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「日本はペットブーム」という杉本彩氏の大デマ〜2020年は犬猫とも飼育数が激減している






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(summary)
In the United States, tiger cub is sold online for $ 1,500. Sale of exotic pets in the United States is almost lawless state.


 記事、
日本はエキゾチックアニマルの輸入が激減している〜杉本彩氏の悪質デマ拡散
エキゾチックペットの貿易が拡大しているにも関わらず輸入が激減している日本〜杉本彩氏の狂気のデマ
日本に比べてエキゾチックペットの飼育数が桁違いに多いアメリカ〜杉本彩氏の狂気のデマ
エキゾチックペットの規制がゆるゆるでライオンやトラが犬より安いアメリカ〜杉本彩氏の真逆の大デマ
ネットでトラを1300ドルで叩き売るアメリカのエキゾチックペット販売の無法ぶり〜杉本彩氏の狂気のデマ
のまとめです。
 最近ペットのニシキヘビが遁走する事件が相次ぎました。それに乗じて「このようなエキゾチックペットの遁走事件が相次ぐ日本は動物愛護後進国だ。日本はエキゾチックペットに反する規制がゆるい」と、馬鹿の一つ覚えで愛誤の支持を得ている杉本彩氏がデマを流しています。アメリカでは包括的なエキゾチックペットの飼育に関する強制力がある連邦法令がありません。多くの州では届出や飼養基準に関する規制法令すらありません。また販売に関しても規制がほぼなく、トラやライオンですら数千ドルの価格でオンラインで非対面販売されていることなどを書きました。またEUではドイツも同様にエキゾチックアニマルに対する販売飼育の規制がゆるいのです。杉本彩氏の「日本はエキゾチックペットの規制がゆるい」は真逆の大嘘です。また「日本では犬猫のみならずエキゾチックペットもペットブームだ」とも述べていますが、それも誤りです。



 問題の、杉本彩氏の発言について引用します。スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日


世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。
この背景にあるのがペットブームです。
ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます。
規制のゆるい日本では、ブームに伴う悲劇は避けられないのが現状です。



 この連載では、私はアメリカ合衆国のエキゾチックペットの販売と飼育に関する規制法令があまりにもゆるいことを書きました。アメリカではエキゾチックペットを包括的に飼育を規制する連邦法令はなく、4州では州法令がありません。比較的厳しい州でもエキゾチックペットの販売飼育に関する法令は抜け穴だらけで、簡単な申請で飼育が許可されます。また特定のエキゾチックアニマルの飼育を禁じている州ですら規制がゆるい、ない州で販売が可能であり、そのような州から規制が厳しい州に運搬することもできます。
 そのためにアメリカ合衆国では、トラやライオン、チーターですらインターネットの非対面販売で買うことができ、愛玩目的で一般人が飼育しています。ワニの生体や巨大なニシキヘビや猛毒のヘビなどが、ペットショップで展示販売されています。ドイツもアメリカ合衆国と同様に、エキゾチックアニマルの販売飼育に関しては規制がゆるゆるです。それでもアメリカ合衆国やEUはマシな方でしょう。非民主国や中進国はさらに無法状態と思われます。したがって杉本彩氏の「(日本はエキゾチックアニマルに関する)規制がゆるい」は真逆の大嘘です。

 今回記事では杉本彩氏の、Eva通信コラムの「ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んで規制のゆるい日本では、ブームに〜」が大嘘であることを書きます。杉本彩氏は、狂ったように「日本はペットブーム」との発言を繰り返しています(杉本彩 日本 ペットブーム)。特に2018年頃から最近です。
 「ブーム(boom)の意味ですが、「急激な増加、急増する」という意味になります。ですから「ペットブーム」は、「ペットの数(販売数、飼育数)が急激に増加した、している状態」という意味になります。
 しかし日本におけるペットの飼育数は長期にわたり減り続けています。特に犬の減り方は大きいです。猫は最近5年程度の期間では横ばいですが、最も飼育数が多かった2008年から2020年は11%も減っています。また飼育率も過去10年間一貫して下がり続けています。犬猫の飼育数と飼育世帯数は、特に2020年は最近5年間の間では犬猫とも減少しています。猫は2016年から飼育数は微増を続けていましたが、最近5年間の間では初めて飼育数が減少に転じました。

・2020年は前年に比べて、犬は飼育数が30万8,000頭減少、飼育世帯数は35万2,000世帯減少しています。
・2020年は前年に比べて、猫は飼育数が13万4,000匹減少、飼育世帯数は18万世帯減少しています。



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 犬猫 現在飼育率、平均飼育頭数、飼育頭数(拡大推計) 日本ペットフード協会調査 2021年

杉本彩 嘘つき キチガイ


 長期的に見ても、犬猫、犬猫以外も含めて日本のペット飼育世帯の割合は10年間の間に一貫して下げ続けています。2009年では日本のペットを飼育していない世帯の割合は60.6%であったのが、2020年では71.8%と激増しています(全国犬猫飼育実態調査 日本ペットフード協会)。更に付け加えれば、長期的に見れば、猫の数は最も多かった2008年から2020年までに11%も減っているのです。なお犬は最も飼育数が多かった2008年から35%も激減しています。
 したがって杉本彩氏の「日本では多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。この背景にあるのがペットブームです。ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます」との主張は、全く真実とは真逆も真逆、デタラメの大嘘です。杉本彩氏は中卒ですが、簡単な四則計算もできないのですかね。このような無知蒙昧無学な方が、基礎的な資料も調べずに、思いつき、狂人の妄想レベルのデマを偉そうにしゃべるまくるのは滑稽を通り越して醜悪、社会に有害です。一種の精神疾患すら私は疑います。「歩く有害物質、産廃」はいい加減黙られたい。


(画像)

 改正動物愛護条例施行 猫が幸せになるために 2017年4月13日 から

犬猫 飼育数 長期

(動画)

 journey to the WORLD'S MOST EPIC PET STORE?! (we got EVEN MORE!!) 「世界で最も大規模なペットショップへの旅?! (さらに生体の品揃えが増えました!!)」 2017年9月15日

 世界最大の生体販売ペットショップはドイツ、デュイスブルクにあるZooZajacです。この動画はアメリカ、ユタ州ソルトレイクシティーにある、総合的にペット生体を揃えた大規模ペットショップです。大型のヘビから猫まで品揃えしています。




(動画)

 Unsere Kinder führungen | KÖLLE ZOO 「子どもたちへの見学会|コレ・ズー」 2013年11月23日
 ドイツにある、大手生体販売ペットショップチェーン、コレ・ズー(KÖLLE ZOO )。ドイツでは世界最大の店舗のZooZajacばかり日本では取り上げられますが、法人としての規模ではドイツでは更に巨大なチェーン展開をしている生体販売ペットショップがいくつもあります。このコレ・ズーは3,000㎡程度の店舗を21店舗展開しています。従業員数、売上規模とも、ZooZajacの約4倍あります。日本では「ドイツで生体販売を行っているペットショップはZooZajac1店舗のみだ」と必死で拡散している人がいますが(笑)。




(画像)

 杉本彩氏の自著と紹介文。「ペットショップでの生体展示販売を行っている先進国は日本だけ」。これを本気で言っているのであれば知能知識は小学生以下でしょう。このような無知蒙昧無学な方が、荒唐無稽な、聞いたものが悶絶死しかねない、真実とはまさに真逆の大嘘、デマ、デタラメを必死になって拡散しているのです。このような口(公)害をばらまく人は、もうどこかに隔離してほしい。吸った息で嘘を吐かなければ、この人は窒息して死ぬらしい。

杉本彩

杉本彩1


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日本はエキゾチックアニマルの輸入が激減している〜杉本彩氏の悪質デマ拡散






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 最近ペットのニシキヘビが遁走する事件が相次ぎました。それに乗じて「日本下げ」のデマで愛誤のご機嫌取りをすることで支持を得ている、無知蒙昧無学な愛誤活動家やジャーナリストが鬼の首を取ったように「このようなエキゾチックペットの遁走事件が相次ぐ日本は動物愛護後進国だー。エキゾチックペットを飼わないのが世界の潮流なのに日本は逆行している」とデマを流しています。まさに悪質なデマ情報の拡散で「歩く有害物質」である杉本彩氏も、それに乗じています。しかし真実は、国際的にペット用のエキゾチックアニマルの貿易が拡大しているのにも関わらず、日本では輸入が激減しています。日本のエキゾチックアニマルの輸入が激減しているのは、外来生物法の施行と動物愛護管理法の改正によるところが大きいと環境省が分析しています。


 問題の、杉本彩氏の発言について引用します。スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日


世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています。
この背景にあるのがペットブームです。
ペットブームは、犬猫だけでなく、野生動物にまで及んでいます。
規制のゆるい日本では、ブームに伴う悲劇は避けられないのが現状です。



 この杉本彩氏のEva通信のコラムは、私がすでに問題点を指摘したWeb東スポの記事、大蛇&巨大鳥捕獲でわかった日本の飼育モラルの低さ 世界は「エキゾチックアニマル」敬遠 2021年6月8日 のパクリです。この記事の、「世界的に『外国産の珍しい動物=エキゾチックアニマルを飼うのはやめよう』という流れになっている中、日本の動物愛護・福祉は世界から30年以上遅れている。いまだに多くの野生動物が(日本では)販売目的で輸入されている」記述はほぼデマと偏向です。その理由は以下のとおりです。

1、例えばドイツでは爬虫類等のエキゾチックアニマルの輸入数が日本よりはるかに多く、これらの動物の商業取引や飼育に関する法規制が日本に比べてはるかに寛容である。
2、そのために危険なエキゾチックアニマルのワニやニシキヘビが遁走する事件が、ドイツでは頻繁に発生
3、ドイツではアライグマの被害が深刻で、駆除数が日本の3.9倍。
4、ドイツでは法規制の不備から、エキゾチックアニマルの違法販売飼育が横行しており、ティアハイムの収容動物でも、現在ではエキゾチックアニマルが犬猫に取って代わるほど増加している。
5、ペットのニシキヘビによる人身死亡事故は欧米でもあり、特段日本がエキゾチックペットの飼育に関してモラルが低いとは言い難い。

 これらの理由については、私はすべて根拠となる反証を示してブログ記事にしています。
「日本の飼育モラルの低さ 世界は『エキゾチックアニマル』敬遠」という大デマ記事
ドイツはペットショップ大国で店舗の設備投資、販売動物の品揃え、飼育繁殖技術など世界最高峰
危険なエキゾチックアニマルのペットが頻繁に逃げ出すドイツ
ドイツは日本の3.9倍もアライグマを駆除している
エキゾチックペットの販売と飼育で無法状態のドイツ〜ドイツはペット販売の規制がゆるゆるな例外的な先進国
ドイツのティアハイムは犬猫保護施設ではなく、もはやエキゾチックペットの古物商
ペットのニシキヘビが人を殺害する事件は欧米で発生している


 今回記事では、記事、大蛇&巨大鳥捕獲でわかった日本の飼育モラルの低さ 世界は「エキゾチックアニマル」敬遠 2021年6月8日 で言及しなかった事柄であり、かつ、スナネコやコツメカワウソのペット人気に思う 飼い主のエゴとメディアの罪【杉本彩のEva通信】 2021年6月26日 でも記述されている問題点について取り上げます。
 それは、「世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」です。この記述は、読者は「世界的にエキゾチックペットの飼育は減少しているが日本はそれに逆行して野生動物(エキゾチックペット)の輸入が高水準である、もしくは増えている(「ペットブーム」という記述から)」と理解します。しかしそれは全くの逆です。国際的にエキゾチックアニマルの貿易数は激増していますが、日本はエキゾチックアニマル(ペット目的)の輸入は激減しています。その理由は外来生物法の施行と動物愛護管理法の特定動物に関する規制の強化であると、所管する環境省は分析しています。

 したがって杉本彩氏のEva通信のコラムの記述、世界では、エキゾチックアニマルを飼うのはやめようという流れになっているようですが、動物福祉に対する意識の低い日本では、多くの野生動物が今も販売目的で輸入されています」は、真実とは真逆のデマです。また「日本はペットブーム」という記述も問題です。日本のペット飼育数は一貫して減少しているからです。
 相変わらず何ら出典を示さないで無責任な妄想(疾患レベルではないですか)によるデマを垂れ流し続ける杉本彩氏です。極めて悪質と言わざるを得ません。馬鹿の一つ覚えのように、「日本は動物愛護(福祉)後進国」と日本を貶めさえすれば支持する衆愚愛誤が存在するのも問題です。次回以降の記事で、具体的に「エキゾチックアニマルの貿易が国際的に拡大している。それは国際的にエキゾチックアニマルのペット需要が激増していることが原因である」ことを分析した複数の近年の学術論文や、日本でのエキゾックアニマルの輸入が激減していることを具体的な資料をもとに説明します。


(画像)

 5-1外来生物の導入に関わる可能性の高い物品の輸入実態 環境省(平成24年度) この資料によれば、エキゾチックアニマルの(多くは)ペット目的の輸入が激減している。環境省はその要因を外来生物法の施行と動物愛護管理法の特定生物の飼養の規制強化としている。

生きている動物の輸入実態


(画像)

 日本における爬虫類ペット市場の現状 自然保護助成基金成果報告書 vol. 27 (2018) 
 先の環境省資料より新しい統計。エキゾチックのアニマルのペットの大きな割合を占める爬虫類の生体(多くはペット目的)の輸入は激減している。

日本 爬虫類 輸入


(参考資料)

When pets become pests: the role of the exotic pet trade in producing invasive vertebrate animals 「ペットが有害動物になるとき:侵略的な脊椎動物の生産におけるエキゾチックなペット取引の役割」2019年6月3日 学術論文

 本稿では、「エキゾチックペットの国際的な市場規模が大きく拡大している」としています。

Does The Global Exotic Pet Trade Favor Invasive Pests? 「世界的なエキゾチックなペット取引は有害生物の侵入を促進させるのでしょうか?」 2021年 フォーブス誌 

 本稿では「エキゾチックペットの需要が国際的に急速に拡大している」としています。

AVMA releases latest stats on pet ownership and veterinary care 「AVMA(全米獣医師会)はペット飼育と獣医の治療に関する最新の統計を公表します」 2018年1月18日

 この資料によれば、「アメリカ合衆国ではエキゾチックアニマルもしくは特殊な動物を飼育している世帯は2016年末時点で13%であり、2011年に比較して25%も増加した」としています。

「外来生物の猫を根絶させれば在来生物の生息数は回復する」多くの実例~学術論文






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 現在日本では、多くの島嶼で猫による希少な在来生物の食害が大きな問題になっています。固有種のアマミノクロウサギなどが猫に食害されている奄美大島と徳之島では、猫愛誤活動家が環境省の猫捕獲事業に反対しています。捕獲した猫は飼猫として譲渡する方針で、殺処分はゼロです。しかし「殺処分を行う」というデマを流し、さらに愛誤国会議員は「猫の駆除による生態系回復のエビデンスはない」という驚くべきデマにより猫捕獲事業を妨害しています。しかし「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復は猫を駆除、根絶することにより劇的に回復する」、さらに「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復のためには猫の駆除根絶しか方法はない」が国際的な定説であり、実証されています。それらは多くの論文に著され、また各国の政府も表明しています。


 サマリーで示した、愛誤国会議員の「猫駆除により生態系が回復するというエビデンスはない」という、驚くべき悪質なデマはこちらです。串田誠一衆議院議員のツイッターから、以下にスクリーンショットを示します。
 サマリーで述べた通り、「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復は猫を駆除、根絶することにより劇的に回復する」、さらに「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復のためには猫の駆除根絶しか方法はない」が一貫して国際的な定説であり、実証されています。それらは多くの論文に著され、また各国の政府も表明しています。


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 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター


 それでは順を追って、「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復は猫を駆除、根絶することにより劇的に回復する」、さらに「猫の捕食被害を受けている在来生物の生息地での生態系回復のためには猫の駆除根絶しか方法はない」との学術論文や各国政府の公文書などを挙げていきます。今回は学術論文を取り上げます。しかしこれらの文書はそれこそ「履いて捨てるほど」多数ありますので、ご紹介できるのはごく一部です。
 対して「猫の食害を受けている希少な在来生物の個体数回復では、猫駆除による効果はない」というエビデンスは、私は一つも確認していません。串田誠一議員らはむしろ、「猫駆除は生態系回復には効果がない」というエビデンスを挙げるべきではないでしょうか。「対象面積が広いと根絶は困難である」という論評はあります。しかし駆除を否定するものはなく、「より効率的な猫駆除のメソッドの導入が必要であろう」としています。そのためにオーストラリアは猫殺害ロボットやドローンによる毒餌散布、在来生物には効果がない猫だけを殺害する毒餌などの新しい手法を国家事業で開発しています。


A Review of Feral Cat Eradication on Islands 「島嶼におけるノネコ根絶の評価」 2004年4月 Manuel Nogales Spanish National Research Council Aurelio Martín Universidad de La Laguna Bernie Tershy University of California, Santa Cruz C. Josh Donlan

Feral cats are directly responsible for a large percentage of global extinctions, particularly on islands.
We reviewed feral cat eradication programs with the intent of providing information for future island conservation actions.
Globally, feral cats have been removed from at least 48 islands: 16 in Baja California (Mexico), 10 in New Zealand, 5 in Australia, 4 in the Pacific Ocean, 4 in Seychelles, 3 in the sub-Antarctic, 3 in Macaronesia (Atlantic Ocean), 2 in Mauritius, and 1 in the Caribbean.
The most common methods in successful eradication programs were trapping and hunting.
Frequently, these methods were used together.
Other methods included poisoning, secondary poisoning from poisoned rats, and introduction of viral disease (feline panleucopaenia).
Impacts from cat predation and, more recently, the benefits of cat eradications have been increasingly documented.
These impacts and benefits, combined with the continued success of eradication campaigns on larger islands, show the value and role of feral cat eradications in biodiversity conservation.
However, new and more efficient techniques used in combination with current techniques will likely be needed for success on larger islands.

ノネコ野良猫(feral cat)は特に島嶼において、世界的に(在来生物の)絶滅のほとんどに直接かかわっています。
将来の島嶼の生態系保全活動のための情報を提供することを目的として、ノネコ野良猫の根絶プログラムを評価します。
全世界では、ノネコ野良猫は少なくとも48の島嶼から除去されました:バハカリフォルニア(メキシコ)で16島、ニュージーランドで1島、オーストラリアで5島、太平洋で4島、セイシェルで4島、南極圏で3島、マカロネシアで3島 (大西洋)、モーリシャスで2島、カリブ海で1島です。
ノネコ野良猫の根絶プログラムを成功させるための最も一般的な方法は、わな捕獲と狩猟でした。
多くの場合、複数の手段が同時に用いられました。
他の方法には、毒殺、毒を摂取させたネズミによる二次的な毒殺、およびウイルス性疾患(猫汎用性白血病)の導入が含まれていました。
近年では猫の捕食による悪影響と、猫の根絶の利点の論文がますます増えています。
ノネコ野良猫による生態系への悪影響とノネコ野良猫の駆除による利益(註 生態系の回復)は、より大きな島嶼での根絶運動の継続的な成功と相まって、生物多様性保全における野良猫の根絶の重要性と役割を示しています。

しかしながらより大きな島嶼で成功するには、現在の技術と組み合わせて使用​​される新しい、より効率的な技術が必要になるかもしれせん。


 これは16年前の論文ですが、当時で確認されているだけで48の島嶼で猫の根絶に成功しており、いずれも「利益をもたらした=生態系が回復した」としています。その後も多くの島嶼で多くの国がノネコ野良猫根絶事業を行い、根絶に成功しています。


http://www.revistas-conacyt.unam.mx/therya/index.php/THERYA/article/view/425/html_276 「メキシコ、レビジャヒヘド諸島、ソコロ島の野良猫(Felis catus)の根絶と在来動物の回復の進展」 2017年 1 Grupo de Ecología y Conservación de Islas, A. C. Moctezuma 836, CP. 22800, Ensenada. Baja California, Mexico. 2 Centro de Investigaciones Biológicas del Noroeste, S. C. Instituto Politécnico Nacional 195, CP. 23096, La Paz. Baja California Sur, México.

Socorro Island, in the Revillagigedo Archipelago, has the highest number of endemisms of any Mexican island.
However, the local ecosystem has been heavily degraded by exotic mammals over the past 140 years.
Serious threat is the feral cat (Felis catus), which has severely impacted the island’s bird communities and the endemic Socorro tree lizard (Urosaurus auriculatus).
Together, feral sheep and cats are responsible for the extinction in the wild of the Socorro dove (Zenaida graysoni) and the Socorro Elf Owl (Micrathene whitneyi graysoni), and pose a serious threat for other vulnerable species, such as the Townsend’s shearwater (Puffinus auricularis).
In 2011 Grupo de Ecología y Conservacion de Islas, A. C. (GECI) started a feral cat control program, which scaled up into an eradication campaign.
To date (mid-2016), cat abundance has decreased significantly, with cats being completely absent for several years in different areas of the island.
The abundance of the endemic Socorro Island tree lizard and terrestrial birds has increased thanks to significant progress.
Completing this important conservation action requires an increase in trapping efforts and the use of detection dogs, combined with night hunting.
We estimate that the eradication of the feral cat will be completed by early 2017, after which the absence confirmation phase will begin.

レビジャヒヘド諸島にあるソコロ島は、メキシコの島嶼の中で最も固有種が多い島です。
しかしこの地域の生態系は、過去140年の間に外来の哺乳類によって深刻に傷つけられてきました。
深刻な脅威はノネコ野良猫(Felis catus)で、島嶼の鳥の一群と、固有種のソコロツリートカゲ(Urosaurus auriculatus)に深刻な影響を与ています。
それとともに野生化した羊と猫は、ソコロ島の野生のハト(Zenaida Graysoni)とソコロエルフクロウ(Micrathene whitneyi Graysoni)の野生下の絶滅の原因であり、タウンゼントミズナギドリ(Puffinus auricularis)などの他の絶滅危惧種に深刻な脅威をもたらしています。
2011年に、GrupodeEcologíayConservacionde Islas、A。C.(GECI)(島嶼の生態系の保全グループ)はノネコ野良猫の駆除プログラムを開始し、これは根絶運動に進展しました。
現在までに(2016年半ば)、猫の数は大幅に減少しており、島のさまざまな地域で最近数年間は、猫が完全にいなくなっています。
固有種のソコロツリートカゲと陸生の鳥の数は(猫根絶プログラムの)進捗で、ありがたいことに大幅に増加しています。
この重要な在来種の保護活動を完了させるには、夜間の狩猟と組み合わせて、ノネコ野良猫の捕獲努力と探知犬の使用を増やす必要があります。
野良猫の根絶は2017年初頭までに完了し、その後根絶を確認する段階に入ると見込んでいます。



 奄美群島の、環境省による猫捕獲事業に反対する猫愛誤らと、それに同調する愛誤国会議員らの主張、「猫と在来生物の共存が可能」という査読済みの学術論文や、政府の公文書は私は一つも確認できていません。むしろ彼らの方が、そのエビデンスを提示すべきでしょう。
 なお海外では、「猫の捕食被害を受けている地域でTNRを行い猫の殺処分ゼロを目指し、希少在来生物と猫の共存を図る」ことを方針としている政府は私は確認していません。おそらく日本だけと思われます。串田誠一愛誤議員には、「日本は野良猫にやさしい海外先進国を見倣うべきだ。日本は野良猫に残酷な動物愛護先進国だ」と主張している方がいます。彼らはぜひ、「野良猫にやさしい動物愛護先進国」とやらを挙げ、具体的な施策の政府文書を原語で挙げていただきたい。

害獣を捕獲、その場で殺処分しました~残酷な画像記述アリ、注意





 昨日は拙宅敷地内に設置していた捕獲箱に害獣がかかりました。拙宅の庭先で殺処分を行いました。その様子を報告します。


 拙宅の庭では、多くの果樹を栽培しています。柑橘類4種、スモモ3種、リンゴ3種、柿、ビワ、イチジクその他の小果や野菜もたまに作っています。

(画像)拙宅庭の柿の木。収穫をほとんど終えたあとなので果実の量は少ないです。昨年秋撮影。

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(画像)グレープフルーツと温州みかん「宮川」。

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 それらの果実などが、しばしば何者かによって食害されるようになりました。「犯人」はアライグマということが判明しました。近所の馬鹿者が「アライグマに餌をやっているのよ。パンをやったら美味しそうに食べるの」と話していたからです。
 そこで捕獲器を仕掛けることにしました。私が住む西宮市ではアライグマ、ヌートリアの捕獲に限り、外来生物法により一般人でも許可されています。

(画像)捕獲できました。結構可愛い顔をしています。

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 早速、市の農政課に電話をしました。アライグマの殺処分は、捕獲したその場で二酸化炭素を用いて行われます。なぜならば、外来生物法で、生きたままの特定外来生物を移動させてはいけないからです。

(画像)市のパンフレット。

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(画像)アライグマを捕獲器ごと袋に入れ、二酸化炭素を注入します。数分間、鳴き声を上げて騒いでいました。

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(画像)数分後、死んだアライグマを取り出します。

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 ところで外来生物法でアライグマはこのように駆除されていますが、野良猫も外来生物の一種です。数はアライグマの比ではありません。アライグマの農畜産業への被害は深刻ですが、人社会への衛生被害や野生動物への生態系への悪影響は、むしろ野良猫野猫の方が総体的に大きいのではないかと推測します。
 また、無責任な餌付けが害獣の繁殖力を高め、数を増やし、問題を深刻化させています。それは普遍的な原理で、野良猫でも同じです。無責任な餌やりが野良猫の繁殖力を高め、駆除せざるを得ない野良猫を増やしているのです。兵庫県 森林動物研究センターが注意しています。
 なお拙宅は、兵庫県西宮市でも六甲山系に接した中心地からは離れた住宅地ですが、アライグマは神戸市などの中心地にまで生息域を広げています。市職員の方の話では、むしろ西宮の浜手の工業地帯の方が捕獲数は多いとのことです。神戸市の中心地に近い、私が経営する賃貸住宅の敷地内でも最近、2頭を捕獲駆除しました。

(画像)兵庫県 森林動物研究センターパンフレット

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 最後に。かつて兵庫県のアライグマ駆除政策について、ネットテロを仕掛け呼びかけた愛誤の一派がいます。根拠として「動物愛護先進国ドイツでは、50年以上生息している外来生物は在来生物とみなす法律があり、アライグマを駆除していない」を挙げています。
 しかしそれは大嘘です。私はこのような記事も書いています。「ドイツでは、50年以上ドイツで生き続けている外来動物は在来動物とみなす」なんてどいつが言った!?

 ドイツではそのような法律はありません。ドイツでは、年間5万頭前後のアライグマを駆除しています。日本では、アライグマの駆除は年、1万5千頭くらいではなかったでしょうか。
 「50年以上生息している外来生物は~」というドイツの法律を挙げて、それが記載されてている条文をぜひ原文で示していただきたいです。無責任な動物愛護気取りは止めていただきたいです。行政に対するネットテロ攻撃やその呼び掛けは偽計業務妨害、威力業務妨害が成立する可能性があります。動物愛誤活動家がしている行為は、ボランティアや公益活動とは真逆の、反社会破壊活動です。
 




プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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