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奄美群島での猫駆除は複数手段を組み合わせるべき~先進国オーストラリアを見習え







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(summary)
Australian feral cats slaughter.
Statistics from The Royal Melbourne Institute revealed individual shooters killed 83 percent of feral cats who were deliberately killed across the country.


 日本では現在奄美群島で、ノネコ野良猫から食害にあっている希少な在来生物を保護するために、ノネコ野良猫の捕獲を進めています。箱わなで無傷で捕らえ、飼い猫として譲渡することを原則としています。また捕獲を行っているのは環境省です。しかしそれは大変効率が悪いのです。外来生物保護のためのノネコ野良猫駆除は、海外先進国では複数の手段を組み合わせ、また民間人の協力を得ています。


 サマリーで述べた通り、現在奄美群島では環猫により食害を受けている希少な在来生物を保護するために、環境省が捕獲をしています。これは無傷で捕らえたのちに、飼い猫として譲渡するとしています。しかし在来生物保護という見地からすれば、「ライブトラップ」しか手段がないというのは、大変効率が悪いのです。海外先進国では、猫から在来生物保護のためには、複数の手段を組み合わせるのが常識です。また民間人ハンターの協力を得ています。それにより高い効果を挙げています。
 「猫駆除で箱わなしか用いない」ことによる問題も生じています。希少生物の誤捕獲です。猫捕獲のわな、絶滅危惧種が捕まり死ぬ 環境省見直しへ 2019年9月11日 から引用します。


環境省が奄美大島で実施している猫の捕獲事業で、希少動物のアマミノクロウサギやアマミトゲネズミなどが誤って捕獲され、死んだ事例があることが環境省への取材でわかった。
同省は「たいへん残念なこと」として、わなの方法などを見直す方針という。
8月23日には、アマミトゲネズミ1匹が、わなの中で死んでいるのが見つかった。
アマミノクロウサギとケナガネズミ、アマミトゲネズミは環境省のレッドリストで「絶滅危惧ⅠB類」(近い将来、野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されている。
環境省希少種保全推進室の担当者は「希少動物が誤って捕獲されるリスクはなるべく排除されるべきだ」と話している。(太田匡彦)



 この件を受けて、猫愛誤家は「ほら見たことか。奄美の猫捕獲(駆除事業)を止めろ」と言う、曲解した意見も出ています。しかし野生化した猫が年間に殺す小動物の数が数百匹に及ぶことを思えば、箱わなでの誤捕獲と希少生物の死は残念ですが、捕獲(駆除)を進めた方がはるかに希少生物の保護に資することは明らかです。箱わなであっても、見回りの回数を増やせば誤捕獲による希少生物の死は防げます。
 また箱わなしか手段がないことも問題です。日本以外の先進国では、希少生物保護のための猫駆除においては、複数の手段を組み合わせています。主には、「わな、銃、毒餌、ウイルス感染」です。変わったところでは、オーストラリアでは猫殺害ロボットが実戦配備されています。これは猫の姿を認識し、猫が近づいてきたら毒を噴出するというものです。
 例えば「猫白血病ウイルス感染」は、すでに多くの国、地域で実践されています。オーストラリアでは、在来生物に無害な、ネコ科動物にしか効果がない毒餌を開発しました。また銃は、直接目視できます。

 また事業主体が環境省だけというのも効率が悪いでしょう。例えばオーストラリアでは連邦政府、州政府、自治体を挙げて猫駆除を行っています。しかし駆除された猫の総数に占める割合は、民間人ハンターが最も高く、学術研究では80%を超えるとされています。
 Australia is killing millions of feral cats with poisoned sausages 「オーストラリアは毒入りソーセージで数百万匹のノネコ野良猫を殺しています」 2019年4月26日 から引用します。


Australian officials are killing millions of feral cats by airdropping frozen sausages laced with poison across the Outback.
But in a bid to kill as many as possible, officials also trap and shoot the creatures.
Cats are said to be a major threat to at least 27 of Australia’s unique species.
They reportedly kill around 377million birds, and 649million reptiles each year in Australia.
And they are not native to the country.
With an aim to slaughter at least two million felines by 2020.
“Feral cats are a real menace and a very significant threat to the health of our ecosystem,” Australia’s former environment minister Josh Frydenberg said.
Although the poison-laced sausages have proven most effective at killing the felines, it’s the farmers and shooters that have killed more in total.
Statistics from The Royal Melbourne Institute revealed individual shooters killed 83 percent of feral cats who were deliberately killed across the country.

オーストラリアの当局者は、オーストラリの内地全域で、毒入りの冷凍ソーセージを空中から投下することにより、数百万匹のノネコ野良猫を殺しています。
しかしできるだけ多くを殺すために、公務員もノネコ野良猫をわなにかけたり射殺したりします。
猫はオーストラリア固有種のうち、少なくとも27種に対して大きな脅威であると言われています。
猫は、オーストラリアで毎年、3億7700万羽の鳥と6億6900万匹の爬虫類を殺しています。
そして、猫はオーストラリアの在来種ではありません。
2020年までに、少なくとも200万匹の猫を殺害することを目的としています。
「ノネコ野良猫は本当に厄介であり、私たちの生態系の健全性に対して非常に重大な脅威です」とオーストラリアの元環境大臣ジョシュ・フリデンバーグ氏は言いました。
毒入りソーセージはネコ科動物を殺すのには最も効果的であることが証明されていますが、農家とハンターが合計でより多くのノネコ野良猫を殺しました。
ロイヤルメルボルン研究所の統計によると、オーストラリア全土で意図的に殺害されたノネコ野良猫の83%が、個人のハンターによるものと明らかにされています。
 


 上記の引用した記事にある、ロイヤルメルボルン研究所による、オーストラリアにおけるノネコ野良猫駆除の統計資料は、次回以降の記事で紹介します。それによれば、オーストラリアでのノネコ野良猫の年間駆除数は概ね100万匹以上です。またそのうちの80%以上が、民間の個人ハンターが担っています。
 日本の奄美群島の猫捕獲(駆除)事業は、環境省が単独で行っています。きわめて効率が悪いといえます。太田匡彦氏の記事にある通り、「見直し」は大変良いと思います。日本でも民間ハンターに協力を依頼する、オーストラリア政府に協力を依頼し、ネコ科動物のみに効果がある毒餌の提供を受ける、ウイルス感染も選択肢として考えるのも良いかもしれません。太田匡彦氏もたまには良い記事を書きますね。


(動画)

 Australia's plan to kill 2 million cats to combat 'extinction crisis' 「『在来種の絶滅危機』と闘うために200万匹の猫を殺すオーストラリアの計画」 2019年4月28日公開




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「ティアハイムは滞在期間や受け入れに制限はない」という妄想~三菱リサーチ&コンサルティングのデタラメ






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(Zusammenfassung)
Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes Richtlinien für die Führung von Tierheimen der Tierschutzvereine im Deutschen Tierschutzbund e.V. 


 私が1年以上にわたり、誤り、嘘、偏向を指摘してきた、広島県が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託して作成された、「動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング」(以下、「本報告書」と記述する)に関してです。これから広島県及び広島県市民オンブズマンと、広島県による予算執行の疑義を申し入れます。そのために本報告書の問題記述をまとめているのですが、その後も見落とした誤りが数多く見つかりました。ティアハイムでは滞在期間や受け入れ制限はない」という記述は偏向です。まず法的根拠がありません。ティアハイムの統括団体による、ドイツ動物保護連盟のティアハイム運営指針でも、終生飼育を求めていませんし、受け入れ拒否をしてはならないともしていません。


 サマリーで示した、問題の記述は次の通りです。動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏 以下、「本報告書」と記述する)から引用します。


(ドイツでは)捨てられた犬猫や、飼い主が飼えなくなった動物は、有料でティアハイムが引き取っており、そこでは基本的に滞在期間や受け入れ制限はなく、動物たちが長期的に生活することができる。


 この記述はまさに、日本で流布されている「ティアハイムは殺処分せずに受け入れた動物(拾得動物や引き取り依頼動物)を終生飼育する」というデマのコピーです。ドイツ動物保護連盟の「ティアハイム運営指針(Tierheimordnung des Deutschen Tierschutzbundes Richtlinien für die Führung von Tierheimen der Tierschutzvereine im Deutschen Tierschutzbund e.V. )」においては、「傷病動物、問題行動がある動物、問題行動を原因とする緊急性がある場合」の3つのケースでは、「殺処分は必須である」としています。しかしそれ以外の動物については、終生飼育を求めているとはありません。3つのケースは、「殺処分をしてよい」という許可ではなく、「必要である(ein selbstverständliches Gebot)」としています。つまり、この3つのケース以外では、「一切殺処分を行ってはならない」という意味ではありません。

 ドイツ、ハノーファー獣医科大学が行った、2014年のノルトラインーヴェストファーレン州のティアハイムの学術調査では、「収容スペース不足」や、「収容が長期に及んだ」ことが理由でかなりの割合の動物が殺処分されています。
 2014年に、ハノーバー(ハノーファー)獣医科大学が行った、詳細なティアハイムに関する調査報告書から引用します。Tierärztliche Hochschule Hannover Bedeutung der Pflege- und Haltungsbedingungen für Gesundheit und Wohlbefinden von Hunden als Fund- und Abgabetierein Tierheimen des Landes Nordrhein-Westfalen 「ノルトラインーヴェストファーレン州のティアハイムにおける、行政が拾得した犬の健康と福祉のための世話や飼育環境の調査 2014年


Die vom DEUTSCHEN TIERSCHUTZBUND E. V. (1995) erstellte Tierheimordnung hat klare Kriterien für das Töten von Tieren in Tierheimen festgelegt.
dies ist nur in Ausnah- mefällen zulässig.
Wie im Falle einer massiven Überbelegung,verur- sacht durch Langzeitinsassen, verfahren werden soll.
RUPPERT stellte , dass 26,20% aller aufgenommenen Tiere in Tierheimen euthanasiert wurden.
In 32% dieser Fälle er-folgte die Euthanasie auf Grund unheilbarer Krankheiten, in 68% lag „ein anderer vernünftiger Grund“ wie Bissigkeit, hohes Alter, Ängstlichkeit, langer Aufenthalt oder Platzmangel vor .

ドイツ動物保護連盟e.vによるティアハイム規則(1995年)は、ティアハイムにおける動物の殺処分のための明確な基準を定めています。
殺処分は、例外的な場合にのみ許可されています。
しかし著しい過剰収容の場合と同様に、動物の長期の収容によってもその基準は徐々に緩和されます。
ルパートは、記録されたすべての動物(犬)のうち、26.20%(註 この数値は、日本の公的犬の殺処分率よりはるかに高い)がティアハイム内で安楽死させられたことを発見しました。
これらの例の32%では、難病が原因で安楽死に処せられました。
別の安楽死の原因の68%は、非人道的な「別の合理的な原因」であり、犬が高齢であること、行動上の問題に不安があること、長期の収容期間や収容スペースの不足などが続きます。



 事実上、ドイツのティアハイムでは、長期収容の動物は殺処分されているということです。「ティアハイムでは終生飼育される」は、ティアハイムが営利事業として行っている、「老犬老猫ホーム」ではあります。しかし「捨てられた動物や飼い主が引き取りを依頼した動物」も、譲渡先が見つからなければ終生飼育される」と、事実を歪曲して日本で伝えられているのです。
 高額な飼育料を支払い続ければ、ティアハイムはそれらの動物を死ぬまで飼育します。概ね犬の飼育料金は集合犬舎で、一日当たりの料金は10ユーロ~15ユーロ程度です。なお日本で「ティアハイムは終生飼育の後に死んだ動物の墓まで作る」と、著しく無料のボランティアと誤認させるデマが流されています。これは高額で営利の、ペット葬祭事業のことです。ティアハイム・ベルリンなどの大手は、個別葬で墓碑まで作れば、日本円で100万円を超えます。毎年の管理費もかかります。私はこの件について、過去に記事にしています。

ティアハイムというビジネスモデル~日本で喧伝されている「ティアハイムは収容した動物を終生飼育する」の真実
ペット葬祭事業でも商魂たくましいティアハイム・ベルリン

 また、近年は犬猫などのペットの遺棄がドイツでは急増しています。そのために、ドイツ最大のティアハイム・ベルリンをはじめとして多くのティアハイムは、しばしば新規の動物の受け入れを停止しています。最近も7月24日にティアハイム・ベルリンは、一時犬の受け入れを停止しました。
 Tierheim Berlin kann keine Hunde mehr aufnehmen 「ティアハイム・ベルリンは犬を受け入れられなくなりました」 2019年7月24日 から引用します。


Der Tierschutzverein hat nun wegen Überfüllung einen Aufnahme-Stopp für Hunde verhängt.
Nach fünf Tagen in der Sammelstelle geht das Fundtier in den Besitz des Tierheims über und bekommt für seine Verpflegung 30 Tage lang eine geringe Pro-Kopf-Pauschale von der Stadt.
Tatsächlich aber bleibt ein Fundhund bis zur Vermittlung keine 30, sondern durchschnittlich 149 Tage im Tierheim.
Bei Listenhunden dauert der Aufenthalt im Schnitt sogar 444 Tage.

動物保護協会(註 ティアハイム・ベルリンの上部組織)は現在、過密状態のために犬の受け入れを停止しています。
拾得動物は、動物収集センターで5日間過ごした後、ティアハイムに持ち込まれ、1頭あたり30日間の餌の費用として市から補助金が支払われます(註 概ねティアハイム・ベルリンは年間70万ユーロ、日本円で8000万円以上の飼育費の公的補助を受けています。そのほかに設備投資と設備の維持費で年間約30万ユーロの、日本円で3000万円以上の公的補助を受けています。日本では「ティアハイムベルリンは公的補助はゼロである」というデマが流されていますが全くの大嘘です)。
しかし実際には、拾得犬は30日以内に譲渡されることはなく、平均して149日間ティアハイムに滞在します。
危険犬種の場合、ティアハイムに平均で444日間収容されます(註 本報告書では「危険犬種は殺処分が必須である」と書かれていますが、その記述がデタラメだということが分かるでしょう)。



 本報告書の、「捨てられた犬猫や、飼い主が飼えなくなった動物は、有料でティアハイムが引き取っており、そこでは基本的に滞在期間や受け入れ制限はなく、動物たちが長期的に生活することができる」ですが、「譲渡できなかった動物は無料で終生飼育する」という意味になります。殺処分されず終生飼育してくれるのならば、なぜ「老犬老猫ホーム」という営利事業が成り立つのでしょうか。年間だと、日本円で50万円程度はかかるのです。手数料を2万円程度支払って、引き取ってもらう人ばかりになり、高額な「老犬老猫ホーム」事業なんて成り立ちません。さらには「引取手数料」さえ惜しんで、ティアハイムの前に犬猫などを捨てれば終生飼育してくれるのですから(笑い)。蛇足ですが、「遺贈」とは多くの場合、高齢者が死後残したペットの世話を、ティアハイムに有償で依頼する契約です。
 「受け入れ制限なし」で、無料で終生飼育をしていたら、ドイツの国土はティアハイムの用地が足りなくなります。資金もすぐに枯渇します。ティアハイムでは、収容に余裕があり、引取手数料を支払ってもなお、動物の状態によっては受け入れを拒否されることが多々あります。例えば、「雑種で老齢だという理由で、ティアハイムから引き取りを拒否された猫」について、私は記事にしています。なぜ引取を断るかと言えば、転売(譲渡)が難しい動物を無制限に引きとれば、ティアハイムの経営が成り立たなくなるからです。

愛誤プロパガンダに加担するNHKー2 「ティアハイム(ドイツの動物保護施設)はすべての動物を引き取る」という大嘘

 いずれにしても、本報告書の作成者、武井泉氏の頭の中は、お花畑が満開なのでしょう。なんとも小学生の計算ができないというか、小学生レベルの知恵すら回らないというか。か、「口から出まかせの知ったかぶり」の、「動物愛誤界のちりとてちんの竹さん」の称号を与えて差し上げますか。


(動画)

 Rasselisten | TierheimTV informiert 「リストアップされた犬の品種(註 法律で飼育が原則禁止されている「危険犬種」のこと) ティアハイムテレビ(ティアハイムの譲渡中の動物などを紹介するテレビ番組)の情報」 2017/01/31 に公開
 ハノーファー動物保護協会(註 ハノーファー・ティアハイムの上部団体)が、譲渡中の「危険犬種」の紹介をしています。また、譲渡が難しいことにも触れています。映像では、アメリカン・スタッフォード・ブルテリアや、ピットブルなどの危険犬種があります。

 本報告書では、以下の記述があります。

(ドイツの)ティアハイムでは治る見込みのない病気や怪我で苦しむ動物、そして犬の場合は危険犬種に属している犬、危険犬種でなくても人を咬むなどの行為を繰り返し譲渡できない犬などは、動物福祉の観点から殺処分が必須としている。動物保護連盟によると、このような殺処分の判断は、ティアハイムの所長と獣医師の2人の合意をもって行われ、1人の決断では決められない(註 この記述もデタラメ。傷病動物の殺処分の決定は獣医師単独でできます。それ以外の理由による殺処分は、ティアハイムの役員1名、専門家1名、獣医師2名からなる委員会により決定されます)(7ページ)。

 よくもまあ、こんなぶったまげたデタラメを公的機関から委託を受けた報告書で記述できるものだと感心します。危険犬種は原則飼育禁止ですが、犬の気質検査などに合格し、許可を得られれば飼育できます。無許可飼育などで行政が押収したものの殺処分は、行政命令で行政獣医師のみが決定します。
 危険犬種は飼育許可を受けても高額の犬税などから飼育放棄する飼い主が多く、ティアハイムでは「売れ残り」の危険犬種が問題になっています。そのために水面下で殺処分していることは否定しませんが。ドイツの暴露系の掲示板で、「ティアハイムが公的助成の飼育費を満額受け取りながら、受け入れ直後に危険犬種を銃殺した」という情報はあります。




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EUペットパスポートに関するデタラメ情報~三菱UFJリサーチ&コンサルティング






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(Zusammenfassung)
EU Heimtierausweis von hunden


 私が1年以上にわたり、誤り、嘘、偏向を指摘してきた、広島県が三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託して作成された、「動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング」(以下、「本報告書」と記述する)に関してです。これから広島県及び広島県市民オンブズマンと、広島県による予算執行の疑義を申し入れます。そのために本報告書の問題記述をまとめているのですが、その後も見落とした誤りが数多く見つかりました。(EUの)ペットパスポート犬の場合は6桁の識別番号が付いた鑑札が提供される」という記述も大嘘です。提供されるのは紙製の手帳型のものです。またEUペットパスポートには「6桁の識別番号」は存在しません。


 サマリーで示した、問題の記述は次の通りです。動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏 以下、「本報告書」と記述する)から引用します。


(EU) ペットパスポート
犬の場合は6桁の識別番号が付いた鑑札が提供される(3ページ)



 EU ペットパスポートとは、EU域内で移動する、犬、猫、フェレットに限り、移動の際の検疫手続きのを簡素化する目的で発行する、いわばペット用パスポートです。記載事項は、飼い主、動物の種別など、マイクロチップの識別番号(15桁)と規格、登録日、狂犬病予防接種の証明、その他の予防接種の証明、です。

 結論から言えば、ドイツ国内で発行するEUペットパスポートには「6桁」の識別番号はありません。EUパスポートに記載される番号は、その動物に固有のマイクロチップ番号と、11桁の登録番号(単純に登録順に振られた番号)のみです。また鑑札(動物の場合、主に犬の名札を指す)が提供されることはありません。そのような法的根拠はありません。ペットパスポートの発行は州の権限ですが、例外的に鑑札を提供している州もありません。
 おそらく私が想像するには、本報告書の作成者が、犬税登録済みの鑑札を「ペットパスポートの鑑札」と勝手に勘違いしているのだと思います。犬税の鑑札は金属のメダル状のもので、毎年発行されます。これも登録順に機械的に番号を振ります。大きな自治体のベルリン市などでは、6桁の番号の犬税鑑札もあるかもしれませんが。
 ドイツに訪れれば、金属製のメダル状の鑑札を首輪に付けた犬をよく見ます。これは犬税登録済み鑑札で、法律で公の場で装着することが義務付けられているからです。していなければ罰金が科されます。おそらく本報告書の作成者は、調べもせずに断片的な知識と自分勝手な憶測(妄想)で、このような記述をしたのだと思います。


(画像)

 犬税の登録済み鑑札の実例。上:キール市 下:エッセン市

犬税登録票

犬税 エッセン


 ペットパスポートの申請等に関する、バーデンーヴュルテンブルク州の政府広報を例示します。この広報では「ペットパスポートを申請すれば、犬に限り鑑札が提供される」とは一言も記述がありません。
 EU-Heimtierausweis (Pet Passport) beantragen 「EUペットパスポート(ペットパスポート)の申請について」  から引用します。


Der Heimtierausweis ist ein für Reisen mit Tieren innerhalb der Europäischen Union (EU) notwendiges Reisedokument für Katzen, Hunde und Frettchen.
Er enthält unter anderem folgende Angaben:
Halterin oder Halter des Tieres
Beschreibung des Tieres
Kennzeichnung des Tieres (Art und Datum der Kennzeichnung sowie Kennzeichnungsnummer)
Tollwutimpfung (Gültigkeit)
Bestätigung eines ausreichenden Testergebnisses der Titrierung von Tollwutantikörpern
als Nachweis der Wirksamkeit der Tollwutimpfung
weitere Impfungen oder Behandlungen, zum Beispiel gegen Echinokokken
Auch wenn Sie nicht planen, mit Ihrem Heimtier zu verreisen, können Sie einen Heimtierausweis ausstellen lassen, da dort auch alle Impfungen eingetragen werden können und damit ein separater Impfpass nicht mehr notwendig ist.

ペットパスポートとは、欧州連合(EU)内でペット動物と一緒に旅行するために必要な、猫、犬、フェレットのための旅行書類です。
それには次の情報が含まれています。
動物の管理者または所有者
動物についての説明
動物のマイクロチップに関する情報(規格の種類と登録年月日、および識別番号)
狂犬病予防接種(有効期間)
狂犬病抗体の有効性のための必要な検査の結果の確認
狂犬病ワクチンの有効性の証明
さらに、例えばエキノコックスに対する予防接種または治療の証明
ペットと一緒に旅行する予定がない場合でも、すべての予防接種の記録を登録できるペットパスポートを発行してもらうことができ、これにより、個別の予防接種証明書は不要になります。



 こちらがEU委員会による、いわゆるペットパスポートに関する規則です(ドイツ語版)。ペットパスポートの根拠となるEU規則ですが、こちらにも、「ドイツの犬に限り、ペットパスポートを申請すれば鑑札が提供される」とは一言もありません。

VERORDNUNG (EU) Nr. 576/2013 DES EUROPÄISCHEN PARLAMENTS UND DES RATES vom 12. Juni 2013 über die Verbringung von Heimtieren zu anderen als Handelszwecken und zur Aufhebung der Verordnung (EG) Nr. 998/2003 「EU議会および委員会規則(EU)No 576/2013 2013年6月12日より有効 非営利目的のペット動物の移動および廃止された規則(EC)No 998/2003」


(画像)

 ペットパスポートの実物の記載内容。記載されている番号のうち、右上は15桁のマイクロチップの識別番号。下のDEと11桁の番号は、DEが国別コード。次の2桁は州コード。7桁の番号は、単純に申請順に割り振った番号です。はあ? 6桁の識別番号っていったい何ですか???

ペットパスポート ドイツ


(参考資料)

Heimtierausweis hund 「ペットパスポート 犬」の検索結果

 「6桁の識別番号が付いた鑑札が提供される」とのことですが、それに該当するような画像は一つもありません。本報告書の作成者武井泉氏には、「ペットパスポートを申請すれば犬だけに提供される6桁の識別番号が付いた鑑札」について説明するドイツ語文献と、実物の画像を示していただきたいものです。


 繰り返し述べていることですが、動物愛護管理に係る海外調査報告書 平成29年8月 調査機関 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(著者 三菱UFJリサーチ&コンサルティング研究員 武井泉氏)は、全編にわたり、びっしりと嘘、誤り、偏向に埋め尽くされています。正確な記述がほぼないという悲惨な資料です。この報告書の作成者、武井泉氏の、精神疾患を私は疑っています。普通の感覚では、公的機関から受注した調査報告書で全く調査をせずに、自分の勝手な想像で作文するなどありえません。
 作成者はごくごく限られたわずかな断片的な知識をもとに、ほぼ正確な資料がない日本語文献を元に、自身の思い込みと妄想で本報告書を作文しています。一部ドイツ、イギリス、アメリカの資料を出典として挙げながら、元の資料とは全く異なることが書かれています。つまり調査対象の当該国の資料を全く読んでいないということです。それと伝聞の多用です。根拠となる資料を示さずに、「〇〇にヒヤリングしたところによれば」が非常に多いです。伝聞ですと、いくらでも嘘のねつ造ができます。さらに具体的な数字と根拠となる統計値などを挙げずに、「一般的」、「一部では」という形容詞、形容動詞を多用しています。このような正確な記述がほぼないという無残な調査報告書を、チェックなしで公的機関に提供した三菱UFJリサーチ&コンサルティングの経営体質もまさに底辺です。社会にとって有害な存在でしかありません。


(追記)

 2014年末からは、従来の手帳型ペットパスポートに代わり、記載内容が簡略化されたIDカードの発効も可能となります。しかし6桁の識別番号は存在しませんし、鑑札(名札)ではありません。また犬に限りません。Mit dem Heimtierausweis können auch Tiere problemlos reisen 2019年7月4日記事


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連日の警察官による犬の射殺~ドイツの末期症状






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(Zusammenfassung)
Polizeibeamte erschießen Hunde, in Deutschland.


 久しぶりにドイツの動物愛護に関する事件を検索したら、すごいことになっていました。連日のように警察官が犬を市中で射殺しています。そして重大な、犬による咬傷事故が多発しています。まさに「末期症状」というべき事態です。これが「素晴らしい動物愛護先進国」と言えるでしょうか。


 ごく最近発生した、ドイツ国内の警察官が犬を射殺した事件をいくつか挙げます。


Aalen Polizei erschießt Rottweiler von verunglück­tem Rollstuhl­fah­rer 「アーレン(バーデンーヴュルテンブルク州) 警察官は車椅子を使っている飼い主のロットワイラー種の犬を射殺しました」 2019年9月13日

Die Polizei hat am Freitag in Wasseralfingen bei Aalen einen Rottweiler erschossen.
Gegen 12.15 Uhr führte der Besitzer, offenbar ein querschnittsgelähmter Rollstuhlfahrer, den Hund zusammen mit einem zweiten Hund, einem Labrador, aus.
Dabei riss sich der Rottweiler laut Polizeibericht los, wahrscheinlich um Kühe auf einer angrenzenden Weide zu jagen.
Dabei verlor der 24-jährige Besitzer das Gleichgewicht und fiel aus seinem Rollstuhl.
Bis zum Eintreffen der Polizei war es ihm zwar wieder gelungen, den Hund festzumachen - der Mann sagte aber, dass der Hund ihm zu groß und zu stark sei, um ihm wieder Herr zu werden.
Der Rottweiler griff den 24-Jährigen dann an und biss ihm ins Gesicht.

警察官は金曜日に、アーレン近くのワッセラルフィンゲンでロットワイラー種の犬を射殺しました。
午後12時15分ごろに、明らかに四肢麻痺の車椅子を使っている犬の飼い主が、もう1頭のラブラドールとこのロットワイラー種の犬を一緒に連れていました。
警察の報告書によれば、ロットワイラーは、おそらくすぐ近くの草地で牛を追いかけようとしたためにおかしくなったとしています。
24歳の飼い主は、バランスを失って車椅子から転落しました。
警察が到着するまで、飼い主は再び犬を繋ぐことができましたが、飼い主は犬が大きく、強すぎてコントロールを取り戻すことができないと言いました。
その後に、ロットワイラーは24歳の飼い主の青年を攻撃し、顔を咬みました。



Verletzungen: Hund von Polizist in Balgstädt erschossen 「人身事故 バルグシュタット(ザクセンーアンハルト州)で、犬が警察官に射殺されました」 2019年9月12日

Ein Schäferhund hat im Burgenlandkreis mehrere Menschen gebissen und zum Teil schwer verletzt.
Die Polizei musste eingreifen.
Balgstädt (dpa) l Die Polizei hat in Balgstädt (Burgenlandkreis) einen aggressiven Schäferhund erschossen.
Das Tier habe zuvor drei Menschen angegriffen und teilweise schwer verletzt, sagte ein Beamter am Donnerstagmorgen.

シェパード犬がブルゲンラントクライスで数人を咬み、幾人かは重傷を負いました。
警察が介入しなければなりませんでした。
バルグシュタット警察は、バルグシュタット(ブルゲントクライス)で、攻撃的なシェパード犬を射殺しました。
この犬は以前に3人を攻撃し、そのうちには重傷を負った人がいたと、木曜日の朝に警察は言いました。



Nach Beiß-Attacken Polizei erschießt Hund, während Herrchen in Klinik liegt 「飼い主が病院にいる間に、犬は人を咬んだので警察はその犬を射殺しました」 2019年9月12日

Die Polizei hat bei einem Einsatz in Größnitz (Sachsen-Anhalt) am Mittwoch einen Hund erschossen, dessen Herrchen im Krankenhaus lag.
Demnach habe das Tier zuvor eine Frau, einen Mitarbeiter des Ordnungsamtes und einen Polizisten gebissen.
Die Rasse des Hundes ist bislang nicht bekannt.

警察官は水曜日に、グロスニッツ(ザクセンーアンハルト州)から配備されて、飼い主が入院中に犬を射殺しました。
その犬は、以前に女性、公務員、警察官を咬んでいました。
犬の品種はまだ公表されていません。



(動画)

 Darf die Polizei Hunde erschiessen? Expertenmeinung mit Rechtsanwalt Andreas Ackenheil 「警察官は犬を射殺することが可能なのでしょうか? 専門家、弁護士アンドレアス・アケンハイルによる意見」 2019/07/30 に公開
 2019年5月25日に起きた、警察官による犬の射殺に関しての弁護士の見解。犬が、路上で猫を咬み殺しました。飼い主が犬を取り押さえてリードにつなぎました。駆け付けた警察官は即時、飼い主が拒否しているにもかかわらずその場で犬を射殺しました。この警察官の行為は、合法的であったかどうかが議論されました。警察と検察の見解では法律上問題がないとしています。
 アンドレアス・アケンハイル弁護士は、いわゆる愛護(誤)弁護士でかなり動物愛護に偏向した方です。しかし日本の屁っと呆塾や屁っと呆学会のようにあからさまな嘘はつきません。調べ物をすると、よくこの方のサイトにヒットします。Anwalt Rechtsanwalt Mainz Ackenheil Anwaltskanzlei




(動画)

  Polizei erschießt Hund bei Razzia in Rocker-Vereinsheim | Köln 27.05.2019 「警察官はロッカーーフェラインズハイムの強制捜査で犬を射殺します ケルン 2019年5月27日 」 2019/05/29 に公開
 テロ組織がクラブハウス内で大量破壊兵器を隠し持っているとの疑いで、警察が強制捜査をしました。その際に、居合わせた犬を警察官は射殺しました。しかし、兵器は見つかりませんでした。それにしても、ドイツの警察官は犬を射殺しすぎよ。

イギリス人も犬を冷蔵庫で凍死させるのがお好き?~子犬を冷凍庫で凍死させたブリーダー







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(summary)
FROZEN PUPPY Four-week-old rottweiler found frozen solid in blood-soaked freezer at horrific squalid puppy farm


 2010年に初版が発行され、10年近く経た今日でも版を重ね、日本の動物愛誤家の「バイブル」ともいえる著書があります。朝日新聞記者の太田匡彦氏による、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 2010/9/17 太田 匡彦 (著)」です。本書の記述で、長年日本の愛誤活動家らがペット業界を攻撃する道具としている記述があります。「日本のペットショップは売れ残り犬を冷蔵庫で凍死させて処分している」です。そして「このような残虐なことをしているのは動物愛護後進国である日本だけだ」と。しかしそのような事件は、日本では一つも確認できません。しかしアメリカでは「ペット業者が冷蔵庫でペットを凍死させて処分した」という事件は、頻繁に報道されます。最近は、イギリスでも同様の事件がありました。


 サマリーで書いた通り、朝日新聞記者である太田匡彦氏の、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 2010/9/17 太田 匡彦 (著)」(以下、「本書」と記述する)の記述内容は、ほぼすべてが真実とは正反対の嘘の羅列です。
 その中には、長年日本の動物愛誤家のペット業界の攻撃の道具とされてきた記述、「日本ではペットショップが売れ残り犬を冷蔵庫で凍死させて処分している」があります。しかし私が確認したところ、そのような事件は日本では一件も確認できませんでした。またそのようなペット業者が刑事訴追を受け、有罪判決を受けた判例も、一つも見つかりませんでした。対してアメリカ合衆国では、「ペット業者が売れ残りペットを冷蔵庫で凍死させて処分した」事件は、しばしば報道されています。また有罪判決もあります。例えば私は、このような記事を書いています。

売れ残りの犬を冷凍庫で凍死させて処分したペットショップ~アメリカ
「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書
続・「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書

 最近では、イギリスでも同様の事件がありました。FROZEN PUPPY Four-week-old rottweiler found frozen solid in blood-soaked freezer at horrific squalid puppy farm 「凍死した子犬 4週齢のロットワイラー(犬種名)の子犬は、不気味なパピー・ファーム(註 パピー・ミルと同義)内で、血まみれの冷凍庫の中で凍死体で見つかりました」 2019年8月13日 から引用します(凍死した子犬の死体のビデオと画像あり。閲覧注意)


Twenty dogs, including beagles, Dalmatians, spaniels and dachshund crosses, were found at the horrific Brenzett property in Kent - with some living in complete darkness.
RSPCA Inspector Carroll Lamport, lead investigator, said: "When we searched a freezer onsite we made a horrifying discovery; a small, four-week-old puppy.
"The body was frozen rigid and dumped in the bottom of a blood-soaked freezer."
All of the puppies died.

ビーグル、ダルメシアン、スパニエル、ダックスフンドの雑種を含む20頭の犬が恐ろしい状態で、ケントにあるブレンゼット(註 容疑者の犬ブリーダーの名前)の私有地内で発見されましたー数頭の犬は、完全な暗闇の中で生きています。
RSPCAのリーダー・インスペクターの、キャロル・ランポートさんは、「パピー・ファームの現場の冷凍庫を探したところ、恐ろしい発見をしましたー4週齢の幼い子犬です。
「その子犬の体はカチカチに凍っており、血でずぶ濡れになった冷凍庫の底に捨てられていました」。
子犬はすべて死んでいました。



(画像)

 日本の歴史的有害図書と言える、朝日新聞記者の太田匡彦氏の著作、「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫) 文庫 – 2013/7/5 」。この本の要旨は、「ブリーダー、ペットオークション、ペットショップによる、大量生産販売のペット流通は日本独自」と断じています。また「ペットオークションがあるのは日本だけ」とも書かれています。さらに太田匡彦氏は行政関係者、政治家、ペット業界関係者に「ペットオークションがあるのは日本だけ。日本は恥ずべき」と吹聴しています(ペットパーク 上原勝三氏談)。このような見え透いた大嘘を垂れ流す太田さんのほうがよほど恥です。
 犬の商業生産数、販売数、生体販売ペットショップ数とも、人口比では日本はアメリカ、イギリス、ドイツよりはるかに少ないのです。また、ペットオークションは、アメリカ合衆国で盛んに行われています。そして愛誤界で鬼の首を取ったようにペットショップ非難の根拠としている、本書の「日本のペットショップは売れ残り犬を冷凍庫で凍死させて殺処分している。こんな残酷なことをしている国は日本だけだ」という記述があります。しかし私が調べた限り、日本でそのような事件は一つも見つかりません。前述上原勝三氏も、「そのような事件は日本では一例も確認していない」と述べています。アメリカでは頻繁に報道されているのですが。太田さん、ぜひ一例でも挙げていただきたいものです。

犬を殺すのは誰か


 太田匡彦による本書の、「犬を殺すのは誰か」の、「ペットショップが売れ残りの生後半年のビーグル犬を冷蔵庫で凍死させて処分した」との記述についての、私の推測がこちらです。関連する記事のコメントに対する私のレスです。
 「犬を殺すのは誰か ペット流通の闇」は歴史的有害図書 2019年9月4日 から引用します。


siz 様、コメントありがとうございます。

> ペットショップの人間を外道扱いしたいのは分かりますが、創作にも程がありますよね。考察しますが、6ヶ月のビーグルならかなり少なく見積もって5kgは超えているわけで、そもそも冷蔵庫に入るサイズなのかは置いておいても、少なくとも一般的な冷蔵庫では少し暴れただけで戸が開くでしょう。袋もゴミ袋程度ではすぐ穴が開くでしょうし、おそらく麻袋くらい必要でしょう。ペットショップがわざわざその為に業務用の巨大な冷蔵庫を保持するのでしょうか?

おっしゃる通り、ビーグルでも生後6カ月以上となればかなり大きく力もあります。
健康な成犬に近いビーグル犬が、ビニール袋におとなしく収まって、冷蔵庫の中でおとなしく凍死するとは思えません。


>アメリカの業者がそんな手間のかかる事をやっていた事に驚きです。

外国の事情は日本と異なりますので。
アメリカでは州によっては、またイギリスではペットショップやブリーダー、中間業者などの営利の犬取扱業者が自ら自己所有の犬を殺処分することが合法です。
しかも銃殺も合法です。
そして事業者が殺処分した犬猫などは、死体回収業者が集めてレンダリング業者に持ち込みます(業者や獣医クリニックなどにより殺処分された犬猫も、レンダリングによりペットフードの原料になっていることは私は何度か記事にしています。残留したペントバルビタールを含んだドッグフードを食べた犬が死ぬ事件はアメリカでは頻繁にあります)。
そのために、大型の業務用冷凍庫もしくは冷蔵庫を備えているのだと思います。

ごく最近も、イギリスの犬ブリーダーが4週齢の子犬を冷凍庫で凍死させたという事件が報道されています。
記事によれば、冷凍庫の底は、血が溜まっていたそうです。
私が思うには、成犬や大きくなった犬は銃殺などであらかじめ殺処分してからレンダリング業者に引き渡すために冷凍庫で保管するのだと思います。
そのために、冷凍庫の底が血まみれになっているのだと思います。
子犬や瀕死の傷病犬は力が弱いので、銃殺などの殺処分が面倒くさいので、そのままビニール袋に詰めて冷凍するのだと思います。


>ついでに言えば流石に産業ゴミでも犬入ってたら受け入れ拒否されるんじゃないかなとも思います。

1個当たり5キロを超えるゴミは、神戸市は一般回収しません。
ビーグルより大きくなる犬種では、生後6ヵ月では5キロを超えるでしょう。


>突っ込みどころしかないのに愛誤はこの本を無条件に礼賛する訳で、ペットショップ憎しで論理的思考が成り立たなくなっているのではないかと思います。

私が思うには、太田匡彦氏は、海外の「冷蔵庫で子犬を凍死させた事件(頻繁に報道されていますので)」にヒントを得て、「日本のペット業界の鬼畜ぶり」を創作したのではないかと思います。
しかし日本とアメリカ、イギリスでは事情が異なりますので、少し考えれば太田氏の創作はボロが出ます。

1年ほど前ですが、フェイスブックで「日本のペット業界の鬼畜ぶり」を証明するというビデオが複数拡散されていました。
一つは、「日本のガスでの犬の殺処分のシーン」で、このような「鬼畜な犬の殺処分を行っているのは日本だけ」としていました。
使われたビデオは、アメリカのノースカロライナ州のアニマルシェルターのガス殺処分の、有名なビデオを切り貼り編集したものでした。
もう一つは、「日本の犬ブリーダーの悲惨な飼育状況。こんなひどい国は日本だけ」という趣旨のビデオで、それもアメリカのパピーミルのビデオを切り貼り編集したものでした。
これが愛誤の虚言体質です。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
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・カテゴリー(猫)別最高順位7,227ブログ中6位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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