愛犬を強制殺処分されて自殺したデンマークの青年~世界びっくり犬事件


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(Zusammenfassung)
Drama um Rasse-Nachweis | Däne (27) folgt seinemHund in den Tod
Laut Gesetz sind 13 Hunderassen oder auch nur Mischling Anteile in Dänemark seit 2010 strikt verboten.
darunter Pitbulls und Bulldoggen.
Auch Hunde, die keine klassischen Kampfhunde sind, stehen auf der Liste.
Hunde einer bestimmten Rasse hat in so vielen fortgeschrittenen westlichen Ländern verboten.
Es umfasst Deutschland und das Vereinigte Königreich.
Ein solcher Hund kann sie eingeschläfert werden.
Ein solches Gesetz ist nicht Japan .
私は過去記事で、「デンマークには厳しい犬の法律が有り、闘犬カテゴリーの犬種などの危険とされる犬は、行政が押収して強制的に殺処分する」ことを書いています。そのデンマークですが、愛犬を殺処分された青年が、自殺するという痛ましい事件が起きました。デンマークに限らず、ドイツなどの欧米を始めとする先進諸国では、闘犬カテゴリーなどの特定の犬の品種(とその雑種、雑種と思われるもの)の飼育などを禁じています。それらの無資格飼育犬は、行政当局が押収し、強制的に殺処分することが行われています。デンマークは、ほかの国に比べて法律の運用が厳格というだけです。
デンマークでは「世界で最も厳しい犬法」と言われる法律があります。その法律によれば、飼育が禁止されている13種の闘犬カテゴリーなどの危険とされる品種の犬と、その雑種(と思われるものを含む)の飼育や国内持ち込み、繁殖が禁じられています。それらの犬は警察が押収し、強制的に殺処分します。
その犬が、法律で定められた品種の犬や、その雑種ではないということは、犬の飼い主が証明しなければなりません。証明ができなければ、有無を言わさず、警察官一人の判断でも、その犬を強制的に殺処分できるとされています。この件については、私は何度か記事にしています。
(参考記事)
・スイス人は犬を食べる?そんなことはナンセンスですよ、デンマーク人は理由もなく犬を殺します!
・「日本は、欧米先進国の動物愛護を見習え!」~では、デンマークを見習ってください
・「世界で最も厳しいデンマークの犬法」を、多くのドイツ人は支持した
最近そのデンマークの犬法に関する、痛ましい事件が起きました。愛犬を押収~強制的に殺処分された青年が、犬のあと追い自殺をしたのです。
ドイツの大手メディア、Bild のニュースから引用します(ドイツ語)。Drama um Rasse-Nachweis | Däne (27) folgt seinemHund in den Tod「禁止犬種のドラマ 青年デーン(27)は、愛犬の強制殺処分のあとを追って自殺しました」。2015年5月9日。
Er hatte acht Tage Zeit, den dänischen Behörden zu beweisen, dass sein Hund keine genetischen Anteile einer verbotenen Kampfhunderasse hatte.
Besitzer in der Beweispflicht
Laut Gesetz sind 13 Hunderassen oder auch nur Mischlingsanteile(Mischling anteile?) in Dänemark seit 2010 strikt verboten.
Wird von der Polizei in Dänemark der Verdacht ausgesprochen, ein Hund könnte Anteile dieser Rassen aufweisen, gerät der Besitzer in die Beweispflicht.
Kann er nicht eindeutig die genetische Herkunft des Hundes nachweisen.
Dan konnte Zanto nicht retten
dann wurde Zanto aus seinen Armen gerissen und eingeschläfert.
Das brach Dan das Herz.
Laut „Fairdog“ wurden Dan und sein Hund am 29. April gemeinsam beigesetzt.
4月8日までに、彼(愛犬の後追い自殺をした青年デーン)は、彼の愛犬が法律で禁止されている闘犬カテゴリーの品種の遺伝子を持っていないということを、デンマーク当局に証明しなければなりませんでした。
しかし、彼はできませんでしたー彼は死ぬことを選びました。
立証責任は、犬の飼い主にあります。
法律により、デンマークでは13品種の犬種、あるいはそれらの品種との混血は、2010年より厳格に(飼育などが)禁止されています。
犬がこれらの品種の血統を持つとの疑いはデンマークの警察が示すことができ、それを否定する立証責任は犬の飼い主にあります。
しかし犬の遺伝的起源を明確に証明することはできません。
デーンは、ザント(愛犬の名前)を飼い続けることはできませんでした。
その後ザントは、デーンの腕から引き離されて、安楽死させられました。
そのことは、デーンの心を壊しました。
4月の終わりにデーンは、毒薬の錠剤を飲んで自らの命を絶ってしまいました。
デーンの「Fairdog(=合法的な犬。メディアは強制殺処分された犬は、法律で禁じられた犬ではないとしているのでしょう)」とデーンは、4月29日に一緒に埋葬されました。
(画像)
愛犬ザントと、後追い自殺した飼い主のデーン青年。

デーン青年の愛犬ザントは、子犬の頃から家族同様に飼われていました。デンマーク警察がザントを押収し、強制的に殺処分した理由は、法律で禁じられている犬種、もしくはその雑種である疑いがあったからです。ザントは、咬傷事故を起こしたわけでもなく、危険な行動を示したわけでもありませんでした。
しかし欧米先進国(アジアではシンガポールもそうですが)では、特定の犬種を「危険な犬」として、法律で飼育、繁殖、国内持ち込みを禁じているところがほとんどです。ドイツやイギリスでも、そのような犬の押収~強制殺処分は一定数あります。デンマークは、法律の運用が厳格であるというだけです。
私は疑問に思うのですが、このような欧米などの先進国では常識とも言える、「禁止犬種規定」を報道するマスメディアはほぼ皆無です。また動物愛護団体はさらにないでしょう。対して、誤った「欧米などの常識」はこれでもか、というほどマスメディアは報道しますし、動物愛誤団体は同調して、その嘘情報を拡散させます。
誤った「欧米などの常識」とは、「犬猫の販売が禁じられている」「犬猫の殺処分がゼロ、もしくは極めて少ない」「ティアハイム(アニマルシェルター)は非営利の公的性格が強い団体、もしくは公的団体」「ドイツでは、犬の首輪は必要ない。甚だしきは犬には人権と同様の犬権がるので首輪、リードはしてはならない」などです。それらは全て「大嘘」です。この誤った情報を流布させる人は道義的責任があると思います。
「ドイツに赴任するのに犬を同行させたい」という事で、ネット上でアドヴァイスを求めていた人がいますが(全て日本語です)、「動物愛護に反するとされないだろうか」という心配ばかりでした。無責任な嘘回答ばかりでした。そのようなことは、ドイツ大使館に問い合わせるべきでしょう。日本語で回答が来るとは限りませんが。
それ以前に、ドイツに犬を持ち込む際の狂犬病予防ワクチンの証明は、ドイツ語か英語でなければトラブルのもとになります。ドイツ税関当局がそれを証明として認めなかった場合は、強制送還もしくは強制殺処分になります。また、飼育が禁止されている犬種や、その雑種も同様です。その心配をしたほうが良いでしょう。またドイツは、法律上は犬のリード使用と、犬税登録済の鑑識を装着する義務が日本より厳しいです(限られた場所、期間ですが、リード義務違反は5,000ユーロの罰金です)。また犬を遁走させれば警察官に射殺される可能性がありますし、咬傷事故をお越した場合の飼い主の刑事責任は、ドイツの方が厳しいです。
日本のように、禁止犬種が法律で規定されていない先進国は例外です。また、咬傷事故、それが死亡事故であったとしても、その犬を強制的に殺処分する法的根拠のない、お犬様国家も、おそらく日本だけでしょう。また、最近、遁走したドーベルマンが次々と咬んで4人にけがを負わせた事件がありましたが、駆けつけた警察官は拳銃の使用もしませんでした。諸外国では同様のケースでは、即時警察官が犬を射殺します。
犬などの飼育動物の管理に関しては、日本以外の先進国ははるかに厳しく、殺処分も辞さないのです。海外でのトラブルを事前に防止するためにも、マスメディアや動物愛誤団体は、無責任な嘘の拡散は即刻やめるべきです。
(参考資料)
この事件に対して、ドイツではフォーラムがたっています。一部を引用します。4.6.2015 Dänemark - Lebensmüde nach Zwang sent hunden「デンマーク 犬を強制的に押収された後の疲れた人生」。
Cool. Das heißt für unsere Sache: 2 Fliegen mit einer Klappe geschlagen.
Man wünscht sich mehr konsequente Länder wie Dänemark.
Er hätte sich doch einfach nur an die Gesetze seines Landes halten sollen.
nach verlorener Schlacht.
Sich das Leben nehmen ist die perfekte Methode zum Untertauchen und ich weine dem Versager (in Bezug auf die menschliche Rasse) auch keine Träne nach.
やったぜ、一石二鳥だね、それを俺たちは大義と呼ぶぜ(ドイツ語でも「一石二鳥」という慣用句があります。ドイツ語では「鳥」ではなく「ハエ」です)。
デンマークのような、法律の一貫性のある運用を望むところだ。
彼は彼の国の法律を守らなければならなかっただけです。
犬を失ったあとは、自殺をするには、溺死が最適な方法です(私は人として)失敗すれば泣きますが、自殺の後は涙は出ません。
( rücksichtslosen deutschen Volkes!)
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