yahoo! chiebukuroの大嘘ベストアンサー 「日本は先進国の中では、割合として殺処分される動物数が多すぎ」ー2
Please send me your comments. eggmeg@hotmail.co.jp
Bitte senden Sie mir Ihre Kommentare. eggmeg@hotmail.co.jp
(Summary)
"Culling rate of public animal shelter in Japan is high, compared with developed countries."
It is a big lie.
Culling rate of public animal shelter in Japan is low.
And they are an effort to find a new owner or the new owner.
Disposal rate of killing is lower ,in public animal shelter in Japan.
Rather ,Disposal rate of killing is higher the private animal shelters other developed countries, which limits the accommodation of animals .
前回記事、yahoo! chiebukuroの大嘘ベストアンサー 「日本は先進国の中では、割合として殺処分される動物数が多すぎ」ー1、では、愛誤が喧伝している「日本の保健所は、他の先進国のアニマルシェルターより著しく殺処分率が高い」と言うことが誤りであることを述べました。アメリカの公的アニマルシェルターは、全く飼い主への返還や譲渡を行っていない、殺処分率100%のところも珍しくありません。
アニマルシェルターの殺処分率を比較するには、前提としてアニマルシェルターの性格、運営母体が同じでなければ比較する意味がありません。有償での再譲渡を目的としている民営シェルターでは、動物の引取りにおいて最初から選別を行っています。再譲渡の可能性が少ない雑種、高齢、病気、凶暴なものは多くの場合、アニマルシェルター(ドイツ語圏ではティアハイム)では引き取られません。その場合はどうするかといえば、ペットを飼えなくなったなった飼い主は、ほとんどの場合で自費で獣医師に安楽死を依頼します。
私は、このような記事も書いています。
・愛誤プロパガンダに加担するNHKー2 「ティアハイム(ドイツの動物保護施設)はすべての動物を引き取る」という大嘘
~
こちらの記事では、老齢の猫をティアハイムに引取りを依頼したところ、散々難癖をつけられ、挙句に「高齢の猫は引き取りません。獣医師に安楽死を頼んでください」とティアハイムに言われた飼い主の例を挙げています。ソースは、ドイツ国内の掲示版です。
したがって、動物の引取りを原則行えない公的シェルターと、最初から引取りを選別している民間シェルターの殺処分率を同列に比較することはできません。そのため前記事では、完全公営のアニマルシェルターのアメリカのケースを比較対象としました(西ヨーロッパ諸国では、アニマルシェルターの運営は、ほとんどが民営だからです)。
アメリカの公営シェルターの殺処分率は大変高く(ノースカロライナ州では99%)、飼い主返還及び譲渡を行っていない、殺処分率100%のアニマルシェルターも珍しくはないことを前記事で紹介しました。またアメリカの公営アニマルシェルターの動物の収容条件は劣悪で、殺処分まで給餌しない、ケージに壁がないところもあることも述べました。
では、民間のアニマルシェルターならば、日本の保健所よりはるかに殺処分率が低いのでしょうか。実はそうではありません。アメリカでは、公営民営全てのアニマルシェルターの平均殺処分率が約90%であるとの推計があります。アメリカにおける殺処分の地域格差。2013年1月13日。
さらに、私はこのような記事も書いています。
・なぜ世界最大の動物愛護団体PETAは、TNRを否定、安楽死と野良猫の狩猟駆除容認に転じたのか
~
この記事では、世界最大の動物愛護団体PETAが、アメリカバージニア州で自ら運営するアニマルシェルターで、収容した犬猫の100%近くを殺処分していたことを紹介しています。2009年に97%の収容犬猫を殺処分していました。その後の調査でも2011年には95%を殺処分し、その内の84%は、24時間以内に殺処分されていたことが判明しました。
ですから、再譲渡を前提とした欧米の民営のアニマルシェルターであっても大変殺処分率は高く、日本の保健所よりむしろ殺処分率は高いのです。では、愛誤さんがよく「動物愛護先進国(人によっては「殺処分ゼロ」と紹介しています)」と絶賛するイギリスではどうでしょうか。イギリスは、ほとんどのアニマルシェルターが民営です。
イギリスのアニマルシェルターの殺処分率は85%と推定されています。その件について私が書いた記事を挙げておきます。
・日本は動物愛護後進国なのか8ー続・イギリス編
~
この記事では、イギリスの大手メディアによるアニマルシェルターにおける犬猫殺処分率を紹介しました。推定で85%です。それに基づけば、イギリスでのアニマルシェルターでの殺処分数は、人口比で日本の2倍をはるかに超えます。
ドイツのティアハイムでの収容動物殺処分率は、推計値は見つかりませんでした。しかしこのような、ドイツの元ティアハイムマネージャーによるブログがあります。それには、ドイツティアハイムでは日常的に収容動物の安楽死(殺処分)が行われていることが書かれています。
例えば攻撃的な犬は100%の殺処分率、その他高齢、病気、離乳前、単ある収容スペース不足などで殺処分が行われています。
・記事検索 元ティアハイムマネージャー
この記事で取り上げたyahoo! chiebukuroのベストアンサーは、回答者の全くの思いつきで、何も根拠がありません。先進国、アメリカ、イギリスのアニマルシェルターより、日本の保健所の方が殺処分率は低いのです。引取りで選別を行っている民営シェルターよりもです。日本の動物愛護行政は、大変な努力をしていると言えるでしょう。
いわゆる愛誤さんの言うことの「真実」は、ほとんどが何も根拠もなく、その場の思いつきです。それをさも「真実」として「大嘘」を垂れ流すのです。私が知る限り、海外の動物愛護事情はほぼ全てがそうです。
いわゆる愛誤と言われる方は、私は病的な虚言癖の持ち主だと思っています。それに同調して、自分たちにとって都合の良い「大嘘」を真実として他の愛誤さんが拡散させます。そして拡散の過程で、ますます真実とはかけ離れた大嘘が「既成事実?」として出来上がります。一種の精神疾患患者による、集団妄想でしょう。全く無責任極まりないです。
(画像)
PETAが大量に捨てた、殺処分した犬猫の死体を捜査するバージニア州職員。PETAのバージニア州のアニマルシェルターが、片っ端から犬猫を殺処分してその死体を不法投棄しました。あまりに大量で、PETAは動物虐待では罪には問われませんでしたが、不法投棄で何度も摘発されています。
バージニア州は、PETAのアニマルシェルターの資格を剥奪はしていません。PETAを摘発して、ほかの団体にアニマルシェルターの認定をしたとしても、その団体がPETAと同じく殺処分を行うからです。
