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イギリスでの犬の大量生産・大量販売を暴くBBCドキュメンタリー







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(Summary)
BBC Scotland investigates The Dog Factory
a Shocking BBC Documentary~The Dog Factory


(本記事のアクセス数は、7658ブログ中、17位を獲得しました)

 先々月4月19日にイギリスでは、BBCスコットランドがイギリスにおける犬の営利に特化した、犬の商業大量生産・大量販売のドキュメンタリーTV番組、BBC Scotland investigates The Dog Factory「BBCスコットランド調査班 犬工場」を放映しました。犬の商業大量生産、販売は、イギリスでは巨大産業となっています。本番組では、BBCスコットランド放送の記者が覆面調査員となり、イギリスの巨大ペット産業の内情を取材しました。犬の密輸、イギリスの巨大パピー・ミルでの劣悪な環境での動物虐待などが、隠しカメラなどで生々しく報じられています。


(動画)

 こちらが、イギリス、BBCスコットランド放送のドキュンメンタリー番組、BBC Scotland investigates The Dog Factory - a Shocking BBC Documentary「BBCスコットランド調査班 犬工場ー衝撃 BBCドキュメンタリー」です。




The Dog Factory
2015
BBC Scotland investigates the multimillion pound world of the dog trade. A third of all dogs bought today are believed to have come from puppy farms.
Using secret filming, reporter Sam Poling follows the supply chain, from the small-time illegal sellers to the profit-driven puppy farmers getting rich off this ruthless trade.
She exposes Scotland's biggest dog trafficker and uncovers a breeding facility operating on a scale the experts didn't believe existed in the UK - until now.
Sellers using fake identities online to conceal illegal trade of puppies
15 April 2015
The investigation discovered traders hiding behind fake identities online to profit from the illegal sales of puppies.
Bernadette O'Neill is named as one of the dog traders using fake online identities to sell puppies.
BBC journalists posed as potential buyers of two puppies and secretly filmed the meeting at the couple's home.
Bernadette O'Neill said the dogs had been vaccinated, fully vet-checked and were supplied by a breeder in West Kilbride.
However, no licensed breeders could be found in the town.
Illegal imports
Secret filming of Mr O'Neill revealed he was making buying trips to the Republic of Ireland and illegally bringing back hundreds of dogs to Scotland, without pet passports or rabies injections.
The team also looked at the conditions in Furnish Kennels in Northern Ireland, filming after dark.
During filming at the kennels, the BBC found hundreds of breeding bitches in battery-farmed conditions.

犬工場
2015年
BBCスコットランドは、数百万ポンドの市場規模である、犬の商業取引を調査しました。
今日買った3割の犬は、いわゆるパピー・ファーム(仔犬農場=パピー・ミル。犬の商業的大量生産を行っているところ)から来ていると考えられます。
隠しカメラを用いて、サム・ポーリング記者は、三流の金儲け主義の農家(パピー・ファーム)が不正にカネを得るために仔犬を売っているという、冷酷な犬の流通経路を追いました。
サム・ポーリング記者は、スコットランドの最大の犬の密売を公開し、ー今までイギリスでは専門家にはその存在が信じられていなかった、イギリス国内で犬の巨大生産施設が運営されていることを暴きました。
オンライン偽のIDを使用して、犬の売り手は、仔犬の違法取引を隠蔽します。
2015年4月15日
BBCスコットランドの調査は、オンラインでニセのIDを用いて隠れて仔犬の違法販売を行い利益を得ている犬トレーダーを発見しました。
バーナデット·オニールは、仔犬を販売する偽に、オンラインでのIDを利用している犬のトレーダーの一人です。
BBCの記者は、2匹の仔犬の購買を希望する客を装い接近し、密かにバーナデット・オニール夫妻の家でのやり取りを撮影しました。
妻のベルナデット・オニールは、犬は、獣医のチェック、完全にワクチン接種を行い、ウエスト・キルブライドでブリーダーによって生産されたされたと述べました。
しかしウエスト・キルブライドでは、免許を受けた犬のブリーダーは見つかりませんでした。
違法な犬の輸入
隠しカメラの撮影では、オニール氏がペットパスポートや狂犬病予防接種なしで、数百もの犬をアイルランド共和国に買い付けに行き、それを不法にスコットランドに輸入していことを明らかにしました。
BBCスコットランドのチームはまた、北アイルランドの農場のような犬小屋(パピー・ファーム)の状況を見て日没後に撮影しました。
犬舎での撮影時には、BBCスコットランドの取材チームは、数百もの虐待繁殖条件下で飼育されているメス犬を発見しました。



 私はかつて、ドイツにおいても極めて巨大な、営利に特化した、犬の商業大量生産・販売を記事にしています。日本では、むしろ犬のブリーダーは、犬好きの一般家庭が趣味を兼ねた副業でおおなっているケースが多いような気がします。今回のBBCスコットランドのドキュメンタリー番組で暴かれたような、「台メス犬で数百」といった規模の、営利に特化した犬の商業大量生産者は、私は日本では知りません。また、アメリカ合衆国においても、犬などの営利に特化した商業大量生産・販売がしばしば問題視されます。アメリカのパピー・ミルについても、折々紹介します。
 ドイツにおいても、営利に特化した、犬の商業大量生産ブリーダーは存在します。こちらのブリーダーは、もともとは養豚業者でしたが、養豚設備を転用して、犬のブリーダーを始めました。こちらのブリーダーも、台メスの犬の飼育数は数百レベルの数です。また、飼育条件も劣悪です。

ドイツは日本のような犬の大量生産・大量販売が成り立たないという、TOKYOZEROキャンペーンの大嘘~ドイツの養豚業者が業種転換した大量生産仔犬工場

 日本のマスメディア(NHKをはじめ、フジ産経グループのFNNなど)や、動物愛護(誤)団体は、「犬などのペットの商業大量生産・流通が存在している日本は世界でも特異な国」と極めて熱心に報じています。しかしソースを提示したものは一つもありません。
 また政治家も誤った認識を持ったまま、国会で発言を行ってます。物事を論じるためには、前提として正しい情報が必要です。マスメディア、動物愛護団体、政治家の方々は、それを念頭に置き、報道、発言の前には、正確な知識を得ていただきたいと苦言を申し上げます。

福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
続・福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
続々・福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~真実は「イギリスでは多数の犬猫が銃により殺処分されています」
福島みずほ氏の無知蒙昧があまりにもひどすぎる。「イギリスなどは、犬猫の売買を禁止している」「イギリスやドイツなどが、殺処分ゼロを目指しているか実現しています。ドイツは殺処分ゼロ」~まとめ

 いやしくも政党党首(当時)が、国会で「イギリスでは犬猫の売買が禁じられている」などと言う荒唐無稽な妄言を平気でするとは、もはや精神遅滞が狂人の範疇でしょう。しかしNHKも「スイスでは生き物の営利売買が法律で禁じられているためにできない」と全国放送で報じるのですから、それといい勝負かもしれません。
 NHKの、「スイスでは生き物の営利売買が法律で禁じられているからできない」と本気で信じて、私のブログにコメントして絡んできた方もいます。スイスでは、日本で禁じられている犬などのインターネット販売が合法で盛んに行われていますし、ペットショップでの生体販売も禁じていません。家畜の商業取引は当たり前に行われています。世界広しといえども、「生き物の営利売買が禁じられている国」は皆無でしょう。TVによる、日本国民総一億白痴化は恐ろしい。
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ドイツネタはしばらくお休み

ドイツネタから離れると、ドイツ語圏からのアクセスが激減します。
ということで、強迫神経症?的に、ドイツネタを取り上げてきました。
しかし、フロリダ州が公にTNRを否定したことや、さらには2012年には、アメリカ連邦政府機関である、CDC(アメリカ連邦疾病予防センター。日本でいえば、厚生労働省)も、「TNRは有害である。進められない」と公にしました。
これらは大変重要ですので、しばらく記事にします。
それとか、イギリスやアメリカの、パピーミルや、犬などの商業流通ですね。
ドイツ、イギリスでは、日本で禁じているインターネットでの犬などの販売を禁じていません。
この点も、日本では誤解が多いので、記事にしなければならないと思っています。

アクセスいただいている、ドイツ語圏の皆様にはもちろん感謝、感謝です。
アメリカのTNRや、イギリスのパピー・ミルや犬のインターネット販売に関する記事は、日本の読者様の応援を期待します。
よろしくお願いします。

「やはり」というのが率直な感想です。そして、たまたま分かっただけのことで、このような不正販売は氷山の一角なのでしょうね。
ちなみにですが、僕が知る限りでは北関東で2件、台メスが200頭規模でやっている業者を知っています。(今でもやっているのかは不明ですが)
業者間の噂話レベルでは、300頭規模でやっているというのは聞いたことがあります。(中部地方で本人は見たことがあるだけで、犬舎に行ったことはありませんので)

これからの情報も楽しみにしています。

Re: タイトルなし

もるせが様、コメントありがとうございます。

>たまたま分かっただけのことで、このような不正販売は氷山の一角なのでしょうね。

イギリス(uk)はEUに加盟していませんし、報道の内容からすると、スコットランドとアイルランドは独立国に近く、双方で貿易での検疫が必要のようです。
それでも密輸があるのです。
対してドイツと周辺のポーランド、ハンガリ-などの東欧、フランス・ベルギー(一大ペットショップ集積地がある)はEU加盟国であり、シェンゲン圏に属しますので、それらの国から犬などを持ち込むのは全く合法です。
ですからふせぎようがありません。(3ヶ月未満であればEUパスポートも必要ない。5匹未満であれば商業取引外ですので持ち込みは一切制限なし)。
ですから、愛誤が主張している、「ドイツではペットショップでの生体販売を禁じているので、ティアハイムでしか犬などを購入できない」は、全くの妄言ということがお分かりいただけると思います。


> 僕が知る限りでは北関東で2件、台メスが200頭規模でやっている業者を知っています。(今でもやっているのかは不明ですが)
> 業者間の噂話レベルでは、300頭規模でやっているというのは聞いたことがあります。(中部地方で本人は見たことがあるだけで、犬舎に行ったことはありませんので)

日本でも、台メス数百頭レベルの「犬工場」が存在するのですね。
ペット犬などの需要があり、「それをより安く買いたい、純血種で子犬が欲しい」という需要がある限り、「よりコストを抑えた犬などのペット生産をする。純血種で、子犬で売りたい」という供給者が現れるのは、自由主義経済を採用している限り、市場原理で必然です。
それはイギリス、ドイツ日本でも同じ構図です。
アメリカでも、巨大パピーミルの劣悪な繁殖の様子がTVドキュメントで報道されています。
アメリカのパピー・ミルのTVドキュメントは折々紹介します。
日本だけが例外的に、犬などの営利生産で大量生産・大量販売のシステムがあるわけではありません。
私は、日本はまだマシな方ではないかとさえ思えます。

No title

1 jp 日本 660 79.3%
2 com 不明 (米国営利組織) 124 14.9%
3 ch スイス 27 3.2%
4 de ドイツ 15 1.8%
5 edu 不明 (4年制大学) 5 0.6%
6 net 不明 (ネットワーク組織) 1 0.1%

噂をすればドイツ語圏。
本日午前10時までのアクセス記録(解析できたもののみ)。
よろしく頼みマッス。

流石です

さんかく様は、愛誤に騙されない情報を的確にいろいろ教えてくださいます。
いつも勉強になります。

愛誤がマスコミを使うので、愛誤に騙される人はまだいますが、
さんかく様のように、世界の真実を教え、愛誤の虚偽を指摘される方は、
とても貴重です。

これからも世のため人のために真実を教えてあげてください。

Re: 流石です

フェイル様、コメントありがとうございます。

> さんかく様は、愛誤に騙されない情報を的確にいろいろ教えてくださいます。

お褒めいただき、ありがとうございます。


> 愛誤がマスコミを使うので、愛誤に騙される人はまだいますが、
> さんかく様のように、世界の真実を教え、愛誤の虚偽を指摘される方は、
> とても貴重です。

しかしね、これだけ海外に渡航する人が多くなり、欧米の在留法人も多く今日です。
また、インターネットで容易に世界中の情報が入手できるのです。
それなのに、愛誤の嘘情報がまんえんしている日本はむしろ異常なのです。

かのNHKが「スイスでは生き物の売買が禁じられているからできない」と、堂々と放送するのです。
そんなことがありえますか。
正常な知能であればありえないと思うでしょう。
愛誤カルトに毒されたら、例外なく白痴化するということでしょうね。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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