしば、「EUには生体販売ペットショップはない」と発言されています。例えばこのようなメディアのインタヴューがあります。マルコ・ブルーノさんは、オーストリアから日本に移住して長いですから、EUのことは忘れたのでしょうか?生命あるものと暮らす責任と大切さ( 2008 GRAFIO Co., LTD)、から引用します。


Q. EU諸国にはペットショップはないのですか?
A. 存在しますが、無責任や衝動買いをする人を無くす為、生体の販売は一切無く、グッズやフードの販売に限られています。
どうしてもペットが欲しい場合には、希望犬種などの情報を事前に調査し、ペットショップから専門のブリーダーを紹介して貰います。
そしてどんなに遠方であっても、飼主自らがブリーダーの所に出向き、飼主として適当であると判断された場合にのみ、販売が許可されます。



(動画)

 "Tier und Natur" - DIE Tierhandlung in Wien. 「動物と自然ーウィーンのペットショップ」。2010年2月19日公開。マルコ・ブルーノさん!あなたの出身国に、犬も猫も展示販売しているペットショップがありますよ!(笑)。

Die Wiener Zoohandlung in der Brünnerstraße bietet neben einer Fülle an unterschiedlichen Tierarten, darunter auch Katzen und Hunde, ein nicht minder umfangreiches Sortiment an Zubehör und Futtermitteln.
Egal ob Hunde, Katzen, Nagetiere, Fische, Vögel oder Reptilien - bei uns werden Sie mit Sicherheit fündig.

ブリュナーシュトラーセのウィーンのペットショップは、犬と猫、アクセサリー、ペットフードなどの広い品揃えを含む、豊富で異なる種類の動物を提供しています。
犬、猫、齧歯類、魚、鳥や爬虫類などーあなたが希望の動物を見つけるのは間違いありません。


動物愛護活動家の醜聞~オーストリア編

I dedicate deep condolences to the terrorism victims in Paris.



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Spendengelder veruntreut Angebliche Tierschützerin ließ 38 Hunde qualvoll verhungern
Eine Innviertlerin, die als Tierschützerin bekannt war, muss sich in Ried wegen Tierquälerei verantworten.
Die 63-Jährige steckte nicht nur Spendengelder in die eigene Tasche, sie ließ auch zahlreiche ihr anvertraute Hunde verhungern. Betrug, Veruntreuung und Tierquälerei - so lautet die Anklage gegen eine 63-Jährige in Ried im Innkreis.
Doch die schreckliche Wahrheit hinter der schönen Fassade offenbarte sich im November vergangenen Jahres, als die Polizei auf ihrem Hof im Bezirk Schärding die Kadaver von 38 Hunden fanden.
Eine Untersuchung ergab, dass die Tiere qualvoll verhungert und verdurstet sind.


 日本では、動物愛護(誤)団体や、動物愛護(誤)活動家らの不祥事がしばしば報道されます。例えば保護した犬猫などのネグレクトで衰弱死や餓死、感染症で大量死させたりする動物虐待です。そのほかには「動物保護」を名目にして募金を募り、集まった資金を別目的で流用したりです。日本の愛誤さんが神格視している、動物愛護先進国、欧米の動物愛護活動家でも、日本と大差がないかもしれません。しかし動物愛護(誤)団体の募金詐欺に関しては、海外の方が厳格に刑事責任を追求しているように思います。


 オーストリアは欧米の中でも、動物愛護に先進的な国であるとの認識です。しかしオーストリアでも、しばしば動物愛護を騙った募金詐欺・寄付金詐欺が発生します。最近も、「犬保護」を名目に寄付金を20万ユーロ(日本円で2,600万円あまり)集め、集めた金を私的に流用した60歳代の女が逮捕されました。保護した犬は、ネグレクトで餌も与えられず、38頭が餓死しました。
 その事件を伝えるニュースから引用します。Angebliche Tierschützerin ließ 38 Hunde qualvoll verhungern「起訴された女性動物愛護活動家は、38頭の犬を苦痛なほど飢えさせていました」。2015年10月14日。


Betrug, Veruntreuung und Tierquälerei - so lautet die Anklage gegen eine 63-Jährige.
Die Frau war eigentlich als Tierschützerin bekannt, sammelte Spenden und nahm Hunde auf.
Doch die schreckliche Wahrheit hinter der schönen Fassade offenbarte sich im November vergangenen Jahres, als die Polizei auf ihrem Hof im Bezirk Schärding die Kadaver von 38 Hunden fanden.
Eine Untersuchung ergab, dass die Tiere qualvoll verhungert und verdurstet sind.
Insgesamt 200.000 Euro Spendengelder, die die Frau für die Versorgung der Tiere gesammelt hatte, waren in ihren eigene Tasche gewandert.
Veruntreuung schwerwiegender als Tierquälerei Vor Gericht könnte die Veruntreuung schwerer wiegen als die Tierquälerei.

詐欺、横領、および動物虐待ー これは63歳の女に対する刑事告訴です。
事実、その女は、動物愛護活動家として知られていて、お金を集めては犬を保護していました。
しかし昨年の11月に、シェーディンク地区のその女たちの農場で警察が38頭の犬の死体を見つけた時に、美談の建前の裏にある恐ろしい真実が明らかになりました。
調査により、犬たちは苦痛を伴うほど飢えと渇きで死んだことが明らかになりました。
女は、犬たちの世話のためという名目で集めた寄付金の合計、20万ユーロ(日本円で約2,620万円。1ユーロ=131円)を、自分のポケットに入れていました。
横領罪は動物虐待罪より重罪ですが、動物虐待などの違法な行為も、裁判では重要視される可能性があります。
動物虐待では1年の懲役までになる可能性があります。



 かつて日本でも、破綻した犬アミューズメントパークの犬をレスキューするという名目で募金を集め、集まった資金をほかに流用していた動物愛護(誤)団体がありました。それは、「アーク・エンジェルズ(現・エンジェルズ)」という団体です。まさに動物愛護(誤)団体の醜聞です。ひろしまドッグぱーく事件。2003年~
 この事件では、寄付を行った元支援者数人が、寄付金の不正流用を疑い、返還を求めて大阪地方裁判所大阪地裁に民事訴訟を提訴しました。しかし2010年2月5日に大阪地裁で、原告敗訴の判決が言い渡されました。ウィキペディアの記述はここまでですが、本訴訟において原告団は最高裁まで争い、寄付金の返還が一部認められました。

 しかし寄付金流用に関しては、寄付を受け取った動物愛護(誤)団体の刑事責任は不問とされました。ひろしまドッグぱーく事件では、旧経営陣の犬虐待(多数の犬の死体が敷地内から発見された)では、旧経営陣が動物愛護管理法違反で書類送検されています(処分は不明)。
 動物愛護(誤)団体の不正に関しては、日本では刑事責任を問うのは難しいと感じます。動物愛護(誤)活動家や、動物愛護(誤)団体の寄付金流用(つまり「詐欺「「横領」事件)の刑事責任の追求は、欧米の方が厳格であると感じます。日本は、動物愛護(誤)団体に対しては、甘いのかもしれません。


(動画)

 また関係ないものを貼ってしまいます。ボーカロイド、KAITOが歌う、モーツァルトの歌劇「魔笛」から「夜の女王のアリア」。Die Zauberflöte K.620 Mozart Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen 墓の下で、巨匠モーツァルトもびっくり。残念ながら日本のボーカロイドは、ドイツ語対応発音がないです。でも音程は肉声より正確でしょうね。




 ボーカロイド、初音ミクの「たこ焼き屋おばちゃんヴァージョン」。




 こちらが肉声。ディアナ・ダムラウさん。現役では世界最高のソプラノだと思います。以前にも貼りましたが、何度聞いても素晴らしいのでまた貼りました。

続きを読む

続々・「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(オーストリア編)

I dedicate deep condolences to the terrorism victims in Paris.



地域猫 ブログランキングへ




Please send me your comments.    dreieckeier@yahoo.de
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare.   dreieckeier@yahoo.de
メールはこちらへお寄せください。   dreieckeier@yahoo.de

(Zusammenfassung)
Wo kaufe ich meinen Hund?
Internet-Verkauf von Hund in Österreich.
Nach den Bestimmungen des Tierschutzgesetzes ist das Anbieten im Internet nur gemeldeten ZüchterInnen, HändlerInnen und TierheimbetreiberInnen erlaubt.
Aber NHK (Japan staatlichen Rundfunks) wurde berichtet.
Alle Industrieländer haben Internet-Verkauf von Heimtier verboten.


 記事、
「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く
「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(ドイツ編)
「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(イギリス編)
「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(オーストリア編)
続・「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(オーストリア編)
の続きです。本記事では、NHKの番組、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)で、「犬などのペットのインターネット販売が行われていた日本は、世界でも特異なペットの大量生産大量販売を行っている国である」との報道内容が、全く正反対の大嘘であることを述べました。今回は前々回、前回に続き、オーストリアの犬などのインターネット販売について述べます。



 まずNHKの問題の、「大嘘番組」について概略を述べます。NHKは、あいつぐ犬の遺棄 なぜ"命"は捨てられる?(2014年11月22日放送)では、冒頭でこのように述べています。


①犬などのペットの大量生産大量販売を行っている日本は、世界でも特殊な動物愛護に遅れた国である。日本のペットの大量生産大量販売を支えていたのは、犬などのペットのインターネット販売である。
②犬などのペットの大量生産大量販売、それを支えるインターネット販売が、ペット業者による犬の大量遺棄の一因である。
③動物愛護に先進的な先進国では、犬などのペットのインターネット販売を禁じている。ようやく日本もペットのインターネット販売を禁じたが、近年間でインターネットによる犬などの販売が行われていた日本は、動物愛護に遅れた国である。
④また、日本はようやく午後8時以降のペットショップでの生体販売を禁じるようになった。夜間のペット販売を禁じていなかったことも日本のペットの大量生産大量販売を支えており、犬の遺棄の一因でもある。海外の動物愛護に先進的な国ではありえず、日本の動物愛護の後進性を示している。


(画像)

 上記を説明する、TV番組で使用されたパネルです。(上)「日本は世界的に見ても特殊なペットのインターネット販売が許可されており、ペットの大量生産大量販売を行っている」ことを示しています。そのために、大量生産~在庫の発生~犬などの違法な遺棄が起きる」、と説明しています。
 (下)ようやく日本も欧米先進国に倣ってペットのインターネット販売と夜8時以降の店頭販売を禁じるようになった」と説明しています(しかし真実は、インターネット販売と夜間のペット販売を禁じているのはおそらく日本だけと思われます。つまりNHKの本番組での説明は正反対の大嘘)。

NHK 週間ニュース深読み

週間ニュース深読み1


 前回記事、続・「インターネットで犬などのペット販売を行っていた日本は動物愛護後進国。他の先進国ではありえない」~と言うNHKの大嘘を暴く(オーストリア編)、では、オーストリアを例に上げれば、法律でティアハイムがインターネットで非対面で犬などのペットを販売することが認められていることの実例を挙げました。オーストリアでは、ティアハイム(の運営母体である動物愛護団体)がインターネットを利用して、引き取った犬などのペットを非対面販売することは広く行われています。ほぼ犬などの出品者をティアハイムに特化した、インターネットのペット販売サイトもあります。
 オーストリアに限らず、ティアハイムが引き取ったペットをインターネットを利用して非対面販売することは広く行われています。もちろん、NHKが取り上げたスイスでもドイツでも一般に行われています。NHKは、「スイスでは生き物の売買が禁じられていてできない(大笑い。地球上で生き物の売買を禁じてできない国はただの一つもないと断言しますが)」と同番組で報じています。


 その上でNHKはスイスを例に挙げて、「犬などを入手するには、スイスなどの動物愛護に先進的な国は、非営利団体のティアハイムで譲渡してもらうしかない。ティアハイムはペットショップなどと異なり、犬の飼い主と必ず厳格な面談を行い、犬とのマッチングを行った上で譲渡している」と報じています。
 さらに「それと対照的なのは日本で、近年まで当然スイスなどの先進国では禁じられているのが常識な、インターネットでの犬などの販売が禁じられていなかった。インターネット販売に特徴づけられる日本のペットの大量生産大量販売の特殊性が犬などの遺棄の原因である」と結論づけています。

 しかしこのNHKの報道は真実とは正反対の大嘘です。前回記事では、オーストリアのティアハイムが出品者の犬などのインターネット販売サイトを例示しました。オーストリアに限らず、スイス、ドイツにおいてもティアハイムは、引き取った犬などをインターネットで非対面販売することは普通に行っており、かなり高額です。例えば雑種の中型成犬で、スイスでは600スイスフラン(日本円で約8万円)、ドイツで390ユーロ(日本円で約5万2,000円)などです。またティアハイムは、付加価値税(日本の消費税に相当する)も法人税も課税されており、非営利団体ではありません(非営利団体は非課税であるのは世界共通です)。
 インターネットで現在、犬などのペットを販売することを法律で禁じているのはおそらく日本だけです。蛇足ですが、ペットの生体販売の営業時間を法律で制限しているのもおそらく日本だけです。つまり、NHKの、①②③④は、すべて真実とは正反対の大嘘です。

 前々回、前回記事のおさらいが長くなりました。今回は、オーストリアにおける犬などのペットのインターネット販売に係る問題点、市場規模などについて紹介します。Das fragwürdige Geschäft mit Hunden「オーストリアの犬の怪しい商売(インターネット販売)」。2014年7月23日。


Demnach ist das Internet längst zu einem ummelplatz für kaltschnäuzige Tierhändler geworden.
Von Vogelspinnen bis zum Mops ist auf den virtuellen Marktplätzen alles im Angebot.
Teilweise zu Spottpreisen.
Viele Tiere seien zu jung und krank, ihre Dokumente gefälscht.
*8800 Tiere würden dort durchschnittlich pro Tag feilgeboten, rund hundert Vierbeiner verkauft, recherchierte die Wiener Tierschutzombudsstelle für eine Studie.

このようにインターネットは長期間、無神経で冷酷な、ペット販売業者のための見本市となっています。
仮想市場(インターネット販売市場)では、大クモからパグ(犬の品種)に至るまですべてを提供しています。
一部では、とんでもない低価格で。
多くのペットでは書類(血統書やワクチン接種済み証明書)が偽造されており、あまりにも幼齢で病気です。
*ウィーンの動物保護団体オンブズマンの研究によれば、一日当たり平均で8,800のペットが販売のためにインターネット上に出品され、約100頭の4本足の友人(犬)がインターネット上で販売されています。



 オーストリアの人口は、約836万4,000人です。極めて文化的地理的に近い、ドイツ連邦共和国の人口8100万人の約10分の1です。ドイツの年間犬新規取得数は、約50万~55万とされています。その数値から推測すれば、オーストリアでの年間の犬の新規取得は、多くても5万5,000頭程度ではないかと推測します。
 一方、一日辺り約100頭の犬がインターネットで販売されているとすれば、インターネットで年間3万6,500頭の犬がオーストリアでは販売されている計算になります。つまり、少なく見積もっても、オーストリアでの犬の入手シェアに占めるインターネットによる購入は65%となります。オーストリアにおける、犬の入手方法は、インターネット販売の利用が最もメジャーと言えるのです。

続きを読む

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数4332
・1日の最高純アクセス数1324
・カテゴリー(猫)別最高順位7724ブログ中17位
・カテゴリー(ペット)別最高順位41358ブログ中37位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

びっくりしたなぁ、もぅ FC2支店

動物にやさしいライフスタイルのススメ♪

遊休地

野良猫駆除協力会本部

野生動物である野良猫、行政対応に思う

迷惑な愛誤達
TOEICボキャドリル

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR