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オーストラリアの犬の施設内の犬の殺処分数は年間4万頭で人口比で日本の88倍~日本は殺処分が多くオーストラリアでは少ないという狂ったサイト







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(summary)
What is Convenience dogs cats Killing and Why Does it Happen in Australia?
Australian animal shelters and pounds kill 40,000 dogs a year.


 記事、
私有地に侵入した犬猫は土地所有者は射殺することが合法なデンマーク
世界一厳しい禁止犬種法があるデンマーク~日本より殺処分が少なく動物の権利が認められた国という大嘘
の続きです。
 ピースワンコ・ジャパンという、民営動物保護施設を運営する特定非営利活動法人があります。派手な広告により寄付金を集めていますが、保護施設内のネグレクトによる虐待飼育や、収容している犬に狂犬病予防注射を受けさせていない狂犬病予防法違反で捜査を受けたりと、問題が多い団体です。さらに当団体は特に海外の動物愛護での嘘プロパガンダ活動があまりにもあからさまです。「ドイツ殺処分ゼロ」等の嘘デマ情報を効果的に用い、情弱者を騙して「殺処分ゼロ」をうたい巨額の寄付金を集めています。最近も酷いデマ記事を公開しています。その中の「日本は殺処分が多い。対してオーストラリアでは殺処分が少ない」という真逆の大嘘を取り上げます。



 「日本は動物愛護後進国で、先進国と比較して犬猫の殺処分が多い」という趣旨の記事を、サマリーで示したピースワンコ・ジャパンが公開しています。その記事から引用します。


殺処分が多い国ランキングとは?日本の現状や犬を救う方法を解説! 2023年11月19日

日本にも動物愛護法が定められていますが、動物保護先進国と言われる国と比較すると日本は遅れているのが現状です。
殺処分が少ない国として、以下の7か国をご紹介します。
ドイツ
イギリス
オーストラリア
スウェーデン
デンマーク
ニュージーランド
スイス
これらの国は動物先進国と呼ばれており、動物の権利や人間と共存するための法律を定めています。



 真実は以下の通り。
・ドイツ~施設内での公的殺処分数だけでも人口比で日本より多い州がある。民間保護施設のティアハイムの犬の殺処分率は26.2%で日本の11%の2倍を超え、殺処分数は2万頭余りで人口比で11倍。その他警察官による犬猫等の射殺や、民間人にも許可されている犬猫の狩猟駆除数を含めれば、ドイツの犬猫殺処分の実数は日本の数十倍。
・イギリス~施設内で行う犬の公的殺処分数だけでも7,000頭前後あり、人口比で日本の5倍以上。民間シェルターでの殺処分数を合わせれば推計年間8万頭で人口比で日本の50倍以上。
・オーストラリア~施設内で行われる犬の殺処分数は年間4万頭で、人口比で日本の公的犬の殺処分数の約88倍。猫はさらに多いと推測されている。またノネコ野良猫の狩猟駆除は官民合わせて高位推計は年間200万匹で、それらをすべて合わせればオーストラリアの犬猫殺処分の実数は日本の数百倍~1,000倍超になる。
・ニュージーランド~国全体の殺処分数は公表されていないが、公表している自治体では人口比で日本の90倍の犬を公的施設で銃殺しているところがある。野良猫ノネコは狩猟駆除の対象。
・スイス~年間の野良猫の狩猟駆除数は10万匹で、人口比で日本の公的猫殺処分数の約123倍。ティアハイムでの犬の殺処分数率は日本の公的犬殺処分率より高い。


 今回は今まで記事にしてこなかった、オーストラリアの施設内での犬猫殺処分について取り上げます。結論から言えばオーストラリアの施設内(アニマルシェルター)での殺処分数は、犬は年間4万頭です。この数は人口比(オーストラリアの人口は日本の約6分の1)で日本の約88倍という恐るべき多さです。(*)さらに猫に関しては統計がありませんが、犬よりもさらに殺処分数が多く、悲惨な状況だとされています。
 このオーストラリアでの犬の殺処分数(施設内の殺処分数のみの数値。後述する野良犬の狩猟駆除は含まない数字です)の推計値は、オーストラリア、クィーンズランド獣医大学による学術論文に基づいています(Characteristics and Outcomes of Dogs Admitted into Queensland RSPCA Shelters 2017年)。したがって数値は信ぴょう性が高いと思われます。以下に引用します。

(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(動物愛護管理行政事務提要より作成)   対象期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日(2021年4月1日~2022年3月31日)


A Deeper Look Into the Australian Pound System 「オーストラリアの犬収容所に関しての深い考察」 2022年8月2日

Despite Australia having one of the highest rates of pet ownership globally, thousands of pets are surrendered each day, leading to a devastatingly high rate of pet euthanasia in shelters and pounds.
The crippling truth is that approximately 20% of 200,000 dogs admitted to Australian shelters each year are euthanised, with cats facing an even more devastating rate of euthanisation.
What is Convenience Killing and Why Does it Happen?
To avoid spending time, money and resources to offer animals a chance at life, animals that are more difficult to rehome are often the first ones to be euthanised.
Factors such as age, behavioural issues, and illness are some of the main reasons pounds resort to euthanising animals in their care.
However, animals with good behaviour, health, and age can still be euthanised as a solution to deal with overcrowding issues.
As rescue shelters are usually overcrowded due to the increase of puppy mills and backyard breeding, this creates a vicious cycle where rescues can’t take pets from pounds as they have limited space.

オーストラリアは世界で最もペットの飼育率が高い国の1つであるにもかかわらず、毎日何千頭ものペットが動物収容所に引き渡され、アニマルシェルターや公的動物収容所でのペットの安楽死率が破壊的なほどに高くなっています。
悲惨な現実は毎年オーストラリアのアニマルシェルターに収容される20万頭の犬のうち、約20%(=40,000頭)が安楽死させられており、猫はさらに悲惨な安楽死率に直面しているということです。
オーストラリアの便利でお手軽な殺処分とは何ですか、なぜそれが起きるのですか?
動物に生きる機会を提供するための時間、お金、資源を費やすことを避けるために、新しい飼主に譲渡するのがより難しい動物が最初に安楽死されることはよくあります。
年齢、行動上の問題、病気などの要因が公的動物収容所が管理収容中の動物を安楽死させる主な理由の要因になっています。
しかし行動、健康、年齢に問題がない動物であっても、収容施設の過密状態の問題に対処する解決策として動物を安楽死させることができるのです。
パピーミル(大量劣悪飼育の営利至上主義の子犬生産業事業者)やバックヤードブリーダー(素人ブリーダー)での繁殖の増加により、保護シェルターは通常過密状態になっていて収容スペースが限られているため、動物保護活動家が公的動物収容所からペットを引き取ることができないという悪循環が生じています。



 「オーストラリアの犬の殺処分数は年間4万頭で、人口比で日本の88倍である。猫は統計がないのでで不明だが、さらに多く悲惨な数だろう」という状況です。それだけでも恐るべき多さです。
 それにもかかわらずピースワンコ・ジャパンの記事では「日本は犬猫の殺処分数が多い動物愛護後進国。オーストラリアは犬猫の殺処分が少ない動物愛護先進国である」としています。まさに狂人の妄想レベルの、真逆の大デマ嘘記事です。よくもこれ程酷い事実に反する記事を平気で公開できるもだと、ある面感心します。

 さらに「オーストラリアの犬の殺処分数は人口比で日本の88倍。猫はもっと多く悲惨な数字だろう」はあくまでも施設内での殺処分数です。オーストラリアは野良犬野良猫は通年ほぼ無制限に狩猟駆除が推奨されています。民間人ハンターはボランティアで、積極的に野良犬野良猫の狩猟駆除を行い、それに対して州政府等が助成金を出すこともあります。野良犬野良猫を狩猟殺害すれば、報奨金を支払う州自治体もあります。
 さらに連邦政府、州政府、自治体も公共事業として野良猫を積極的に殺害駆除をしています。民間人ハンターと、公共事業を合わせた野良猫の駆除数は、学術研究で年間数百万匹を大きく上回るとも推計されています。オーストラリアは、人口比で日本の数百倍~1,000倍超もの犬猫を広義の狩猟駆除まで含めれば殺処分していることになります。その点は、次回記事で述べます。


(動画)

🤬 Rescue Dogs SHOT DEAD due to COVID-19 Restrictions 🤬 「新型コロナウイルス感染症による影響により保護犬が射殺される 🤬」 2021年8月24日

概要:新型コロナ感染症のロックダウンにより、収容していた犬10頭を銃殺した、ニューサウスウェールズ州のアニマルシェルターに憤っているオーストラリアのユーチューバー。
 「新型コロナ感染症流行により、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州ではロックダウンが2か月間続いています。私が住むヴィクトリア州メルボルン州では、ロックダウンは2週間続いています。そして最近起きたことですが。ニューサウスウェールズ州ではロックダウンにより人々が外出することができず、動物保護施設に犬を引取りに行けないという理由で、議会は保護施設にいる犬を殺害する決定をしました。そのために犬たちは銃で殺害されました。犬を殺したやつは本当にクソだ。犬は素晴らしい動物です。私は雌の保護犬を飼っています。私の胸は張り裂けそうです」。

 次回記事で書きますが、オーストラリアの苛烈な野良犬猫の殺害駆除を思えば、この国で保護された犬を銃殺することなどには驚きません。保護犬の銃による殺処分はイギリスでは多いですし、アメリカの一部の自治体でも法定の方法です。

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オーストリアには25万匹の野良猫(人口比で日本の1.8倍)がいて毎年4万匹が狩猟駆除される~「オーストリアには野良猫がいない」という東大教授の無知







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(Zusammenfassung)
In der Schweiz streunen bis zu 300'000 Katzen umher.
Sie sind unkastriert – und vermehren sich unkontrolliert weiter.


 記事、
野良猫が異常に多いイギリス~第二の都市バーミンガムでは人口と同じ100万匹の野良猫がいる
野良猫900万匹と異常に多いイギリスはドイツなどと異なり、猫の狩猟は事実上禁止されている
野良猫900万匹と異常に多いイギリスは行政が野良猫の捕獲収容を行わない特異な国
野良猫の数が900万匹と異常に多いイギリスでは行政がずさんなTNRを推奨し行われている
小野塚知二東大教授の研究の「イギリスでは野良猫が消滅した」の出典とは?~イギリスの野良猫数は900万匹とされている
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の根拠は便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか~イギリスには900万匹の野良猫がいる
小野塚知二東大教授の「イギリスには野良猫がいない」の典拠は全て噓の便所の落書き以下の京田辺市のホームページなのか
東京都とほぼ同じ人口のバイエルン州には野良猫が東京都の5倍いる~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無知
「ドイツには野良猫が~300万匹いる」とのドイツの資料は多数ある~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の狂気
野良猫の増加に悩むニーダーザクセン州は猫の狩猟を緩和する法改正を行った~「ドイツでは野良猫が消滅した」という東大教授の無学
小野塚知二東大教授らの「ドイツには野良猫がいない」の典拠は自作自演?ドイツには~300万匹の野良猫がいる
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在しトキソプラズマ感染で野生動物に害を及ぼしている~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
北極圏のグリーンランドにも野良猫は存在し家畜がトキソプラズマ感染している~環境省の「イギリスやドイツでは高緯度だから野良猫はいない」という発狂資料
スイスは30万匹の野良猫がいて増加が問題になっている~「スイスには野良猫がいない」という東大教授のバカッぷり(笑)
スイスには30万匹の野良猫がおり毎年10万匹が狩猟で殺される~「スイスには野良猫がいない」という東大教授の無知
の続きです。
 小野塚知二東大教授が科研から補助金を受けている、「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できると」との研究があります。小野塚知二教授は野良猫がいない国として、「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としています。しかしオーストリアは25万匹の野良猫がいるとされ、毎年4万匹が狩猟等で殺害されています。



 サマリーで示した、小野塚知二東京大学教授の「イギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない」としている資料から引用します。小野塚知二狂授らは「世界は野良猫がいる社会といない社会とに二分できる。その社会的背景」という研究で科研から補助金を受けて研究を進めています。
 小野塚教授は「世界は野良猫がいる社会といない社会に二分でき、いない国はイギリス、北フランス、ドイツ、オーストリア、スイス」としています。以下に引用します。小野塚狂授の記述と、スイス国内の動物保護団体の推計やマスメディアの報道とはかけ離れていますが?小野塚狂授、頭は大丈夫ですか、ちゃんとお薬飲んでいますか(笑)。


『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  2019年1月21日

イギリス、北フランス(*)、ドイツ、オーストリア、スイスには野良猫がいない。
⼀⽅で現在も野良猫がいるのは⽇本や韓国などアジア諸国、イタリアやスペイン、ポルトガルなどの南欧、アメリカの⾮⼤都市(*2)などになります。
イギリスや北フランス、ドイツなどでは野良猫の消滅過程が必ずあるはずです。


(*)
What's happening in your country? France 2020年9月20日

 フランス全土では高位推計で1,400万の野良猫がいるとされています。正直言ってフランス北部の首都パリは、野良猫が個人的な体験でも異常に多いです。フランスの野良猫生息数は中学レベルの英語検索で即、「~1,400万匹もおり異常な多さ」という資料が山ほどヒットします。

(*2)
How to Clear 500000 Feral Cats From New York's Streets 「ニューヨークの路上から50万匹の野良猫を排除する方法」 2023年6月9日

 アメリカ最大のニューヨーク市は人口800万人ですが、野良猫数は50万匹いるとされています。人口1300万人の東京都は21万匹(放飼い飼猫含む)です。第2位のロサンゼルスや第3位にシカゴでも野良猫の増加は社会問題になっています。小野塚狂授は「アメリカの非大都市には野良猫がいる=大都市にはいない」としていますが(笑)。マンハッタンの東アジア系の住民の住民が多い街区は野良猫だらけです。


(画像)

 『野良猫のいる社会といない社会 その⽐較と移⾏過程:⼩野塚知⼆先⽣』  から。

小野塚 キチガイ

 イギリスには900万匹の野良猫と150万匹のノネコがおり、ドイツには~300万匹の野良猫がいます。スイスは~30万匹の野良猫がいるとされています。その点については連載記事で詳述しました。
 今回記事では、「オーストリアには推計で25万匹に野良猫がおり、毎年4万匹の野良猫等が狩猟等により殺害されている」ことを取り上げます。オーストリアの人口は日本の0.071倍ですので、日本の野良猫数191万匹よりも1.8倍も多いのです。またオーストリアで狩猟駆除される猫の数は、日本の公的な猫の殺処分数の人口比で48倍です。それらを報じるマスメディアの記事等から引用します。


VIEL ELEND ERSPART Schon 12.500 Streunerkatzen in OÖ eingefangen 「たくさんの野良猫の不幸を救ってください オーストリア、オーバーエスターライヒ州ではすでに1万2500匹の野良猫を(TNRのために)捕獲しました」 2023年2月3日

12.500 Streunerkatzen wurden in Oberösterreich in zehn Jahren gechippt, registriert und kastriert - und damit viel Katzenelend erspart, ist Tierschutzlandesrat Michael Lindner (SPÖ) überzeugt.
Seit 2011 gibt es das sogenannte Streunerkatzenprojekt, an dem sich mittlerweile 19 Tierschutzvereine in Oberösterreich beteiligen.
Unkastrierte Streunerkatzen können sich rasch vermehren.
Die Dunkelziffer an streunenden Katzen wird österreichweit auf bis zu 250.000 geschätzt - alleine in Oberösterreich mit seinen vielen Bauernhöfen sollen es mehr als 30.000 sein.

オーストリアのオーバーエスターライヒ州で10年間で1万2,500匹の野良猫にマイクロチップが施術登録されて去勢手術が行われ、その結果多くの猫が悲惨な状況から救われたと、動物保護の州議会議員、マイケル・リンドナー氏(SPÖ)は確信しています。
いわゆる野良猫プロジェクトは2011年から行われており、現在はオーバーエスターライヒ州の19の動物保護協会が参加しています。
去勢されていない野良猫は、すぐに繁殖する可能性があります。
オーストリア国内の未報告の野良猫の数は最大25万匹と推定されており、多くの農場があるオーバーエスターライヒ州だけでも3万匹以上いると言われています。



Jagdaufsicht in Österreich – Entwicklung, Ausbildung, Rechte und Pflichten im Ländervergleich. Universität für Bodenkultur

Nach einer Aussage der Initiative zur Abschaffung der Jagd gibt es keine offizielle Statistik über Tötungen von Hunden und Hauskatzen durch Jäger.
Gleichzeitig kann aber auf der Website der genannten Initiative nachgelesen werden, dass geschätzt jährlich in Österreich etwa 40.000 Katzen und 3.000 bis 4.000 Hunde von Jägern getötet werden.
Beleuchtet man nun die Voraussetzungen, die die gesetzliche Grundlage für das eben beschriebene Konfliktpotential darstdarstellen, so ist festzuhalten dass nach § 64 Abs. 2 Z.1 und Z. 2 NÖ Landesjagdgesetz die zum Jagd-schutz berufenen Organe verpflichtet sind, wildernde Hunde und herumstreunende Katzen zu töten.

狩猟廃止イニシアチブ(註 狩猟に反対するドイツの反狩猟団体)の公表によると、ハンターによる犬や飼猫の殺害に関する公式統計はありません。
しかし同時に同団体のウェブサイトには、オーストリアでは毎年推定4万匹の猫と3,000~4,000匹の犬がハンターによって殺されていると書かれています。
今述べた紛争の可能性の法的根拠となる前提条件を検討すれば、ニーダーエスターライヒ州狩猟法64条2項 Z.1 および Z.2 によれば、狩猟鳥獣の保護の責任を負う者(免許を受けたハンター)は以下の、野良犬や野良猫を殺す義務を負っていることに注意する必要があります。



(参考資料)

Landesrecht konsolidiert Niederösterreich: Gesamte Rechtsvorschrift für NÖ Jagdgesetz 1974, Fassung vom 18.06.2023 「ニーダーエスターライヒ州法: 1974 年ニーダーエスターライヒ狩猟法 全文2023 年 6 月 18 日版」


(動画)

 Abgeschossene Katzen in Oberösterreich ORF heute konkret 「オーストリア、オーバーエスターライヒ州で射殺された猫 ORF(オーストリアのテレビ局) 今日のドキュメント」 2016年8月10日

 飼猫がハンターに殺害されることがオーストリアでは問題になっています。その対策について「放飼いの飼猫は去勢を義務付けられているため、それ以上増えないから猫の狩猟に否定的」な動物保護活動家と、「無去勢の野良猫の数が多すぎるので放飼いの飼猫に去勢を義務付けても無意味。生態系保護のために猫の狩猟を肯定する」ハンターとの議論。

概要:オーストリアでは猫は大変人気があるペットで、3分の1の世帯で飼われています。飼猫5匹が消えた一家がありますが、背後には何があるのでしょうか。
法律では、最も近い住居から300メートル離れていればハンターがその猫を射殺することは飼猫であっても完全に合法ですし、わなにかかった猫を殺すことも同様です。
ハンターたちは、猫は生物多様性の脅威になると言っています。
獣医師らは、猫の飼いかたを改善すべきだと主張し、不妊去勢は必須と述べています。
猫を放し飼いして、ハンターに殺された一家にはすでに遅すぎる話題ではありますが。
動物保護活動家:猫を屋外に出すことは、オーストリアでは法律では禁止されてはいませんでした。
そしてそれにより野良猫は際限なく増加し、それが問題となりました。
今では法律が改正され、屋外に放す場合は去勢が義務付けられるようになりました(だから猫の狩猟は廃止すべき)。
ハンター:しかし野良猫の数が多すぎるのです。
生態系に有害な猫の数が非常に多く、それらの猫は本当に飼主がいない
のです(放飼いをする猫の去勢を義務付けたとしても、野良猫が制御不能に増えるので猫の狩猟駆除は今後も必要です)。

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「飼猫の完全室内飼い」の法制化が進む海外







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(summary)
Several municipalities in Australia have enacted legislation requiring all cats to be kept indoors.
Cats to be forced indoors and only allowed outside on a LEASH - Canberra cracks down on felines to protect native animals.


 海外先進国では猫の完全室内飼いの立法が進んでいます。オーストラリアは特異な生態系を持ち、より一層猫の在来生物の捕食を防止しなければならないこともあり、猫の室内飼い義務化では先進的な国です。しかしアメリカの州でも、猫の放飼いを禁止する立法の動きがあります。ドイツでは希少生物生息地や鳥インフルエンザ流行地などでは猫の放飼いが禁止されており、違反者は3万~5万ユーロ(~725万円 1ユーロ=145円)以下の罰金が科され、猫が捕獲されて強制殺処分されるなどの厳しい法令があります。日本では「猫の放飼い至上主義者」が嘘の「海外先進国では猫は放飼いが推奨されている」という情報を拡散していますが、悪質なデマです。


 サマリーで示した、オーストラリアで「猫を常に(365日24時間)私有地内に保たなければならない」とする条例が可決されたオーストラリアの自治体のニュースから引用します。


Australian council to BAN cats from roaming outside an owner's property at any hour - with huge fines for those who break the rules 「オーストラリアの自治体は猫が飼主の私有地の外を歩き回ることを常時禁止することとしました - 規則に違反する者には高額の罰金を科します」 2022年7月8日

・Bass Coast becomes the latest council in Victoria to introduce 24-7 cat curfew
・Aims to stop feline predators from killing wildlife and protect region's penguins
・Owners who don't keep their cats contained on their own property will face fines

Bass Coast Shire Council in Victoria's south-east has implemented a 24-7 cat containment order, which means cats must stay on their own property at all times.
It's part of a desperate move to protect local wildlife, including the region's world famous penguins at Phillip Island.
Owners who don't keep their cats contained will be fined $180 under the curfew, which has been welcomed by the local community.

Perth's City of Bayswater Council is currently consulting the community over a proposal to ban cats from 42 natural areas.
Cat owners would face a $250 fine and could have their cat seized or impounded if their moggy is found in a prohibited zone under the proposed laws.

It will also protect penguins on Phillip Island, one of Australia's most widely known tourist attractions.
Similar bans are already enforced by several Melbourne councils, including Knox, Manningham and the Yarra Ranges, amid calls for cat curfews to be rolled out nationwide.

・オーストラリアのバス・コースト自治体は、24時間365日、猫の外出禁止令を導入するビクトリア州で最初の自治体になります。
・捕食者である猫が野生生物を殺すのを止めさせ、地域のペンギンを保護することを目的としています。
・自分の自己所有地内で猫を保たない飼主は罰金を科されます。

ビクトリア州の南東部にあるバスコーストシャイア自治体は、24時間365日の、猫の閉じ込め命令を実施しました。
これはこの地域の世界的に有名なフィリップ島のペンギンを含む、地元の野生生物を保護するための苦肉の策の一部です。
猫を私有地内に閉じ込めておかない飼主は、猫放飼い禁止令の下で180ドルの罰金を科されますが、これは地元自治体から歓迎されています。

(オーストラリアでは他にも)パースのベイズウォーター市議会が現在、42の自然保護区での猫の立ち入りを禁止する議案について、自治体とと協議しています。
猫の飼主は法律の草案の下では、猫禁止区域で自分の飼猫が見つかった場合は250ドルの罰金を科され、猫を押収または没収される可能性があります。

またオーストラリアで最も広く知られている、観光名所の1つであるフィリップ島のペンギンも保護されます。
同様の禁止令は、ノックス、マニンガム、ヤラ山脈などメルボルンのいくつかの市町村によってすでに実施されており、猫の放飼い禁止令が全国的に展開されるよう求められています。


 その他、オーストラリアの首都キャンベラでも「猫は完全室内飼い。猫を私有地外で散歩させるのはリードをつけた場合に限り許可される」という法律が可決されました。飼猫は登録義務があり、最初だけ手数料がかかります。毎年の更新が必要です。それを報じるニュースソースから引用します。


Cats to be forced indoors and only allowed outside on a LEASH - Australian city cracks down on felines to protect native animals 「猫は室内飼いを強制され、外出する場合はリードをつけた場合に限り許されます - オーストラリアのキャンベラ市は在来動物を保護するために猫を厳しく取り締まっています」 2022年4月20日

The ACT policy means cats will be required to stay indoors from July 1
Canberra cat owners will be allowed walk their pets if they are leashed
Cats will only be allowed outside their homes in Canberra if they are on a leash in new rules to protect Australian native wildlife.
Owners will be fined up to $300 if their cat is found outdoors without a leash.
Allows owners living in a cat containment suburb to walk their cats on a lead or harness
Owners of a new cat will be required to pay a one-off fee when they first register their pet, and then update their details annually.

キャンベラ首都地域の政策は、猫が2022年7月1日から屋内にいなければならないことを意味します
キャンベラの猫の飼主は、リードででつながれている場合にかぎり、ペットの猫を散歩させることが許可されます
オーストラリアの野生生物を保護するための新しい規則では、猫はリードにつないでいる場合に限りキャンベラでは、家の外に出ることが許可されます。
飼猫がリードなしで屋外で発見された場合は、飼主は最高で300ドルの罰金が科されます。
猫の閉じ込めが行われている郊外に住んでいる猫の飼主は、猫をリードまたはハーネスで散歩できるようにしています。
(この法律では)新しい猫の飼主は、最初にペットを登録するときに1回限り手数料を支払う義務があり、その後毎年登録内容を更新しなければなりません。



 オーストラリアは特異な生態系と有するという事情があり、猫の放飼いには厳しくせざるを得ないという面はあります。しかしオーストラリアに限らずアメリカでも同様の条例はすでにあり、現在ワシントン州で立法の動きがあります。海外先進国はけして猫の放飼いに寛容だとか、それが推奨されていることはありません(欧米等の先進国では猫の放飼いは多いですが、それが決して推奨されている、良いことととされているわけではありません)。
 しかし日本では「海外先進国では猫の放飼いが常識。それが推奨されてる。猫がのびのびと生活できる環境が素晴らしい」という偏向もしくは嘘情報を個人のソーシャルメディアのみならず、マスコミも報道しています。はなはだしきは「ドイツやイギリスでは、保護猫の譲渡では放飼いをすることが譲渡条件」という、真逆の驚くべき悪質なデマ情報もあります。次回記事ではそれらについて述べようと思います。


(動画)

 Canberra Bans Free Roaming Cats, Felines Must Be On Leads When Outdoors 「オーストラリア キャンベラでは外を自由に歩き回る猫を禁止し、猫は屋外ではリードをつけなければなりません」 2022年4月19日




(動画)

 Australian state passes law forcing all new cats to be indoor-only 「オーストラリアの州(キャンベラ)では、新規ですべての猫を屋内のみで飼育する義務付ける法律を可決しました」 6ヶ月前

違法に射殺された飼犬に対する補償は200ユーロ(2万6000円)というオーストリアの判決







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(Zusammenfassung)
Österreich Steiermärkisches Jagdgesetz: § 60 - Wild jagende Hunde und im Wald jagende Katzen
(1)Hunde, die abseits von Häusern, Wirtschaftsgebäuden, Herden und Wegen Wild jagend angetroffen werden, und im Wald jagende Katzen, dürfen von der Jagdausübungsberechtigten/vom Jagdausübungsberechtigten oder vom beeideten Jagdschutzpersonal oder von mit schriftlicher Erlaubnis versehenen Jagdgästen getötet werden.


 記事、
オーストリアの法律では他人の飼犬を射殺すれば犬の所有権はハンターに移る
オーストリアは狩猟駆除だけで日本の人口比で35倍の犬猫を殺している
通年飼犬猫であっても狩猟駆除が合法なオーストリア〜ウィーン州狩猟法
の続きです。
 これらの連載記事では、オーストリアでは通年犬と猫の狩猟が合法で、その数も人口比で日本の公的殺処分の35倍であることを述べました。今回記事では具体的に、オーストリアの狩猟法に違反して犬を射殺したハンターが刑事訴追されて罰金刑(一審判決)を受けたオーストリアのハンター例を取上げます。狩猟法で「犬が公道から離れていなければ撃つことができない」という規定に反したとされています。しかし犬2頭を射殺した罰金が1,200ユーロ(15万6,000円 1ユーロ=130円)と処罰が軽いです。また民事上の損害賠償では犬1頭当たり認められた金額は200ユーロ(2万6,000円)でした。日本における、犬猫を過失で死なせた場合の判決と比べれば極めて金額は低いです。



 狩猟法に違反して2頭の犬を射殺し、動物虐待罪と器物損壊罪で有罪となり、罰金1,200ユーロ(15万6,000円 1ユーロ=130円)の支払いを命じられ、民事では犬1頭に付き200ユーロの損害賠償の支払いを命じられたオーストリアのハンターについて報じるニュースソースから引用します。


Jäger erschoss zwei Hunde: 1.200 Euro Strafe 「ハンターは2頭の犬を射殺して1200ユーロ(15万6,000円の罰金支払いの判決を受けた」 2017年4月4日

Der Mann hatte laut seinen Angaben beide Tiere mit einem Schuss getötet.
Er wurde wegen Tierquälerei und Sachbeschädigung zu einer Geldstrafe verurteilt.
Die Besitzer der Hunde konnte er nicht ausfindig machen.
Wie sich herausstellte, waren die Vierbeiner rund 15 Kilometer von ihrem zu Hause entfernt.
Als der Jäger die Tiere selbst sah, wie sie auf einem Feld einen Hasen jagten, griff er zum Gewehr.
Der 69-Jährige erledigte den Schäfermischlingshünding und den Dackelspitz mit nur einem einzigen Schuss.
Die Staatsanwaltschaft sah den Mann nicht im Recht und verurteilte ihn wegen Tierquälerei und Sachbeschädigung zu einer Geldstrafe von 1.200 Euro.
Den beiden Hundebesitzern muss er 400 Euro an Schadenersatz und Schmerzensgeld zahlen.

Steiermärkisches Jagdgesetz: § 60 - Wild jagende Hunde und im Wald jagende Katzen
(1)Hunde, die abseits von Häusern, Wirtschaftsgebäuden, Herden und Wegen Wild jagend angetroffen werden, und im Wald jagende Katzen, dürfen von der Jagdausübungsberechtigten/vom Jagdausübungsberechtigten oder vom beeideten Jagdschutzpersonal oder von mit schriftlicher Erlaubnis versehenen Jagdgästen getötet werden.

Der Angeklagte kündigte sofort volle Berufung an.
Das Urteil ist nicht rechtskräftig.

ハンターからの情報によると、ハンターの男は銃弾1発で2頭の犬を殺しました。
ハンターは動物虐待と器物損壊の罪で罰金を科されました。
ハンターは(犬を射殺したときには)、犬の飼い主を見つけることができませんでした。
つまり4本足の友人(註 射殺された2頭の犬)は、飼主の家から約15キロ離れたところにいました。
ハンター自身が野ウサギを追いかけている2頭の犬を目視し、その上でハンターはライフルを手に取りました。
69歳の男は、シェパードの雑種とダックスフントの2頭を、をたった1発の銃弾で殺しました。
検察官はその男(2頭の犬を射殺したハンター)の行為が違法と判断して起訴したために、ハンターは動物虐待と器物損壊に対して1,200ユーロの罰金を言い渡されました。
またハンターは(民事訴訟でも)、2頭の犬の飼い主に400ユーロの損害賠償を支払わなければなりません。

シュタイアーマルク州狩猟法:60条-野生状態で狩りをする犬と森で狩りをする猫
1項 住居、農業用建物、家畜の群れや公道から離れて狩猟鳥獣を狩っていることを発見された犬と森で狩猟をしている猫は、狩猟を許可された者、契約を締結した狩猟保護要員、または書面による許可を得た外部の狩猟することが許可された者により殺害される可能性があります。

被告(ハンター)は直ちに絶対に控訴すると発表しました。
判決は確定していません。



 他の報道によれば、ハンターが2頭の犬を射殺したことが違法と判断された理由は、「ハンターが公道脇で発砲した」としています。シュタイアー州狩猟法によれば、「住居、農業用建物、家畜の群れや公道から離れて狩猟鳥獣を狩っていることを発見された犬」でなければ狩猟による殺害は許可されないとしています。ハンターが公道のすぐ脇で発砲したことで、犬が十分に公道から離れていなかったと判断されました。
 この記事はややハンター寄りの内容です。「ハンターは現に野ウサギを犬が追っていることを目視し」、「犬が飼主の家から15㌔も離れていた」、「犬を撃ったときは飼主は目撃されなかった」点をあげています。
 私も、有罪にするにはぎりぎりという感じがします。しかし一審判決で確定していないとは言うものの、オーストリア(ドイツでもそうですが)での犬の殺害に対する刑事罰の軽さには驚かされます。それ以上に、民事上の損害賠償額が犬1頭あたり200ユーロ(2万6,000円)という金額の低さに驚きます。日本で犬猫の過失死で認められた損賠賠償の判決では慰謝料を含めて100万円近くが認容された判決がしばしばあります。オーストリア(や文化法制度は極めて近いドイツも。さらにはアメリカでもそうなのですが)は、日本のようなお犬様お猫様国家ではないということです。


(動画)

 Zwei Hunde erschossen: Jäger vor Gericht ORF Steiermark Heute 「2頭の犬が射殺された 法定でのハンター ORF(オーストリアのTV局)シュタイアーマルク州 今日のニュース」 2017年2月1日

 今回取り上げた判決に関して報じるTVニュース。ハンターは、「2頭の犬が狩猟鳥獣を狩っていたのでそれらの犬を射殺するのは合法だ」と判決に対して抗議しています。ハンターは控訴する意向。私見ですが、このケースで有罪にするのは私は無理があると思います。
 その他同時期の2017年には、ぎりぎり日没後(狩猟法では日没から夜明けまで発砲を禁じている)に犬を射殺したとして、ハンターに1200ユーロの罰金を命じる判決がありました。おそらくオーストリアの動物愛誤団体が活動の一環としてグレーゾーンの犬猫の狩猟駆除のケースで告発しているものと思われます。オーストリアでは、仮に違法であっても犬猫の射殺は刑事事件として訴追されることはほぼ無いとされています。

通年飼犬猫であっても狩猟駆除が合法なオーストリア〜ウィーン州狩猟法







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(Zusammenfassung)
§ 92 W-JagdG W-JagdG - Wiener Jagdgesetz
Genehmigungspflichten für Jäger zum Jagen von Hunden und Katzen


 記事、
オーストリアの法律では他人の飼犬を射殺すれば犬の所有権はハンターに移る
オーストリアは狩猟駆除だけで日本の人口比で35倍の犬猫を殺している
の続きです。
 これらの連載記事では、オーストリアでは通年犬と猫の狩猟が合法で、その数も人口比で日本の公的殺処分の35倍であることを述べました。今回記事では具体的に、オーストリアの狩猟法における犬と猫の狩猟に関する規定を取上げます。オーストリア、ウィーン州の狩猟法では犬猫の狩猟は通年許可され、狩猟区域の制限もありません。また条件を満たせば飼犬猫でも狩猟駆除が合法です。



 今回は、オーストリアの狩猟法での犬猫の狩猟に関する法律の規定の、法律原文を引用します。おそらくヨーロッパではEU28カ国とスイス、イギリスのうち、犬猫とも国全体で狩猟を許可している法令があるのはドイツとオーストリアの2カ国だけと思われます。
 また両国(ドイツ、オーストリア)は厳格に犬猫の狩猟を規定しており、犬猫が飼犬猫であったとしても条件を満たせば狩猟の対象となります。さらに両国とも犬猫は通年の狩猟を許可しており、狩猟期間の制限はありません。また両国では各州により規定が異なりますが、狩猟区域内という制限がない州が多いのです。この点では日本では正確に伝えられていません。
 オーストリアの狩猟法にける犬猫の狩猟に関する規定は、具体的には各州の州法に規定があります。ニーダーエスターライヒ州のように、「犬猫の狩猟はハンターの義務である」と強く犬猫の狩猟を求める州もあります。以下に具体例として、オーストラリア、ウィーン州(市 ウィーン市は1州1市の特別市)の狩猟法における犬猫狩猟に関する条文から引用します。


§ 92 W-JagdG W-JagdG - Wiener Jagdgesetz 「オーストリア ウィーン州狩猟法92条」

(1) Jeder Hundehalter hat seinen Hund so zu halten, daß er dem Wildstande keinen Schaden zufügen kann.
Erforderlichenfalls muß der Hund im oder beim Hause entsprechend verwahrt, außerhalb des Hauses an der Leine geführt werden.
(2) Die Jagdausübungsberechtigten und Jagdaufseher sind berechtigt, andere als im § 91 genannte Hunde, die abseits von Häusern, Wirtschaftsgebäuden, Herden und öffentlichen Wegen alleine jagend angetroffen werden, zu töten.
Als allein jagend kann ein Hund nur dann angesehen werden, wenn er sich außer Gesichtskreis und Rufweite seines Herrn befindet.
Die Jagdausübungsberechtigten und Jagdaufseher sind außerdem berechtigt, streunende Katzen, welche in einer Entfernung von mehr als 300 m von Haus- und Wirtschaftsgebäuden umherstreifen und für freilebendes Wild eine Gefahr darstellen, zu töten.
Nicht getötet werden dürfen:
1. Dienst-, Blinden-, Assistenz-, Katastrophensuch- und Hirtenhunde, wenn sie
a) als solche erkennbar sind,
b) für die Aufgaben, für die sie ausgebildet sind, verwendet werden und
c) sich bei der Erfüllung dieser Aufgaben nur vorübergehend der Einwirkung ihres Halters entzogen haben,
sowie
2. Hunde, die auf Grund ihrer Rasse, ihrer Größe oder ihrer Schnelligkeit erkennbar für das frei lebende Wild keine Gefahr darstellen.
(3) Der Jagdausübungsberechtigte (Jagdaufseher) ist verpflichtet, dafür Sorge zu tragen, daß Kadaver von Hunden und Katzen unschädlich beseitigt werden.
(4) Den Besitzern der gemäß den Bestimmungen des Abs. 2 und des § 91, Abs. 3, getöteten Tiere gebührt kein Schadenersatz.
(5) Der Magistrat kann für Gebiete, in denen dem Wildstande durch allein jagende Hunde Schaden zugefügt worden ist, anordnen, daß dort alle Hunde während der Brut- und Setzzeit mit einem sicheren Maulkorb versehen oder an der Leine geführt oder sonstwie sicher verwahrt werden.

1項 すべての犬の飼い主は、狩猟鳥獣に害を及ぼさないように犬を飼わなければなりません。
必要に応じて犬は家の中もしくは家の近くで飼育し、家の外ではリードに係留しなければなりません。
2項 狩猟を行うことを許可された者および狩猟鳥獣保護官は、住居、農業用の建物、家畜の群れ、および公道から犬だけで狩猟鳥獣を狩っていることが判明した、同法91条に記載されている犬以外の犬を殺す権利があります。
犬は飼主の視界から離れている場合にのみ、犬だけで野生動物を狩っていると見なすことができます。
狩猟と狩猟区域の管理を許可された者は、住居や農業用建物から300 m以上離れた場所を徘徊して、野生の狩猟鳥獣に危険をもたらす迷い猫を殺す権利もあります。
以下は殺すべきではありません:
1号 使役犬、盲導犬、介助犬、災害捜索犬、牧羊犬(その可能性があるものも含む)
a)と認識できる犬、
b)それらの犬が目的を持って訓練されている状態であり、
c)これらの訓練中に、飼主の管理下から一時的に離れている場合。
以下のような犬
2号 犬の品種、サイズ、走る速度により、野生の狩猟鳥獣に危険を及ぼさないと認識できる犬。
3項 狩猟を行うことを許可された者(及び狩猟区域管理官)は、犬や猫の死体を処分して無害化する義務があります。
4項 第2項および91条第3項の規定に従って殺害された動物(犬猫)の飼い主は、いかなる補償も受けることができません。
5項 犬による狩猟で狩猟鳥獣が被害を受けた地域においては、行政の長を補佐する治安担当官は、野生動物の繁殖期間および任意の設定時間中に、すべての犬に口輪の装着をするかリードにつないでおくか、その他の方法で安全に犬を飼うように飼主に命じることができます。


(*)
§ 91 W-JagdG Jagdhunde W-JagdG - Wiener Jagdgesetz 「オーストリア ウィーン州狩猟法91条」この条文は猟犬についての規定です。92条に規定された使役犬等とともに、猟犬は狩猟駆除の対象外です。


 まとめると、ウィーン州の狩猟法における犬猫の狩猟の規定は次のとおりです。
1、犬は飼主の管理から離れ、かつ特定の使役犬等以外のもの。猫は住居から300㍍以上離れたもので飼犬猫も対象。
2、猟期、狩猟区域の制限はない。
3、本法に則って狩猟駆除された犬猫の補償を飼主が求めることはできない。



(動画)

 Jäger erschießt Hund ORF Kärnten heute 「ハンターは犬を射殺した ORF(オーストリアのTV局)ケルンテンの今日のニュース」 2017年9月5日

 この事件では37歳のハンターがシェパードとラブラドールの雑種犬を撃ち、犬は怪我をしたものの自力で飼い主のもとに帰りました。犬は安楽死させなければなりませんでした。
 ハンターは動物虐待の罪で起訴されましたが、ハンターが日没後に発砲した違反があったためです。日中ならば、ハンターは起訴されなかったと思われます。オーストリアでは飼犬がハンターに撃たれる事はしばしば起きますが、仮に違反があったとしても刑事訴追されることはほとんどないとされています。

プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
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よろしくお願いします。

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