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フランスの年間犬猫殺処分数は50万頭で人口比で日本の65倍。殺処分率も異常に高い。フランスをベタ褒めする坂上忍氏は殺処分がよほど好きらしい






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France/Frankreich

 記事、
「カナダとアメリカの複数の州ではペットの生体販売が禁止。フランスは2024年から禁止」という坂上忍氏の狂った発言
「カナダでは生体販売が禁止されている」という、坂上忍氏の狂気の発言。カナダの生体販売ペットショップ数は人口比で日本の2.1倍
アメリカには日本の7倍の生体販売ペットショップがあり半数の州では犬ブリーダーの法的規制がない~アメリカでは生体販売が禁止されている州があるという坂上忍氏の狂気発言
「2024年からフランスでは生体販売禁止になる」という坂上忍氏の狂った妄想発言
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?
フランスの動物収容所が引取る犬猫の数は年間75万~100万頭(日本の32倍)。捨てられる犬猫は20万頭
の続きです。
 ABEMAニュースの動画で坂上忍氏は「先進国で一番恥ずかしい国(当然動物愛護に関して)」と発言しています。そのうえで「フランスでは生体販売を禁止した」という荒唐無稽なデマを発言し、フランスをほめちぎっています。フランスは犬猫の遺棄が大変多く動物収容所が引取る犬猫の数は75万から100万頭(日本の~32倍)です。野犬や野良猫の自然繁殖が制御不能状態で施設での犬猫殺処分数だけで年間50万頭あり、人口比で日本の65倍です。(*)また殺処分率が異常に高いのです。坂上忍氏は犬猫の殺処分がよほどお好きなようです。


(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省から2021年度の犬猫の収容数、殺処分数等が公表されましたので、今後はこの数値を用います。


 まずサマリーで述べた、坂上忍氏の「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、発言が収録された動画はこちらです。


(動画)

 【動物愛護】「先進国で一番恥ずかしい国」動物保護"後進国"?日本の現状 坂上忍×橋下徹|NewsBAR橋下 2023年2月19日




  上記の動画で、坂上忍氏は7:24~で次にように述べています。


(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います。
本当はヨーロッパは意識が高いですけれども、そもそも近年で言ったら、フランスはもう2024年からペット生体販売禁止になるし、買うこと自体出来ないです。
あとアメリカも州によっては禁止にしているし、カナダもそうだし。
国によって違いはあるのですけれどブリーダーをライセンス制にして買う側も講習を受けなければだめにするとか、いろんなやり方を模索しながらやっているんですけれど、世の流れとしてはいつまでも生き物で売買をしているんだよってのが世の流れなので。
それを考えるとに日本は、ただ根っこはね、もうかるからそれはズブズブになっている政治家もいるし。
マクロンがやっぱ大統領がもう生体販売やめるからって言うのって、やっぱカルチャーショックなのね。
カナダはまあ世論なんだけど、バンクーバーの主張がまずもうやめようって言ってから、カナダ全体に広がっていくとか。



 このように坂上忍氏はフランスをほめちぎり、「(動物愛護に関しては日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います」と述べ、日本をさげすんでいます。しかしフランスは異常なほど捨て犬猫が多く、犬猫収容所に収容される犬猫の数は年間75万頭~100万頭もあり、人口比で日本の~32倍という、とんでもない多さです。さらに殺処分率が異常なほど高く、地方都市では犬の殺処分率が100%という公営施設すらあります。対して日本の犬の公的殺処分率は、2021年度は11%でした。
 そのためにフランスでは極めて犬猫の殺処分数が多く、施設内の殺処分だけでも年間50万頭です。その数は日本の人口比の約65倍です。それ以外にも、公務員が野犬を銃殺し、猫を毒殺する自治体すらあります。今回記事では、フランスの施設での犬猫殺処分について取り上げます。

 まず「フランスの犬猫収容所での殺処分数は年間50万頭で、その数は人口比で日本の65倍である」ことを示す資料からいくつか引用します。

Etre acteur de la protection féline 「猫保護の活動家になるということ」 フランスの動物保護団体による記事(フランス語)

(フランス語)
Faute de trouver leur maître, 500 000 chats et chiens sont euthanasiés en France chaque année.
S’il n’est pas identifié, votre animal sera considéré comme errant, sera placé en fourrière et risquera l’euthanasie.

(英語)
For lack of finding their owner, 500,000 cats and dogs are euthanized in France each year.
If it is not identified, your animal will be considered stray, will be placed in the pound and will risk euthanasia.

(日本語)
飼い主が見つからないため、フランスでは毎年50万頭の猫と犬が安楽死させられています。
飼主が特定されない場合は、あなたのペットは野良動物と見なされ、動物収容所に入れられ安楽死の危険があります。



Mein erstes Mal: Einen Hund adoptieren 「私の初めての経験:犬を養子に迎えること」 2019年2月25日(ドイツ語記事)


Auch viele Rassehunde werden ausgesetzt, sie kosten ja nicht viel.
Von der Kommunalpolizei eingefangen, landen sie dann in einer der rund 500 offiziellen Auffangstationen des Landes.
Alle Gemeinden in Frankreich müssen solche „fourrières“ unterhalten.
Diese sind aber nicht selten in einem extrem schlechten Zustand und hoffnungslos überfüllt.
Tiere, die in den „fourrières“ bleiben müssen, werden nach acht Tagen eingeschläfert.
Offizielle Zahlen über die Anzahl der Tötungen gibt es keine, inoffizielle Schätzungen gehen von bis zu 500.000 Tieren pro Jahr aus.

フランスでは犬の繁殖では多くの費用がかからないので、血統書付きの犬も多くは捨てられます。
それらの犬は地元の警察に捕らえられた後に、フランス国内の約500ある、公的な犬収容所の1つにたどり着きます。
フランスのすべての自治体は、そのような「フォーリエール」(公的な犬猫受け入れ施設)を維持する義務があります。
しかしここはしばしば非常に悪い状態で、絶望的なほど過密状態になっています。
「フォーリエール」に収容されなければならない動物は、8日後に安楽死させられます。
殺処分数に関する公の数字はありませんが、公表値ではない推定では年間最大50万頭の動物が殺処分されています。



Die Situation der Tiere in Frankreich DAS STILLE LEIDEN UND TÖTEN DER TIERE 「フランスの動物の状況 物言わぬ動物の苦しみと殺害」(ドイツ語記事)

Im Land von Tierquälereien werden streunende Hunde und Katzen oftmals einfach eingefangen und getötet, in einigen Regionen sind sie sogar zum Abschuss durch Jäger freigegeben.
Besonders in den vielen ländlichen Regionen Frankreichs vermehren sich Hunde und Katzen unkontrolliert, da die Besitzer ihre Tiere nicht kastrieren lassen, und die Nachkommen zu Streunern werden.
Diese Tiere landen dann in Auffangstationen, den "fourrières".
Diese werden nach Ablauf der Frist eingeschläfert.
Informierte Kreise berichten von 500.000 getöteten Tieren im Jahr!

動物虐待の地フランスでは、野良犬や野良猫は単に捕らえられて殺されることが多く、一部の自治体では、ハンターが射殺することすら許可されています。
犬や猫は、特にフランスの多くの農村地域では飼い主が避妊去勢手術を行うことはなく、生まれた子犬子猫が野良になるために制御不能に繁殖します。
その後に、これらの動物は犬猫受け入れ施設「フォーリエール(犬猫の公的収容所)」にたどり着きます。
これらの犬猫は期限後に安楽死されます。
業界の情報に基づけば、フランスでは毎年50万頭の動物が殺害されています。



(動画)

 stop euthanasie 「安楽死をやめよ」。2012/04/04 に公開。フランス語による、フランスの犬猫殺処分に反対するビデオ。このビデオでも、「フランスにおける年間の犬猫殺処分数は50万頭」とされています(フランス語)。このビデオは2012年と古いものですが、フランスでは犬猫の殺処分が減った減少傾向であるという情報はありません。むしろ増加傾向という論調すらあります。新しい資料でも「フランスの年間の犬猫殺処分数は50万頭」とされています。
 蛇足ですが、2020年のイギリス、RSPCAの資料では公的民間合わせた犬の殺処分数は8万頭で横ばい傾向とされており、人口比で日本の55倍です。猫などの他の小動物の殺処分数は、イギリスでは増加傾向とされています。




 次にフランスの殺処分数の多さもさることながら、殺処分率の高さも尋常ではないことを述べます。単純に計算すれば、「年間に犬猫収容所に収容される犬猫の数が75万~100万頭(しかも増加傾向との資料がある)」で、殺処分数が50万頭ですから、殺処分率は67%から50%になります。特に地方都市では高く、犬の殺処分率が100%の施設もあります。
 なお2021年度の日本の殺処分率は、犬猫の合算では25%、犬は11%、猫は34%です。それに比べれば、フランスの犬猫の殺処分率の高さは異常とも言える数字です。以下にそれを裏付ける資料を提示します。


(動画)

 Refuge animalier du Grand Prado La Réunion 2018年6月1日

 2018年5月末から6月初頭にかけて、レユニオン県の公的動物収容所の犬は全て殺処分(=100%の殺処分率)されました。民間のアニマルシェルターの収容不足で犬を移せないためです。




(動画)

 80% des chiens récupérés par la fourrière de Sainte-Marie finissent euthanasiés 「フランス サントマリーの公的犬収容所では80%の犬が安楽死(殺処分)される」 2018年7月4日

 日本では犬の公的殺処分率が11%ということを考えれば、フランスの公的動物収容所の殺処分率が100%や80%というのは異常とも言える数字です。これはフランスでも地方の公的動物収容所のケースです。

Reportage à la fourrière de Sainte-Marie qui récupère une quinzaine de chiens errants par jour.
En 2017, ce sont pas moins de 1935 chiens qui sont entrés en fourrière. Parmi eux, 1667 ont fini par être euthanasiés

1日に約15匹の野良犬を収容するサントマリー動物収容所の報告。
2017年には1,935頭以上の犬が収容され、そのうちの1,667頭が安楽死(殺処分)させられました 。





 次回記事では、フランスの行政による野良犬野良猫の毒殺や、野良犬のライフル銃による殺害について述べます。フランスでは複数の自治体では行政が野良犬野良猫を毒殺したり、野良犬を銃殺しています。余りにも野良犬猫が増えすぎて動物収容所の収容能力を超え収容不能となり、制御不能に陥っているからです。その背景には捨て犬捨て猫の数が大変多く、また飼犬飼猫でも去勢が進んでいないために、自然繁殖した野良犬野良猫の増加があるからです。
 坂上忍氏はフランスをベタ褒めしていますが、よほど犬猫の殺処分が大好きで大好きで、強力に殺処分を推進したいように思われます。私は簡単に犬猫を捨て、それが自然繁殖して異常なほどの殺処分の多さと殺処分率の高さにつながり、動物収容所に収容できずに制御不能となり、行政が野良犬野良猫を毒殺したり、ライフルで射殺しなければならないような国に比べて日本が恥ずかしいとは思えません。そのようなフランスにあこがれる坂上忍氏は、犬猫殺害願望でもあるのでしょうか。怖いですね(笑)。
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外来種猫の捕食圧を受けている希少生物生息地では猫は根絶が世界標準~野良猫温存を主張する愛誤がいる日本は異常







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 沖縄県で猫の捕食圧を受けているヤンバルクイナ等の希少生物が生息する地域(島)で、県、自治体、環境省が屋外にいる猫をゼロにする計画案を策定しています。その方法は「捕獲して飼猫として譲渡する」ことを基本としています。それに反対し、「外猫の捕獲は反対。屋外猫を温存すべき」と主張する団体が設立されました。これは国際標準からすればまさに日本の、猫愛誤の異常性を示すものです。海外では、外来種猫による捕食圧を受けている地域、特に島嶼では外猫は殺害駆除が原則で、猫の飼育や持ち込みすら禁止している自治体すらあります。イギリスのアセンション島では、飼猫の38%を犠牲にしながら、外猫ゼロを達成しました。


 サマリーで述べた、沖縄県の猫による捕食圧を受けている希少生物が生息している島での県らによる「外猫ゼロ化計画案」に反対し、「外猫を温存すべき」と主張している団体が設立された件について。それを報道するニュースソースから引用します。


やんばる3村の「野外ネコゼロ」に反対 市民ら15人が団体を設立 沖縄 2023年3月24日

国頭、東、大宜味の3村の屋外にいるネコをゼロにする県と3村、環境省沖縄奄美自然環境事務所の5者による共同計画案に対し、ネコの捕獲・保護に反対する団体「全島島猫会議」が22日、設立された。
団体は5者の計画撤回などを要求したほか、「沖縄島猫保護条例」(仮称)の制定を目指すことを宣言した
「屋外ネコを殺すためではなく生かすために税金を使ってほしい」と訴えた。



 外来種である猫の捕食圧を受けている地域、特に島嶼では、国際標準では「外猫は殺害駆除により根絶させること」です。北米や中南米では、過去に射撃、わな、毒餌、さらにはウイルス感染や軍隊まで導入して外猫を根絶させた例は多数あります。
 オーストラリアでも猫は全土で根絶が望ましいとされ、特に島では重点的に殺害駆除を基本とした根絶計画が実行されています。オーストラリアでは外猫のみならず、猫の飼育と持ち込み自体を禁止して「島内の猫の完全ゼロ化」を実現しつつあるところすらあります。
 さらにヨーロッパでも、猫の捕食圧を受けている希少生物生息地の島では、外猫は殺害駆除により根絶させることが望ましいとされています。いずれもそのような島ではTNRは禁止されており、狩猟駆除が一択です。例えば世界遺産のドイツのボルクム島、スペインのカナリア諸島、イギリスのケイマン諸島などです。私はこれらのケースのついて、記事にしています。

アメリカ合衆国は、わな、射殺、毒餌、ウイルスにより野良猫を駆除~根絶させてきた
オーストラリアの「猫ゼロ」重点計画の5つの島~日本は島嶼の猫政策を海外先進国に学ぶべき
奄美群島の猫対策はドイツを見倣え~EUとドイツの州による島の猫射殺駆除プロジェクト
スペインも猫の狩猟が合法。生物多様性法の改正法案ではより猫の殺害駆除が強化されTNR猫や飼猫も犠牲になると懸念されている
イギリス領ケイマン諸島では生態系保全のために野良猫を殺処分、根絶させることとした
イギリス領ケイマン諸島はTNRを完全否定し殺処分により野良猫を根絶させることにした

 さらにイギリスでは世界遺産ではありませんが、貴重な生態系があるアセンション島で島内の外猫根絶をわずか2年で達成しました。主に毒餌とライブトラップにより猫を捕獲したのちに安楽死させました。
 このプロジェクトでは、島内の飼猫の38%が行方不明となりました。毒餌を食べて死んだものと推測されています。外猫の殺害駆除根絶プロジェクトが実行され、広報が十分に行われているにもかかわらず、飼猫を外に出す飼い主に落ち度があると思います。海外先進国では、生態系を捕食者の猫から守るためには、それぐらい毅然と政策を実行していると言うことです。さらにアセンション島では、島内の猫の飼育すら、生態系保全には好ましくないとしています。室内飼いをしていたとしても、遁走する可能性は否定できないからです。その論文を引用します。


The eradication of feral cats from Ascension Island and its subsequent recolonization by seabirds 「アセンション島の野良猫の根絶と、その後の海鳥コロニーの再現」 2009年 イギリス ケンブリッジ大学出版会

On Ascension Island the introduction of cats in 1815 resulted in extirpation of large seabird colonies from the main island, with relict populations of most species persisting only in cat-inaccessible locations.
Feral cat numbers declined rapidly in response to the strategic deployment of poisoning and live trapping, and cats were eradicated from the island within 2 years.
During the project 38% of domestic cats were killed accidentally.
Since the completion of the eradication campaign cat predation of adult seabirds has ceased and five seabird species have recolonized the mainland in small but increasing numbers.
In 2000 the Ascension Island Dogs and Cats Ordinance was passed, which made it a legal requirement for all resident or imported pet cats to be registered, microchipped and neutered.
Methods used in previous feral cat eradications include poisoning, introduction of feline pathogens, trapping and shooting
The campaign instead relied on poison baiting and live trapping.
Sixty-nine domestic cats, or 38% of the total registered, were reported missing during the project and were assumed to have died after ingesting poisoned bait.
The last feral cat was killed on 31 January 2004.
It is highly unlikely that any cats capable of reproducing remain on Ascension Island.
aintaining domestic cats on the island may be incompatible with conservation aims, especially because even a single cat is capable of causing extinction of insular island species.

アセンション島では1815年に猫が移入された結果、アセンション本島から海鳥の大きな営巣地が絶滅し、ほとんどの種の個体群では猫が近づきにくい場所でしか残りませんでした。
野良猫の数は毒殺とライブトラップの戦略的な展開により急速に減少し、2年以内に猫は島から根絶されました。
プロジェクト期間中に、飼猫の38%が誤って殺されました。
外猫根絶活動終了以降は海鳥の成鳥の猫による捕食は止まり、5種の海鳥が本島に再定着しまし、生息数は数はわずかではありますが増加しています。
2000年にアセンション島の犬と猫に関する条例が可決され、すでに島内で飼われている、もしくは島に持ち込まれたすべてのペットの猫を登録し、マイクロチップを挿入し、去勢することが法的に義務付けられました。
かつての野良猫の根絶で使用された方法には、毒殺、猫の感染症の病原体の使用、わな、射殺などがあります。
アセンション島の活動ではその代わりに、毒餌とライブトラップが用いられました。
69匹の飼猫、もしくは登録された飼猫の総数の38%が、外猫根絶活動中に行方不明になったと報告され、毒餌を摂取した後に死んだと推定されました。
島内の最後の野良猫は、2004年1月31日に殺されました。
現在、繁殖可能な猫がアセンション島に残っている可能性はほぼありません。
島で猫を飼育することは生体系保護の目的と両立しない可能性があり、1匹の猫ですら島の在来種を絶滅させる可能性があるためです。



(動画)

 Ascension Island - wildlife and heritage 「アセンション島-野生生物と遺産」 2016年4月8日

In this film, we see Ascenion's extraordinary landscapes, vast sea turtle populations, bird colonies, land crab migrations and an incredible conservation success in the form of the return of the Ascension frigatebird.

このフィルムではアセンション島の素晴らしい景観、巨大ななウミガメの個体群、鳥の集団営巣地、陸ガニの移動、そしてアセンショングンカンドリの復活という形での、信じられないほどの生態系保護の成功を見ることができます。





 猫の捕食圧を受けている希少生物がいる地域、特に島では「外猫を生かし温存する」ということは、海外先進国ではありません。そのような主張をし、活動をする団体がいること自体、日本の野良猫愛誤の異常性の表れです。さらに市民団体のみならず、国会議員やジャーナリストですら「外猫温存」を主張している人すらいます。まさに日本は世界標準から外れた、狂った野良猫愛誤国家です。


(画像)

 衆議院議員 串田誠一(くしだ誠一) 日本維新の会 横浜市 旭区 保土ケ谷区 から。

串田誠一 ツイッター 2

*串田誠一氏は「奄美大島のノネコは殺処分される」と明言。しかし殺処分は現在ゼロで、予定もない。この方は国会発言でも、海外の動物愛護の事情や法令ではほぼ嘘デマしか述べていません。いやしくも国会で嘘デマで立法や政策を誘導しようとは、まさに言論テロリストで民主制度の敵です。このような愛誤議員が当選する日本は、動物愛誤に侵された狂った国家です。

続・犬をそのまま自動車に乗車させるのは日本もドイツも違反です~「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を載せて営業している」という杉本彩氏らの愛誤発言






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(Zusammenfassung)
Der Hundetransport im Auto
Beim Transport von Hunden im Auto ist einiges zu beachten.
Der Hund ist im Auto zu sichern.


 記事、犬をそのまま自動車に乗車させるのは日本もドイツも違反です~「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を載せて営業している」という杉本彩氏らの愛誤発言、の続きです。
 日本も含めて多くの国では、犬をそのままの状態で自動車に乗車させることは道路交通法違反です。必ず犬をハーネス等で固定するか、クレートに入れて密封する、もしくは人が乗車するスペースと安全に分離した専用スペースでしか乗車させることはできません。しかし驚くことに、愛誤活動家の杉本彩氏らは「フランスやドイツではタクシーの運転手が自分の犬をタクシーに乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と絶賛しています。今回はドイツの道路交通法による、犬の乗車の規定について述べます。



 前回記事では犬を自動車に乗車させる場合は、日本では道路交通法により犬をハーネスで固定させる、クレートで密封させる、客室から分離した専用スペースに入れる等をしなければ違反になりことを書きました。違反になるのみならず、犬にとっても人にとっても事故が起きた場合は危険なのです。そのために、犬を固定しないで自動車に乗車させることは日本をはじめ、外国でも禁止されています。
 しかし驚くような発言をしている方々がいます。動物愛誤家の杉本彩氏らなどです。彼女らは「ドイツやフランスではタクシー運転手が自分の犬を営業車に乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と発言しています。しかしドイツでも、もちろん犬を固定させずに自動車に乗車させることは道路交通法違反で禁止されています。以下に、その発言を引用します。この発言では「犬は自動車内で肯定されていない」とうかがえます。仮にハーネスで固定したとしていたら、長時間のタクシーの営業運転中にずっと自動車の座席に固定されていること自体、動物虐待でしょう。


二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会

重要なのは好きという感情より、尊厳を守っているか、命として大切にしているか
ふみ:すごく印象的だったのは、ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
杉本:そうそう。私もフランスでタクシーに乗ったら、助手席にドライバーさんのワンちゃんが座っていました(笑)。



 上記の犬の自動車の乗車は、ドイツの道路交通法でも禁止されています。今回は、ドイツの道路交通法に元づく、正しい犬の自動車の乗車に関する記事から引用します。


Hund im Auto – Worauf ist beim Tiere transportieren zu achten? 「自動車の中の犬 - 動物(犬)を受動者で輸送する際に考慮すべきことは何ですか?」 2023年3月22日

Der Hundetransport im Auto
Beim Transport von Hunden im Auto ist einiges zu beachten.
Auch ein Unfall kann durch das korrekte Transportieren vermieden werden. Deshalb gilt: Der Hund ist im Auto zu sichern.

§ 23 StVO

Wer ein Fahrzeug führt, ist dafür verantwortlich, dass seine Sicht und das Gehör nicht durch die Besetzung, Tiere, die Ladung, Geräte oder den Zustand des Fahrzeugs beeinträchtigt werden.


Demnach ist das Umhertollen eines Tieres während der Fahrt ist nicht gestattet.
Der Fahrer könnte hierdurch massiv vom Straßenverkehr abgelenkt und Sach- sowie Personenschäden verursacht werden.
Deshalb gilt: Es muss eine Hundesicherung im Auto erfolgen.
Hundetransportbox
Sicherheitsgurt für Hunde
Trennnetz oder Trenngitter für den Laderaum
Hunde-Autositz

Fahrer, die Tiere nicht ausreichend sichern, erwartet eine Strafe von 35 €.
Kommt es zusätzlich zur Gefährdung des Straßenverkehrs, erhöht sich das Bußgeld auf 60 €.
Ein Punkt wird dem Fahreignungsregister in Flensburg gut geschrieben.
Im Falle einer Sachbeschädigung liegt die Geldbuße bei 75 € und ebenfalls einem Punkt.

自動車での犬の輸送
自動車で犬を輸送する際には、考慮すべき点がいくつかあります。
正しく輸送することは事故も防止できます
その為には、犬は自動車の車内では固定しなければなりません。

ドイツ連邦道路交通法23条

自動車等の車両の運転者は、乗員、動物、荷物、装備、または車両の状態によって視覚と聴覚が損なわれないようにする義務があります。


したがって、運転中に動物(犬が)車内で運転者の周りを走り回ることは許可されません。
そのことは運転者が道路から大きく注意をそらすこととなり、物損事故や人身事故につながる可能性があるからです。
そのために犬の乗車には以下が適用されます: 車内には、犬専用の安全装置が必要です。
犬のキャリアケース(で密封すること)
犬専用のシートベルト(で犬を固定すること)
ネットや金網で乗客のスペースと仕切られた荷物室
犬専用の(乗客とは区切られた)座席


動物(犬)を正しく固定しない運転者には、35ユーロの反則金が科せられます。
道路交通に危険をもたらした場合は、反則金は60ユーロに引き上げられます。
反則の点数は1点が加算されます。
それが原因の物的損害事故が起きた場合は、反則金は75 ユーロと、さらに反則点数が1点加算されます。



 犬を危険な状態にして法律に違反することが「(動物の)尊厳を守って命として大切にしている」との杉本彩氏の発言は、聞いたものが悶絶死しかねない滑稽な発言です。まさにバカ丸出し。
 なおドイツ語のドイツ道交通法の解説の他のサイトでは「犬は助手席には固定したとしても乗車させてはならない」とあります。杉本彩氏は「フランスのタクシーは、運転手さんが自分の飼犬を助手席に乗せていた」とも発言しています。おそらくフランスでも、ドイツと同様の道路交通法の規定があると思います。
 杉本彩氏らのこれらの発言は、おかしな動物の擬人化と、何が何でも犬などを人と同じような扱いをするのが動物愛護に先進的という、無知無学と偏向です。ドイツの法律では、犬を乗車させる場合は専用の客室とは区分された犬専用の乗車スペースか、客室内ではシートベルト等で固定しなければならないとしています。仮に法規を守っていたとしたら、タクシーの長時間営業では犬は相当苦痛なはずです。また犬を営業中のタクシーに自由な状態で客室に乗せるのは、ドイツでも反則金が科せられる道路交通法違反です。職業運転手にそのような人がいたことは否定しませんが、そのような運転手は著しく順法意識と職業倫理に劣ります。それを見逃しているタクシー会社も褒められたものではありません。


(動画)

 How Pet Product Are Tested For Safety 「ペットの自動車乗用製品の安全性試験」 2018年2月10日

 いにの自動車乗用専用ハーネスやリードを用いても、安全性は必ずしも確保できません。ましてや自由な状態で「犬を自動車に乗車させるのが動物愛護に先進的」とは、杉本彩氏らの知能は底辺です。この方の発言は有害でしかないので黙っていてほしい。




(動画)

 Crash-Test: So ist ihr Hund im Auto gut geschützt 「自動車衝撃テスト: だからあなたの犬は車内で十分に固定しなければならないのです」 2018年1月25日

 犬をそのまま乗車させることは犬にとって危険であるばかりではなく、事故が起きた場合は衝撃で犬が吹っ飛んでそれが乗員にぶつかり、死傷の原因にすらなります。犬の危険性のみならず、乗員にも危険な行為=犬をそのままの状態で乗車させることを「動物愛護に先進的」とは、もはや白痴レベルでしょう。社会に迷惑なので杉本彩氏らは黙っていていただきたい。

Bei einem Unfall kann ein Hund im Auto für alle Insassen zum tödlichen Geschoss werden.
Daher müssen Autofahrer Tiere stets sichern.

事故が発生した場合は、自動車に乗っている犬はすべての乗員にとって致命的な弾丸になる可能性があります。
そのために運転者は常に、動物(犬)を固定しなければならないのです。





(動画)

 Wie schnalle ich meinen Hund im Auto richtig an? Tipps zur Sicherung 「自動車の中で犬を正しく固定するにはどうすればよいですか? そのためののヒント」 2020年8月14日

Wir klären, wie man seinen Hund im Auto richtig sichert.
Zu eurem Schutz und zum Schutz eures Hundes.

自動車内で、愛犬を安全に固定する方法を説明します。
あなたとあなたの犬の保護のために。





 なお、二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会 ですが、今回取り上げた以外でも、ほぼすべての発言内容は支離滅裂でデマ大嘘です。過去に私は記事にしています。

「ドイツでは犬の乗車チケットの自動販売機がある」という、懲りない杉本彩氏の妄想発言
「ドイツではカフェなどに犬を同行でき動物の権利が確立されている」という杉本彩らの無知無学
犬が宿泊できるホテル等の数は日本はドイツの6倍ある〜「ドイツでは犬がホテルを自由に出入り」という杉本彩氏の狂気の発言
ドイツでの犬の宿泊は犬可宿泊施設がドイツの6倍ある日本に比べて非常に困難〜杉本彩氏の妄想
ドイツのタクシー運転手はほとんどがアラブ人で盲導犬ですら乗車拒否が横行している
「犬の乗車はクレートに密閉するか、短時間であればハーネスとベルトで固定しなければならない」というドイツの道路交通法
ペットショップ数売上共激減している日本は先進国では例外〜「日本はペットショップが減らない」という杉本彩氏らの狂気
ペット生体販売が激減している日本、激増しているドイツ〜杉本彩氏らの狂った真逆のデマ
ペット生体販売ビジネスの巨大化が欧米に遅れた日本~杉本彩氏の狂気のデマ発言
日本の生体販売ビジネスは利益率が低く世界最大のペットショップチェーンの純利益は日本大手の289倍~杉本彩氏の醜悪な知ったかぶり
「日本は誰でもなんの審査もなく動物を入手して飼育できる」という杉本彩氏の無知無学
犬猫等の一般的なペットの入手で審査を義務付けている国はない~杉本彩氏の支離滅裂な発言
アメリカは半数の州で犬ブリーダー等の届出すら不要のゆるゆるの国~杉本彩氏の呆れた真逆のデマ
イギリスではペットショップ開業の検査を3分の1の自治体が行っていない~杉本彩氏の呆れた真逆の大嘘
イギリスでは8割の犬ブリーダーは届出すらいらない~杉本彩氏の呆れた真逆のデマ
イギリスでは犬の75%が無認可ブリーダーにより売られている~杉本彩氏の真逆のデマ

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犬をそのまま自動車に乗車させるのは日本もドイツも違反です~「ドイツではタクシー運転手が自分の犬を載せて営業している」という杉本彩氏らの愛誤発言






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 日本では、犬をそのままの状態で自動車に乗車させることは道路交通法違反です。必ず犬をハーネス等で固定するか、クレートに入れて密封する、もしくは人が乗車するスペースと安全に分離した専用スペースでしか乗車させることはできません。そうしなければ道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)違反となり、普通乗用車では反則金6,000、違反点数1点となります。逮捕例もあります。もちろんドイツ等の外国でも違反です。しかし驚くことに、愛誤活動家の杉本彩氏らは「フランスやドイツではタクシーの運転手が自分の犬をタクシーに乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と絶賛しています。


 サマリーで示した、「犬を自動車に乗車させる場合は犬をハーネスで固定するか、クレートに密封しなければ道路交通法違反になる」ことを説明している資料から引用します。


ペットが車の窓から顔を出したら交通違反? 2020年12月25日

ペットが車に乗車した際、どんな乗せ方だと違反行為になる?
1.運転者の膝の上に乗せて操作の邪魔をしている
2.ペットが窓から身を乗り出している
このような乗せ方をしていると、取締りを受けてしまいます。

根拠は道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)にあります。


■ 道路交通法第55条第2項(乗車又は積載の方法)
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。


反則金は現在 6,000円(普通車)、7,000円(大型車・中型車)違反点数 1点です。
ペットの乗せ方で言うと、ペットが窓から身をのりだしたりすると、サイドミラーが見えなくなる事、また、膝の上にのせて運転者の操作の邪魔をしていたら、操作ミスにつながる事から道路交通法違反になる。というわけです。

●自由な状態で乗車させた場合
1.ペットが窓から飛び出し後続車と接触事故が発生
2.急ブレーキで窓に激突する
3.窓から顔を出してサイドミラーが見えなくなり巻き込み事故が発生

ペットが安全・快適にドライブするためのグッズにはどんなものがあるでしょうか?
クレート(屋根のついた箱型のハウス)に入れる
ハーネス(犬の胴体に装着する胴輪)を着ける
ペット用ドライブボックス(ケージ)に入れる



 「犬を自由な状態で自動車に乗車させて運転した」ことにより、逮捕者も出ています。その実例を報じるニュースソースから引用します。


違反にならない犬の乗車方法。逮捕者も出てるので愛犬家は注意! 2022年5月20日

東京新聞「運転席側窓から犬の顔、男逮捕 道交法違反容疑、膝に乗せ運転?

札幌・豊平署は2日、飼い犬を膝の上に乗せて車を運転したとして、道交法違反(乗車積載方法違反)の疑いで、栃木県栃木市の無職の男(51)を現行犯逮捕した。


犬の乗車方法の違反と罰金
まず、第五十五条に該当する違反の種別は「乗車積載方法違反」になるようで、罰金は普通車で6,000円、大型車等で7,000円。違反点数は共に1点です。
一方、第七十条の違反の種別は「安全運転義務違反」に該当し、罰金は普通車で9,000円、大型車等で12,000円。違反点数は共に2点です。
最も大事なのは人間やペットの命を守るということです。
愛犬の乗車方法で違反切符を切られないためには、運転の妨げにならないように乗せる必要があります。
例としては、
シートベルトにリードを固定
キャリーケースに入れる
など。

ちなみにNGとなるのは、下記に挙げるような乗せ方。
膝の上に乗せて運転
後部座席に乗せる
助手席に乗せる

窓から顔をだしたまま運転
同乗者が抱っこなど



(動画)

 Scary Stuff! - 23 out of 25 Dog Car Harnesses Fail - NRMA 2013 Report! 「怖いもの! - 25の犬用自動車ハーネスのうち、23が役に立ちませんでした - NRMA(オーストラリアの大手保険会社)の 2013年 レポート!

 犬を自動車用ハーネスで固定してもそれが役にたたないのです。ましてや固定していない状態ならば、ごく低速でも犬は後部座席からフロントガラスまで吹き飛びます。高速であれば犬は確実に死ぬでしょう。また吹き飛んだ場所によってはドライバーに激突し、それもドライバーの死傷につながります。

We were invited to see first hand just what happens to an un-restrained dog at the recent NRMA Insurance 'dog harness crash test' 2013 held in Sydney.
We can tell you that 23 out of 25 dog car harnesses available in Australia FAILED...

私たちは、最近シドニーで開催された NRMA Insurance(オーストラリアの大手保険会社) の2013年の「犬用ハーネス衝突試験」で、拘束されていない犬に何が起きるかを直接見るために招待されました。
オーストラリアで入手できるな25製品の犬用の自動車のハーネスのうち、23製品が役に立たなかったと言えます。





(動画)

 ► Dog Crash Tests 「犬の自動車での衝突事故実験」 2015年7月26日

 こちらはアメリカのペット用品の安全性試験をおこなう民間団体です。犬用自動車ハーネスが、衝突の衝撃で簡単に切断し、犬が宙を吹っ飛んでいく様子が収録されています。杉本彩氏らは犬を自由な状態で自動車に乗車させることが「素晴らしい、動物愛護に先進的だ」と絶賛しています。よほど犬を交通事故で殺したいのか。犬殺し大好きな愛誤でしょう。余りのバカぶりに言葉もない。




(動画)

 Crash tests: how to keep your dog safe in a car 「衝突試験: 自動車内で犬を安全に保つ方法」 2020年10月20日

 これは英語ですが、ドイツ、ミュンヘン市が本社の巨大保険及び金融総合会社、アリアンツ社による実験です。犬をハーネス等で固定したとしても、効果は限られるという結果です。ましてや犬をフリーの状態で自動車に乗車させることをべた褒めして「動物愛護に先進的」としている動物愛誤の女王様は、犬殺し推奨で、言うことが常人とは異なります。

Crash tests: how to keep your dog safe in a car
As a matter of fact, dogs are regarded as cargo in the sense of the German road traffic regulations and must be secured during the journey.

衝突事故試験: 自動車内で犬を安全に保つ方法
実際には、犬はドイツの道路交通法が意味するところでは貨物と見なされており、移動中は固定しなければなりません。





 このように、犬をハーネスで固定させる、クレートで密封させる、客室から分離した専用スペースに入れる等をしなければ、犬にとっても人にとっても事故が起きた場合は危険なのです。そのために、犬を固定しないで自動車に乗車させることは日本をはじめ、外国でも禁止されています。
 しかし驚くような発言をしている方々がいます。動物愛誤家の杉本彩氏らなどです。彼女らは「ドイツやフランスではタクシー運転手が自分の犬を営業車に乗せて営業している。素晴らしい動物愛護先進国だ」と発言しています。しかしドイツでも、もちろん犬を固定させずに自動車に乗車させることは道路交通法違反で禁止されています。以下に、その発言を引用します。この発言では「犬は自動車内で肯定されていない」とうかがえます。仮にハーネスで固定したとしていたら、長時間のタクシーの営業運転中にずっと自動車の座席に固定されていること自体、動物虐待でしょう。


二階堂ふみと杉本 彩、人と動物が幸せに共生する社会

重要なのは好きという感情より、尊厳を守っているか、命として大切にしているか
ふみ:すごく印象的だったのは、ドイツでタクシーを拾ったらドライバーさんの犬がすでに後ろのシートに座っていて(笑)。
杉本:そうそう。私もフランスでタクシーに乗ったら、助手席にドライバーさんのワンちゃんが座っていました(笑)。



 上記の犬の自動車の乗車は、ドイツの道路交通法でも禁止されています。その具体的な法律の条文等は次回記事で取り上げます。しかし犬を危険な状態にして法律に違反することが「(動物の)尊厳を守って命として大切にしている」とは、聞いたものが悶絶死しかねない滑稽な発言です。だから彼女らは「愛誤」と言われるのです。

フランスの動物収容所が引取る犬猫の数は年間75万~100万頭(日本の32倍)。捨てられる犬猫は20万頭






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France/Frankreich

 記事、
「カナダとアメリカの複数の州ではペットの生体販売が禁止。フランスは2024年から禁止」という坂上忍氏の狂った発言
「カナダでは生体販売が禁止されている」という、坂上忍氏の狂気の発言。カナダの生体販売ペットショップ数は人口比で日本の2.1倍
アメリカには日本の7倍の生体販売ペットショップがあり半数の州では犬ブリーダーの法的規制がない~アメリカでは生体販売が禁止されている州があるという坂上忍氏の狂気発言
「2024年からフランスでは生体販売禁止になる」という坂上忍氏の狂った妄想発言
フランスの犬猫取得に占めるネット販売のシェアは80%。ペットショップの犬猫販売制限は無意味?
の続きです。
 ABEMAニュースの動画で坂上忍氏は「先進国で一番恥ずかしい国(当然動物愛護に関して)」と発言しています。そのうえで「フランスでは生体販売を禁止した」という荒唐無稽なデマを発言し、フランスをほめちぎっています。フランスは動物収容所が引取る犬猫の数は75万から100万頭(日本の~32倍)です。20万頭の犬猫が捨てられ、野犬や野良猫の自然繁殖が制御不能状態と批判されています。その為に公務員が野犬を射殺し野良猫を毒殺する自治体や、犬猫の狩猟が合法な自治体もあります。施設での犬猫殺処分数は年間50万頭で人口比で日本の63倍です。(*)坂上忍氏は犬猫の殺処分がよほどお好きなようです。


(*)
犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況 環境省から2021年度の犬猫の収容数、殺処分数等が公表されましたので、今後はこの数値を用います。


 まずサマリーで述べた、坂上忍氏の「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、発言が収録された動画はこちらです。


(動画)

 【動物愛護】「先進国で一番恥ずかしい国」動物保護"後進国"?日本の現状 坂上忍×橋下徹|NewsBAR橋下 2023年2月19日




  上記の動画で、坂上忍氏は7:24~で次にように述べています。


(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います。
本当はヨーロッパは意識が高いですけれども、そもそも近年で言ったら、フランスはもう2024年からペット生体販売禁止になるし、買うこと自体出来ないです。
あとアメリカも州によっては禁止にしているし、カナダもそうだし。
国によって違いはあるのですけれどブリーダーをライセンス制にして買う側も講習を受けなければだめにするとか、いろんなやり方を模索しながらやっているんですけれど、世の流れとしてはいつまでも生き物で売買をしているんだよってのが世の流れなので。
それを考えるとに日本は、ただ根っこはね、もうかるからそれはズブズブになっている政治家もいるし。
マクロンがやっぱ大統領がもう生体販売やめるからって言うのって、やっぱカルチャーショックなのね。
カナダはまあ世論なんだけど、バンクーバーの主張がまずもうやめようって言ってから、カナダ全体に広がっていくとか。



 さらにこの動画のタイトルが「フランスでは禁止 日本の動物愛護 ペットショップの売買アリ?」です。この動画自体が「フランスではペットショップでは禁止になる」と明言しています。しかしこれは全くデマ、狂気の大嘘です。 
 今回は「(日本は)ゆるゆるというか、先進国で一番恥ずかしい国だと思います(当然動物愛護に関してでしょう)」という、坂上忍氏の発言を取り上げます。この動画では、その上で坂上忍氏はフランスをほめちぎっています。フランスの動物愛護の状況ですが、まず大変殺処分数が多い国です。年間の犬猫殺処分数は50万頭で、人口比で日本の約65倍です。その大きな要因は年間に捨てられる犬猫が20万頭と極めて多いことが挙げられます。動物収容所に収容される犬猫の数が年間75万~100万頭という驚愕する数です。この数は人口比で日本の~32倍です。野犬野良猫の自然繁殖がきわめて多く、行政機関が野犬を銃殺、野良猫を毒殺する自治体もあります。野良犬猫の民間人ハンターの狩猟駆除が合法な自治体もあります。
 このような国をほめちぎり、日本を「先進国で一番恥ずかしい国」と発言する坂上忍氏は、「日本も他の先進国に見倣い、犬猫の殺処分を躊躇なくガンガン行うべきだ。行政や民間人ハンターが野犬を撃ち殺し、野良猫もバンバン毒殺すべきだ」というお考えなのでしょう。何しろ日本は実数では国際的に犬猫の殺処分数は極めて少ない国だからです。

 順を追って、以下について述べます。
1、フランスの動物収容所が引き取る犬猫の数は年間75万頭から100万頭(人口比で日本の32倍)
2、フランスでは年間20万頭の犬猫が捨てられる。犬猫を捨てるヨーロッパのチャンピオン国。
3、フランスの年間犬猫の殺処分数は50万頭(人口比で日本の65倍)。また殺処分率も異常に高い。
4、フランスでは公務員が野犬を射殺、野良猫を毒殺する自治体があり、民間人ハンターに犬猫の射殺が合法な自治体がある。



1、フランスの動物収容所が引き取る犬猫の数は年間75万頭から100万頭(人口比で日本の32倍)

La lutte contre l'abandon des animaux de compagnie 「ペットの遺棄との闘い」 2022年6月23日 フランス農業食糧省公文書

(フランス語)
En France, entre 750 000 et 1 million d’animaux de compagnie sont adoptés chaque année.
Malgré l'obligation d'identification, tous les animaux de compagnie ne sont pas identifiés, plus particulièrement les chats.
Le chiffre ci-dessus est donc sous-évalué par rapport à la réalité, car il ne tient pas compte des animaux non identifiés entrés en fourrière.
L'état de divagation
Sous certaines conditions les chiens et chats sont considérés comme étant en état de divagation.
Ainsi, pour les chiens, Est considéré comme en état de divagation tout chien qui, en dehors d'une action de chasse ou de la garde ou de la protection du troupeau, n'est plus sous la surveillance effective de son maître, se trouve hors de portée de voix de celui-ci ou de tout instrument sonore permettant son rappel, ou qui est éloigné de son propriétaire ou de la personne qui en est responsable d'une distance dépassant cent mètres.
Concernant les chats, Est considéré comme en état de divagation tout chat non identifié trouvé à plus de deux cents mètres des habitations ou tout chat trouvé à plus de mille mètres du domicile de son maître et qui n'est pas sous la surveillance immédiate de celui-ci, ainsi que tout chat dont le propriétaire n'est pas connu et qui est saisi sur la voie publique ou sur la propriété d'autrui.
Les animaux considérés comme étant en état de divagation peuvent donc être capturés et conduits à la fourrière.

(英語)
In France, between 750,000 and 1 million pets are adopted each year.
Despite the obligation of identification, not all pets are identified, especially cats.
The figure above is therefore underestimated compared to reality, as it does not take into account unidentified animals that have entered the pound.
The wandering state
Under certain conditions dogs and cats are considered to be in a state of wandering.
Thus, for dogs, Is considered to be in a state of wandering any dog which, apart from a hunting action or the guard or the protection of the herd, is no longer under the effective supervision of its master, is out of earshot of it or of any sound instrument allowing its recall, or which is far from its owner or the person responsible for it by a distance exceeding one hundred meters.
Regarding cats, any unidentified cat found more than two hundred meters from dwellings or any cat found more than a thousand meters from the home of its master and which is not under the immediate supervision of the master is considered to be in a state of wandering. -ci, as well as any cat whose owner is not known and which is seized on the public highway or on the property of others.
The impoundment
Animals considered to be in a stray state can therefore be captured and taken to the pound.

(日本語)
フランスでは、毎年75万から100万頭のペットが動物収容所に引取られています。
個体識別の義務があるにもかかわらず、すべてのペットでは、特に猫は個体識別されているわけではありません。
したがって上記の数値は、公的動物収容所に収容された未確認の動物を考慮していないために、実際の数に比べて数が過少に推定されています。
徘徊状態のペット
特定の条件下では、犬や猫は徘徊状態にあると見なされます。
したがって犬は、狩猟での行動や番犬、家畜の群れの保護以外で、飼主の管理が及ぶ範囲外で、飼主の呼び戻しの呼び笛の音が聞こえる範囲から離れているか、飼主または管理者から100メートルを超える距離にある場合のもの。
猫に関しては住宅から200メートル以上離れた場所で発見され、かつ飼主が不明の猫や、または飼主の家から1,000メートル以上離れた場所で発見され、飼主の直接の管理下にない猫は徘徊状態にあると見なされます。
また-ci に基づき、飼主が不明で、公道または他人の私有地内で捕獲された猫。
したがって上記の様に野良状態にあると見なされた犬猫は、捕獲して動物収容所に収容することができます。



2、フランスでは年間20万頭の犬猫が捨てられる。犬猫を捨てるヨーロッパのチャンピオン国。

 フランスでは100万頭の犬猫が動物収容所に収容されますが、その数は日本の人口比で32倍です。日本の公的施設に収容される犬猫の数は、2021年度はわずか5,8907頭でした。その凄ましい数の要因は、フランスでは極めて犬猫の遺棄が多いことが挙げられます。
 また フランスでは捨てられる犬猫の数が大変多く、年間20万頭と推計されています。特に夏のバカンス前になると増えます。それらの犬猫は野犬野良猫になり、自然繁殖します。フランスでは自治体が銃や毒餌による殺害や、捕獲して公的な動物収容所に収容して殺処分を行っていますが、制御不能に近いとすら言われています。施設で殺処分される犬猫だけでも年間50万頭で、人口比で日本の65倍という凄ましい数です。さらに民間人ハンターが犬猫を狩猟駆除してよい自治体もあります。以下に、フランスの犬猫の遺棄が年間20万頭にもあるとの資料から引用します。

200 000 chiens et chats abandonnés chaque année 「フランスでは毎年20万頭の犬猫が捨てられている」 2019年3月5日 なおこの資料は、フランスの動物保護団体連盟による資料で信頼性は高いと思われます。

(フランス語)
Chaque année, 200 000 animaux de compagnie sont abandonnés en France.
La Confédération Nationale des SPA de France lance une campagne de sensibilisation.
Et chaque année, malheureusement, 200 000 animaux de compagnie sont abandonnés en France.
Ces abandons connaissent un pic au moment des grandes vacances.

(英語)
Every year, 200,000 pets are abandoned in France.
The National Confederation of SPAs of France is launching an awareness campaign.
And every year, unfortunately, 200,000 pets are abandoned in France.
These drop-outs peak during summer holidays.

(日本語)
フランスでは毎年20万匹のペット(犬猫)が捨てられています。
フランスの全国SPA連盟は、意識向上キャンペーンを開始しています。
残念なことですが、フランスでは毎年20万匹のペット(犬猫)が捨てられています。
これらの脱落者の犬猫は、夏の休暇期間に最大になります。



 このようにフランスは異常ともいえるほど、犬猫の遺棄や飼育放棄、不適正飼養で放飼いして行政に捕獲され、引き取らずに殺処分されるケースが大変多いのです。その為にフランスの年間の犬猫殺処分数は極めて多く、50万頭とされています。この数は2021年度の日本の殺処分数の人口比の65倍です。殺処分率も大変高いのです。さらにフランスでは公務員が野犬を銃殺、野良猫を毒殺している自治体があり、民間人ハンターの犬猫の狩猟駆除が許可されている自治体もあります。
 これらの点については、次回記事で取り上げます。しかしこれほど犬猫の遺棄や飼育放棄、放飼いの不適正飼育が多く、制御不能で大量殺処分で対処している国が素晴らしいとは私はおもいません。日本がフランスに比べて恥ずかしいとは、坂上忍氏の感性が理解できません。余程犬猫を捨てることや銃殺毒殺、殺処分を支持されているのでしょう。


(動画)

 La France : championne d'Europe de l'abandon d'animaux 「フランス:動物遺棄のヨーロッパチャンピオン」 2019年7月29日

 この動画では、「フランスはヨーロッパでもっとも動物(ペット)を捨てるチャンピオン」と自虐しています。




(動画)

 Toute l'actu #animaux en #paca 2022年8月4日

 アニマルシェルターは飽和状態に近づき今年の夏は、飼主が不要になった動物がさらに多く引き取られています。新型コロナ感染の終息に伴い、さらにフランスではペットの飼育放棄が増えています。他の資料では、コロナ以降は年間約3割ずつ動物収容所が引き取る犬猫の数が増えたとしています。

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プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
当ブログのレコード
・1日の最高トータルアクセス数 8,163
・1日の最高純アクセス数 4,956
・カテゴリー(猫)別最高順位7,928ブログ中5位
・カテゴリー(ペット)別最高順位39,916ブログ中8位

1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

なお、SNS、掲示板、QandAサイトなどでは、多数の本ブログ管理人の私(HN さんかくたまご)(武田めぐみ)のなりすまし、もしくはそれと著しく誤認させるサイトが存在します。
しかし私が管理人であるサイトは、このページのフリーエリアにあるリンクだけです。
その他のものは、例えば本ブログ管理人が管理人と誤認させるものであっても、私が管理しているサイトではありません。
よろしくお願いします。

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