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飼猫が近隣の庭で糞尿をすれば500~750ドルの罰金が科せられるカナダ、モントリオール市






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Canada/Kanada

 カナダ、モントリオール市では飼猫のマイクロチップの個体識別と、市に届けて飼育許可を得ることが義務付けられています。又飼猫の去勢と完全室内飼いが義務付けられており、猫を放し飼いして近隣の家の庭に糞尿をさせるなどの害を及ぼせば500ドルから750ドルまでの罰金が科されます。被害を受けた人から市への申告があれば強制的に捜査が行われ、令状も発せられます。飼い猫を放し飼いさせていれば、市から捕獲れます。返還には罰金と手数料の納付が必要です。MCがなければ殺処分もあります。さらに猫の鳴き声でも罰金が科されます。


 サマリーで示したカナダ、モントリオール市の猫飼育に関する条例には、次のような規定があります。

・飼猫のマイクロチップの個体識別と、市に届けて飼育許可を得ることが義務。
・飼猫の去勢と完全室内飼いが義務。
・猫を放し飼いして近隣の家の庭に糞尿をさせるなどの害を及ぼせば500ドルから750ドルまでの罰金が科される。
・飼い猫を放し飼いさせていれば、市から捕獲され、返還には罰金と手数料の納付が必要です。MCがなければ殺処分もあります。
・猫の鳴き声でも罰金が科されます。



 この条例が成立施行されたのは2017年ですが、猫飼育者が余りにも厳しい内容ということで抗議を受け、廃止の運動が起きました。しかし廃止には至りませんでした。それを報じるニュースソースから引用します。


Le règlement sur les chats sera contesté 「猫の規則への抗議」 2016年12月13日

(フランス語)
La fin des chats de ruelle?
Depuis octobre dernier, le nouveau règlement sur le contrôle des animaux oblige tous les propriétaires de chat à enregistrer leur animal de compagnie auprès de la Ville de Montréal afin d’obtenir un permis.
Si votre chat sort de chez vous et qu’il met la patte à l’extérieur de votre terrain, il sera considéré comme un animal errant et contreviendra à la section 6, article 28, du règlement sur le contrôle des animaux.
Le règlement prévoit aussi des amendes – de 500 $ à 750 $ – si votre chat va se prélasser chez votre voisin sans le consentement de ce dernier.
Même infraction si votre minou miaule de manière à troubler la paix ou la tranquillité d’une personne.
La façon dont la Ville de Montréal entend faire respecter son règlement n'est pas claire, mais les inspecteurs peuvent cogner à votre porte sans mandat et déposer un constat d’infraction si votre chat contrevient à l'un des articles de la nouvelle règlementation.
Ils peuvent également capturer votre bête si elle se balade librement dans la ruelle, dans la rue ou sur un trottoir de votre quartier.

(英語)
The end of alley cats?
Since last October, the new animal control bylaw requires all cat owners to register their pet with the City of Montreal in order to obtain a permit.
If your cat leaves your home and puts its paw outside your property, it will be considered a stray animal and will be in violation of Section 6, Article 28 of the Animal Control Regulations.
The bylaw also provides for fines – from $500 to $750 – if your cat goes to hang out at your neighbor's house without his consent.
Same offense if your kitty meows in such a way as to disturb the peace or tranquility of a person.
It's unclear how the City of Montreal intends to enforce its bylaw, but inspectors can knock on your door without a warrant and issue a statement of offense if your cat violates one of the articles of the new bylaw.
They can also capture your beast if it roams freely down the alley, down the street, or on a sidewalk in your neighborhood.

(日本語)
野良猫は無くなりますか?
昨年10月以降からモントリオール市の新しい動物管理条例では、すべての猫の飼い主には飼育の許可を得るためにペットの猫をモントリオール市に登録することを義務付けています.
猫が飼主の家から出て家の外に一歩でも出れば野良猫と見なされ、動物管理規則28条6項に違反します。
条例では猫が近隣住民の同意なしに家(の庭)に遊びに行った場合は、500ドルから750ドの罰金も科されます。
あなたの子猫がニャーニャー鳴いて人々の平穏や静けさを乱すような場合も、同じ犯罪になります。
モントリオール市が条例を実際にどのように施行するつもりなのかは不明ですが、検査官は令状なしであなたの家を訪問し、あなたの猫が新しい条例の条項の1つに違反した場合には、違反の陳述を行い令状を出すことができます。
また市の職員は、あなたの飼猫が近隣の路地、道路、歩道を自由に徘徊していれば、捕獲することもできます。



 このカナダ、モントリオール市の猫の飼育に関する条例の規則は、(Règlement sur l'encadrement des animaux domestiques (21-012) )「動物の飼育に関する規則 (21-012)」として改正、内容がさらに拡充され引き継がれています。以下に該当する条文を示します。


Règlement sur l'encadrement des animaux domestiques (21-012) 「モントリオール市 動物の飼育に関する規則 (21-012)」

(フランス語)
33. Le gardien doit s’assurer que les parties extérieures de l’unité d’occupation où s’exerce la garde de l’animal, incluant une cour, un balcon ou une galerie, soient exemptes d’urine ou de matières fécales produites par un animal.
SECTION VI
NUISANCES
36. Constitue une nuisance et est interdit le fait :
2° pour un animal de causer des dommages à la propriété d’autrui;
3° pour le propriétaire, le locataire ou l’occupant d’une unité d’occupation de garder des animaux dont la présence dégage des odeurs de nature à incommoder le voisinage ou de laisser ces animaux causer des dommages à la propriété;
4° pour un chien d’aboyer, de gémir ou de hurler ou pour un chat de miauler de façon à troubler la paix ou la tranquillité d’une personne;

(英語)
33. The guardian must ensure that the exterior parts of the unit of occupancy where the animal is guarded, including a yard, a balcony or a gallery, are free of urine or feces produced by an animal.
DIVISION VI
NUISANCES
36. Constitutes a nuisance and is prohibited the fact:
(2) for an animal to cause damage to the property of others;
(3) for the owner, lessee or occupant of an occupancy unit to keep animals whose presence gives off odors likely to inconvenience the neighborhood or to allow these animals to cause damage to the property;
(4) for a dog to bark, whine or howl or for a cat to meow in such a way as to disturb the peace or tranquility of a person;

(日本語)
33条 動物の管理者は庭、バルコニー、または回廊を含む、動物が管理されている占有部の外に、動物によって排泄された尿または糞がないことを確認しなければなりません。
第6節
迷惑行為
36条『迷惑行為を構成し、禁止されている事柄
2項 (飼育している)動物が他人の所有物に損害を与えること。
3項 動物の占有している場所の所有者、賃借人または占有者が、飼育することが近隣に迷惑をかける可能性のある悪臭を発する動物を飼ったり、これらの動物が他人財産に損害を与えるのを見逃したりすること。
4項 犬が吠えたり、鳴き声を挙げたり、遠吠えしたり、猫がニャーニャーと鳴いたりなどして人々の平穏や静けさを乱すこと。



 海外の法律と比べれば、日本の猫の飼育は緩すぎると思います。しかしこのような猫の飼育に関する法令は日本では報道されることはありません。日本で報道される海外の動物愛護に関する報道は、ほぼすべてが嘘です。明らかに意図的な「愛誤活動家」を利することを意図したデマ偏向と、スクリーニングが行われています。


(動画)

 Des animaleries défient Montréal 「カナダ、モントリオール市は犬猫ウサギのペットショップでの販売禁止に抗議しています(それらの動物の店頭販売を続けています)」 2020年1月16日

 2020年のモントリオール市内のペットショップ。犬猫ウサギがショーケースに入れられて販売されています。カナダではモントリオール市を含めて4自治体のみで、犬と猫(ウサギを含める自治体もある)のみ、営利業者から仕入れたもの販売を禁じました。犬猫ウサギであっても保護動物は販売できます。しかしモントリオール市のペットショップ経営者らはこの条例が無効との訴訟を提起し、犬猫ウサギを販売し続けています。
 日本では「カナダではペットショップが禁止されているので1軒もない」という驚くべきデマ報道がされています。しかしカナダでは生体販売ペットショップは人口比で日本の2.1倍もあり、犬猫も売られています。




Obligations and responsibilities of pet owners 「モントリオール市 動物の飼育に関する規則 (21-012)」のガイド。すでに取り上げた内容のほか、「野生動物を引き寄せるので屋外では給餌をしない」や、犬のリード義務で、長さも決められています。
 愛誤は「日本は動物愛護後進国。先進国欧米を見倣え」と口癖のように言います。私はこのような条例が日本でも制定されるのは大賛成です。連載で、日本の猫飼育に関する条例と比較をしてみたいと思います。
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公務員が野良犬野良猫を毒殺、銃殺するフランス~そのようなフランスにあこがれる坂上忍氏は犬猫殺害願望があるらしい






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France/Frankreich

 記事、
「カナダとアメリカの複数の州ではペットの生体販売が禁止。フランスは2024年から禁止」という坂上忍氏の狂った発言
「カナダでは生体販売が禁止されている」という、坂上忍氏の狂気の発言。カナダの生体販売ペットショップ数は人口比で日本の2.1倍
アメリカには日本の7倍の生体販売ペットショップがあり半数の州では犬ブリーダーの法的規制がない~アメリカでは生体販売が禁止されている州があるという坂上忍氏の狂気発言
「2024年からフランスでは生体販売禁止になる」という坂上忍氏の狂った妄想発言
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?
フランスの動物収容所が引取る犬猫の数は年間75万~100万頭(日本の32倍)。捨てられる犬猫は20万頭
の続きです。
 ABEMAニュースの動画で坂上忍氏は「先進国で一番恥ずかしい国(当然動物愛護に関して)」と発言しています。そのうえで「フランスでは生体販売を禁止した」という荒唐無稽なデマを発言し、フランスをほめちぎっています。フランスは犬猫の遺棄が多く、そのために野犬や野良猫の自然繁殖が制御不能状態で施設での犬猫殺処分数だけで年間50万頭あり、人口比で日本の65倍です。(*)さらに野良犬野良猫を毒殺したり銃殺する自治体すらあります。坂上忍氏は犬猫の殺処分がよほどお好きなようです。


(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省から2021年度の犬猫の収容数、殺処分数等が公表されましたので、今後はこの数値を用います。


 まずサマリーで述べた、坂上忍氏の「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、発言が収録された動画はこちらです。


(動画)

 【動物愛護】「先進国で一番恥ずかしい国」動物保護"後進国"?日本の現状 坂上忍×橋下徹|NewsBAR橋下 2023年2月19日




  上記の動画で、坂上忍氏は7:24~で次にように述べています。


(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います。
本当はヨーロッパは意識が高いですけれども、そもそも近年で言ったら、フランスはもう2024年からペット生体販売禁止になるし、買うこと自体出来ないです。
あとアメリカも州によっては禁止にしているし、カナダもそうだし。
国によって違いはあるのですけれどブリーダーをライセンス制にして買う側も講習を受けなければだめにするとか、いろんなやり方を模索しながらやっているんですけれど、世の流れとしてはいつまでも生き物で売買をしているんだよってのが世の流れなので。
それを考えるとに日本は、ただ根っこはね、もうかるからそれはズブズブになっている政治家もいるし。
マクロンがやっぱ大統領がもう生体販売やめるからって言うのって、やっぱカルチャーショックなのね。
カナダはまあ世論なんだけど、バンクーバーの主張がまずもうやめようって言ってから、カナダ全体に広がっていくとか。



 このように坂上忍氏はフランスをほめちぎり、「(動物愛護に関しては日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います」と述べ、日本をさげすんでいます。しかしフランスは異常なほど捨て犬猫が多くそのために年間の犬猫殺処分数は50万頭で、その数は日本の人口比(2021年度)の65倍です。さらに殺処分率が異常なほど高く、地方都市では犬の殺処分率が100%という公営施設すらあります。日本の犬の公的殺処分率は、2021年度は11%でした。
 さらに複数の自治体では、公務員が野良犬野良猫を毒殺し、野良犬を銃殺しています。余りにも野良犬野良猫の自然繁殖が多く、施設の収容が追い付かないからです。今回は、フランスの自治体による野良犬野良猫の毒殺と銃殺について取り上げます。以下に、具体的な自治体による野良犬野良猫の毒殺、銃殺のニュースから引用します。


New scandal in Reunion Island: soon stray dogs to be killed with rifles! 「フランス レユニオン島の新たな醜聞:まもなく野良犬がライフルで殺されようとしています!」 2017年12月19日(フランス、レユニオン県での野良犬の行政による銃殺に反対する署名活動です。しかし予定通り実施されました)

On the Reunion Island, a new decree would soon allow the shooting on sight of stray dogs.
After the authorization of the poisoning and trapping of stray cats, it is now the dogs that are in the sights of the authorities of the Reunion Island.
The prefect of the island was working on the creation of extermination officers, which should be operational during the first half of 2018. In other words, dogs can be killed by rifle shots!
At the root of this incredible decision were stray dog attacks on herds that have angered farmers.
Not only is this cruelty unacceptable from an ethical point of view, but they will not solve the problem.
It is also time to put an end to cruel pseudo-solutions.
Stray dogs and cats need to be saved, not slaughtered!
And for a real protection of our companions’ dogs and cats, please sign and spread this petition.

フランス、レユニオン島では、野良犬を発見した場合には、まもなく新しい法令によって銃殺することが許可されることになりました。
野良猫の毒殺と捕獲が許可された後に、レユニオン島の当局者が目をつけているのは犬です。
島の知事は2018年の前半に運用されるはずの、野良犬の駆除担当者の育成に取り組んでおり、それはつまり犬がライフル銃で殺される可能性があるということです。
この驚くべき決定の根拠は、農家を怒らせた野良犬の群れによる攻撃でした.
この残虐な行為は倫理的な見地から容認できないのみならず、野良犬問題を解決することもありません。
今こそ、残酷なニセの解決策を終わらせるべきです。
野良犬や野良猫は殺されるのではなく、救われるべきです。
そして私たちの仲間である犬と猫を真に保護するために、この請願書に署名して広めてください。



Crime en Réunion : la chasse aux chats est ouverte 「フランス、レユニオン県の犯罪: 猫の狩猟が行われています」 2019年5月7日

(フランス語 原文)
Une chasse cruelle et aveugle contre les chats est ouverte par le préfet de la Réunion au prétexte de protéger deux espèces d'oiseaux endémiques.
Ces espèces endémiques d'oiseaux marins, très menacées, font l'objet de plans de conservation successifs et légitimes depuis 2008.
Alors que d'autres moyens pourraient être employés, pièges mortels et empoisonnements sont donc déployés sans savoir quels chats en seront victimes, faute d'identification préalable.

(英語)
A cruel and blind hunt against cats is opened by the prefect of Reunion on the pretext of protecting two endemic bird species.
These highly endangered endemic species of seabirds have been the subject of successive and legitimate conservation plans since 2008.
While other means could be used, deadly traps and poisonings are therefore deployed without knowing which cats will be victims, for lack of prior identification.

(日本語)
猫に対する残酷で無定見な狩猟が固有種の2種類の鳥を保護するという口実で、レユニオン県の知事によって開始されました。
これらの厳しい絶滅の危機に瀕している固有種の海鳥は、2008年以降は継続して、かつ法律で定められた保護計画の対象となっています。
他の(猫に排除の)手段を用いることができるにもかかわらず、(猫の駆除においては)致死的なわなや毒殺が行われ、猫にはあらかじめ飼い主の確認が行われないために、どの猫が(飼猫も含めて)犠牲になるかわかりません



(動画)

 SPA Réunion Errance Animale Réunion LOCATERRE, reportage Réunion 1ère 2016年4月5日

 フランス レユニオン県の公営アニマルシェルターの犬猫殺処分数は年間15,000頭。同県の人口は86万人なので、この数は人口比で日本の約150倍(日本の2021年度と比較)です。それ以外にも野良猫の毒餌による殺害と箱罠で捕獲した後の殺処分と、犬のライフルでの駆除もあります。フランス全土での犬猫殺処分数が50万頭で人口比で日本の約65倍だから驚きません。




Chiens errants à Mayotte : le préfet autorise leur mort par armes à feu 「フランス、マヨット自治体の野良犬:知事は銃による野良犬の殺害を許可します」 2022年5月3日

(フランス語)
Thierry Suquet, Préfet de Mayotte, lequel, pour réguler les meutes de chiens errants sur le territoire de Mayotte, a décidé d'autoriser leur mise à mort par armes à feu.

(英語)
Thierry Suquet, Prefect of Mayotte, who, to regulate the packs of stray dogs on the territory of Mayotte, decided to authorize their killing by firearms.

フランス、マヨット県の知事であるティエリー・スーケ氏は、マヨット県内での野良犬の群れ(の数)を制御するために、銃による殺害を許可することを決定しました。



Mayotte:I'abattage par arme a feu des chiens errants autorise 「フランス、マヨット県:野良犬の射殺が許可された」 2022年6月1日

(フランス語)
Dans un arrêté préfectoral du 23 mars dernier, le préfet de Mayotte autorise une équipe spécifiquement dédiée, à abattre des chiens errants par arme à feu sur tout le département.
Cette décision drastique viendrait en réponse aux alertes lancées par de nombreuses communes de l’île qui se plaignent de difficultés causées par des chiens errants.
sentiment d’insécurité chez les habitants, insalubrité ou encore nuisances sonores…

(英語)
In a prefectural decree of March 23, the prefect of Mayotte authorizes a specifically dedicated team to shoot stray dogs with firearms throughout the department.
This drastic decision would come in response to alerts issued by many municipalities on the island who complain of difficulties caused by stray dogs.
feeling of insecurity among the inhabitants, insalubrity or even noise pollution…

(日本語)
3月23日の県命令でフランス、マヨット県の知事は行政組織において、野良犬を銃で射殺することを専門のチームに許可しました。
この思い切った決断は、野良犬による被害を訴えるマヨット島の多くの自治体によって申し出がされた注意喚起に対応するものです。
住民の野良犬による不安、不快感、さらには騒音公害などで…



 フランスは連載記事で述べてきた通り、犬猫の遺棄がきわめて多く、それが自然繁殖して増え、制御不能になっているという状態です。そのためにフランスでは徘徊している犬猫を行政が積極的に捕獲して、動物収容所に送り込んでいます。それらの犬猫には飼主があったとしても安価に入手できるために(同国は犬の故意乳の8割がほぼ違法に輸入された、東欧産などの格安子犬)、引き取りに現れる飼い主が少なく(MCが義務付けられるようになったが)、その結果殺処分率が大変高く、施設内での殺処分数は50万頭です。その数は人口比で日本の65倍という多さです。
 さらに特に地方では野良犬野良猫の繁殖が制御できず、公的動物収容所の収容の限度を超えている状態です。そのために自治体が動物収容所に収容する以前に、野良猫野良犬を毒殺や罠で捕獲して殺害したり、銃殺をしています。自治体による、野良犬野良猫の毒殺銃殺の許可は増加傾向です。さらに新たに、民間人ハンターに猫の狩猟を許可した自治体もあります。これらは「年間50万頭」の殺処分数には含まれません。

 人口比では、フランスの年間50万頭の殺処分数は日本では94万頭余りに相当します。この数は日本が殺処分統計を取り始めた1970年当時の数字です。また戦後の狂犬病がまだ日本にあったころは、野犬や野良猫をその場で撲殺したり、毒殺も行われていました。まさにフランスの今の現状は日本の50年以上前の姿です。日本は関係者の努力で国際比較では極めて殺処分の実数が少なく、犬猫の遺棄も少ない国になりました。また動物取扱業に対する規制が厳しい国です。
 坂上忍氏は、日本を半世紀前の状態に戻すのがよいと思っているらしいです。野良犬野良猫を殺害する毒餌が置かれ、日本では銃が使えないので路上で公務員が野良犬を撲殺するとかです。私はそのような時代には戻ってほしくありません。坂上忍氏は余程犬猫殺害が大好きなのか、怖い人です。

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フランスの年間犬猫殺処分数は50万頭で人口比で日本の65倍。殺処分率も異常に高い。フランスをベタ褒めする坂上忍氏は殺処分がよほど好きらしい






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France/Frankreich

 記事、
「カナダとアメリカの複数の州ではペットの生体販売が禁止。フランスは2024年から禁止」という坂上忍氏の狂った発言
「カナダでは生体販売が禁止されている」という、坂上忍氏の狂気の発言。カナダの生体販売ペットショップ数は人口比で日本の2.1倍
アメリカには日本の7倍の生体販売ペットショップがあり半数の州では犬ブリーダーの法的規制がない~アメリカでは生体販売が禁止されている州があるという坂上忍氏の狂気発言
「2024年からフランスでは生体販売禁止になる」という坂上忍氏の狂った妄想発言
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?
フランスの動物収容所が引取る犬猫の数は年間75万~100万頭(日本の32倍)。捨てられる犬猫は20万頭
の続きです。
 ABEMAニュースの動画で坂上忍氏は「先進国で一番恥ずかしい国(当然動物愛護に関して)」と発言しています。そのうえで「フランスでは生体販売を禁止した」という荒唐無稽なデマを発言し、フランスをほめちぎっています。フランスは犬猫の遺棄が大変多く動物収容所が引取る犬猫の数は75万から100万頭(日本の~32倍)です。野犬や野良猫の自然繁殖が制御不能状態で施設での犬猫殺処分数だけで年間50万頭あり、人口比で日本の65倍です。(*)また殺処分率が異常に高いのです。坂上忍氏は犬猫の殺処分がよほどお好きなようです。


(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省から2021年度の犬猫の収容数、殺処分数等が公表されましたので、今後はこの数値を用います。


 まずサマリーで述べた、坂上忍氏の「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、発言が収録された動画はこちらです。


(動画)

 【動物愛護】「先進国で一番恥ずかしい国」動物保護"後進国"?日本の現状 坂上忍×橋下徹|NewsBAR橋下 2023年2月19日




  上記の動画で、坂上忍氏は7:24~で次にように述べています。


(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います。
本当はヨーロッパは意識が高いですけれども、そもそも近年で言ったら、フランスはもう2024年からペット生体販売禁止になるし、買うこと自体出来ないです。
あとアメリカも州によっては禁止にしているし、カナダもそうだし。
国によって違いはあるのですけれどブリーダーをライセンス制にして買う側も講習を受けなければだめにするとか、いろんなやり方を模索しながらやっているんですけれど、世の流れとしてはいつまでも生き物で売買をしているんだよってのが世の流れなので。
それを考えるとに日本は、ただ根っこはね、もうかるからそれはズブズブになっている政治家もいるし。
マクロンがやっぱ大統領がもう生体販売やめるからって言うのって、やっぱカルチャーショックなのね。
カナダはまあ世論なんだけど、バンクーバーの主張がまずもうやめようって言ってから、カナダ全体に広がっていくとか。



 このように坂上忍氏はフランスをほめちぎり、「(動物愛護に関しては日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います」と述べ、日本をさげすんでいます。しかしフランスは異常なほど捨て犬猫が多く、犬猫収容所に収容される犬猫の数は年間75万頭~100万頭もあり、人口比で日本の~32倍という、とんでもない多さです。さらに殺処分率が異常なほど高く、地方都市では犬の殺処分率が100%という公営施設すらあります。対して日本の犬の公的殺処分率は、2021年度は11%でした。
 そのためにフランスでは極めて犬猫の殺処分数が多く、施設内の殺処分だけでも年間50万頭です。その数は日本の人口比の約65倍です。それ以外にも、公務員が野犬を銃殺し、猫を毒殺する自治体すらあります。今回記事では、フランスの施設での犬猫殺処分について取り上げます。

 まず「フランスの犬猫収容所での殺処分数は年間50万頭で、その数は人口比で日本の65倍である」ことを示す資料からいくつか引用します。

Etre acteur de la protection féline 「猫保護の活動家になるということ」 フランスの動物保護団体による記事(フランス語)

(フランス語)
Faute de trouver leur maître, 500 000 chats et chiens sont euthanasiés en France chaque année.
S’il n’est pas identifié, votre animal sera considéré comme errant, sera placé en fourrière et risquera l’euthanasie.

(英語)
For lack of finding their owner, 500,000 cats and dogs are euthanized in France each year.
If it is not identified, your animal will be considered stray, will be placed in the pound and will risk euthanasia.

(日本語)
飼い主が見つからないため、フランスでは毎年50万頭の猫と犬が安楽死させられています。
飼主が特定されない場合は、あなたのペットは野良動物と見なされ、動物収容所に入れられ安楽死の危険があります。



Mein erstes Mal: Einen Hund adoptieren 「私の初めての経験:犬を養子に迎えること」 2019年2月25日(ドイツ語記事)


Auch viele Rassehunde werden ausgesetzt, sie kosten ja nicht viel.
Von der Kommunalpolizei eingefangen, landen sie dann in einer der rund 500 offiziellen Auffangstationen des Landes.
Alle Gemeinden in Frankreich müssen solche „fourrières“ unterhalten.
Diese sind aber nicht selten in einem extrem schlechten Zustand und hoffnungslos überfüllt.
Tiere, die in den „fourrières“ bleiben müssen, werden nach acht Tagen eingeschläfert.
Offizielle Zahlen über die Anzahl der Tötungen gibt es keine, inoffizielle Schätzungen gehen von bis zu 500.000 Tieren pro Jahr aus.

フランスでは犬の繁殖では多くの費用がかからないので、血統書付きの犬も多くは捨てられます。
それらの犬は地元の警察に捕らえられた後に、フランス国内の約500ある、公的な犬収容所の1つにたどり着きます。
フランスのすべての自治体は、そのような「フォーリエール」(公的な犬猫受け入れ施設)を維持する義務があります。
しかしここはしばしば非常に悪い状態で、絶望的なほど過密状態になっています。
「フォーリエール」に収容されなければならない動物は、8日後に安楽死させられます。
殺処分数に関する公の数字はありませんが、公表値ではない推定では年間最大50万頭の動物が殺処分されています。



Die Situation der Tiere in Frankreich DAS STILLE LEIDEN UND TÖTEN DER TIERE 「フランスの動物の状況 物言わぬ動物の苦しみと殺害」(ドイツ語記事)

Im Land von Tierquälereien werden streunende Hunde und Katzen oftmals einfach eingefangen und getötet, in einigen Regionen sind sie sogar zum Abschuss durch Jäger freigegeben.
Besonders in den vielen ländlichen Regionen Frankreichs vermehren sich Hunde und Katzen unkontrolliert, da die Besitzer ihre Tiere nicht kastrieren lassen, und die Nachkommen zu Streunern werden.
Diese Tiere landen dann in Auffangstationen, den "fourrières".
Diese werden nach Ablauf der Frist eingeschläfert.
Informierte Kreise berichten von 500.000 getöteten Tieren im Jahr!

動物虐待の地フランスでは、野良犬や野良猫は単に捕らえられて殺されることが多く、一部の自治体では、ハンターが射殺することすら許可されています。
犬や猫は、特にフランスの多くの農村地域では飼い主が避妊去勢手術を行うことはなく、生まれた子犬子猫が野良になるために制御不能に繁殖します。
その後に、これらの動物は犬猫受け入れ施設「フォーリエール(犬猫の公的収容所)」にたどり着きます。
これらの犬猫は期限後に安楽死されます。
業界の情報に基づけば、フランスでは毎年50万頭の動物が殺害されています。



(動画)

 stop euthanasie 「安楽死をやめよ」。2012/04/04 に公開。フランス語による、フランスの犬猫殺処分に反対するビデオ。このビデオでも、「フランスにおける年間の犬猫殺処分数は50万頭」とされています(フランス語)。このビデオは2012年と古いものですが、フランスでは犬猫の殺処分が減った減少傾向であるという情報はありません。むしろ増加傾向という論調すらあります。新しい資料でも「フランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭」とされています。
 蛇足ですが、2020年のイギリス、RSPCAの資料では公的民間合わせた犬の殺処分数は8万頭で横ばい傾向とされており、人口比で日本の55倍です。猫などの他の小動物の殺処分数は、イギリスでは増加傾向とされています。




 次にフランスの殺処分数の多さもさることながら、殺処分率の高さも尋常ではないことを述べます。単純に計算すれば、「年間に犬猫収容所に収容される犬猫の数が75万~100万頭(しかも増加傾向との資料がある)」で、殺処分数が50万頭ですから、殺処分率は67%から50%になります。特に地方都市では高く、犬の殺処分率が100%の施設もあります。
 なお2021年度の日本の殺処分率は、犬猫の合算では25%、犬は11%、猫は34%です。それに比べれば、フランスの犬猫の殺処分率の高さは異常とも言える数字です。以下にそれを裏付ける資料を提示します。


(動画)

 Refuge animalier du Grand Prado La Réunion 2018年6月1日

 2018年5月末から6月初頭にかけて、レユニオン県の公的動物収容所の犬は全て殺処分(=100%の殺処分率)されました。民間のアニマルシェルターの収容不足で犬を移せないためです。




(動画)

 80% des chiens récupérés par la fourrière de Sainte-Marie finissent euthanasiés 「フランス サントマリーの公的犬収容所では80%の犬が安楽死(殺処分)される」 2018年7月4日

 日本では犬の公的殺処分率が11%ということを考えれば、フランスの公的動物収容所の殺処分率が100%や80%というのは異常とも言える数字です。これはフランスでも地方の公的動物収容所のケースです。

Reportage à la fourrière de Sainte-Marie qui récupère une quinzaine de chiens errants par jour.
En 2017, ce sont pas moins de 1935 chiens qui sont entrés en fourrière. Parmi eux, 1667 ont fini par être euthanasiés

1日に約15匹の野良犬を収容するサントマリー動物収容所の報告。
2017年には1,935頭以上の犬が収容され、そのうちの1,667頭が安楽死(殺処分)させられました 。





 次回記事では、フランスの行政による野良犬野良猫の毒殺や、野良犬のライフル銃による殺害について述べます。フランスでは複数の自治体では行政が野良犬野良猫を毒殺したり、野良犬を銃殺しています。余りにも野良犬猫が増えすぎて動物収容所の収容能力を超え収容不能となり、制御不能に陥っているからです。その背景には捨て犬捨て猫の数が大変多く、また飼犬飼猫でも去勢が進んでいないために、自然繁殖した野良犬野良猫の増加があるからです。
 坂上忍氏はフランスをベタ褒めしていますが、よほど犬猫の殺処分が大好きで大好きで、強力に殺処分を推進したいように思われます。私は簡単に犬猫を捨て、それが自然繁殖して異常なほどの殺処分の多さと殺処分率の高さにつながり、動物収容所に収容できずに制御不能となり、行政が野良犬野良猫を毒殺したり、ライフルで射殺しなければならないような国に比べて日本が恥ずかしいとは思えません。そのようなフランスにあこがれる坂上忍氏は、犬猫殺害願望でもあるのでしょうか。怖いですね(笑)。

外来種猫の捕食圧を受けている希少生物生息地では猫は根絶が世界標準~野良猫温存を主張する愛誤がいる日本は異常







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 沖縄県で猫の捕食圧を受けているヤンバルクイナ等の希少生物が生息する地域(島)で、県、自治体、環境省が屋外にいる猫をゼロにする計画案を策定しています。その方法は「捕獲して飼猫として譲渡する」ことを基本としています。それに反対し、「外猫の捕獲は反対。屋外猫を温存すべき」と主張する団体が設立されました。これは国際標準からすればまさに日本の、猫愛誤の異常性を示すものです。海外では、外来種猫による捕食圧を受けている地域、特に島嶼では外猫は殺害駆除が原則で、猫の飼育や持ち込みすら禁止している自治体すらあります。イギリスのアセンション島では、飼猫の38%を犠牲にしながら、外猫ゼロを達成しました。


 サマリーで述べた、沖縄県の猫による捕食圧を受けている希少生物が生息している島での県らによる「外猫ゼロ化計画案」に反対し、「外猫を温存すべき」と主張している団体が設立された件について。それを報道するニュースソースから引用します。


やんばる3村の「野外ネコゼロ」に反対 市民ら15人が団体を設立 沖縄 2023年3月24日

国頭、東、大宜味の3村の屋外にいるネコをゼロにする県と3村、環境省沖縄奄美自然環境事務所の5者による共同計画案に対し、ネコの捕獲・保護に反対する団体「全島島猫会議」が22日、設立された。
団体は5者の計画撤回などを要求したほか、「沖縄島猫保護条例」(仮称)の制定を目指すことを宣言した
「屋外ネコを殺すためではなく生かすために税金を使ってほしい」と訴えた。



 外来種である猫の捕食圧を受けている地域、特に島嶼では、国際標準では「外猫は殺害駆除により根絶させること」です。北米や中南米では、過去に射撃、わな、毒餌、さらにはウイルス感染や軍隊まで導入して外猫を根絶させた例は多数あります。
 オーストラリアでも猫は全土で根絶が望ましいとされ、特に島では重点的に殺害駆除を基本とした根絶計画が実行されています。オーストラリアでは外猫のみならず、猫の飼育と持ち込み自体を禁止して「島内の猫の完全ゼロ化」を実現しつつあるところすらあります。
 さらにヨーロッパでも、猫の捕食圧を受けている希少生物生息地の島では、外猫は殺害駆除により根絶させることが望ましいとされています。いずれもそのような島ではTNRは禁止されており、狩猟駆除が一択です。例えば世界遺産のドイツのボルクム島、スペインのカナリア諸島、イギリスのケイマン諸島などです。私はこれらのケースのついて、記事にしています。

アメリカ合衆国は、わな、射殺、毒餌、ウイルスにより野良猫を駆除~根絶させてきた
オーストラリアの「猫ゼロ」重点計画の5つの島~日本は島嶼の猫政策を海外先進国に学ぶべき
奄美群島の猫対策はドイツを見倣え~EUとドイツの州による島の猫射殺駆除プロジェクト
スペインも猫の狩猟が合法。生物多様性法の改正法案ではより猫の殺害駆除が強化されTNR猫や飼猫も犠牲になると懸念されている
イギリス領ケイマン諸島では生態系保全のために野良猫を殺処分、根絶させることとした
イギリス領ケイマン諸島はTNRを完全否定し殺処分により野良猫を根絶させることにした

 さらにイギリスでは世界遺産ではありませんが、貴重な生態系があるアセンション島で島内の外猫根絶をわずか2年で達成しました。主に毒餌とライブトラップにより猫を捕獲したのちに安楽死させました。
 このプロジェクトでは、島内の飼猫の38%が行方不明となりました。毒餌を食べて死んだものと推測されています。外猫の殺害駆除根絶プロジェクトが実行され、広報が十分に行われているにもかかわらず、飼猫を外に出す飼い主に落ち度があると思います。海外先進国では、生態系を捕食者の猫から守るためには、それぐらい毅然と政策を実行していると言うことです。さらにアセンション島では、島内の猫の飼育すら、生態系保全には好ましくないとしています。室内飼いをしていたとしても、遁走する可能性は否定できないからです。その論文を引用します。


The eradication of feral cats from Ascension Island and its subsequent recolonization by seabirds 「アセンション島の野良猫の根絶と、その後の海鳥コロニーの再現」 2009年 イギリス ケンブリッジ大学出版会

On Ascension Island the introduction of cats in 1815 resulted in extirpation of large seabird colonies from the main island, with relict populations of most species persisting only in cat-inaccessible locations.
Feral cat numbers declined rapidly in response to the strategic deployment of poisoning and live trapping, and cats were eradicated from the island within 2 years.
During the project 38% of domestic cats were killed accidentally.
Since the completion of the eradication campaign cat predation of adult seabirds has ceased and five seabird species have recolonized the mainland in small but increasing numbers.
In 2000 the Ascension Island Dogs and Cats Ordinance was passed, which made it a legal requirement for all resident or imported pet cats to be registered, microchipped and neutered.
Methods used in previous feral cat eradications include poisoning, introduction of feline pathogens, trapping and shooting
The campaign instead relied on poison baiting and live trapping.
Sixty-nine domestic cats, or 38% of the total registered, were reported missing during the project and were assumed to have died after ingesting poisoned bait.
The last feral cat was killed on 31 January 2004.
It is highly unlikely that any cats capable of reproducing remain on Ascension Island.
aintaining domestic cats on the island may be incompatible with conservation aims, especially because even a single cat is capable of causing extinction of insular island species.

アセンション島では1815年に猫が移入された結果、アセンション本島から海鳥の大きな営巣地が絶滅し、ほとんどの種の個体群では猫が近づきにくい場所でしか残りませんでした。
野良猫の数は毒殺とライブトラップの戦略的な展開により急速に減少し、2年以内に猫は島から根絶されました。
プロジェクト期間中に、飼猫の38%が誤って殺されました。
外猫根絶活動終了以降は海鳥の成鳥の猫による捕食は止まり、5種の海鳥が本島に再定着しまし、生息数は数はわずかではありますが増加しています。
2000年にアセンション島の犬と猫に関する条例が可決され、すでに島内で飼われている、もしくは島に持ち込まれたすべてのペットの猫を登録し、マイクロチップを挿入し、去勢することが法的に義務付けられました。
かつての野良猫の根絶で使用された方法には、毒殺、猫の感染症の病原体の使用、わな、射殺などがあります。
アセンション島の活動ではその代わりに、毒餌とライブトラップが用いられました。
69匹の飼猫、もしくは登録された飼猫の総数の38%が、外猫根絶活動中に行方不明になったと報告され、毒餌を摂取した後に死んだと推定されました。
島内の最後の野良猫は、2004年1月31日に殺されました。
現在、繁殖可能な猫がアセンション島に残っている可能性はほぼありません。
島で猫を飼育することは生体系保護の目的と両立しない可能性があり、1匹の猫ですら島の在来種を絶滅させる可能性があるためです。



(動画)

 Ascension Island - wildlife and heritage 「アセンション島-野生生物と遺産」 2016年4月8日

In this film, we see Ascenion's extraordinary landscapes, vast sea turtle populations, bird colonies, land crab migrations and an incredible conservation success in the form of the return of the Ascension frigatebird.

このフィルムではアセンション島の素晴らしい景観、巨大ななウミガメの個体群、鳥の集団営巣地、陸ガニの移動、そしてアセンショングンカンドリの復活という形での、信じられないほどの生態系保護の成功を見ることができます。





 猫の捕食圧を受けている希少生物がいる地域、特に島では「外猫を生かし温存する」ということは、海外先進国ではありません。そのような主張をし、活動をする団体がいること自体、日本の野良猫愛誤の異常性の表れです。さらに市民団体のみならず、国会議員やジャーナリストですら「外猫温存」を主張している人すらいます。まさに日本は世界標準から外れた、狂った野良猫愛誤国家です。


(画像)

 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター 2

*串田誠一氏は「奄美大島のノネコは殺処分される」と明言。しかし殺処分は現在ゼロで、予定もない。この方は国会発言でも、海外の動物愛護の事情や法令ではほぼ嘘デマしか述べていません。いやしくも国会で嘘デマで立法や政策を誘導しようとは、まさに言論テロリストで民主制度の敵です。このような愛誤議員が当選する日本は、動物愛誤に侵された狂った国家です。

続・犬をそのまま自動車に乗車させるのは日本もドイツも違反です~「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を載せて営業している」という杉本彩氏らの愛誤発言






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(Zusammenfassung)
Der Hundetransport im Auto
Beim Transport von Hunden im Auto ist einiges zu beachten.
Der Hund ist im Auto zu sichern.


 記事、犬をそのまま自動車に乗車させるのは日本もドイツも違反です~「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を載せて営業している」という杉本彩氏らの愛誤発言、の続きです。
 日本も含めて多くの国では、犬をそのままの状態で自動車に乗車させることは道路交通法違反です。必ず犬をハーネス等で固定するか、クレートに入れて密封する、もしくは人が乗車するスペースと安全に分離した専用スペースでしか乗車させることはできません。しかし驚くことに、愛誤活動家の杉本彩氏らは「フランスやドイツではタクシーの運転手が自分の犬をタクシーに乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と絶賛しています。今回はドイツの道路交通法による、犬の乗車の規定について述べます。



 前回記事では犬を自動車に乗車させる場合は、日本では道路交通法により犬をハーネスで固定させる、クレートで密封させる、客室から分離した専用スペースに入れる等をしなければ違反になりことを書きました。違反になるのみならず、犬にとっても人にとっても事故が起きた場合は危険なのです。そのために、犬を固定しないで自動車に乗車させることは日本をはじめ、外国でも禁止されています。
 しかし驚くような発言をしている方々がいます。動物愛誤家の杉本彩氏らなどです。彼女らは「ドイツやフランスではタクシー運転手が自分の犬を営業車に乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と発言しています。しかしドイツでも、もちろん犬を固定させずに自動車に乗車させることは道路交通法違反で禁止されています。以下に、その発言を引用します。この発言では「犬は自動車内で肯定されていない」とうかがえます。仮にハーネスで固定したとしていたら、長時間のタクシーの営業運転中にずっと自動車の座席に固定されていること自体、動物虐待でしょう。


二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会

重要なのは好きという感情より、尊厳を守っているか、命として大切にしているか
ふみ:すごく印象的だったのは、ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
杉本:そうそう。私もフランスでタクシーに乗ったら、助手席にドライバーさんのワンちゃんが座っていました(笑)。



 上記の犬の自動車の乗車は、ドイツの道路交通法でも禁止されています。今回は、ドイツの道路交通法に元づく、正しい犬の自動車の乗車に関する記事から引用します。


Hund im Auto – Worauf ist beim Tiere transportieren zu achten? 「自動車の中の犬 - 動物(犬)を受動者で輸送する際に考慮すべきことは何ですか?」 2023年3月22日

Der Hundetransport im Auto
Beim Transport von Hunden im Auto ist einiges zu beachten.
Auch ein Unfall kann durch das korrekte Transportieren vermieden werden. Deshalb gilt: Der Hund ist im Auto zu sichern.

§ 23 StVO

Wer ein Fahrzeug führt, ist dafür verantwortlich, dass seine Sicht und das Gehör nicht durch die Besetzung, Tiere, die Ladung, Geräte oder den Zustand des Fahrzeugs beeinträchtigt werden.


Demnach ist das Umhertollen eines Tieres während der Fahrt ist nicht gestattet.
Der Fahrer könnte hierdurch massiv vom Straßenverkehr abgelenkt und Sach- sowie Personenschäden verursacht werden.
Deshalb gilt: Es muss eine Hundesicherung im Auto erfolgen.
Hundetransportbox
Sicherheitsgurt für Hunde
Trennnetz oder Trenngitter für den Laderaum
Hunde-Autositz

Fahrer, die Tiere nicht ausreichend sichern, erwartet eine Strafe von 35 €.
Kommt es zusätzlich zur Gefährdung des Straßenverkehrs, erhöht sich das Bußgeld auf 60 €.
Ein Punkt wird dem Fahreignungsregister in Flensburg gut geschrieben.
Im Falle einer Sachbeschädigung liegt die Geldbuße bei 75 € und ebenfalls einem Punkt.

自動車での犬の輸送
自動車で犬を輸送する際には、考慮すべき点がいくつかあります。
正しく輸送することは事故も防止できます
その為には、犬は自動車の車内では固定しなければなりません。

ドイツ連邦道路交通法23条

自動車等の車両の運転者は、乗員、動物、荷物、装備、または車両の状態によって視覚と聴覚が損なわれないようにする義務があります。


したがって、運転中に動物(犬が)車内で運転者の周りを走り回ることは許可されません。
そのことは運転者が道路から大きく注意をそらすこととなり、物損事故や人身事故につながる可能性があるからです。
そのために犬の乗車には以下が適用されます: 車内には、犬専用の安全装置が必要です。
犬のキャリアケース(で密封すること)
犬専用のシートベルト(で犬を固定すること)
ネットや金網で乗客のスペースと仕切られた荷物室
犬専用の(乗客とは区切られた)座席


動物(犬)を正しく固定しない運転者には、35ユーロの反則金が科せられます。
道路交通に危険をもたらした場合は、反則金は60ユーロに引き上げられます。
反則の点数は1点が加算されます。
それが原因の物的損害事故が起きた場合は、反則金は75 ユーロと、さらに反則点数が1点加算されます。



 犬を危険な状態にして法律に違反することが「(動物の)尊厳を守って命として大切にしている」との杉本彩氏の発言は、聞いたものが悶絶死しかねない滑稽な発言です。まさにバカ丸出し。
 なおドイツ語のドイツ道交通法の解説の他のサイトでは「犬は助手席には固定したとしても乗車させてはならない」とあります。杉本彩氏は「フランスのタクシーは、運転手さんが自分の飼犬を助手席に乗せていた」とも発言しています。おそらくフランスでも、ドイツと同様の道路交通法の規定があると思います。
 杉本彩氏らのこれらの発言は、おかしな動物の擬人化と、何が何でも犬などを人と同じような扱いをするのが動物愛護に先進的という、無知無学と偏向です。ドイツの法律では、犬を乗車させる場合は専用の客室とは区分された犬専用の乗車スペースか、客室内ではシートベルト等で固定しなければならないとしています。仮に法規を守っていたとしたら、タクシーの長時間営業では犬は相当苦痛なはずです。また犬を営業中のタクシーに自由な状態で客室に乗せるのは、ドイツでも反則金が科せられる道路交通法違反です。職業運転手にそのような人がいたことは否定しませんが、そのような運転手は著しく順法意識と職業倫理に劣ります。それを見逃しているタクシー会社も褒められたものではありません。


(動画)

 How Pet Product Are Tested For Safety 「ペットの自動車乗用製品の安全性試験」 2018年2月10日

 いにの自動車乗用専用ハーネスやリードを用いても、安全性は必ずしも確保できません。ましてや自由な状態で「犬を自動車に乗車させるのが動物愛護に先進的」とは、杉本彩氏らの知能は底辺です。この方の発言は有害でしかないので黙っていてほしい。




(動画)

 Crash-Test: So ist ihr Hund im Auto gut geschützt 「自動車衝撃テスト: だからあなたの犬は車内で十分に固定しなければならないのです」 2018年1月25日

 犬をそのまま乗車させることは犬にとって危険であるばかりではなく、事故が起きた場合は衝撃で犬が吹っ飛んでそれが乗員にぶつかり、死傷の原因にすらなります。犬の危険性のみならず、乗員にも危険な行為=犬をそのままの状態で乗車させることを「動物愛護に先進的」とは、もはや白痴レベルでしょう。社会に迷惑なので杉本彩氏らは黙っていていただきたい。

Bei einem Unfall kann ein Hund im Auto für alle Insassen zum tödlichen Geschoss werden.
Daher müssen Autofahrer Tiere stets sichern.

事故が発生した場合は、自動車に乗っている犬はすべての乗員にとって致命的な弾丸になる可能性があります。
そのために運転者は常に、動物(犬)を固定しなければならないのです。





(動画)

 Wie schnalle ich meinen Hund im Auto richtig an? Tipps zur Sicherung 「自動車の中で犬を正しく固定するにはどうすればよいですか? そのためののヒント」 2020年8月14日

Wir klären, wie man seinen Hund im Auto richtig sichert.
Zu eurem Schutz und zum Schutz eures Hundes.

自動車内で、愛犬を安全に固定する方法を説明します。
あなたとあなたの犬の保護のために。





 なお、二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会 ですが、今回取り上げた以外でも、ほぼすべての発言内容は支離滅裂でデマ大嘘です。過去に私は記事にしています。

「ドイツでは犬の乗車チケットの自動販売機がある」という、懲りない杉本彩氏の妄想発言
「ドイツではカフェなどに犬を同行でき動物の権利が確立されている」という杉本彩らの無知無学
犬が宿泊できるホテル等の数は日本はドイツの6倍ある〜「ドイツでは犬がホテルを自由に出入り」という杉本彩氏の狂気の発言
ドイツでの犬の宿泊は犬可宿泊施設がドイツの6倍ある日本に比べて非常に困難〜杉本彩氏の妄想
ドイツのタクシー運転手はほとんどがアラブ人で盲導犬ですら乗車拒否が横行している
「犬の乗車はクレートに密閉するか、短時間であればハーネスとベルトで固定しなければならない」というドイツの道路交通法
ペットショップ数売上共激減している日本は先進国では例外〜「日本はペットショップが減らない」という杉本彩氏らの狂気
ペット生体販売が激減している日本、激増しているドイツ〜杉本彩氏らの狂った真逆のデマ
ペット生体販売ビジネスの巨大化が欧米に遅れた日本~杉本彩氏の狂気のデマ発言
日本の生体販売ビジネスは利益率が低く世界最大のペットショップチェーンの純利益は日本大手の289倍~杉本彩氏の醜悪な知ったかぶり
「日本は誰でもなんの審査もなく動物を入手して飼育できる」という杉本彩氏の無知無学
犬猫等の一般的なペットの入手で審査を義務付けている国はない~杉本彩氏の支離滅裂な発言
アメリカは半数の州で犬ブリーダー等の届出すら不要のゆるゆるの国~杉本彩氏の呆れた真逆のデマ
イギリスではペットショップ開業の検査を3分の1の自治体が行っていない~杉本彩氏の呆れた真逆の大嘘
イギリスでは8割の犬ブリーダーは届出すらいらない~杉本彩氏の呆れた真逆のデマ
イギリスでは犬の75%が無認可ブリーダーにより売られている~杉本彩氏の真逆のデマ

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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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