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「禁止犬種法」は咬傷事故減少に効果があるのか?



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35 Dog Breeds That Have Attacked the Most People
hundebiss statistik 2013

 私は今まで多くの記事で「海外では特定の犬種(攻撃性が高く危険とされる犬種。主に闘犬として品種改良された犬)の飼育を禁じる法律」があることを書いてきました。特定の犬種の飼育を禁じる目的は、これらの犬種は人身事故(咬傷事故)を起こす確率が高いために、飼育を禁じて重大な咬傷事故を防止する」です。しかし犬種別の咬傷事故発生統計を見る限り、必ずしも多くの国が法律で飼育を禁じている犬種の咬傷事故発生率が高いとは言えないようです。


 私は前回記事、ドイツの犬咬傷事故は日本の約10倍~ドイツにおける犬の咬傷事故35,000件の分析結果、で、日本以外の先進国の多くが特定の犬種の飼育を法律で禁じていることを書きました。その上で、ドイツのハノーバーの獣医師による研究を報じた、ドイツのマスメディアの記事を紹介しました。その内容は次のとおりです。
・犬の攻撃性は、品種による関連性は見られない。特段、闘犬カテゴリーの犬が攻撃性がもともと高いとは言えない。
・犬の攻撃性は、その犬の生育環境や飼い主の躾によるところが大きい。
・しかし咬傷事故が起きれば、特定の犬種(多くの国が飼育を禁じている闘犬カテゴリーの犬)の場合は、重症化する。
 その上で、「特定の犬種を禁じることは、咬傷事故減少の効果がある」と結論づけています。

 欧米では、「特定の犬種の飼育を禁じるか否か」は、国によって判断が分かれています。以下に、各国の現状をまとめてみました。
・アメリカ~州によって異なる。多くの州では、特定の犬種を禁じる法律がある。
・カナダ~州によって異なる。オンタリオ州では、特定の犬種を禁じる法律がある。
・デンマーク~13種の犬種は、例外なく飼育禁止。押収され殺処分される。
・イギリス~特定の犬種の飼育を法律で禁じている。例外を除き違反者は最高懲役6ヶ月に処せられ、犬は原則殺処分される。
・ドイツ~連邦法で特定犬種の飼育を禁じている。州により対象犬種が拡大。原則犬は押収~殺処分。例外的に飼育が認められても、懲罰的な高額の犬税が課せられるなどの制限がある。
・スイス~概ねドイツと同じ・
・オーストリア~概ねドイツと同じ。
・フランス~概ねドイツと同じだが、例外的飼育許可には、犬の去勢不妊が必要。
・ギリシャ=~概ねドイツと同じ。
・オランダ~2008年まで大変厳しい禁止犬種法があった(違反者は最高懲役6ヶ月。犬は殺処分)が、2008年に撤廃。
・スェーデン~禁止犬種法が審議されたが立法にはいたらなかった。
・そのほか、シンガポール、香港などにも禁止犬種法があります。

 概ね、多くの国で飼育を禁止している犬種は、・ピット・ブルテリア、・スタッフォードシャー・テリア(アメリカンを含む)、・ブルテリア、・マスティフ、です。これらの品種の流れを汲む犬種としては、・ドゴ・アルゼンティーノ、・土佐犬、・フィラ・ブラジレイロ。ロットイラー、などを禁じている国・州も多数あります。
 一方、アメリカやドイツなどでは、犬種別の咬傷事故発生数の統計があります。まずアメリカの統計を取り上げます。
35 Dog Breeds That Have Attacked the Most People 「35の犬の品種 それらの犬のほとんどが人を攻撃したことがあります」2016年1月20日。「咬傷事故を起こした犬上位35種」より、ランキングの下位から記載します。


35 グレートピレニーズ
34 コリー
33 Brittany(ブリタニー)
32 Boxador(ボクサドール)
31 ビーグル
30 シーズー
29 ジャックラッセルテリア
28 ドゴ・アルゼンチーノ
27 Chabrador(チャブラドール)
26 Gerberian Shepsky(ガビリアン・シャプスキー)
25 ダックスフント
24 チャイニーズ・シャー・ペイ(Chinese Shar-Pei)
23 ベルジアン・マリノス(Belgian Malinois) マリノア
22 ラブロッティ(Labrottie)
21 ゴールデンリトリバー
20 ジャーマン・シェプラドール(German Sheprador)
19 オーストラリアン・シェパード
18 セントバーナード
17 アラスカン・マラミュート
16 ブルドッグ
15 カルネ・コルゾ
14 ドーベルマン・ピンシャー
13 ブルボクサー
12 グレートデン
11 オーストラリアン・キャトル・ドッグ
10 ラブラブル(Labrabull)
9 ピットワイラー
8 ラブラドール・リトリバー
7 チャウチャウ
6 ボクサー
5 秋田犬
4 シベリアン・ハスキー
3 ジャーマン・シェパード
2 ロットワイラー
1 ピットブル

(一般的に知られていない犬種は、原文のスペルを併記しました。発音は英語です)


 ドイツには、ベルリン州が2013年に、咬傷事故を起こした犬種の統計を発表しています。その資料から、人身事故発生上位の犬種を多い順に以下に挙げます。hundebiss_statistik_2013  「ベルリン州 犬咬傷事故統計 2013年」。


Deutscher Schäferhund(ジャーマン・シェパード)
他の品種
Golden Retriever u. Labrador Retriever(ゴールデンリトリバー、ラブラドールリトリバー)
Rottweiler(ロットワイラー)
Tervueren, Groenendael, Laekenois (その他、シェパード系)
American Staffordshire Terrier(アメリカン・スタフォードシャー・テリア)
Parson Russell Terrier u. Jack Russell(パーソンラッセル、ジャックラッセル)
Dachshunde (Dackel)(ダックスフント)
Pit Bull Terrier(ピットブルテリア)
Yorkshire Terrier(ヨークシャーテリア)
Rhodesian Ridgeback(ローデシアン・リッジバック)
Boxer(ボクサー)
Spitz(スピッツ)
Weimaraner(ワイマラナー)
Dobermann(ドーベルマン)
Beagle(ビーグル)
Dalmatiner(ダルメシアン)
Riesenschnauzer(ジャイアントシュナイザー)

以下略。


 アメリカ、ドイツの咬傷事故が多い犬種において、いわゆる飼育が禁止される闘犬カテゴリーの犬は次のとおりでした。アメリカ~1位~ピットブル、2位~ロットワイラー、と1位、2位は、いわゆる闘犬カテゴリーの犬です。しかし3位以下は、ジャーマン・シェパード、シベリアン・ハスキー、秋田犬、と、非闘犬種が続きます。
 ドイツの統計では、1位がジャーマン・シェパード、2位がその多品種(雑種含む)、3位がゴールデンリトリバー、ラブラドールリトシバーが入り、4位が、ロットワイラーです。
 これらの統計値を見れば、アメリカの場合は闘犬カテゴリーの犬を禁じるのはある程度合理性が感じられます。しかし、ドイツの統計においては、ジャーマンシェパードが突出して咬傷事故が多いです。4位にロットワイラーが入りますが、危険犬種されるアメリカン・スタッフォードシャー・テリアが4位に入っている程度です。

 アメリカの統計もドイツ、ベルリン州の統計も、犬の品種の飼育数(母数)を考慮していません。当然ながら、飼育数が多い犬の咬傷事故は多くなります。ドイツでピットブルの咬傷事故が少ないのは厳しく法律(連邦法)で飼育が禁じられてるために飼育数の母数がすくないのかもしれません。対してアメリカでは、州によりピットブルの飼育が比較的寛容な州もあります。
 この「咬傷事故数」の絶対数は、飼育数の母数を考慮していませんので、正確なところは、特定犬種(闘犬カテゴリーの犬)が危険とは即、断じることはできないと思います。飼育数という母数に対する咬傷事故発生数の割合がわかれば良いのですが。


(動画)

 Rottweiler rettet junge Frau vor brutalem Raubüberfall ORF Bericht. 「ロットワイラーは、若い女性を残忍な強盗から守りました。ORF(オーストリアのTV局から)レポート」。2014/01/14公開。
 アメリカでもピットブルの野良犬が女性を強盗から救ったという事件もあります。禁止犬種の飼育を禁じるのが絶対正しいのかどうかは、何とも言えません。ドイツでは、ロットワイラーの飼育を禁じる州とそうでない州があります。

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23はマリノアですね。ラブラブルやラブロッティはラブラドールとブル系、ロットワイラーの二重純血種か交雑種だと思います。
Gerberian Shepsky はドイツシェパードとハスキーの交雑種のことだと思います。

カナダのモントリオールでピットブル他の大量処分が決定してちょっと騒ぎになっていますね。。。

Re: タイトルなし

昇汞 様、コメントありがとうございます。

> 23はマリノアですね。ラブラブルやラブロッティはラブラドールとブル系、ロットワイラーの二重純血種か交雑種だと思います。
> Gerberian Shepsky はドイツシェパードとハスキーの交雑種のことだと思います。

さすがお詳しいですね。
マリアは、括弧を付けてその名称を入れております。


> カナダのモントリオールでピットブル他の大量処分が決定してちょっと騒ぎになっていますね。。。

モントリオール市の条例はもう可決されたのでしょうか。
この条例が制定される背景には、ピットブルによる、凄惨な死亡事故がありました。
50歳代の女性が、自分の家の庭で、近隣の放し飼いのピットブルに咬み殺されたのです。
救急隊員が駆けつけたところ、女性は出血多量ですでに死んでいました。
そのピットブルは、以前にも重大事故を起こしていたのですが、飼い主は放し飼いなどをやめませんでした。
マナーの良いライダーもいますが、暴走族がいるおかげで、二輪愛好家に対する風当たりが強くなるのと同じです。

横です。モントリオルの夕べ

こんにちわ

昇汞様 犬の話をありがとうございます。
さんかくたまご様 先日のドイツ語訳フランス事情ありがとうございます。
夕べモントリオールについて調べたので横をします。

ニュースのサイトには雑種も禁止、オオカミ犬も禁止とあり、被害者の家族の声あり、抗議する愛犬家あり、なにがなんやら。線引きがむずかしいですね。煽っている人や大袈裟なマスコミもいるかもです。

私はモントリオール市のサイトにたどり着いたもののピットブルに関する情報は以下の文章しか見つけられませんでした。私が想像するに、ただいま相談や指導したり、練っているのではないかと思います。

ttp://ville.montreal.qc.ca/animaux/
市民への動物案内サイト

La Ville de Montréal vous informe que les dispositions du Règlement sur le contrôle des animaux qui font référence aux chiens de type Pit bull sont suspendues jusqu'à nouvel ordre. Toutes les autres obligations prévues dans le Règlement demeurent en vigueur.
(ケムンパ訳)
モントリオール市の情報、ピットブルタイプのすべての犬に照らし合わせた動物制御上の法規の規定は新しい法令が来るまで保留です。
用意されている規定の他のすべての義務は効力が発生しています。
(自動翻訳)
都市は、ピット ・ ブルのタイプの犬を参照する動物の制御に関する規則の規定は、さらに通知があるまで中断されるを通知します。規則に定める他のすべての義務は有効です。

自動翻訳機の「規則に定める他のすべての義務は有効です。」の訳は私の訳よりスマートだと思う。

私のフランス語は初心者レベルです。鵜呑みは厳禁です。ご意見くださればありがたいです。よろしくお願いします。

Re: 横です。モントリオルの夕べ

ケムンパ様、コメントありがとうございます。

> 夕べモントリオールについて調べたので横をします。
> ニュースのサイトには雑種も禁止、オオカミ犬も禁止とあり、被害者の家族の声あり、抗議する愛犬家あり、なにがなんやら。線引きがむずかしいですね。煽っている人や大袈裟なマスコミもいるかもです。

いわゆるピットブル禁止条例は、まだ発効していないということですかね。
煽ってる人やマスコミは、条例賛成派も反対派も同様にいると思います。


> 私はモントリオール市のサイトにたどり着いたもののピットブルに関する情報は以下の文章しか見つけられませんでした。私が想像するに、ただいま相談や指導したり、練っているのではないかと思います。

モントリオール市はフランス語が公用語ですか。
情報提供、ありがとうございます。
ピットブル禁止条例の審議のきっかけとなった、中年女性がピットブルに殺害された事件は英語で報道されています。
http://montrealgazette.com/news/local-news/woman-killed-in-attack-by-neighbours-dog-in-pointe-aux-trembles

No title

私のあやふやな記憶ですが、アメリカ国内においてもウルフドッグの飼育を禁止又は規制している自治体はあるようです。
実際、ハイパーセンテージウルフドッグあたりはほとんど狼のような感じだそうです。
戦前満洲に住んでいた私の大叔父に当たる人物は、満洲で狼を飼っていましたが、その人物曰く「狼は飼飼わないほうがいい」と言っていました。
人が扱えるのはせいぜい50%以下のローパーセンテージからミドルパーセンテージ前半あたりまでだと思います。

ラブラドールはよく交雑に使われますね。有名なのがラブラドゥードル(ラブ×スタンダードプードル)ですが、交雑して両方の良いとこどりを狙っているわけですが、果たしてどうなのか?と思っています。

モントリオールというかケベック州の公用語は確かフランス語と英語だったと思います。フランス移民の多い地域で、かつてはカナダからの独立運動も起こった土地でした。
ピットブルや土佐犬、ロットワイラーなどの犬種は飼う人を選ぶと思います。きちんとしつけられない人には向いていません。ましてやこの時代に放し飼いはやはり絶対やめるべきです。

Re: No title

昇汞 様

> 私のあやふやな記憶ですが、アメリカ国内においてもウルフドッグの飼育を禁止又は規制している自治体はあるようです。

私の記憶でも、ドイツなどヨーロッパの国でもウルフドッグを禁じていたと(というか、犬とオオカミとの交配、繁殖)思います。
しかし根拠となる法律は、犬に関する法律ではなくて、野生生物保護の範疇だったと思います。
ヨーロッパでは、オオカミは北米大陸よりはるかに希少な種なので、厳重に保護されています。


> ラブラドールはよく交雑に使われますね。有名なのがラブラドゥードル(ラブ×スタンダードプードル)ですが、交雑して両方の良いとこどりを狙っているわけですが、果たしてどうなのか?と思っています。

海外の文献を見ると、本当に多くの品種があります。
私が知らない品種も多くあります。


> モントリオールというかケベック州の公用語は確かフランス語と英語だったと思います。フランス移民の多い地域で、かつてはカナダからの独立運動も起こった土地でした。

今では、マスメディアの報道は、カナダ全土に関するニュースが英語で報道されています。


> ピットブルや土佐犬、ロットワイラーなどの犬種は飼う人を選ぶと思います。きちんとしつけられない人には向いていません。ましてやこの時代に放し飼いはやはり絶対やめるべきです。

それもありますが、モントリオールでのピットブル禁止条例の議案が出てきた背景となった記事では、中年女性を噛み殺したピットブルは、過去に重大事故を起こしているにもかかわらず、犬の飼育を改めるとか、h行政が押収するなどといった法的根拠がなったのが問題視されたのでしょう。

Re:Re: 横です。モントリオルの夕べ

>いわゆるピットブル禁止条例は、まだ発効していないということですかね。

私は公式サイトで日付と内容を確認できませんでした。

2016年8月17日水曜日のニュースで「ピットブルを新しく飼うことが禁止」のニュース報道がありました。
「9月26日発効で、それ以前にピットブルや危険犬を取得した人は12月31日までに飼育許可を市に申請すれば飼える」とありました。
しかし10月3日発効の情報があって、あれ延期?ということで、私は10月3日にピットブルが禁止されたかどうか調べました。それでモントリオール市のサイトにたどり着いたものの発効内容が確認できませんでした。
それで、騒いだのはマスコミや愛犬家の人たちかと想像しました。

(8月17日時点のニュース情報)
~ピットブル飼育禁止は9月26日発効で、それ以前にピットブルを取得した人は12月31日までに飼育許可を市に申請すれば飼えます。
許可を得るには、狂犬病予防接種証明、マイクロチップ装着証明、避妊去勢証明をします。できないピットブルたちはお別れです。~

私が思うにニュースでピットブルの他に雑種やオオカミ犬や危険犬も対象と報道したため、ピットブルの飼い主を中心に愛犬家の反発があり、雑種も…ということで混乱を招き、今ということではないかと思います。
たぶんピットブルの飼い主たちは現在、飼育許可を申請中なのでしょう。で、外れた人は(悪質な飼い主)犬とお別れです。

>モントリオール市はフランス語が公用語ですか。

私はケベックはフランス語と存じていたので、ネットで今、調べました。
ウィキペディアの「ケベック州」ではフランス語が公用語です。
次にウィキペディアで「モントリオール」を閲覧したところ、英語を使用する人はモントリオール市の西部に集まり、でフランス語を使用する人は東部に集まっています。2006年の調査では家庭で話す言語は英語18.6% フランス語56.9%です。
道路標識や地下鉄アナウンスはフランス語とあります。
それでは教育は何語で教えているのでしょうか?
学校の授業はフランス語ですが、英語圏からの人のために英語で授業を行う学校もあります。
日本の外務省のホームページにケベック州の学校の説明があります。小学校ではフランス語で授業を行うことが義務づけられています。
(外務省ホームページ)
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/03n_america/info30202.html

インタネットは英語圏の力が強いです。例えば漢字圏の人たちのために縦書き機能をつけてくれません。

Re: Re:Re: 横です。モントリオルの夕べ

ケムンパ 様

> しかし10月3日発効の情報があって、あれ延期?ということで、私は10月3日にピットブルが禁止されたかどうか調べました。それでモントリオール市のサイトにたどり着いたものの発効内容が確認できませんでした。
> それで、騒いだのはマスコミや愛犬家の人たちかと想像しました。

とすれば、議会ではまだ可決成立施行されていないということでしょう。
例えば日本で、オーストラリアのニューサウスウェールズ州でドッグレースが禁じられるようになったと報じられましたが、私が調べたところ、「ドッグレースの禁止にはいたらなかった。存続となった」とabcニュースでありました。
州法が否決されたのではないですか。
海外ニュースは、そのようなことが多々あります。


> 私はケベックはフランス語と存じていたので、ネットで今、調べました。
> ウィキペディアの「ケベック州」ではフランス語が公用語です。
> 次にウィキペディアで「モントリオール」を閲覧したところ、英語を使用する人はモントリオール市の西部に集まり、でフランス語を使用する人は東部に集まっています。2006年の調査では家庭で話す言語は英語18.6% フランス語56.9%です。

まあ、フランス語圏と理解してよさそうです。


> 道路標識や地下鉄アナウンスはフランス語とあります。

ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語ですが、フランス語とオランダ語がほとんどです。
ドイツ語が母国語の人はドイツ国境付近の一部です。
道路標識は南部はフランス語、北部はオランダ語です。
ベルギー政府のHPはフランス語、オランダ語、ドイツ語です。


> インタネットは英語圏の力が強いです。例えば漢字圏の人たちのために縦書き機能をつけてくれません。

そういえば、日本語でも縦書きを利用したことがPCになってからないです。
日本語の古い論文や海外の法律を縦書きで日本語訳したものをたまに見ますが、見にくいです。

Re: Re:Re: Re: 横です。モントリオルの夕べ

>州法が否決されたのではないですか。

探しましたが、見当たりませんでした。私の力不足かな?
2016年6月のニュースでは「州でピットブルを禁止する」と報道していますね。
 私が飛ばし読みした分には、ケベック州のピットブル禁止令は「州でなく、その地域の判断」とどこかのサイトにありました。

>議会ではまだ可決成立施行されていないということでしょう。

 モントリオル市は可決したものの前々回のコメント通り、保留中です。公式サイトでの発表を待った方がよさげです。

(人が物を売るサイトの犬のページ)
ttp://www.kijiji.ca/b-chiens-chiots/quebec/c126l9001
上記のリンク先はケベックの犬たちが出ています。現在ピットブルは出品されていません。

>まあ、フランス語圏と理解してよさそうです。

 ケベック州はQuébecで、ケベック市はVille de Québec(英語:Quebec city)なのですが、ニュースで混じって出てくるとまぎらわしいです。
 ケベック州の面積は日本の面積の4倍です。農業国ではありますが、工業も発達しています。カエデから採取するメープルシロップが特産品です。人口は南部にあるモントリオール市とケベック市周辺に集まっています。
 元々はファーストネーチャーと呼ばれるイヌイットの人たちが暮らしていました。ケベック市と名付けたのはフランスの探検家です。そしてフランス移民が開拓しました。北アメリカの移民はフランス移民よりイギリス移民の方が圧倒的に多く、英軍と仏軍が戦い、英軍が勝利した歴史があります。現在カナダ国は英連邦王国のひとつであります。そういった流れからフランス移民の子孫たちは反骨精神を持っています。ゆえにケベック州は準国家的要素が強い州であります。

追記 訂正

追記

>(人が物を売るサイトの犬のページ)
ttp://www.kijiji.ca/b-chiens-chiots/quebec/c126l9001
上記のリンク先はケベックの犬たちが出ています。現在ピットブルは出品されていません。

(上記 訂正します)
 いましがたリンク先ページをめくっていましたらピットブルテリアとピットブルが出ていました。値段の表示なし、申し込みの上だから、無料か礼金、諸費用請求と思われます。

Re: Re: Re:Re: Re: 横です。モントリオルの夕べ

ケムンパ 様、コメントありがとうございます。

> >州法が否決されたのではないですか。
> 探しましたが、見当たりませんでした。私の力不足かな?
> 2016年6月のニュースでは「州でピットブルを禁止する」と報道していますね。
>  私が飛ばし読みした分には、ケベック州のピットブル禁止令は「州でなく、その地域の判断」とどこかのサイトにありました。

6月のニュースは、日本のメディアのニュースですか。
私が検索したところ、英文(CBC。カナダのメディアのニュース)2016年9月27日、では、モントリオール市の条例案(Ordinance)は通過していました。

(概要)
Nearly four months after a brutal dog attack that claimed the life of a Montreal woman, the city has passed its contentious pit bull ban.
City council voted Tuesday in favour of changes to its animal control bylaw that include a ban on new ownership of pit bull and pit bull-type dogs. The final vote was 37-23 in favour of the ban.
モントリオールで女性が命を奪われた残酷な事件の4ヶ月後に、モントリオール市ではピットブル禁止条例(bylaw )が可決されました。
市議会は火曜日に、ピットブルーとピットブルタイプの犬の、所有を禁止することを含む動物規制条例(bylaw )への変更を支持しました。
最終投票は禁止に賛成する票は37対23でした。

つまり、モントリオール市で、条例(bylaw 。Ordinanceより「規則」に近い)で、「いわゆるピットブルとピットブルタイプ」の犬が禁じられたということです。


>  モントリオル市は可決したものの前々回のコメント通り、保留中です。公式サイトでの発表を待った方がよさげです。

ケベック州では、いわゆるピットブル禁止法は無いようです。
オンタリオ州では、かなり厳しいピットブル禁止法があり、施行ごしばらくは年間3000頭を殺処分していました。


>  ケベック州はQuébecで、ケベック市はVille de Québec(英語:Quebec city)なのですが、ニュースで混じって出てくるとまぎらわしいです。
>  ケベック州の面積は日本の面積の4倍です。農業国ではありますが、工業も発達しています。カエデから採取するメープルシロップが特産品です。人口は南部にあるモントリオール市とケベック市周辺に集まっています。
>  元々はファーストネーチャーと呼ばれるイヌイットの人たちが暮らしていました。ケベック市と名付けたのはフランスの探検家です。そしてフランス移民が開拓しました。北アメリカの移民はフランス移民よりイギリス移民の方が圧倒的に多く、英軍と仏軍が戦い、英軍が勝利した歴史があります。現在カナダ国は英連邦王国のひとつであります。そういった流れからフランス移民の子孫たちは反骨精神を持っています。ゆえにケベック州は準国家的要素が強い州であります。

独立性が強いということですね。
カナダの名物メイプルシロップは、本来パンケーキにかけるのはこれです。
割と高価ですが、はちみつの方がコクがあって美味しいと思いました。

Re: 追記 訂正

ケムンパ様

> (上記 訂正します)
>  いましがたリンク先ページをめくっていましたらピットブルテリアとピットブルが出ていました。値段の表示なし、申し込みの上だから、無料か礼金、諸費用請求と思われます。

モントリオール市以外の、ケベック州だと思います。
ケベック州でも禁止されるリスクが有り、飼い主たちが手放そうとしているのかもしれません。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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